フィッシングリポートタイトル 13KB

トップ>FishingReport>2014年6月


天気:曇り一時雨 水温:不明 pH:不明
釣果:0〜1匹(キビレ)

 今日は夜中の3時過ぎに起床。午前4時には嫁さんと車に乗り込んで、浜名湖に向けてアクセルを踏んだ。はしくにさんで半日お世話になる北川キャプテンと合流し、午前5時過ぎに出船。満潮からの下げでクロダイ、キビレのポッパーゲームに挑戦した。自宅を出る時から気になっていた東風が、浜名湖まで来るとやはり強く感じる。ボートによるポッパーゲームの場合、多少の雨は問題ないが風はマイナス要因になりがち。心持ち心配しながら、北川キャプテンに案内されるポイントで竿を振り始めた。

 使うルアーはスキッターポップポッピー。いずれも浜名湖で実績を積み重ね、私が自信を持って使えるルアーだ。最初に訪れた庄内湖では、水深1.5〜2.0mのエリアを4回流して、1回ルアーの近くでモァァァ〜となっただけ。続いて表浜名湖のシャローエリアに移動。アマモの中に潜むクロダイ狙いで懸命にルアーを引いたがワンチャンスもなかった。早朝の段階で魚をキャッチする予定が大きく崩れ、北川キャプテンが何処に行くべきか悩み始めた。本命のエリアで空振りだったので、釣り仲間と連絡を取り、釣れている場所を確認している。

北川キャプテン 8KB 午前8時、更に東風が強まり、時折雨が混じる状況で湖西方面に移動。水面が波立ってきたので、嫁さんにはポッパーではなく、プロップダーター飛豚73プロップヒレナガコイキを試してもらう。千切れて漂うアマモに悩まされながらもキャストを繰り返していると、北川キャプテンが使っていたアイマの新商品エアラコブラ60に出た。確実にフッキングしたかと思えたが、痛恨のフックオフ。魚がいることが判ったので、もう一流しすると今度は私のスキッターポップに出た。確かに魚がガバッと出たのにルアーをガッチリ咥えず、それっきりで思わずうな垂れる。

ツーショット10KB 「結構、波立っているのだがポッパーにも出る時は出るんだ・・・」と感心しつつキャストを繰り返し、気が付けば1時間が経過。「これは本当にヤバイ状態だぁ」と思っていたところに嫁さんが「何か掛かった〜」と船首で声を上げた。彼女が使っていたのは飛豚73プロップ。直ぐに「魚じゃなくてゴミかも〜」と言い始めたが、竿先を見ているとグイグイしなり、ツインパワー2000のドラグ音と共にラインが引きずり出されている。「絶対、ゴミじゃないって!!」と諭しながら、北川キャプテンと2人で様子を見守る。少しずつ寄ってきた魚の姿を確認。魚の姿を見るまで、彼女は「ゴミかも〜」と繰り返していた。

 彼女がキャッチしたのは41cmのキビレ。この1匹で船内の雰囲気がガラリと変わったが、続く魚は得られずに再びエリアを変更。村櫛方面に続き、庄内湖方面へとボートを進めルアーを投げまくったが、全く反応がない。「トップウォーターの釣りに拘らなければ、簡単に魚が釣れるんじゃないのか・・・」と何度も思ったが、初志貫徹。キャプテンからタイムアウトの声が掛かる午前11時までポッパーを投げまくった。

 今日はポッパーで釣るには条件が整っていなかったようで、結局、釣れたのは嫁さんが釣ったキビレ1匹のみ。「1匹、22,000円」というこの高級魚はキープして、嫁さんの実家でお刺身に変身。私達の胃袋に納まった。それにしても・・・またしても嫁さんに釣り負けるという結果になった。なんとなく、いつもこのパターンに陥っている気がしてきた。梅雨空と同様、私の心は暫くの間スッキリ晴れないようだ。


天気:曇り一時雨 水温:不明 pH:不明
釣果:1匹(ナマズ)

 午後3時過ぎから近所の河川へ嫁さんとナマズ狙いで出撃した。場所は、自宅から長靴を履き、竿を持ってブラブラと歩いて数分で到着してしまうというお手軽ポイント。近所に釣り場があるのは、暇つぶしと気分転換の活用方法としてホントに有難いのだ。釣り場に到着すると、そこには巨鯉達がドヨドヨと溜まっていた。多分、そこにはナマズもいるに違いない。

 ナマズを確実に一匹釣りたかったので、まずは嫁さんに堰下の落ち込みを狙ってもらう。足場が高く、釣り場は狭いので、アンダーキャストによるルアーの送り込み方法を伝授。しかし、何度やってもラインをリリースするタイミングが合わず、ルアーコントロールが出来ずにギブアップ。彼女には少し下流に移動して竿を振ってもらうことにする。

 急傾斜のコンクリート護岸なので滑らないように注意深く移動していたが、こんな場所を歩き慣れていない彼女にハプニング。濡れたコンクリートで滑ったようで、「きゃゃゃゃゃ〜」と叫びながらスローモーションで水の中に吸い込まれていく。直ぐに手を差し伸べたが、タイミングが少し遅かった。右足はドップリと水没。滑り落ちる際に転ばなかったのは幸いだったが、長靴の中は水でタップンタップン。脱いでひっくり返すと、ジャジャジャジャ〜と水が流れ出た。人の不幸は蜜の味・・・私はその光景を見て、笑いを堪えるのに必死。あまり大声で笑ってしまうと、彼女の自尊心を傷つけ、臍を曲げられてしまうので要注意なのだ。

 グチョグチョになりながらも、彼女は竿を振り始めた。川の中にチンしたぐらいで気持ちが折れないところは彼女の凄いところ。オーストラリアの釣行で太軸フックが足にブッ刺さるという痛い思いをしても、釣りを続けるという強いメンタルの持ち主なのだ。少しして、彼女が操るウェイクマジックにナマズが出たがフッキングミス。ルアーに反応するナマズがいる事を確認できたので、暫くこの場所で粘ってもらう。15分程経って再びチャンス到来。今度は確実にフッキング。グネグネとファイトするナマズ(65cm程)をてこずりながらも引き寄せてキャッチした。

 一方、落ち込みのポイントを狙っていた私は、ロングAビーフリーズSなどを使い様子を伺う。結果は巨鯉のスレ掛かりで鱗を1枚のみ。一度、ビーフリーズSでナマズを掛けたが強い流れの中でフックオフしていた。よくよく考えると、いつも嫁さんの方が釣果が上回っている感じ。自尊心が傷ついているのは私の方かもしれない。夜になれば釣果もアップしそうだったが、明るい内に終了。雨降りの日の子供のように、長靴からガッポガッポと濡れた音を鳴らしながら歩く嫁さんと連れ立って帰宅した。


天気:曇り時々晴れ 水温:25.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 日中はららぽーと磐田に買い物に出掛けたりして時間を潰し、夕マヅメから出撃した。スタートはヒレナガコイキ。川の流れに合わせながらシュルシュルとペラを回転させてリトリーブをする。干潮を迎えているため水位は低く、魚は少し深い場所に移動しているハズ。地形や流れの筋を意識してルアーを通すコースを考えながらキャストを繰り返したが反応はない。本日のメインポイントに移動し、キャストを始めること3分、ヒレナガコイキにジュボッと出た。その出方は狙っているスズキっぽくはなく、小型のキビレが出たような感じ。針には掛かっていなかったので周囲を徹底的に狙い撃ちしたが、その後の反応はなかった。

 水面でベイトは動いているが、期待しているような激しいボイル合戦は起こらず、離れたところで時折散発的にボイルが起きる程度。しかもスズキのサイズは50cmに届くかどうかの感じ。まとまった雨が降らないと、魚が入れ替わらないのではないかと思えてならない。コンバットポッパーデッドフロート8で暫く様子を伺ったが、ワンチャンスもない。続いて、ラパラCDリップレスDCバレット9ローリングベイトを投げまくるがこれらにも反応はない。

 日没を迎え、ヤブ蚊が顔の周りを飛び始める。コウモリが空をヒラヒラと舞い始めると、周囲はグッとイイ感じ。この時間帯はシャローエリアにキビレが上がってくるハズなので、一発逆転のヒットを期待してヒレナガコイキを投げまくる。岸際にベイトが沢山集まっているが、30分程徹底的に探ってワンチャンスもないまま時間切れ。1匹も手にすることなく納竿となった。


天気:曇り後晴れ 水温:24.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(ブルーギル)

 午前中は嫁さんと一緒に焼津まで車を飛ばし、県内酒造メーカー・酒販店ほか大勢の皆さんと毎年恒例となった焼津酒米研究会主催の静岡県育成酒造好適米「誉富士」の田植イベントに参加した。いつもと違うのは、藤枝北高校の生徒さん達が参加したこと。彼女らは、地元の農商工業者と協力して地域の特産物を活用した商品作りと販売に取り組む北高ストアの活動として参加。今年は地酒づくりに取り組むそうだ。高校生、つまり未成年者が酒作り・・・何だかとっても話題になりそうな感じ。美味しいお酒や酒糟などの副産物を使った商品が出来るのが今から楽しみなのだ。

 腰を曲げて泥の中を少しずつ動く慣れない田植が終わった後は、ミルキークイーンのおにぎりを頬張りながら参加者の皆さんと懇談会。イベント終了後は、JA大井川の農産物直売施設"まんさい館"に立ち寄った後、釣具店の中古コーナー巡りと"ななや"の濃厚な抹茶アイスを堪能。そして、夕マヅメのプライムタイムに合わせて釣り場へと滑り込んだ。

ブルーギル 6KB 昨年は丁度このタイミングで目の前がボイル連発のボコボコ状態だったので、期待して釣り場に立つ。スタートは焼津の釣具店で見つけたリトルジャックヒレナガコイキ。このルアーはこれまでのコイキのペラを大型化し、フェザーフックを装着したハイアピール仕様となっている。どれだけアクションが変わったか確認するため、目の前で泳がせてみたが、それほどの変化はなし。むしろ、大型化されたペラとフェザーフックにより、キャストの際に空気抵抗が増し飛距離が短くなったような感じ。ボイル対策で使うのなら、先代コイキの方が良いのかもしれない。

 ボイルを待ちながらキャストを繰り返す。コンバットポッパーワンダーブルースコードデッドフロート8など、実績のあるルアーをアレコレ投入していると、上流側で竿を振っている嫁さんから度々お呼びが掛かる。彼女はルアーを川底に引っ掛けたり、橋げたに引っ掛けたりとトラブル連発。自分の釣りに集中出来ないので辛いところだが、こればっかりは仕方がない。上手になってもらうには、失敗を繰り返して覚えるのが一番なのである。

 楽しみにしていたボイルは1回しか起こらず、この場に見切りをつけて対岸へと移動。夕暮れが迫る中、キャストを続けていると水面でベイトが何かに追われるように動いた。逃げるベイトが小さかったので、すかさずZBLシステムミノー50Sを放り込むと、狙いどおりヒット。平べったい魚だったので、キビレだと思ったが、良く見たらブルーギル(20cm)だった。この河川でブルーギルを釣ったのは、おそらく初めてではないだろうか。いつのまにか、外来魚が入り込んでいて驚くばかり。その後はワンチャンスもなくギブアップ。睡魔に襲われそうになりながら帰途についた。


天気:曇り一時雨 水温:23.0℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ)

 この時期としてはちょっと珍しく北風が吹く中、夕マヅメ狙いでウェーディング開始。スタートはベビートーピードから。アップクロスで投げながら、川の流れに合わせてリトリーブ。岸際の深みや水のよれる場所を意識しながら流してみたが不発。本命の場所まで移動し、持参してきたルアーをアレコレと試しながら時合の到来を待つ。

キビキビとした派手目な泳ぎをする月虫SR(浮)に続き、飛距離が伸びるDCバレット9を投げまくっていると、突然の雨。しかも大粒の雨なので慌ててカッパを着込んで凌ぐ。気象の変わり目は魚の活性が高まる事が多いため、指先に神経を集中し丁寧にリトリーブをしているとガツッときた。サイズは55cmと、自慢できるような大きさではなかったが、若さ溢れる元気なファイトで楽しませてくれた。因みにヒットポイントは目の前にある掛け上がり。これまでボイルが一度もなかったので、魚がエリア内に入ってきていないのかも・・・と心配していたところの出来事だった。

 雨上がりの虹を眺めながら2匹目を狙ってルアーを投げまくっていると、岸際にあるストラクチャー周辺でボイルが何回か続いて起きた。すかさずコイキを投入したが不発。過去に実績があるドッグXデッドフロート8コンパットポッパーなどをアレコレと導入するがワンチャンスもない。徐々にボラっ子達の群れが下り始め、ボイルの回数も増えてきていたのだが、私の操るルアーには反応しない。TKRP90レンジバイブ70ESも追加投入し、表層、中層、下層とそれぞれ探ってみたがコツリとも当たらない。最後はZBLシステムミノー11Fタイダルを引きまくったが不発。夕闇が迫ると共にボイルはなくなり、周囲は沈静化したので納竿とした。


天気:晴れ 水温:28.3℃ pH:不明
釣果:1匹(キビレ)

 このところ足を運んでいた水域は釣果が暫く芳しくなかったため、気分転換に浜名湖へ向う。愛車の燃料を満タンにするため、自宅近所のガソリンスタンドに立ち寄ると、週末サービスのBoxティッシュ狙いの客で大混雑。ここで足止めを食ってかなりのロスタイムとなった。しかもお金を節約するため、高速道路は使わず一般道を走ったら1時間半も掛かってしまった。駐車場から釣り場までトボトボと歩き、やっとポイントに到着。竿を振り出したのは昼前になった。

 確実に1匹釣りたかったので、昨シーズンまで好調だったスキッターポップを投げる。満潮からの下げに入っており、ベイトの群れが岸際をウロウロ。時折、何かに追われているような様子を見せるので、ベイトが沢山集まっているエリアでじっくりと腰を据えて様子を伺った。

 派手なファイヤータイガー色に何度かチェイスがあり、ルアーの近くで水面が盛り上がったりするのだが、何故か食わない。そこで腹色がパールベースのスキッターポップに交換するとガボッと出た。直ぐに合わせるとスッポ抜ける事が多いので、一拍遅らせ竿先が引き込まれてから確実にフッキングをするとバッチリ針掛かり。力強いファイトを繰り返した魚は、30cmのキビレだった。

三ケ日ソフト 8KB 2匹目を狙ってキャストを繰り返したが、反応はない。ポッピーZBLポッパー3Dポッパーをローテーションさせつつ、少しずつ移動して魚を探す。多分、エリア内には狙っている魚が沢山いるのだろうが、ルアーには反応しない。余りにも今日の日差しは強過ぎるようだ。

 午後になると南風が強まった。南に面した岸際は、波立つだけでなく、打ちつける波で濁りも出てきておりポッパーゲームが成り立たなくなってきた。風裏に場所を移動しキャストを重ねていたが、容赦なく強い日差しを照りつける太陽に頭がクラクラしてきた。

 真夏のような陽気に体がついていけず、急にペースダウン。これ以上、竿を振り続けるとヤバそうだったので午後3時半過ぎに納竿。無性にソフトクリームが食べたくなって、JAみっかびのAコープまでわざわざ車を走らせ三ケ日ミカンソフトクリームをゲット。日陰で体を休めながら一息ついて、帰路についた。後から知ったのだが、6/1は全国的に気温が上がり、季節が1ヶ月以上前倒し。各地で30℃を越す真夏日となり、熱中症で倒れた人もいたらしい。これから梅雨入りのハズなのだが、一気に真夏になってしまったようだ。今夏シーズンは、どうなることやら。



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