フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2014年3月


天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、久しぶりにスズキの顔が見られたので、"2匹目のドジョウ"を期待して竿を出す。スタートは久しぶりにボックスの中に入れてきたシードライブから。"値段が高いばっかりで、飛ばなくて釣れないルアー"という位置づけなのだが、スズキの口から大きなベイトが飛び出ていたのを見てしまったため、試してみる価値はありそう。飛行姿勢が乱れないように注意しながらキャストを開始し、スローリトリーブを繰り返す。前日よりも水位が低いので十分気をつけていたつもりだったが、開始15分で痛恨の根掛かり。1個3,000円もするようなお高いルアーなので、なんとしても取り戻したかったのだが回収作業中にラインブレイク。これで一気に気持ちが凹んでしまった。

 強い西風が吹きつける中、ラインシステムを手早く組み直しキャストを再開する。次に選んだルアーはTKLM12。コイツは濁った水の中でも魚を良く引き出すので、気に入っているルアーなのだ。風でルアーやラインが横に流れることも考慮しながら、狙っているポイントにルアーが入るようにキャストをしてリトリーブ。数投目で何かがコツンとあたった。前日と同じようなアタリだったので、相手は多分本命のスズキ。シードライブをロストした嫌な気分は、一本釣って晴らすしかない。

 期待を込めて同じコースに何度もルアーを通すが不発。絶大なる自信を持って使えるフラットラップ8を投入したが、これもダメ。コモモ・カウンターに続き、シコトウィッチャー、そして最後の切り札、前日、良型を引き寄せたDC9バレットを投入した。水位が急激に上がる中、かすかなアタリでも逃すまいと指先に意識を集中してリトリーブを繰り返したが、その後は一度もそれらしき魚信はなくギブアップとなった。


天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 自宅に持ち帰った仕事をガシガシと片付け、夕マヅメから釣行した。釣り場は強い西風が吹いた水面は波立ち、濁りも強い。使えるルアーも限られるような状況の中、最初に選んだのはヨレヨレ。扱い方が判らず苦手なジャンルだったシンキングペンシルが、ヨレヨレと出会って見事に花開いた。私にとってのシンキングペンシルの原点とも言えるルアーだ。

 ヨレヨレは、ワンダーなどに比べて浮き上がりにくい特性を持っている。強い横風にラインが引っ張られるような厳しい条件の中でも、ストラクチャー周辺や明暗部の境を攻めやすいのでありがたい。魚が潜んでいるであろうピンポイントへルアーを流し込んだり、飛距離を活かして広範囲に探ったり、フォーリングで食わせたりとフィールドに合わせて幅広い使い方が出来るのでとても重宝するのだ。先日、実家の片づけをしていて気が付いたのだが、未使用・未開封の新品パッケージがゴロゴロ出てきてびっくり。その数、数十個。これに使用済みのヨレヨレを合わせると・・・ふらっと、一瞬めまいがした。

 干潮を迎え水位が下がっている状況下、ストラクチャー周辺を丁寧に攻めて様子を伺ったが不発。狙っている場所には魚が付いていないようなので、続いて少しずつ下流側に移動しながら広範囲に探ってみる。時折、2cm前後のベイト群が水面でチラチラするのが見えるので、チャンスはありそうな感じ。潮が切り替わり、海水が一気に河川内に入り込んで来るタイミングで本命のスズキが上がって来る事を期待してキャスト&リトリーブを繰り返す。

 少しの間、レンジバイブ70ESを試してみたが、今日はなんとなく違う感じ。続いて手に取ったのは、自宅を出る際にボックスの中へ放り込んできたDC9バレット。河川の流れが切り替わり、水位が少しずつ上昇する中、流れを意識しながらキャスト&リトリーブを始めるとコツリと弱いアタリがあった。すかさず、ツインパワーC3000HGのハンドルを素早く巻くと水面が割れた。そこからはエラ洗いの連発。ガバガバと激しく暴れるスズキを徐々に引き寄せる。足元に横たわったスズキ(77cm)の口からは、ベロリンと溶けかかった20cmを超えるボラらしき魚がはみ出ていた。

 2匹目を求めて直ぐにキャストを再開する。魚がまとまって海から上がって来ていればチャンス大。期待を込めて丁寧に探りを入れたが不発。フィード105デプスレスを使って攻め方を少し変えてみたが、バイトは得られず納竿となった。今回釣った魚が食っていたベイトサイズを参考に、明日ボックスに入れるルアーをアレコレ考えながら帰途についた。


天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 昨日訪れた河川は、思いのほか水温が低かったので今回は別の河川をチョイスし、水温が上がっているであろう夕マヅメからの釣行とした。釣り場は西風がバンバンと吹き荒れ、水面が波立っている状況。満潮に向けて、水位が徐々に上がっており、本命のスズキが海から流れ込む潮にのって川に入って来ていることを期待し竿を振る。

 強風の中でも飛距離が確保できるタダビッキーからスタート。少しずつ移動しながらキャストを繰り返し魚を探す。アシ群が切れるキリの良いところまで歩いてUターン。「ウグイでもよいから魚を釣ろう」と、ルアーをリトルジャックリトルシラスに交換。キャストを重ねながら移動していると、存在感のある赤い物体が目にとまった。

 岸際に転がっていたのはTENGA。磐田市出身の長澤まさみさんが映画「モテキ」で着たTシャツにプリントされていた「LOVE ME TENGA」が一部で話題になったが、まさか現物が釣り場に落ちているとは・・・。たぶん、買って使ってはみたものの、プラスチックゴミとして近所のゴミ集配所には出し難いので、河川にポイ捨てしたに違いない。実は、先日のシリコン製の豊満なオッ●イが浮いていたのもこの河川。捨てたのは同一人物ではないかと、勘ぐってしまう。

 日没後、風が若干納まってきた。流れが緩やかなのでバッテンヨレヨレを使い、フルキャストして効率よく様子を伺う。いつアタリがあっても良いように指先に神経を集中してリトリーブを繰り返したが、期待していたような反応はなく、完全ノーバイトでギブアップとなった。


天気:晴れ 水温:8.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日までに雨が降ったので、いつもと違うパターンで釣行。釣り場に到着するとT.Mさんが準備中だった。考えることはやはり同じ。流れは予想していたよりも若干弱いが、水の濁りも丁度良い感じで、期待が持てそう。期待を込めて彼と一緒に並んで竿を振り始めた。スタートはサイレントアサシン99Fから。サイズの割には安定して良く飛び、扱いやすいのでとても好感が持てるルアー。リップやボディが折れやすく、耐久性に難があるようだが、魚の反応はよいので自信を持って使える。

 魚がいれば、数投目には確実に反応するハズ。ルアーにスレてしまう前、最初が肝心なので丁寧にリトリーブをする。キャストをする角度やリトリーブスピードを変えたり、途中でジャークやらポーズを入れてみたが、コツリともそれらしきアタリはない。続いて投入したのがハニートラップ95Sサイレントアサシン99Fでカバー出来なかったエリアを一気に探ってみた。このルアーは以前、この場所でバッチリとはまった経験があるため、期待して使ったが暫くの間リトリーブを繰り返してもワンチャンスもない。

 気になっていたのはベイトがいないこと。水温は8℃しかなく、やはりまだ水温が低過ぎるのかもしれない。15℃を超えてくれば、もっと魚っ気が出てくるので、もう少し季節が進むのを待つ必要がありそうだ。反応がないルアーを延々と使っていても時間の無駄。過去の実績があるルアーをボックスから取り出し、順に試してみた。ゾンク120ファーストサーフドライバーなどアレコレ試すがカスリもしない。1時間程でギブアップしたT.Mさんの後を引き継ぎ、30分程キャストを続けたが、ついにバイトは得られず私もギブアップした。


天気:晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ウグイ)

 北西からの強い風が吹き荒れる中、釣り場に立つ。水位は予想していたよりも低く、ウェーダーを履くまでもなかったため、今回はスパイク底の長グツをチョイスした。足場が硬くてしっかりしていても、薄っすらと泥が被っていたりするので滑りやすい。そんな場所ではやはりスパイクは重宝する。過去にフエルト底のウェーダーで滑った事がある。その時は、しこたま尻や腰を打ちつけて痛い思いをしているので、人一倍慎重なのだ。スパイク底はカツカツと音が響くので、足音をなるべくさせないように静かに水際まで近づきキャストを始める。

 スタートはモアブ85F。某釣具店の店員に紹介されて買っては見たものの、一度もバイトがなかった。いつの間にかボックスから消えてなくなり、未だ元が取れていないルアー。出撃前に部屋においてあるストックボックスの中をゴソゴソやっていたら、ひょこっと出てきたので今回持って来た。暫くキャストをしてみたが、やはりワンバイトもないため、ボックスの奥に押し込む。見た目は格好が良いので、このままお蔵入りさせるには惜しいルアー。ベイトが小さい春から初夏には名誉挽回のチャンスがあるに違いない。これからは、忘れずに時々使ってみようと思う。

 風が更に強まり、ミノーは投げづらくなってきた。シンキングペンシルだとラインが風に引っ張られて浮き上がってしまい、コントロールしにくい状況。そこで取り出したのがバンジーキャストメタルスプーン。小粒だが重量があるので、この釣り場なら飛距離は十分。使い出して直ぐに、カツンッとアタリがあった。コイやボラの体に当たったような感触ではなく、明らかに食ってきた感じだったので、同じコースを通るようにバンジーキャストメタルスプーンを通すと狙いどおりにヒット。しかし、引き寄せてくる際に、残念ながらフックオフ。

ウグイ 7KB 魚の姿は見られなかったが、直ぐに頭に思い浮かんだ魚は・・・ウグイ。周囲に群れで集まっている可能性が高いため、丁寧にキャスト&リトリーブを繰り返していると再びチャンス到来。無理をせずゆっくりと引き寄せ、魚体を確認してからゴボウ抜き。足元で元気良く跳ねまくったのは、案の定、ウグイ(30cm)だった。久しぶりに魚の引きを味わったので、本命魚と違っても満足度は高め。次の魚を狙ってキャストを重ねる。

 ウグイは流心にいるのではなく、強い流れのキワにいる様子。水面の変化に注目しながら、ルアーを引くコースを調整していると狙いどおりに2匹目をキャッチ。サイズは少しアップした33cm。小さな口でトレブルフックをガップリと咥えていた。

 更なる追加を求めて、強風が吹きつける中、キャストを繰り返す。いつの間にやら魚の群れが移動してしまったようなので、少しずつ移動しながら魚を探していると痛恨の根掛かり。表層の反応がなかったので、徐々にバンジーキャストメタルスプーンを通す場所を下げていったのが失敗だった。何に引っ掛かったのか判らなかったが、何とか外そうと努力してはみたもののラインブレイク。切れた所はリーダーの結束部。暫く結び直していなかったので、弱くなっていたようだ。本日のアタリ針を失って、急激にテンションが下がったので納竿とした。


天気:曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:1個(再び謎の物体)

 一昨日、まとまった雨が降った。まだ"春の雨"って感じではなかったが、この影響がどう出ているか確認したくて、昨日とは違う水域に夕マヅメから釣行した。釣り場に到着し高い所から河川全体を見渡すと、大量のゴミを浮かべた濁った水が上流へ向って流れている。満潮をむかえた後、流れが切り替わると、これまで上がっていったゴミが一気に戻ってくるに違いない。今日は、それまでの短い時間が勝負。漫然と竿を振るのではなく、キッチリと狙いを定め、ピンポイントを狙った釣りをすることにした。

 スタートはフィードシャロー105から。このルアー、近隣では余り人気がないようなのだが、とても使いやすく良く釣れるルアー。長時間使っていても飽きないルアーの1つでもある。兄貴分のフィードシャロー128はイマイチ扱いにくく、直ぐにお蔵入りとなったが、フィードシャロー105の方は、長い間、一軍ボックスの中に入っている。

 水面に浮くゴミを引っ掛けないように、気をつけながら表層を引いて様子を伺うが無反応。続いて攻める水深を下げ、ストラクチャーのキワへ送り込むためにTKLM9/14ワークスをチョイス。流れを考えながら、ゆっくりとルアーを送り込んでみるがこの作戦も不発だった。

 ストラクチャー周辺では反応はなかったので、少し移動して広範囲に流心を探ることにした。使うルアーはデプスレスヨレヨレ。魚の動きがあれば、直ぐそこにルアーが放り込めるように注意深く水面を見ていると、上流から何やら"白い桃"のようなものが2個、ドンブラコッコ、ドンブラコ・・・と流れてきた。引き寄せてみると、それは桃太郎が入っていたような桃ではなく、とても立派で豊満なオッ●イ。

 猟奇事件に巻き込まれるのはイヤだったが、勇気を出して触ってるみと人体の一部ではなく、シリコンで出来た"大人のおもちゃ"。見た目に負けず劣らず、思わずうなってしまうほど艶かしい触り心地。余りにもリアル過ぎて、その作りに感心してしまった。(画像は自主規制で加工済み)。1月の釣行では、この河川で大きなブラジャーを釣ったので、ついに今回で中身まで揃った感じ。この河川、魚は全く釣れないのに、釣果はこんなのばっかり。結局、今宵はゴミが大量に流れ始めたのでギブアップ。次回はどんな物が釣れることやら・・・。


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