
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2000年6月
天気:曇り 水温:25℃ 不明 pH:不明
釣果:9匹(スズキ)
仕事が終わってからSIMAGON(ナイター)へ釣行。貸し切りかと思っていたが、8人のマニアックな釣り人がいた。池は先日の大雨により今之浦川の水が逆流しドロ濁り状態。しかも水面には茶色い泡が沢山浮いている。また、岸際には真っ黒になるほど無数の小魚が群れており、川の逆流と一緒に入り込んだものと思われた。
日頃、ナイターをやる人は少なく余り知られていないようだが、SIMAGONの夜間照明は工事現場にあるような白くて強力なヤツ。困った事に池の隅々まで照らし、魚の活性を著しく低下させるので、ライトが点灯する前までが勝負と考え挑んだ。
初めて挨拶を交わした「ぎじたま」の読者であるSENさんは、ポッパーを使いポンポンと釣り上げていた。これに刺激されトップウォータープラグ各種を試してみるが反能無し。実績のあるバイブレーション、ミノーをあれこれとチェンジしながら魚の反応を伺った。
結局、釣果は9匹。日没後ライトが点灯してからは僅かに2匹しか釣れなかった。この状況をオーナーに話し、ライトのセッティングを変更するようにお願いした。
今回、夕マズメにもっと活性が上がるかと思っていたが、全体的に低調なままタイムアウトとなった。土・日にもし晴れると、濁りの具合からみて釣り人にとっては大変厳しい戦いになりそうだ。
天気:大雨 水温:23℃ 不明 pH:不明
釣果:18匹(スズキ)
お休みを貰ったので、のんびり野池で浮こうと思っていたのだが早朝から雨。あっさり方針を変更してSIMAGONへ釣行した。案の定、雨降りの平日ということもあって完全貸し切り。毎回、開始1〜2投目でヒットする事が多いので独占状態の喜びを噛み締めながら集中してキャスト&リトリーブ。しかし、期待していたバイブへの反応が悪く、数投目でやっと1匹をキャッチ。その後も続かないので首を傾げ、「今日は反応が悪いねぇ。」などとスタッフに話していた。
暫くして、スタッフがロッドを持ち出し、Zeal社のチマチマゲイリーウイッチ(YA)を水面でパチャパチャ動かし始めた。すると呆気なくヒット。「ええっ!? トップに出るんだ!!」と驚くとともに、直ちに「右に習え」で持参していたポッパーを投げてみると私にもヒット。バイブに反応しなかったので、活性が低いと思い込んでいたのだが、魚は水面を強く意識していたようだった。
ズボッとルアーを吸い込むヤツや、波紋を残してUターンするヤツ、アタックはするのだが直ぐに吐き出すヤツがいたりと「オォッ!!」「ワァァ!!」などと声を出しながら、暫しトップウォーターゲームを楽しむ事ができた。スズキがこうも簡単にトップへ出るとは正直言って知らなかった。
午前8時を過ぎるとトップへの反応はなくなり、風雨が急に強くなってきた(後で知ったのだが、大雨洪水警報が発令されていた。前夜からの降水量:浜松129mm)。台風並みの豪雨の中、場所を少しずつ移動しながらバイブやミノーをあれこれと換え、ポツポツと釣果を重ねていく。イロイロ試してみると、小型ミノーのスローリトリーブで渋いアタリを拾っていくスタイルが今日のコンディションに合っている事が分かった。
この釣り方で7匹目のバイトを鋭くフッキングした瞬間にボキッと音がした。なんと今年4月下旬に購入したばかりの、お気に入りのロッド(OFT mecha2 Ultra56)がジョイントの上10cm程度のところからポッキリといってしまった。幸か不幸か魚はフッキングしており、ラインの途中では竿の上半分が行ったり来たり。長さが半分になったロッドで暴れる魚を何とかキャッチ。周囲には人が誰もいなかったので無様な姿を見せずに済んで内心ホッとした。
長く釣りをしているが、これまで竿は折った事がなかった。日頃から取り扱いには十分注意し、地面にロッドを無造作に置くなんてもっての外、車への積み下ろしや部屋での置き場所など細心の注意をはらい、キズを付けないようにしているのだが・・・。魚を取り込む際、先端が折れる事故があるのは知っているが、まさかフッキングの際に竿の真中から簡単に折れるとは情けない。
予備のタックルに持ち替え釣りを続けていたが、激しい雨により昼近くになって今之浦川の水位が上がり、池南側水路の水位も上昇。そのため排水口から濁った水がドドッと逆流してきた。みるみる桟橋は水没し、船は雨水が溜って沈没寸前。魚の反応もなくなり、正午で納竿した。釣果は半日で18匹。うちポッパーで4匹を釣りあげた。
SIMAGONの駐車場は池のようになり、帰り道はまるで川の中を走っているようだった。SIMAGONの池の濁りによる影響は何時まで続くのだろうか。
天気:雷雨後晴れ 水温:24℃ 不明 pH:不明
釣果:0匹
「X-Bites3のロケ地になっている」と、まことしやかに囁かれる某ダム湖とその周辺へSolid.K氏と釣行。真夜中に我が家を出発し、釣り場に到着した時は激しい雷雨。時折、車体が震えるほどの雷を落としていった雷雲は、夜が明けるといつのまにか何処かに過ぎ去っていった。
「確実に1匹」狙いで的を絞って挑んだ陸っぱりポイントは、増水により攻めきれずノーヒット。ダムサイトを渡り、対岸にある足場の良いワンドで竿を振ってみるが魚っ気なし。ダムに見切りをつけ、ダム下の河川で釣ろうとしたら、突然サイレンが鳴り響き放水を開始したので釣りは諦めざる負えなかった。
このダムとは相性が悪いようなので、暫く車を走らせ山間にたたずむ別のダム湖へと移動。岸際づたいに移動しながらオリザラの遠投&ファーストリトリーブで攻めていると2匹の大きな魚が競い合うように、ルアーへと襲い掛かった。残念ながらフッキング出来なかったので、同じコースを引くと再び魚が三角波を立ててルアーをチェイス。足元まで泳いできたので、魚種を確認すると悲しいかなコイであった。その後はアタリらしき物が1つも無く、Solid.K氏と2人してお手上げ状態。
このままでは納得できないので昼から再び某ダム湖に戻り、フローターで挑むことにした。入水ポイント直ぐそばで30cmと35cm程度のバスを発見。シュガーディープのトウィッチをすると激しくルアーを追いかけてきたが、バイトには至らなかった。その後は延々と岸際にあるオーバーハングや切り立った岸壁、ゴミ溜りを丁寧に探っていったが反応は無し。
1つのワンドが日頃攻めている野池よりも遥かに大きいという状況に呆然としながらもキャストを続けているとバスオレノ(1/2oz)にアタックがあったがフックアップしなかった。
結局、本日は数少ないチャンスをモノにできずノーフィッシュ。予め「1日やって1〜2匹、出ればデカイ」と聞いていたのだが、バスを手にすることは出来なかった。やっぱりダム湖は苦手ということを再確認した。
天気:曇り後晴れ 水温:22.5℃ 不明 pH:不明
釣果:8匹(スズキ)
先週に引き続き、朝イチからSIMAGON釣行。魚の反応はメチャクチャ渋くなっているので、今回は悩み悩んだあげくスピニングタックルを3セット(剛・中・柔のロッド)持ち込んだ。
隣りで肩を並べて竿を振り始めたTSUYOさんは1投目からヒット。リリースしたとたんに再びヒット。バタバタっと僅か4投で3匹をキャッチした。入れ食っているTSUYOさんを見て、焦りを感じつつもマイペースを心掛けてポツポツと釣り上げた。
しかし、午前8時半を過ぎるとバッタリと食いがストップ。おまけに沖の障害物から長々と漂う捨て糸にルアーを2個も引っ掛けた。余りに悔しいのでスタッフに極太ライン巻きのタックルを借りて3個目のルアーロスト覚悟で捨て糸に絡め、強引に引っ張り無事回収。その後、スタッフからSENさんを紹介され暫し団欒する機会にも恵まれた。
午前10時〜10時半にパタパタっと釣れたが、反応がバタッと止まり呆れるほど長い沈黙が続いた。アタリは前回の半分以下、釣れているのは常連のみという激渋状態。先週、一人爆釣し、今週も顔を出していた師匠も今日はさすがに苦戦していた。
結局、半日の釣果は8匹であっけなく返り討ち。今回はルアーとタックルをきっちり絞り込む積もりだったが、魚が渋すぎて何をどうすれば良いか五里霧中。また時折、キャスト時に突如ベールが戻るトラブルが相次いだり、ラインがロッドの先端に何度となく絡み付いたりと、どうにもしっくりこなかった。
天気:曇り 水温:20.5℃ 不明 pH:不明
釣果:14匹(スズキ)
前日の反省を活かし、ボックスの中に入っていたルアーの半分以上を小さいルアーに入れ替えて早朝からSIMAGONへ釣行。開始1投目に放り込んだバイブで1匹を釣り上げ、気を良くしていたが2匹目が出ない。周囲を見渡しても魚がポツポツっとあがっただけ。朝イチからいきなり「沈黙の池」となった。
アレコレとルアーを換えても反応が無く首を傾げていると、昨日呆れるくらいに釣りまくっていた人が登場。挨拶を交わし一緒に釣らせてもらうことにした。ルアーの巻き取り速度やアクションの付け方まで、御指導いただきテクニックを真似てみた。しかし、僅か数mしか離れていない立ち位置で、同じルアーを使っていても魚の反応が全く異なる。私が1匹釣る間に3〜5匹を釣るような状態。池全体を眺めても、ダントツで彼は魚を釣り上げていた。
真横でガバガバとヒットが相次いでいる中、黙々とキャストせざる負えない状態は、正直言って非常に辛かった。師匠の釣果は30匹程度。一方、私は14匹。完敗だった・・・。話を聞くと師匠は、廃業してしまった豊橋の釣り堀に相当通い、スズキ釣りの腕を磨いたらしい。どおりでレベルが違うわけだ。
昨年でバス釣りを卒業した相棒Iが今日は釣りに来ていた。彼はスズキが入ったSIMAGONに初めての釣行。日頃、近隣の河川で使っているスズキ用のルアーとタックルを準備してきたのだが、思い描いていた釣りとはかなり違ったようで面食らっていた。半日掛け辛うじて数匹釣ったが、余りの渋さに「もう来たくない」と言って納竿。
現在のSIMAGONは釣り人の技量の差が大きく出る。1〜2匹釣る事で満足すれば良いのだが、「半日で20匹」の壁を乗り越えようとすると相当厳しそうだ。
蛇足だが、今回の釣行で気が付いた事があった。釣られた魚の元気のなさである。オープン当初から池に入っていたと思われる体色が白っぽい魚を数匹釣ったのだが、フッキングした後は殆どファイトしないのである。水際でフックを速やかに外しても、腹を浮かして横になったりと元気が無い。腹も凹んでいるので、まともにエサを食べていない事が伺われた。これから水温が随分上がると思うが、魚達はSIMAGONの環境に耐えられるのだろうか。
天気:雨 水温:22℃ 不明 pH:不明
釣果:12匹(スズキ)
雨が降る中、早朝からSIMAGONへ単独釣行。早々と受付を済ませ、ミノーを投げると僅か2投で1匹目をキャッチ。続いて3種類のバイブレーションを使い分けて6匹追加。これで「本日爆釣」を予感したのだが、8時を過ぎるとガックリと食いが渋った。 こんな時は焦っても仕方が無いので、先週好調だったルアーを中心にローテーションを掛けじっくりと攻める事にした。しかし魚には見向きもされない。延々キャスト&リトリーブの繰り返し。周囲を見渡すとやはり苦戦している人が多いようであったが、2人組で来ている内の1人が唯一コンスタントに魚を掛けていた。
彼の操るルアーには確実に魚が食いついており、そのテクニックは明らかに別次元のレベルにあると思われた。折角だからテクニックを盗もうと、横目で使っているルアーの種類やリトリーブスピード、アクションを観察。どうやら私が使っているルアーよりも遥かに小さめなモノを使い、スローに引いたり、時々落とし込んだりしているようであった。
彼と同じルアーは持っていなかったので、ボックスの中から出来るだけ小型のルアーをチョイスし、丁寧にリトリーブするとポツポツとヒット。ルアーサイズがタックルに合っていないので、キャストに苦労しながらも3匹を追加した。
正午までの残り1時間、「気持ち良くキャストしたい」という欲求に耐えられず、飛距離が出るバイブやシャッドに変更。あちこちにビュンビュンと投げて辛うじて2匹をキャッチ。
結局、本日の釣果は12匹。ずっと注目していた釣師はどうやら20匹以上を釣り上げたようだった。スズキ導入から、僅か半月程度しか経ってないのだが、ルアーの大幅なサイズダウンを余儀なくされている。オープン当初はロングAやハスキージャークの3本フックにバイトしてきたのに・・・。
極小ルアーと細いラインにすれば、食ってくるのだろうが、パワーのあるデカイ魚を釣るにはかなりのテクニックを要求される。「管理釣り場だから簡単に魚が釣れるはず」と甘く見ていると酷い目にあうだろう。今後は益々、魚をキャッチするのは難しくなり、「激渋状態のトラウト釣り」に近くなりそうだ。
天気:雨 水温:20.5℃ 不明 pH:不明
釣果:15匹(スズキ、ヘラブナ)
本日は午前中、冷たい雨の中でSIMAGON釣行。昨日は悲惨な結果に終わり、納得が行かなかったので返り討ち覚悟で挑んだ。釣り人は僅かに6人でほぼ貸し切り状態。
開始早々からヒットし午前8時までは至福の入れ食いタイム。日頃バス釣りに使っているF2-57Xがギュインギュインと曲がり、カルカッタ50XTからはジリジリとラインが引き出された。このタックルは非常に軽量で扱いやすく気に入っているのだが、希に55cm以上のスズキがフッキングした時や背鰭などにスレ掛かりした場合は、キャッチするまでに時間が掛かりすぎ少々パワー不足が感じられた。
午前8時を過ぎると何故かバタッと食いが止まり、何を投げても反応が無くなった。そこで明け方、夢うつつの中で思い付いた激渋のSIMAGON攻略法を試すことにした。ベイトからスピニングタックル(スーパーレインボーSR6F-602+エンブレムX1500iA)に持ち替え、実践してみると大当たり。周囲の釣り人は釣れていないのだが、私の操るルアーには確実にスズキが食ってきた。
結局、釣果はスズキ14匹(45〜56cm)、ヘラブナ1匹(35cm)。そしてバラシ多数。今回は攻略方法を2パターン習得したのでもう怖いもの無しだ。
天気:曇り後雨 水温:不明 pH:不明
釣果:6〜7匹(スズキ、バス)
Solid.K氏と午前中はSIMAGON、午後は野池巡りのダブルヘッダー。珍しく朝寝坊して6時半過ぎに到着したSIMAGONは、既に20人を越える釣り人が竿を降っていた。木曜日に1〜2kgサイズのスズキが400〜500kg程度再放流されたので、爆釣を期待して釣行したが大ハズレ。釣り堀だからと甘く見ていたら酷い目にあった。はっきり言って釣るのはメチャ難しい!!
半日やって私がたったの2匹、Solid.K氏が3匹。朝、30人弱いた釣り人は、あまりに釣れないので10時過ぎにバラバラと帰りはじめ、昼まで残っていた人は僅か12人。ぐるっと様子を見渡していても釣れて2〜3匹、中には1匹も釣れなかった人もいらっしゃるようで・・・。しかし、こんな中でも数を釣る人はおり、親子連れの方はヒットパターンを見つけて10匹くらい釣っていた。
午後は某河川でナマズ狙いを小1時間ほどやった後に掛川の野池を探訪。1ヶ所目は掛川でも大きな部類に入る池。午前中の分を取り戻そうと期待して入水したのだが、バスの反応はすこぶる悪く2時間半ほどやってノーヒットの激渋状態。一方Solid.K氏はピーナッツUで30cm弱を1匹。ここではバイブを咥えたまま、ラインが水中の枝に絡み付き絶命しているコイを目撃し、ただでさえ釣れないのに一層ブルーな気分が増した。
カッパを着込んで午後6時前に入水した池は、茶畑の間にひっそりとたたずむマッディな池。アオコが発生しており、コンディションは悪い。久しぶりに封印を解いた野池禁断のルアーベビークランクとモデルAで小バス(20〜26cm)を辛うじて4匹。Solid.K氏はピーナッツUで同じく4匹。午後7時過ぎに納竿。
2000/6/3 某河川、静岡県西部の野池
天気:晴れ 水温:22〜23℃ pH:不明
釣果:3匹(ライギョ、バス、ギル)
朝から時折小雨が降る微妙な天気。昼過ぎに干潮を向える大潮なのでスズキ狙いで濁りが出ている某河川に釣行。浅瀬に1〜2cm程度のボラの子達が群れているが魚に追われている雰囲気はない。少しずつ移動ながら、流心や岸際のシャローを狙っていくことにした。
水面をよろよろと泳がせていたシャッドラップSSRにガバッと出たが魚種を確認する前にフックオフ。続いて、シマノのバイブVR77AFにライギョ(65cm)が出た。何でこんな所でライギョが釣れるんだろ???と思いながらアレコレとルアーを変えてキャストを重ねるがその後は全くアタリがない。
「釣れないなぁ」とボヤキながらキャストを続けている最中に、Solid.K氏から「堰堤からレッドペッパーを投げて1本。周りで捕食音も聞こえます。」というホットな情報をいただいた。この電話でスズキからバス狙いへの変更を即決。一度自宅に戻りフローター装備を整えて掛川方面の野池に急行した。
池に到着し入水の準備をしていると、先週某野池で挨拶を交わしたZeal製フローター釣師2人組に再会。行動パターンが同じなので思わずニガ笑い。お互い愛用しているメガバスのロッド:デストロイヤーの善し悪しについて情報交換した後に入水した。
ルアーを引きはじめた時には既にバス達のフィーデイングタイム終了。そして魚は沈黙・・・。延々岸際を打っていくが無反応だった。池の奥にいたSolid.K氏に合流し、状況を聞くと「堰堤で42cmを釣った後、30UPを1本追加した」とのこと。雑談をしながら島周りでシュガーディープを引いているとモゴッと変なアタリ。すかさずアワセるとグイグイッと池底に向って力強く突っ走った。Solid.K氏の視線を感じながら「コイかぁ!?」なんて言いながら魚とやり取りをする。強引に引き寄せて魚を姿を確認すると、背鰭へスレ掛かりしている35cm程度の体格の良いバス。道理で良く引くわけだ。キャッチしようと手を伸ばそうとした瞬間、フックが外れ再び魚は池底へ。う〜ん残念。
その後、ドシャローでコンバットクランクSSRを使い元気の良いバス(33cm)とギル(16cm)を追加した。ここのバスは筋肉質で体高があり力強く引くので楽しめるのだが後が続かない。堰堤沿いにサミー100を泳がせていると1ヒット。しかしバスは乗らなかった。池には私達のほかにフローター4艇、ゴムボート1艇が入っていたが、夫々に様子を聞いても魚の反応は悪いようなので池を変える事にした。
15分程車を走らせ、久しぶりに訪れた池の駐車スペースはゴミの山。全て釣り人が捨てていったゴミだと想像できた。数年前までは地元の子供たちしか糸を垂らさないような池だったのだが、知名度が上がってしまったらしい。このゴミの量から訪れる釣り人の数が伺われ、相当攻められていると思われた。
案の定、バスの反応はすこぶる悪く、クランクベイトをはじめ各種ルアーを引くがコツリともアタリはない。日没後はトップウォーターを引きまくるが、一度ポップRに25cm程度のバスが飛び出ただけでノーフィッシュ。辺りがすっかり暗くなった午後7時半過ぎまで粘ったが敗北宣言。
本日は午前中は河川、午後は野池というダブルヘッダーだったが、釣果はライギョ、バス、ギルの各1匹という貧果。1日に20匹以上は釣らないと満足出来ない浅ましい釣師になっているので、満足度が低い一日となった。
2000/6/1 SIMAGON
天気:晴れ 水温:22℃ pH:不明
釣果:11匹(スズキ、ヘラブナ)
昨年末からスーパーレインボーで楽しませてくれたSIMAGONが、トラウトからスズキへと魚を入れ替えて本日再OPEN。是非とも行かなきゃと朝イチから釣行した。
ちなみに放流された500匹のスズキ(ホシスズキ)は40〜50cm(1.2kg前後)。魚は遥か遠く四国の宇和島(愛媛県)からトラックで運ばれてきている。元々、料亭などへ活魚として出荷される魚なので仕切りが入ったコンテナの中に1匹ずつ整然と並べられた状態で到着。当初、塩分濃度が0.5%程度であるSIMAGONの水との相性が心配されていたが、魚達は浮くことなく無事にオープンとなった。
本日は昨日からの雨は止み、一転して真夏を思わせる天気。朝6時20分に到着したのだが、既に20人を超す釣り人がロッドを振りはじめていた。どんなルアーに反応するのか皆目検討がつかなかったのでバーブレスにした3本フック付きのでっかいミノーから始め状況に合わせサイズ(13〜5cm)やカラーを変更していった。
午前8時までにスズキ5匹(45〜50cm)と巨ベラ1匹(30cm)。その後太陽が照り付け、強風が吹き始めるとガクッと反応が遠のき、正午までに辛うじて3匹追加。午後は5時半までぶっ通しルアーを投げ続けて2匹追加。バラシは6匹。ちなみにヒットルアーの内訳はミノーで9匹、クランクベイトで1匹といった具合。釣れたスズキの内、3匹にホシ(黒点)があった。
オープン初日の率直な感想を一言で表すと「とても厳しい・・・」。1日を振り返ると強風が吹き始めた午前8時までが勝負だった。周囲を見渡していると、午前中は上手な人で10匹前後。普通の人だと1〜2匹。午後は特に食いが悪く0〜3匹ってところ。午後は釣れなくて途中で帰ってしまった人もいた。ルアーは5cm程度の小型ミノーやスプーンが辛うじて反応が良いようだったがサイズは40cm程度にダウン。大きめなミノーを使った方が釣れる魚は大きい感じだった。
天竜川や太田川でのスズキはヒット時にガツンとかガンッと強い衝撃が来るのだが、そんなヒットは非常に少なく、ほとんどはスッと一瞬軽くなったり、モァ〜と感じる程度。これを確実にフッキングさせないと釣果が伸びない。養殖魚であり、日頃はペレットを食べているのでルアーへの反応の違いがあるのかもしれない。
持ち込んだタックルはデストロイヤーF4-59Tに20lbを巻いたアンタレスver2(不調にて途中で交代)とカルカッタ100。このタックルでは少々オーバーパワーの感があり、小型ミノーを楽々使いこなせるタックルの方が釣り場に合っていると思われた。
なお、持ち帰り出来るのは1日の人が2匹まで、半日の人が1匹。フックはバーブレスにする事。ワーム類は禁止。リリースする場合は、出来るだけ魚体に触れず水際でペンチを使いフックを外す事。ネットですくって、陸でバタバタ暴れているのをタオルで無理矢理押えてフックを外したりすると確実に魚は死ぬ。また、エラはバスと違い鋭く尖っているので不用意に触ると手がサクッと切れ痛い思いをするので要注意だ。
冬の間使っていたトラウトタックルそのままでやっている、おバカな釣り人もかなりいたが、3〜5lbの細いラインでは取り込み時の激しいファイトや桟橋の下に潜り込まれラインをブチ切られていた。
ラインが切れそうだからネットを使う・・・ネットにフックが絡まりリリースに手間取り、魚へのダメージが大きく、リリースした魚は白い腹を浮かす。こんな状況があちこちで見られた。魚のためにも8lb以上でショックリーダーを組む事をお願いしたい。
今日1日で50匹ぐらいが「お持ち帰り」になっている感じ。このペースでいくと、単純計算でオープン後10日で魚はいなくなっちゃいそう。リリース後の生存率が気になるところだ。ただでさえ魚が少なく釣れないのに、早く釣りに行かないとドンドン魚がいなくなってしまう。追加放流を強く望む!!
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