
トップ>FishingReport>2015年4月
天気:曇り 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午後3時半、満潮からの下げ狙いで釣り場に立つ。飛豚73プロップを使って水面を流していると、ベイト群が下ってきた。ここで筋書き通りにボイルがスタート。3〜5cmのベイトを捕食しているのは50cm程のスズキ。しかもボイルする場所は、私が立っている目の前の掛け上がり。竿先で本命魚を突けるほどの距離の所で、銀色の魚体が水面に躍り出る。このタイミングを狙っていたとはいえ、手が届きそうなところで突然ベイトが弾け飛ぶようなボイルを見ると心臓バクバク状態。すかさずルアーを投げ込み、バイトの瞬間を期待するがアタリはない。
ボイルする場所は決まっているので、スズキは川底に潜んで頭上を通りかかるベイト群を狙っている様子。スズキに反応するルアーを見極めるため、次々と持参したルアーを試す。実績のあるコイキやコンバットポッパーから始め、ベイトサイズに合わせてフェイクベイツS50、ラパラCD3も投入。反応がないため、エスフォー7の水面トロトロ引きやローリングベイトの超早引き"ジャカジャカ巻き"も試す。
ベイト群の流下が途切れるとボイルは沈静化し、周囲は沈黙する。スズキは何処かに消え失せた訳ではない。X-10やTKLM9/12、シャローランニング・ファットラップラパラなどを投入し様子を伺うが、これらにも無反応。暫くしてベイト群が流れてくると再びボイルが始まる。明らかに本命魚達は私の操るルアーはニセモノと見切っており、コツリともアタリはない。Aプロップ、エスフォー5、DC7バレットなども試したが不発。午後6時半頃、ベイトの群れは消え去り、これに伴って周囲は沈黙したため納竿とした。本命魚が目の前にいるのは判っているのに、食わせられないのはストレス以外の何物でもないのだ。
2015/4/28 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹
前日は北海道や福島で気温が30℃を超える暑さになった。まだ4月なのだが、沖縄よりも気温が高くなるなんてホント信じがたい。気温が上がる原因は、南から吹く風がもたらすフェーン現象によるとのことだが、今日も30℃ぐらいまで気温が上がっている場所があるらしい。静岡県内はそれほどでもないが、初夏を感じる陽気となった。今回は、満潮からの下げで魚が動くタイミングを狙って、午後3時少し前から釣り場に立った。
スタートは、リップが折れたリトルジャックのボラスト75Fをチューニングしたボラスト(改)。因みに"改"と称しても、大した事をしている訳ではない。過去の釣行でポキリと折れたリップを丁寧に削り取り、腹部にオモリを貼っただけの物だ。この改造により飛距離はアップし、しかもリトリーブを開始すると水面に浮き上がり、水面で口をパクパクやっているボラっ子を演出することが出来る。ベイトがもう少し大きく育てば、きっと活躍する出番が増えるだろう。
ベイトの群れが下って来るまでまだ時間があるようなので、持参したルアーをアレコレ試す。飛距離をアップするため腹部に沢山オモリを貼り付けたスミスのコクーンや、スキッターポップ、Aプロップ、コトキ、X-10、デプスレス、コモモなど飛距離とアクションを確認しながら、イザと言う時にパッと取り出せるようにボックス内を整理する。暫くして水位低下とともにベイト群が少しずつ下ってきた。このタイミングで突然、ボイルが始まる。
竿先にぶら下がっていたドッグXをボイルした付近に放り込み、早めのアクションで誘ってみる。使っているのはクリア・カラーのヤツ。スズキが捕食しているベイトのサイズは小さいが、透明ボディならルアーの大きさを誤魔化せるんじゃないかと考えてのチョイス。少しずつコースを変えて何回かルアーを通してみたが不発。続いて、コンバットポッパーを使い、早めのトウィッチで水面を賑やかに泳がせたが、こちらにも反応はなかった。
全体的にベイト群の数は少ないのだが、スズキが潜んでいるポイントにベイトが差し掛かるとバコーン!! と50cmUPのヤツが水面に躍り出る。ボラスト(改)やコイキ、プロップダーター、エスフォー5、飛豚73プロップなどを次々に投入したが、全てスズキ達からは無視された。時計が午後6時半を回ったところで、ベイトっ気は消えうせ周囲は沈黙。全く釣れる気がしなくなったので納竿とした。
2015/4/26 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:0匹
今日も懲りずに、夕マヅメ狙いで釣行。夕暮れ時を向かえ、ツバメが水面近くを飛び交う中でキャストを開始した。近隣では田植が始まっており、代掻きの濁り水が支川から本流河川へ入り込んでいる。この濁り水との境に一時的にベイトが留まり、本命魚であるスズキがガボガボやるパターンがある。今回は表層を意識しているであろう魚をメインにアレコレと策を練ってきた。
スタートはチャグペッパーから。岸際に咲く菜の花を横目で見ながらロングキャストで対岸に向ってルアーを投げ、川の流れに合わせてポッピングをさせながら引いてくる。水中に隠れている馬の瀬周辺でドバンッと出ることを期待していたのだが不発に終わる。瀬の落ち込みも期待したがこちらも不発。本命のポイントに移動して開始10分が経過。何の前触れもなく私の目の前でスズキがベイトの群れに派手に襲い掛かるボイルが起きた。逃げ惑うベイトのサイズは小さく、3〜4cmってところ。すかさず竿先にぶら下がっていたバブルクランクを放り投げ、周囲を探るが反応はない。
ZBLバイブ(16g)に交換し、表層の早引きを試してみたがコチラもダメ。では、ボトム付近を探ろうと少し沈めたら一発で根掛かった。自宅にこの重さのZBLバイブのストックはないため、何とか回収しようと試みてウェーディング出来る限界ギリギリまで水に使ったが、水位が高くて根掛かっている場所まで行けない。千数百円のルアーを回収するために、溺れて死にたくはなかったので、泣く泣くラインを強く引っ張ってブレイクさせた。
TKRP9/12を試していると再びボイル。本命魚のサイズは50〜60cmぐらいのようだが、とても威勢が良い。こんな魚がトップに出たらさぞや楽しかろうと妄想を膨らませたが、TKRP9/12は完璧に無視された。続いて、飛豚73プロップを投入。水面を波立てながらリトリーブさせている直ぐ近くでボイルが連発。ベイトが弾け飛ぶほどだが、私のルアーに触れもしない。明らかに食っているベイトとルアーサイズが違い過ぎるので、密かに持ち歩いているミニファットラップ・ラパラを投入。キャスト後、ルアー着水直後からのファスト・リトリーブで反射食いを狙ったが、スズキ達からは相手にされない。
続いて、ラファエル、ユラメキなどセイゴ狙いの小型ルアーを相次いで投入したが不発。ならば・・・DC7バレット、ZBLシステムミノー11Fタイダル、コモモなどベイトサイズを無視して、持参してきたルアーをアレコレ投入したがワンチャンスもない。結局、目の前で繰り返されたボイル対応に翻弄された挙句、ノーバイト・ノーフィッシュでタイムアウト。またしてもボウズの連敗を止めることが出来ないまま、うな垂れて帰途に着いた。
2015/4/25 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:15.0〜19.0℃ pH:不明
釣果:0匹
日中は嫁さんと磐田市見付のツツジ公園を散策したり、宿場街道筋で催された磐田市合併10周年記念関連のオープニングイベントを観覧したりしてのんびりと過ごす。夕マヅメからは、昨年夏から秋に掛けて川鱸を狙って通っていた釣り場へ今シーズン初めて足を踏み入れた。水位は思いのほか高くて、流れも強いため入りたいポイントに行けない。川で流されるような危険を犯してまで釣りをする気もないため、岸際で竿を振ることにしたが、水は白濁しておりイマイチな雰囲気が漂う。
スタートは、シンキングペンシルのレイジーから。立ち位置を基点に、キャストする方向を扇状に刻んで様子を伺ったが不発。続いて、対象魚としてウグイも視野に入れ、ワンダー60を使って反応を見たがコツリともアタリはない。最後にエスタシャローをブン投げて、この場から退散した。
次なるステージは、最近、黒鯛狙いのエサ釣りをする人が増えている場所。先行者多数により竿を振る場所がないことも考えられたが、取りあえず足を運んでみる。すると、ポイントにいたのは、ルアーを投げていた1人だけ。挨拶がてら様子を尋ねると、魚っ気はないようで、早朝の方が魚の反応は良いと言う。このところ、早起きして竿を振るほど自分には元気がないので、暫くは夕マヅメ狙いが主体となるだろう。
今日は南南東の風が強く吹き、モロに向かい風の状態。持参いたルアーの中で、使える物は必然的に限られてくる。トップバッターはレイジー。このところ出番は多いのだが、未だ釣果に恵まれないルアーなのだ。泳ぎを見ると、決して悪いとは思えないため、使っていればそう遠くない内に魚が掛かりそうな気がする。
続いて投入したのは、このポイントで実績のあるブルースコード。自信を持って使うことが出来るルアーなのだが、こちらにもアタリは全くない。最後にDC9バレットを試したが、ワンチャンスもないまま1時間が経過。これ以上、粘っても無理っぽかったためギブアップ。今日もまたノーフィッシュとなり、8連敗が確定した。果たしていつになったら釣れるのやら。
2015/4/19 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨後晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹
今日は、大潮の干潮前後狙いで昼過ぎからの釣行。予想していた以上に水位が低く、来るタイミングが遅かった気配が漂う。このエリアは、本命のスズキだけでなく、ナマズもいる可能性があるため、スタートはバブルクランクから。ベイトが集まりそうな場所を選んでルアーを流したが不発。続いて、アームズポッパーを使って広範囲に活性の高い魚を探す。この2つのルアーで魚の反応が得られれば楽チンな展開となるのだが、釣り場は沈黙。最後にエスタシャローとZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくって、1時間も経たない内にこの場を見切って退散。
次の場所は昨年、同時期にトップウォーターで楽しい思いをしたお気に入りのエリア。メインのポイントに行く前に、先ずは瀬の下の落ち込み周囲を飛豚73プロップとグースで探る。絶対、ここは魚がいそうな場所なのだが、不思議と一度も魚を手にした事がない。粘っても無理っぽかったため、そそくさと本命のポイントへ移動した。期待していたポイントは、何故かベイトすらいなかった。白濁した水がゆっくりと流れており、全く釣れる気がしないのでスキッターポップを投げながら下流に向って歩く。
ベイトが集まっている場所を探しながら移動しキャストを繰り返す。大分釣り下った所にあるシャローエリアでベイト群を発見。スキッターポップで探った後は、ザ・ファーストの9cmで様子を伺う。足元に目線を落とすと、ボラっ子が浅瀬にはまって死んでいた。手にとってサイズを測ると3.5cm。ベイトサイズを考えて、ボックスの中からZBLシステムミノー50Sを取り出し、暫く引き倒す。周辺でボイルが起きることを期待して竿を振り続けたが、一度も魚の気配を感じることが出来ないままタイムアップ。まだまだ、ノーフィッシュが続くのであった。
天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹
西風が強めに吹く夕マヅメ、釣り場に到着。先行者は2人いたが、クロダイ狙いのエサ釣りをしているブラジル人。挨拶をすると、しっかりした日本語で返事があったので様子を聞く。昨日は、知人が近くの港で80cmのヒラメを釣ったらしく、御本人は先週、この場所で35cmのクロダイを釣ったとのこと。釣れる人には釣れているようなので、淡い期待を抱いて戦闘モードにスイッチON。ブラジル人の位置と潮の流れ具合を見ながら、何処で竿を振ろうかキョロキョロしていたところ、彼が「ココで釣って良いよ」と特等席を空けてくれた。この場所はすぐ先にカケ上がりがあり、潮通しも良い場所。礼を言いつつ即座にキャストを開始した。
先ずはハニートラップ95S・カルトラから。このルアーは、私がメインフィールドとしている河川で結構使えることが判ってから、大場所でチョクチョク出番がある。当然のごとくアイマの定番商品かと思いきや、スポット的に販売される商品の様子。欲しい時に買えない事を知ったため、昨年、インターネットをフル活用して、掻き集めた経過がある。しかし・・・今振り返ると、我が家では明らかに過剰在庫状態。(笑)
潮は大潮・満潮からの下げに切り替わり、一気に流れ始める。カルトラに反応はなかったが、このタイミングで魚がエサを食うハズ。当エリアで実績のあるルアー等を次々と試してみた。DC9バレットを使った後、ワンダースリム90とレイジーで流れの中を探る。反応がないので、続いてサイレントアサシン99Fで反転流が起きているピンスポットを狙ってみた。本命魚は何処かに潜んでいるに違いないのだが、コツリともアタリはない。
途中、突然、私の直近・真横に入ってきて挨拶もせずに竿を振り始めた失礼な釣り人がいた。彼のおかげで、暫くの間は沸き起こる気持ちをグッと抑えながら、キャスト&リトリーブを繰り返すハメに。釣り人によって、隣の人との距離感は随分違うようだが、往々にして経験の浅い釣り人は距離が近い。潮の流れや風の向き、狙いたいポイントなど考えた上で、周囲の釣り人の位置関係も考慮し、一言挨拶をしてから竿を振り始めれば良いのにとつくづく思う。
彼の一連の動作を横目で見るとやっぱり・・・って感じだったが、偉そうに思っている自分も、以前はきっと同じ事をしていたに違いない。過去を振り返ると赤面するような事も多いのは事実。今更ながらに反省しながら、本命魚がルアーに反応するワンチャンスを逃さないように丁寧にリトリーブを繰り返した。結局、2時間程、集中的に竿を振ってノーバイト。どうやら竿を出すタイミングがズレている様子。魚の活性が高まる時合で竿を振れないのが、ウィークエンド・アングラーの辛いところ。明日は別の場所へ行ってみようと、心に決めて納竿とした。
2015/4/12 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:11.5〜14.5℃ pH:不明
釣果:0匹
今日は、昨年の夏から秋にかけて好調だった近所の大河川で様子見をする。水温はまだ低く11℃台しかなく、水は濁っている。予想していたよりも水位は高いので、竿を振りたかったポイントまで行くことは出来なかった。岸際から1時間弱、コモモを使って様子を探ったが反応がないため早々とギブアップ。釣れる気がしない場所で竿を振り続けるのは辛いので、車に乗り込みこのところ足を運んでいる別の河川へと走る。
先行者に挨拶をして様子を聞いてからキャストを開始。魚の反応する時間帯が判ってきたので、それまでは焦らず、諦めず数少ないチャンスを物にするため丁寧なキャストリトリーブを繰り返す。干潮を向かえ水位はかなり低いので使うルアーは限られる。コモモから始め、バンズSRF-125、エスタシャローと続け、シンキングペンシルのレイジーに。暫く、周囲を探っているとボラが跳ね始めた。魚の動きがあったところへを打ち込み、スローに引いてくると狙い通りにガツンときた。
咄嗟にハンドルをグルリンッと回してフッキング。確実に決まったかと思いきやフッキングミス。時計を見るとやはり狙っていた時間帯だった。周囲には魚が他にもいるハズなので、気合を入れて探査する。直ぐに反応が得られるかと期待していたが、アタリは続かない。水位が徐々に上昇する中、DC9バレット、ワンダースリム90、デプスレス、サイレントアサシン99Fなどを相次いで投入。時間だけが空しく過ぎ、2度目チャンスが訪れないまま納竿となった。
天気:曇り 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹
毎日、往復3時間を費やしている静岡への通勤が2年目に突入した。少しは仕事が楽になるかと思いきや、新たな仕事も任されてパンク寸前。メールは容赦なく次から次へと送りつけられ、これらに対処している間にも未処理の書類が机の上に山積みとなってゆく。このところ、下ばかりを向いて歩くことが多くなり、心のバランスが危うくなりそうになっている事に気がついた。強い南風が吹く中、とかくマイナス思考に陥りやすい気持ちを奮い立たせ、釣竿を握り締めて釣り場に向った。
ポイントに到着。予想通りのモロに向かい風。おまけに上げ潮で、足元に波が打ち寄せる。ルアーはキャストしにくいが、この潮に乗って海からフレッシュな本命魚が上がってくることを期待して竿を振り始めた。近くで竿を出しているのは、話好きなブラジル系のお兄さん。彼から様子などを聞きながらワンチャンスを狙った、強い風の中でも飛距離を稼げるフラッタースティックを投げまくる。
反応がないのでZBLシステムミノー11Fタイダルを投入。目の前に広がるカキ殻エリアに引っ掛けないように気を配りながら様子を伺ったが不発に終わる。暫くブルースコードを試した後、サイレントアサシン99Fを試すと、僅か3投目でヒット。トウィッチを入れた後のポースで食ってきた。しかし、フックの掛かり処が悪かったのか、直ぐにフックオフ。即座にルアーを回収し、周囲を絨毯爆撃したがアタリはない。
コモモに交換して、立ち位置を基点に扇状に少しずつ刻みながらキャスト&リトリーブをしていると再びチャンス到来。魚は水面で激しく暴れルアーを振り払って逃げていった。スズキのサイズは60cm前後。3月下旬の釣行以来、魚の顔を見ていないので、是非手にしたかった獲物だった。
何とかして1本獲りたいと、持参してきたルアーをアレコレ試すことにした。DC9バレット、ワンダースリム90、ヨレヨレなど実績があるルアーを投入したが、コツリともアタリはない。水位の上昇に伴って、魚達は何処かに移動してしまった様子。粘っても無理っぽかったので潔く納竿とした。
2015/4/5 静岡県西部地区の某河川
天気:雨後曇り 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:0匹
前夜、ZBLバイブを引っ掛けたので、大潮の干潮時に合わせて回収に向った。真昼間から本命魚が釣れるとは思っていないので、今回はルアー回収がメイン。釣りの方はオマケみたいな位置づけで釣り場に入った。岸際周辺はカキが見事なまでに群生しており"カキ殻地獄"、こんな場所にルアーを通していたかと思うとゾッとする。まるでウチワサボテンのようにカキ殻が立ち並んでいるのだ。こんな場所では、ルアーのフックをWフックにしても多分無理。ロングリップのフローティングミノーやクランクベイトを使って、カキ殻のツラをなめながらリトリーブするのが正攻法なのだろう。
ルアーを引っ掛けた場所は覚えているので直ぐに回収できるかと思いきや、雨の影響もあって水が濁っていてルアーを目視できない。水中にラインが漂っている事を期待して探してみたがダメ。恐らく深場の方にルアーが落ち込んでしまったのではないか・・・。すっかり気分は凹んでしまったが、周囲の地形が確認できたのでヨシとする。ルアーを回収後、少し釣りをするつもりだったが、気がつけはクロダイ狙いのエサ釣りの御一行様が次々と竿を出し始めたのでギブアップ。
車でひとっ走りして上流部で竿を振ってみたが、流れが弱くてベイトもいなかったので30分程で終了。もう少し作戦を組み立てて釣りをしないと、この時期に釣果を上げるのは難しそうだ。
天気:晴れ後曇り 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹
夕マヅメ、強い東南の風が吹く中、釣り場に立った。先行者は2人いるが、気合を入れて竿を振っている様子もないため釣れてはいないのだろう。横風が強いのでマズはZBLバイブをチョイス。普段、バイブレーションの出番は少ないが、かつてこの場で90cmクラスを仕留めた事もあり、ボックスの中に1個入れてあった。このルアーは、飛行姿勢が悪くバタつきながら飛びやすいのが欠点。キャストタイミングが合っていないと、気持ちよく飛んでいかないのが残念なのだ。
強風の中、なるべく無駄なラインを出さないように気を使いながらキャストをする。近年、このエリアではカキが増えており、思わぬところで根掛かりするので要注意。余分なラインを放出していると、リトリーブを開始する時には、既に川底でルアーがカキ殻に引っ掛かっていたりするのだ。ファストリトリーブで周囲を探った後は、リフト&フォールも試してみたがダメ。続いて、エスタ70、フラッターステックを投入するがこちらにも反応はない。
足元近くには1〜2cmのベイトが集まっていることに気がついた。ルアーが通過すると、水面に波しぶきが上がったかのように小魚が跳ねて逃げる。これらを食いにセイゴやフッコが回って着ている事を期待したが、それらしき姿は見られなかった。ZBLバイブに戻しキャスト&リトリーブを繰り返しているとガツッと根掛かり。目の前は掛け上がりになっていて魚が付きやすいのだが、ショルダー部分にルアーを引っ掛けた感じ。当然のごとく、ここにはカキ殻がビッシリとはびこっているため、無理せずルアー回収を試みた。
少しして、ラインブレイク。フロロラインのリーダー部ではなく、PEのメインラインが切れていた。予め作っておいたスナップ付きのダブルライン・リーダーを使って手早くラインシステムを組み直しキャストを再開。潮の流れが切り替わり、イイ雰囲気になってきたので神経を指先に集中してリトリーブする。使ったルアーはレイジー、ワンダースリム90、ブルースコード。このどれかで反応して欲しかったが、ルアーにはノータッチで不発に終わった。
「Fishing Report」の目次に戻る。
トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

Copyright (C) tamatebako