
トップ>FishingReport>2013年4月
2013/4/29 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)
今年のGWは前半の4/27〜29と後半の5/3〜6にパックリと分かれた。昨日までは、釣りには行かず体を癒しながら家族サービスを兼ねて近回りをウロウロ。年度初めの雑多な業務に加え、遅霜による農作物の被害対応やら、浜松市天竜区春野町杉の茶畑崩落案件の対応で振り回され、GW休みに入る直前まで慌しく仕事をこなしていた。連休を利用しての遠出など、とても考える気力も湧かなかった。
仕事中には何度か胃が痛くなり、市販の胃薬を飲んだりして誤魔化しながら耐え凌ぎ、休みに入ってやっと一息つけた感じ。それでも崩落現場の最新ニュースを見る度に、連休明けの業務のことを考えてしまい気が休まらない。今回被災し避難生活をしている方々は、私とは比べ物にならないくらいのストレスを受け、さぞや辛い思いをしていることだろう。現時点では、早く沈静化することを祈るしかない。
そんな中で気分転換できたのは、仕事上の関係もある「家康楽市 春の陣」。「家康くん」をはじめ「ひこにゃん」や「武田菱丸」などの御当地キャラクターを見ながら、お買い物をして過ごした。一昔前、この時期は必ず"遠征"と称して、フローターを車に積んで、キャンプや車中泊をしながら淡路島や四国の野池を巡り、連日バス釣りをしていた事を考えると、生活のスタイルが随分変わってきたことが良く判る。
GW前半最終日の今日は、やっと釣りに行く気になったので、昼食後からのんびりと準備して出動した。周辺地域の釣果情報が全くないので、愛車に乗り込む直前まで行き先を絞りきれずに悩んだが、強い南風を気にしながらタイドグラフを見て行き先を決定。アクセルを静かに踏み込んで釣り場へと向かった。釣り場に到着して周囲を眺めると、濁りが強くて気持ちが凹む。田植時期を迎え、代掻きの濁り水が河川に流れ込んでいるのだ。しかし、岸際にベイトの群れを発見。これならいけるかも・・・とタックルの準備を整え、キャストを開始した。
スタートはフラットラップ8から、アユやボラっ子を頭の中でイメージしながら時折ヒラを打たせながらリトリーブを繰り返したが不発。本命がいれば数分で勝負がつくような場所なので、指先に神経を集中させながら様子を伺う。20分程、キャストを繰り返したが反応はない。ここから少し離れた場所で、時折ボラがジャンプを繰り返していたので、そちらに移動することにした。ルアーはサイレントアサシン99Fに交換。流れの中を探るようにキャストを始めると、直ぐに答えが出た。水面で激しく暴れ、エラ洗いを繰り返したのは61cmのスズキ。フックを外す際に口の中を覗き込んだら、7〜8cmのベイトが入っていた。
流れの中には他にも魚がいる感じ。サイレントアサシン99Fを使い、立っている場所を基点に扇状にキャストをしていると再びヒット。45cmが躍り出た。丁度、魚の食いが立っている時のようなので、手返しよくキャスト&リトリーブを繰り返す。サイレントアサシン99Fには反応がなくなったので、ZBLシステムミノー11Fを投入する。上げ潮の影響を受けて水位が急激に上がる中、少しずつ移動しながらキャストを繰り返しているとゴツンときた。サイズは先ほど釣った魚と同寸。いずれの魚も濁りの中にいるため、体色が全体的に白っぽく変化していた。
更なる追加を求めて、ルアーをアレコレと投入。途中、スーサンに明確なアタリがあったが、フッキングできずにガッカリ。強風が吹き荒れ、水位の上昇に伴って魚っ気が失せてしまったので頃合を見て納竿とした。
2013/4/19 静岡県西部地区の浜名湖流入河川
天気:晴れ 水温:16.0〜16.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)
年度末の3月、そして新年度が始まった4月・・・なにかと気を使うことが多く、仕事中に胃が痛くなるような状況になってきたため、お休みをもらって半日ゆっくりと自宅で過ごした。西風が強いのが気にはなっていたが、午後からは気分転換を兼ねて釣りに出掛ける。先ずは1時間半ほど車で走って浜名湖の釣り場へ到着。やはり、西風が強く、釣り場はモロに向かい風バンバンのエリアとなっていた。水面は波立ち、ルアーがまともに飛ばないため、風裏を探してキャストを重ねながら岬の反対側へと移動する。
今回、使っているのはアスリートF9。春から初夏に掛けて効果的なルアーで、良く釣れるのだが残念ながら生産中止となっているスリムタイプミノーの逸品。魚種を選ばず、使い勝手がとても良いので、何年経っても主力の一軍メンバーから外れないルアーだ。岸際やカキ殻の馬の瀬周辺には1〜2cm程度のベイトの大群が押し寄せているのだが、ルアーに反応する魚は不在。1時間キッチリ竿を振って、ルアーを追いかける影すら見られなかったのでギブアップ。次の場所へと移動することにした。
今年は春の気温が異常に高い日が続き、ソメイヨシノの開花は例年に比べ10日前後早まった。今ではもうとっくに葉ザクラになってしまっているのだが、この地域には八重咲きのサクラが植えられており、丁度今、濃いピンク色の見事な花を咲かせている。すかさずデジカメで写真を撮っておいたが、花の咲く時期は結構大切。四季を通じて自然を相手に釣りをするので、カレンダーや過去に書いた釣行記で季節を確認するだけでなく、釣り場で咲いている花を覚えておくと参考になるのだ。
2か所目のポイントでは稚アユがひっきりなしにライズしていた。やはりここも向かい風でキャスティングには苦戦したが、ワンダー、スーサン、バッテンを使って少しずつ移動しながらザックリと探りを入れる。ルアーをデプスレスに交換し航路の掛け上がりを攻めていると、ガンッと手応えがあった。余りにも久しぶりの感覚だったので、魚なのかゴミや石にでもルアーが当たったのか判断できず、一瞬リーリングの手が止まった。直後に水面が割れてエラ洗い。サイズは小さいようだが、元気良く水面でファイトする。ラインテンションを保ちながら徐々に間合いを詰めてオーシャングリップOG2507で掴み取る。サイズは40cmと小振りだったが、長らく釣果に恵まれていなかったため、その嬉しさは80cmクラスを釣った時のようだった。
当然のごとく、2匹目を狙ってヒットポイントを中心に集中攻撃を繰り返す。これぐらいのサイズなら相当数が周囲にいるハズ。気合を入れて丁寧に探査したが不発。最後にサイレントアサシン99Fを投入し、ワンチャンスに掛けたがコツリともアタリはなく、納竿となった。
天気:晴れ後曇り 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹
日中は自宅で3D映画 「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を楽しむ。ソニーの40型テレビで観賞するため、さすがに映画館ほどの迫力はないが、確かに画面には奥行きが感じられ面白い。BSテレビでも時々、3D番組を放送しているが、まだまだプログラム数が少なく、購入したテレビは"宝の持ち腐"れって感じもする。釣り番組が3D放送になったら楽しいか・・・!? なんて考えても見たが、特にその必要性は見つからず、むしろ綺麗なお姉さんを3Dで見られた方がよっぽど嬉しいに違いない。
そんな事をアレコレ考えながら、1時間少々掛けて浜名湖の流入河川へ向った。釣り場では、予想以上に水位が低く拍子抜け。ベイトは見られず、いかにも「今日は釣れません」って感じが漂っている。スタートはZBLシステムミノー9Fタイダル。春の稚アユパターンを意識して、しかもシャローエリアを引けるのでこのルアーをチョイスした。何処に魚がいるのか全く判らないので、少しずつ移動しながらキャストを繰り返す。
午後6時、ベイトが水面をピチャピチャやり始め、時折、稚アユらしき魚がライズする。ワンチャンスもないままキャストを重ね、既に帰りたくなって自分に、「スズキの活性が上がるのは今からに違いない」と何度も言い聞かせる。ZBLシステムミノー9Fタイダルに反応が全くないので、スキッターポップを試す。トップでこのエリアを攻めるには、まだ時期が早過ぎると思いつつも、淡い期待を込めてポッピング。
開始1時間半が経過。ワンダーを投げまくっていたが、こちらにもアタリはなくタイムアウト。相当数のベイトがいるので、スズキがいれば何処かでボイルしそうなものだが、それらしきドラマは全く起こらなかった。釣りをしている時間よりも、車での往復の移動時間の方が長いという、ガッカリぎみの釣行に気持ちがすっかり凹んでの帰宅となった。
2013/4/7 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ後曇り時々雨 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹
日本列島を縦断した爆弾低気圧がもたらした大雨の影響で、釣り場の水位は高く、水は随分濁っている。流れも強いため、しっかり泳ぐルアーであるアスリートS12をチョイス。流れてくるゴミを避け、タイミングを見計らって竿を振る。今日は晴れてはいるものの、時折小雨がパラつくという変な天気。気がつけば正面に立派な虹が架かっていた。これは多分、"吉兆の印"に違いない。そう信じて様子を伺っていたが、反応はない。ルアーをサイレントアサシン99F、アイルマグネットDB、エンゼルキッス140へと交換し、ガツンと手元に来ることを期待したが不発。魚がいれば10分もしない内に結果が出るような場所なので、魚が入っていないと考え、この場に見切りを付けた。
車で走らせ別の水系へと移動し、濁流が渦巻くポイントに到着。いきなり本流を攻めるのではなく、まずは手前にある流れ込みからチェック。この場所には、腹がパンパンに膨らんだフナやナマズ達が蠢いている事に気がついたが、私のルアーには全く反応しない。多分、彼らの頭の中は、食欲よりも産卵の事で一杯なのだろう。狙いを濁流渦巻く本流に切り替え、ラパラジョイントFJ13、フローティングラパラF11、グース、トリプルインパクトTP12を流すが不発。強い流れの中でもしっかり泳ぐビーフリーズSも投入したがそれらしきアタリはない。続いて、恐らく近隣では誰も使わないであろうハスキーラパラに交換。少し沈めながらリトリーブを繰り返していたら、川底の何かにガッチリと根掛かった。手持ち在庫に限りがあるルアーなので何とかして回収したかったが無理っぽい。水位が低い時ならウェーディグして回収できそうな位置だが、今日はとても無理。ラインブレイク覚悟で強く引っ張っていたら、メインラインの途中でブチッと切れた。
同じ所で竿を振っていると再び同じ悲劇に見舞われそうだったので、次のポイントへ移動する。瀬からの落ち込みに溜まっているだろう魚を狙ってロングAを繰り返し通したが不発。少しずつ移動しながらキャストを繰り返したが魚っ気がない。ナマス狙いに切り替え、チョイ投げで対岸に届くような水路でキャストをしていると対岸近くでゴミに引っ掛けた。後で取りにいける場所なのでそれほど心配せずにラインを切って少しの間、釣りを続ける。頃合を見計らって、ルアーを回収するために対岸に移動・・・そこにあるハズのロングAがない。どうやら何処かに流れてしまった様子。豪州バラマンディ・ガイド テリーの友人がリペイントした、世界に1個しかないルアーだっただけにとても残念なことをした。
立て続けに2個のルアーを失い、大きく気持ちが凹んでこの場から退散。最初に竿を振った釣り場へと戻った。低気圧が日本の東に抜けたため、そこでは南西からの爆風が吹き荒れ、立っているとよろけるぐらい状況になっていた。強風下でも飛距離が伸ばせるサーフドライバーを最初に選択。少しずつ投げる角度を変えてキッチリ探った後に、サスケ140裂波とレンジバイブを投入し様子を伺う。どれかで反応があれば、悪条件下でも腰を据えて竿を振る覚悟でいたが、それらしきアタリはない。事故が起きそうなくらい、風が強まってきたので、30分程で撤退した。
天気:晴れ 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:0匹
仕事が早く終わったので速攻で帰宅し、着替えて釣り場へと走る。前日までに雨があったので、随分と期待して竿を持ってポイントに立ったが予想に反して水位は低く流れも穏やか。「こんな感じでは今回もダメか・・・」といきなりの凹み気分でスタートした。先ずはフラットラップ10から。ヒラヒラと泳ぐこのルアーは私のお気に入り。アップキャストをした後に、流れに乗せてゆっくりとリトリーブ。時折トウッチを入れてヒラを打たせて、魚が食いつく間を与えてやる。
本命がいれば数投で勝負がつくハズなのだが、何度キャストをしても反応はない。ルアーをZBLシステムミノー11Fタイダル、9Fタイダルに交換し様子を伺ったが、時折、コイらしき魚に当たる程度でルアーを引っ手繰るような力強いバイトはない。岸際に小さなベイトの群れが寄って来ているためチャンスはあると思うのだが、いかんせん結果が伴わない。ポッピーとワンダーを投入し、違う攻め方で様子を伺ったがこれらも不発。
全く反応がなかったので対岸に移動。ここではアスリートF9、ZBLシステムミノー11F、ワンダーを投げまくってワンチャンスに期待したが、いずれのルアーにもチャンスは訪れず、時間ばかりが過ぎ去ってゆく。結局、1時間半ほど竿を振ってノーバイト。今日は釣行する時間帯が、時合と全くマッチしていない様子が手に取るように判った。
「Fishing Report」の目次に戻る。
トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

Copyright (C) tamatebako