
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2009年7月
2009/7/26 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:5匹(キビレ、クロダイ、ナマズ、ボラ、フナ)
本日も魚を求めて車を走らせる。キビレ狙いでピーナッツⅡから投入。反応がないのでグリフォン、ワンダーと交換したところで、コツッとバイト。しかしこのアタリは狙っているキビレではなさそう。ボラっぽいアタリだったので、穂先をじっと見つめながら指先に意識を集中する。カクッと穂先が引き込まれた瞬間に、すかさず巻きアワセをするとフッキング成功。サイズの割には良く引く魚を引き寄せると、30cmのフナだった。狙っている魚と体型は似てはいるのだが、喜びは半分以下。更なる魚を求めてキャストを再開する。
再びワンダーにアタリがあったので、即座にアワセを入れる。強い直線的なファイトをするのだが、これまたキビレの引き方と違う。「何だろう?」とアレコレ考えながら慎重にやり取りをして魚を引き寄せた。足元に姿を現したのはボラ(30cm)。それにしても、本当にワンダーは魚種を選ばず良く釣れるルアーだ。巻き抵抗がないため使いこなすまでに忍耐が必要だが、慣れてしまえば全く問題がない。年中使える投げて巻くだけで釣れるオートマチックなルアーなのだ。
殺気を消すために釣り場で静かにたたずみ黙々とキャストを繰り返す。ピーナッツⅡDR、ファットラップ、レッドフィン・ジョイント、ビーフリーズLB-Sを試し、次に手を伸ばしたのがバスハンターⅡ。スローリトリーブをしていると、すぐさまバイト。フッキングには至らなかったので後部フックをスコーピオンフック(SCフック)に交換したグリフォンを取り出す。反応があった流心のキワにグリフォンを通すと力強いアタリ。一発でフックセットが決まった。鋭い突っ込みに耐えながら引き寄せた魚はキビレ(34cm)。昨日の反省からフッキング率を上げるため、考えた作戦が見事に当たったので喜びも倍増だ。余談だが、尻フックにSCフックを装着したことによる副次効果に気が付いた。前後フックが絡まることもなく、煩わしさが大幅に減少したのだ。これはとてもありがたいことだ。
"お蔵入り"目前だったスーサンを久しぶりにボックスの中に入れてきたので試してみる。アップキャストをした後、流れに乗せながらトウィッチをしていると1投目からバイト。反応があった所を繰り返し攻めているとナマズ(50cm)が躍り出た。スーサンの作りは華奢なので、壊さないように気を使いながらフックを外しナマズをリリースする。それでもフックアイがグニャリと曲がっていた。フックアイを修正し、ついでに真っ直ぐ泳ぐようにトゥルーチューンをしてからキャストを再開。10分もしない内に再びチャンス到来。ナマズとは明らか違うファイトに、本命であることを確信。ドラグを十分活用しながら徐々に魚を引き寄せる。オーシャングリップで掴んだ魚は大本命。しかも、ライトに浮かび上がった魚はキビレではなく精悍な顔をしたクロダイ(40cm)だった。
他にも魚がいそうだったので、ピーナッツⅡを試す。しかし、直ぐに根掛かり。場を荒らしたくなかったのだが、ラインを切ってロストするのはもったいない。魚が溜まっているポイントまでウェーディングし、やっとの思いでルアーを回収した。その後は、2か所をまわってノーバイト。粘っても無理っぽかったので納竿とした。今宵はキビレ、クロダイ、ナマズ、ボラ、フナを釣ったので五目釣りを達成。楽しい釣りができた。
2009/7/25 県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:24.5~25.5℃ pH:不明
釣果:1~4匹(キビレ、スズキ、ウグイ、ナマズ、コイ)
このところウグイやニゴイ釣りにいそしんでいる相棒Sを我が愛車に乗せて釣り場に向かう。途中、田んぼを見ると4月に植えたコシヒカリの穂が出ており、ほ場の中ではビーグルが走り消毒をしていた。今年は梅雨が長いので病気も出やすく、栽培が難しいに違いない。穂が出てから35日後くらいに収穫となるので、順調に行けば8月末頃にはコンバインが走ることになるだろう。美味しい新米を食べるのが今から楽しみだ。
ポイントに到着し、ミッドワートからスタート。その後、ビーフリーズLB-Sのトウィッチで魚を探したが不発。豪州製の個性的なスタイルをしたサンドバイパーを試したが、これも効果なし。30分も経たないうちに次の場所へと移動する。プロップダーター110で広範囲にザックリと探った後、ザ・ファーストMF70、X-80SWで丁寧に誘いを掛けたが全く反応はない。バスハンターⅡに交換し、ロッドを立て気味にしてスローに引いてくるとガツッとバイト。しかし、フッキングには至らなかった。この間に相棒Sはシャローラビットでバスらしき魚を2回掛けていたが、いずれも引き寄せてくる時にフックオフして涙を呑む。お互い後が続かないので、再び次の場所へと移動する。
ここは流れが強く少し水深があるピンポイントなので、シャッドラップSSRのシンキングモデルを投入。軽くトウィッチをしていると爆裂ヒット。一気にラインを引きずり出し、トルクのある力強いファイトで暴れまくる。四苦八苦しながら引き寄せると、浮いてきた魚は58cmのコイ。どおりでタフなファイトをしたワケだ。更なる魚を求めて次の場所へ。ここではラップスティック、エンゼルキッス、グース、サンドバイパー、レッドフィン・ジョイントを流したが全く魚っ気がない。一方、相棒はルアーをロストして凹んでいる。2人で竿を振ってコイが1匹では納得がいかない。気持ちが半分萎えながらも次の場所へと移動する。
移動先では開始早々にレッドフィン・ジョイントにナマズがヒットしたが、フッキングミス。ビーフリーズSに交換し、トウィッチしているとコツッとバイト。竿を立てながら巻きアワセをすると30cmのウグイが吹っ飛んできた。続いて、バスハンターⅡで同サイズのウグイを釣り上げる。「このウグイをエサにするような魚が釣りたい!」とレッドフィン・ジョイントを流していると流心でガツッとヒット。直後に水面が割れてガバガバと暴れまくる。相棒にライトで魚を照らしてもらいながらオーシャングリップでガッチリ掴む。直前に、「全く魚っ気がなくて、釣れる気がしない」とぼやいていた彼に良く見えるようにスズキ(70cm)を引き上げながら、栃木弁丸出しの漫才コンビ、U字工事の口調を真似て「ゴメンネ、ゴメンネェ~」と口ずさむ。
未だ魚を手にしていない相棒に釣ってもらうため、確実に1匹釣れる場所へ御案内。使うルアーを指定し、立ち位置とルアーを投げ込む場所まで指定する。彼の動作を離れた所から見守っていたのだが、ゴソゴソやっていて釣りを始めない。声を掛けて様子を伺うと、「突然ヘッドライトの球が切れた」と言う。実は・・・彼が立っているその場所は、全く霊感などないと思っている私ですら以前から気味悪く感じていたスポット。今回彼に降り掛かったアクシデントで、「絶対そこには、何かがある」と確信に至った。残念ながら、そこでは期待した釣果は得られず、即決で次の場所へと移動。再び彼に使うルアーと投げ込むピンポイントを指定する。開始2投目、水面が割れて彼のシャローラビットを咥えた50cmUPのナマズが躍り出た。これで嫌な雰囲気を払いのけることができたのだが、後が続かずに次の場所へ移動することにした。
ナマズ1匹の釣果では納得していない相棒に先行していただき、私はゆっくりとタックルの準備をする。頃合を見計らって釣り場に立つと、再び彼が何かゴソゴソやっている。様子を聞くと開始早々にルアーを引っ掛けたらしい。確実に魚がいる場所なので、彼は場を荒らさないように泣く泣くラインを切って戦線離脱した。私は彼の場所を引き継ぎ、アスリートF9からスタート。続いて、アスリートS9でテンポ良いトウィッチで探った後にバスハンターⅡを投入。すると狙いどおり力強いアタリがあった。直線的な鋭い突っ込みに耐えながら魚を引き寄せる。鼻先にチョコンとフッキングしていた魚は33cmのキビレだった。
別の場所で竿を振り、本日3つ目のルアーをロストして戻ってきた相棒は、打ちひしがれて車中で休憩。一方、私はこの間にキビレと思われるアタリを4連発。今度は逃すまいと、ミッドワートを試す。数投目で狙いどおりにヒットしたのだが、随分ガタがきているエンブレムZ200iAのドラグがズルズルズルッと滑ってフックオフとなった。その後は、釣り場が沈黙。場所を変えてワンダー、レッドフィン・ジョイントを投げまくったが不発に終わって、夜中の2時過ぎに納竿となった。
2009/7/20 県西部地区の某河川
天気:曇り時々雨 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(キビレ)
今宵も魚を探してラン&ガン。シャローラビットSR500からスタートし、ラップスティック、レッドフィン・ジョイントを投げまくる。30分程でこの場を切り上げ、次のステージへ。予想していたよりも水位が低く、はなからダメダメ・モード。シンキングシャッド、レッドペッパー、プロップダーター110で探りを入れたが魚っ気が全くない。次なる場所では、ボラっ子の群れが下って来ているので期待をしていたのだが、デッドフロート8のスローリトリーブ、ビーフリーズLB-Sのトウィッチングを試して不発に終わる。
当釣行記を過去に振り返って読んでも気がつくのだが、デッドフロート8の使用頻度が近年高まっている。アスリートの名前を冠した初代デッドフロートが全く持ってして「困ったチャン」で、発売直後に購入し使ってみてガッカリ。即座に「お蔵入り」させた事を今でも思い出す。その後、メーカーはマイナーチェンジをして、アスリートの名前も取り去った経過がある。一度懲りたルアーはマイナーチェンジをしても決して手を出さないのだが、メーカーサイドの熱意とこのルアーへの自信を感じ取って購入。試してみたら1軍ボックスから外せなくなってしまった。因みにデッドフロート8を良く使う理由は、ズバリそのサイズとアクション。特にアクションについては、昔から敬愛しているレッドフィンと泳ぎの質が同じなのだ。「良く釣れる泳ぎ」ってのは確実にあり、これが最優先。カラーは二の次だ。
私のルアーに反応する魚が必ず何処かにいるハズなので、テンポ良く釣りをする。4ヶ所目に訪れた本日大本命の釣り場での2投目、ミッドワートに「ガツッ」と鋭いアタリがあった。直線的な鋭い突っ込みに、対峙している魚の名前が脳裏に浮かぶ。ドラグを十分効かせながら無理をせずに引き寄せると、銀色に輝く平べったい魚がライトに浮かんだ。暴れる魚をオーシャングリップ2507でガッチリ掴んでガッツポーズ。狙いどおりに釣り上げたキビレは35cmだった。魚の口の大きさを考えると、絶対にルアーを飲み込めないように思うのだが、ガッチリとフッキング。キビレの貪欲さに驚くばかり。ルアーサイズを落とせば、もしかしたらもっと釣れるのではないか・・・。
リリース直後、同じポイントにルアーを放り込んでリトリーブをすると再びバイト。しかし、フッキングには至らなかったので、浮力のあるバスハンターⅡに交換。このルアーも良いアクションをするので期待をしていたのだが不発だった。その後も移動を繰り返し、テリージャーク、シンキングシャッド、ザ・ファースト、ラパラ・ハスキーH13、プロップシャイナー、プロップダーター110を投げまくったがワンチャンスもなく撃沈した。
天気:晴れ後雨 水温:27.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ナマズ)
西風が強く吹く中、夕マヅメからの釣行。先ずはローファイを放り投げ、そのまま暫く放置プレイ。ラインが風になびいて引っ張られるので、サスペンドしているルアーがホワホワホワ~と動いている。このような動きに反応する魚がいれば一発で食って来るのだろうが、このエリアには残念ながらそんな魚はいなかった。続いて、ラップスティックのジャーキングで広範囲に魚を探す。しかし、トップに出る魚も不在で、次に何を使うかボックスの中で出番を待っているルアー達を眺める。手に取ったのはデッドフロート8。スローリトリーブを繰り返しているとナマズ(55cm)がヒット。エリア内には魚がいないのではなく、魚が反応するルアーをちゃんとチョイスすれば釣れるのだ。「やっぱりアレコレ試すことが大切だ」と今更ながらに自分に言い聞かす。
突然、風雨が強まったので雨宿りをしながらキャストを続ける。シャローエリアなので根掛かりに注意をしながらボラストを試すと・・・いきなり根掛り。川底から水面近くまでゴミが伸びていたことに気が付かず、回収するのに一苦労した。使えるルアーは表層系しかなさそうだったので、前日の功労者であるプロップダーター110を取り出し、周囲を引き回す。しかし、反応がないため次の場所へと移動した。
ここでもローファイからスタート。やはり反応がないので往年の名品であるバスハンターⅡを試す。ロッドを立て気味にして、ややスロー気味にリトリーブをすると、表層近くでプリプリとお尻を振って可愛らしく泳ぐ。少しずつ移動しながらリトリーブを繰り返していると、ギュンと竿先が引き込まれた。水中でグネグネやっているのが手元に伝わってきたため、ナマズであることが直ぐに判明。ドラグを効かせながら無理をしないように徐々に間合いを詰めて無事にキャッチ。バスハンターⅡをパックリと咥えていたのは55cmのナマズだった。更なる追加を求めてキャストを重ねたが不発。場所を移動し、ラップスティック、プロップダーター110、レッドフィン・ジョイントを試したが反応はない。徐々に西から雷を伴った強い雨が迫ってきたのでギブアップとなった。
2009/7/18 県西部地区の某河川
天気:晴れ後曇り 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:3匹(スズキ、ナマズ)
朝イチで床屋へ行き、伸びた髪をスッキリ。日中は暇つぶしで磐田ジュビロードの夏祭りをブラブラ歩く。ふと、移動販売車に目が留まり、何を売っているのか看板を見てみると、揚げパンにアイスクリームをのせた「アイスコルネット」。以前、テレビ番組で商品開発から販売までの苦労話を興味深く拝聴したので、400円払って試しに食べてみた。注文してから揚げた渦巻き状のコロネパンの中にソフトクリームを入れた浜松生まれのオリジナル商品なのだ。「高温の油でサッと揚げたパンは表面がサクサク、中はアイスがほどよくしみてふんわり。」・・・確かにそのとおりなのだが、私には油っこすぎた。学生がおやつで食べるにしては価格が高く、年齢が高い人にとっては油がキツすぎる感じ。250円以下だったら売れるとは思うのだが、400円出して再び食べたいとは思わないのが正直な感想だった。一瞬、「400円・・・中古ルアーが1個買えたなぁ」と考えた自分自身を笑う。
いつまで経っても油っこさが消えず、胃の辺りをさすりながら釣り場へ車を走らせる。サスケSS95からスタートし、ちょっと珍しいシャッドラップSRのシンキングモデルを投入。この2つのルアーで1匹釣る予定だったが、開始10分も経たない内に、その思惑は脆くも崩れ去った。ポップライダーで広範囲に探った後、アスリートS9のトウィッチで反応を伺うが、釣り場は沈黙を続ける・・・。次の場所ではプロップダーター110で表層を探った後、ザ・ファースト、B太80SRでスピーディーにチェック。しかし、ここでも魚からの反応はなく、次第に気持ちが萎えてくる。3か所目は流れ込みがあるシャローエリア。ビーフリーズLB-S、ビーフリーズSのトウィッチを繰り返した後、レッドペッパーをブン投げて魚を探す。魚の気配を感じたので、プロップダーター110を投入。強めのジャークで水面でもがく魚を演出し、ストップ&ゴーを繰り返していると水面が割れた。3連発アタックの後に、やっとフッキング。しかし、魚が水面で激しく暴れルアーを吹き飛ばして逃げていった。
しっかり魚を目視出来なかったが、ファイトの様子からすると相手はスズキ。本腰を入れて丁寧に誘いを掛けていると、再びチャンスが到来した。キッチリとフッキングが決まったのだが相手は小さく、苦労せずにキャッチ。プロップダーター110をパックリと咥えていたのは30cmのセイゴだった。何度もルアーにアタックしたので、他にも魚はいるハズ。しかも、アタックの際にビックリするほどの水柱をたててルアーに襲い掛かった魚もいたのだ。リリース後、期待を込めてキャストを再開。着水後にスローリトリーブをしてからジョボッ、ジョボッと強めのジャーク。再びスローリトリーブをしてからジャーク。これを繰り返しているとドカンと出た。派手なファイトを目の前で繰り返した魚は、堂々の73cm。久しぶりの70cmUP、しかもトップで釣り上げたので、思わずガッツポーズが出る。
更なる追加を求めてルアーを引きまくったが、群れは移動してしまった感じ。再び魚を探してラン&ガンを繰り返す。レッドペッパーとレッドフィン・ジョイントでナマズを3匹も逃し、自分の未熟さに愕然とする。その後、グース、ラパラ・ハスキー、ザ・ファーストを使って魚を探すが、いずれも不発。プロップダーター110に交換し、ジョボジョボやっていると60cmのナマズが躍り出た。今宵はナマズの活性が高めで、バイトは続くがキャッチには至らない。このルアーへのナマズの反応は良いのだが、ヒットの度にプロップ部が変形するのは、いささか閉口した。角度を何度も修正しながら、ジャークの際に良い音が出るように調整する手間が必要なのだ。結局、釣果は伸びず、夜中の1時過ぎに納竿とした。
当たり針となったプロップダーター110は以前から持っていたのだが、全くと言って良いほど使っていないルアー。豪州のバラマンデイ狙いで購入したが、浮力が足りないためソルト系太軸フックが使えず、実践投入せずにボックスの中で眠っていたのだ。今回は何度もアタックがあったので、このルアーを改めて注目することにした。しかし、ちょっと残念なのがプロップ部の強度。初期型を使っているが、跳ね上がった軸が曲がりやすいため直ぐに壊れそう。後期モデルはこの形状が見直されたのだが、赤いビーズが割れやすく、こちらも気を使う。「良く釣れて、壊れないルアー」が欲しいと思うのは、きっと私だけではないハズだ。
2009/7/12 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:26.0~27.8℃ pH:不明
釣果:2匹(ボラ、ナマズ)
夕マヅメ、スキッターポップで魚を探す。少しずつ移動しながらポッピングを重ねるが、魚っ気がない。ベイトの群れが集まっていれば粘るのだが、30分やっても答えは出なかったので、次の場へと車を走らせる。2ヵ所目はプロップダーター80を使い、ただ巻きでスピーディーにエリア一帯を探る。クロダイやキビレ狙いの場合はソルト系フックに交換して使うので、浮力が少ない初期型よりも少し幅広になって浮力が増している後期型の方が扱いやすいだろう。自分が持っているプロップダーター80が初期型なのか、後期型なのかを区別する方法は・・・並べて見比べるしかない(笑) このエリアでも散々ルアーを引きずり回したが、ワンチンャンスもない。水温は28℃近くもあり、水がトロ~としている。いかにも「水質が悪いですよ~」ってな感じがするのでこの場を後にした。
車を走らせ水系を変える。先ずはシンキングシャッドから。キャスト後、カウントダウンしてからスローに引いてくると即座にカツッとバイト。魚がいるようなので、持参したルアーを次々に投入し何とか釣り上げようと画策する。フェイクベイツSの後に使ったラファエルで2バイト。ファットラップ・ミニ、ニョロニョロを試しに使ったが無反応。ワンダーに交換し水に馴染ませるようにスローに引いていると、メリハリのあるしっかりしたアタリ。何度もアタリはあるのだが、フッキングミスが続く。やっとのことでフッキングが決まり、直後に銀色の魚が中を舞った。私のルアーにちょっかいを出している相手はセイゴだと思い込んでいたのだが、良く見ると頭が丸っこい。ワンダーをパックリ咥えていたのはボラ(26cm)だった。
次なる場所へ移動し、竿を振る。アスリートS9からスタートしたが釣れる気がしないので、ナマズ狙いに変更した。久しぶりにビッグバドでカシャカシャやった後、シャローラビットSR500を引きまくる。反応がないのでレッドペッパーを使っているとビックバイト。しかし、フッキングには至らず、大きな波紋が水面に広がって周囲は沈黙した。魚はいるハズなのでレッドフィン・ジョイントの投入。グネグネと表層を泳ぐこのルアーは、ナマズ釣りに欠かせない。使い始めて直ぐにビックバイト2連発。しかし・・・ガマカツのトレブルRBを奢ってあるにもかかわらず、いずれもフックオフとなった。
魚を求めてひたすら移動を繰り替えす。「今宵最後の場所」と決めた釣り場で粘っていると、対岸ギリギリの所に魚の気配を感じた。レッドフィン・ジョイントをフルキャストし、魚がいると思われるピンポイントに流し込むと水面が割れた。流れに乗って力強いファイトを繰り返したナマズはつぶらな目をした55cm。「時合到来か!!」と心が踊ったが、後が続かずこの1匹で納竿。帰宅途上、輪禍にあったタヌキの死体を避け切れずにしっかり踏んでしまった。対向車があったのでハンドルを思い切って切れなかったのだ。翌朝、我が愛車の左後輪とタイヤハウスは悲惨な状態に。どうやら踏んでしまったタヌキは、轢かれてからそれほど時間が経っていないと思われるフレッシュなヤツだったらしい・・・合掌。
2009/7/11 県西部地区の某河川
天気:曇り 水温:26.0℃ pH:不明
釣果:2匹(ニゴイ、ボラ)
キビレを探して出動。水位がみるみる上昇する中、少しずつ移動しながらキャストを繰り返す。スキッタープロップから始め、デッドフロート8、エスフォー7、RAポップを1時間半投げまくったが、一度も魚の姿を見ることが出来ずモチベーションが低下。周囲を見渡してもベイトの群れはなく、これ以上の長居は無用と考え愛車に乗り込みアクセルを踏む。場所を大きく変えて気分一新。デッドフロート8で魚を探していると、ルアーの後ろから魚が忍び寄るのを目撃。しかし、バイトには至らずUターンした。ルアーを見切られているようなのでポップライダーを投入すると、狙いどおりセイゴが飛び出したがフッキングまでは持ち込めなかった。プロップダーター80に交換しスピーディーに周囲を流したが反応はなく、この場を後にする。
小さな流れ込みがあるポイントではX-80SWのトウィッチで様子を伺ったが不発。10分程で見切りをつけて次の場へと急ぐ。チャラ瀬を控える流れの強いこのポイントでは、スキッターポップ、プロップダーター80を流した後にハイドジャークのトウィッチを試す。全体的に魚っ気が乏しくルアーを追う魚の姿もないため、この水域から離脱することにした。続いて訪れたポイントでは、ベイトの群れが回遊し水面がザワついていた。ビーフリーズLB-Sを投入し、ロッドを立ててトウィッチをしているとズボッとルアーが黒い魚に吸い込まれた。派手なファイトをしたのでススギだと思っていたのだが、浮いてきた魚は頭デッカチのニゴイ。ビーフリーズLB-Sをスッポリと吸い込んでいたニゴイは58cmもあった。
ビーフリーズSを投入すると1投目でバイト。確実にフッキングしたハズだったが水面近くでフックオフ。めげずにキャスト&トウィッチをするとコツン、コツンとアタリがある。魚のサイズは25cm前後。セイゴかウグイ、ニゴイなのか正体が掴めないのだが、ルアーに反応する魚がいるのは楽しい。ルアーを再びビーフリーズLB-Sに交換すると、今度は48cmのボラがルアーを咥えた。今日はキビレやスズキ達がルアーを見つける前に、ニゴイやボラが先に反応している様子。この場で粘っていても、狙っている魚は釣れそうもないため、次の場所へと移動した。最後に勝負を掛けた場所では、X-80SW、チェックベイト、リップルポッパー、ジッターバグ、レッドフィン・ジョイント、グース、ラパラ・ハスキーを投げまくったがワンチャンスもなく撃沈となった。
天気:曇り時々雨 水温:21.0℃ pH:不明
釣果:0匹
キビレ探査で出撃。何処にいるのか釣り場を絞りきれていないのだが、「丁寧に探っていれば、何処かで出会えるだろう」と自分に言い聞かせてポッパーを投げまくる。昨年ぐらいから1つの推測をしているのだが、数年先はきっと今以上にキビレやクロダイが手軽に釣れるんじゃないかと。理由は1.温暖化の影響で河川の水温が高めで安定 2.少雨や河川拡幅工事、ダム建設などによる河川流量の減少 3.流量減少に伴う汽水域の拡大・・・。単なる推測だけでなく、アチコチの河川でカキの生息域が広がって来ているので案外、当たるかも。来るべき日に備えて、ポッパーを使った釣りのテクニックを地道にコツコツと磨いていこうと考えているのだ。
本日はポップライダーから始め、RAポップ、スキッターポップへとローテーション。水温が下がっているようなので少しテンポを落としたポッピングを繰り返していると、スキッターポップへ派手にバイト。しかし、フッキングには至らず、ルアーに反応した魚種も不明。直ぐにキャストをしなおしたのだが反応はない。魚が潜んでいるであろう周辺にデッドフロート8、B太80SRを投げまくったが2度目のチャンスは訪れなかった。
その後は魚を求めてラン&ガンを繰り替えす。釣り場によって、リップルポッパー、モーグルポッパー、スキッターポップ、プロップダーター、ドラム120、エスフォー7、シュガーミノーSP、アスリートS9、同F9、テリージャーク、Dコンタクト、ビーフリーズS、ラパラCD7などを使い分け、精力的に魚を探す。しかし・・・3時間竿を振り続けてノーバイト。さすがに気持ちが凹み、車中で1時間ほど休憩し体力回復と気分を切り替えた。
挫けもせず、キビレを探すため更に移動。水深がある場所ではアスリートS9の軽いトウィッチ。シャローエリアではデッドフロート8を使いストレートリトリーブで反応を伺う。釣りを再開して1時間半が経過・・・デッドフロート8に精悍な顔つきをしたキビレがキスバイト。バイトする瞬間と魚が反転する光景までバッチリ見えたのだが、フッキングには至らず「うわぁ~」と思わず声が出た。即座にルアーを打ち直したのだが不発。アスリートF9に交換すると、狙いどおりに数投目に再びバイト。しかし、これもフッキングミス。その後、ポップライダー、エスフォー7、ザ・ファースト、プロップダーター80、ベビーシャッドを投げまくってワンバイトも得られないままギブアップとなった。
2009/7/4 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:23.8℃ pH:不明
釣果:4匹(キビレ、ナマズ)
スズキとキビレ、ナマズを探して今日も出撃。車の機動力を使えば限られた時間の中でも様々な釣り場で竿を振ることができる。テンポ良く回ってベイトの有無を確認し、魚っ気がある場所ではじっくり粘ることにする。1か所目はアスリートF9、テリージャーク、X-80SW、ラパラ・ハスキーを投入。2か所目では、ラパラ・ハスキーから始め、タイドミノー90S、ビーフリーズLB-ES、B太80SRを投入すれども無反応。3か所目では、これらのルアーにブラストを追加して魚を誘ってみたが完璧に撃沈した。
魚の反応が全くないため、気持ちは凹んだまま次の場所へ。X-80SWを打ちまくった後に、往年のザ・ファースト70Fを投入。廃盤になって久しいルアーだが、その実力は満点。サイズアップした太軸フックを装着しても浮力は死なず、プリプリと泳ぐ姿は微笑ましい。ラインアイにトルーチューンを施した後、キャストを始めると直ぐに魚の反応があった。表層近くを泳がせていると後ろから三角波を立てて近づいてくる魚の姿が見えたのだ。バイトには至らなかったので、同じコースを通るようにルアーをリトリーブしてくると狙いどおりにガツッとヒット。後部フックをガッチリと咥え、直線的な鋭いファイトを繰り返したのは27cmのキビレだった。
更なる追加を狙ってを打ちまくったが不発。カクーンSP、ビーフリーズSを投入すれども反応はない。ボックスの底から切り札のレッドフィンJT取り出す。スローにウネウネと水面を引いてくると直ぐに魚の反応があった。繰り返しルアーにバイトしてくるのだがフッキングには至らない。「魚は何だろう?」と首を傾げながらキャスト&リトリーブを続けていると水面炸裂。ナマズが踊り出た。レッドフィンJTに度々ちょっかいを出していたのは60cmのナマズだったのだ。
場所を変えてアスリートS9を打った後にレッドフィンJTを投入し、再びナマズ(60cm)をキャッチ。そしてリップルポッパーを試して、55cmのナマズをピンポイントからブチ抜いた。更なる追加を求めてレッドフィンJTとトリプルインパクトTP0011を引きまくったが、カラ振りに終わる。そこで最後の望みを掛けて昨シーズンにキビレ、クロダイを釣りまくった場所へとハンドルを向けた。ワンダーから始め、デッドフロート8、ZBLシステムミノーを使って魚を探すが、コツリともアタリはなく今宵は納竿となった。
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