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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年2月


 天気:晴れ 水温:9℃ pH:不明
 釣果:0匹

 午後6時過ぎから釣行開始。この釣り場では、昨年の今頃に何本か上げていたので、期待してキャストを開始した。しかし、魚っ気がなくルアーにはコツリともアタリがないため、1時間もしないうちに見切りをつけ別の場所に移動。2ヶ所目は干潮を向えると瀬が出てくるシャローエリア。時間的には干潮(小潮)から上げに向っているハズなのだが、大減水しておりトップウォーターとシャロー系ミノーしか使えない状況。ここにもルアーに反応する魚はいないため1時間で撤退した。

 午後8時、取り敢えず1匹釣りたいと3ヶ所目に望みを掛けてキャストを開始した。こちらも水位が低かったが、狙いは絞り込みやすいのでルアーをアレコレ交換しながら様子を伺う。水温は前回訪れた時よりも4℃以上下がっており、冬に逆戻りしてしまったかのよう。魚がスローになっている事を考え、レッドフィンジョイントの超スローリトリーブを試してみる。

 レッドフィンジョイントの水面ウネウネ引波アクションを楽しんでいると、ルアーの後方から、別の大きな引き波を立てて魚が迫ってくる光景を目撃。「食え、食え、食えぇ〜」と呪文を唱えながら、急激にリトリーブスピードを変えないように注意深くリールのハンドルを回す。残り2m、残り1m、残り50cm・・・竿先の直前まで魚はルアーを追ってきたがバイトには至らず反転。すかさず8の字をぐるぐると書いて誘いをかけたが何処かに消え失せてしまった。

 その後、フラップスラッフSWでバイトをとったが、ヒット直後に水中で激しく首を振られてバラシ。後が続かないのでこの場所も見切りをつけて、本日最初に訪れた場所へ再び戻り暫く竿を振った。相変わらず魚っ気がなく、釣っていて空しくなったのでポイントをチェンジ。5ヶ所目に訪れたのは道路を照らす照明が丁度良い感じで明暗部を作っているポイント。魚がいれば直ぐに答えが出る場所なので集中してキャストを繰り返したが無反応。結局、午後10時までやってノーフィッシュで納竿となった。


 天気:曇り時々雨 水温:13.5℃ pH:不明
 釣果:0〜8匹(ナマズ6匹、巨鯉1匹、ヘラブナ1匹)

 前日の釣行で痛めた腰をかばいつつ、午前10時に釣り場に立つ。ナマズ狙いで最初に投げたのはトリプルインパクト。立ちぎみのリップ、太目のボディ、そして後部にペラが装着されているため予想どおり飛距離が伸びない。これでは使い物にならないと、数投して前日のヒットルアーであるヨレヨレに交換した。

 岸と平行にルアーをキャストしスローに引いてくると、ぐぐっとヒット。1本目はでっぷり太った60cmのナマズだった。リリース直後の2投目に55cm。そして60cmと55cmを立て続けにヒットさせ、まさにナマズの入喰い状態。ポイントを少し休ませるために別の場所を暫く撃った後に、再び岸際を引いて55cmと58cmを追加した。

 ナマズに効果があることが判ったヨレヨレだが、コイツに装着されているフックはどうしようもない駄目なヤツ。昨日、釣行から帰宅し、水洗いをする際には既に錆が浮き、今日そのまま使ってみると魚からフックを外す際にポキポキ折れてしまった。根掛かりした際、強引に引っ張って回収することを想定し、メーカー側が敢えて質の悪いフックを装着しているとは思えないが・・・。

 正午前、そんちょうさんが登場し一緒に竿を振る。私が扇型リップのK-TENで40cmのヘラブナをキャッチ。スレ掛かりかと思いきや、しっかりとフックは口に掛かっていた。続いて、彼と同時に巨鯉のスレ掛かり。2人で暫し走り周る魚と格闘し、そんちょうさんの方は途中でフックオフ。私の方は散々ポイントを荒らしまわった魚をどうにか岸に引きずり上げ、体長を測ると82cmだった。

 巨鯉のWスレ掛かりをやってから、アタリはパタリと遠のき何を投げても反応がなくなった。雨が降る中、「あと1匹釣ったら帰ろう」と心に決めキャストを続けたが、チャンスは訪れず午後1時半過ぎに納竿となった。


 天気:晴れ 水温:12.5〜14.5℃ pH:不明
 釣果:9匹(ナマズ7匹、雷魚2匹)

 朝から風がなく穏やかで少し動くと汗ばむくらいの陽気となった。こんな日はのんびりと釣りができそうだと考え午前9時半から釣行した。到着したポイントは水が澄み、魚がいないのが丸見え。先ずはシャローをスキッターポップで広範囲に探りを入れる。活性が高いシーバスがいれば一発で食ってくると思われるのだが無反応。シャロー系ミノーにバトンタッチしてバンバン投げまくるがコツリともアタリはなく1時間程度で退散。

 2ヶ所目は本日最も期待していたポイント。水温を測ると先程の場所より2℃も高い。ヨレヨレをトロトロと引いていると直ぐにバイト。グイグイと頭を振った感覚が手元に伝わってきたがフッキングミス。ルアーに反応する魚がいることが判ったので集中してリトリーブを繰り返すと程なく再びヒット。久しぶりに味わう激しいファイトとジジィ〜と鳴るドラグの音にドキドキしながら慎重に魚を引き寄せると65cmもあるナマズだった。

 手早くリリースしてキャストを始めると再びヒット。今度はサイズダウンして60cmのナマズ。ヨレヨレはシーバス用に購入したルアーだったが、どうやらナマズに効くようだ。調子に乗って使っていると根掛かりでロストしそうなので、すかさずルアーチェンジ。久しぶりに登場したのがバイブレーションXウルトラ。私が所有するバイブの中では「最も期待度が低いルアー」であるが、遠投性能は捨て難く試しに投入した。案の定、ストレートリトリーブには全く魚が反応なし。続いて、ロスト覚悟のリフト&フォールを試す。

 この作戦も不発に終わったので、そろそろ交換しようかと思ったところでモアモア〜っと奇妙な感覚が伝わってきた。軽く竿をしゃくってみると竿先がぐいっと引き込まれた。「なんだなんだ?」と首を傾げながらハンドルを素早く回すと、スレ掛かりでナマズ(63cm)が釣れてきた。

 釣れないより、釣れた方が嬉しいのだが、スレ掛かりは気分的に良くないので速攻でルアーチェンジ。昨年活躍したチューンドK-TENリップレスに交換すると、僅か数投目で65cmのナマズをキャッチした。これをきっかけに75cmの雷魚、そして驚くほど腹が太った超ランカー70cmと62cmのナマズを立て続けに釣り上げ爆釣モードに突入。こんなに魚がいるのに、釣れなかったバイブレーションXウルトラって・・・!?。

 チューンドK-TENリップレスに反応がなくなったので、ショアラインシャイナーR50SSRを試す。すると最後の一絞りって感じで65cmの雷魚がヒット。ガッチリとフックを咥えた魚を強引に引き寄せ、できるだけダメージを与えないように素早くフックを外してリリース。追加を期待してキャストを重ねたが後は続かなかった。

 午後になると南風が強くなりキャストが厳しくなった。アレコレと飛距離が稼げるルアーを試すが魚の反応はない。少しずつ移動しながら探りを入れ、やっとの思いでフィードを使い65cmのナマズをキャッチし午後2時に納竿。今回は久しぶりに大物の数釣りができてとても楽しかったのだが、先日転んだ際にウェーダーに穴が空いたようで、そこから浸水しパンツまでじっとり濡れてしまった。早くウェーダーを修理しないと、これでは釣りにならないな。


 天気:曇後雷雨 水温:11.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 午後6時半過ぎから釣行。潮が引き、濡れたコンクリートの堰堤をポイントに向って歩く。「前回ここに来た時、ひっくりかえったなぁ」などと思い出しながら注意深く足を進めているとズルッと足が滑り、スケートリンクで転んだように見事に大転倒した。カメがひっくり返ったような状態のまま暫し呆然。背中が泥だらけになったが、派手に転んだ割には怪我はなく、ホッとしながら釣りを始めた。

 発達した低気圧が日本を横断中で、南南西の強風が吹き荒れている。入った釣り場はモロに風を受けるところだったので、まともにルアーを飛ばすことができない。立ち位置をアレコレと変えながらキャストを繰り返し、魚が潜んでいそうなポイントにルアーを通すが無反応。30分程、集中してブンブンとルアーを投げまくったがコツリとも当らず、スゴスゴとポイントを後にした。

 2ヶ所目のポイントに到着直後、突然の豪雨に見舞われた。時折、雷が鳴り響き、叩き付けるような大粒の雨。まともに竿を振れず僅か10分で退散するハメになった。風を背に受けて釣れる場所に移動し、キャストを開始する。後ろから吹き荒れる強風にルアーを乗せると、普段は届かない遥か沖まで大遠投が可能。軽いルアーでもこれならイケルとウエストボックスからルアーを取り出そうとした時、手を掛けたボックスの蓋がパックリと割れた。

 愛用していた通称「エサ箱」のメイホウ製ウエストボックスが、大転倒した際に体の下敷きになり壊れたようだった。雨の中で竿を振るという、ただでさえ凹むような状況でボックスが壊れて一気にテンション低下。これ以上、悪いことが続かないように祈りつつキャストを繰り返すが、ここでも魚の反応はなし。粘っても無駄だと判断し、午後8時に納竿とした。


 天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 今日は建国記念日。週の真中に休日があるのはホント嬉しい。とは言うものの、自宅のPCに向かい持ち帰った仕事をコツコツと片づける。相変わらずO前崎方面は熱くなっているようで、朝だけで20〜30本のスズキが上がっている模様。サッパ(コノシロ)やイワシの大群が押し寄せたことが切っ掛けになっているようだが、新聞の釣り欄にも紹介されたため、釣り人の数も相当なものらしい。

 思えば、昨年末から1月の上旬は西部地区1級河川河口からサーフにかけた一帯でタチウオの大フィーバー、そして県中部地区の羽衣伝説がある某所ではヒラメの爆発が続くという、心がワクワクするような話ばかり聞いている。仕事を放り投げて釣りに行きたい気持ちを抑えるのは中々大変だ。

 早目の晩飯を済ませ一服した後、タックルを車に積み込み某河川へ向う。昨年のこの時期にはトップウォーターにスズキが良く反応し、楽しい釣りができたので、「あの感動を再び!」って感じでポッパーペンシルベイトを投げまくる。風がなく穏やかなので、魚が出そうなのだが反能なし。シャロー系ミノーを引いてみたがワンチャンスもなく撤収。

 2ヶ所目は前回バチ抜けが見られたポイント。ライトタックルで攻めていた先行者に様子を聞くと、魚の群れが入ってきているとのこと。水面を眺めると魚が起こす波紋が時折見られた。期待を込めた一投目、ラパラCDにいきなりのヒット。久しぶりの感覚だったので、つい体が反応してしまい大アワセ。小魚が吹っ飛んできて足元のコンクリート壁にペチャリとぶつかり、ポトンと水中に落ちていった。魚種は確認できなかったが、ルアーに反応する魚がいることが判明したのでキャストに熱がこもる。

 気がつけば1時間が経過。その後はワンチャンスもなくテンションはすっかり低下してしまい次のポイントへ移動。3ヶ所目は珍しく餌釣師の2人組みが入っていたので、少し離れて遠慮がちにキャストを開始。15分ほど竿を振ったが、全く魚っ気がないので午後9時半に納竿とした。


 天気:晴れ 水温:7.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 持ち帰った仕事をガシガシと片づけ、気がついたら既に夕刻。このままでは、ストレスが溜まって精神がいかれてしまいそうだったので、晩飯もそこそこに釣竿を車に乗せ込んでポイントへ向った。今宵は大潮。満月が晧晧と辺りを照らす。O前崎方面では、スズキの爆釣情報が飛び交い、近隣の河川でもポツポツと魚が上がっているようであり、期待を込めて竿を振る。

 1ヶ所目のポイントは干潮を向えると瀬が現われるドシャローなポイント。瀬の両サイドをペンシルベイトシャロー系ミノーを引っ張ったが無反応。ならば深い場に潜んでいるかもしれないと期待を込めて、ルアーを打ち込むがここでも無反応だった。ウェーダーを履いたまま車に乗り込み、次の場所に速攻で到着。1時間ほど集中して竿を振るがコツリともアタリはなく、お手上げ状態。このままでは納得できないと場所を移動し、3ヶ所目に勝負を掛けた。

 ポイントに到着し、水面をじっと眺める。何やら水面に沢山浮いているので覗き込むと、鮮やかな緑色のゴカイ類がウネウネと蠢いていた。その数は1平米当り3〜5匹ってところ。俗に言う、「バチ抜け」の状態だ。もしかしたらチャンスかなと思い、ここでもトップウォーターシャロー系ミノーを引きまくったが反応はない。これだけ餌がいるのだから、何処かで魚がライズしたり、捕食音が聞こえても良さそうなのだが全く沈黙している。結局、午後9時半まで竿を振ったが、全く魚に相手にされず撃沈となった。


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