バラマンディ・フィッシング]]V
ついにガイド業引退

テリー夫婦と記念撮影 10KB
テリー夫婦と記念撮影

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'16/8遠征



'16/8/13(土)
〜 遠征最終日の朝 〜


ケアンズの朝食 9KB 昨夜は、午後10時半にベットイン。しかし、就寝夕御飯に食べた魚フライが油っぽ過ぎて、ずっと胃もたれしていた感じ。朝は鳥達のさえずりと共に6時半ピタリに目が覚めた。帰国準備のため、スーツケースに荷物を詰め込んだ後、朝食にする。普段はシリアルがメインなのだが、豪州遠征最後の朝食は、私のお気に入りのスタイルであるトーストと目玉焼き、カリカリに焼いたベーコン。これに煮豆や焼いたナス、トマトを添えて食べた。

テリー宅 7KB 食事中の話題で盛り上がったのは、嫁さんが別行動で滞在していたシドニーで買い物をした時の様子。店員さん達から度々、中国語で話し掛けられ気分が悪かったようだ。後から気付いたのが、彼女が着ていたのはピンク色のライトダウン。この服がどうやら中国人と間違えられる原因の1つだったようだ。ブランド店ではどこも大声の早口で会話をする中国人で混んでおり、興ざめしたとのこと。ケアンズからシドニーに飛ぶジェットスター国内便の出発時間が4時間も遅れた事よりも、彼女の話は熱が入っていた。

 食後は近所をのんびりと散歩して、鳥達が鳴き交わすケアンズの朝の雰囲気を楽しむ。周囲はどの家も敷地が広くて、1階建てばかり。家の前には芝生があり綺麗に手が入っている。とても優雅な生活をしているようにも思うのだが、維持管理は大変だろう。芝刈りは旦那さんの仕事らしく、荒らしたり枯らしたりすると評判が悪いので管理に気を使うようだ。

〜 ついにガイド業引退 〜


出発 8KB 前日、ケアンズ空港でストライキがあったので空港内のトラブルが心配されたため、いつもより少し早めにテリーのお宅を発つことにした。ついに今年の12月にガイド業を引退する事を決めたテリー。いつかこの日が来るのは判っていたが、あらためて彼から話をされると熱い物が込み上げて来る。1998年4月の初釣行から数えること23回。豪州遠征では、ずっとお世話になりっぱなしだった・・・。今後はガイドとしてではなく、釣友として私の豪州遠征をバックアップしてくれるとの事で感謝感激。

ケアンズ国際空港ロビー 8KB ケアンズ国際空港までテリーに送ってもらい、再会を約束して別れる。ジェットスターのフライト状況を確認すると特に遅延なし。ストライキの影響もなく各航空会社のカウンターも機能しているため一安心。預け荷物は2人で39kgとなり、制限の掛かる40kg以内にバッチリと収められた。混雑する前に早めにチェックインを済ませ、出国手続きをすると・・・入国時と同様にまたしても嫁さんが旧姓の件で引っ掛かった。入国した際に確認処理したから大丈夫なハズなのに、データが反映されていない様子。

 嫁さんのブランドバッグの免税手続きも済ませて、空港ラウンジで1時間半程待つ。この間、サイフの中の小銭を使うため、飛行機の中で飲むミネラルウォーターとお土産の補充でミックスナッツ類を追加。どれも空港ラウンジの売店で購入すると、市内のスーパーで買うより割高なのだが、ビックリするのはミネラルウォーターの価格。普通の水なのに、6.39A$もする。

〜 機内の楽しみは食事だけ 〜


トシ&アサコ 7KB 午前11時40分、チェックインゲートを通りジェットスターに搭乗。機体はボーイング787-8型機。今回はトイレが直ぐ横にある最後尾の席を確保した。人の往来が頻繁にあるので気にはなるが、トイレを使いたい時にタイミングを図りやすいのでお気に入り。頭上の物入れスペースは機内装備品で埋まっていたため、素早く隣のスペースを確保する。この辺の動きは渡航経験が多い人の勝ち。のんびりしていると自分の荷物を置く場所がなくなり、座席から離れた場所に置くはめになる。

機内食 9KB 出発時の天気は良好。眼下にグレートバリアリーフを見ながら無事に離陸した。飛行機が水平飛行になるとドリンクサービスが始まる。てっきり無料だと思ってコーヒーと紅茶を頼んだら、これが有料。1杯4A$で、合計8A$取られてガックリした。過去にはウェルカムドリンクとしてコーヒー、紅茶、ジュースだけでなく、果物までサービスされた事を記憶している私達にとっては、とっても嘆かわしいことだ。

 いつの間にか寝てしまったようで、嫁さんに起こされた。携行品・免税品カードを書きたいとのことで、書き方が間違っていないかチェックして欲しいとのこと。いつもは免税品の申請なんて用がなかったのだが、今回は高級ブランドバッグを購入したため申告が必要らしい。申告カードは、難しい内容を問うている訳ではないのでサラリと書き進めてもらう。

チーズハスサンド 8KB 午後1時15分、遅めの昼食となった。空港ラウウジでカロリーメイトなどを軽く食べておかないと空腹で我慢できなくなるくらいのタイミング。今回は、私がチキンと野菜の煮物、嫁さんがビーフとマッシュポテトを選んだ。私の食事は和風だったのでライス付き。久しぶりにお米が食べられて嬉しかった。嫁さんのビーフも味は良かったらしく、パクパクっと食べきって、2人とも食後は爆睡。

 グアム上空で気流が悪く、シートベルトサインが点灯。機体がガタガタと揺れたが恐怖を感じるほどでもなく、肩の力を抜いてやり過ごす。日本時間の午後5時頃、軽食のサービスがあった。メニューはチーズ&ハムのトーストとティムタム。チーズが大っ嫌いな私は、チーズを丁寧に剥ぎ取り、パンに染み込んだチーズの臭いを我慢しながら食べる。機内の楽しみは食事だけなのだが、苦手な物が出てくると残念度が高い。

〜 無事に帰国したが 〜


携帯電話ショップ 9KB 到着予定の45分前に機長のアナウンスが入る。現地の天気は良好で、気温は28℃。ケアンズの日中が25℃だったので、日本が真夏だった事を思い出した。予定通りの午後6時30分に到着したのだが、ターミナルへの接続に時間が掛り、機外に出るまでに25分も掛かってしまった。入国審査は何ら問題なく通過。しかし、預けたスーツケースがいつまで経っても出て来ない。受け取る人がいないスーツケースをターンテーブル上でいったい何回見たのだろう。ターンテーブルに流れる荷物をずっと目で追いかけていたら、どっと疲れてしまった。

 やっと出て来たスーツケースを受け取り、税関のチェックを受ける。パスポートを提示するだけでスルーパスだったが、予定していた午後7時15分発の成田エキスプレスには到底間に合わない時間となった。帰路はシャトルバスを利用してターミナル間を移動。午後7時半、キップを買うために早足で空港内を移動し列に並ぶ。外国人の後ろに付くと時間が掛かるので要注意なのだ。午後7時50分発の成田エキスプレス50号のキップを購入。11号車の12番AとB席を確保したが、いつも乗る車両よりも遥かに後方だった。列車到着まで若干の時間があったため、嫁さんが借りていた携帯電話を返却にショップへ出向き返却手続きも完了。予定通りに列車が到着し、ウトウトとしている間に品川駅に到着。

駅弁 9KB 構内の売店で駅弁を買って、殺風景な持ち合い室で2人並んで食べる。彩り豊かなおかずが沢山入った駅弁を頬張りながら、それぞれ帰国した旨を実家や友人へ一斉にメールをする。そこで嫁さんの実家からの返信内容にビックリした。母上が自転車で転んで大腿骨骨折で入院している事が判明。豪州遠征から帰国してぼぉ〜としている頭がシャキンとなった。大怪我をしたのは、私達がケアンズに到着して2日目だったらしい。国際電話を掛けて心配させるよりは、帰国後に知らせようと考えてくれたのは親心なのだろう。

 午後9時37分、品川駅発のひかり537号で浜松駅まで乗り、JRで折り返して豊田町駅へ。我が家には午後11時15分に到着した。8月6日〜13日、真冬のケアンズ近郊釣行となったが、釣果は連日の雨と低温で惨憺たるもの。釣行6日間で豪州魚を113匹、うちバラマンディは僅かに10匹キャッチ。最大魚は嫁が釣ったクイーンフィッシュ 95cmとなった。

 帰路は順調だったが、まさか実家でアクシデントが起きているとは・・・。過去には、竜巻が襲来し隣近所に被害が出て驚いた事を思い出す。今回、私達は無事に帰国したが、まさか家族が入院しているとは。早速、見舞いに行かなくては。


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