
トップ>FishingReport>2016年9月
2016/9/19 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:0匹
今日は敬老の日、3連休のハズだったのだが、昨日は休日出勤でお仕事。この4月から新しい職場へ転勤したのだが、結構な割合で休日出勤や早朝出勤がある。嫌な仕事をしている訳ではないので、気持ちは楽なのだが、肉体を使う仕事内容が多いので肉体疲労が残ってしまう。つい釣りに行くのが億劫になったりして、今更ながら歳を取ってきた事を実感したりする。
休日なのだが、普段どおりに朝早くから目が覚めてしまったので、ささっと準備をして釣り場に走った。釣り場の様子は、水位は高く、流れは穏やか。いかにも「今日は釣れませんよ。」という感じが漂う。このところ魚を完全に見失っているため、期待はせずにキャストを開始した。アイルマグネットDBからスタートし、周囲を丁寧に探ったがコツリともアタリはない。ヤブ蚊の攻撃が激しく、僅か10分でこの場から退散した。
車に乗り込み、次のポイントへ一走り。潮周りの良い岬で、ベイトが回ってくるのを待ち受ける。満潮からの下げが効いてきた頃、予想どおりベイトが動き始めた。アイルマグネットDBには反応がないので、ポッピーを使ってシャローエリアの表層にいるベイトを蹴散らして反応をみた。腹ペコのプレデターがいれば必ずポッピーに出そうなものだが、周囲は沈黙。ベイトの群れは悠々と泳ぎ回っており、本命魚がいるような雰囲気は全くない。
今年7月の釣行でレンジバイブ80ESを使いキビレを釣ったので、これを使って根掛かり覚悟でボトム付近を探ってみる。このエリアは度々大きなゴミや樹木の剪定枝などが上流から流れてきて川底に留まっている場合がある。大雨で増水した際に流れてきて、そのストラクチャーの場所がチョクチョク変わるので、何処で根掛りするか判らないドキドキ感があるのだ。リフト&フォールで暫く様子を伺ったが、根掛かりしない代わりに魚の反応もなく気持ちが萎えてきた。
最後の望みを掛けてショアラインシャイナーSL14Fを気持ちよくブン投げ、流れの強い流心を狙う。立ち位置を基点にキャストする位置を少しずつ変えて扇状に丁寧に探ったが、ワンチャンスもないまま時間ばかりが過ぎてゆく。近くに咲くヒガンバナ(曼珠沙華)を眺めたりしながら小休止を取り、ポイントを休ませたりしてみたが状況は変わらない。今回は、粘っても無理っぽかったので早々と降参した。
2016/9/15 静岡県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:0匹
この夏、最後の夏休みをもらって朝から釣行した。干潮に向かって水位が下がる中、流心に向ってアイルマグネットDBを投げる。予想していた以上に流れが弱く、どんよりと流れているので本命魚が釣れる気がしない。10分程キャストを繰り返した後、上流側にある水中に沈むストラクチャーを狙う。使うルアーはWスウィッシャーのAプロップ。アップクロスでルアーをキャストし流れに合わせ、ペラが回転しているのを確認しながら引いてくる。イメージとしては、群れたベイトが水面を盛り上げながらザワザワと下ってくる感じ。食いっ気のあるスズキがいれば、ドバンッと水面に飛び出すハズだが、コースを少しずつ変えて丁寧に攻めたが反応はなかった。
続いて、根掛かり覚悟でザ・ファーストを使い、ストラクチャーを集中的に攻める。ゴミや切れたラインがストラクチャーに絡まっていると、一発でルアーをロストするような危険なゾーン。ルアーの潜行深度を調整しながら注意深く探った。ヒットしたら一気にストラクチャーから引き離すつもりで、いつ魚がルアーに襲い掛かっても良いように待ち構えていたがその時はこなかった。流れがなく、ベイトも少ないような場所で粘っていても釣れないのは明白。1時間も経たない内に次の場所へと移動した。
次の場所は、岬の様に河川に突き出たポイント。流れと渦巻くヨレがあり、魚が寄りやすい一級ポイント。先ずは手堅く一匹を仕留めるつもりでコモモを試した。このルアーで勝負が付けば後が楽なのだが、コツリとも反応はない。続いて、レンジバイブ70ESでボトムを中心に狙う。キビレがいれば確実に食ってくれると思うのだが、空振りに終わった。周囲を見渡してもベイトの群れはなく、モチベーションは低下。最後にDコンタクトのトウィッチでセイゴクラスを狙ってみたが、やはり反応はなくギブアップして帰路についた。
最後の夏休みがボウズではいただけない。このまま帰宅するのも悔しいので、もう一か所寄ってみることにした。狙いはズバリ"川鱸"。アグレッシブな魚と是非ファイトをしたくて、ポイントに向けて車を走らせた。30分程走って釣り場に到着。ここは、鮎が岩に付くコケを食べた跡がクッキリと残っているような場所。本命魚が入っていれば確実にルアーに反応するであろうから慎重に探りを入れた。しかし期待していた魚信はなく、持参したルアーをアレコレと選んで試したが不発に終わった。
どうにも納得できなかったため、体勢を整えて夕マヅメに再び出撃。銀色に輝く"川鱸"がメインターゲットだ。日中、鮎釣り師が立ち込んで竿を振っている場所に立ち、フェイクベイツNL1で様子を伺った。川底がどうなっているのか全く判らない中、少しずつ下流へと移動。満月が煌々と周囲を明るく照らす中、ワンチャンスに掛けたが一度も竿は曲がることもなく午後7時半に納竿となった。
2016/9/11 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ後曇り 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:0匹
今日も銀色に輝く"川鱸"を求めて夕マヅメから釣行。釣り場に先行者がいない事を確認して静かにウェーディングをしてポイントまで進む。スタートはフェイクベイツNL1から。水位は低く、シャローエリアではベイトが度々ライズしている。チャンスはありそうなので、川の流れを読み、注意深くキャストを繰り返す。反応がないのでテリフDC12に交換しダウンクロスで攻めてみる。このルアーは発売されてから結構な月日が経つと思うが、いまだメーカーのWebサイトから姿を消していない。強い流れの中でも泳ぎが破綻せず、安定した釣果を引き出してくれるので全国的に愛好者がいるのだろう。
食いっ気がある魚がいれば確実にヒットするであろうピンポイントに流し込んでみても反応がないので、ルアーのサイズを落とし、DC9バレットを試してみる。数投目、確信は持てないが何かがバイトした感じが竿を持つ手に伝わってきた。ルアーが届く範囲内にルアーに反応する魚がいる事が分かったのは嬉しいところ。再びチャンスが訪れる事を期待して竿を振る。かなり丹念にコースを考えてルアーを通したが不発。グースに交換して様子を伺ったがこちらにも反応はなくギブアップ。
車に乗り込み次のポイントに移動。遥か遠方にある馬の瀬を狙って、ハニートラップ95Sをブン投げる。タイミングが合えば、上流から下ってくるベイトを狙って口を開けている"川鱸"を一撃で仕留められるのだが、今日のコンディションはそんなに甘くなかった。続いて、フラッタースティック、プラム80、コモモなどを使って30分程キャストを繰り返したが不発。ガックリと肩を落として車に戻る。途中、投網を担いでいたオッサンに挨拶をすると、「今年、マダカは釣れてないよ。」「鮎の遡上が少なかったから網に入らん。」とのたまう。この河川で、暗闇にまぎれて投網を打つことが合法かどうか疑問が残るが、このエリアで、"川鱸"を狙うのは難しそうだ。
更に上流に向って車を走らせ、日中、鮎釣師達が竿を振っているエリアに入った。複雑な流れをするポイントに陣取り、テリフDC12を試してみる。川底の状況がわからないので、目に見える地形の変化を頼りにルアーを流すしかない。鮎釣師が立つであろう場所をイメージし、周囲を丁寧に探ったが期待するようなドラマは起こらず、1時間もしない内にギブアップした。どうやら、この秋は完全に魚を見失ってしまったようだ。
2016/9/8 静岡県西部地区の某河川
天気:小雨後晴れ 水温:26.5℃ pH:不明
釣果:0匹
午前中、雨が降る中、人間ドックに行き丸半日掛けて検診してもらった。人間、歳を重ねるとアチコチに不具合が生じてくる事をあらためて実感。あまり無理は、禁物なのである。今回は胃の検査でバリュウムを飲んだので、お腹の具合を気にしながらも竿とテッシュを持って出撃。お腹がグルッとなって緊急事態にになったら、いつでもしゃがめるように準備を怠らない。お腹の心配までして釣りに出掛けるのは、魚の活性が高まっている可能性があったから。台風13号が太平洋を本県目指して北上してきたが上陸前に消滅。ある程度、まとまった雨が降ったのでチャンスだと考えた。
午後4時過ぎ、釣り場に到着。濁ってはいたが、水位は低く、流れも弱い。期待は裏切られた感じで、どう見ても釣れそうになかったのだが竿を振り始める。スタートは実績のあるZBLシステムミノー139Fから。一通りザックリと様子を探ったが、反応がないので、エンゼルキッス140とナバロン150Fを試す。活性が高い魚がいれば10分もしない内にガツンとくるハズだが、コツリともアタリはない。やはり釣り場に立った時の第一印象が当たったか・・・。
太陽が西の空に傾くと、ヤブ蚊の猛攻が始まった。帽子と手袋、長袖の上着は防蚊効果がある物を着用しているのだが、それでも蚊は飛んで来る。用意していた携帯型の蚊よけ器具を腕に装着して竿を振る。この手の虫除けは各社から発売されたが、実際のところ、効果はそれほど実感していない。時折、顔周りに飛んでくるヤブ蚊を追い払いながら、刺されないように注意するしかない。
メーカーのWebサイトを確認したら、従来品よりも5倍効く商品が発売されていた。その虫除け効果は98.5%とのこと。数字をみるとメチャ効きそうな気もするが、この数字にはどんな意味があるのだろうか?職場で林業に従事している先輩にヤブ蚊対策を聞くと、昔ながらの蚊取り線香が一番効くとのこと。腰に蚊取り線香をぶら下げて煙をモクモク出すのが最も効くらしい。
狙う水深を下げるため、アスリートS12とハニートラップ95Sを使って様子を伺ったがこれらも不発。続いて何を使おうか考えている時に、上流の障害物周りでボイルがあった。丁度、ベイトの一群が下って来たタイミング。ボックスの中で目に止まったスキッターポップに素早く交換し、ボイルがあった周辺を探る。確実に本命魚であるスズキがいるハズなのだが、ルアーに反応しない。続いてギガンテスをブン投げてドックウォークで誘ってみる。「こんなルアーにドバンッと出たら、さぞかし楽しかろう。」と思って今回ボックスの中に突っ込んで来たのだが、このルアーも不発に終わった。
トップウォーターに反応がないため、以前同じようなシチュエーションで楽しい思いをしたザ・ファースト9Sとコモモを投入。しかし、これらにも反応はない。捕食されているベイトは小さく、完全にルアーは見切られていた。散発するボイル狙いは諦めて、本流に潜む魚を探す。レンジバイブ、エアオグルを試して不発。続いて、諦め気分でSSM120、蝦夷ミノー、サーフドライバー、アイルマグネットミノー、アイルマグネットDBなど目に付いたルアーを次々に投入。やはり、こんな時は何を投げてもダメだと悟り、夕暮れ間近に納竿とした。
2016/9/4 静岡県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:0匹
例年、9月に入ると少しずつ水温が下がり始め、秋台風が来てガラリと気候が変わるのだが、今年は暑い日がまだまだ続く感じ。晴れた日の日中は暑くて釣りにならないので、狙いは夕マヅメ主体となる。今日も銀ピカの"川鱸"の力強い引きを期待して出撃した。スタートは、ちょっとオマヌケな顔をしたフェイクベイツNL1。水面でベイトがしきりにライズしているので、ワクワクしながらキャストを始めた。
水位が高いため、いつも狙っているチャラ瀬が出来ておらず、流れのヨレも少ないのでポイントが絞りにくい。「こんな時は本命の"川鱸"ではなく、お髭の生えたナマズ君が釣れそう・・・」そんな事を考えながら30分程、竿を振ったがコツリともアタリはないので退散した。
上流に向って暫く車を走らせ、次のポイントに到着。先ずは、小型ながら重量があり、圧倒的な飛距離を稼げるバイブレーション、アピアのビットVを使って遥か遠方のピンポイントを狙う。心の中で「届け〜」と何度も念じながらフルキャストを繰り返し、ワンチャンスを狙う。イイ感じでポイントにルアーが届いても、魚の反応がないので獣道のような場所を歩きながら更に上流へと上がる。すると目の前に反転流が出来ている場所を発見。「今日、釣れるのはココしかない!!」という直感を信じてキャストを開始。
開始間もなくジーン130にバイト。魚の正体は不明だったが、ルアーに反応するブレデターがいることが判り、気合が入る。アタリがあった周囲を丁寧に探ったが反応がないので、一気にルアーサイズを落としてユラメキを試してみた。するといきなりのヒット。フッキングは決まったように思えたが、ファイト開始直後にフックオフ。針が小さいのでラフなやり取りは禁物だと気を付けていたが、スッポ抜けてしまった。これには思わず、「あぁぁぁぁぁ〜」と声が出た。
午後7時半頃、無数の羽虫が大群になって周囲から飛び立った。ライトで水面上を照らすと、横殴りの雪が激しく吹き荒れるように羽虫の大群が帯状になって飛んでいる。そして気が付けば、羽虫の帯の真っ只中に私自身が飲み込まれてしまった。羽虫の正体はカゲロウの仲間。羽虫の吹雪の中では、とても釣りをしていられるような状況ではなくその場から脱出する。
カゲロウ達のハッチ(羽化)で魚が上ずっていることを期待して、ユラメキ、フェイクベイツS、DC9バレットを投げまくったがノーバイト。何処かにプレデター達はいるハズなのだが、潜んでいる場所は見つけられずにギブアップした。帰路、河川に掛かる橋の上を走って驚いた。照明に無数の羽虫が集まり、周囲はまさに吹雪の状態。フントガラスにカゲロウが集るので視界は悪く、ワイパーを使うと虫を潰してしまい更に視界が悪くなってしまう。路面には羽虫の層が出来ており、タイヤがスリップしそうで怖いくらい。もしかしたら何千万匹もいるかもしれないのだが、写真を撮るほど心の余裕はなく、事故を起こさないよう慎重に運転して通り抜けた。
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