フィッシングリポートタイトル 13KB

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天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ)

 休みの日なのに朝早くから目が覚めてしまう。いつからか遅くまで寝ていられない体になってしまったのだが、朝マヅメを狙う釣りをするには好都合。寝起きもシャキッとしており、道具一式を車に乗せて直ぐに出発した。釣り場に立ち、周囲を見渡して川の流れを確認する。昨年とは地形が大きく変わったしまったが、必ず何処かに魚は潜んでいるハズ。先ずは、マリンギャング120を竿先にぶら下げてキャストを開始した。魚が沈んでいるようなので水温を測ると14℃しかない。明日から5月になるというのに今朝は気温が低く、指先が冷たく感じる。今日は手袋を持ってきて正解だった。

 暫くマリンギャング120を使っていたが、反応がないためルアーを交換。スラスドスイムミノー120ビットVサイレントアサシン99FK2R112SPハニートラップ95Sなど、タイプの違うルアーをアレコレ試してみたが反応はない。開始2時間経過しても魚の気配は感じられない。いつもならこの段階でギブアップして帰宅するのだが、今回は暫く粘ってみることにした。潮が切り替わり満潮からの下げになった。徐々に川の流れは強まってきているが、スズキが反応する流れには程遠い感じ。もっと水位が下がり、流れが強まるまで忍耐強くキャストを重ねる。

スズキ 7KB 風向きが北から南西へと変わり、風が川の流れとぶつかって水面が波立つ。時間と共に風が強まり、使うルアーも限定的になってしまう。サイレントアサシン129FアイルマグネットDBアイルマグネット120Fビーチウォーカー110Sサーフドライバー旧タイドミノースリム・・・何を使っても反応がないので完全に心が折れてしまい、暫くの間、鳥達のさえずりを聞きながら岸際で居眠りをした。30分程ウトウトした後、魚の動きを探ったが釣れる気がしないので、店じまいをして買い物へ出掛けた。

 1時間程、買い物をして帰宅する途中、再び釣り場に立ち寄り水面を見ると流れが強まりイイ感じ。急いでタックルをセットしキャストを始めると、直ぐ近くでボイルが起きた。ストラクチャー付近のボイルなので、強風下でのキャスト&リトリーブは相当難しい。ルアーを旧モデルのコモモに交換し、ボイルした所の少し上流側へと撃ち込む。川の流れに合わせてルアーを流しながら、ラインコントロールする。南西からの強い風でラインが川上に向けて引っ張られる一方、逆行する川の強い流れによりルアーが下流へと流れようとする。

 ルアーに及ぼす2つの力のベクトルを考えながら、つい先程ボイルしたピンポイントにルアーを送り込むと狙い通りにドカン。しかし、フッキングが決まらずルアーはスッポ抜け。即座にルアーを回収し、同じコースをルアーが流れるように調整するとビンゴ。私の寵愛するピンクヘッドのコモモを咥え、本命魚が水面上でエラ洗いをする。

 強い流れの中、油断するとストラクチャーの中に入られてしまうため、ドラグは締めてある。無駄なラインは出さず、少々強引にやり取りをする。ストラクチャーに向って走らないように頭の向きを変えさせる。魚はさほど大きくなかったので、直ぐに勝負が付いて無事にキャッチ。サイズは僅かに60cmに満たなかったが、魚を手にしたのが昨年の11月中旬ぶりなので、嬉しさはひとしお。写真を撮って直ぐにリリースした。風と流れを味方につければ、釣果は確実にアップするのである。

スズキ 7KB 更なる追加を目指してキャストを再開すると、僅か2投目で再びガボッと出た。水中を漂うルアーをズボッと吸い込んで反転したこの魚は、一気にストラクチャーに走り込んだので、少々、面倒なことになった。バラすのを覚悟で一旦ラインテンションを緩めて魚を泳がす。するとラッキーなことに魚が出て来たので、一気に巻き上げてキャッチした。サイズは先に釣った魚より一回り大きくなって63cmあった。

 ベイトが水面でザワついているので、このタイミングを逃さないようす素早くキャストを再開。すると、またしてもヒット。フッキングはバッチリと決まり、先程の過ちを繰り返さないようフルパワーで魚を引き寄せた。オーシャングリップでバッチリ掴み取った本命魚は63cm。やはり60cmぐらいの魚が派手なエラ洗いをするのでとてもアグレッシブ。釣ってとても楽しいのだ。まだ魚が溜まっている感じなので、再度同じコースへルアーを流し込む。すると2投目でヒット。水面近くにあったコモモを引っ手繰るように咥え、川底に向って走った。

 4匹目となったこの魚は65cm。魚達の活性は、相当高まっている様子。コモモ以外に通用するルアーを探そうと、持参したルアーをアレコレ試す。反応があったのは、DC9バレットTKLM12/18。いずれも魚がルアーを咥えるシーンを目の当たりにしたのだが、フッキングが上手くいかなかった。目測でDC9バレットに出たのが60cmぐらい。TKLM12/18に出たのは、50cmそこそこのサイズだろう。その後、アタリはパタリと終わり周囲は沈黙した。結局、20分程の間で本命魚を7匹掛けて4匹を釣り上げた。このペースが維持できれば、今年のGWはハッピーだ。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 東の空に上る朝日を見ながら車を走らせる。前日、夕マズメの釣りが全くダメだったので、今日は朝イチを試すべく釣り場に向った。穏やかな朝・・・キジの雄が近くで鋭い鳴き声を発したり、小鳥たちのさえずりに包まれる。少し肌寒くも感じ、ウェーディングジャケットを着てきて正解だった。満潮からの下げ始めで、川の流れはゆったり。ベイトの姿は見えず、とても苦戦しそうな雰囲気が漂っていた。

 トップバッターはマリンギャング120。新しい重心移動システムの「カチンッ!!」 という鋭い音にドキドキしながらキャストを重ねる。扱いやすいルアーなので使っていれば釣れそうなのだが、魚からの反応はない。5か月間という長期に亘り竿を振っていなかったため、どのタイミングで何処に行けば良いのか全く不明な状態。兎に角、時間と足を使って魚を探す気持ちで竿を振る。

 例年、この時期ならココで・・・というパターンがあるのだが、今日もハズした感じ。アイルマグネットDBエアオグル85S+レンジバイブ80ESほか持参したルアーをアレコレ試したがいずれも不発。ボイルが起きれば、粘るつもりだったが、余りにも魚っ気がなさ過ぎてテンションが下がるばかり。早起きをして競い合うように鳴くウグイスの声に包まれながら2時間竿を振り続けたが、ワンチャンスもなく終了。今年のゴールデンウィークを楽しめるよう、早く魚を見つけなければ。


天気:晴れ 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 昨年11月下旬に開催した"ぎじたまダービー"を最後に、仕事がメチャ忙しくなり竿を振ることが全く出来なかった。大会以降、土日祝日、年末年始の区別なく、毎朝、6時〜7時にはイチゴの収穫をする日々が続いていた。やっと休みが取れたのが、3月になってからで僅かに1日。4月に入ってからもイチゴの収穫は続き、体重はついに6kg減。未だかつて5か月間竿を振らなかったことなどなく、心身共に疲弊していた。4月下旬に入りイチゴの収穫がほぼ終了。3日目のお休みとなった本日、やっと釣りに出撃することになった。

完全防備の嫁さん 9KB 久しぶりの釣行に同行をしてくれたのが嫁さん。もしかしたら、私一人で行かすのは心配だったのかもしれない。花粉と日焼け対策で完全防備。肌が露出しているのは、僅かに指先と目の周りのみ。

 何処に行けば魚がいるか皆目判らなかったので、過去に実績があった場所を何か所か回ってみることにした。準備やら何やらで釣り場に立ったのが、午後4時少し前。夕マヅメの満潮からの下げのタイミングとなった。スタートは、最も信頼がおけるフラットラップ8。目の前にある馬の瀬のエッジ部分を狙ったり、流れ込みを探ったりしたがアタリはない。ベイトも不在で、「釣れないよぉ。ここには魚がいないんじゃないの〜」と嫁さんから声が発せられるほど。

 水温は18℃を超えているので十分なのだが、周囲には生命感はない。少しずつ移動しながらデプスレスで探ったがコツリともアタリはない。結局、1時間もしない内に撤退。次の場所へと車を走らせた。その場所は昨年、嫁さんが良型を釣った場所。足場が良いので初心者を伴っても、安心して竿を振れるのである。濁りは適度にあったが、予想していたよりも流れは緩やか。いかにも釣れそうにない状況だったが、確認するの意味を兼ねて竿を出してみた。

嫁さんウェーディング 5KB ここで試したのがメガバスの新しいミノー、マリンギャング120。このルアーは、ベアリングを使った新しい重心移動システムを搭載しているらしい。キャスト時、「カチン!!」と鋭い大きな音がするので背後の障害物にルアーをぶつけたのかと心配するほど。飛行姿勢は良く素直に飛んで行くのだが、飛距離は驚くほどでもない。

 暫くキャストを繰り返したが、魚の反応はない。新システムの効果をさほど実感することもなくルアーを交換。ボトムに魚が沈んでいることを考え、レンジバイブ80ESのリフト&フォールで探ってみた。シャクリ上げるピッチを変えたり、巻き上げ速度を変えてみたが不発。ストレートの早巻きもダメ。続いてハニートラップ95Sを取り出し、流れに乗せてスローにリトリーブしてみたがこの作戦も不発に終わった。嫁さんの方にもアタリはなく、最後の一勝負に。午後5時半、夕暮れ時のワンチャンス狙いでシャローエリアに入った。

 使うルアーはDC9バレット。川の流れを意識しながらリトリーブ。反転流が発生している所や瀬の落ち込み、岸際オーバーハング下など、魚が付いていそうな場所へルアーを送り込む。捕食魚がいれば確実に食ってきそうなピンポイントにドンピシャでルアーが入っても反応なし。結局、1時間キッチリと竿を振ってノーバイト。5か月ぶりに竿を振ったが、心の栄養補給には程遠い結果に終わった。



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