バラマンディ・フィッシング]]X
ノントラブルで無事帰国
品川駅到着 新幹線 5KB
やっぱり新幹線はいつ見てもカッコイイ

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'19/12遠征


'19/12/29(日)
〜 ケアンズの朝 〜


小魚への餌やり 11KB 昨日は、夕食後にウォーキングに行くマリアさんを送り出した。彼女は、いつも氷で冷やしたワインを1杯飲んでから友人と周囲を歩いているらしい。女性が夜歩けるくらいなので治安はいいハズ。しかし、それは地元のことを十分知っていて、時と場所を心得ているからだろう。午後9時半にベットインして気持良く寝ていたのだが、何やら外が騒がしくて夜中に目が覚めてしまった。どうやら近所で大音量で音楽を流してパーティーをやっている様子。単調だが激しいリズムがエンドレスで繰り返される曲・・・耳にこびりつき、寝られなくなってしまった。

テリーとハム 9KB 午前6時にベットから起き上がったが、未だ音楽が鳴り響いていた。居間に顔を出してテリーに昨夜のことを話すと、近所の若者がマリファナを吸って騒いでいたらしい。薬物等に依存する若者が近所にいたなんて知らなかった。オーストラリアでは、薬物に依存する若者が増えて問題になっているようだ。

 朝食前に荷造りを始める。冷蔵庫で冷やしておいたチョコレートは忘れずにスーツケース内に納め、かさばるスナック菓子は他の荷物で押し潰されないように配置する。渡豪時はスーツケース内に余裕あったのだが、帰国時にはパンパン。一部の荷物を背負いのデイバックに振り分けたりして押し込んだ。それでやっと、スーツケースのファスナーがギリギリ閉まるぐらいになった。最低限、パスポートと飛行機の予約表さえ持っていれば、日本には辿り着ける。飛行機の出発時間を再確認し、小物類などの忘れ物がないか全てチェックして荷造り作業完了。

テリー&マリア 10KB 明け方、雨が降ったため庭木の草花が洗われて、色鮮やかに輝いている。遠征最終日の朝は、いつもゆっくり過ごす事になっているので、家の周りを散策したり、池で飼っている小魚にエサをやったりしてリラックスする。テリーの御自慢は珍しい植物を集めたお庭造り。以前住んでいた庭先から移植したり、フィールドで採取した草花はしっかり定着。芝草も手入れが行き届いており、庭造りは一段落した様子だった。

ケビン・トシ・テリー 7KB 散歩から戻ると、耳障りな音楽は鳴り止んでいた。朝食は、トーストにハムと目玉焼きをのせて、鳥達のさえずりを聞きながら食べる。ハムは冷蔵庫から取り出した大きなブロックからテリーが器用に薄くスライスしてくれた物。日本のスーパーで買うハムは、丸く薄切りになった物がパッケージされているが、テリーのお宅のハムはなんとも豪快なのであった。

 食後まもなく、テリーの友人であり、私も過去に一緒に釣りをしたケビンがやってきた。どうやら私が今日帰国するのを聞いて顔を出してくれたようだ。彼はケアンズで有名なボートクラフト会社を営んでいる。遠征期間中の釣果を話すと、今の時期は何処でも魚釣りは厳しいと言う。以前、一緒に釣りをしたヒンチンブルック島は、今の時期は日陰が少なく日中の釣りは過酷過ぎ、潮の干満も大き過ぎて釣り難いとのことだった。真夏のケアンズは地元の釣りエキスパート達でも難儀するようだ。テリーは「真夏の12月には来るな」と繰り返し私に言うが、まとまった休みを取るとなると、どうしても時期が限られてしまうので致し方ない。


〜 日本に向けて出発 〜


スーツケース 7KB 午前9時半、ホームステイをさせていただいたテリー宅から出発。20分程のドライブでケアンズ国際空港に到着した。空港敷地内に入ると、お約束どおりテリーが国内線ターミナルか国際線ターミナルか分岐点で迷い、危うく国内線ターミナルの方へ行くところだった。時間に余裕があるので、間違えても大した事はないのだが、時間ギリギリだったらドキドキするだろう。単独遠征なので、自宅に戻るまで可能な限りトラブルは避けたいのである。

ケアンズ国際空港 7KB 車から荷物を降ろし、テリーに御挨拶。お互い歳を重ねたので今後どうなるか分からないが、またの再会を約束して分かれた。航空会社のカウンターが並ぶフロアーには、既に帰国者の列が出来ている。順調に出国手続きが済み、待合ロビーでウインドーショッピング。ひととおり免税店や土産屋を見て回った後に早めのランチにした。

 今回、機内食を予約してなかったため、何か食べておかないと体が持たないのだが食べたい物がない。結局、ミネラルウォーター2.95A$、ツナサラダサンドウィッチに10A$も支払ってテーブル席で食べる。コンビニで買えるようなサンドウィッチ1個に日本円に換算して850円も払らなければならない事に驚いたが、売店での支払いはカードが使えず現金のみ。もしかして、豪州ドルがなければ日本円を一旦換金してから支払うのか・・・手元に現金を残しておいて良かった。

 ジェットスターJQ25便(ボーイング787-8)の出発は12:15。成田への到着予定時刻は現地時間18:45だったハズだが、モニターの表示では18:22到着となっている。早く到着すれば、ターミナル間の移動とJRキップ購入のための時間に余裕が出来るので有り難い。確保した席は通路側で、トイレにも近くて安心。およそ7時間のフライトなので、本を読んで寝てしまえば昨夜寝られなかった分も解消できるだろう。

〜 頼んでいないハズの食事が 〜


空港内ロビーでの軽食 9KB 定刻どおりジェットスターは出発。午後1時に昼食の配膳が始まった。最初に予約をした人に配られ、後からその場での購入希望者へ販売される。一昔前はステュワーデスさんが、にこやかに「フィッシュ・オア・ミート?」「ビーフ・オア・チキン?」などと聞いてくれたが、今では事前予約のため、フライトアテンダントが食事リスト一覧表を見ながらテキパキとランチボックスを置いてくだけ。とても味気ない。

 どんな食事が出されているのか、周囲をチラチラ見ていたら私の所にも配膳された。旅行経費削減のため、確か食事の予約はしていないハズ。手元にある航空券の半券を確認したが、食事についての記号表記はない。ともあれ、食事リスト一覧表に名前が記載されているようなので、有り難く頂くことにした。

ジェットスター機内食 9KB 食事は、枝豆入りの御飯(長粒種)に、辛くないカレーが添えてある味ボケしている食事。これに紅茶も付けてもらう。もちろん、これも無料だった。後から知ったのだが、バターチキン&ライスというメニューらしい。それにしても、食事が出されることが分かっていれば、お高いサンドウィッチは買わなくて済んだのに〜。

 サンドウィッチを食べてさほど時間が経ってない頃にバターチキン&ライスを食べたので満腹状態。後は寝るだけなのである。アイマスクと耳栓をして、首をエアーマクラで固定、足元にはエアークッションを置いて足の位置を高くして、万全の体制をとって目を閉じた。次に目が覚めたのは日本時間で午後5時。周囲が少し騒がしいのでアイマスクを外してキョロキョロと周囲を見ると、軽食が配られ始めていた。さすがに軽食は間違えて出さないだろうと思っていたら、パッケージに名前まで書かれたバナナケーキが配膳された。

軽食のバナナケーキ 7KB 美味しいバナナケーキをパクつきながら、アレコレと考える。航空会社が間違えたのではなく、きっと私がチケット予約の際に間違えて食事を注文してしまったか、注文したことを完全に忘れてしまったかのどちらかだろう。最悪なのは、頼んだハズなのに食事が出なかった場合。今回は、そうならなかった事に感謝しながらアツアツの紅茶をいただいた。

 フライトアテンダントのアナウンスによると成田空港の外気温は僅か8℃、到着は午後6時半頃らしい。シートベルトサインが出される前にトイレを済ませ、身支度を整えておく。午後6時33分に着陸。機長から挨拶があったが、その声を聞くと女性だったようだ。フライト中は全く揺れず、着陸はとてもソフトタッチで上手だった。ヘタな操縦士になると機体がバウンドするのが分かったりする。次回乗る時も同じ機長の操縦でお願いしたいくらいだった。

〜 ノントラブルで無事帰国 〜


JRキップ売場 10KB シートベルトサインが消えたら即座に通路に立って出口に向って突き進む。旅客機から降りてトイレによった後、小走りで荷物受け渡しのレーンに行く。ここで直ぐにスーツケースが出てくればラッキー。1個目のコンテナ分で出てこないと、ちょっと待たされてしまう。今回は、運良く直ぐに出てきたので万々歳。顔認証システムで入国し、税関もパスポートを広げて見せるだけのスルーパス。エスカレーターを使ってバス乗り場へ移動。目の前に止まっていたバスに乗ったら、タイミング良く直ぐに出発した。

成田エキスプレス 6KB そして、これまた運よくJRのキップ売り場は空いていた。外人さんがキップを買うために何人も列に並んでいたりすると、気絶するくらいに時間が掛かってしまう。今回は我が家への帰宅に向けて良い波に乗っているようで、物事がスルスルと進む。

 丁度、世の中は年末を向え帰省ラッシュの真っ只中に違いない。新幹線の乗車は東京駅からにするか、品川駅からにするか迷ったが、窓口の女性スタッフが座席の予約状況を調べてくれて品川駅に決定。残り少ない指定席キップも確保できた。指定席なら確実に座れるので、混雑した新幹線の通路でずっと立ちっぱなしの辛い思いをしなくて済む。品川駅は駅の構造上、成田エキスプレスと新幹線との乗り継ぎがとても楽なのである。新幹線はこだま号ではなく、ひかり号に乗る方が早く帰宅できるので、下車駅は浜松駅になった。

夕食はコンビニのオニギリ 9KB キップを購入した後、対面にあるコンビニ店に入る。いつもは品川駅で駅弁を購入するのだが、運が悪いとお弁当が売り切れだったり、お店が閉まっていたりする。年末の帰省ラッシュの最中で、帰国したにも係らず御飯が食べられずヒモジイ思いをするのは嫌なのだ。今回はコンビニでオニギリを買って成田エキスプレスの車内で食べることにした。混雑する新幹線の中で食事をするより、成田エキスプレスの方がゆったりと食事が出来るだろうと考えた。

 成田エキスプレスに乗車したら直ぐに出入口付近にある荷物置き場にスーツケースを固定する。予想に反して、中はガラガラに空いており拍子抜け。予定時刻に品川駅へ到着し、エレベータを使って改札階へ。そして改札を抜けて、新幹線ホームへとスーツケースを転がしながら移動。さすがに年末だけあって品川駅は混雑していたが、何度も使ったことがあるので迷わず新幹線のホームへ辿り着いた。

 冷たい風が吹き抜けるホームで新幹線のぞみ号を2本見送って、午後9時37分発のひかり号に乗る。指定席が確保でき座れたのは良かったが、通路を挟んで座っていたおばちゃん達4人組みにはまいった。延々と大きな声で物を食べながら騒ぎ、ちょっとウンザリしてしまった。浜松駅には午後10時48分の到着。さほど待ち時間もなくJR東海の在来線に乗り換えて豊田町駅に到着した。午後11時を回っているため、既に豊田町駅の改札口には駅員さんは不在で無人駅化している。帰路は全て予定どおりでノントラブル。午後11時15分、無事に帰宅し、嫁さんがオーダーしたオーガニック・ホホバオイルをうやうやしく献上してミッション・コンプリート。これで25回目の豪州遠征が無事に終了した。

前のページへ
バラマンディ攻略ルアー・インプレッション
オーストラリア遠征目次へ


トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。