フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2017年9月


天気:晴れ 水温:20℃ pH:不明
釣果:0匹

 一昨日、まとまった雨があったので期待して早朝から出動した。頭上にはまだオリオン座がキラキラと輝いている時間帯。ヘッドライトの明かりを頼りにタックルを準備して釣り場に立つ。このエリアでは暗い内には滅多に釣れず、明るくなってベイトが動き出してから釣れる傾向がある。慌てず、焦らず、時合を待つ釣りとなる。本日のトップバッターは、旧タイドミノースリム。このルアーは、濁りがある時の"ド定番ルアー"として私のルアーボックスから姿を消すことはないだろう。

 ストレートリトリーブだけではなく、リトリーブスピードを変えたり、時折、ストップを入れてルアーを水中で漂わせたりして魚の反応をみたが釣り場はポイントは沈黙している。徐々に夜が明け、辺りが明るくなってくると上流からベイトの群れが下ってきた。旧タイドミノースリムよりも潜航深度が浅く、飛距離が出るルアーで何かイイ物はないかとボックスの中を覗き込む。目に止まったのは、フェイクベイツNL-1。上流に向ってブン投げ、ベイトが泳ぐスピードに合わせて引いてみる。

 ガツンと引っ手繰るようなバイトを期待したが、全くそのようなチャンスはなく、時間だけが過ぎ去ってゆく。SSM120も試したが、これにも反応はない。サイレントアサシン129Fで狙う水深を下げたが、これにも反応はない。続いて、ルアーサイズをダウン。DC9バレットを取り出しフルキャスト&変則リトリーブをしてみたが不発。何を投げても釣れそうにないので2時間程でギブアップ。本命魚はいったい何処に行ったのやら。


天気:晴れ 水温:25.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメからの釣行。流れが止まっているので全く釣れる気はしないのだが、気晴らしを兼ねて竿を振る。スタートはアイルマグネットDBから、スロートトリーブで様子を伺ったが反応なし。時折、竿を煽って、イレギュラーなアクションを入れたりして魚の食いっ気を誘ってみたが不発。続いて、アイルマグネット120タイエットを投入。この2つのルアーは、過去の実績もあり、作りもしっかりしている。不安なく使えるので、パイロットルアーとしては文句なしの優等生。年月が経っても"釣れるルアー"は釣れるのである。

 そんな事を考えながらキャストを続けたが、コツリともアタリはない。ルアーボックスの中で、徐々に粗大ゴミ化してきた感があるストリートデーモン140をブン投げて水面をヨタヨタと泳がせたが、このルアーに飛びつくような魚はいないようだ。続いてエンゼルキッス120TKLM12ZBLシステムミノー139Fなどを相次いで投入したが結果は同じ。

 祭り太鼓を練習している音が風に乗って何処からか聞こえて来た頃には、すっかり戦意喪失。ベイトが水面でザワザワと動き、ガボガボと捕食音が聞こえて来ることを期待しての釣行だったが、周囲は沈黙したまま。駐車してある場所までトボトボと歩きながら岸際のシャローエリアで最後の勝負。釣れる魚種とサイズを選ばないワンダー60を引いてみたが、竿を握る手は一度も生物感を味わうこともなく納竿となった。


天気:曇り時々晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(メッキ)

 朝5時過ぎ、釣り場に立つ。今回は朝イチから大失態。うっかり、このエリアを攻略するためのルアーをぎっちり詰め込んであるメインBOXを自宅に忘れてしまった。車に積んであったウエストBOXの中身をドキドキしながら確認する。パッと見でZBLシステムミノー11Fタイダルフラットラップ8が入っていたので一安心。これら以外にも十分戦闘能力の高いルアーがあったので、なんとかなりそうだった。

 スタートは11Fタイダルから。キャストを始めて15分、期待どおりにガツンときた。足元近くでヒットした魚は、本命のスズキ。ルアーを吸い込んで反転した直後、水面でガバガバとエラ洗いを連発した。サイズは60cmUPの元気満点、暴れん坊のヤツ。口の横にガッチリとフッキングしていたハズだったが、目の前でルアーを吹き飛ばして逃げていった。

 バラシの原因は、かなり強めにセットしてあったドラグ。足元近くでヒットした魚に対して、余裕を持って対処できなかった。これを反省し、ドラグをセッティングしなおしてからキャストを再開。10分も経たない内に再びチャンス到来した。ヒットした魚は一気に走り、リールからライン勢い良く引きずり出した。明らかに狙っている魚とは違うファイトに閉口。ロッドをグイグイと曲げる魚は、70cmを超える鯉だった。ルアーが掛かっているのは背鰭の付け根付近。数分間、走り回られてポイントを荒らされた挙句、ウロコ1枚を残して逃げていった。

メッキ 8KB 岸際近く、表層で群れているボラっ子達が追われているので、レイド6を投げ込んで早いトウィッチングをするとビンゴ。食ってきたのは、セイゴかフッコかと思いきや15cmのメッキ。河口からは結構な距離があるのだが、確実に潮が上がっている証拠でもある。メッキは群れで入っているハズなので、暫く周囲を探ったがレイド6に反応しない。フェイクベイツ60ペラッコワンダーフラットラップ8フーター80など、相次いで投入したが、この1匹で打ち止めだった。

 午前7時、満潮からの下げに切り替わり、上流から8〜10cm程のベイトの群れが次々に下ってきた。これを合図にボイルが始まるハズなのだが、どこからも捕食音は聞こえてこない。スーパースプークJrエアラコブラスキッターポップなどのトップウォーターを試した後に、ラパラBXミノーを投入。ベイトサイズとほぼ同寸なので期待したが、これにも反応はない。レンジバイブ70ESでボトム付近を探った後、ローリングベイトの早引きを試したがこれらも不発。午前8時、日差しが強まり魚が沈んでしまい、釣れる気がしなくなった。今朝の釣果はメッキ1匹で納竿となった。

 今朝の釣行で本命魚を1本バラしていたため、日没後のナイターで再び釣行。勿論、当エリア攻略のルアーが詰まったBOXは、忘れずに持参した。今回はトップバッターはストリームデーモン140。表層でベイトがザワついているので試してみたが不発。続いて、バンタム・トリプルインパクトブーツ120を試していると、流心でボイルが始まった。飛距離が出るZBLシステムミノー139Fをフルキャストして暫くの間、様子を伺っていたが反応がない。

 スズキに追われているベイトのサイズに合わせて、ルアーをサイズダウン。サイレントアサシン99Fに交換し、キャストを繰り返していると足元でヒット。今朝と同じパターンだったので焦らずに魚とやり取りをしたのだが、サイズは一回り以上大きい70cm前後の良型。魚がターンした際にラインテンションが一瞬抜けてフックオフ。同じミスを繰り返したショックに、その場へ座り込んだ。

 魚はまだ周囲にいそうなのでキャストを繰り返したが反応はない。ルアーをBXミノー1011Fタイダルに交換し、ワンチャンスに賭けたがワンバイトもなく時合は終了。急に水面が静かになり魚っ気がなくなったので午後9時過ぎに納竿とした。


天気:曇り時々晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝まで雨が降っていたので、昼食後にのんびりと釣行した。1か所目に選んだ場所では予想外に流れが弱く、水位も低かった。降雨による濁りもなく、いかにも釣れそうにない雰囲気が漂う。トップバッターは、"ぎじたまダービー"開催案内で近隣釣具店へ足を運んだ際に購入したラパラのBXミノー10。このルアーは、バルサボディを樹脂で包んだ新しいスタイルのミノー。形は豪州でのバラマンディ狙いでは必携のシーウォッチャーに似ているため、ストレートリトリーブだけでなくトウィッチやジャークでも効果的な感じ。暫くの間、周囲を丹念に探ってみたが魚の反応はなかった。泳ぎについては、満足したので次回の豪州遠征に持って行くことにしよう。

シロバナヒガンバナ 12KB いつも本命魚が潜んでいるストラクチャー周りに、根掛かり覚悟でコモモモルモ80を送り込んだりしたが不発。続いて、流心狙いでZBL139Fを投げ込んだが、こちらにも反応はない。周囲を見渡してもベイトの気配は全くなく、今回の雨で魚達が一時的に何処かへ消えてしまった様子。ここで粘っていても釣れる気がしないため、次の場所へと車を走らせた。

 途中、路肩に白いヒガンバナが咲いているのを見つけ、車から降りて写真を撮る。数年前まで、私の勤務場所近くにもこの時期になると白いヒガンバナが咲いていたのだが、心無い人に盗掘されてしまった。真っ赤なヒガンバナは田んぼの畦や堤防沿いに植えられているので目にすることは多いが、白花はとても珍しい。自分の物にしたいという欲求は判らないこともないが、球根を掘り取ってしまうような行為はとても残念に思う。

 2か所めは、水深の浅い川の中を歩きながら、中洲周辺をウェーディングして探る。中州周りにはベイトの群れが集まっているため、きっと捕食魚も近くにいるハズ。モルモ80で探った後、フーター80Fでワンチャンスを狙ったがこのルアーにも反応はなかった。フラットラップ8を竿先にぶら下げて、少しずつ下流方向に移動しながら魚を探す。岸際にベイトはいるが、ルアーに反応する魚は皆無。スキッターポップワンダースリムを投入し、攻め方を変えてみたが、いずれのルアーにもアタリはなくギブアップ。さて、明日はどうしようか・・・。


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