フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2012年7月


天気:晴れ時々曇り 水温:33.3℃ pH:不明
釣果:6匹(キビレ)

 午前中はスキッターポップを探し、アチコチ走り回った。足を運ぶ釣り場がポッパーですらロストするようなカキ殻地獄の場所。常に予備を用意しておかないと安心できないのだ。午後は車中でおにぎりを食べながら浜名湖に向う。ポイントに到着直後の2投目、スキッターポップSP5(以下、スキッターP)に爆裂バイト。フッキングには至らず再びルアーを放り投げると空振りバイト。3度目の正直、同じコースを通してキビレ(42cm)をキャッチした。ソルト系を嗜好する釣り人は、およそ手にしないであろうカラーなのだが、腹部の色がイイ感じ。試したらやっぱり良かったので買って正解だった。

 更なる魚を求めてキャストを繰り返す。腹部が銀メタのスキッターPを試すが、反応が鈍い感じ。再び、今日購入したフレッシュウォーター用のスキッターPに戻すとバイト連発。しかし、フッキングには至らない。風が強く波立っているため、空振りが多いのかもしれない。その後、水位上昇に伴って反応がパタリとなくなり、沈黙の時間が長く続いた。2匹目を釣ったのは2時間後。炎天下の中、とても厳しい状況だったが、スキッターPを2度食いしてきたキビレは43cmだった。

キビム&ポッピー 4KB 午後4時半をまわり、夕マヅメに向けて期待が高まる。ポッピー36cmを追加した後、スキッターPRAポップポップライダーでバイトを数回とったがフッキングには至らない。魚は沖にある航路の掛け上がり部分に潜んでいるようで、フルキャストを繰り返しチャンスを伺う。少々無理して投げていたので、肩だけでなく、脇腹まで筋肉痛を引き起こすほどになってきた。少しずつ移動しながら魚が群れている場所を探す。ポッピーを咥えた良型の魚をファイト中に逃した後、同じ場所にキャスト。再びビックバイトがあって44cmを釣り上げた。

 夕マヅメ、時合の到来。魚の活性が急激に高まり、スキッターPにバイト連発する。フッキングが難しく苦戦する中、腹パンパンの45cmを追加。さらに捜索範囲を広げるため、スキッターPよりも飛距離が伸びるポッピーに交換。沖にできた潮目を狙ってフルキャストを繰り返していると、狙いどおりに爆裂バイト。46cmのキビレをキャッチした。残念ながら本日はコイツで打ち止め。周囲が暗くなるとアタリはパタリとなくなり、ポッパーゲームの時間帯は終了した。


天気:晴れ 水温:31.0℃ pH:不明
釣果:4〜6匹(クロダイ、キビレ)

 ロンドンオリンピックの開会式をチラチラ横目で見ながら浜名湖に向って車を走らせる。猛暑の中で釣りをするため、熱中症にならないよう相棒Sと共に万全の体制で挑む。釣り場に立ち、水温を測ると朝から既に31℃もあった。スタートはバグリーマイティーミノーから。これまでの釣行実績で、スキッターポップSP5(以下、スキッターP)を持っていれば、他のルアーは全く不要にも思うのだが、そこは根っからの釣り人。常に可能性を模索しているのである。

 最も実績のあるポイントでマイティーミノーを試したが不発。少しずつ移動しながらデッドフロート6ポッピーポップライダーを試したが、いずれのルアーにも反応はない。相棒Sと別れ、魚を求めて大きく移動する。開始2時間が経過。午前9時半を回った段階で、真夏の太陽が強く照りつけ、無風状態。余りの暑さにクラクラしてくるほど。全く反応がないため水から上がり、湖岸の遊歩道を歩いてみる。すると直ぐにクロダイ3匹と、色が白っぽく見えるキビレらしき魚を1匹目撃。つい先程までルアーを引いていた場所だった。サイズはいずれも40cmUPの良型。バイトがないのはエリア内に魚がいないのではなく、時合になっていないのか、攻め方が間違っているのである。

 キャストすれば余裕で届く範囲なので、周囲の安全を確認した上で遊歩道からスキッターPを放り投げる。魚たちは水面上のルアーには全く興味を持っておらず、水底の方を向いてウロウロしている。そこで、ラパラCDミニファットラップスーサンワンダーを投入。ストレートリトリーブやトウィッチ&ポーズで誘うが完璧に無視された。どうやらこの時間は、餌を食べる時間帯ではないようだ。狙っている魚達が目の前にいることが判り一安心。タイミングが合えば、きっとこの魚達もルアーに反応するようになるだろう。

 昼前後、暑過ぎて体が辛くなってきたので、十分水分を補給して木陰で暫く横になることにした。猛暑の中で無理は絶対に禁物。ウェーダーを脱いでびっくりしたのだが、ズボンだけでなく、パンツやシャツは汗でグシャグシャに濡れていた。今シーズン、ナイロンウェーダー(ダイワ ソルトウェーダーSW-4500R)を新調したのだが、「もう少しお金を出して透湿素材の物にすれば良かった・・・」と後悔する。

キビレ 6KB メールを送っても返事がない相棒Sを探す。滅多なことはないとは思うが、同行者が深みにはまって"どざえもん"になっていたのでは辛い。コーナーを曲がると黙々と竿を振る彼の姿が見え一安心。どうやら携帯を車中か自宅に忘れてきたらしい。様子を聞くと、彼の方も全くダメ。こうなっては、少しずつ移動しながら地道に食いっ気のある魚を探すしかない。ポッピーで周囲を探っていると、先を進んでいた相棒SがスキッターPで3匹バラして、40cmのキビレを1匹キャッチ。そして、そのアタリ針を残念ながらロストした。彼に呼ばれて、急いでポイントに向う。ルアーをスキッターPに交換し、キャストを始めるといきなり激しいバイト。しかし、ファイト中にスッポ抜けた。

 このエリアにはポッパーに反応する魚が集まっている様子。じっくり構えて竿を振る。スキッターPアームズポッパーで1バイトずつとったが、いずれもフッキングミス。その横で、相棒Sがアワビ貼り、赤フック搭載のスペシャルチューンのスキッターP37cm33cmのキビレを連続キャッチ。「すげぇなぁ〜」と感心していると、またしてもビックバイト。魚とのやり取りを見守っていると、魚が前方にあったロープに巻きついてルアーもろともロストした。

 スキッターPを使い丁寧に探っていると、シュポッと音がしてルアーが水中に吸い込まれた。地味なバイトだったので魚が小さいかと思いきや、猛烈なファイトを繰り替えす。魚が大きいので慎重にやり取りしてオーシャングリップOG2920HDで捕獲。体長47cmの堂々としたクロダイだった。前回から使い始めたオーシャングリップOG2920HDの使い心地は良かった。魚を掴む爪が長く、しかもワイドに開くことはOG2507よりも掴みそこないが少ない。オーストラリアの猛魚相手に専用で使うつもりだったが、それだけではもったいない気がしてきた。

スキッターポップSP5 5KB スキッターPの後ろをモゾモゾと追尾していた44cmのキビレをキャッチ。その横で相棒Sも格闘中。しかし、沖にポツンと立っているカキ殻付きの鉄棒に魚が巻きつき、ラインブレイク。これで彼は3個目のルアーを失った。これを最後にアタリが遠のいたので、一旦、水から上がりコンビニでアイスとドリンクを買い求めて休憩する。

 一服してから再スタート。スキッターPを相次いで失い意気消沈している同行者に、現場特別価格で新品未使用品を提供する。このルアーはメチャ釣れるにも関わらず、釣り人に浸透していないため近隣の釣具店での取り扱いは極めて少ない。入手困難なので、私は随分苦労してルアーを買い揃えた経過がある。冗談半分で彼に提示した価格でも、こちらの言い値で買い取りたいと申し出るほど、このルアーは凄いのである。

 水位の上昇により、竿を振れる時間が限られそうなので、早めに魚の居場所を見つけて釣果を伸ばしたい。暫くしてホットなピンポイントを発見。スキッターPでウンコをブリブリと垂れ流す腹パンパンのキビレ(43cm)をキャッチ。そして立て続けに43cm45cmのキビレをキャッチ。リリース後にキャストを再開すると2回連続バイト。ルアーを回収し、同じコースで流すと45cmが躍り出た。30分も掛からない内に40cmUPを4匹キャッチし、バイト連発。お気に入りのメタリックピンクのスキッターPは、歯形でボコボコ、フックは折れ曲がり貫禄が出てきた。

 これまでトップウォーターゲームでは、カラーは関係がないと思っていたが、どうもクロダイ、キビレのゲームでは日によって反応する色が違う感じ。カラーと言っても、背中の色ではなく、腹の色のこと。ベース色が銀色なのか、金色なのか、パールホワイトなのか、チャートなのか・・・その日、アレコレ試して、色を絞り込むと良い結果を生むようだ。

 再スタート後、苦戦していた相棒SはRAポップ45cmのキビレをキャッチ。その後、本日最大級の魚を掛けたが途中でフックオフした。立て続けにルアーをロストした事が影響したのか、どうも調子が上がらない様子。潮の動きと共に魚が移動しているようなので、少しずつ立ち位置を変えてキャストを重ねていると、手をさし伸ばせば届く距離、足元を悠々とアカエイが泳ぎ去った。ここ数年、ウェーディング中のエイ被害をアチコチで見聞しているのでかなりビビる。何だかとってもヤバイ場所に立って釣りをしていることに気がついた。夕暮れ時、パタリと反応がなくなったので、エイを踏んずける前に納竿することにした。


天気:曇り後晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:7〜9匹(クロダイ、キビレ、ボラっ子)

 昨日の釣行で釣れたのはキビレばかり。そのほとんどが40cmUPで良型揃い。クロダイよりもキビレの方が、ポッパーへの出方が激しく、大きな捕食音とともに派手な水しぶきが上がりとても刺激的だった。一般的には5匹も良型が釣れば大満足するハズなのだが、同行者には私の倍以上バイトがあり、キャッチした数も合計9匹を数え、私とは別次元の釣りをしていた感があった。今回の釣行では、反応が良かったスキッターポップSP5(以下、スキッターP)を徹底的に使い、このルアーを使いこなせるようになることを課題として頑張ることにした。

 これまでフィッシュグリップはオーシャングリップOG2507を使っていたが、昨日までの釣行でクロダイやキビレの口を掴む際にミスが目立ち気になっていた。そこで今回から豪州遠征用に準備してあったオーシャングリップOG2920HDを投入することにした。OG2920HDは魚を掴む爪が長く、しかもワイドに開くので狙いを定めて掴みやすいハズ。多少、重量が増すが僅かなものなので良しとしよう。

 開始早々、スキッターPに爆裂バイト。ロッドがギュ〜としなり、良型と思われる魚と対峙したが途中でスッポ抜けた。悔しい思いをしつつ、カラーを変えてキャストを繰り返していると再びドカンと出た。暫しのファイトの後、足元に横たわったキビレは42cm。スタートから腹パンパンの栄養状態が良い魚をキャッチでき、思わず顔がにやける。魚は群れているハズなので、周囲を丁寧に探っていると、ルアーの後ろにつき何度もアタックを繰り返す魚が登場。「食えっ、食えっ、食え〜」と念じていると、バコンッとバイト。出方は派手だったが、サイズ38cmの少し小振りなキビレだった。

ドクターヘリ 5KB 更なる1匹を期待し、キャストを重ねる。カキ殻で覆われている馬の背のエッジを攻めていると、またしても出た。捕食音は地味で静かなバイトだったのでサイズは小さいかと思いきや、猛烈なファイトをしながら左右に走り、重量感がある力強い引きを繰り返す。やっとの思いでキャッチしたのは47cmのクロダイだった。この魚、頭のコブが発達しているデコッパチ君。記憶に残る良いファイトをしてくれた。その後、アタリがパタリと途絶えたため場所を移動。水通しが良いポイントに立ち、潮の流れを確認しながらルアーを操っているとキビレ(36cm)がバシュッと出た。スキッターPの使い方が判ってきたのが嬉しくてキャストをしまくるが、ここでアタリがパタリと途絶えた。

 遅れてやってきた相棒Sと合流。攻める場所を変えて、今まで竿を振ったことがないエリアでウェーディングを開始した。何処に魚が付いているか判らないため、少しずつ移動しながらエリア刻むようにキャストを繰り替えす。するとスキッターPに2連続バイト。捕食音からしてかなりのサイズだったがフッキングには至らなかった。ルアーカラーを変え、粘り強く誘っていると再びビックバイト。ルアーをしっかりと咥え、水中に引き込んだのを確認してからフッキングしたのだがスッポ抜けた。

 アタリがパタリと止まり、長い沈黙の時間が訪れた。この沈黙の時間を打ち破ったのは・・・赤いドクターヘリ。周囲をぐるりと2周したあと着陸。病人を乗せて直ぐに飛び立つかと思いきや、かなり長い時間、その場で待機。「いったい、どうなってるのか?」と心配し始めた頃、エンジン音が大きくなり飛び立って行った。ドクターヘリがやってきたとしても、当然釣りの流れは変わらず全くアタリはない。離れた所で竿を振っていた相棒Sに合流し、様子を尋ねたが魚っ気が乏しく、ノーフィッシュとのこと。

 ノーバイトのまま2時間半以上が経過。それでもスキッターPを信じて、他のルアーには変えずに引きまくる。やっと釣り上げたのは、7cm程のボラっ子・・・この渋さには、もう笑うしかない。今日は水質が悪く、ボラが跳ねた後や、強いポッピングした後などはいつまでも水面が泡立っている。こんな場所で粘っていてもダメだろう。相棒Sにギブアップのメールを送り、愛車に向ってトボトボと歩き始めた。

キビレ 5KB 車まであと少しのところで、彼から返信があった。ポッピーを使って、キビレが連発しているので戻るようにとのこと。連日の釣行で足腰がガクガクしており、脇腹痛まで引き起こしている状態だったが、気持ちを奮い立たせて彼の元に向う。彼が竿を振っていた場所は、「そこは確かに狙ってない場所だよねぇ」って所。彼の様子を伺っていると、バイト連発。見ている目の前で大きく竿がしなった。

 夕マヅメを迎え、急激に魚の活性が高まっている様子。スキッターPを引き倒して38cmのキビレを追加。素早くリリースしてキャストを再開するとまたしてもヒット。しかし、カキ殻のメインラインが擦れて、あっけなくラインブレイクした。ノロノロとラインシステムを組み直し、時合を逃すなんてことはナンセンス。予め作ってある2本ヨリのリーダーを胸ポケットから取り出し、F1レースのピットインのごとく短時間でシステムを組み直してキャストを再開。2バイトの後に、スキッターPでキビレ(40cm)をキャッチした。

 満潮に向って水位が上昇するのにあわせて、魚が移動している様子。少しずつ立ち位置を変えて魚を追いかける。キビレの45cmを追加したが、この魚は口の中でスコーピオン型のシュアフックをグニャリと小さく折り曲げ、ボディには深い歯形を残した。結局、相棒Sは夕マヅメの爆釣劇を演じて9匹キャッチ。朝からほぼ12時間、ぶっ続けで竿を振っていた私は7匹をキャッチして納竿した。


天気:曇り時々雨 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:5〜9匹(キビレ)

 前回の浜名湖釣行では、同行者と大差がついた事を猛反省した。結果的には、腹部がメッキやホイル系よりもパール系の方が反応は良く、ルアーサイズは小さい物ほど良かった。そしてルアー云々以上に重要だったのが、ポッピングの方法だった。ポッパーゲームと言えばポッコン、ポッコンとテンポ良く、しっかりと音を出してポッピングするのが王道。

 しかし、このポッピングでは全くダメ。ルアーの移動距離を少なく、アクションは竿を立てて竿先でツンツンやる感じで、ネチネチとアクションさせるのがキモ。バコンッ!! と魚がバイトしても慌てず、ルアーが水中に持っていかれたのを確認してフルフッキング。そして魚がカラ振りをした時は、その場にルアーを放置し追い食いを待つのが釣果を伸ばすコツだった。そして・・・絶対にアップテンポの韓国曲を口ずさんではいけないのだ。

 駐車スペースにいた釣り好きの地元中学生と釣り場までトボトボと歩き、周辺ポイントの様子を聞く。地域の情報はやはり地元の人達に聞くのが一番良いだろう。ただし、大切なのは" その話は、いつの話なのか? " " 本人自身の話なのか、伝え聞いた話なのか? "をしっかり確認すること。これを押さえておけば、情報に踊らされることも少なくなるだろう。特にジイさんの話や、子供の話は要注意。

 本日のスタートは、コンバットポッパー・バンビーノから。小さくても良く飛び、移動距離が短くても良く動くので試してみた。しかし、期待に反して魚の反応は皆無。周囲をザックリと探った後に、スキッターポップSP5(以下、スキッターP)を投入した。最初に竿が曲がったのは相棒S、しかし、魚を引き寄せてくる段階でゴミに変わった。続いて、私のスキッターPに爆裂バイト。瞬間的に大アワセをしたくなる自分をグッと抑えて、一拍おいてからのフルフッキング。魚が反転してルアーが口の横に移動したことをイメージして、ガツンと一発入れた。元気の良いファイトを繰り返した魚は36cmのキビレ。フックは口の横の柔らかい部分にサックリと掛かっていた。

キビレ 5KB あとが続かなかったため、2人とも少し移動して別の魚を探す。ここでは、スキッターPでキビレ(41cm)を2匹連発。一方、相棒Sは42cm40cm34cmのキビレを相次いでキャッチした。スキッターPの効果は判ったので、他に使えるルアーはないかとアレコレ試す。ポップRザラパピーTピボットTDペンシルラージシケーダコンバットポッパー・バンビーノを投入。しかし、これらのルアーにはチェイスすらない。

 当り針探しに苦労している間に、相棒Sはいつのまにか6匹目をキャッチ。スキッターPが最もキビレの反応が良く、ほとんど移動せずに一か所で次々と釣り上げていた。キビレやクロダイは群れているため、反応があったポイントではじっくりと粘って探りを入れるのが良いようだ。彼に見習ってスキッターPに戻し、キャストを始めると1投目で46cmのキビレをキャッチ。このルアーの持つ力に、ただただ驚くばかり。相棒Sは42cm38cmスキッターPで釣った後、その後、38cmを追加。更にTASHI-RR.I.P35cmを追加し、合計9匹をカウントした。明らかに私とは違うレベルの釣りをする彼を羨ましく思いつつ、執念で38cmを追加して合計5匹。前回よりも釣果はUPしたが、数釣りをするには更なる研究が必要だ。


天気:晴れ 水温:28.5℃ pH:不明
釣果:2〜7匹(スズキ、クロダイ、キビレ)

 せっかくの3連休だと言うのに、土日は新東名高速の遠州森町PAでお仕事。高速道路のSAやPAでどれほど農産物が売れるのか、また、どんなニーズがあるのか未知数なのだが、やってみるしかない。炎天下の下で、丸二日間立ちっぱなしで動いていたので、朝起きた時から足腰がギクシャクしている。日頃はずっと座ったまま、電話とパソコンを使って仕事をしている身なので慣れない立ち仕事でクタクタに疲れていた。しかし、釣りとなるとまた別の話。使う筋肉と、脳味噌の中の使う部位が違うようで、釣り場に立つとシャキッとしてしまうから不思議なのだ。スタートはスキッターポップSP9から。極端に浅いチャラ瀬状態になっているので、ルアーを投げる釣り人は皆無なハズ。魚がいれば一発で食ってくるような場所なので、一投目から集中して挑む。

 開始僅か5分、水面が割れて飛沫が飛び、スズキがルアーを咥えたままエラ洗いをした。激しい流れの中で、何度も繰り返し暴れまくった魚は45cmだった。2匹目を狙い、リトリーブコースを変えたり、立ち位置を変えたりして様子を伺うが後に続くバイトはなかった。こんな狭いポイントでは粘っていても魚は釣れない。前々回の釣行で、アタリ針のサンダースティックを引っ掛けた場所へと移動し、強い流れの中、暫くルアー探しをする。結構な時間を費やしたが、結局見つけることが出来ずギブアップした。

御前崎さつまいも娘 7KB 午後から相棒Sの誘いを受け、浜名湖にクロダイとキビレを狙いに行く。この連休中、ポイントの開拓をしていた彼がイイ場所を見つけたらしい。車を止めた場所からポイントまでテクテクと歩く間に、彼から攻略方法についてレクチャーを受ける。釣れる時はいとも簡単に釣れるらしいので、ワクワク・ドキドキ感で心が躍る。一発目は、当然のごとく相棒S。良型のキビレを開始早々にキャッチした。このエリアをどう攻めるか判っているアドバンテージは大きい。ヒットルアーは定価3,600円もするTASHI-RR.I.P。リリース後もヒット連発。彼は魚がいる場所が判っているようで、次々と魚を釣り上げる。なんと僅か30分の間にクロダイをスキッターポップで3匹、ポッピーで1匹キャッチ。サイズは40cmUPばかりで、MAXは45.5cmだった。

 立て続けにクロダイやキビレをヒットさせ、強烈なファイトを堪能している彼の直ぐ近くで、私のルアーには全く反応がない。何をどうすれば良いのか判らないまま、途方にくれて時間が過ぎる。とりあえず魚が反応するルアーを探すしかない。スキッターポップSP7TDポッパーSWザブラポッパーを試した後、やっとポッピー42cmのクロダイが出た。どうやら私のポッピングはテンポが早過ぎ、しかも強くポッピングし過ぎるしい。彼の様子を見ているとポッピングというよりは、水面でポッパーをチョコチョコと動かしているだけの様子。日頃、速くて強い流れの中でテンポ良くポッパーを操作している私にとって、体に染み付いたリズムを変えるのは難しいのである。

クロダイ 6KB クロダイは単発で終わり、少しずつ移動しながら魚を探す。小粒な割には飛距離が伸びるスキッターポップSP5に爆裂バイト。彼にアクションの付け方を教わり、実践した直後のヒットだった。フッキングもバッチリと決まり、力強いファイトを堪能していると痛恨のライン切れ。周囲にはカキ殻の瀬がアチコチにあり、メインラインが擦れてブレイクした。ほぼ同じタイミングで魚を掛けていた相棒Sにも不運が襲来。ファイト中にスナップが開いて魚と共に本日のアタリ針をロストした。浜名湖でのクロダイ、キビレの釣りは、ルアーの消耗が激しいのであった。

 その後も相棒Sの操るルアーには度々バイトがあり、キビレを2匹追加。しかし、ラインブレイクで反応が良かったポッピーをロスト。続いてRAポップで40cm弱のキビレをキャッチした。慌しくキャッチ&リリースを繰り返す彼を尻目に、私のルアーには相変わらず魚の反応が鈍い。スキッターポップSP7にかろうじで1回バイトがあったが、それ以降はパタリと途絶えてしまった。結局、相棒Sは7匹を釣り上げ、私は1匹のみ。しかも明らかに同行者と魚のバイト数が違った状況となった。最大の敗因は、ポッピングしながら、流行のKポップを口ずさんでいたこと。河川でのポッピングにはT-ARAの猫ダンス「Bo Peep Bo Peep」が一番マッチするのだが、浜名湖のポッパーゲームではアップテンポの韓国曲は御法度。気づくのが遅すぎた〜。帰りの車中では猛反省した。


天気:曇り後晴れ 水温:21.0〜24.0℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)

 まだ薄暗い早朝から出撃。スタートはエンゼルキッス140から。ザックリと探った後に、普段は使わないルアーに手を伸ばす。自宅のストックボックスから掘り出してきたフラッシュミノー110スマッシュミノーを相次いで投入した。開始30分以内で答えが出ればとても気が楽なのだが、ちょっと難しそう。ルアーをハニートラップサスケ裂波140と交換し、キョロキョロと周囲を見渡しながらリトリーブしているとガツンときた。時計を見ると開始1時間が経過したところ。元気良くファイトしたスズキは50cmだった。

 釣れたタイミングはカワウやシラサギが舞い始め、ベイトの群れが動き出した時。やはり様々な生物が動き出す時間帯があり、食物連鎖の上位にあるプレデターもこの時間に活性が上がる。周囲を見渡しながら様子を伺い、変化を感じ取るのが大切なんだとあらためて心に留める。少し立つと、対岸付近でボイルが始まった。流れの筋が遥か向こうにあり、ベイトの群れはそちらの方に集まっている。粘っていれば流れが変わり、こちらにベイトが流れてくる可能性もある。ザ・ファーストエアオグルハニートラップ・カルトラリップスライドショアラインシャイナーSL14G-Fなどを投入しワンチャンスに掛ける。

 水位上昇と共にベイトの姿は消えうせ、ボイルもなくなった。リップルポッパーシーバスハンターVトレイントプスレアフォースを投げ込んでいる時にT.Mさんが登場した。小一時間、彼と肩を並べてキャストを繰り返したが無反応。この場に見切りを付けた彼を送り出し、時折休憩を取りながら魚信を待つ。朝、ボイルしていたスズキが何処かに潜んでいるハズ。なんとかして口を使わせる方法はないかと、プラム80ローリングベイトのリフト&フォール、そして高速巻きの"ジャカジャカ巻き"も試すがコツリともアタリはない。

 時計はいつしか午後2時をまわった。相棒Sが合流し肩を並べて竿を振るが反応が全くない。潮位が下がるにつれ、流れが強まり期待が膨らむ。DコンタクトハニートラップショアラインシャイナーR50ほか持参したルアーを次々に投入。まさしくワンチャンスに掛けて真剣にキャスト&リトリーブを繰り返す。早々とこの場に見切りをつけて下流域に移動した、相棒Sとメールで情報交換をする。こちらよりもベイトの数は多いようだが、ボイルは起きず、アタリもないらしい。

 朝、何度もボイルしていた光景が忘れられず、結局この場に居座ってしまった感がある。ブゥビィゾンク120DCバレットビーチウォーカー90K-TEN BKF9を投げまくったが、見事に撃沈。結局、朝イチで一本獲ったっきりで、尻すぼみの釣行となった。サッサと移動して、別の釣り場に行けば良かったと後から反省した。


天気:雨後晴れ 水温:22.0〜24.0℃ pH:不明
釣果:0〜2匹(スズキ)

 明け方まで降り続いた雨がやみ、朝イチで床屋に出掛けて髪の毛をサッパリさせてから出撃した。釣り場に到着すると、既に先行者の姿が見えた。竿を振っていたのはT.Mさん。様子を聞くと、芳しくないらしい。雨で気温がぐっと下がったようで、7月上旬にも関わらずなんとなく肌寒さを感じるような状況。濁りはあるのだが、水位は低く、魚っ気が極めて乏しい。先ずはT.Mさんが使っていないであろうエンゼルキッス140からスタート。ドバーンと投げて、グリグリッと巻いて一投目からガツン!! というイメージを抱いていたが、夢うつつは一瞬に消え去り、空しいキャスト&リトリーブが続く。次に、エヴァンゲリオンに出てきそうな顔をしているザグフラッシュを投入。ただ巻きよりも時折トウィッチを入れて、フラットな面をギラッ、ギラッと光らせた方が効果的っぽいが、期待していたこのルアーにも反応はない。

 さてこれから・・・ってところで、天候が急変。強い南風を伴った猛烈な横殴りの雨が叩きつける。物陰に緊急避難するTMさん横目に、今がチャンスとばかりこのところのアタリ針であるザ・ファーストをボックスから取り出して竿を振る。何度となく気持ちが折れそうになりながらも、「ランカーサイズのスズキが大胆に口を使うのは、きっとこんなタイミングに違いない」と自分に言い聞かせながら頑張ってみる。昼前にTMさんはこの場から撤退。自分はどうしようかと考えながらキャストを重ねていると、突然ガラッと天候が回復し、カンカン照りの真夏のような日になった。ゾンク120旧タイドミノースリムタイドミノーK2Fレアレアフォースサスケ140裂波などをアレコレ投入したが不発。この場所から撤退することにした。

 車に乗って暫く走って次なる釣り場に到着。タックルをエッジEGC606+アンタレスDC7に持ち替える。スーパーシャッドラップをボヨヨヨ〜ンと投げ、流れに乗せてリトリーブ。「腹ペコの魚がいれば絶対に出るハズ・・・」期待は裏切られ、このエリアで実績のあるロングAレッドフィングースを次々と投入。これまた反応がないため、すっかり気持ちは凹む。

新型サンダースティック 4KB 水量があり、強いニゴリの中で使えそうなルアーはないかと、持参したボックスの中を眺める。ハスキーラパラを試した後に、アムニス1を数回投入。ほかには・・・ふと目に留まったのが、新型サンダースティック。アレコレとルアーを投入した後だったので期待はしていなかったが、アップクロスで放り投げトウィッチをするといきなりヒット。強い流れの中でスズキがエラ洗いをした。これには本当にビックリ。歴戦のルアーを差し置いて、こんなヘッポコなアメリカンルアーで釣れるとは思いも寄らなかった。

 この新型は、ストーム社ラパラ社に吸収された後にリリースされたルアー。オーストラリアでのバラマンディ釣りで活躍することを期待して買ったのだが、愛用していた旧型(ストーム社)とは全く違うルアーになってしまい、直ぐにお蔵入りとなっていた。今回、なんとなく気になってボックスの中に入れてきた経過がある。

 キャッチした魚は65cm。このサイズは、このエリアでは十分満足できる一本。企業の吸収合併で同名異種ルアーとなったサンダースティックをマジマジと見つめた後、再びキャストするとまたしてもヒット。2投で2匹を掛けて、ただただ驚くばかり。キャッチしたスズキは63cm。欲を出して、素早くリリースして3匹目を狙っているといきなり根掛かった。水量が少なければウェーディングして回収できる場所なのだが、今日はそれも出来ない。泣く泣くラインを切るハメになり、本日のアタリ針をロスト。ギンギンに盛り上がっていたテンションは一気に急降下した。

 仕事が終わってから現場に駆けつけた相棒Sにこの場を譲り、自分は釣具屋に走ってラトルが入っているミノーを物色する。サンダースティックの連発劇は濁った水の中でラトル音が効いたと考え、このエリアで使えそうなルアーを探したのだが、私のイメージに合うルアーを見つけることは出来なかった。直ぐに釣り場に戻って相棒Sから様子を聞くが、ワンチャンスもないらしい。ティンバーフラッシュから始め、ロングAレッドフィンK-TEN BKF9を投入したが無反応でギブアップした。


天気:曇り後晴れ 水温:21.0〜26.0℃ pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 前日の釣行でスズキの顔を見たポイントに立つ。スタートは、豪州人がオレンジ色にリペイントしたロングAを試す。元来、豪州人達のカラーセンスは日本人とは違い、とてもカラフルな色使いが多くトロピカルな感じ。日本では絶対に売れないようなカラーパターンが結構人気カラーだったりして、釣れる色に対する釣り人の感覚の違いを実感する。魚がいれば一発で食ってくる可能性が高いため、気を抜かずにリトリーブを開始。流れの筋を見極めながらルアーを打ち込むポイントを変えつつ、ルアーを流してみる。さすがに一投目では無理かもしれないが、5分もあれば結果は出ると高をくくっていたが、それらしき気配はない。ラパラ・フローティングF13新サンダースティックバズジェットトリプルインパクトTP0012レッドフィン5inchを相次いで投入したがワンチャンスもないため、この場をあとにする。

 次なる場所は流れ込みがあって水深があるポイント。アスリート9SPアスリート9Sウィグルワートでザックリと様子を伺ったが、全く魚っ気がなたいめ直ぐに退散。3か所目では、注文してから1ヶ月程掛かってやっと手元に届いたダイワの新商品ソルトウェーダーSW-4500Rを着用。着心地やフェルトスパイクソールのグリップを確認しながら、静かに水の中に入りキャストを開始する。最初はイマカツBT100を試す。ナマズをメインに考えつつも、「本命のスズキがこんなルアーに飛び出したら、絶対に楽しいだろう・・・」とアレコレ考えながら広範囲を探る。

 ストラクチャー周りをポコポコ流していたら、バシュッと出た。ナマズなのかスズキなのか判断できなかったが、ルアーに反応する魚がいることが判明しテンションが一気に急上昇。ヒットしたポイントを中心に少しずつ投げる角度を変えて、周囲を扇状にチェックする。先程のバイトの際、針掛かりはしていなかったため、魚はそれほど移動せず近くの何処かに潜んでいるハズ。本来ならミノーを投入したいところだが非常に根掛かりしやすい場所なのでトップウォーターを使うしかない。イマカツBT100で様子を伺った後は、ウォーターランドバトルダボーアイルマグネットSBを投入。

 反応がないので少し移動し、ドッグXをテンポ良く引いているとドカン。食った瞬間に本命のスズキでないことが丸判り。水面上に茶色い尾っぽか翻るのが見えた。キャッチしたナマズは55cm。素早くリリースして次の魚を狙う。3Dポッパースキッターポップで探った後、一軍ボックスから落ちかかっている新商品モアブ85Fを今日も試す。30分程キャストを続けたが、ワンチャンスもなくギブアップ。釣具店に足を運び、使えそうなルアーをアレコレ物色した後、水系を一気に変えて新たな場所で気分一新、気合を入れなおす。

ダイワ・SWウェーダー 5KB プラ版ハンマースリムで水面直下をウネウネと探る。流れが弱いため、何を使おうか迷いつつボックスの中を覗き込んでいると、小脇に抱えていた竿の上に突然カワセミが舞い降りた。目先50〜60cmの位置にたたずむカワセミの青色に輝く羽とオレンジ色の胸元をマジマジと観察する。この鳥は体のサイズの割りに尾っぽが短く、ずんぐりしていて可愛らしい。驚かさないように、ゆっくり静かに胸ポケットからスマホARROWS X LTEを取り出し、カメラモードに切り替える。シャッター音が妙に大きく響き、驚いたカワセミは飛び去ってしまった。写真には案の定、カワセミは写っておらずガッカリしたが、滅多にない経験をさせてもらった。

 ブゥビィを試した後にザ・ファーストを投入したが不発に終わり、次の場所へと移動する。シャローエリアに潜むキビレを狙ってポッピーからスタート。ポコポコとポッピングしていると電話が掛かってきた。電話の主は旅行代理店。9月に予定している豪州遠征で何かトラブルが発生したのかとドキリとする。ウェーディングしたまま電話に出ると、ジェットスターの食事が安くなったので差額を返金するため、クレジットカードの番号が必要とのこと。竿を小脇に抱え、スマホを片手に持ったままサイフを取り出す。両手が塞がった状態でどうやってカードを抜き出すか・・・モタモタしていたら最悪の事態が発生。茶色く濁る川の中に、うかつにもカードをポトリと落としてしまった。

 その時この川の主が現れて、「あなたの落としたクレジットカードはゴールド、プラチナ、それともブラック・・・」などと、おとぎ話のような事は絶対に起こらない。慌てて持っていたサイフをウェーダーに押し込み、片手を肩まで水中に突っ込む。ヒラヒラとカードが落ちた方向と流れの速度を考え、暫く手探りで周囲を探す。すると幸運にも指先にカードが触れ、無事に回収できた。旅行代理店の担当者には文句も言えず、ホントこの時は嫌な汗をたっぷりかいてしまった。

 河川管理者の行政指導を完全に舐めて無視しているのか、それとも管理者がまともに適切な指導をしていないのか不明だが、未だ違法係留を続けている船の周りで度々ボイルが起きる。40〜50cmのスズキが船の下に潜み、通りかかるベイトの群れに襲い掛かっている様子。ベイトの動きと同調させながら、ラパラCDZBLシステムミノーワンダーB太80SRフィード105などアレコレ投入したが完全に無視された。船の持ち主と同様、この魚も一癖ありそうなヤツ。暫く粘ったが、相手にされなかったためギブアップした。


天気:雨 水温:22.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今日は、全世界で一斉に「うるう秒」の挿入が行われた。数年に一度行われるが、今回日本では、午前8時59分59秒のあとに、「60秒」を入れ「うるう秒」を調整。僅か1秒のことで大した事がないようにも思えるのだが、コンピュータのシステムが狂ってしまい結構なトラブルが発生したようだ。なんとまぁ、危うい世界なんだろうと思ったりする。自然は常に変化しており、人間の都合でキッチリ管理しようとするのが間違いなのかもしれない。

 昼飯を食べてからのゆっくりスタート。釣り場に立ってポイント全体を眺めるが、流れは殆どなくベイトも不在。釣れそうもない雰囲気がプンプン漂う。手にしたのは、シリコンを身にまとっているレア。バビューンとフルキャスト。グリグリとリトリーブして様子を伺う。数回投げて反応がないのでハニートラップを使う。このルアーにも反応がないため、最後の切り札でエンゼルキッスを投入。これで反応がなければ、このタイミングでは釣れないことが明らか。

 少しの間、キャストする方向やリトリーブスビートを変えたり、トウィッチを入れたりアレコレ試してみたが不発。開始30分もしない内に、この場を見切って次の場所へと急ぐ。暫く車を走らせポイントに到着。水位は低く、白濁した水が力強く流れている。根掛かりしやすいポイントなのでルアーの選択は慎重に。プラ版ハンマーからスタートし、アップクロスでキャスト。流れに合わせてリトリーブし様子を伺う。反応がないのでラパラFJ13を投入。ジョントの魅力的な腰振りで魚を誘うが、これまた反応はない。

 攻める場所を変え、ルアーをロングAに交換。すると一発でナマズがヒット。フッキングには至らなかったので、同じ場所を狙ってルアーを通すと再びバイト。しかし、これまたフッキングには至らず、ポイントは沈黙した。トリプルインパクトTP0012の後、ハスキーラパラを投入すると、本命のスズキがルアーをバックリと咥えるのが見えた。サイズは60cm前後のような感じだったが、これまたフッキングミスとなった。狙っている魚がいることは判ったので、本気モードに突入。アスリート9SPレッドフィンシャロートプスを相次いで投入したが、コツリともアタリがなくギブアップ。

 その後、2か所を回ったが魚っ気がなかったため、スズキがいたポイントに戻る。すると、そには竿を振る後輩Nがいた。様子を聞くと、レッドフィンでナマズのバイトを1回取ったらしい。ロングAハスキーラパラZBLシステムミノー11Fを相次いで投入したがルアーを追う影すら見えない。後輩Nと別れ、一気に水系を変える。一発逆転を狙って、ブゥビィザ・ファーストゾンク120レアサーフドライバーハニートラップヨレヨレなど、実績のあるルアーを早いテンポで次々と投入。グニュッと生命感溢れるアタリがあったのだが、多分、巨鯉だったに違いない。ダメもとでオグルツルミノーを投入したが、ルアーを引っ手繰るような力強いバイトはなく、納竿となった。


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