フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2021年5月

天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ボラっ子)

 今回も中潮・満潮からの下げ狙いで釣行。時合が来るまでは、余り期待をせずにルアーを投げる。トップバッターは、前日の功労者であるラパラCD5。水面にベイトは見えず全体的に魚っ気がないので、適度なテンポで竿を振る。デッドフロート8をリトリーブしていると、岸際のゴミ溜まり付近で捕食音が響いた。音からすると、本命のスズキではなく雷魚っぽい。この魚は無視して、潮が切り替わり流速が増してくるのをじっと待つ。

 開始30分位経った頃から南風が強まってきた。天気情報によると最寄の観測地点では風速6m/Sらしいが、この釣り場ではもっと強い風が吹いている。使っているビートルナッツSでは、さすがに風に負けてしまうので、ヴィジョン110SWに交換。強めのジャーキングで魚の反応を伺った。こんな釣り方で、ガツンと本命魚がルアーを咥えてくれれは最高に楽しいのだが、そんなコンディションでないのは明白。周囲を撃ちまくって反応がないので作戦を変更。

 満潮を迎え、流れが停滞している状況でマスクバイブ70エスタ70Sハニートラップ95Sを相次いで投入。スロリトリーブで反応をみたがコレもダメ。ダイワの鉄板系SWバイブをブン投げ、根掛かり覚悟でボトム付近を探ったが、これにも反応しない。やはり、潮が切れ変わり流れが出始める頃がねらい目に違いない。20分程、釣り場を休めて時合が訪れるのを待つ。

タモ網トラブル 10KB 頃合を見計らってキャストを再開する。更に強まった風に向って投げるのはサイレントアサシン140S。流れの様子を見極めながらキャスト&リトリーブをすること数回。何の前触れもなく、突然ルアーがガツンと引っ手繰られた。直後に派手なエラ洗いをした本命魚は大きかった。ドラグを緩めに設定してあったので、ステラ3000から一気にラインが引きずり出される。前日釣った魚達よりも明らかにサイズが違うので慎重に対処する。

 徐々に引き寄せ、高い足場からタモ網を伸ばして本命魚をすくい上げる。この時にハプニングが起きた。なんと、網の口金部分が竿先からスッポリと抜け落ち、魚が入ったまま水の中にドボン。幸いラインが切れなかったので、慎重にラインを掴んでタモ網と魚を一緒に引きずり上げた。苦労してキャッチしたスズキは68cm。抜け落ちた口金部分を良く見ると、竿先に接着剤で簡単に固定してあるだけであった。ネジ止めやピン打ちをしていないので、抜け落ちて当然って感じの作りだった。

 追加を狙って、キャストを重ねる。サイレントアサシン140Sに続いて投入したのがアイルマグネット120ダイエットアイルマグネットF10.5マスクバイブ70。風は更に強まり、水面は波立つ。まともなキャストをするのが困難になってきたので、本流攻めは終了。ワンド内のシャローエリアをドリフトトウィッチャーで手早くチェックしてみた。針先に刺さってきたのは5cmに満たないぐらいの銀色に輝くボラっ子。水面には姿を見せないが、シャローエリアにはベイトが溜まっている様子。強風が吹き荒れる中、ワンチャンスに賭けてキャストを繰り返したが、竿は曲がることなく納竿となった。


天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:4匹(スズキ、雷魚、キビレ)

 中潮・満潮からの下げ狙いで朝から釣行。釣り場に到着しタックルの準備をしている最中、ガバッ、ガバッと捕食音が聞こえてきた。そそくさと準備を整え、静かにポイントに入る。本日のトップバッターはバブルクランク。水面を静かにゆっくりと引き波を立てるようなストレートリトリーブをする。周囲をキッチリとサーチしたが反応ナシ。バブルクランクには反応しないが、本命魚の活性は高いようなので、必ず反応するルアーがあるハズ。続いて取り出したのがラパラCD5。いきなりココで本気印の最終兵器とも言えるルアーを投入。この作戦が功を奏して数投目でフッコ(45cm)をキャッチした。

雷魚&マグクリスタルミノー 11KB 釣行開始まもなく本命魚を釣り上げ、気分は上々。更なる追加を期待して、ラパラCD5以外にもアレコレとルアーを試す。1時間程経った頃、ビートルナッツSの2投目で40cmをキャッチした。このルアーは、ケアンズの元バラマンディ・フィッシングガイド、テリーが愛用していただけあって、良く釣れるルアーなのである。今日は、ポッパーや表層系のクランクベイトには反応がなく、少しだけ沈めた方が良い様子。

 ボイルが収まってきたので、マグクリスタルミノーのジャーキングを試したら、これにもガツンときた。しかし、ヒットした後の魚の動きが何か違う。慎重に魚とやり取りをして足元まで引き寄せたら・・・雷魚(45cm)だった。この雷魚は顔の横に大きなキズがあるので、個体識別ができそう。もっと大きくなってから再び会える事を期待して、手早くリリースした。岸際のゴミ周りで捕食音を立てるのが、今回釣った雷魚やナマズ。本命のスズキは捕食音が違うので、聞き分けられるようになると、釣果アップは間違いない。

キビレ&ZBLバイブ 10KB 西風が吹き始め、水面がザワつき出した頃、メガバス・スモルトを投入。僅か3投目で40cm位のフッコをバラした。これを最後に活性の高かった魚達は何処かに消えうせ、モーニングバイトのスペシャルな時間は終了。持参したオニギリをパクつき、小休止する。朝食後は狙いを本流へと変更し、大きめなルアーを選んでブン投げる。シーバック120MRFアイルマグネット120ダイエットZBLシステムミノー139Fチンパンなどを相次いで投入したが反応はない。

 次に、ミノーではチェック出来ないボトム付近を探ろうとZBLバイブに交換。キャスト後、しっかりとボトムをとってから横引きでストップ&ゴー試すと狙いどおりにヒット。相手は本命のスズキではなそさう。慎重に引き寄せキャッチした魚はキビレ(36cm)だった。その後は、レンジバイブ70ESビットVラパラCD7を投入したが健闘空しく空振り。ビートルナッツSを再び取り出してキャストをすると、ガツンとヒットしたがフッキングミスした。本日は、これが最後となって追加が出来ないままタイムアウト。


天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝から釣り場に立ち、昨日の功労者であるラパラCD9を投げる。一日経つと釣り場の状況はガラリと一変。オーストラリア・ケアンズの元バラマンディ・フィッシングガイド テリーは「一日も同じ日はない」と良く言っていたが、まさしくそのとおりだ。今日は、水温が2℃低下。風はなく、流れは弱い。しかも、どろ〜んと濁っており、ベイトは不在で全く釣れる気がしない。周辺では田植が進んでおり、代掻きの濁り水が河川に入り込み、魚を釣るにはちょっと条件が厳しい感じだ。

 レスポンダー129Fなど過去に実績があるルアーを試しながら、ワンチャンスに掛けて黙々とキャストを続ける。1時間程経過した頃から、南西の風が強まり始めたので風に負けないルアーを選んで使うことにした。今シーズン、久しぶりに使い始めたのがUZUチンパン。フルキャストで上流へ投げ、竿を立て気味にホールドし、ゆっくりとしたリーリングでルアーを流す。本来は荒磯のヒラスズキ狙いに使うルアーだが、こんな使い方もモチロンOK。暫らくの間、投げ続けたが反応がなかったので選手交代。アイルマグネットF105エアオグル85S+などを投入して様子を伺ったが、これらにも反応はなかった。

 強風で波立つ水面を見ていると、チラチラとベイトの姿が出て来た。飛豚プロップ78のただ引き、カクーンのスロージャーク、ラパラCD7の早引き、エスタ70SのゆったりしたS字スイム、続いてレンジバイブ70ESでボトムをチェック・・・。続いて取り出したのが固定ウエイトの20g、ビーチウォーカー110S。このルアーは、バランスが良く強風の中でも扱いやすいため、ちょくちょく登場し、釣果も上げている信頼度の高い逸品。フルキャストして流心を探るとコツンとアタリがあった。直ぐにルアーを回収して再び同じコースを通すと、ガッチリと食ってきた。ドラグがギュルギュルと鳴って勢い良くラインが引きずり出され、直後には派手なエラ洗い。足元近くまで引き寄せてもなお大暴れしたスズキは70cmだった。

 更なる追加を求めて、キャストを重ねる。ビーチウォーカー110Sに反応はなく、ZBL139Fサーフドライバーサイレントアサシン140S旧タイドミノースリムSRを相次いで投入する。この内、反応があったルアーは旧タイドミノースリムSR。派手なエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばし、大きな波紋を水面に残して魚は消えた。長年ルアー釣りをしていると色んなことに気づくが、やはり「釣れるルアーは、いつの時代でも釣れる」。毎年、様々な新商品が発売されるが、古いルアーが釣れなくなる訳ではないのだ。5年前だろうが、10年前のルアーだろうが、関係ないのである。

 時間の経過と共にベイトの姿が消えうせ、河川の流れがなくなった状況下でアイルマグネット3Gリップレスをブン投げる。初期型のアイルマグネットDBの方が、キャストしやすく良く釣れる事を知っているのは、今はもう限られた人達だけかもしれない。少しずつ移動しながらキャスト&リトリーブを重ねたがコツリともアタリはなく、これ以上粘っても無理っぽかったので午前10時半に納竿とした。


天気:雨後曇り 水温:18.0〜19.3℃ pH:不明
釣果:1〜3匹(スズキ)

 今日は若潮。いつもの状況だと魚を釣るのは苦戦するのだが、山間部では前日からまとまった雨が降った。余り朝早く出撃しても釣れないので、ゆっくり目のスタートで我が家から気軽に行ける河川へと足を運んだ。スタートはエスタ70S。このルアーが醸し出すS字の軌跡は一品。シャローエリアを根掛かりなく引けるので、このところ出番が多いのだが、残念ながら今の時期に魚が反応する泳ぎではないようだ。続いて、Wフックを装着したTN50の投入。少しずつ移動しながら大遠投してボトム付近を探る。しかし、これにも反応がなく攻める場所を変える。

落水転覆 9KB 先ずは、ストラクチャー周りを集中的にチェック。グラバーHi89の早引きでワンチャンスを狙ったが、痛恨の根掛かり。ディープウェーディングして、これをどうにか回収した。続いて、昨シーズン好調だった、葦前のシャローエリアのチェック。使うルアーはエスフォー11。期待を込めてキャストを繰り返したが不発。最後にカクーンSPで流心狙いをしてみたが、これにも反応はなかった。結局、2時間程、竿を振ってノーバイト。次の河川へと車を走らせた。

 西風が強まる中、釣り場に立つ。強い濁りがあるが、流れの強さは私好みのイイ感じ。この釣り場の定番ルアーK-TEN BKS9から始め、アイルマグネットF105デッドフロート8・・・多分、魚はいるハズ。そんな確信を持って取り出したのがカクーンSP。ゆったりしたスロージャークで、水面下でストロークの長い左右のスライドをしてみる。すると狙いどおりにゴンッときた。本命魚がルアーを咥えたのが見えたのだが、フックが外れて逃してしまった。

スズキ70cm  10KB 周囲を集中爆撃したが、一度針掛かりした魚はさすがに直ぐ釣れないだろう。デプスレス75Fに交換し、潮目を繰り返し狙ったが反応なし。続いて、エスフォー11に交換して同じ場所に投げ入れたらビンゴ。ルアーをガップリと咥えてエラ洗いを繰り返した魚は50cmのレギュラーサイズだった。更なる追加を期待してキャストを重ねていた時、大事件が発生。パトカー3台や救急車2台、そのほか消防関係車両などがサイレンを鳴らして続々と集まってきた。

 どうやら、上流でボートが転覆し、乗っていた人が増水した河川に落水した模様。やってきた警察関係者などが状況確認のため、来る人、来る人、釣りをしている私に話しかけて来る。しかし、通報者でもなく、落水者が流れて来るのを目撃もしていないので困惑するばかり。一帯は、双眼鏡で川の中を見張る人、無線機を使って大声で連絡を取り合う人、見物人やらで落ち着かない。溺れた人が流れてきたらどうしようか・・・のんびり釣竿を振っていられるような状況ではなかった。1時間程経過した頃、落水者は無事に保護・確認されたようで「現場解散!!」の声が聞こえ、集まっていた緊急車両は帰っていった。

 辺りが平静を取り戻した頃には、潮位の変動で河川の雰囲気が変わってしまった。しかし、流れがあるので魚は残っているハズ。フリルドスイマーで表層を探った後、濁った時に絶大な効果を発揮するマリアエンゼルキッスを投入。すると間もなく、ピックアップ目前のルアーに60cm程のスズキがガバッと出た。しかし、残念ながらフッキングミス。足元付近で出た魚は結構な確率でバラすので、日頃からドラグを緩めに設定してあったが失敗した。

スズキ&ラパラCD9  8KB この1匹が合図となって、次々とアタリが出るようになった。アイルマグネットF960cm級を2匹バラし。月虫SR45cm級を逃した。フラットラップ8フラットラップ12には反応がなく、ラパラCD75エリートに交換したら1投目にコツンとアタリ。同じコースにルアーを投入したらガツンときた。これまでの魚とは違うトルクのあるファイトにドキドキさせられつつ、徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは堂々の70cmだった。

 今日みたいな、色々なサイズが釣れるパターンはとても珍しく、ルアーをアレコレと交換しながら反応を見る。ビーフリーズSでバイトが1回、レアリスジャークは不発。正午になりお腹が空いたのでオニギリを頬張りながらラパラCD9をキャスト。1匹逃した後に再びヒット。この魚は確実にフッキングが決まり、60cmをキャッチ。まだまだ釣れそうな雰囲気なので、嫁さんに連絡をしてタックル持参で直ぐに来るよう呼び出した。

嫁さん 5KB ラパラCD9で1匹バラし、魚の活性が落ちてきた頃に嫁さんが到着した。状況を伝え、立ち位置とルアーを投げる場所をレクチャー。南西の強い風が吹きつける中、ルアー選びは彼女に任せて釣りを始めてもらった。魚が何処かに移動してしまったか・・・と心配担ってきた頃、彼女の竿が大きく曲がり、魚との格闘が始まった。70cm近い魚体が、水面で大暴れする。ヒットルアーは、アイルマグネット120ダイエット。狙いどおりのヒットだったのだが、残念ながら何度目かのエラ洗いでルアーを吹き飛ばされて魚を逃してしまった。このルアーはその昔、児島玲子さんがオーストラリアでガイドのテリーに世話になりながら、バラマンディを釣った時に使っていたルアーではなかったか。誰にでも良く釣れるルアーなのである。

 フックオフを悔しがる時間はもったいないので、彼女には直ぐにキャストを再開してもらう。爆風の中、アレコレとルアーを交換し様子をみる。15分程経過した時、再び彼女にチャンスが到来した。先程よりもサイズはダウンしたが、ファイトは激しい。ヒットルアーは、またしてもアイルマグネット120ダイエット。嫁さんには、慎重に引き寄せてもらい、私がタモ網を担当してすくい上げようとする。足場が高く、岸際は障害物が多いため苦戦。一度はタモ網の中に入ったのだが、フックが網に引っ掛かった時に暴れられて逃げられてしまった。因みに、サイズは目測で60cm程度だった。

 その後は、2人で黙々とキャストを重ねたがワンチャンスもなくギブアップ。夕暮れ時になり次々とやってきたウナギ釣りのおっちゃん達に場所を譲り、私達は帰路についた。


天気:雨 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 天気予報どおり朝から雨。ささほど酷くはならないようなのでカッパを着込んで出撃した。前日竿を振った河川はイマイチだったので今回は別の所に。釣り場に到着後、素早く準備を整えてウェーディングを開始。因みに、今日からナイロンウェーダーに履き替えた。水温を測定し、この雨で温度が下がっていないことを確認。トップバッターはエスタ70S。表層をゆっくりとS字で泳がせていると葦際でボイル発生。すかさずルアーを投げ込んだが反応なし。極小ポップRに交換し、葦際を丁寧に探ったが反応ナシ。ボラスト75バブルクランクラパラCD5を相次いで投入したが完全に無視された。

 少しずつ下流へと移動しながらキャストを繰り返していると、砂浜エリアの岸際でボイルが始まった。ボラっ子(ハク)を食っているのは40〜50cmのフッコ。時折、水面上に銀色に輝く魚体を見せながらベイトを食い漁っている。こんな時は、ルアーをアレコレと投入しても完全に見切られる事が多い。今回もコツリともアタリは取れず、30分間程で時合は終了した。

TN50 6KB 満潮に向って少しずつ水位が上昇する中、シャローエリアではエスタ70Sデッドフロート8デプスレス75Fなどで魚を探す。全く反応がないので、少し水深がある場所へと移動し、バイブレーションを使ってボトム付近を探ることにした。すると、ガツンとヒット・・・明らかに本命魚と違う相手は巨鯉達。レンジバイブ55ESTN50でウロコを数枚ゲットした。周囲を隈なく撃ちつくし、モチベーションが低下したところでギブアップ。次の河川へと向った。

 車で20分程走ってポイントに到着。周囲に釣り人はおらず貸切状態。タイミング良く、シャローエリアではボイルが散発していた。ミニファットラップラパラの早引きで様子を伺ったが反応ナシ。目の前で本命魚がガバガバやっているので気持ちは焦る。ラパラCD5月虫SR(浮)アスリートS5.5ローリングベイト55など思いつくままに次々と投入。しかし、コツリともアタリを取ることが出来ない。いつしかベイトの群れは消えうせ、これと同時にボイルもなくなり周囲は沈黙した。本日はこれにて納竿。帰路のニュースで東海地方が例年に比べ21日も早く梅雨入りしたことを知った。


天気:晴れ 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 今日は、中潮の満潮に向って流れが弱いタイミングでの釣行。潮が切り替わるまでは、無理っぽいのでじっと我慢の釣りになる。デプスレス75SSからスタートし、グラバーHi89SショアラインシャイナーR40SGへとルアーを変えてゆく。水面には田んぼの代掻きにともなう茶色い泡が浮かび、ゆっくりと下流へと流れている。ベイトも不在で、無風状態・・・いかにも釣れそうもない状況の中、じっと我慢の釣りをする。1時間程キャストを重ねたがワンチャンスもないので場所を移動。下流へと移動し、少しでも流れが感じられるワンド入り口の角に立った。

 残念ながらここも魚っ気はなく、釣れる感じがしない。持参したオニギリをパクつきながら周囲を見渡し、魚がいそうな場所を見極める。ワンド内をスキッターポップでポッピングして様子を伺ったが反応なし。続いて、ボラスト75エスフォー7で水面直下をウネウネと泳がせワンチャンスを期待したが不発。次は、ガラリと作戦を変えて、Wフックを装着したTN50で本流のボトムを探る。ストップ&ゴーで出来るだけボトムをトレースするようにリトリーブした。

スズキ 9KB 気がつけば4時間が経過。普通の釣り人ならとうに場所を移動しているか、釣りを止めて帰宅するのだろう。しかし、ここはグッと我慢のしどころ。必ず時合が訪れる事を信じてキャストを続けた。すると何の前触れもなく、目の前でベイトが弾け飛ぶようなボイルが発生。待ちに待った時合の到来だ。これをきっかけに、周囲ではボイルが散発。ボラっ子の群れを50cm前後のフッコが襲い掛かっている。ZBL50Sに反応がなく、ラパラCD7もダメ。マイクロベイトパターンの切り札であるラパラCD5を投入すると、いきなりバイトの連発。数投目にやっとフッキングが成功した。

 水面を割ってエラ洗いをする本命魚のサイズは大きくはなかったが、狙って魚を掛けた喜びが勝る。慎重にやり取りして無事にキャッチ。サイズは46cmだった。この魚とのファイト中も近くではボイルが散発。このタイミングを逃してはならじと、素早く魚をリリースして次の魚を狙う。功労者のラパラCD5には反応がなく、カラーを変えてみたが効果なし。メガバス・スモルトのトウィッチで誘ってみたが無反応。そうこうしていると水面を群れていたベイトは消えうせ、周囲は沈黙してしまった。最後にサイレントアサシン99Fをブン投げて、小型のルアーでは届かなかったエリアを探って納竿とした。


天気:晴れ後曇り 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 中潮の満潮からの下げのタイミングで今回も朝からの釣行。ボイルが始まるのを期待して、先ずはレッドペッパーベイビーを試す。岸際平行で何度かルアーを引いた後、流心狙いでフルキャスト。トウィッチをしながら逃げる小魚を演出するリトリーブを繰り返していると狙いどおりにボイルが始まった。ボイルするポイントは決まっているので、上流側へ投げてレッドペッパーベイビーを通す。ガボッとルアーを吸い込む瞬間を待ち構えていたのだが、想定したドラマは起きない。

 水面を泳ぐベイトが増え、これに連動してボイル回数も増えてきた。バブルクランクを引きまくったが完全無視。グラバーHi89Sの早引きもダメ。試しに投入したアイプロップにも反応はなく、マイクロベイト攻略の要であるラパラCD5を投入する。昨年はこのルアーを使って何度も楽しい思いをしたのだが、今年はイマイチはまってない感じが拭えない。キャスト&リトリーブを繰り返していると、ガッツッと根掛かり。本命魚のヒットではなくガッカリ。ラパラCD5は手こずりながらも常備しているルアーリトリーバーで無事に回収できた。

 根掛かりルアーの回収作業で時間を掛け過ぎたようで、気が付けばベイトは消えうせボイルも沈静化していた。ボイルはなくなっても魚はまだ何処かにいるハズ。アクアフリークジグスピンを取り出し、キャストリトリーブを始めると直ぐに明確なアタリがあった。しかし、フッキングには至らず魚の顔を拝むことは出来なかった。

 捜索範囲を広げるためルアーを交換。サイレントアサシン99FショアラインシャイナーR40SGコモモグラバーHi89Sレンジバイブ70ESなどでチェックしても反応がないので、この場に見切りをつけて次の場所へと移動する。南風が強まる中、モロに向かい風となるポイントでキャストをする。コモモサイレントアサシン99Fで様子を伺ったが反応なし。風が強く当たるストラクチャー周りでボイルが始まったので、これを狙ってみる。食っているベイトはやはりマイクロベイト。ルアーサイズをぐっと落としてリップスライドアスリート5.5で勝負した。

 ストラクチャー近くに溜まっているボラっ子(ハク)を食っているのは、40〜50cmのフッコ級の魚。ボイルする場所へ何度もルアーを通すがカツリともアタリはない。狙いを流心へと切り替え、DC9バレットK-TEN BKS9アスリートS9ビットVを相次いで投入。しかし、流心でも私のルアーに反応する魚はおらず徐々にテンションが低下。周囲のボイルもなくなったので納竿とした。


天気:曇り後雨 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹

 小潮の干潮前後に狙いを定め、朝から出撃。潮の動きが悪いので苦戦するのは承知の上なので、少しでも潮通しが良い場所に陣取ってキャストを開始した。シンキングシャッドをヒラヒラと泳がせていると、岸際でボイルが始まった。ここで、すかさずルアーを交換。取り出したのがバブルクランク。岸と平行にキャストし、引き波を立てながらゆっくりと引いてみる。予定では2〜3投目でドカンと出るハズだったが空振りに終わり、実績のあるビートルナッツSを投入。しかし、これにも反応しない。

ルアー回収器 9KB 時間が経つにつれ、水面に姿を現すベイトの数が増えてきた。これに伴いボイルも増える。ベイトはボラっ子(ハク)。ベイトサイズを意識して小さめなルアーをチョイスし、アクアフリークジグスピンスモルトを試したがこれらにも反応はない。マイクロベイトパターンの攻略はとても難しいのだが、反応するルアーは必ずあるハズ。アスリートF7スクワレルのジャーキングやトウィッチングで誘ってみたが、ベイトに襲い掛かっている50cmUPのフッコには完全に見切られている様子。

 エミシミノーミニファットラップラパララパラCD5など、過去の実績を踏まえ思いつくままに投入したが、本命魚達からは完全に無視された。1時間が経過した頃、水面でスクールしていたベイトは忽然と消え、ボイルもなくなった。流れもなく、魚っ気もなくなったので場所を上流へと移動する。この場所は散発的だがボイルがある。ミニファットラップラパラヨーヅリLミノー(改)を投入したが反応ナシ。ルアーサイズが小さくて飛距離が伸びるバイブレーションのビットVに交換し、調子良くビュンビュン投げて、グリグリ巻いているとガツッと根掛かりした。

 小雨が降り始める中、車に戻ってウェーダーに履きえ変え、ルアー回収器具を取り揃えてビットVの救出に取り掛かる。比較的、至近距離だったので直ぐに回収できるかと思いきや大苦戦。エリア内では最も水深が深く、流れもある場所なのでルアー回収器具が十分機能しない。失うには惜しいルアーなので、どうにかして回収できないかと頑張ったが結局ラインが切れてガックリ。これで戦意喪失して、本日はギブアップ。ゴールデンウィーク最終日は、残念度が高い釣行で終わった。


天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:2匹(キビレ、マゴチ)

 今回は小潮 干潮からのスタート。当然のことながら流れは弱く、釣れる感じは全くしない。エリア内で出来るだけ流れがある場所を探し、アスリートF7を投げてみる。ストレートリトリーブは不発、ジャーキングにも反応はない。続いて取り出したのがラパラCD7。開始10分経過した頃、明確なアタリがあった。狙っている本命魚のアタリではないので、首を傾げながら同じコースを通してみるとビンゴ。エラ洗いはせず、鋭い突っ込みを繰り返す特徴のあるファイト。もしや・・・水面に姿を見せたのは、予想どおりのキビレ。40cmへ僅かに届かない、綺麗な体をした魚だった。

 流れナシ、ベイトもナシ、当然ながらボイルもナシ。こんな時間が1時間程経過した後、突然、岸際でベイトが弾け飛んだ。上げ潮に乗り、マイクロベイトの群れが上流に向って一斉に泳ぎ出したタイミングでボイルが開始。散発的だが、アチコチでガバッとやっている。このベイトサイズに合わせて取り出したのが、昔、管理釣り場シマゴンの淡水スズキ攻略で試していたアクアフリークジグスピン。小さいが自重があり良く飛ぶので、今の時期のマイクロベイト対策に使える。このルアーの凄いところは、刺さりやすくバラシにくい事を狙って、アウトバーブのWフックが遊動式になっている点。

マゴチ 9KB 自信を持ってキャスト&リトリーブを重ねたが本命魚達からは完全無視。続いて、アスリートS5.5リップスライドラパラCD5等をアレコレと投入すれども、これらにも反応はない。いつしかボイルはなくなり、周囲は完全に沈黙。しかし、ルアーに反応する魚は必ず何処かにいるハズ。少しずつ移動しながら、ルアーをアレコレと交換しワンチャンスに賭ける。スキッターポップスクワレルレイド6ヨーヅリLミノー(改)サイレントアサシン99Fジグザグベイト・・・。

 気が付けば5時間が経過。帰る前に気分転換で、ブツ飛びの小型バイブ ビットVを投入。根掛かり覚悟でボトム付近を引いてみると、いきなりのバイト。しかし、フッキングには至らず即座に同じコースにルアーを投入する。すると狙いどおりにヒット。エラ洗いはせず、鋭い直線的な突っ込みもない。相手が何者か分からないままのファイトが続く中、徐々に引き寄せる。水面に浮かび上がった魚は、全く予想してなかったマゴチ(40cm)。巨鯉がのろのろと泳ぐような川の中で、まさかのマゴチ。これにはちょっと驚いた。その後は魚の顔を見ることもなく納竿。今回は、普段と違った魚種を釣り上げる事が出来て、楽しかったー。


天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラっ子)

 ゴールデンウィーク連続釣行の3日目・・・1年越しのコロナ渦の中、混雑する場所へ出掛けて新型コロナに感染する訳にはいかないので釣竿を持って出撃した。昨日と同様、爆風が吹き荒れ、水面は白波が立っている。気温は低く、肌寒さを感じる程だ。水位は低く、流れが弱い状況でビートルナッツSからスタート。飛距離が伸びないので立ち位置付近を探った後、サイレンシアサシン99Fに交換し、捜索範囲を広げる。開始20分が経過した頃、対岸で激しいボイルが始まった。

 このタイミングを逃してはならじと、急いでタックル一式をまとめて車に積み込んで突っ走る。予想はしていたが、釣り場に到着した時には既にボイルが沈静化。ベイトの群れもなく、周囲は沈黙していた。それでも淡い期待を込めて、マイクロベイト対策用に準備したルアーをアレコレと投入する。メガバススモルトから始め、ラパラCD5バンジーメタルキャストスプーン。続いて、ミニファットラップラパラに交換したタイミングで突然の引っ手繰るようなバイト。魚が反転したタイミングで勝手にフッキングが決まり、後は慎重にやり取りをする。小さなフックが口先にチョコンと刺さっているだけなことに気がつき、魚を極力暴れさせないように引き寄せてキャッチ。サイズは55cmだった。

ドライマンゴー 12KB 更なる追加を求めてキャストを繰り返したが反応ナシ。下流へと移動すると、そこにはボラっ子(ハク)の群れが溜まっており、これに50cm前後のフッコが襲い掛かるボイルが連発していた。ミニファットラップラパラを投入すると直ぐに反応があったがフッキングミス。2回チャンスがあったが、魚の口に針掛かりさせる事が出来ず選手交代。レンジバイブ45ESベビーシャッドスモルトワンダー60ラファエルなど、次々と投入して様子を伺う。

 本命魚が目の前にいてガバガバやっているのに、ルアーには全く反応しない。悶絶しながらラパラCD5を投入すると、いきなりガツンと明確なバイトがあった。さすがラパラ・・・と思った矢先にフックアウト。掛かりどころが悪かったか、小さいフックが災いしたか。時間の経過と共にボラっ子の群れが上流へと移動してゆく。ドライマンゴーを食べて気分転換した後、頃合を見て私も上流へと移動。少しして、ストラクチャーが作り出す日陰の所でボイルが始まった。

ピンテールチューン&スズキ 11KB 上流側へルアーを投げ、ボイルしている付近へルアーを通す。バブルクランクから始め、エスフォー7ワンダー60を相次いで投入。しかし、本命魚がガバガバやっているのに完全に無視された。ベイトが極めて小さいのでルアーサイズを落としたいが、ボイルしている場所が遠いので飛距離も確保したい。持参したルアーの中から選んだのが、アスリート・ピンテールちューン5.5。このルアーでボイルしている所にギリギリ届くぐらいの距離。フルキャストで上流へ投げ込み、リトリーブを始めたらいきなりのバイト。ルアー交換後の1投目で食ってきた。ベイトを食べているフッコ級の魚は元気いっぱい。派手に暴れる魚を徐々に引き寄せてキャッチ。サイズは55cmだった。

 リリース後、追加を求めてピンテールちューン5.5のキャスト&リトリーブを繰り返したが反応ナシ。新たに投入したリュウキユラメキDコンタクトは不発。ZBLシステムミノー50Sにバイトしたがフッキングには至らならった。繰り返し、同ルアーを投げているとボラっ子が引っ掛かってきた。サイズを測ると5cm程。やはり今の時期は、5cm前後のルアーを使うのがキモなのかも。ボイルの位置が更に遠くなったのでラパラCD75エリートローリングベイトRB66レンジバイブ70ESも投入してみたがコツリともアタリはない。

 吹き荒れる西風が更に強まり、まともに立っていられないほど。気象概況をスマホで確認すると観測地点での風速は7.5m/Sらしいが、この釣り場ではきっと15m/Sは余裕で超えていそう。身の危険を感じたので正午の時報と共に納竿とした。


天気:晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 前夜、激しい雷雨があった。今日は用事があるので午前中はお休みをする予定だったが、気合を入れて朝から短時間勝負の釣行へ。釣り場の水位は高く、泥濁りだったが、開始早々に岸際でボイルが2連発。本命魚が潜む場所へ、ヨーヅリLミノーのリップ折れをシンキングペンシルに改造したルアーを放り込む。スローなストレートリトリーブから始め、トウィッチをしたり、リフト&フォールを試したりしたが反応はない。

 竿を振り始めて少し経つと、爆風と言えるほどの強い西風が吹いてきた。スクワレル61SPは、キャスト時に真横に吹き飛ばされまともに飛ばず、交換したアスリートS9も失速。小型のルアーは全く使い物にならないため、作戦変更を余儀なくされた。アイルマグネットDBK2S1223Gリップレスミノー125Fハニートラップ95Sサイレントアサシン129Fなどを投入。しかし、スズキ達が捕食しているのは3cm〜5cmのボラっ子(ハク)。明らかにマイクロベイトパターンなので、コツリともアタリはない。河川敷に残っている小動物の足跡を辿りながら、少しずつ場所を移動し、キャストを続ける。

 諦め気分で、マグクリスタルミノー105Fをブン投げてジャーキングをすると、今まで完全に無視していた本命魚が突然ルアーに襲い掛かった。目の前でルアーを咥えて反転するところが見えたのだがフッキングには至らず、思わず「あぁぁ〜!!」と声が出た。相変わらず爆風が続くので使うルアーが限られる。アイルマグネットミノー12サイレントアサシン140Sビーチウォーカー110S旧タイドミノースリム湾ベイトレンジバイブ70ES・・・どれも反応がないまま、時間切れ。午前9時過ぎに納竿とした。

ヒットポイント 8KB 用事を済ませ、午後3時から再び釣行。相変わらず強風が吹き荒れ、水面は白波が立つほど。足元付近をフラットラップデプスレス75SSで探った後、河川の合流点でローリングベイトRB77をブン投げる。少しして痛恨の根掛かり。Wフックにしてあるのだが、引っ掛かる時には引っ掛かるのである。お値段が高いガマカツツインフックを付けているので、ロストするのも悲し過ぎる。そこで取り出したのが、買ったばかりのルアー回収器 ベルモントルアーリターン378先月の釣行時、不注意で水中に落としたタックルを探す際に、ジョイント部からスッポ抜けて潰れて買いなおした物。今回は、セール期間中に買ったので価格は1万円を切ったが、シーバスルアーを7個〜8個回収しないとモトが取れない。

 流れが強い中での危険なウェーディング。ルアーは深い所で根掛かっており、随分苦戦したが無事に回収できた。先ずは新品のルアー回収器で1個回収して気分上々。因みにこの商品を注文する際、カタログを見て気がついたのだが、短い他の2種類は静荷重が30kgであるのに対し当品は20kgしかない。腕の長さを含めて4m程をカバー出来るのだが、強度が足りないので注意が必要だ。

 爆風の中、ダイワの鉄板系SWバイブをブン投げるが反応ナシ。魚は何処かにいるハズなので諦めきれず、レンジバイブ70ESを連射したがこちらにも反応はなかった。夕暮れが近づく中、ノーバイトのままタイムアップ。明日の釣行の作戦を練りながら帰途に着いた。


天気:晴れ 水温:15.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラっ子)

 冷たい西風が吹く中、朝からの釣行。ワンド入り口の角に立ち、スキッターポップSP7を使ってポッピング。濁りがあって満水、流れはなく、魚っ気もない。暫らく、ポコポコやっていたが、ルアーを追う魚の姿はなく選手交代。ローリングベイトRB66の早引きで様子を伺う。少しずつ流れが出始め、水面にベイトの群れが姿を現してきた。

スクワレル&スズキ 9KB ローリングベイトRB66に反応がないので、アスリートF7のジャーンキングを試す。以前、管理釣り場シマゴンに通っていた時、イワナやブラウントラウト狙いで、度々使っていたルアー。魚が潜んでいそうな流れのヨレを中心に攻め、足元までキッチリと引いてくる。ピックアップ直前でガバッと出る可能性もあるため、ドラグは少し緩めに設定しておく。

 開始1時間が経過した頃、突然ボイルが始まった。緩んでいた気持ちがギュッと引き締められ、竿をしっかりと握りなおす。マイクロベイトを食っているのは、50cm〜60cmのフッコ級。銀色に輝く魚体を水面上で翻しながら、目の前でガバッとやる。スキッターポップSP5デプスレス75SSDコンタクトラパラCD5を投入すれども完全に無視された。期待していたローリングベイトRB55もダメ。月虫SR(浮)フラッシュミノーなど持参したルアーを次々と投入したが、コツリともアタリはない。ボイルが始まって1時間程で、ベイト群は何処かに消え去り、周囲は沈黙して時合終了。

 ボイルはなくなっても本命魚はそこにいるハズ。エスフォー7ビートルナッツSローリングベイト77を投げまくっていると、西風から東風に変わり、気温が低下、黒い雨雲が押し寄せてきた。小雨がパラパラし始めた頃、突然の雷と共に大粒の雨が降って来た。事前準備をしてあるので雨の中で竿を振るのは苦にならないが、さすがに雷がガラガラ・ビカビカしている時には竿は出せない。車に乗り込み、橋の下へ避難。スマホで雨雲レーダーの動きを確認しながら、雷雲が通り過ぎるのを待った。

スモルト&スクワレル 9KB 30分程度で雷雲は東に移動し、天気は一転してカンカン照り。釣り場に立って様子を見ていると、岸際でボイルが始まった。岸に沿って遡上してくるマイクロベイトを狙ってガバガバとやっている。岸際は障害物が多く、とてもテクニカルな釣りになるが私の本領発揮。引っ掛かるのを覚悟しながら岸と平行にレンジバイブ55ESを引きまくった後、メガバススモルトを投入。岸際の倒木や倒れた竹に絡めながら引いていると、1投目で狙いどおりにガバッと出た。障害物の中に潜り込んだ魚を何とか引きずり出してキャッチ。苦労して手にしたスズキは55cmだった。

 更なる追加を期待してルアーを投げまくったが反応ナシ。車に乗り込んで場所を移動。再び、雷雲が迫って来ているのを見ながら釣り場全体を眺める。流心でベイトの動きがあり、ボイルが時々起きている。デプスレス75SSを投入したが、魚からは完全に見切られている。バブルクランクを試すと、追尾する魚はいたが食ってこない。エスフォー7を試すとボラっ子がスレ掛かり。

ボラッ子 8KB 真っ黒い雲が迫って来ており、雷が聞こえ雨も振り出したので時間との勝負。目の前にいる食い気があるスズキをどう狙うか・・・ボックスの中を覗き込んだ時に目にとまったのがジャッカルスクワレル61SP。太軸フックに交換したのでシンキングになっているが、竿の操作にルアーは良く反応してイイ感じ。キャスト数投げで念願のヒット。濁り水から強引に引き寄せて無事にキャッチ。サイズは48cmと小振りだったが、狙って釣ったという満足感が高い1匹となった。

 雷雲が迫り、ゴロゴロ・ピカピカが派手になってきた。そろそろ撤退しなきゃと思っていたところで痛恨の根掛かり。スクワレル61SPは、とうの昔に製造中止になっているので現在では入手困難。なんとしてでも回収しなきゃと、ウェーディングして悪戦苦闘。どうにか回収できて、撤収した。

 追記:この日の夜、牧之原では竜巻と思われる突風が吹き荒れ、家屋や茶園などに被害が発生した。


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