
トップ>FishingReport>2016年7月
2016/7/17 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、キビレ)
朝マヅメ狙いの釣行。盛夏の時期、魚の食いが立つのは、朝夕のほんのひと時だと実感している。まだ暗い内から、ワンチャンスに掛けて釣り場に乗り込んだ。スタートはコモモ。周囲を扇状に探って反応がないのでルアーを交換。エンゼルキッス140、スライドスイムミノー120、ナバロン150Fなど、私が普段使うルアーよりも大きめな物を選んで試してみた。開始30分程してツバメの大群が押し寄せ、水面近くを乱舞して朝食を食べ始めた。続いて、サギなどの水辺の鳥達も動き始め、一斉に周囲の鳥達が動き始めた。
魚の方はどうか・・・ルアーをリトリーブしながら、じっと水面を眺めているとボラっ子の群れが水面で動き始め、川の流れに合わせて下流へと下ってゆく。このタイミングで捕食魚達も動くハズだと思っていると、岸際近くのシャローで数匹のベイトが跳ねた。何かに追われているようだったので、静かに近づきアイマのポッパー、エアラコブラをキャスト。すると狙い通りにガバッと出た。スズキなのかキビレなのか魚種が判らず、姿が見えるまで慎重になって魚と対峙する。徐々に引き寄せ、岸に引っ張り上げてキャッチ。魚は若いスズキ(33cm)だった。
2匹目を狙って周囲でポッピングを暫く続けたが反応なし。元の場所に戻って、サイズアップを期待しながらフラットラップ10を投げる。60cm前後のスズキがエリア内にいれば直ぐに結果が出せるハズなのだが、魚の気配は感じられない。久しぶりにTKLMの大きなサイズ、TKLM12/18を試した。このエリアでは実績があるにも関わらず、何故か出番が少なくなってしまったルアーだ。今回は、比較的リトリーブスピードを落としてユラユラと泳がせ魚を誘う。しかし、期待したような結果は得られず、徐々に家に帰りたくなってきた。
日差しが強まり、ベイトがいつしか沈んでしまったのでバイブレーションを使ってボトム付近を探ることにした。レンジバイブ80ESをブン投げ、川底まで一旦沈めてからリトリーブを開始。時折、竿を煽ってアクションを付けているとガツンときた。エラ洗いはせず、力強くて鋭いファイトをするので、相手はキビレであることを推測。慎重に引き寄せ、水面から少し高い足場の位置までゴボウ抜き。足元でバタバタと暴れるキビレは34cmだった。
更なる追加を夢見てキャストを再開すると、僅か1投目で再びヒット。ヒットポイントは先に釣った場所とほぼ同じ所。魚の引き具合からしてサイズダウンが想像出来たので、少々強引にラインを巻き取り水面から抜き上げた。やはりこちらもキビレ。サイズは30cmに満たなかったが、口にはバッチリとルアーのフックが刺さっていた。キビレ2匹を立て続けにキャッチしてテンションが上がる。つい先程までは、家に帰ろうと思っていたのに、そんな事は頭の中からすっ飛んでいた。
レンジバイブ以外に釣れるルアーを探すため、手持ちのルアーを幾つか試していると、ダイワの鉄板系SWバイブジグがガッチリと川底に根掛り。まだこのルアーで魚を釣っていなかったので、ロストするのは残念過ぎる。何とかしてルアーが回収できないかと苦戦していると、突如ラインのテンションが軽くなった。ラインブレイクをしたと思い、回収をして糸先をみて驚いた。スナップが付いているだけでなく、口が開いていないにも関わらずルアーがなくなっていたのだ。「一体、何をどうすればスナップが閉じたままルアーをロストする事が出来るのか・・・」頭の中はクエスチョンマークだらけになった。
気を取り直して、本日のアタリ針であるレンジバイブ80ESを取り出した。先程と同じように一旦ボトムにルアーを着底させた後、リトリーブを開始する。少ししてガツッと手元にきたので、すかさず竿を立てたのだが、相手は全く動かない。残念ながらSWバイブジグに続き、レンジバイブも川底に沈む何かに根掛かり。これで気持ちが萎えてギブアップ。帰宅前に1か所立ち寄ってZBLシステムミノー139Fを少しの間、投げてみたが反応がなかったので納竿した。
2016/7/16 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り後晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:40匹(手長エビ)
かねてから嫁さんからの強い要望があって手長エビ釣りに出掛けた。2年前の釣行で手長エビ釣りとその味に、まさしく"味をしめて"しまった彼女は、事あるごとに「手長エビ釣りはいつ行くのだ〜?」と私に迫っていたのだが、肝心な予定が彼女と合わず今日まで延び延びになっていた。手長エビ釣りの道具は揃っているので、後はエサの確保が必要。ワザワザお金を出してエサを釣具店で買うのもバカらしいので、何処かにいないかと探していたところ、この4月に転勤してきた我が職場で簡単にフレッシュなミミズを捕まえる事が分かった。昨日、仕事帰りに掘り取ってきた。
午前10時、予定していた時間より1時間程遅れ釣り場に到着した。初めて竿を出すこの場所は、大きなテトラポットの上に乗り、仕掛けを足元に垂らすテクニカルなポイント。滑り落ちたら酷いケガをしそうな場所なので、スパイク付きの長グツを履いて挑む。
偏光サングラスで水中を覗くと、手長エビの姿がチラチラと見えるのだが、何故か釣れない。手長エビ釣りにおいて、「姿が見えていて釣れないなんてありえない!!」と思うのだが、この釣り場の手長エビには大苦戦した。30分程、竿を出して私の釣果はゼロ。一方、嫁さんは意地を見せて立派なオスを3匹釣った。
このペースでは、とても夕食のテーブルにのるだけのエビを確保出来そうになかったため、次の場所へと移動。この場所は過去にも竿を出しており、何処に竿を出せば良いか知っている。案の定、仕掛けを投入して直ぐに1匹目が釣れた。周囲にも私達と同じく、竿を出す家族連れがいる。彼らに負けじと、気合を入れて釣りまくった。
昼飯を食べるのも忘れて嫁さんと竿を出した成果は40匹。立派なオスのほか、卵を抱えたメスも高い頻度で釣れた。夕食はもちろん、手長エビをおつまみにして嫁さんとビールをゴクリ。大満足な一日だったのだが、実家ではトラブルが起きていた。釣りをしている最中に弟から「お袋が庭で転んで怪我をした」との電話が入っていた。電話の様子では怪我の程度が分からず、彼に対応を任せていたのだが、後から大怪我だった事が判明し、大変な事になってゆくのであった。
2016/7/10 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ)
早朝からの釣行。まだ薄暗い道を走り釣り場に到着すると、既に先行者が2人。「一体、何時から竿を振っているのだろうか?」と疑問に思いつつ、次のポイントに車を走らせる。このエリアのスズキについて言えば、これまでの経験上、暗い内にはほとんど口を使わない。釣れるのは明るくなってからで、ベイトに動きがある時間帯。スズキ達は、目でしっかりとエサを見て襲い掛かっている感じがする。
明るくなると、巣からエサ場に向って飛び立つサギに続いて、ツバメの大群が川面で昆虫類を捕食している。キャストした際にラインに当たりそうなのだが、彼らはギリギリ交わして飛んでゆく。しっかりとラインが見えているのが良く判る。水面にベイトの群れが見え始めたので本気を出してキャストを開始する。使うのは2軍落ちのルアーが山ほど入っているダンボールの中から掘り出してきたリーポップ。もう少し重くてぶっ飛びルアーだったら、きっと出番は多いのだろうが、ちょっと中途半端な感じ。久しぶりに使ってみたが、やはり使い続ける事が出来ずにルアーを交換。
ZBLシステムミノー139Fで食いっ気のある魚を探した後、スライドスイムミノーで広範囲を探る。雰囲気的にはガツンと来そうなタイミングなのだが、アタリはなく、周囲でボイルも起きない。魚はまだ沈んでいる可能性があったので、K-TEN K2F122に交換。バビューンとキャストしてグリグリと巻くこと数回。狙い通りにガツンと来た。一発目に食ってくる魚は、大きい物が多く、この魚もかなりのファイトを繰り返した。そろそろ引き寄せようかと竿を煽った時に突然、ラインテンションが抜けた。
「あれっっっ?」と思った時には、既にラインが風になびいていた。ラインを巻き取り先を確認すると、ダブルラインにしたリーダーの輪っかの部分で切れていた。昨夜、メインラインのほころびが気になってラインシステムを組みなおしたのだが、この際に横着をしてリーダーをそのまま使ったのが失態の原因。この時にリーダーを交換すべきだったと深く反省。魚の口からルアーが外れてくれる事を祈るしかなかった。
即座にリーダーを付け直し、サイレントアサシン99Fを竿先にぶら下げる。キャスト再開5分、再びチャンスが到来した。今度は慎重にやり取りして無事にキャッチ。先程の魚は70cm前後のサイズだと思われたが、この魚は58cmしかなかったのでちょっと残念な感じ。それでも1匹を釣り上げたことで、凹んでいた気分が少し盛り上がってきた。しっかりと魚を写真に納めて次の魚を狙う。少しして、またしてもヒット。今度は明らかにサイズアップ。ラインブレイクをした事が頭をよぎったので、慎重にやりとりをしてキャッチ。サイズは68cmだった。
徐々に水位が下がる中、キャストを続けていると、痛恨の根掛り。その場所はまさに2本釣ったヒットポイントであり、川底に何か沈んでいた様子。何とかして本日のアタリ針であるサイレントアサシン99Fを回収したかったので、ラインテンションに緩急をつけたり、左右に大きく移動したりして外そうと試みた。暫くして、外れたので「ラッキ〜!!」と喜びながらルアーを回収。フックの状態を確認するため、ルアーを手にしてビックリ。あるべきハズの尾部がポキリと折れていた。
ルアーが回収出来たとしても、折れていては使い物にならない。サイレントアサシン99Fは樹脂が薄く直ぐ壊れるという話は知っていたが、まさか根掛かったルアーを回収する際に折れるとは思いもよらなかった。30分程の間に2個も失いガッカリ。しかも魚っ気がなくなり、続いて投入したK-TEN BKF9、ザ・ファーストF90、フラットラップ10には無反応。攻め方を変えて、蝦夷ミノー、ハニートラップ95S、エアオグル85S+を投入。
つい先程まで、バタバタっと釣れていた魚がパタリと反応しなくなって「どうなってんの?」と思っていたところに、ウナギ釣りのジイさんがやってきた。どうやら私が釣りをしている場所で竿を出したいようで、「ルアーならアッチで釣れているよ」「この場所はオレが草を刈ったんだ」とか何とか何とか言ってきたが、適当に話をして完全に無視。釣り場を独占するつもりはないが、ジイさんが竿を出したい所と私が竿を振っている場所はモロにバッティングしていたので、この場で竿を出すことはお断りをした。
日差しが強まり、クソ暑くなってきた。時々、竿を振る手を休ませながらゾンク120などを投げてみたが不発。粘っても無理っぽかったので、場所を移動して新たな気持ちで竿を振った。この場所は、先行者が相当叩いた後なので、使うルアーを変えてみる。フラットラップ10から始め、ラパラCD9、コモモ、サイレントアサシン140S、ショアラインシャイナー140などを投入。ワンチャンスにかけてキャストを繰り返したが、ワンバイトも得られずギブアップした。
2016/7/9 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午前中までまとまった雨が降り、大雨・洪水警報が出るほどの天候だったが、午後から回復したので出撃した。さぞや増水しているかと思いきや、水位は低く拍子抜け。濁りはかなりきつく、流れも強いが、岸際に退避しているハズのベイトの群れは見られない。とりあえず、アイルマグネットDBからスタートし様子を伺うことにした。食っ気があるスズキがいれば10分もしない内にヒットするのだが今回はカスリもしない。
ルアーをZBLシステムミノー139Fに交換し、広範囲に探りを入れたがこのルアーでも不発。先月の釣行で結果を残したアイルマグネットダイエット120Fやエンゼルキッスを試したが、こちらにも反応はなかった。上流部から流れてくるゴミ類がラインやルアーにまとわり付き、鬱陶しくてしかたがない。ルアーを沈めれば、ある程度回避出来そうなのでサーフドライバーにチェンジ。ゴミを拾ってしまう回数は減ったが、魚の反応はない。
粘っても無理っぽかったので、車に乗り込み次の場所へと移動した。釣り場に立ち周囲を見渡すと、先程の場所に比べ少しだがベイトがいる様子。コモモからスタートし、グース、アイルマグネットミノー9Fを試したが、いずれも反応がなかった。粘っても状況が変わりそうもなかったので、夕マヅメを待たずして納竿とした。
天気:晴れ 水温:21.5℃ pH:不明
釣果:0匹
今回は大潮の干潮時からのスタート。流れのヨレが出来ている水中に沈むストラクチャー周辺をコモモで探る。数投目でド太いナイロンラインをルアーが拾ってきた。ラインの先を辿ると、狙っているストラクチャーへ一直線。どうやら、先日竿を出していたブラジル人の親子が、ルアーを引っ掛け、ラインを手元で切たようだ。
ラインを掴もうと手を伸ばした時に、フックから外れラインは再び川の中に。残念ながら回収出来なかった。ド太いラインが相当の長さで川の中を漂っており、迷惑以外の何物でない。自分のルアーをラインに引っ掛けてロストする前に、本日一番期待していたポイントを諦めた。
強い日差しが容赦なく照りつける中、ザ・ファースト90Fとサイレントアサシン129Fを使って魚を誘う。水は濁っており、強い風により水面は波立ち、釣れそうな気もしたのだが、肝心なベイトが全くなかった。1時間弱程、様子を伺ったがワンチャンスもなかったので、車に乗り込んで次の場所へと移動する。
2か所目はシャローエリア狙い。夏場はキビレが入ってくるので、シャローラビットビッグで探りを入れる。魚がいればガツンとくるハズなのだが、よさげなピンポイントに投げても反応はない。続いて瀬の落ち込み狙いでコモモを投入。ルアーを上流側へ投げ、流れに乗せて瀬を通し、落ち込みでガツンと食わせるつもりでいたのだが、こちらも空振り。普段はベイトがウヨウヨいるような場所なのだが、こちらもベイトが不在でギブアップ。
上流へと遡りコモモを投げ倒したが、ここでもベイトの姿が見えない。ベイトの群れに襲い掛かるようなボイルは1回も起きずに期待はずれ。何か目には見えない有害な化学物質でも流れたのだろうか?いつもとは様子が違うので、今回は早めに切り上げた。
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