フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2022年4月


天気:曇り後晴れ 水温:14.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ボラっ子)

 GW連休3日目の釣行。前夜は大荒れの天気となり、雨の影響で泥濁り状態。しかも水温が前日に比べ5℃も下がっていた。今回の釣行で試したかったのが、往年の名品シャローラビット。川底にゴミなどの障害物が散在するシャローエリアで、ボトムに潜むマゴチを攻略するルアーは何かないかと考え、思いついたのがこのルアー。障害物回避性能は非常に高く、ボトムを小突きながらコトコト音がするラトルはきっと効果があるに違いない。

 今日はこのルアーで魚を釣ろうと決めたので、徹底的に引き回したが全く反応がない。普段なら岸際でベイトがチラチラと見えるのだが、その姿は確認できない。きっと水温が急激に下がり、水も極端に濁ったからだろう。ワンチャンスに賭けて、魚を探したが結果は出せなかった。少し場所を移動し、新たな気持でクロスウェイク111F-SSRB太60SRラパラCD5を投げてみたが反応ナシ。強い東風が吹き始めたのでギブアップした。

ボラっ子 7KB このまま帰宅するのは、ちょっと悔しい。別の河川の様子を見に行くことにした。連休中とあって、主なポイントには何処もルアー釣り師だけでなくエサ釣りをする人が入っていた。車を走らせ横目でチラチラと河川を見ていると、複雑なストラクチャーがあり攻略するにはテクニックが必要なポイントがポッカリと空いていた。釣り場に立ち、周囲を見渡しているとボイルを目撃。即座に準備を整え、キャストを始めた。使うルアーはガマカツのツインフックを装着したローリングベイト77。着水同時に早巻きを繰り返すと、狙いどおりにガツンときた。掛けた魚は予想以上にサイズが大きく、障害物が潜むエリア内を力強く泳ぎ回る。「そっちには行かないでぇ〜」と思わず言ってしまう方向へと魚が走り、案の定、ラインブレイクとなった。「逃がした魚は大きい」と良く言うが、確実に良型だったに違いない。ラインブレイクとなり魚には大変申し訳なかったが、1本200円以上する新品フックを2本付けたルアーを失ったのも痛かった。

スズキ 8KB デッドフロート8など、アレコレとルアーを試したが不発。早引きに反応するかもとローリングベイト88を投入してみると、この作戦がビンゴ。いきなりルアーを引っ手繰られるような強いアタリに驚きつつ、巻きアワセでフッキング完了。ストラクチャーに潜り込まれないよう、魚を誘導して無事キャッチした。ベイトをたらふく食べて腹がボッテリしていた魚のサイズは70cmだった。ラインブレイクで逃した魚は、これよりも大きな魚だったに違いない。ベイトを食っているヤツは本当に元気が良いので、ファイト中はハラハラ・ドキドキのしっぱなしだ。

 ローリングベイト88からサイズダウンしてRB77を試す。ボラっ子(ハク)がスレ掛かりで釣れたので、じっくり観察しながらサイズを測ると4cm。体長は以前釣ったのと同じ位だったが、ぶりっと膨らみが増し、ボリュームアップしていた。ローリングベイトの早巻きを繰り返し、魚がスレてしまった感じがしたので小休止しながら遅めの昼食とした。

 休憩後はルアーをラパラCD7に交換。開始2投目でいきなりヒットした。やはり、釣り場を休めたのが良かったに違いない。水面で激しくエラ荒いした魚をいなしてキャッチ。サイズは60cmだった。更なる追加を求めてキャスト&リトリーブを繰り返したがコツリともアタリはなく1時間程が経過。流れが弱まり、ベイトの姿が減ったので納竿。我が家でプランター栽培をしているイチゴのアブラムシ対策として、周囲にいたテントウムシを十数匹捕獲して帰途についた。


天気:曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:3匹(マゴチ)

 昨日、ノーバイトで終わった河川は諦め、別の河川へ朝から出撃した。午後から雨が降る天気予報なので、昼頃までが勝負。全域で水深が浅いのでトップバッターはグース90Fを使って、トロトロとゆっくりリトリーブして様子を伺った。反応がないのでクロスウェイク111F-SSRZBLシステムミノー11Fタイダルを使って広範囲を探る。しかし、反応がない。チラチラと見えるベイトのサイズは小さいので、ルアーサイズを一気に下げラパラCD5を投入したら数投目で食ってきた。

 ヒットポイントは、ルアーをピックアップする直前の岸際。ラパラCD5に反応したのは、狙っていたスズキではなく、マゴチだった。口先にフックがチョンと刺さっていただけなので、お遊びせずに一気に岸へと引きずり上げた。サイズは50cm。釣れたポイントをグルリと見渡すと、ボラっ子の群れが集まっている場所のよう。魚をリリースした後、そんな場所を探すため、歩きながらキャストを繰り返えす。この作戦が功を奏して、再びラパラCD5にヒット。水中で激しく首を振っている感じが手元に伝わる。2匹めのマゴチはサイズアップして55cmあった。

 歩きながらキャストが出来る場所は撃ち尽くした感があったので対岸へ移動。農業用水が流れ込むポイントを探ってみる。K-TEN BKS9から始め、ビーフリーズSアスリートS9を試したがコツリともアタリはない。この3種を使ってなんら反応がないようだと、魚はいないに違いない。粘っても無理っぽかったのでマゴチが釣れたエリアへ戻ることにした。

マゴチ&ラパラCD7 10KB デプスレス75Fを使って魚を探すが反応はない。急に東風が強まり、雲行きが怪しくなってきた。安定的な飛距離を出すアイボーン118Fシャローに交換しながらベイト群を探す。岸際でベイトがはじけ飛ぶボイルを目撃。すかさず、アイボーン118Fシャローを投げ入れたが反応しない。ここでラパラCD5の登場。直ぐに結果が出てマゴチがヒットした。先に釣ったマゴチよりも明らかに大きく、水際で激しくファイトする。その時、突然のライン切れ。「当り針」として大切に使っていたラパラCD5を咥えて、マゴチは姿を消してしまった。

 今時の、大量生産される樹脂製ルアーと違って、ラパラには特別良く魚が釣れる「当り針」がある。そんなルアーをロストするとショックは大きいのだが、今回は諦めるしかない。運が良ければ魚の口から外れ、魚も生きながらえるだろう。パラパラと降っていた次第に雨が強まり、時折、横殴りの雨になってきた。天気の大きな変化は、魚釣りにとってチャンスでもあるので、もう少し竿を降る。

 ラパラCD7をボックスの中から取り出し、キャストをしながら移動を繰り返す。すると、ラパラCD5をロストしたポイントで再びヒット。もしや「当り針」を咥えているかもと淡い期待を抱いたが、掛けた魚は小さくスルスル足元に寄って来た。キャッチしたのは、35cmと小さいながらにも、堂々としたマゴチらしい顔をした魚だった。この魚を最後に本日はお昼で納竿。天気予報より早めに雨が降り始めたが、マゴチ3匹の釣果には満足した。


天気:曇り 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 仕事休みを取って、皆さんより一日早くゴールデンウィークをスタートした。前日降った雨の影響で、全体的に水は強く濁っていたが流れは弱い。少々期待はずれ感が漂う中、キャストを始めた。無風状態の中、最初に選んだルアーはザグフラッシュ。何処かエヴァンゲリオンに出て来そうなキャラクター顔をした平べったい形がとても個性的なルアー。ロッドアクションを入れるとイレギュラーに動きをするので、モロにはまる時もあるのだろうが、このルアーには最大の欠点がある。

 それは・・・飛距離。ほぼ無風状態なのに、飛行姿勢が定まらず、投げる度にストレスを感じてしまう。飛距離を気にしないボート釣りで、一般的形をしたミノーに反応しない時に活躍の場がありそうだが、オカッパリで「沖にある流心を狙おう」なんて考えると無理がある。淡い期待を持ちながら投げ続けたがギブアップ。飛距離が伸び安定感バツグンのビーチウォーカー110Sに交換。ブンブン投げてグリグリ巻いてストレス解消した。

 折れたリップを紫外線で固める接着剤ボンディクを使って造形したサイレントアサシン140Fの泳ぎを確認する。オリジナルリップに比べ、多少ワイドな腰振りに変わったが、それはそれでイイ感じ。濁った水の中でルアーの存在感が増したように思え、結構満足度は高かった。しかし、魚が釣れなければ意味がない。四方八方投げまくったが、コツリともアタリはなかった。時間が経つにつれ、この時期には珍しい北風が吹き始めた。きっと何処かに本命魚はいるハズなので、持参したルアーを次々と試す。

 サスケ140裂波レスポンダー129Fルドラ130SPジグザグベイトショアラインシャイナーZバーティスRプライアル・メタルジグ、ジグミノーのバードックショアラインシャイナーSL14Fを投入。しかし、反応はない。最後に、往年のルアー ザ・ファーストを試す。「お金のある人はK-TENを使い、お金がない人はザ・ファーストを使う」との迷言が私の周りにはあったが、数々の実績はあり、今でもスズキには効くハズ。自信を持って投げられるルアーなのだが、今回はワンチャンスもないままタイムアウトとなった。


天気:晴れ 水温:17.5〜20.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 今回は、南の空にまだ月が輝いている時間帯から出撃した。潮周りが良くないためが、釣り場に人影はない。流れは全くなく、水位も低いため釣れる気はしないのだが、朝マヅメのワンチャンス狙いでキャストを始めた。サイレントアサシン129Fを投げ続けていると徐々に周囲が明るくなり、ベイトの姿が見えてきた。ここでボイルが始まったら予定どおり。ルアーをローリングベイト88に変え、周囲をチェックしたが反応ナシ。アスリートS9ビットVを使い、近回りと遠方をチェックしたがコツリともアタリはない。

 日が昇るにつれて、天気予報どおり風が強く吹き荒れてきた。そんなタイミングで、岸際近くでガバッと捕食音が聞こえた。爆風で岸に寄って来たベイトの群れを狙ってスズキが動いた様子。食わせのラパラCD7を投げ入れ、高速リトリーブ、トウィッチ、リフト&フォールなどアレコレ試したが不発。体が風で持っていかれそうな位、猛烈な風になってきたので午前9時にギブアップした。

 夕マヅメに淡い期待を込めて出撃した。朝イチの様子から、竿を振る河川を変えて気分をリフレッシュする。釣り場に到着し、準備をしていると自転車に乗ったジィさんが話し掛けてきた。今では暇つぶし程度に手長エビを捕まえてクロダイを釣るらしいが、以前は自前の船で沖に出てトローリングで大物を手にしていたらしい。手長エビの捕まえ方や、クロダイの釣り方などアレコレ教えてもらいながら、暫らくまの間、会話を楽しむ。釣りという趣味は、体が動けば何歳になっても楽しめるのだ。

 干潮を迎え、水位が低くなっている。実家に空いてあるルアーのストックボックスの中からヒックアップしてきた、普段は使わないグース90Fを試してみる。少しずつ移動しながらキャストをしていると岸際でガバッとボイルが起きた。すかさずグース90Fを投げ入れて様子を伺ったが反応ナシ。バブルクランクボラコノローリングベイト77を相次いで投入したが、本命魚は見向きもしない。ボラっ子の群れに襲い掛かったのは、フッコクラスだったので周囲には何匹も同サイズの魚がいるハズ。期待を込めてルアーを投げまくったが空振りだった。

 ベイトの群れが流心へと移動したようで、河川の真ん中でボイルが起きる。全体的に浅く、川底に沈む障害物にルアーを引っ掛けないよう注意しながら、アイボーンローリングベイト88フェイクベイツNL-1などを投入。しかし、全く反応しない。スズキが食っているベイトのサイズと明らかに違うため、完全に無視されている感じがした。飛距離は犠牲にして飛豚73プロップワンダー60ビートルナッツSも試したが、期待する結果にはならなかった。

 グース125FZBLシステムミノー11Fタイダルを使い、ダウンクロスやらアップクロスやらアレコレ試したが、コイのウコロを1枚釣っただけでタイムアウトになってしまった。狙っている魚は、近くにいるのに釣れない状況は、私にとって強いストレスとなる。「釣りは良い趣味ですよねぇ」などとジィさんと話していたばかりだが、実際はガチガチの苦行・修行みたいなものだ。(笑)


天気:晴れ 水温:19.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ナマズ)

 午後からお休みをもらって用事を済ませ、出撃した。前日、まとまった雨があり濁りが強い。しかも、南からの爆風が吹き荒れ風で体がよろけるくらいの状況。天気情報サイトで確認すると、風速は6m/sらしいが釣り場では遥かに強い風が吹いている。日中の最高気温は25℃前後となり、もう初夏の陽気。今年は例年に比べ、季節が1ヶ月半以上進んでいる感じがする。トップバッターはK-TEN BKS9のレッドヘットから。発売されて随分経つが、未だにBKF9BKS9を使うのは安定感と安心感。周囲をザックリと探って、アイルマグネットDBに交代する。この2つのルアーを使って何かしらのアタリがあれば、もう釣ったも当然。

ナマズ 10KB 立ち位置を基点に、少しずつキャストする角度を変えてチェックしたが、それらしき反応はなかった。続いて、爆風が吹き荒れる中、飛距離が確保できるルアーをボックスの中から見繕う。折れて失ったリップを紫外線で固まる接着剤BONDICで造形したサイレントアサシン140FショアラインシャイナーSL14をブン投げたが反応ナシ。続いてローリングベイト88SSSの早巻きも試したが全く釣れる気がしない。

 この場に見切りをつけて、次の場所へと移動。濁った水が流れ込む用水路との合流点をチェックしてみた。使うルアーはスティッキー1。水深が浅い場所で、川底には障害物が沢山潜んでいる。根掛かりに十分注意しながら、スローリトリーブをしてみると、ガツッとアタリがあった。ヒットしたのは、ナマズ(65cm)。ベイトをたらふく食っているようで、腹がパンパンに膨らんでいた。

 他にも魚がいそうなので、スティッキー1を使い流れのスジを見極めながらキャスト&リトリーブを繰り返す。少しして再びヒット。水中でグネグネと動き回るので、お相手がナマズであることは直ぐに分かった。障害物に潜り込まれないよう注意深く誘導してキャッチ。サイズはちょっと小さくなった60cmだった。やはりナマズは、大きいのから先に釣れる事を再認識した。その後は反応がなく、爆風が続いたのでギブアップした。


天気:雨後曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:5匹(マゴチ、スズキ、ナマズ、ボラっ子)

 昨日釣れた時間帯に合わせ、雨が降る中に出撃した。朝の天気予報によると、もっと早い時間帯に雨は止み天候が回復するハズだったが、ズレ込んでいる様子。天候回復を見込んでの釣行となった。本日のトップバッターはガマカツ・ツインフックを奢ったZBLシステムミノー11Fタイダル。近隣の河川攻略には絶対に手放せないルアーだったが、釣り場環境の変化と共に最近はすっかり使わなくなってしまった。ルアーとして釣れなくなった訳ではないので、まだまだイケるハズ。過去の実績からして、自信を持って使えるルアーなのである。

スズキ 9KB 期待を込めてZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくったが不発。暫らくして、ベイトが浮いてきたタイミングでボイルが始まった。11Fタイダルに反応はなく、表層を引けるデブニョロを投入。しかし、ルアーが通る真横でボイルが起きるくらい見切られ呆然とする。ここでミニファットラップを取り出し、ピシッとコンパクトで鋭いキャストでルアーを飛ばす。着水同時にハイスピードリトリーブをすると、狙いどおり一発で食ってきた。当然、スズキがヒットしたと思ったのだが、魚とやり取りをしていると何だか違う感じ。慎重に引き寄せると、背骨が大きく歪んで奇形になったマゴチ(46cm)だった。その姿は、東京湾から上陸したシンゴジラ第2形態と似ていて、口をガバッと広げた時は何だかとても気持悪かった。

ラファエル&ボラっ子 7KB マゴチを釣った後もボイルが続いている。スズキはミニファットラップに反応しないので、ラファエルを投入。水面をストレートリトリーブするとビンゴ。フッコ(45cm)が躍り出た。更なる追加を期待してルアーをアレコレと投入する。ラパラCD3ローリングベイト55デプスレス75Fなどを試した後、再びラファエルに戻すとヒット。しかし、ファイト中にフックオフとなった。ベイトを食い漁っている個体はとてもパワフルで、小さなフックはどうにも心もとない。


ローリングベイト88SSS &ナマズ 7KB 気がつけば潮位の変化と共にベイトの姿は消えうせ、ボイルは沈静化した。魚は必ず何処かにいるハズなので、ツインフックを装着したローリングベイト88SSSを投げながら少しずつ移動して魚を探す。ヒットしたのは、沖にある潮目のところ。フルキャストし、着水直後からの高速リトリーブ"ジャカジャカ巻き"を試したら魚が反応した。この魚もファイト中に水面でエラ洗いをしない。グネグネ動く感触が手元に伝わってきたのでお相手が判明した。岸に引きずり上げた魚は、60cmのナマズだった。

 ナマズをリリース後、潮目を狙ってフルキャストを繰り返していると再びヒットした。この魚はヒット直後に体の一部を水面に出したので、直ぐに魚種が判明。またしてもナマズ(55cm)だった。一度上がった雨が再び振り出す中、更なる追加を期待してキャストを重ねる。アガケ120F11Fタイダルを使ってシャローエリアを集中的に探ったが、ワンチャンスもないまま納竿となった。


天気:曇り時々晴れ後雨 水温:18.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ヒラメ、マゴチ)

 今日は、早朝からの出撃。天気予報によると、台風1号が太平洋側を北上しているが、こちらには影響がない模様。薄暗い中、暫らくキャストを繰り返していると、突然目の前で捕食音がしてボイルが始まった。本命魚が表層に浮いてきたボラっ子を食っている。魚はいることが分かっているので、後は反応するルアーを探すだけ。アスリートF9のトウィッチ&ジャーク、ラパラCD7CD5の早引き、ビートルナッツSのストップ&ゴーを試したが完全に無視。ベイトサイズに合わせてラファエルミニファットラップワンダー60を投入したがこれにも反応しない。答えが見つからないまま、20分間ほどで周囲は沈黙してしまった。

 ベイトの群れが消えてしまったので、探る範囲を広げる。K-TEN BKS9フラットラップ8X10マイルマグネット10.5コモモハニートラップ95Sカルトラ・・・コツリともアタリはない。少し前まで、何匹もスズキがいたハズなのに何処に消えうせてしまったのか。川底に潜んで再びベイトの群れがやって来るのを待っているのか、ベイト群の後ろを追尾して、この場からいなくなったのか。分からないまま、ルアーをアレコレと投入し様子を伺う。ジグザグベイト旧ショアラインシャイナーSビーチウーカー90Sサイレントアサシン129Fアスリート・ダッシュ9レンジバイブ70ESフラッタースティックを試してギブアップした。

マゴチ 9KB このまま帰宅するのは悔しいので、車に乗り込み別の場所へと移動した。アイボーン118Fシャローガマカツ・ツインフックを装備したラビット109をメインに、ウェーディングしてシャローエリアを丹念に探る。これまで西風だったのが、急に東風に変わり、水面が波立つほどの強風になってきた。ベタ凪よりも波立つ位の方が、こちらの気配が消せて好都合。まもなく、ガツッとアタリがあった。引き具合は弱く、スルスルと寄って来てしまう。ビニールゴミでも引っ掛けたかと思いきや、ラビット109を咥えた小さなヒラメ(31cm)だった。

 空には雨雲が押し寄せ、急に天候が崩れ雨が降ってきた。しかも、強い東風のおかげで横殴りの雨。経年劣化が目立ってきたウェーディングジャケットの防水機能はあてに出来ず、頃合を見計らって納竿しようと思っていたところで、ラビット109を引っ手繰られるような強いバイトがあった。水面でエラ洗いはせず、水中で激しくヘッドシェイクしている様子が竿を持つ手に伝わってくる。慎重に引き寄せると、お相手は予想どおりのマゴチ。サイズを測ると55cmだった。

 更に風雨が強まり、普通の釣り人ならとっくに帰るであろう状況になったが、魚を釣ってしまったので延長決定。1時間ほど掛けてヒラメとマゴチを釣ったエリアを重点的にキャストし、更なる追加を期待した。しかし、健闘空しくノーバイト。打ち付ける雨にうな垂れながら釣り場から上がった。


天気:晴れ 水温:22.0℃ pH:不明
釣果:4匹(マゴチ)

 昨日、マゴチを3匹釣ったので今日も夕マヅメ狙いで出撃した。マゴチが連発したアイボーン118Fシャローは封印。水深が想定していたよりも少し深かったので、ガマカツ・ツインフックを装着したラビット109を試すことにした。このルアーは入手後に期待を込めて何回か使ったが、一度もアタリがなかったので永らくお蔵入りさせていた。昨夜ふとこのルアーの存在を思い出し、トレブルフックからツインフックに交換してボックスの中に突っ込んできた。

マゴチ&ラビット109 9KB 入水ポイントからキャストをしながら少しずつ上流へと移動する。30分程経った時にガツンと来た。ヒットしたのは、流心より向こう側。力強く持久力のあるファイトに、スズキではなくマゴチであることを確信しながら徐々に引き寄せた。無事にキャッチしたのは、最大クラスの70cmに迫る68cmのマゴチ。岸に引きずり上げてからも、ルアーを咥えたまま激しく頭を左右に振って危なっかしい。フックを外す際に、遊んでいるフックやエラの鋭い部分で怪我をしないよう、十分気をつけて対処する。

マゴチ 9KB 毎年企画していたオーストラリア遠征では、河口周辺のシャローエリアでマゴチを狙うことが度々あった。マゴチが集まる場所をガイドはマゴチハウスと呼んでいたが、昨日見つけた場所がまさにマゴチハウス。納竿間際に1匹バラしていたので魚がまだいる事は分かっていたが、こんなにデカイのが残っているとは驚きだった。キャストを再開して間もなく再びヒット。先に釣った魚よりも明らかに小さく、スルスルと寄って来た。ラビット109をガッチリ咥えていたのは、40cmのマゴチだった。

マゴチ&ラビット109 7KB 運よくマゴチハウスを発見してたようで、じっくり腰を据えて丁寧にキャスト&リトリーブを繰り返しているとまたしてもヒット。サイズは先程と同じ40cmで小振りだったが、短時間で連発するのは楽しい。周囲が暗くなるとベイトの群れが上流から下って来た。本命魚のスズキがいればボイルが起きそうなのだが、それらしき捕食音は聞こえてこない。水深が極端に浅い場所でラビット109を引いていたら背後から、ルアーを追尾し途中でターンした魚がいたのに気が付いた。ラビット109を同じリトリーブコースで引いてみたが不発。続いて、表層を引けるサーフェスワンダー60ワンダー60を通したがこれにも反応はない。

 ラビット109に戻し、リトリーブすると直ぐにヒット。水面近くで激しく頭を振ったので、一瞬、スズキかと思ったが良く見るとマゴチだった。サイズは45cm。この一帯は40cm前後の小さい魚から、70cmに迫るランカーサイズまで潜んでいる驚きの場所だった。まさにマゴチ一家が住んでいるマゴチハウス。日没後、周囲が真っ暗になるとベイトの姿は消えうせ沈黙。粘っても無理っぽかったので、頃合を見て納竿とした。


天気:晴れ 水温:19.5℃ pH:不明
釣果:4匹(マゴチ、ボラっ子)

マゴチ 8KB 日中は買い物や家事で時間が取られたので、夕マヅメからの釣行。水位が大きく下がっているため使うルアーが限られてしまう。選んだのは、アイボーン118Fシャロー。以前、拾ったルアーなのでロストしても惜しくない。川底にゴミが溜まっているような所でも、根掛かりでロストすることを気にせず遠慮なくガンガンいける。入水ポイントから上流へ少しずつ移動しながらキャストを繰り返していると、何の前触れもなくいきなりガツッと来た。水面でエラ洗いはしないが、水中で激しく頭を振っている感じ。慎重に魚を引き寄せ岸際に上げるとマゴチ(57cm)だった。

 開始僅か10分で想定外の魚を釣って気分は上々。更なる追加を求めて、キャストを続けた。少しして再びアイボーン118Fシャローでヒット。ファイトの仕方が先程と同じ感じだったので、相手はマゴチの様子。少しずつ後退しながら魚を岸に引きずり上げた。案の定、お相手はマゴチ。サイズは少し大きくなって55cmだった。

ボラっ子(ハク) 5KB 時間の経過と共に水位が徐々に上がり、ベイトの群れも上流へ向ってゆく。ボラっ子(ハク)のサイズは4cmほど。ベイト群が水面でザワザワと泳いでいるのにボイルは起きないので、本命のスズキはエリア内に入っていない雰囲気。ベイトの動きに合わせ、少しずつ上流へ移動しながら、黙々とアイボーン118Fシャローをキャストし続けていると再びチャンス到来。今度は魚が小さく引きが弱かったので、スルスルと寄って来た。オーシャングリップOG2507で掴んだマゴチは38cm。尾鰭の模様が色鮮やかな個体だった。

マゴチ&アイボーン118Fシャロー 8KB 予定していた納竿時間まで迫る中、拾ったアイボーン118Fシャローが釣れることは良く判ったのでルアーを交換。グース125Fアガケ120Fを使い周囲一帯をチェック。反応がないので、再びアイボーン118Fシャローに戻しキャストをしていたらガツンとアタリがあった。しかし、この魚は顔を見る前にフックオフ。結構、イイ引きをしていたので逃したのは残念。本日はこれで打ち止めとなった。

 今回、アイボーン118Fシャローには驚かされた。このルアーを拾った時、泳ぎを確認するためいつものスピードでリトリーブしたらひっくり返って水面を割って出た。「なんじゃ、このヘッポコルアーは!!」と言うのが第一印象。ハイギアのステラ4000MHGによるリトリーブでは全く使えないのでゴミ箱行きかと思ったのが、ハンドル1回転当りの巻取り量が少ない旧ツインパワーC3000に変えてド・シャローエリアでスローに引いてみたら印象がガラリと変わったのである。そしてマゴチの連発・・・昔、作った迷言・ジンクスのとおり、拾ったルアーは良く釣れるのである。


天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝からの釣行。日曜・月曜の2日間は、天気が愚図つき雨が降った影響で水はキツク濁り泡だっている。無風で流れが緩やかで釣れそうな気配がないままキャストを開始した。トップバッターはジグザグベイト。フルキャストしてゆっくりとリトリーブし、広範囲を探る。周囲を撃ちつくした後に、探る水深を少し下げるため、ZBLシステムミノー139Fナバロン120Fを相次いで投入。ストレートリトリーブだけでなく、トウィッチやジャークを入れて様子を伺ったが反応はなかった。

 開始1時間程経過した時、岸際でボイルがあった。群れで泳いでいたボラっ子がフッコに襲われるのを目撃。すかさず、ジギングシャッドラップを投入し、ツンツン、ツンツンと竿を跳ね上げながら誘ってみた。きっとフッコは気が付いているのだろうが、ルアーには反応しない。ビートルナッツSに交換し、表層近くを早めのリトリーブで反応を見たがこれも不発。朝食として持参した菓子パンを頬張りながら、周囲を見渡すと少し離れた所の岸際で時折ボイルが起きる。

 ラパラCD75エリート同CD7TKLM9湾ベイトを試したが不発。岸際の魚は諦め流心にいるであろう魚に対し、アイルマグネット120ダイエットサスケ120プライアル・メタルバイブを投入したがコツリともアタリはなかった。ダメもとでTN50を使ってボトム付近を探ったり、水深が浅いワンド内をデプスレス75Fでチェックしたがワンチャンスもなかった。気が付けば開始から4時間半が経過。ノーバイトのまま納竿となった。


天気:曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 新年度がスタートして最初の土曜日。桜が散り始めて花びらが舞う中、車を走らせ大潮・満潮の下げ狙いで朝から釣行。釣り場では冷たい北風が吹いており、寒いのでカッパを着込み、ネオプレーン手袋、ネックウォーマー、毛糸の帽子も着用してキャストを開始した。満潮のタイミングなのだが、予想していたよりも水位は低い。今日は、干潮に向って水位が下がるだけで、一向に流れが強まらないパターンかもしれない。釣り場の雰囲気からして、釣れそうもない。

 トップバッターはツルミノーS5。まだまだベイトは小さく、岸寄りを泳いでいるハズなので飛距離は気にせず周囲を丁寧に探った。反応がないので次に取り出したのが、初期のショアラインシャイナーS。シール目で、立ち気味に付いた肉厚リップという印象が強いルアー。久しぶりに持参してキャストしてみたが、今時のルアーと違って圧倒的に飛距離が伸びない。しかし、良く飛ぶ事と良く釣れる事はイコールではないので、ブリブリした泳ぎを楽しみながら投げまくった。

 近回りは魚がいないようなので、探査範囲を少しずつ広げる。アスリートS9ビーチウォーカー90SショアラインシャイナーZバーティスR-Fを相次いで投入して様子を伺ったが、コツリともアタリはない。持参したオニギリを頬張って一服した後に再びキャストを開始。ラパラCD5サイレントアサシン80Sローリングベイト77アイルマグネット10.5ビーチウォーカー110S・・・反応がないので、小さくても飛距離が伸びるメタルジグまで投入。下げ潮が効き、流れが出ることを期待したが、いつまで経っても緩やかなまま。水色は綺麗でベイトの姿は全く見えない。最後にTN50を使ってボトムを探ったが、これにも反応がなく納竿とした。


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