バラマンディ・フィッシング]]T
恒例の成田ダッシュ

駅弁 9KB
帰国後、最初の日本食は新幹線内で食べる駅弁

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'13/9遠征



'13/9/24(火)
〜 ケアンズ 出発の朝


朝食 10KB 昨夜は荷物のパッキングが大部分終わり、午後9時には夢の中に。テリーのお宅にお世話になっている間は、釣りから帰ってきたらシャワーと食事を済ませると、どっと疲れが出てベットに潜り込むというパターンが続く。本当はのんびりとテレビを見たり御家族と話をしたい気もするが、疲労と睡魔には勝てないのである。明け方は気温が下がり、肌寒くてトイレに起きたり、薄暗い内から鳥達が大きな声で鳴き始めたりするので、熟睡している感じはない。前夜早い時間に寝ていることもあるが、今朝も早々と目が覚めてしまった。

鉄道 7KB 午前5時半にベットから抜け出る。帰国に備えて身の回りの物を片付けてから、アラクンに旅立つテリーと食事。シリアルになみなみとミルクを注ぎ、バナナの輪切りにしてこの中にドボン。トッピングにデイツを数個放り込む。そして、ハチミツをたっぷり降り注ぐ。デザートはライアン君宅の庭先で採れたパパイヤ。今朝の朝食ではお腹をさするぐらい腹いっぱい食べさせてもらった。飛行機内での昼食は、午後2時を過ぎた頃に出されるハズ。朝しっかり食べておかないと、空の上で腹ペコになりひもじい思いをするのだ。

 テリーを見送ってから、マリアさんの運転で近所のショッピングセンターに買い物へ。ここでは、御土産のチョコレートと豪州ワインを探す。オーストラリアは、安くて美味しいワインが沢山あるので迷ってしまうのが常だが、ほぼ毎日、ワインを飲んでいるマリアさんにアドバイスをもらって、値段が手頃でお勧めの銘柄を2本購入した。

 ケアンズ空港に向う途中、珍しく列車 サンランダー号が目の前を走り抜けた。何年もケアンズに来ているが、踏み切りで車を止められたのは初めてだった気がする。長い車両を連ねてゆっくり走る列車に、大陸のおおらかさが感じられ、カメラを向けた。今は、まだ魚を追い掛けて竿を振りたい一心だが、歳をとったら寝台列車で東海岸の景色を楽しみながら優雅に食事をするのも悪くないなと思ったりもする。

〜 ケアンズ空港でお買い物


嫁さん&マリア 9KB 午前9時50分に空港到着。マリアさんにこの数日間のお礼を伝えると共に再会を約束して別れ、国際線のフロアーに入る。すかさず、電光掲示板をチェックして飛行機の運行状況を確認。日本では台風シーズンに入っているため、ケアンズが晴天でも、日本で大荒れだと飛行機が飛ばない可能性がある。飛んだとしても成田以外の場所で降ろされても、その後が困ってしまうかもしれない。

ケアンズ空港内 10KB 幸い予定どおりの運行で、成田行きのジェットスター・カウンターは既に開いていた。団体客で混雑する前にチェックインをしたかったのだが、スーツケース内にショッピングセンターで買ったお土産を詰めなおしている時に先を越されて、ちょっとガッカリ。団体行動はどうしても遅い人に合わせるので、全体が遅くなりがち。しっかりコントロールされている集団ならよいが、単なる寄せ集めのツアー集団だと何度も同じことを大きな声で繰り返し伝えている添乗員さんに同情したくなってしまう。

 出国手続きが終わった後は、暫く免税店でウインドーショッピング。店頭に並ぶワインの値段の高さに驚きつつ、高級ブランド店や貴金属類販売店に足を向けそうになる嫁さんの動きをブロック。お土産用にチョコやオーストラリアの釣り雑誌を買い足したりして時間を潰す。毎度、空港内のショップで思うのだが、ミネラルウォーター(スプリングウォーター)と釣り雑誌がどうしてこんなに高いのか。ミネラルウォーターが1ボトル500円もするのは空港価格なのだろうが、釣り雑誌は市中価格と同じハズ。日本の釣り雑誌は、記事の内容が商品PRがメイン。釣り方がメインに書かれているオーストラリアの雑誌に比べ、安い価格設定になっているのかもしれない。

〜 チキンかポークか


ジェットスター窓の外 4KB 成田行きジェットスターJQ25(エアバス330型)の到着予定時刻は午後8時。帰路は空港で早めにスーツケースを受け取り、空港施設内を走って午後8時47分発の成田エキスプレスに飛び乗る計画を立ててあった。品川駅から午後10時07分発の新幹線ひかり号に乗車出来れば、ギリギリ日付が変わる頃に帰宅出来るハズ。恒例の"成田ダッシュ"がプランどおりいけば、無駄なホテル宿泊代を使わなくて済むという皮算用なのだ。

 成田空港着陸後、成田エキスプレスに乗るまで僅か50分弱しかない超タイトなスケジュール。旅行代理店だとこのプランは絶対提示しないだろう。幸い機内は空席がチラホラあり、座席は主翼よりも前。出口には近くて、手荷物をまとめて直ぐに飛行機から降りられるため混雑する前に入国手続きが可能。しかし、この位置からだとトイレはずっと後方。トイレの利用頻度が高い私にとって、行きたい時に直ぐ行けないのが難点だが、エコノミー症候群の未然防止として機内運動を兼ねて歩くことを考えて割り切るしかない。

空弁 8KB 午後1時30分、ジェットスターは定刻どおり離陸した。青い空と緑の大地、海に浮かぶ島を眺めながらグングン高度を上げてゆく。オーストラリアに来る時は早朝着なので景色を拝めないが、帰国時は昼過ぎの離陸のため天気が良ければ景色をバッチリ楽しむことが出来る。是非、窓際の席を確保することをお勧めしたい。

 午後2時15分、遅めの朝食が提供された。私が選んだのは照り焼きチキン、嫁さんが選んだのはポーク角煮。そして毎回楽しみにしている美味しいアップルジュースを頂く。チキンの方は御飯だったのに対し、ポークの方は御飯の変わりにヤキソバの様な麺との組み合わせ。「何でヤキソバなの?コメをわせてぇ〜」って感じで、今回の昼食は私的にはチキンの勝ち。

 食事が終われば、雑誌を読むか寝るしかない。空腹が満たされて少し寝たのだが、腰や足が痛くなってきた。エアバス330型のシートは私に合っていないようで長時間座っていると、どうしようもなく足がだるくなってしまう。行きと同様、足元に置くエアークッションを使っていたが、期待したほどの効果はない。結局、1時間おきぐらいに屈伸をしたりトイレに行ったりして対処した。

〜 恒例の成田ダッシュ


品川駅新幹線 6KB 日本時間の午後7時52分に着陸。予定よりも8分早く到着した。外気温は22℃で、天気は晴れ。帰路の天候にも恵まれた。頭上の収納棚から素早く手荷物を取り出し、通路に立っていち早く飛行機から出る。連絡通路にある"動く歩道"を小走りに走り、シャトルに飛び乗ってターミナルの建物へ移動。いつまで経っても出てこないスーツケースをイライラしながら待ちに待っていると、暫くしてやっと出て来た。ベルトコンベアーからスーツケースを掴み取り、嫁さんと税関審査を受けるためロビー内を一気に走る。

膝の怪我 4KB 少し遅れ、息を切らして走ってきた嫁さんと税関職員にパスポートを示して無事に通過。続いて中央にあるエレベータまで走って、地下1階のキップ売り場まで急行。ゼイゼイ息をしながら、切符を買ってホームにたどり着いたのが午後8時36分。ジェットスターが若干早く到着してくれた事もあって、午後8時47分発の成田エキスプレスに間に合った。"成田ダッシュ"は大成功。

 今回は、品川駅で残り僅かとなっていた駅弁を買うことが出来てラッキーだった。晩御飯が食べられず、腹ペコなままで静岡まで帰るのは忍びないのだ。美味しい弁当をパクパクと頂いて、一息ついていると嫁さんが膝が痛いと言い出した。実は成田ダッシュをした際、彼女は税関審査の直前で派手に転んでいたらしい。私はそんなハプニングがあった事を全く知らず、話を聞いてビックリ。ズボンの裾を捲り上げて膝を見ると、見事にアザが出来ていた。ホント、最後の最後まで嫁さんには気が抜けないのである。

 午後23時17分に浜松駅到着。上りのJR在来線は午後23時51分発なので、誰もいない新幹線待合室で暫くの間、ぼんやりして時間を潰す。頃合を見て在来線のホームに移動。少ししてホームに入ってきた乗客がまばらでガラガラのJR在来線に乗り、改札窓口が閉まって無人駅となった豊田町駅に午前0時に到着した。ここから我が家までは数分の距離。釣果はさておき、ほぼ予定どおりで今回の遠征が終了した。

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