フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2019年6月

天気:曇り一時雨 水温:23.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ)

 南西からの爆風が吹き荒れる中、釣り場に立つ。潮のタイミングは中潮の干潮。強い風により水は濁り、水面はダバダバと波打っている。釣り人にとっては辛い状況だが、スズキを狙うにはこんなコンディションがむしろ良いぐらい。スタートはK2F122から。暫らく様子を伺ったが、反応がないのでアイル3Dリップレスを試す。岸際にベイトは見えないため、流心に魚が潜んでいるハズ。ルアーをZBLシステムミノー139Fに変えてフルキャストをすると直ぐに答えが出た。

スズキ&ZBLシステムミノー 7KB 水面で激しくエラ洗いを繰り返す魚を徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは63cm。手早くリリースしてキャストを始めると、こんどはピックアップ寸前、竿先近くまでリトリーブしてきたルアーに爆裂ヒット。こんなとこもあろうかと、緩めに設定していたドラグが丁度良い感じで効き、バラすことなく無事に銀ピカの魚(52cm)をキャッチした。やはりこの釣り場では、ZBLシステムミノー139Fがベストマッチだ。

 爆風が吹き荒れる中、めげずにキャストをしていると10分も経たない内に3本目(63cm)が出た。サイズに少し不満はあるものの、今の時期なら贅沢は言えない。ベイトを食い漁っている魚なので、ファイトは激しくとてもパワフルだった。

 ZBLミノーに反応がなくなったのでルアーを交換。かつて豪州遠征で酷使したベイスカッド128Fを試したてみたが不発。風が弱まったタイミングで食わせのK-TEN BKS9ハニトラ95Sを投入したがこれらも不発に終わった。風向きが大きく変わり、水位も急激に上がって河川の流れが弱くなってきた。やはり河川での釣りのキモは、強い流れにある。最後にアイルマグネットDBを投げまくって納竿とした。


天気:曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:2匹(スズキ)

 前日とは河川を変え、朝から単独釣行。満潮からの下げ狙いで、潮通しの良いワンドの角に立って竿を振り始めた。当初、魚っ気は全くなかったが、30分程経過すると一気に潮が動き出し、これに伴ってボラっ子達が動き出した。スキッターポップを投入して直ぐ、ボシッとバイト。しかし、貴重なモーニングバイトをフッキングミス。暫らくの間、反応があった場所を中心に攻めまくったが二度目のチャンスはなかった。

スズキ&フェイクベイツ 9KB 対岸では、結構、派手なボイルが散発し始めた。どうやら魚達は向こう岸に集まっている様子。コチラからはルアーが届くはずもなく、ボイルを遠めに見ながらキャスト&リトリーブを続ける。コンバットポッパー飛豚フロップ73シャッドラップSR5ごっつぁんミノー89Fアイプロップなど思いつくままに投入すれども反応はない。

 1時間半ほど経過した頃、やっとこちら岸の魚が動き出した感じ。岸際にベイトが集まり、これを狙ってセイゴ達が身を翻して襲い掛かり始めた。対岸の魚とは明らかにサイズが違いそうだが、贅沢は言わない。赤色のフェイクベイツS50を投入すると、瞬殺でセイゴ(28cm)をキャッチ。2匹目を期待してキャストを重ねたが反応がないので銀色の同ルアーを投入すると、これまたパクッとセイゴ(30cm)がルアーを咥えた。ベイトを追い掛け回しているスズキはたとえセイゴ級でも元気一杯。狙って確実に釣るという、ワクワク感を味わえた。

 これで連荘モード突入かとおもいきや、パタリと反応は止まり魚っ気が遠のいてしまった。エスフォー5レンジバイブ55TG等を投入して様子をみたが反応がなかったのでギブアップした。


天気:晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメ時、中潮・干潮からの上げのタイミングで嫁さんと釣行。夕暮れ時にアシ前でセイゴ達がベイトに襲い掛かってガバガバやるので、この時合を狙ってみる。小さなルアーをメインに使うので、タックルははなからスピニングのショートロッド。西表島遠征で活躍したラグゼ・カマー552SG・LoomisのGL2 SJR720を使う。これらの竿は一昔前のスタイルなのでガイド径が大きく、ショックリーダーを組んでもノット部がガイドに引っ掛かりにくいのが有り難い。

 薄暗くなるにつれ、ベイト群が上流から下ってくる。このタイミングでいつもはボイルがアチコチで起きるのだが、何故か今日は沈黙。ZBLシステムミノー50Sから始め、フェイクベイツS50ワンダー60ミニファットラップ等をアレコレと試すが、反応はない。スキッターポップも試したが反応する魚は不在。アシ前のシャローエリアから、流心狙いに切り替え、マグクリスタルミノーごっつあんミノー89Fを投入したがコツリともアタリはない。レンジバイブ45ESを使い、ボトム付近も探ってみたが、巨鯉のスレ掛かりで場を荒らしただけに終わった。嫁さんに魚を釣られて上げたかったが、全くさんな状況にあらず、腹も減ってきたので早めに納竿とした。


天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:5匹(スズキ、ボラっ子)

 前夜、まとまった雨が降ったので朝から出撃。釣り場は爆風が吹き荒れ、しかも肌寒い。大潮の満潮と重なり、いつもに比べ水位は驚くほど高く、こんな日に釣りをするのは余程の御馬鹿さんとしか思えない。旧タイドミノースリムから始め、エンゼルキッス140を投入。ボリューム感のあるこれらのルアーで魚が出ればとても楽に思えるのだが、狙いはハズレて不発。続いて手にしたのは、昨夜準備をしていた際に目に止まりボックスの中に入れてきたK2F122F。キャストすること数回・・・。ピックアップ間近、目の前で出た。

ボラっ子 9KB この様な場合、結構な頻度でバラすことが多いのだが、ドラグを緩めていたのでイイ感じでラインが繰り出されてフッキング成功。フックがガッチリ掛かっていたのが見えたので、遊びなしのパワフル・ランディングで無事にキャッチした。やはり魚がいれば、開始間もなく結果が出る。サイズは60cm。狙って釣った感があり、満足度が高い1匹となった。

 近くにはコアジサシが飛んで来ており、濁った川の中にダイブしている。鳥達には、ベイトの姿がしっかり見えているのが凄い。ベイトの群れが周囲にいるようなら、単発に終わらずまだチャンスはあるハズ。更なる追加を狙ってキャストをする。アイル3Gリップレスレアリスジャークハウンド125Fオルカサイレントアサシン129S・・・爆風のなか、とにかく前に飛ぶルアーをアレコレとチョイス。サーフドライバーでボラっ子をスレ掛かりで追加。

スズキ 9KB 余りにも風が強く、濁りも酷いので場所を移動。先程の所よりも水の色はイイ感じ。物凄い横風が吹いているが何とかキャストできる。少しして、直ぐ近くでボイルが始まった。追われているベイトのサイズを模してZBLシステムミノー50Sを素早く投入。この作戦がビンゴで52cmをキャッチ。続いて、ビートルナッツSを試すと、これにも53cmがヒットした。

スズキ 9KB 少しして嫁さんが登場。風が強いのでキャストは超難しいのだが、魚はいるので頑張ってもらう。少しずつ移動しながら魚を探すが2人とも不発。流れが強い朝イチのポイントに戻り、爆風に耐えながらキャストを重ねていると私のサイレントアサシン129Fにドカンと出た。やはり濁りの中に魚は潜んでいた。嫁さんの前で魚をバラすのは恥ずかしいので慎重にやりとりをして無事にキャッチ。魚は一気にサイズアップして72cm

 良型の魚がいるので彼女にも釣って欲しかったのだが、いかんせん風が強過ぎる。風に負けず、流心までルアーを投げられればチャンスはあるのだが・・・。時間の経過と共に日差しが強まり、魚達はストラクチャー周りへと身を潜めた感じがしてきた。流心狙いからピンポイント狙いに変更。ストラクチャーへのタイトキャストを繰り返しているとナバロン を引っ掛けた。懸命に外す努力をしながら、相手は何だろう・・・と探ると太いロープだった。ロープにフックが絡み付けば、これはもう絶対に無理。豪州遠征でガイドに教えてもらった奥義を駆使してもダメ。案の定、ラインが切れてロスト。嫁さんはノーバイト・ノーフィッシュ。彼女に魚を釣らせてあげたかったが、一気に気持ちが凹んだので納竿とした。


天気:曇り 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ)

 前日、まとまった雨が降ったので朝から出撃した。予想したよりも流れは緩やかで、水位はさほど上がっておらず肩透かしをくらった感じ。濁りは強めだが、流れが早くなってくれば釣れる可能性もあるため、じっくり粘ってみることにした。対岸には釣り友の姿が見え、私よりも早くから竿を振っている様子。考えることは皆同じか(笑)。このポイントで実績のあるK-TEN BKF9からスタートし、ザ・ファースト90FアスリートS9K-TEN BKSP9など一昔前のルアーを試す。30分程、キャストを続けていると、ストラクチャー付近でベイトが追われているのを目撃した。本命魚はいるようなので、おのずと真剣度はアップする。

サイレントアサシン 8KB ZBLシステムミノー11Fを使いながら、濁った川の中を偏光サングラスを通して良く見てみると、ベイトが群れになって泳いでいる事に気が付いた。目の前で群れているベイトが小さいので思い切ってサイズダウン。ZBLシステムミノー50Sを投入して様子を伺った。追われているベイトも小さいのでマッチ・ザ・ベイトで考えたのだが、これにも反応はない。ならは・・・逆にルアーをサイズアップしてZBLシステムミノー139Fを投入するとビンゴ。サイズは小さいが、ベイトを食っている魚は元気が良い。場を荒らしたくなかったので、少々強引に引き寄せてキャッチ。サイズは45cmと小振りだったが、ルアー交換して数投目で出たので狙いが当たった感じがして嬉しかった。

 少しして、この釣り場の常連さんが登場。今シーズンの状況について情報交換をしつつ、昔話に花が咲く。この釣り場、今と昔では地形が全く異なり、それを知っている釣り人は少なくなっている。釣り人は自分に都合のよい事しか記憶していないので、お互いに話した内容は5割増しぐらいに受け止めよう。ZBLシステムミノー139Fには反応がなくなったので、ルアーをアレコレ交換して様子を伺う。サイレントアサシン129Fエンゼルキッス120アイルマグネットDBTTリップレス95FMD、、、使っていないルアーで釣れそうなヤツはないかとボックスの中を覗いた時にとまったのがレンジバイブ70ES。ビュッと投げてグリグリッと巻いたらガツンと出た。サイズはまたしても45cm。サイズはともあれ、散々、ミノーを投げた場所でバイブを使ったら簡単に本名魚を出せた事にルアー釣りの深さを感じずにはいられない。レンジバイブ70ESで釣れたので、エアオグル70はどうかと試したが、コツリともアタリはない。どうにもこのシリーズは私の釣り方にマッチしていないようで、中々実績が上がらないので残念だ。

セイゴ 8KB 流心でベイトが動いているので、飛距離が伸びるサイレントアサシン129Fを投入。気持ち良くキャストしていたのだが、運悪くストラクチャーに引っ掛けた。直ぐにルアーは回収できたのだが、良く見たらリップがポッキリ。このところ、ルアーのリップ折れが相次いでいるため気持ちが凹む。その後は、ローリングベイトサーフドライバービーチウォーカー90Sを投げまくって納竿とした。

 いつもなら朝の釣行で終了なのだが、今回は嫁さんを釣れて夕マヅメの勝負へ出掛けた。狙いは元気の良いセイゴ達。タックルをライトタックルに持ち替えて、使うルアーも大幅にサイズダウン。いつもよりベイトの数が少なかったが、夕暮れが迫ると狙い通りにボイルが始まった。私のZBLシステムミノー50Sを咥えたのは40cmのフッコ。目の前にある掛け上がりの所でガツンと食ってきた。続いて、ベイトがざわついている葦際で35cmのセイゴをキャッチ。このまま爆釣かと思われたが、ルアーへの反応はピタリと止まった。

 嫁さんの近くでは、ボイルが連発していたのだが、何故か一度もヒットさせられず。「魚はいるのになんで〜?」ってな声を発しながらキャストを重ねていたが、完全に本命魚にはルアーを見切られていた様子。結局、2人で3時間竿を振って僅か2匹。ちょっと残念な結果に終わった。


天気:雨 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:8匹(キビレ、スズキ、ウグイ、ボラっ子)

 雨降る中、大潮・満潮からの下げ狙いで釣り場に立つ。ポイントではまだ水位が上昇中だったが、開始間もなく、岸際でボイルが始まった。タックルはG・LoomisGL2 マグナムライトスピン6'を使ったライトタックル。本日のトップバッターは、周囲にうじゃうじゃ泳いでいるボラっ子のサイズに合わせ、ZBLシステムミノー50S(改)をチョイス。以前の釣行でリップを折ってしまったルアーをチューニングして持ってきた。水面直下を泳ぐようリトリーブスピードを調整しながら数回キャストを繰り返したが反応なし。続く、フェイクベイツS50にも無反応。

ヒラセイゴ 8KB ノーマルのZBLシステムミノー50Sをボックスから取り出しキャストすると、目の前でいきなりキビレ(30cm)が躍り出た。更なる追加を求めてキャストしたが反応がないのでルアーを交換。ベイトがザワザワしている場所を狙ってラファエルペラッコラパラCD3等を相次いで投入。しかし、いずれのルアーにも反応がなく、ZBLシステムミノー50Sに戻す。するとバイトが続き、40cm前後の正体不明魚をバラした後に30cmのウグイをキャッチ。ボラっ子を数匹スレ掛かりで釣った後、ヒラセイゴ(25cm)がルアーをガツンと引っ手繰った。

スズキ 10KB 日没後、ZBLシステムミノー50Sに反応したのは45cmのフッコ。満潮からの下げで、ベイト群が川の流れにのって下っている。ボイルも散発していたが、周囲が完全に暗くなった頃にはピタリと止まった。急に魚っ気がなくなり、気味が悪いくらい。子供であるセイゴやフッコが消えて、これからはオトナの時間。ベイトが沢山いたので、今宵は楽しい釣りが出来そうなのだが、残念ながら私の方は時間切れ。小さいながらも引きは強いヒラセイゴがエリア内に入ってきているので、暫らくは楽しめそうだ。



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