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真夏のクリスマス遠征
成田空港クリスマス 11KB
成田空港第2ターミナルのクリスマス飾り

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'19/12遠征


'19/12/24(火)
〜 出発はクリスマスイブ 〜


豊田町駅 10KB 今回で25回目となるオーストラリア遠征を企画。いつもなら、半年ぐらい前から、遅くても3ヶ月前には動き出しているのだが、12月になってから思い立ち、一気に事を進めた。豪州遠征には、往復航空券、滞在先、フィッシングガイドの3要件を揃える必要がある。先ずは無理っぽかったジェットスターのエアチケットの確保。駄目モトでジェットスターのWebサイトにアクセスしたところ幸運にも確保できた。これで一気に波に乗った感じになった。フィッシングガイドを引退したテリーが、ホームステイをさせてくれるとのメールが届いた。しかも、プライベートな釣りを一緒に楽しもうという話にもなり、スロットルマシンの回転ドラムの絵柄が立て続けにピッタリと揃った感じ。そのタイミングの良さは、とても驚くべき展開だった。

掛川駅新幹線 11KB はれてクリスマスイブの出発が決まったのだが、残念な事が1つおきた。ここ数年、必ず遠征に同行していた嫁さんの日程調整が出来ず、単独での渡豪になった事だ。毎度、遠征中は何かとトラブルを起こす彼女だが、判断に迷った時の相談役としては不可欠な存在。長旅の間も話し合える人が直ぐそばにいるという安心感は変えがたいのだが、この際は仕方がない。全く知らない場所へ行くわけでもないため、自分の不注意から致命的なトラブルを起こさないよう注意するしかない。

 因みにジェットスターのエアチケットは、日本からの出発が1日ずれると10万円アップ。帰国時も12月29日は安いが、30日以降になると10万円アップする。うっかりすると往復で20万円以上も料金が変わってしまう。この金額は通常時の2回分の遠征旅費にあたる金額に近い。仕事が調整でき年末の旅行としては比較的安い金額で渡豪出来るのはラッキーだった。遠征の日程調整とエアーチケットの入手はとても大切なのである。

遠征荷物 6KB 空き時間を使ってコツコツと荷造りを進め、遠征準備は2日前には整った。過去の経験を踏まえ、これさえ持参すれば間違いなしという持ち物リストを作ってあるので、これをチェックしながら準備をするだけなので楽チンなのだ。遠征で使用するルアーは100個とし、メイホーの頑丈で熱変形しないアタッシュケース型フィーダーボックス1800の1つに納めるハズだったが、いざ使いそうなルアーをチョイスすると軽く100個を超え、トップウォーターやジャークミノー、バイブレーションやキャスティングジグなどを合わせて157個になった。当然のことながら、フィーダーボックス1800には入りきらず、別にボックスを大小1個ずつ追加した。

見えない富士山 7KB 今回はこれに加え、時節柄、クリスマスカードとささやかなプレゼントを準備した。クリスマスカードは嫁さんの手作り。プレゼントは、お菓子や国産ワインなど、テリー家族やフィッシングガイドのウィルの子供達への物とした。持ち物の中で用意できず心残りだったのは、携帯用電池式蚊取器の交換カートリッジ。季節ハズレの商品なので、何処の薬局店頭にも置いておらず入手出来なかった。

〜 異常高温・乾燥続きの豪州へ 〜


成田エキスプレス切符 8KB 事前のメディア情報だと、今年のオーストラリアは高温続き。連日40℃を超え、50℃に達している地点もあるらしい。乾燥の大地とも呼ばれるオーストラリアでは、自然発火で山火事が度々起きるが、シドニーの山火事はかつてない程の大規模火災となった。コアラなどの野生動物に被害があっただけでなく、火事の煙が街に押し寄せ視界がゼロになるなど、日本では想像し難い事が起きている様子。幸い、遠征する地域は熱帯性の湿潤気候なので、乾燥の具合はそれほどでもないのだろうが、小さな河川では流量が減り干上がったりしているのだろう。釣りは竿を振ってみないと分からないが、様子を見聞きする限りとても難しそうだ。

品川駅ホーム 8KB JR東海道線で人身事故があり列車運行に影響が出る恐れがあったため、予定よりも早い電車に飛び乗って掛川駅へ。11:04発のこだま642号の2号車 最後部席に陣取り、品川駅まで景色を眺めながらリラックスする。新幹線車内は予想に反してガラガラで空席だらけ。年末の新幹線がこんなに空いているとは知らなかった。楽しみにしていた富士山の雄姿は、雲に覆われて見られずガッカリ。品川駅から成田エキスプレスに乗るのだが、予定よりも早く到着したので指定席予約チケットを変更する事にした。

シャトルバス 9KB 指定席の変更は、簡単に出来るかと思いきや、さにあらず。構内係員に紹介された緑の窓口は、曲がりくねった列に並んでやっと自分の番に来たところで、「ココでは対応していない」とそっけなく言われ、別の場所へ行くよう案内された。案内された場所は、以前確かに窓口があった所。しかし今は、人員削減のためか、全て自動券売機に置き換わっていた。他に窓口がないかとスーツケースを引き摺りながら広い駅構内を右往左往したが見つからない。結局、自動券売機前に戻り、券売機の係員呼び出しボタンを押して係員を呼び出す。少しして係員が登場。券売機をピピピッと操作して新しい切符を再発行してくれた。まさか、指定席の変更が券売機で出来るとは。

チケットカウンター前 9KB 予定を1時間半ほど繰上げ成田エキスプレス5号車に乗ったが、近くに中国人らしき若い女の子4人グループが座っていた。全員が大きな声で、しかも早口でまくし立てるように会話をするので少々イラつきながら様子を見ていたら、何となく騒いでいる理由が分かってきた。どうやら彼女達は、指定席切符を買わずに乗車してしまった様子。車内には各国言語の案内が表示されているのだが、気がつかなかったのだろう。東京駅に着くと、本来そこに座るべき人達が来てしまい、彼女達はギャーギャー大騒ぎをしながらデッキへと出て行った。切符をチェックする車掌さんは、彼女達への対応できっと苦労するに違いない。

 成田空港第2駅に14:26到着。クリスマスっぽく飾られた空港ビル内を歩きながら両替所を隈なくチェックし、換金レートが最も良いお店をチェック。今回はGPA外貨両替専門店で1A$が84.16円だった。前回は91.21円だったので1A$当り7円もお得。まとまったお金を換金するため、換金レートが僅か数円の違いでも結構な金額になる。30万円換金すると275A$も違うのか・・・。

〜 長旅を快適に過ごすため〜


うどん&お稲荷さん 10KB 無料シャトルバスで第3ターミナルへ移動。所要時間は5分程度。以前は、シャトルバス利用よりも歩いた方が遥かに所要時間は短かった。きっと数多くのクレームが施設管理者に寄せられたに違いない。今では、利用者の事を考えて随分改善されているようだ。自宅を出て4時間半ほど経過した午後3時前には、チェックインカウンター前に到着した。しかし、今から並ぶのはさすがに早過ぎ。フードコートの空き席で1時間程をくつろいだ後、チェックインカウンター前に移動。最前列に並びチェックインを済ませた。

圧着タイツ 6KB 搭乗手続きを済ませた後は、フードコートで夕食にする。ケアンズまでの長旅を快適に過ごすため、出国時にはいつも消化が良く胃もたれがしないウドンを食べることにしている。これと品川駅ビル構内で買ったお稲荷さんと菓子パンを食べて空腹を満たし、出国手続きをしてゲートNo.154の待合場所でリラックスタイム。ここまで大きなトラブルはなく、ほぼ順調に来られたのでホッとする。7時間に及ぶ空での旅に備えるため、ズボンの下に着圧タイツ(メディキュット)を履いて脚のむくみとエコノミー症候群を予防。また、飛行機に乗っていて足元がスースーして寒い思いをしないよう、靴下は防寒と蒸れを防ぐために厚手のウールソックスとクロックスの組み合わせにした。

ジェットスターJQ26便 7KB ケアンズ直行便JQ26便のボーディングタイムは19:30。機体はボーイング787-8。確保した座席は中央トイレの真後ろで、モニターはないが足元が広く自由度が高い席。着席したら直ぐに首を固定するエアクッションと足の置き位置を少し高く出来るエアクッションを膨らませ、長時間のフライトに備えた。今回、持参してきた文庫本は「永遠の0(ゼロ)」。映画は観たが原作を読んでなかったので、嫁さんから借りてきた。分厚い文庫本で読み応えがあり、暇な時間潰しには打って付けだったが、私が乗るケアンズ直行便は、ましさく小説で描かれている太平洋戦争激戦地の上を飛ぶコース。空中戦で戦闘機が落ちるような話は、空の上で読んでいて何となく落ち着かなかった。

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