
トップ>FishingReport>2024年12月
天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0匹
前回魚を見失った河川には見切りをつけて、夕暮れ時から別の河川へと足を運んだ。釣り場に行くと、丁度同じタイミングで餌釣りのおっちゃんが釣り場に入ったので、挨拶をしてから竿を振らせてもらう。ここは河川の合流ポイントなので、タイミングが合えば目の前に潮目ができ、ベイトが溜まる場所。スイッチヒッターDH-Sから始め、ヨイチ80、マリブ78を使い広範囲に探る。
このところ、セイゴ釣りで小さなルアーをセコセコと投げていたので、風に載せて重めのルアーをフルキャストするのは気持ちが良い。ゆっくりとハンドルを回し、川の流れの変化を感じ取りながらリトリーブする。東の空にオリオン座が登るのを見ながら、産卵に向かう魚が反応することを期待してキャストを繰り返した。このポイントは魚がいれば水面が賑やかになるので分かりやすい。時合のタイミングを予想して釣り場に立ったが、魚の気配は全くなかった。
ここで粘るべきか、年末年始の釣行を考えてアチコチを見て回るか・・・。横で竿を出している餌釣りのおっちゃんも魚が釣れていない。粘るのは止めて、自宅への帰路で何か所か釣り場に立ち寄り様子をチェックすることにした。メジャーポイントの水門では、ルアーを投げている釣り人を発見。様子を聞くと釣れていないようなので次の場所へ移動。2か所をチェックしたがここも魚の気配はない。最後に向かったのは、一昔前に足を運んでいた水路。水温が高いため、晩秋から冬に掛けて魚が留まりやすく、ガバガバやっているスズキをベイトタックルでスーパーシャッドラップやトリプルインパクトを使って狙っていた事を思い出す。
何処かに魚がいるのではないかと暫く水面を眺めながら歩いたが、気配は全く感じられずギブアップ。年内の釣行はこれが最後になりそう。今年の釣行回数は年間通して81日間。ピーク時は、160日を超えていた。あの頃はいったい何を考えて、日々釣りに没頭していたのだろうか・・・。
天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹
前週に続いて夕マヅメからセイゴ狙いで出撃。ぎじたまダービー開催後は、すっかりセイゴ釣りの沼にはまってしまった。バラシ対策のため、前夜にはフックの状態を確認し歪んだフックは全て交換。完璧に体制を整えて10匹を目標にスタートした。水温低下が予想されていたので、今回は綿の靴下の上につま先を保温するネオプレーン製のトーキャップを装着。その上に山登り用の厚手ウールソックスを履き、厚手防寒タイツとズボンを履く。これにネオプレーン・ウェーダーを履くとかなりモコモコな状態になるが冷たい水の中でも長時間館耐えられる。
水温を測ると10.5℃。水温はぐっと下がり水が澄んでいるので、釣れないかも・・・と不安が脳裏をかすめる。周囲が明るい内は反応がないのは分かっている。パンチライン60を使い、少しずつ移動しながら広範囲を探ってみた。時間が経つにつれ西風が強まってきた。強風下でも安定した飛距離を確保できるマリブ78に交換し、魚を探すが不発。
街灯が灯り明暗部がハッキリ出てきた頃、いつものポジションに陣取りキャストを開始した。ラビット109ドシャローからZBLシステムミノー50Sに変えて様子を伺うが無反応。ガンシップ36SSならイケるだろうと思っていたが、これにも反応はない。普段ならセイゴのライズが盛んになる頃合いだが、水面にそれらしき波紋は起きない。ライズしなくてもセイゴがいるんじゃないかとレンジバイブ55ESを投入。コツリともアタリがないまま時間だけが過ぎてゆく。
余りにも魚っ気がないので対岸へ移動。ZBL50Sを引いている時、2回、魚群を見たがセイゴではない様子。ガンシップやワンダー60を投げまくったが、やはり反応はなく、セイゴのライズも全くない。水温低下と共に魚達は何処かへ消え失せてしまったようだ。周囲をしばらく眺めていたが、全く魚っ気がなくギブアップ。水温が高いであろう港へ足を運んだが、ここでも魚の姿は見られず納竿とした。
2024/12/14 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:12匹(スズキ)
前回の釣行で余りにも指先が冷たかったので、何年も使い続けボロボロになったRBBのネオプレーン手袋を新調した。手袋は1サイズ大き目の物を選び、インナーグローブを付ける。手の甲には足元用の使い捨てカイロを挟むスタイル。コストパフォーマンスを考えた結果の方法で、クソ寒い釣り場に立つ。東の空には満月がポカリと浮かび、強いからっ風が水面を波立たせていた。
ポイントでは既にセイゴがライズしている。ユラメキを投入すると1投目からアタリがあるがガッツリ喰ってくれない。コスケ35F、ゾエア49Sには反応がなく、ユラメキは各色試したみたがクリア系にしか反応しない状況。開始45分経過したところでやっと1匹目をキャッチ。ヒットルアーはガンシップ36。ここから連荘モードに突入した。今回はこのルアーが何故か大アタリ。魚がスレないように、時折、他のルアーを投入するのだが、バイト数が明らかに違う。途中、ZBLシステムミノー50Sでヒラセイゴを1匹釣ったが、11匹をガンシップ36のフローティングとSSモデルで釣り上げて納竿。今回はルアーによる違いを強く実感した釣りだった。
2024/12/8 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:8匹(スズキ、ウグイ)
普段より早めに自宅を出発し、気になっている河川の河口に足を運んだ。様子を見るため堤防の向こう側へ行こうと斜面に足を掛けた途端、足元の土がガラリと崩れて前のめりでモロに転んだ。手をつく間もなく、左腕が胸との間に入り強打。一瞬息が詰まるほどの派手なコケ方で、腕やあばら骨にヒビが入ったかと思ったが打撲程度で済んだのが幸いだった。左腕をさすりながら、エリア全体を眺める。小潮の干潮間際でシャローエリアでは川底が露出していたが、キビレやクロダイ狙いには良さそうな場所。マイナーな場所なので釣り人も少ないだろうから、次のシーズンには足を運んでみようと思う。
暗くなる前に本命の釣り場へ到着。痛む左腕を少しかばいながらキャストを開始した。トップバッターは普段使うことのないソラリア70F。泳ぎを確認しながらキャストをすること数回。いきなり引っ掛かった。竿先から僅か2m位の場所。丁度、そこは深い場所なのでウェーディングでの回収は無理。持っているルアー回収器を総動員してどうにか回収した。引っ掛かっていたのは、河川改修で使っているトンバック。丈夫な繊維で編み込まれた袋なので、一度フックが刺さると簡単には外れない。フックを折って回収したが、相次ぐ不運に気持ちが凹む。
今回も時合待ちの釣り。ワンダー80、マリブ78を適当に投げながら周囲の様子を伺っているとセイゴのライズが始まった。ガンシップから始め、ゾエア49S、ユラメキを投入。コツリともアタリはなく、ちょっと焦る。海爆ミノー、メバカーム、ワンダー60、ワンダー45を投入したがこれらにも反応がない。こんな状況の時は、ジタバタあがくのではなく実績のあるルアーを投げながら、じっとアタリを待つのが一番良い。
持参したワンダー60をアレコレと色を変えてキャストを続けてやっと1匹目をキャッチ。時計を見ると開始2時間が経っていた。水位が徐々に上がり、セイゴのライズが散発し始めた頃、ゾエア49Sに40cmUPのウグイがヒット。その後は、セイゴのライズが増え、ルアーにアタリが出るようになってきた。いつもは「ウグイが釣れると打ち止め」なのだが、今回は上げ潮で水位の上昇と共に海水が河川に流入。エリア内の塩分濃度が上がり、セイゴ達の活性が高まっているようだ。
爆風が吹き荒れる中、ショートキュストでガンシップ、ゾエア49S、メバカームを使いバイトを拾いつつ釣果を上げる。指先がキンキンに冷え、ルアー交換をする際、スナツプの開閉にも辛くなるほど。釣った魚の数を数えるとウグイを含めて8匹止まり。目標の10匹には至らなかったが、グット冷えて来たのでギブアップした。
2024/12/7 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:7匹(スズキ)
午前中はJA遠州中央の磐田農業祭で農産物を買いまくり、午後は夕マヅメを待たずして出撃した。明るい内に釣り場に立つと葦際でガバッ、ガハッと捕食音。様子を伺っていると小さなベイトが何者かに追われてボイルしていた。捕食側の魚はセイゴサイズではなく、もっと大きい魚。すかさずルアーを投げ込んだが反応はない。パンチライン60、ガンシップ、ローリングベイト55、ZBLシステムミノー50S、ワンダー60、シラスミノー、ワスプスラローム50S、サスケ75F、アスリートF7、ラファエル・・・最後に、ポップR(P50)も投入したがルアーには反応しなかった。
気が付けば開始1時間が経過。やっとガンシップとサーフェスワンダー60に1バイトずつあったが、フッキングには至らず。「今日はダメなのか~!?」と諦め気分になって来た頃、ゾエア49Sでセイゴを1匹キャッチ。この魚が切っ掛けとなり、入れ食い状態に突入した。先程までの喰い渋っていた状態は?のよう。キャストの度にアタリがある。試しに投入したメバカーム60でもキャッチ。ラパラCD3は強い横風に負けて釣りにならず、流心狙いで投入したワンダースリム70も不発。
今回の時合は予想していたよりも短時間で、ちょっとガッカリ。かろうじて、ガンシップで7匹目を釣って納竿とした。このエリアではセイゴにヒラセイゴが混ざるが、その数は2~3割程度。マルスズキに比べ引きが力強いのでファイトを楽しめる。フッコ級の魚がコンスタントに釣れるまでヒラスズキには居残って欲しいが、いずれ河川の中からは消え去ってしまう。成魚達は一体どこに行ってしまうのやら。
2024/12/6 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:8匹(スズキ、ウグイ)
爆風の下、夕マヅメ時に合わせて釣り場に立つ。遠州地方の名物、からっ風に心が挫けないよう、目標を立ててキャストを開始した。前回よりも更に冷え込み、状況が厳しそうなので、今日の目標はセイゴ10匹だ。セイゴ達のライズが始まるまでは、マリブ78、ラビット109、ヨイチ80を投げまくる。中山美穂さんの突然の訃報により、メディアを通じて流される懐かしい曲が、ルアーリトリーブ中に何度も頭の中を巡る。
周囲が暗くなった頃から、セイゴのライズが始まった。トップバッターは前回の釣行で活躍したガンシップ。FモデルとSSモデルがどれほど違うのか実感できないまま入れ食いになったのだが、今回はコツリともアタリがない。ニョロニョロ85、ラファエル、ZBLシステムミノー50S、ユラメキを相次いで投入。魚はいるのに、これらルアーも見事に見切られ、ノーバイト。
ライズが始まって1時間程経った頃、やっとバイトがあった。ゾエア49Sを竿先にぶら下げて水面でチョンチョンさせていた時だ。爆風の中、まともなキャストが出来ない状況下、こんな釣り方もアリか思ったが後が続かない。急激に冷え込む中、開始後2時間が経過した頃にファーストフィッシュをゲット。ヒットルアーはガンシップ36F。お腹がフックリとふくれ、餌をたらふく食い漁っているヒラセイゴだった。
この1匹を皮切りに入れ食いタイムが到来。ガンシップ36Fを投げる度にバイトがあり、フッキングミスやら、魚を引き寄せてくる間にフックオフする事が続く。引きが強いのはヒラセイゴ。ライトタックルなら、魚が小さくてもとても楽しめる。途中、気分転換でハードコアLGヘビーミノー50Sやユラメキを投入したが、魚は反応しない。時間の経過と共にライズが減り、そろそろ時合が終わりかなと思っていたところに、ガツンと力強いバイト。
明らかに魚が大きい手応えなので慎重にやり取りをしていたのだが、エラ洗いはせず、途中から急に魚が大人しくなってしまった。そこで一気に引き寄せてくると、寄ってきたのは案の定、大きなウグイ。「ウグイが釣れると時合の終了」だと感じているのだが、今回もそのパターン。多分、潮位の変化で塩分濃度の薄い水がエリア内に増え、セイゴが移動してウグイが入って来るのではなかろうか。ウグイを釣ってからは、ライズがなくなりルアーに全く反応しなくなったので納竿とした。釣果は目標未達の8匹。実感としては、もっと数多く釣っているが、バラシが多かったな。
2024/12/2 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:24匹(スズキ)
永らく愛用していたパズデザインのウェーディングジャケット、3レイヤーで丈夫だし、色合いも気に入っていたのでボロボロになっても使い続けていたのだが、ついに止水チャックの接合部分から崩壊し始め、ポケット内のモノが落ちそうになったので買い替えを決意した。裾部に購入した日を書いてあったので確認すると、2015年10月である事を確認。なんと9年以上も使っていたようだ。大変お世話になりました~。
近隣の釣具店をアチコチ巡り、2万5千円前後で同等のモノがないか探したのだが見つからない。諦め気分で陳列されている商品を眺めていた時に目に留まったのがDRESSのウェーディングジャケット。ペラペラの生地で耐久性に問題がありそうだが、購入の際のチェックポイントである袖部分の処理がしっかりしそうだし、デザインも格好が良いので購入決定。価格は予算の1/3以下・・・果たしてお買い得だったかどうか分からないが、兎に角使ってみよう。
今回も夕マヅメからのスタート。中古で買ったアイマのメバカームを試す。セイゴのライズが始まっている状態で繰り返し投げるが反応ナシ。軽くて頼りなさげなルアーであり、気持ち的に使い続けられなくてバスデイの海爆ミノー50Sに交換。すると1投目でセイゴをキャッチ。その後もアタリが続くがバーブレスのシングルフックが装着されていたため、魚を引き寄せる際にバラシまくって釣果が上がらない。
続いて、スミスのガンシップ36Fと36SSを試したら、これが大当たり。次から次に魚を釣り上げる様子を見ていたエサ釣り師の方々は、きっと驚いていたに違いない。先の事を考えると、釣れる時に色々なルアーを試すのも大切な事。ピックアップのワスプスラローム50を試しに投入してみた。アタリはあるのだが、ちょっと違うぞって感じで選手交代。アピアのパンチライン60を投入すると、明らかにバイト数が増えた。しかし、装着してあったフックが小さ過ぎてフッキングミスが多い。その場で、持参したフックから1サイズ大きい物を選び交換したら、フッキング率が明らかに向上した。
結果的に今宵は、ガンシップが大活躍した。3夜連続の釣行だったが、当たりルアーがコロコロ変わるので結構面白い。時折、ヒラセイゴが混ざるが、マルセイゴに比べ引きが強く楽しめる。その日の答えをいかに早く導き出すか工夫も必要なので、頭も使いアレコレ妄想しながらキャストをする楽しさがある。しばらくはセイゴ釣りの沼にドップリとはまりそうだ。
2024/12/1 静岡県西部地区の河川
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:16匹(スズ、ウグイ)
日中は渥美半島の先っぽにあるヒグチ釣具店へ行き、御当地ルアーを購入。名物の大アサリ定食も食べ、農産物直売所や道の駅を巡りって帰ってきた。夕方からは、前日の経験を活かし、セイゴ釣りに的を絞って出撃。今回は、ライトなタックルに持ち替え、ルアーをアレコレ選んで数釣りをしようと企む。明るい内は、ベビーポッパーやポップRを使って水面をポコポコやってみたが反応ナシ。クロストリガー、シンキンシャッド、マニックでザックリと探ったが、これにも反応はなかった。やはり時合が訪れるのは、もう少し先の時間帯。それまでは適当にキャストをして、その時を待つ。
少ししてセイゴのライズが始まった。にょろにょろ85を試すと2バイト。フッキングには至らず、魚の反応も弱い。しかし、時間の経過と共にライズの数は徐々に増え、自分の目の前でもライズが始まった。彼らが何を食べているのか知りたかったが、全く目視できなかった。余りにも目の前でパシャパシャやるので、試しににょろにょろを竿先にブラリと垂らし、水面をチョンチョンさせていると、いきなりのヒット。竿を上げるだけで魚が掛かる。もはや、のべ竿でヘラブナを釣るような状態。
魚の食いが立ってている時にアレコレとルアーを試してみるのが大切。小型のポッパー類には反応ナシ。期待していたライジングミノーも不発。前日良かったワンダー60も反応が薄い。ZBLシステムミノー50Sが一番反応するのだが、完全に無視されるカラーもあった。傾向としては、定番のクルア系のカラーが良かった。ラファエルや今まで釣れたことがなかったサーフェスワンダー60でも釣果があった。
潮位の影響で水位がどんどん下がってゆく。これに合わせるように魚達も移動するので、ライズの場所がどう移っていくか観察しながらキャストを繰り返す。飛距離は余り期待出来なかったが、試しに投入したゾエア49Sが大当たり。小エビを模した姿に魚が騙されるのか、微細なアクションが効くのかは不明だが、明らかに他のルアーとは反応が違った。
流心近くで、セイゴとは違う派手な音を立てて何かを捕食している魚がいる。フッコ級だと考え、ZBL50Sで狙っているとガツッと力強いヒット。しかし、何か様子が違う。最初は元気よくファイトしたがエラ洗いはせず、途中から力が抜けたように大人しくなってしまった。徐々に引き寄せてくると、姿が浮かび上がったのは40cmUPのウグイだった。やっぱり~って感じで笑いが出る。午後8時までやって納竿した。