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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年1月


 天気:曇り 水温:不明 pH:不明
 釣果:21匹(ニジマス、ヤマメ)

 連日の残業続きでヘロヘロ。朝5時に目覚しをかけて一度は起きたのだが、SIMAGONが開く6時半まで布団の中でグズグズしていた。天気予報によると午後から雨が降るとの事。それなら天気が崩れる前に行かなきゃと飛び起きて、顔も洗わずに車に飛び乗った。

 7〜9cmミノーを使って、表層から下層へと徐々に攻めていったのだがルアーへの反応は全くなし。1/24に1〜2kgサイズを放流したばかりなのでイキの良い魚がうじゃうじゃいるハズなのだが、スレ掛かりもない。試しに小型クランクに変えたとたんに1匹キャッチ。元気は良いのだが、型が小さくて拍子抜け。近隣スーパーの魚売り場で売られているサイズではミノーは厳しいと考え、本日勝負をかけていたミノーイングを開始30分でスッパリと諦めた。

 脇目も振らずラインの動きとロッドの先端をじっと見つめ、石のように固まりながらシャッドクランクをスローに引く。この釣り方は集中力が必要なので非常に疲れるのだが、確実にアタリを拾っていけば数釣りができる。数投して反応がなければ交換し、13個目にしてやっと本日のアタリ針見つけた。
 丁度、ルアーの潜行深度と魚達の泳層が合っているのか、8時からの1時間でパタパタと8匹を釣り上げた。このペースで行けば30匹は軽くオーバーだと皮算用をはじいていたら、ピタッとあたりが遠のいてしまった。その後は、延々「沈黙の時間」が続いたが、10時頃から11時までに再び活性が上がり数を重ねることができた。

 結局、半日竿を振った本日の釣果は21匹。オーナーさんやスタッフに放流の状況を確認したら、予定していた1〜2kgサイズではなく実際入ったのは500g〜1kgサイズ。型は小さかったが体高があり、元気の良い魚だったそうだ。たまにヒット後、過激に水面を飛び跳ねる魚もいたが、これらが入れたばかりの放流マスなのだろう。
 本日も非常に魚の反応は渋く、初心者には厳しい釣りだったように思う。でも魚はまだ沢山残っているので、タイミングが良ければ爆釣するに違いない。


 天気:晴れ後曇り 水温:12℃ pH:不明
 釣果:11〜12匹(ニジマス)

 年明けから怒涛のごとく押し寄せる仕事を毎晩遅くまでこなし、ヘロヘロ状態。瞼にはピクピクと勝手に動くチック症状が出始め、時折、胃も痛くなる始末。今週末どうにか仕事が一山超えたので、気分転換に竿を振る事にした。

 予定では朝イチからSIMAGONに行こうと、朝5時に目覚しをセットしていたのだが、ベルをしっかり止めて再び爆睡。結局、午後からの釣行となった。午後の部は今シーズン初挑戦なので、どうやって攻めようかとマゴマゴしつつも午後1時半までに7匹。このペースでいけばソコソコ数釣りが楽しめそうだと思っていたら、パタッとアタリが遠のき1時間で1匹ペースになってしまった。

 釣れなくなると何をやっても釣れないという恐怖の「沈黙の時間」の到来。曇って風が出始めれば魚の活性が上がるだろうと思っていたのだが、逆のパターンで益々魚の反応が遠のいてしまった。得意とするミノーのトウィッチングに魚は全く反応せず、小型クランクとシャッドのスローリトリーブでどうにかアタリを取れる程度。私と同様、午後から修行に来ているアルフさんも、どうやら迷宮SIMAGONの罠にずっぽりと嵌まっているようで、中々竿が曲がらない。

 結局、午後半日の釣果はたったの12匹。アルフさんは11匹。シャッドに出るマスのサイズは大きく、力強い引きを楽しむことができたが、どうにか2ケタ釣ったって感じ。イワナやブルックは1匹も釣れなかった事が少々残念であり、次回の放流を待つしかなさそうである。


 天気:晴れ 水温:8℃ pH:不明
 釣果:6〜29匹(ニジマス、ブルック、ヤマメ)

 朝イチからSIMAGON釣行。正月休み最終日とあって続々と釣り人がやってくる。朝の内に釣っておかないと人が多くて釣りにはならないだろうと考え、釣り場を確保してから早々にキャストを開始した。
 いつものようにミノーを選びキャストしたとたん、幸運にも第1投目から40cmUPのブルックがヒット。そしてリリースした直後の2投目に40cmUPの虹鱒。3投目に再び虹鱒・・・。こんな調子で7時までの30分間でブルック、虹鱒、ヤマメを11匹釣り上げた。このままのペースなら半日で60匹は達成しそうだと皮算用をはじきながらトウィッチを続け、ブルック2匹、虹鱒1匹を追加した後にスーパーがヒット。

 コツリと当たった瞬間は何も動かなかったのでゴミでも拾ったかと思ったが、竿を煽ってみると相手は池の真中へといきなり突っ走り、パチンとラインブレイク。ドラグは緩めに設定し、ラインチェックも度々していたつもりだったが、スナップの結び目から切れたようだった。もしかしたら背鰭か尾鰭にスレ掛かりしていたのかもしれない。

 14匹を一気に釣り上げた本日のアタリ針は、はかなくもスーパーに持っていかれテンションが一気にダウン。別のミノーに交換し小さなヤマメを1匹追加したところで時合の終了。と言っても、こんなに激しく釣れていたのはどうやら私一人だったようだ。そこへ、そんちょうさんが登場。2人並んでポツポツと魚を釣り上げていると、離れたところで竿を振っていたSolid.Kさんがやってきた。様子を聞くと、どうやらかなり戦況は厳しい様子。

 冷たい風の中、日が昇りきってしまうと魚達は底に沈んでしまうようで、アタリが完全に遠のいてしまった。こんな時はじっと我慢するしかない。小型クランク主体の攻めに切り替え、時折、ミノーのトウィッチを織り混ぜる戦法をとる。午前8時からは1時間あたり2〜3匹ペース。10時台はノーキャッチ。11時過ぎからは必死の思いで3匹を追加し、正午にタイムアップ。

 寒さで鼻水を垂らしながら竿を振り続けた釣果は29匹。今回はスレ掛かりで釣れてしまった魚も何匹か含まれている。魚は確実にいるので、いかに口を使わせるかが最重要課題だ。因みに、そんちょうさんの釣果は13匹程度、一方、今シーズン初SIMAGON釣行になったSolid.Kさんは6匹。防寒対策と魚の活性が落ちた時の対策をしっかり練っておかないと痛い思いをするSIMAGON。決して侮るなかれ。


 天気:晴れ 水温:10℃ pH:不明
 釣果:9〜19匹(ニジマス、イワナ、ブルック)

 新春一番、朝6時過ぎからSIMAGONで相棒Iと伴に竿を振ることにした。風がなく穏やかな日なので、朝の内に数を釣っておこうと、昨シーズンから絶好調のミノーを最初から投入。まずは手堅く大型のイワナをキャッチ。続いてブルック、マス、再びイワナと30分間にテンポ良く釣り上げた。このペースなら今日は数が伸びそうだとニヤニヤしていた時に、スーパーレインボーがヒット。

 アワセを軽く入れたとたんに魚は突っ走り、一気にラインを引きずり出したあげく、パチンとラインをブチ切っていった。あっという間の出来事に、なすすべもなく呆然となる。多分スレで背鰭辺りに引っ掛かったのではないだろうか。ドラグは緩めにセットしていたのだが、ラインにキズが入っていたようだ。ロストしたルアーのカラーは巷で販売されていないので、入手は困難と思われ涙目になってしまった。

 予備に持参していた別カラーのミノーを使いトウィッチングで誘いをかけると同じように魚が釣れホッと一安心。大切なのはカラーではなく、このルアーが持つ派手なイレギュラーアクションだと確認した。しかし、日が昇り明るくなってからは、徐々に魚を釣り上げるペースが落ち始め、1時間あたり4匹ペースにとどまった。

 対岸で釣っている相棒Iは今シーズン初のSIMAGON釣行で攻めあぐねており、朝の内の釣果は僅か1匹。数人いる釣り人も殆ど竿が曲がっていない。私の横で釣りをするように声を掛け、並んで竿を振ると彼もポツポツ釣り始めた。しかし、2人でトウィッチングを繰り返すと魚は一気にスレるようで、全く反応しなくなってしまった。

 こんな時は小型クランクの出番でありキャスト&スローリトリーブで丁寧な釣りを心掛ける。この釣り方ではイワナやブルックが反応せず、釣れてくるのは35cm前後のマスばかり。ミノーで釣れる魚の方が明らかにサイズは大きく、ヒットしてからのファイトも激しいが、魚をスレさせず長時間コンスタントに釣るにはこちらの方に軍配が上がる。

 小型クランクで6匹を追加をしたが、自分が得意な釣り方ではないため、スローペースに我慢できずにミノーへチェンジ。昼前にバタバタバタッとブルックを釣り上げタイムアップとなった。半日やった釣果は、目標の20匹に1匹足りない19匹、相棒Iは9匹。ミノーのトウィッチが主体のため、半数以上がイワナとブルックであった。元日に釣り客なんで私達ぐらいだろうと思っていたが、パラパラと釣り人が増え昼頃には15人程度であった。

 魚の活性は低めで釣りにくい。何かの拍子で食いが立っても長く続かず連発する事は少ない。浚渫により池が深くなったのためか、昨シーズンに比べ池に入っている魚の数が少ないのか判断しかねるが、SIMAGONの攻略は難しいことに変わりない。「管理釣り場なんて簡単じゃん」とか「暇だから管理釣り場で魚でも釣ろうかなぁ。」程度の気持ちでSIMAGONへ来ると痛い思いをするのでご注意を。


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