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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2007年12月


 天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 久しぶりに朝までまとまった雨が降った。日中は暖かだったので午後6から今年最後の釣りへ出掛けた。釣り場に到着すると誰もいない。セイゴがいればパチャパチャやるので、キャストをしながら水面をチェックする。X-Rap CDからスタートし、シャッドラップX-80 BEATテリージャークなどボックスから次々と送り出したが、魚からの反応はない。強い濁りが入った影響からなのかキッチリ1時間竿を振ったが、1チャンスもなかったので次の場所へ移動。気になっている場所を見て回るが、魚っ気がないので再び元の場所へ戻り様子を伺う。

 30分程キャストを重ねたが釣れる気がしないので場所を移動。県外ナンバーの車に乗った先行者がいたが地元民は不在。さすがに強い西風がもろに当たるこの場所で竿を振る地元民はいないのだろう。残っているセイゴ・フッコ狙いでワンダーブルースコードをフルキャストして探りを入れる。たまにボラが跳ねるので、濁りが入っていても魚はいるらしい。スライドスイムミノーを試すがこちらも不発。懲りずに最初の場所へ舞い戻ったが、魚っ気がないので30分で切り上げた。今年を締めくくる魚は釣れず、尻つぼみ状態。今年のスズキの動きから、来年はシーズンインが早いと予想している。新年を飾る魚はどんなヤツになるか楽しみだ。


 天気:晴れ 水温:7℃ pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 日没からの釣行。ビーフリーズLBを投げること数投、ルアーをピックアップした時に「パシュッ」とセイゴがバイト。魚はいるようなのでルアーをアレコレ交換しなから反応を伺った。前回釣行時の功労者X-80 BEATを試すと、何故かルアーの手前で何度もセイゴがライズする。不思議に思ってラインをチェックすると、リーダーとメインラインの結び目がほつれて1cmほどのピョン吉が出ている。どうやら魚はこれに反応しているようで、ルアーには見向きもしない様子。いったいセイゴ達は何を食べているのだろうか・・・? 有害物質がふんだんに使われているゴムルアーを使えば、苦労しなくても釣れるに違いない。しかし、環境や生態系に影響を及ぼす物を使ってまで、魚を釣る必要があるのか・・・。

 1時間ほどアレコレ考えながらキャスト&トウィッチを繰り返しているとテリージャークにセイゴがヒット。フッキングが決まったかと思いきや、引き上げる時にポロッと落としてしまった。寒空の中、貴重な1匹をロストしたのでジックリとフックを見るがフックに問題はなさそう。因みにこのルアーは私が豪州遠征でいつもお世話になっているバラマンディ・ガイドの名前を拝借した物。足場の高い場所で、壁にピッタリと寄り添っているような魚をトウィッチで誘うにはとても役立つシンキングルアーだ。

 セイゴは小さいルアーなら反応するようなのでビートルナッツを取り出す。リトリーブをしていると数回バイトがあったがフッキングには至らない。キョロキョロ周囲を見ながらキャストを繰り返していると、セイゴのライズが頻繁に起こるようになってきた。試しにレッドペッパーベイビーを投入すると3連発バイト。魚たちは表層を意識しているようだがフッキングへ持ち込めないので、アスリートF5に交換。表層を漂よわせて食わそうと思ったが、キャストした際にラインが第2ガイドに絡まりリーダー結束部からフッ飛んでいった(涙)。

 久しぶりのルアーロストに動揺しつつX-Rap8CDに交換。魚がいる場所は把握していたので、数回ルアーを通すと狙い通りバイト。フッキングが決まって25cmのセイゴをキャッチした。その後はパタリと魚の反応が途絶えたので、車に乗って場所を大きく移動。数ヶ月ぶりに訪れたその場所は、魚っ気もなければ人っ気もない。30分もしない内にギブアップして、元の場所に戻ったがワンチャンスも訪れず納竿となった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:2匹(スズキ)

 3夜連続の釣行。2日間の釣行で魚がいる場所は掴んでいたので、一点勝負で夕マヅメから竿を振る。冷たい風がバンバン顔に当たり、気がつけば鼻水が垂れている。先ずはアイスジグ(ジギングラップ)を探りを入れるが、ラインが風で煽られ思うようなアクションをつけられない。次に取り出したのがX-Rap8のカウントダウンモデル。風上に向かってフルキャストをし、少し沈めてから軽いトウィッチを入れる。狙っている明暗部の境目エリアを丹念に探っていると、「クン、クンッ」と竿先が引き込まれた。軽く巻きアワセを入れたが、期待した強い絞込みはなくクルクルとハンドルが回る。X-Rap8をパックリ咥えていたのは25cmのセイゴ君。サイズは小さかったが、「やっと答えが出た」って感じで嬉しさが込み上げる。

 2匹目を期待してキャストを重ねたが、反応がないため持参したルアーを次々と試す。散発的にセイゴらしきボイルが起きるので魚は確実にいる。強風に負けずに飛距離が稼げ、トウィッチの際に浮き上がり過ぎないシンキングルアーは何かないか・・・ボックスの中で使っていないルアーが残り少なくなってきた時に手にしたのは、自宅を出発する際にボックスへ放り込んできたX-80 BEAT。散々アレコレとルアーを投入したエリアにピュッと投げ込み、トウィッチをすると「コンッ」と力強いバイトがあった。僅か1投で体表に小さな黒班が残る40cmをキャッチ。写真を1枚撮って素早くリリーズした後、ルアーをマジマジと見る。このルアーって一体何者???? 初めて使ったルアーで、しかも1投目で釣れちゃうとは。

 ますます強まる強風に、心が何度も折れそうになりつつもキャストを重ねる。さらなるサイズアップを夢見て、スローリトリーブや連続トウィッチ、長めのポーズを入れたトウィッチを繰り替えす。しかし、魚の反応はなく、寒さで鼻水ズルズル、涙目になってギブアップとなった。


 天気:晴れ 水温:11.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 前日の反省を活かして、今宵は軽めのルアーもキャスト出来る8ftのシルバークリークSエンブレムX1500を追加持参。X-RAP8からスタートし、港湾におけるセイゴ必釣ハンターのCD5も試す。たまに小ボラが跳ねるが全体的に魚が薄い感じで次の手が思い付かない。ボックスの片隅に追いやられていたニョロニョロを久しぶりに手に取り、キャストをするとコツンとバイト。セイゴなのかウグイなのか不明だが、ルアーに反応する魚がいる様子。その後はワンダー80レンジバイブ50を投入したがアタリはなくこの場から撤退となった。

 2ヶ所目はライトの照明があたり、イイ感じの水ヨレが出来ている場所。たまにセイゴと思われる魚がライズするので本腰を入れてキャストを重ねる。1時間程、気合いを入れて1匹を手にしようと頑張ったのだが見事にカラ振り。車に乗り込み次の場所へ移動した。ここではステラ3000をセットしたソルティープラッガーSPS102SS-Tiにタックルチェンジ。干潮により沖合いに現われる中州を目指して、ブッ飛び系のルアーを使い広範囲に探りを入れる。タイドミノースリムSRエンゼルキッスザブラシステムミノー139Fシャローゾンク120蝦夷ミノーローリングベイトなど、次々に投入すれどもコツリともアタリはない。夜空に輝くオリオン座を眺めながらリトリーブを繰り返していると、軌跡が非常に長い流れ星が頭上を流れた。すかさず「オレに魚を釣らせてケロ〜」と心の中で呟いたが、私の願いは届かなかった様子。

 結局、3ヶ所目は30分程でギブアップ。車に乗り込み、次の場所へ急ぐ。この釣り場のために用意したアイスジグ(ジギングシャッドラップ)を最初から投入し、シャクリ始めたが数投目で根掛かってロスト。干潮タイムで潮位が低い状態の中、カキ殻がある場所では根掛かりの危険性があることは判っていたが、いざ引っ掛かるとヤッパリ辛いものがある。センターのトレブルフックの他に、両サイドにシングルフックが飛び出ている特異な姿は「咥えた魚は絶対に逃がさない」という製作者の想いが滲み出ているが、その反面、私のようなアイスジグ初心者が使う場所を誤ると「一発で根掛かり」の憂き目に遭うので要注意だ。その後、豪州ケアンズのガイドから貰った白毛のフェザーテールジグを投入しシャクリまくったが、魚を引き出すことが出来ずギブアップとなった。


 天気:晴れ 水温:11.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 晩飯を食べてからの釣行。風が弱く穏やかな日なので釣りをしやすいのだが、魚っ気はまるで感じられない。先日の釣行でバイトがあったX-80SWからスタート。少しずつ移動しながらキャスト&リトリーブを繰り返していると、ボラと思われる「ぶにゅ」というアタリが手元に伝わった。ボラがいれば本命も潜んでいる可能性があるので、魚の反応があった場所で腰を据えてローリングベイト「ぎじたまSEABASSダービー」2位のヒットルアーであるビーフリーズLB、ラパラの新商品スキッターウォークなど持参したルアーをアレコレ試す。

 1時間半程、集中して竿を振ったがワンチャンスもないので移動。昨年の秋から初冬に良かった場所へ足を向ける。ここは潮位が下がると目の前に中州が現われ、手前が水路状になるポイント。釣り場に立ち水面を眺めていると、小魚が時折ライズするので早々にキャストを開始した。タイドミノースリムSRエンゼルキッスタイダル蝦夷ミノーローリングベイトなど飛距離が稼げるルアーをチョイスして丹念に探ったが、コツリともアタリはないのでギブアップ。

 帰り道、ふと思い付いて立ち寄った場所が、中々イイ感じで水ヨレが出ている。照明があたる場所でセイゴらしきライズがあるので魚はいる様子。試しに30分程探りを入れたが、魚のサイズに対して持っているルアーが大きすぎるためかノーバイト。車に乗り込み、頭に思い浮かんだ同じような場所へ向ってハンドルを切った。30分程走って釣り場に到着。時計を見ればいつしか真夜中で、ド干潮を向えていた。先行者がいたので挨拶がてら様子を聞くが芳しくない様子。しかし、セイゴがパチャパチャやっているので「チャンスあり」と考え、急いでタックルを準備しキャストを開始した。強風でラインが煽られ、狙っているコースへルアーを通せないことに多少苛立ちつつキャストを繰り返す。30分程キャストを続けたが、この場でもルアーがマッチせずワンバイトもなくギブアップとなった。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 大会終了後の翌日からは後片付けに翻弄。月曜午前中に仕事休みを貰って借りていたテントを返しに行き、夜には大会結果をサイトに掲載。火曜日からは協賛を頂いた釣具店やメーカーに大会が無事に終了したお礼と結果をFAXで報告・・・。こんなことをバタバタとやっていたら週末を迎えた。午前中は大手家電量販店へ走り、自分へのクリスマスプレゼントとしてパソコンの購入を決定。店頭に陳列されていたPCの中で最も能力が高かったGateway GT5226jをチョイスした。心臓部にはCore2 Duo Processor E6705(2.66GHz)が組み込まれハードディスクは500GBを搭載。メモリーを最大限に増設して4GBに。そして店内で一番大きな液晶モニターを付けた。Win95から一気にWin Vistaへと昇華し、ついでにNTTのフレッツ光に契約し万全の体制を整えたのだ。

 実は今まで、Win95の初期バージョンが搭載されたIBM Aptiva785(当時の最先端ハイスペックモデル)を10年以上使い、皆さんに笑われながらもクソ遅いアナログ回線でトチトチとインターネット接続をして当サイトを管理していた。今回の新PC導入で、さぞやサクサクと機敏に動いて仕事が早いだろうと思いきや・・・Win95で使っていた各種ソフトはWin Vistaでの動作保証がされておらず、これからはセッティングのために苦闘の日々が続きそうだ。PCの能力は数百倍にアップしたのだが、やりたい事は10数年前とほとんど変わらず、「ぎじたま」の基本スタイルも変える気はない。開設当初からお付き合い頂いている読者の皆さんには、違和感なくアクセス出来るようにしたい思っているが果してどうなることやら。

 さて、今回の釣行は夕飯を食ってから北西の風が吹く中での出動。「ぎじたまSEABASSダービー」後の初釣行となる。頭の中はPCのシステム移行のことで一杯なので、釣りの方はガツガツせずベイトタックルでのお手軽なスタイルにした。釣り場に到着して素早く身支度を整え、今季のマイブームであるスーパーシャッドラップトリプルインパクトTP-0014等の大きなルアーをボヨヨヨォ〜ンと投げて活性の高い魚を探す。残念ながら水面にはベイトっ気がなく、全く釣れる気がしない。ここで、もしもの時にとバック内に忍ばせていたX-80SWを取り出す。周囲を隈なく探ったが反応がないので、テクトロを試すことにした。暫く歩いていると突然竿先が激しく引き込まれたが、残念ながらフッキングミス。すかさず反応があった場所を徹底的に攻め立てたが、2度目のチャンスは訪れずギブアップとなった。2007年を締めくくる魚は、いつ手にする事が出来るかな?


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