フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2014年4月


天気:雨 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 GW4日目、連休前半の最終日は雨となった。前日、ボイルは度々見られたのにルアーには全く反応せずとても悔しい思いをした。この雨で雰囲気がガラリと変わることを期待して、カッパを着込んで釣り場に立つ。満潮なので残念ながら流れは緩やか、しかも水面を泳ぐベイトは不在。釣れる気がしないのだが、TKRP9/12からスタートする。広範囲に探るが反応がないので、続いて取り出したのがブルースコード90C。表層を丹念に探っていると少しずつ流れが出始め、ベイトの群れが下ってきた。

 GドッグX-SWフラットラップ10シャロートプスを試した後に、バッテンを投入。少ししてガツンとアタリがあったが、その引き具合からすると巨鯉っぽい。魚の姿を見る前にフックオフしたが、少しの時間、竿が曲がって魚とのやり取りが出来たのでちょっと嬉しかった。続いて投入したのがZBLシステムミノー11Fタイダル。流れてくるベイトの群れが増えてきたので期待していたところで明確なアタリ。これは本命のスズキっぽいアタリだったがフッキングミス。反応があったところにルアーを再び通すと、竿先の直ぐそばでスズキが11Fタイダルを咥えて反転するのが見えた。

 一気に突っ走られてド派手なエラ洗いを目の前で繰り返されても、ドラグは緩めにセットしてあったので焦ることなく対応。もし、ドラグを閉め込んであったり、ラインの滑り出しが悪かったりしたら、いきなりフックオフしていたかもしれない。開始一時間でキャッチしたスズキは65cm。この時期のレギュラーサイズと考えている55〜60cmを少し上回るサイズだった。ボイルはないのにルアーに反応したのは良い兆候。素早く写真を撮ってリリースし、2本目を狙う。

 11Fタイダルに反応がないのでエスタ・シャローのスローリトリーブで静かに様子を伺うが沈黙。一転して、ロングA(14A)のジャーク&ポーズを繰り返し、賑やかに魚の反応をみたがこれも不発だった。開始2時間程経って、突然目の前でボイルがおき、2〜3cmのベイトが弾け飛んだ。本命魚は確実に直ぐ近くにいるので、あとは反応するルアーを探すだけ。表層をスクールする小さなベイトを捕食している場合は、とても攻略が難しいのだが、持参した数々のルアーのどれかに反応する物があることを信じて次々に投入する。

スズキ&TKRP 6KB スキッターポップデッドフロート8などアレコレ投入した後、ドカンと出たのはエスフォー7。スクールしているボラっ子達のスピードに合わせ、表層を引き波立てながらユラユラと泳がしていたら水柱が立った。強まる雨の中、袖口から雨水が進入してくる不快感を感じつつ竿を立ててファイトしていたのだが、魚が反転した際にルアーがスッポ抜けた。ガックリしながらルアーを回収している横でもボイルが起きている。このエリアには、まとまった群れが入って来たようでGW前半戦最大のチャンス到来。

 アチコチでボイルが起きているのだが、エスフォー711Fタイダルには反応がなくなっている。スズキ達は完全に表層の小さなベイトを意識している様子。こうなってしまうと、使えるルアーはトップウォーター系しかない。シルエットの大きいルアーを誤魔化して食わせるためには、早めのアクションで水面を賑やかにするしかない。竿を立ててTKRP9/12のファスト・リトリーブを繰り返していると、本流と脇から流れ込む濁り水との境でドカンと出た。ガバガバと元気良く暴れまくるスズキを慎重に引き寄せ無事にオーシャングリップで掴む。TKRP9/12のフロントフックをガッチリ咥えていたのは、先に釣ったサイズより小さい55cmだった。

 更なる追加を期待してルアーを投げまくったのだが、徐々にベイトの群れが消えてボイルもしなくなってしまった。明らかに時合が終了した感じが漂い、周囲から魚っ気が消えてしまった。多分、ベイトの群れとボイルを探しながら移動すれば、釣果は伸びそうだったが、雨の中での2本キャッチに満足してしまい納竿とした。今回、TKRP9/12で1本出した事により、小さなベイトに反応しボイルしているスズキ対策において一筋の光が見えた感じ。今後の釣行では、持参するルアーの構成をちょっと変えてみようと思う。


天気:曇り 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:2匹(ボラ)

 GW3日目、前日までのネオプレーンウェーダーを使った釣行で結構な汗をかいたので、今日からナイロンウェーダーに変更した。しかし、釣り場に到着して入水してすぐ、これは失敗だったと気が付いた。水が思いのほか冷たくてビックリ。水温を測ると、16.5℃しかない。分厚いウール生地の靴下を履いて来たので幾分良かったものの、膝まで入水しキャストを続けるのはとても我慢が出来そうにない。水深と足場を確認しながら、深みにはまらないように少しずつ移動してキャストを開始した。

 スタートはマリアフェイクベイツNL-1から。不細工な顔つきでルックスが悪いので、釣具店の店頭では人気がないルアーだが飛距離はバツグン。表層を攻められるので、水深の浅い河川などではとても重宝するルアーだ。泳ぎは極めて大人しいため、使い始めた頃は「なんじゃ、これぇ〜」と思わず声を出してしまったが、派手に泳がないのがキモ。ちょっと我慢して使うと、見事にはまることがあるのだ。アップキャストをして流れに乗せてゆっくりとリトリーブをしながら様子を伺ったが無反応。さて、どうしようか・・・。考えていたところでボイルが起きた。

 開始早々からボイルが起きたのは、良いタイミングでこの場に入れた証拠。反応がなかったフェイクベイツNL-1からGドッグX-SWに素早く交換してボイルがあった周辺を探る。しかし、コイツも無反応。スズキに追われているベイトのサイズは2〜3cmしかなく、GドッグX-SWではシルエットが大き過ぎるようだ。スキッターポップに交換してポッピングで様子を伺ったが、こちらも相手にされなかった。

 前日の釣行で活躍したエスタ・シャローも不発。ドッグXDC9バレットシャロートプスバッテンラテスなど持参したルアーをアレコレ試しては交換を繰り返しアタリ針を探そうと頑張ったが、見つからない。この間にも、50〜60cmのスズキが流心付近でボイルしており悔しい思いをする。時間の経過と共に水位が変化して流心の位置が移動し、ボイルする場所も変わってきた。ボイルする位置と流れを意識しながら、B太80SRワンダーを投入すれども本命魚からは完全に無視。ここでは、フラットラップ8ドッグXでボラっ子のスレ掛かりがあっただけ。

 スズキ達は、ルアーには全く興味を示さず、水面でスクールしているボラっ子達に襲い掛かっている。少し移動してZBLシステムミノー9FタイダルZBLミノー50Sを投入したが、これらにも反応はない。万策尽きた頃、ボイルもなくなり周囲は沈黙したので納竿。今回の釣行では完全にボイル攻略失敗。本腰を入れて対策に取り組む必要性を痛感しながら、愛車のアクセルを踏み込んだ。


天気:晴れ 水温:17.0〜19.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラ)

 今日は釣行するタイミングを大きく変えて満潮からの下げ狙いで出撃した。前日、アチコチを見て回っていたので、狙い所を2か所に絞って竿を振る。白っぽい濁りが入っている1か所目は、エスタ・シャローからスタートした。このルアーは、鹿児島県にあるピーズファクトリーというメーカーが作っているS字系のリップレスミノー。シャローを効率よく広範囲に探れ、強い流れの中でも引けるルアーなので、お気に入りなのだが、近隣のショップで取り扱われていないのがちょっと残念なところ。皆さんが使い始めると魚がルアーを学習してしまうので、マイナーなルアーのままの方が良いのだが、ロストした時の事を考えるとやはり近所で買えた方がありがたい。

 周囲を扇状に探って反応がないため、タイドミノーLDに交換し探る水深少し下げてみた。魚がいれば30分もしない内に何らかの反応があるハズだが、空しいキャストが続く。続いて投入したのはレンジバイブ70ES。早巻きから始め、リフト&フォールも試したが不発。このポイントで実績のあるザ・ファーストを最後に投入して、反応がないことを確認しこの場から退散した。

 2か所目が、今日の本命釣り場。昨日の下見で、狙うべきポイントはハッキリしている。静かにウェーディングしてキャストを始めると、直ぐ目の前で派手な捕食音と共にベイトが弾け飛んだ。すかさずエスタ・シャローをボイルした所に放り込みリトリーブをする。魚が反応したのは2投目。口に掛かったルアーを振り払おうと何度もエラ洗いを繰り返したスズキは55cm。サイズは小さいが、パワフルなファイトを堪能できた。

 2匹目を狙ってキャストを繰り返したが不発。しかし、魚がいないのではなく、時折、50〜60cm程度のスズキによるボイルが起きるような活性が高い状況にあった。ルアーをコンバットポッパーに変えて周囲を探ってみると、フックにボラっ子が引っ掛かってきた。僅か2〜3cmしかないベイトを盛んに捕食しているスズキを大きなルアーで誘うというのは、やはり中々難しい。彼らに完全に見切られているようで、ルアーを通した後でボイルが起きることもしばし。

 エスタ・シャローラビット90を引いた後、ZBLシステムミノー11Fタイダルを取り出す。ボイルが度々起きるピンポイントにルアーを流していると、狙いどおりにガツッとヒット。確実にフッキングしていたように思っていたが、ファイトの途中でフックオフ。サイズは先に釣った魚より小さかったが、ボイルしている魚を攻略するための駒(ルアー)が増えたのでポイントは高かった。更なるチャンスを求めてキャストを重ねたが、徐々にベイトが消えうせボイルもなくなってゲームセット。気になっていた、もう1か所のポイントをザックリと探ってから帰途に着いた。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ボラ)

 待ちに待ったGW前半のスタート。午前中は浜松城公園で開催された「家康楽市 春の陣」に嫁さんと出陣。今回、十二単をまとったお姫様を間近で見ることは叶わなかったが、甲冑を身に付けた勇壮な武士や素敵な笑顔を振りまくキャンペーンガールをデジカメに納め、何か美味しそうな物や面白い物がないかとキョロキョロしながら1時間程散策した。

 昼食は初めて入店したハンバーガーのチェーン店で、少しリッチに"和牛トリュフ塩バーガー(ドライトマト入り)"を注文。黒毛和牛の肉を使っているらしいが、「"国産"とはうたっていないので、何処の国の和牛肉を使っているのだろうか・・・?」などと余計なことを考えながらパクつく。諸外国でも"和牛"が育成されており、"外国産の和牛"が国内に輸入されている状況なので、こんな事をふと思ってしまうところが悲しい。お味は肉の味がしっかりしたハンバーガーだったので、ほどほど満足。家康楽市の散策で消費した以上のカロリーをたっぷりとお腹の中に詰め込んで帰宅した。

ぼらっ子 5KB 自宅に戻り、一服してから釣具一式を車に詰め込んで出撃。1か所目はドッグXを使って手早くサーチし、魚っ気がないことを確認して本命の場所へと移動。静かに歩きながらキャストを重ねて魚のいる場所を探る。水面がチラチラと動いているエリアにドッグXを通すとボラっ子がスレ掛かってきた。今の時期、多分スズキはこの2〜3cmしかないベイトを捕食しているハズ。ベイトの群れがウロウロしている場所で粘っていればチャンスがありそうだったので、暫くの間、ルアーをアレコレと交換しながら様子を伺った。

 ラビット90デプスレスFサイレントアサシン99FバッテンZBLシステムミノー50Sなどを試したが不発。満潮に向って水位が急上昇する中、濁りが強まってきたのでこの場から退散した。3か所目は2月後半に訪れ、底なしの泥地獄のワナにはまった場所。ここではベイトの群れがアチコチでスクールしているため、チャンスはありそう。以前、釣具店で見つけ、「豪州遠征で使えるかも〜」と思いついて衝動買いしたウェイクマジックを試してみた。クネクネと表層を泳ぐアクションはとてもイイ感じ。これでドバァ〜ンと水面が割れればイメージどおりだったが、現実はそんなに甘くない。

 ラビット90でボラっ子のスレ掛かりを追加した後、バッテンを引きまくってノーバイト。何処かでボイルが起きれば気持ちが盛り上がるのだが、それらしき捕食音は聞こえてこずギブアップ。帰宅途中で立ち寄ったポイントでは、ブラジル人が竿を振っていたので様子を聞いてみる。魚は釣れていないらしいので、釣れないのは自分だけでないことが確認できて少しホッとする。水温は十分あり、ベイトも沢山いるので、あとはタイミングを合わせるだけだと考え、勝負は明日に持ち越しとした。


天気:曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(ウグイ)

 土曜日休みだというのに、午前中は新幹線に飛び乗り静岡の職場で一仕事。前日、県内初のPM2.5の注意喚起情報を発表したため、予定していた用件が全く手付かずになっていた。誰もいない職場で、カリカリと仕事を片付けていると、私と同様の人達がチラホラと現れた。どなたも、チョットとお疲れモード。新しい職場で緊張しながら日々仕事をしているため、大分疲れが溜まってきている感じがする。昼過ぎまで頑張って、再び新幹線を使ってトンボ帰り。午後は録画してあった映画を1本観て、夕マヅメ狙いで車を走らせた。

 例年、この時期は本命のスズキが上がるので鼻息荒く準備を整え、キャストを開始。スタートはエスタ70をチョイス。きれいに描くS字軌道を確認しながら、ガバッと本命魚がルアーに躍り出るイメージを膨らめていたが不発。ルアーを追い掛けるような影も見られない。少しずつ移動しながら、ヨレヨレワンダーを試すがこちらにも反応はない。

 日没後、ウナギの稚魚を獲るオッチャンたちが動き出した頃、シコトウィッチャーにガツンと強い手ごたえがあった。しかし、コレは明らかに違うアタリ。ルアーを回収すると巨大な鯉のウロコがフックに刺さっていた。気持ち的には竿を曲げてくれれば巨鯉でも良かったのだが、その後は暫く何事も起こらない。ルアーを最終兵器ユラメキに変えてみると、いきなりのヒット。慎重に引き寄せてくると、ウグイ(25cm)だった。たとえウグイだとしてもボウズをくらうよりは遥かにマシ。素早く写真を撮ってリリースする。

 「ユラメキでウグイを2〜3匹釣っちゃおうっと」などと思っていたが、コツリともアタリはない。暫くルアーを投げ続けたが、結局単発で終わってしまった。いつもなら、小さなベイトが周囲に沢山いる気がするのだが、今年はその姿が全く見られない。もう少し日が経たないとこのエリアに本命魚は入ってこないのかもしれない。もう少し日を空けて再チャレンジするとしよう。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 新しい勤務地での長い一週間・・・大した仕事はしていないハズなのだが、どっと疲れが溜まっている感じ。しかも、休日にもかかわらず午前中は新幹線を使って静岡の職場まで行き、バタバタと仕事を片付けてきた。帰宅後は一休みして、夕マヅメからの釣行に出発。今回は満潮からの下げ狙い。選んだポイントは水位が高すぎると釣りにくい場所なので、心配していたが予想よりは水位が上がっておらず一安心する。

 スタートは久しぶりにボックスの中に突っ込んできたシマノ・トリプルインパクトジョイント型リップレス100SP(LM-1002DJSS)から。私が時々使う10cmサイズの方は、数々の話題を呼んだトリプルインパクトのシリーズ中、全く注目されなかったとも言えるルアー。残念ながら直ぐに店頭から姿を消してしまったが、S字の軌道を楽しみながらスズキ狙いにも使えるテイストに仕上がっている。私と同様、その事に気が付いた釣り人もいる何処かにハズ。リップレスのクセに飛距離が稼げないのが難点だが、実はストラクチャー周りに出来る明暗部の境をねちっこく狙う時などはとてもイイ感じなのだ。

 時折、トウッチ&ポースを織り交ぜながら、よさげなピンポイントにルアーを流し込んでみたが不発。ルアーが悪いのか、腕が悪いのか、はたまた魚がいないのか判らないため、場所は移動せずにエスタ70フラットラップ8など暫くアレコレとルアーを交換して様子を伺ってみた。時期的には、食いっ気のあるスズキが河川に入り込んでいるハズなのだが、それらしき気配は全くない。岸際には私以外の釣り人の足跡が残っていないため、このエリアは釣れていないのかもしれない。

 せっかくの休日をノーバイト・ノーフィッシュで終わらせるのは余りにも悲しい。入漁証を持って来ていたので、一級河川まで車を走らせ少しの間、竿を振ってみた。日頃竿を振っている二級河川と違い、エリアが広く狙うべきポイントがキッチリと絞りきれないのが難点。この河川を攻略するには暫く時間が掛かりそうな感じ。魚を釣ってストレスを発散させるには、更に時間が掛かりそうだ。


天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 4月1日付けの人事異動で、またしても静岡のお堀の中へ通勤するはめになった。仕事はハードな上に残業はあたりまえ、通勤時間は長いし、毎日命を少しずつ削っていくような生活は懲り懲り。「3回目は勘弁して欲しい」と常日頃から思っていたのだが、頭の上に白羽の矢がブスッと刺さってしまった。これで今年は釣行回数がぐっと減り、例年行っている豪州遠征や"ぎじたまダービー"の開催にも様々な影響が出そうな感じだ。

 新任地では日々緊張して仕事をしているので、帰宅するとグッタリ・ヘロヘロ状態。既にストレスで胃も痛くなってきているので、気分転換をする目的で午前中は浜名湖花博2014浜松フラワーパーク会場に行ってきた。"花よりも魚"である私は、美しく咲くサクラや色とりどりのチューリップよりも池の中の鯉やベイトの動きの方が気になる。頭上や足元に咲く花々を見つつも、つい水中を覗き込んでしまう。良さそうなポイントでは、自分の立ち位置やルアーを打ち込む場所、リトリーブのコースまで想定してバーチャルフィッシングを楽しんだ。

 アップダウンの激しい園内をグルグルと歩き周り、相当疲れてはいたが、自宅に戻って一服した後に夕マヅメから気合を入れて釣行した。干潮からの上げのタイミング。水位が低いので、表層を引けるブーツ120からスタートする。最初はスローリトリーブから。暫く周囲を引いたが反応がないので、時々強くジャークしてダーターのようにダイブさせて魚を誘う。

 期待を込めて使っていたブーツ120は不発。続いて投入したのはラビット109。フローティングのハズが、ルアーを水につけると すうっ〜と沈んでいった。今日は塩分濃度が低いのか、それともルアー内部に水が入っているのかは判らなかったが、水位が下がっている状況でのシンキングルアー使用は根掛かりの危険大。竿を立て気味にして何度かリトリーブを繰り返し、反応がない事を確認してボックスの中に戻す。

 時折、水面が細かく波立っていることに気が付いた。どうやら上げ潮に乗ってベイトの群れが回ってきた様子。群れの後ろに本命のスズキが付いてきていることを期待し、デプスレス75Fを引きまくる。このルアーはボディーの強度不足という致命的な欠点はあるものの、小型ながらも飛距離が確保でき、泳ぎも良いので自信を持って使える。水面の変化に注目しながら、ワンチャンスを期待してリトリーブを続けたが不発に終わった。

 最後の望みを掛けて対岸に移動し、コモモを使ってザックリと探ってみた。こちら側は全く魚っ気がなく、釣れる気もしないため15分程でギブアップ。このところ魚を見失っており、何処に行けば良いのか困惑している状況。仕事のストレスを吹き飛ばすような1匹に出会えるよう、祈りながらの帰宅となった。


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