
トップ>FishingReport>2011年12月
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
2011年の締めくくり。釣り納めで大晦日に竿を振る事にした。昨日・一昨日とセイゴの群れを目の前にしながら、コツリともアタリが取れなかったので、攻略方法を考えて釣り場に立つ。竿先にぶら下がるのは、サクラベイト本舗の8EN。ボディ本体は環境にやさしい天然素材を使用。鹿皮のような、何か動物の皮を使っている感じがするのだが、水分を含むとフニャフニャのとても柔らかいクネクネ・ボディに変身。セイゴ達がゴカイ類を捕食している時期には、絶大な効果を現すルアーなのだ。
8ENの重量は3.5gしかないので使うタックルが限定されてしまうが、ディアルーナS809LSTだと何とかなる。しかも今宵は、幸い風が穏やか。気合を入れてキャスト&リトリーブを繰り返した。夕闇が迫り、常夜灯が照らす水面には明暗部がクッキリと出来始めた。「これからが勝負だ」と気合を入れるが、肝心のセイゴの群れが何故か不在。2日前にはビックリするほどの群れがあり、水面のアチコチでライズが起きていたのに今は沈黙。時間が経てば魚が動き出すかと思い、暫く粘ったが気配はない。1時間半、竿を振り続けたが、ルアーを追う魚の姿は一度も見られず今年を締めくくった。
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
夕マヅメからの釣行。昨晩、セイゴの大群を目の前にしながら全く手が出なかったため、再挑戦することにした。周囲が明るい内は魚っ気が全くないが、常夜灯が灯り明暗部がはっきりした頃からセイゴが動き始めた。前日に比べると群れは随分小さいのだが、何かを捕食するためライズを繰り返している。爆風に煽られながら、ワンダーをキャスト。ラインが風で引っ張られ、思うようにルアーをコントロール出来ない。続いてオーストラリア遠征でターポン狙いに使う白毛のフェザージグを投入。キャスト後、底を取ってから、時折シャクリを入れながらリトリーブする。
ワンダーとフェザージグで勝負を決めたかったのだが、セイゴ達には全く相手にされない。最後の望みを掛けて秘密兵器を取り出した。それは・・・スプーンをオモリ代わりに、フライのマラブーを引くトレーラー。「入れ食い間違いなし」と信じて使い始めたのだが、風が強すぎてまともな釣りが出来ない。指先がキンキンに冷えて痛いぐらいになってきたので、ワンバイトも得られないままギブアップした。
天気:晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
釣果:0匹
連日、余りにも寒い日が続いたため釣りに出掛けるのを控えていたが、冬休みに入ったので久しぶりに出撃した。水温は既に10℃を下回っており、河川での釣りはもう厳しい感じ。本命のスズキは、産卵のために河口から海に出ているのではないか。叩きつけるような西風か吹く中、少しずつ移動しながらブルースコードを投げ、広範囲に探りをいれるが不発。時折、40〜50cmのボラが跳ねるので、淡い期待を抱きながらキャストを続けた。
粘っても無理っぽかったので、この場を後にする。次に選んだ場所は、海に落ちるスズキが必ず立ち寄ると思われるエリア。ベイトが豊富な場所なので、ワンチャンスに掛けて竿を振る。ブルースコードを散々投げまくった後に、ニョロニョロを投入。ボラはいるがルアーに反応する魚は不在で、次の場所へと移動。
常夜灯が照らし出す水面を眺めていると、しきりにライズが繰り返されているポイントを発見。近づいて水中を見ると、20cm前後のセイゴの大きな群れがあった。セイゴ達は水面に飛び出しながら何かを捕食しているのだが、小魚は見えず何を食べているのか確認できない。魚の大きさに合わせてワンダー、ユラメキ、ソアレ30、シリテンバブ53を投入すれども反応なし。ボックスの中に入っていたバンジーキャストメタルスプーンまで取り出して、何とか1匹釣ろうとしたが完璧に無視された。セイゴが目の前にウジャウジャいるのだが、全く相手にされないのでギブアップ。最初に訪れた釣り場に戻り、セイゴを狙ってユラメキを投入するが不発。魚がいる場所は判ったが、攻略方法が見出せず悔しい思いをしたまま納竿となった。
天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
夕マヅメ時、満潮からの下げを狙って冷たい北西の風を真正面に受けながらキャストを開始。スタートは、Dコンタクトから。以前はこのエリアでこのルアーが活躍したのだが、今年は全くダメだった。それでも実績のあるルアーなので、ルアーの届く範囲で丹念に探った。全く反応がないのでワンダースリムに交換。流れのヨレがある所で直ぐにヒット。30cm程のセイゴが躍り出た。更なる追加を求めてキャストを繰り返したが、それらしき反応はない。ワンダー各サイズ、ブルースコード、フラッタースティック、ZBLシステムミノー11Fタイダルを相次いで投入し様子を伺うが空振り。再びワンダースリムに戻してキャスト&リトリーブ繰り返していると再びバイト。しかし、フッキングには至らなかった。
後が続かないので、車に乗り込み次の場所へと移動。ここは魚が沢山集まっているようで、アチコチでベイトのライズやボラのジャンプがある。シャローエリアでワンダーを流しているとカツンと明確なバイト。しかし、フッキングには至らずガックリと首をうな垂れる。今の時期は数少ないアタリを確実に取らなければ、釣果は伸びないのである。水位が徐々に下がる中、少しずつウェーディングする位置を前に移動し、流心を攻める。しきりにボラが跳ねる場所があるので、ここを集中的に攻めてみる。ワンダースリム、ハニートラップ70S、スーサン、ニョロニョロを投入したがワンバイトも得られない。寒さが身に染みてきたので納竿とした。
2011/12/4 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ、ナマズ)
夕マヅメ狙いの釣行。強い西風を受けにくいシャローエリアで竿を振り始める。トップバッターは、家を出る前から「今日はこれを使おう」と心に決めていたトリプルインパクトTP-0012。17cmで10.5g、尾部にペラと三角形のフラップが付いているモデル。個性的なボディ形状から横風に弱いのが玉にキズ。風に煽られると、狙ったポイントから大きく外れたり、失速したりとキャスト精度がガタリと落ちる。もう少し重量があり飛距離が伸びると河川で使いやすかったのだが・・・既に廃盤になったルアーなので今更ジロー君なのである。因みに過去の豪州遠征で大活躍したのは兄貴分のTP-0011、12cm、29gの方。このモデルが一番使いやすく、釣果もダントツなのであった。
少しずつ移動しながらトリプルインパクトTP-0012を引き倒す。何とか魚を出したかったのだが、それらしき気配は皆無。水位が低く、水温も低いので既に魚は落ちてしまったのか・・・と思いつつルアーをハスキーラパラF13に交換。歩いてきたエリアを戻りながらキャストを始めると、1投目でいきなり水面が割れた。「さすがラパラは強い!! 」と思ったのも束の間。ギラリと銀色のボディが光るかと思いきや、水面を叩いた尾っぽは茶色。ルアーを咥えていたのはナマズ(60cm)だった。ハスキーラパラF13といえば、フローティングラパラやカウントダウンの影に隠れて知名度は低いが、実は秀逸なルアー。廃盤になって久しかったが、数年前に人知れず復刻され店頭に並んだ経過がある。スリムなオリジナルのフローティングに比べボリュームがあって集魚力は強く、流れに乗せてドリフトさせたりするにはとても良いルアーなのである。
このエリアで粘っているとナマズ釣りに嵌ってしまいそうだったので、メインの釣り場へと移動した。資格試験の呪縛から解き放たれた後輩Nと合流。彼に実績のある一級ポイントを任せ、私は魚を探して流浪の民となる。使うルアーはこのところ好調なブルースコード。強い西風にも負けず素直に飛んでゆくのがありがたい。キャストを重ねていると、ボラ達が跳ね始めた。多分、スズキがうろついているのだろう。指先に神経を集中しながらスローリトリーブを繰り返したが不発。シンキングシャッド、ZBLシステムミノー11Fタイダルを続けて試したが、これらにも反応がなかった。
日没後は、更に風が強まりグッと冷え込む。今回はウェーディングジャケットの下にダウンを着込んできて大正解。着ていなかったら、30分も我慢できなかったに違いない。指先の冷えが気になってきたところで、このエリアに見切りを付けた。今回は狙いがズレていたようで、完全ノーバイト。全くコツリともアタリはなかったので、すっかり気持ちが萎えてしまった。後輩Nが竿を振っている場所まで戻って様子を聞くと、スーサンで45cmを1匹釣ったとのこと。サイズはともかく、厳しい状況の中で本命を釣り上げたのは、とても凄い事なのだ。彼に負けないように、なんとか1匹を釣りたい気持ちでショアラインシャイナーR40LD-Sを投げまくったが、思いは通じずワンチャンスもないまま納竿となった。
2011/12/3 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
今朝まで雨を伴った爆風が吹き荒れた。釣り場はメチャ荒れかと思いきや、アレ?って感じで割りと穏やかだった様子。水位は低めで、丁度ポイントを狙い時。シンキングシャッドを竿先にぶら下げ、ルアーを流すコースを確認する。イイ感じの流れがあるので魚がいれば一発で出るハズ。キャスト後、ルアーを水に馴染ませるようにゆっくりとリトリーブをしてピンポイントにルアーを送り込む。良い所に入ったハズだがカラぶり。ルアーを流すコースを少しずつ変えてドリフトを試すが、これまた不発。ドリフトを試した後は、広範囲に探るため上流に向けてキャストをし、流れに乗せながら大きく扇状にリトリーブする。やはり反応がないので、持参したルアーをアレコレ投入。アスリートF9、シコトウィッチャー、バッテン、ワンダー、ショアラインシャイナーR40LD-S、ブルースコードにもアタリはなくスゴスゴと場所を移動。
突然降ってきた雨に驚きつつも、車中に用意してあったカッパを羽織って次なるポイントに入る。デッドフロート、ボラストを引きまくった後、ブルースコードを流しているとガツッとヒット。直後に水面が割れて、スズキがルアーを吹き飛ばした。ほんの一瞬でフックアウト・・・全く成す術もなかった。ヒットしたのは降っていた雨が止み、風が吹き始め水面が波立ち始めた時。やはり、気象の変わり目に魚の活性が高まるのだ。
少しずつ移動しながらキャストを重ねて魚を探す。前夜の荒天によりベイトがこのエリアから抜け落ちてしまった感じで、魚っ気が全くない。それでもルアーに反応する魚がウロついているようなので気が抜けない。このエリアで最も実績のあるピンポイントを狙ってブルースコードを慎重にキャスト。リトリーブを始めて直ぐにヒット。流れに乗って走ろうとする魚を強引に引き寄せ、流れの穏やかなエリアまで誘導してから魚とのやり取りを楽しむ。オーシャングリップでガッチリと掴んだスズキは60cm。サイズはともあれ、狙ったポイントから魚を出せたのでとても嬉しかった。
更なる追加を求めてキャストを繰り返す。ブルースコードには反応がないため、ショアラインシャイナーR50+SSR F-Gを試したが不発。更に場所を移動してハニートラップ70Sを引く。足元近くのカケ上がりで明確なバイトがあったのだがフッキングには至らず。魚はいるようだが、ワンチャンスを逃すと後が続かない様子。ワンダースリム、ワンダー、ZBLシステムミノー11Fタイダルを投入したが、チャンスは訪れず納竿となった。
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