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天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:304匹(バラマンディ、トレバリー、クイーンフィッシュ、鉄砲魚ほか)

今回は豪州トッププロカイドと秋田県人のシゲさん(当サイトで同行募集)と共にAurukun"Pikkuw"に宿泊して釣り三昧。狙っていたメーターオーバーのバラマンディはお目にかかれなかったが、8日間の釣行でバラマンディ189匹を含む、豪州の猛魚を304匹釣り上げ大満足。詳細は豪州釣行記をご覧あれ。


天気:雨時々曇り 水温:23℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 極めて稀、スピードが遅い台風12号が四国へ上陸。ドーナツ状の大きくて強い台風の移動速度は、人が歩く程度から自転車の速さしかない。足が遅いため、同じ場所で延々と大雨を降らせ続け、各地で被害が出ている。一方、我が家の周辺では、たまに強い雨がザッと降る程度。少しすると雨は止んでしまう。「いつになったら台風が来るの?」って感じだったので、早朝から釣り場に走った。「さぞや水位は高かろう」と心配していたのだが、予想以上に水位は低く、ゴミも流れていない。濁りはあるが、イイ感じで流れがあるので期待大。一発勝負のエンゼルキッス140をブン投げる。

 濁った水の中では、今時のルアーより一昔前のルアーの方が効く。流れを感じながらリトリーブを繰り返すこと10分。あっと言う間に答えが出た。流心で食ってくることを想定していたのだが、このスズキはピックアップ直前に爆裂ヒット。目の前で大暴れする魚に対し、腰を落として対応する。60cm前後の魚を引き寄せ写真を撮りながらモタモタしていると、再び魚がひと暴れ。この際、フックオフ。オートリリースでオッケーだなと思ったのも束の間。真ん中のフックがスプリットリングと一緒になくなっていた。小さなバーブが付いているフックで、口の外側に刺さっていたので、外れてくれるのを祈るしかない。

 2匹目を狙ってエンゼルキッス140を投げるが反応がない。ショアラインシャイナーSL14F-Gに交換しリトリーブをしていると明確なバイト。しかし、フッキングには至らずガックリとうな垂れる。魚は確かにいるので後は何を使って食わすか・・・エンゼルキッス115EXS(エキストラシャロー)エンゼルキッス115ゾンク120を試すが不発。再びエンゼルキッス140に戻すとドカンと出た。食いっ気がある魚はとてもパラフル。激しくエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばし、水中に消えた。

 ベイトの群れが次々と遡上してくる中、サーフドライバーに2バイト。しかし、これもフッキングには至らない。秘かに期待し、時々試しているルドラ130SPは不発。グースアスリートS12にも反応がないが、この間にボイルが目の前で2回。ブゥビィを流れの中で泳がせたり、サミー115レッドフィンエアオグル85S+を試したが、スズキ達には見向きもされない。ボイルを横目に苦戦している最中、徐々に雨が強まってきた。上流では相当まとまった雨が降っているようで、水位が急に上昇。真っ茶色の濁り水と大量のゴミが流れ始めた。もう少し粘っていれば釣れそうなのだが、どんな時も的確な状況把握と判断が必要なのである。増水している河川で釣りをして流されたなんて絶対にあってはならない。粘りたい気持ちを抑え、「1匹釣ってよし」と考えて納竿とした。


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