フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2003年10月


 天気:曇後雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 久しぶりに早く仕事から帰宅し、晩飯を食って午後8時から竿を振る。先日、相棒SにG-DogXでスズキを2匹も釣られ悔しい思いをしていたので、徹底的にトップで粘ろうと心に決めていた。手に取ったのは特売500円で購入したモーグルペンシル。ドシャローの流れがある場所を流していると、シュボッとアタック。しかし乗らなかった。

 どうやらスズキが潜んでいるようなので、同じ場所をトレースする。10分もしない内に再びアタック。しかしこれもミス。捕食すると言うよりはルアーにチョッカイを出しているような感じ。魚が小さいのかもしれないが、姿を拝めないのはとても悔しい。針掛かりはしていないので、まだチャンスはあるだろうと続けてキャストをしていると5分もしない内に3度目のアタック!今度こそはと思ったが、これもカラ振りで愕然となる。

スズキ50cm 4KB 魚は出るのだけどフッキングしないというジレンマに陥っている最中、少し離れた所で釣りを始めた相棒Sが騒いでいる。幸運の女神は彼の方が好きらしく、リップルポッパーにヒットしたのは62cmのスズキ。「なんでモーグルペンシルでフッキングしないのにリップルポッパーで釣れるんだ!?」とまたまた思い悩むことになった。

 午後11時前、トップへの反応がなくなったので、不人気カラーのため安売りしていたテリフを試す。流れに乗せながらスローに引いてくると、激しくルアーを引っ手繰るような衝撃が手元に伝わり水面が割れた。途中から合流した、そんちょうさんにランデイングを手伝ってもらい手にした魚は50cm。サイズには不満だったが、苦労して釣った魚はとても嬉しく上機嫌。もう1匹追加したい気持ちが強かったのだが、真夜中の12時まで懸命に竿を振っても後が続かず納竿とした。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(ウグイ、スズキ)

 午前中は「ぎじたまシーバスダービー」開催のお知らせをするとともに、チラシの掲示と協賛をお願いしに近隣の釣具店を一件ずつ周り、昼食を摂った後、釣り場に着いたのは午後2時半。そんちょうさんとnoppoさんがナマズを1匹ずつ釣って帰った後だった。2人がそそくさと返っただけあって魚っ気は全くない。小一時間竿を振ったが、時合を完璧に外したようで釣れる気がせず、一旦家に戻って出直すことにした。

 午後5時、魚っ気がなかった昼間の場所はパスをして、このところ魚が釣れている場所へと向った。準備を整え、釣り始めたところに相棒Sが登場。風が強く、寒さに凍えながら竿を振っていると少し離れた所で釣っていた相棒Sの声が聞こえてきた。様子を尋ねるとザウルスの奇妙なジョイントミノーでウグイ(35cmUP)を釣ったと言う。

 大きなミノーでウグイを釣ったのは驚くべきことだが、ウグイはウグイであって狙っていたスズキではない。「ウグイじぁあねぇ。」と心の中で思っていたところに、再び彼の「きたぁ!」との声。水面を暴れている音を聞いていると、どうもウグイやナマズではなさそう。彼の操るG-DogXを咥えていたのは、なんと60cmのスズキだった。

 午後8時、魚が周ってきていることが判ったので、キャストにも心がこもる。スキッターポップを投げまくっていると、シュボッと吸い込み系のアタックがあった。残念ながらフッキングには至らなかったが、魚の出方がナマズとは明らかに違う。期待を込めてアタックがあった周囲を攻めまくると再びアタック。しかしこれもフックに乗らず魚を逃してしまった。

 2度のチャンスを逃し悔しがっている時に、再び相棒Sの声。水面を暴れまくっている魚はスズキで、ヒットルアーはまたもやG-DogX。「やられたぁ〜」って感じで彼の様子を拝見していると、魚がストラクチャーに入り込みラインが絡み付いてしまった。依然として魚は付いているのだが、どうにもならずにお手上げ状態。水位が高かったので、潮が引かないと回収できないような場所だった。

 「人の不幸は蜜の味」。今のうちに釣っちゃおうと懸命に竿を振るが、世の中そんなに甘くない。私の操るルアーには全く反応がなく寒さに気持ちが萎えてしまいギブアップ。相棒Sが水の中に入ってルアーを回収するには、前夜の経験から後2時間くらいかかりそうであり、とてもそれには付き合っていられなかったので一足先に納竿させてもらった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(ウグイ、ハゼ、ナマズ、雷魚)

 本日はヤマハマリーナ主催によるマダカップが開催されているのだが、朝から浜名湖花博会場に棚田を造成するというボランティアに参加。折角、浜名湖にいるのだが竿は振らずに、両腕がパンパンになるぐらい大きな石を多数移動し、棚田を造りに汗を流した。午後3時過ぎに作業が終わり、天皇陛下の浜松訪問による市内の渋滞をカーナビ頼りでくぐり抜け帰宅。一服した後、マダカップに参戦するnoppoさんと情報交換しながら午後6時過ぎに釣り場に到着した。

 大潮の満潮ともあって水位はMAX。そんちょうさんと釣り場で合流し、最近の様子についてアレコレと情報を頂いた。それにしても彼の釣行回数と釣果は凄い。いつ寝て、いつ仕事をしているのか理解できないほど竿を振っており、今シーズンもコンスタントに魚を出している。

 開始20分、そんな彼が操るドカポップを襲ったのは、なんと50cmUPのウグイ。ウグイがトップで釣れるのも驚いたが、ヒットしたルアー名を聞いて2度ビックリ。ウグイには明らかに大きすぎるのではないか?にわかに信じられず、魚を見に行くと間違いなく立派なウグイだった。続いて彼が釣ったのはハゼ。このハゼを釣るまでの経緯も摩訶不思議。実は、最初にテリフへヒットしたのは明らかにスズキ。ガバガハと暴れる魚を引き寄せている最中に不運にもバラシ。そのままルアーを回収すると可愛らしいピチピチのハゼがついていた!?実はハゼが付いたまま根掛かっていた仕掛けをルアーのフックが拾ったようだった。スズキがいつのまにかハゼに変わった理由は判ったが、思わず笑いが込み上げた。

 さて、私の方は、K0ミノー115に1アタック。続いてスキッターポップに1アタック。トップの出方からすると、ナマズや雷魚ではないことは明らかだが何故かフッキングしない。「ウグイかスズキのどちらだろう?」と疑問に思いながらキャストを重ねている時に再びアタック。この魚はヒット直後、水面から頭を出して、激しく首を振りルアーを振り払って逃げていった。思わず「あぁぁぁぁ〜」と声を上げて暫し呆然タイム。その魚はウグイではなく、明らかにスズキだった。

 少しずつ移動しながら、スキッターポップを投げ、魚の反応をうかがう。ここでまさかの根掛かり。水中にストラクチャーがあることは十分承知の上でキャストをしていたが、ポッパーなら大丈夫だと油断していたのが誤り。何とかして外そうと努力したが、お手上げ状態。本日のアタリ針なのでロストするのはツライと思い、潮が引くまで待つことにした。1時間以内に回収できるだろうという考えは甘かった。胸まで水に浸かり恐い思いをしながら、ルアーを手にしたのは2時間近く経ってからだった。

 釣り場を換えて、マダカップ参戦中のnoppoさんと午後10時半に合流。彼はスズキを1本バラシており、次のチャンスを待ち構えている状態。ここで私が60cmUPのナマズをチューンドK-TEN扇形リップで1本キャッチ。もしやスズキかと思ったが、ナマズだったので一安心!?その後、巨鯉のスレ掛かりで場を荒らし、noppoさんの足を引っ張るような状態は、とても申し訳なかった。

 水面が小魚でザワザワと賑わってきた真夜中の12時、チューンドK-TENリップレス(大)で再び60cmUPのナマズを追加。その後、少し離れた浅瀬で物凄いボイルが始まった。いつまで経っても終わらないボイルにnoppoさんが懸命にルアーを投げるが反応しない。彼は朝マヅメに最後の勝負を掛けるため、ここで一時納竿。私は、noppoさんがやっていた場所に入り、先程まで激しくボイルしていた浅瀬にレンジミノーKSR115Fを放り投げた。

 数回キャストを繰り返した時に、大きなゴミ袋を引っ掛けたような感覚がグリップに伝わってきた。「まったくぅ〜」とぼやきながら引き寄せようと竿を煽った時、突然そのゴミが動いて大暴れ。なんとゴミだと思っていた正体は55cmの雷魚。真夜中に雷魚を釣るとフックを外すのが大変なので、追加は遠慮して午前12時半過ぎに納竿した。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(スズキ、ナマズ)

 午前5時半、釣り場に到着。丁度、そんちょうさんも登場し、一緒に竿を振る。最初に竿が曲がったのは彼。しかもチューンドK-TENリップレス(大)をガッチリ咥えていたのは立派な体格のスズキ(70cm)だった。真横で釣られ、「やられたぁ〜」と思わず声が出る。すかさずルアーをチューンドK-TENリップレス(大)に換えてキャストを続ける。次に竿が曲がったのは私の方。

 しかし、ヒットした瞬間から激しく水中で首を振っている感じが手元に伝わってきた。寄って来たのは案の定ナマズ(60cm)。予定していた魚とは少し違ったが1匹は1匹。次のチャンスを待ってキャストを続ける。追加を期待し1時間程集中してキャストするが魚の反応がなくなったので、ルアーをサイズダウンしてみた。チューンドK-TENリップレス(小)にすると再びナマズがヒット。ルアーはサイズダウンしたが、魚はサイズアップして65cm。ナマズも65cmになると、そのファイトは十分堪能できる。

 そんちょうさんと別れた後も、粘り強く竿を振ったが無反応。一旦、車に戻り、毎週楽しみにしている仮面ライダー555を視聴。その後、再び釣り場に降り立ち、キャスト、キャスト、キャスト・・・。コツリとも魚の反応がないだけでなく、お気に入りだったサクラマス用のスプーンを吹っ飛ばしてしまい気持ちが萎えて納竿した。

 午後7時、第2ラウンドの開始。再び同じ場所で竿を振り始めるとアルフ君が登場。雑談をしながらキャストを重ねて、スマッシュミノーでナマズ(64cm)をキャッチ。しかし、単発で終わりギブアップした。


 天気:雨後晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(雷魚)

 朝起きたら雨。まさかの連休3日間連続の雨になるとは・・・。しかも大雨、強風、波浪、雷注意報が発令。午前11時すぎ、小降りだったので取り敢えず道具一式を車に積め込み、釣り場へ向う。カッパを羽織ってキャストを始めたとたんに、猛烈な暴風雨となった。水面は激しく波立ち、まともにウェーディングができないような状態。開始してから5分もしないうちに退散し、車に飛び込むハメになった。

 車中で昼食をとった後、風下を探してポイント移動。釣り場に到着し、足場を確保した時にはすっかり雨が止んでいた。相棒Sが登場し、一緒に竿を振り始めると青空が広がりカンカン照りとなった。干潮で水位が下がってくると、沈黙していた水面が急に賑やかになってきた。時折、小魚が何かに追われ逃げ回っているので、レンジキーパーKSR-115Fを投げているとガツッとヒット。しっかりと巻き合せをして魚とのやり取りを始めた。激しくラインを引きずり出し、大暴れした魚は75cmの雷魚だった。

 水位が更に下がり小魚が流れてくると、近くの水路の浅瀬で物凄いボイルが始まった。そのボイルは単発ではなく、次から次へと誘発し爆発する地雷のような状態。ルアーを投げたくて仕方ないのだが、近くに餌釣り師が陣取っていたので、指を咥えてその光景を見守るしかなかった。

 午後1時半過ぎ、再びレンジキーパーKSR-115Fを咥えた魚は70cmの雷魚だった。最初は「ゴミでも引っ掛けたか?」というモア〜とした不明確なアタリ。竿を立てて様子を伺うと明らかに生命感があり、慌てて巻き合せをするようなオマヌケな状態だった。その後は、巨鯉のスレ掛かりが2度あったが無事にフックオフして、午後3時に納竿。

 午後8時からナイターゲームに挑戦。人っ気のない場所で黙々と一人キャストをしていると、突然、真後ろから変なジイさんに声を掛けられ心臓がバクバクするほど驚いてしまった。人が近づいてくる気配を全く感じていなかっただけに、その時の驚きようは、今、思い出しても笑いが込み上げてくるほど。1時間竿を振ったが、全く魚っ気がなかったので、変なジイさんが周囲に潜んでいないかキョロキョロしながら納竿となった。


 天気:雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:3〜5匹(雷魚、ナマズ)

 連休2日目、前日と同じ時間に釣り場へ到着。竿を振り始めたとたんに雨が降ってきたため、少し離れた場所に止めてある車へ戻りカッパを着込む。丁度、この時にそんちょうさんが登場。2人揃ってキャストを開始した。水面には魚っ気がなく、テンションが下がってきたところで、そんちょうさんがミラクルワークスの阿修羅でナマズをキャッチ。これで時合の到来かと期待したが、それから延々1時間ノーヒットが続いた。

 次々とルアーを交換し、粘りに粘って私がK-TENの9cmでナマズ(55cm)を1匹キャッチ。その後、マグネットDBで1匹追加(63cm)した。これが待ちに待った時合の到来で、そんちょうさんがサスケテリフで2匹、途中から登場したアルフ君がアイマで怒涛の5連発をし、1匹バラして4匹(60cm前後)キャッチした。

 アルフ君が連発している間、全く私のルアーには反応がなかったため、彼の下流へ場所を移動。移動して間もなく、シャロートプスで1匹追加した。魚がいない場所で、何百回もルアーを投げても釣れる訳ない。積極的に場所を移動する攻めの釣りが必要な事を再認識した。

 午後1時過ぎ、そんちょうさんはテリフのスレ掛かりで2匹のナマズを追加し納竿。彼が上がった後もアルフ君と暫くキャストを重ねたが、後が続かず納竿とした。


 天気:曇り 水温:不明 pH:不明
 釣果:2〜5匹(雷魚、ナマズ、ボラ)

 午前10時、そんちょうさんと竿を振り始めた。東風がビュウビュウで肌寒く、ナイロンウィーダーでは長時間立ち込めないように思えるほど水温が下がっている。こりゃ厳しいかなと思っていた矢先に、そんちょうさんがアイマでナマズをキャッチした。私は負けてはならじと新商品スマッシュミノーを投げまくる。ゴツッと当たった後、魚が何回か頭を激しく振ったようだったが、その後は、何の抵抗もなく、ただ重いだけ。「魚がゴミに化けた」とガッカリしながらグリグリとリールを巻いていると、ルアーをガッチリ咥えた雷魚(75cm)がどよぉ〜んと寄ってきた。

 魚っ気が非常に乏しく、アタリもないのでボヤキながら竿を振っていたところ、途中から登場したnoppoさんグースでナマズをキャッチ。しかし後が続かず、その後、1時間近くアタリが遠のいた。午前11時半過ぎ、小魚の動きがチラホラ見えるようになってきた頃、私が90cmはあるだろう雷魚をラスタリップレスで釣り上げた。直後にそんちょうさんがチューンドK-TENリップレス大でナマズ、noppoさんアンダー10でボラっ子をキャッチ。やはり小魚の動きは要チェックであり、リトリーブ中はキョロキョロと絶えず辺りを見渡しながら次のチャンスを伺った。

 正午過ぎ、そんちょうさんがS-Fourネオでナマズを再びキャッチ。魚をリリースして何分もしない内に再び魚を掛けた。パワフルなファイトの後、姿を見せた魚は筋肉隆々の雷魚。体長を測ると84cmのランカーだった。その後、noppoさんグースで雷魚、そんちょうさんがチューンドK-TENリップレス大でナマズを追加し納竿。2人が帰った後も未練がましく竿を振ったが、極めて魚の活性が低く、ナマズを1回バラシただけでギブアップとなった。

 さて、新商品のスマッシュミノーだが、少し伸びたフックをペンチで直そうと軽く力を入れたとたんにポッキリ。今日使い始めたばかりなのに簡単に折れるなんて、ロクなフックを使かっていないようだ。シーバス狙いで使おうと思っている人はフックの交換をお勧めする。


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