フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2023年3月


天気:雨 水温:16.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 朝から雨が降り続き、強い東風も吹いている。なんとか雨間に竿を振りたいと思っていたところ、午後から一時的に雨が弱まる予想。昼食後、タイミングを見計らって出撃した。中潮・干潮のタイミングで釣り場に到着。カッパを着込んで準備を整えた。先ずは、カゲロウ124Fからスタートし、ラパラCD7へバトンタッチ。反応がないので、前回魚を引き寄せたミニファットラップを投入。適度な濁りがあるため、釣れそうなのだがベイトの姿が見えない。続いて、ZBLシステムミノー11Fタイダル鉄パンバイブラパラCD5を追加投入。

 時折、流心にある障害物周りでボイルが起きるのだが距離があり過ぎてルアーが届かない。ベイトの群れが通り掛った際にガバッとやっている様子。サイズはレギュラークラスの50〜60cmだろう。イソップ童話の「酸っぱいブドウ」的な話になりがちだが、別の魚を探すため少し場所を下流に移しワンダー60を投げまくる。ベイトサイズに近い大きさまでルアーサイズを落とし、ヨロヨロと泳がせていればチャンスがあるかと考えたが不発。広い河川の中、魚がいる場所は限定されているのだ。

 上流へと移動すると、そこではまったく雰囲気が違っていた。ボラっ子のハクが群れており、群れが留まり易い岸際の障害物周りでボイルが連発していた。静かにポイントに近づきキャストを始めると、足元でガバッ、ガバッとフッコ級のスズキが身を水面に乗り出してボラっ子を食いだした。素早くラパラCD3を投入したがカスリもしない。続いて、ラパラCD5DコンタクトDコンタクト72ジギングシャッドラップスモルトTDミノーなどアレコレと小型のルアーを投入したが、捕食モート中のスズキ達は完全無視。見事なまでに私のルアーを見切って口を使わない。彼らは、本物のエサとルアーの違いを明確に認識しているのだ。

 ボイルは1時間続き水位上昇と共にベイトが消えうせ、ボイルはなくなった。この間、当然ルアーを投げまくりアレコレと操作テクニックを試したが、スレ掛かりもしないほど、一度もアタリがないまま終わってしまった。最後はPDGフィンバックミノーを引きまわって納竿とした。例年のごとく、ボイル攻略に暫らく頭を悩めそうだ。


天気:曇り一時雨 水温:17.5℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 朝はゆっくりと過ごし昼前からの釣行。トップバッターはポジドライブガレージ(PDG)スウィングウォブラー85Sから。表層を丁寧に探ったが反応がなく、続いてラビット109フィンバックミノー・ライトモデルを投入。キャスト後、着水と同時に早めのリトリーブで川底を擦らないように調整しながらキャスト&リトリーブを繰り返す。ィンバックミノー・ライトモデルはオリジナルに比べ2g軽くしてあるようで、水深が浅い河川で扱いやすくなっている。しかもガマカツ・ツインフックに交換してあるので根掛かりを大幅に回避できる。少しずつ移動しながら、キャスト&リトリーブを繰り返す。1時間程、エリア内を歩いて魚を探したがワンバイトもなく、ギブアップ寸前の気持になった。

 ふと思ったのだが・・・一昨年位から、PDGのルアーを使うことが増えてきた感じがする。様々な釣り場の状況にマッチしたルアーを数多く用意してくれるので、アレコレと購入し楽しみながら使っているが、実際のところは残念ながら釣果は上がらない。どうもそのルアーのポテンシャルを引き出すような状況に、中々はまらないようだ。ルアーの特性を特化すればするほど、一般の釣り人には魚を釣るのが難しくなってしまっているのかも知れない。釣れない理由をルアーや釣り道具のせいにしてはいけないと思いつつも、釣れない理由を自分以外に求めたいのは釣り人の性なのか。

 魚つ気のない上流は諦め、下流のシャローエリアへと移動。ツインフックを装着したZBLシステムミノー11Fタイダルを投げまくる。川底の状態が全く分かっていない状況では、タイダルツインフックのコンビは突然の根掛かりでルアーを失う危険率を大幅に減らせる。川底の様子が分かってきたので、カゲロウサーフェスワンダー120を相次いで投入。ルアーが通過する際、ベイトが動くような場所は重点的にチェックしたが、ワンチャンスもなかった。

 時計は正午を過ぎたところ。このまま帰宅するのはあまりにも不甲斐ないので、河川を変えてもう一勝負することにした。干潮で中洲が出現しているシャローエリアでウェーディングする。使うルアーはラビット90SP。兎に角、ルアーを投げまくってベイトを探し、これに付いている捕食魚を狙う作戦。しかし、1時間半も探し回ったが魚を見つけられずにギブアップ。諦めモードのまま、かすかな望みを掛けて次の場所へと移動した。

 驚いた事に、この場所はベイトがウジャウジャに集まっており、フッコ級のスズキが水面で激しく捕食していた。弾け飛ぶベイトは4〜5cm。ラファエルZBLシステムミノー50SトトHSなど手当たり次第に持参した小さめなルアーを投入する。しかし・・・ボイルは続くが、私のルアーには全く見向きもされない状況が続く。過去に実績のあるバブルクランクラパラCD7もダメ。そして、最後に取り出したのが、ミニファットラップ。ピュッと投げて、早巻きをするといきなり本命魚が食ってきた。水面で激しくエラ洗いをするスズキの口元にルアーは見えない。慎重に引き寄せてくると、スッポリとルアーを飲み込み、リーダーはザラザラにキズ付いていた。キャッチした魚は56cm。まだ食ったばかりのベイトを何匹も吐き出していた。

 ベイトはまだ周囲におり、散発的だがボイルもある。マイクロベイトパターンの最終攻略ルアーなのかも知れないミニファットラップを投げまくっていると再びバイト。しかし、これはフッキングミスで魚の顔を見ることは出来なかった。時間が経つにつれ、水位が上昇し、ベイトの群れがこの場から消えた。当然ながらボイルはなくなり、周囲は静かになった。明らかに時合終了。粘っても無理だろうから次の場所へと移動した。ここではレンジバイブ45ESワンダー60を投げまくったが、コツリともアタリはなく30分弱でギブアップした。


天気:曇り後晴れ 水温:17.0℃ pH:不明
釣果:2匹(スズキ、ボラっ子)

 5日間に渡るオーストラリア遠征の特訓でスキルアップしたハズ。前日から降っていた雨も上がったため、地元河川へと出撃した。1か所目のポイントに立ち、水面を眺めると小さなベイトがウジャウジャいた。待っていれば必ずスズキがベイト群れに襲い掛かりボイルする様子が見られるに違いない。デッドフロート8を使い、水面をヨロヨロと泳がせて暫らく反応を伺った。反応がないので月虫SR(浮)でベイトの群れの下を泳がせてみたが不発。

 少しして、下流のシャローエリアでボイルしたので、物音を立てないよう慎重に歩いて移動する。水面に見えたのは、50cm程度のセイゴ級の魚。銀色に輝く魚体まで見ちゃったので、ボイルがあった周辺にルアーを早々に投入してみた。クロスウェイク111FラパラCD7ミニファットラップラパラスウィングウォブラー85S飛豚73プロップ・・・どれにも反応はない。攻め方を変えてレスポンダー129Fを投げていると、ボラっ子が引っ掛かってきた。体長を測ると僅か3cm。こんなベイトを集中的に捕食しているようなスズキを釣るのはとても難しい。クオリー105FシャッドラップSR5を投入したが反応がなく、気づけばベイトの群れが消えてしまったので、この場から撤退した。

スズキ 6KB 車に乗り2箇所目の釣り場へ移動する途中でコンビニに寄り、昼食用の菓子パンを購入。バンをかじりながら先へ急ぐ。河川の下流、感潮域での釣りはタイミングが全て。タイミングさえ合えば、魚も釣れやすい。トップバッターは前年実績が高かったラビット109から。ガマカツツインフックに交換してあるので、ボトムにゴミが溜まっているようなシャローエリアでも、根掛かりなくルアーを引ける。ベイトの姿を確認しつつ、少しずつ上流へとキャストを重ねているとガツンとヒット。魚を寄せてくる間、ベイトを何度も吐き出しながらエラ洗いを繰り返した。開始15分でキャッチした魚のサイズは58cm。サイズ的には不満があるものの、ベイトを食っている60cm前後の魚はエラ洗いを連発したりして釣っていて楽しいのである。

 更なる追加を求めてキャストを繰り返す。ラビット109から交換したカゲロウ124Fは不発。サーフェスワンダー120PDGナンバーセブン117Fにも期待は裏切られベイトの群れも消え去った。何処かに潜んでいるであろう、本命魚を探すため、結構な距離をキャストしながら歩いてみたが竿が曲がることはなかった。今回は、時合にギリギリ間に合ってワンチャンスを逃さなかったのが釣果に繋がったのだろう。


天気:雨〜晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:130匹(バラマンディ、スーティーグランター、ジャングルパーチ、マングローブジャック、ターポンほか)

 新型コロナの影響で渡豪出来ずに3年以上が経過。渡航規制が緩くなったタイミングを逃さず遠征に出発した。26回目となる今回は、ケアンズをベースに5日間の釣行で合計130匹、うちバラマンディは僅かに14匹。最初の3日間は6匹しか釣れず、うち1日はボウズ。雨季の釣りは大雨、洪水、高温、多湿、濁流に翻弄されて大苦戦した。
 詳細は、特設[国内最詳を目指すバラマンディ情報HP]をご覧あれ。

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