フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2000年5月


 天気:晴れ  水温:19〜26℃ pH:不明
 釣果:1匹(バス、ミミズ)

 静岡県内では昨晩から強い雨が降り、午前中は大雨、強風、波浪注意報が発令されていた。晴れだったら仕事の関係で対応しなければならない用件があったのだが、雨が降っていたのでパス。で、Solid.K氏と野池釣行することにした。
 幸か不幸か昼になると天気は一転して夏を思わせるカンカン照りの陽気。この天候の激変にバスの活性は極端に落ち込むだろう事は容易に考えられ、出来るだけ水温の変動が少ない野池をチョイスした。
 午後1時過ぎに入水した池の水温は、近隣の一般的な野池に比べ遥かに低い19℃。春の訪れが遅い池でスポーニングがらみのデカバスを釣ろうと考えた。強風が吹き荒れる池で2時間キャストを続けたが、釣れたのはミミズ(10cm)が1匹のみ。ついに私のフッキング技術もここまで到達したのかと喜びたい反面、ディプシードゥのフックに掛かったミミズをそのままにして餌釣りをしようかとマジに思うくらいバスの反応の悪さに戸惑った。 一度だけG-DogXの後ろについて来る黒い陰を目撃したが途中でUターン。もちろんSolid.K氏のルアーも沈黙で撤退
 2ヶ所目の池(22℃)に到着すると、丁度池からあがって来た2人組みのZeal製フローター釣師がいたので情報交換をした。状況を聞くと45〜47cmを2本。トップには出るがフッキングしないとのこと。この話を聞き,やる気満々で入水したのだが、ここもバスの反応が悪い・・・。と言うより水がクリアーなのでルアーが着水すると魚がサッと逃げていくのが丸見え。散々ルアーで責め立てられバスはスレまくっているようだった。かろうじてTDゼロポッパーSH-60SPに小バスがバイトしたがフッキングには至らなかった。
Solid-K 41cm 7KB 3ヶ所目は先日入水して40cmを筆頭に6匹釣り上げた実績のある池。ヒシモが徐々に広がりつつあり、水温は1℃下がった26℃。元来マッディーな池だが、雨の影響でニゴリが増し水位も上がっていた。
 開始早々、Solid.K氏がスピナベでバラシ。これはイケルかなと思い各種クランクベイトで岸際を狙いまくったが延々ノーヒット。暫くして隣りのワンドで釣っていたSolid.K氏がバスをぶら下げて泳いでくる。遠目で見たら35cmくらいかと思っていたのだが、計測すると堂々の41cm。ヒットルアーは自ら禁じ手として封印したはずのグリフォン。封印を解かずにいられないくらいシブイ状況だったとも言えた。41cmに刺激され私もグリフォンを投げ始めたが、バックラッシュを直している最中、水面に漂っているルアーに1バイトしただけでその後は沈黙。
 結局午後7時半までルアーを投げ続けたが屈辱のノーフィッシュ。ここ暫く、魚がいるのが判っている野池を周ってボウズになるなんて経験していなかったので、このショックは大きい。正しく本日は敗北という言葉がマッチした。


 天気:晴れ  水温:23〜27℃ pH:不明
 釣果:11匹(バス、ギル)

 朝早くに目が覚めたので普段よりも早めに釣り場へと向った。6:30に入水した野池は古くからバスがゲリラ放流された県西部地区では知名度No1のところ。週末は多くの釣り人で賑わい、散々ゴムルアーで叩かれているので魚はスレている。おまけに捨てられたラインやワームが立ち木やハングした枝葉に絡み付き、釣りを楽しむには最悪な状態。
 ラインなどが放置されているのは岸から絶対に狙えない場所なのでフローターやボート釣師が犯人なのは明らか。数年ぶりに訪れたのだが余りの酷さに愕然。何故あなた方は回収しないのか?心無いバカ釣師のせいで鳥も被害に遭っている。(詳細はこちら
 何度となく捨てられたラインがルアーに絡み付くので、相当イラツキながらもキャストを続けた。懲りずに混みあった倒木の中へディプシードゥをズボッと投げ込み、コツコツ木に当てながらリトリーブ。ラインが横に走ったので「また捨て糸に絡まったのか!」とムッとしながら強引に引っぱると、実はバスだった。倒木に巻き付かれないように一気に引きずり出し、手にしたのは35cmのガッチリしたバス。
 続いてシャローをラトリンログで打ってみるが反応が無いので、倒木に狙いを絞りSH-60SPを枝に絡めているとガンッとヒット。しかしフッキングにはいたらなかった。バスがいるのは確実なのでしつこくSH-60SPを投げるが沈黙。ラトリンログで倒木の周囲を攻めあげた後でリバイアサンに変えると3投目で喰ってきた。サイズは先程のバスより僅かに大きい36cm。その後はバスの姿を見ることは出来ず、黙々とルアーをキャスト&リトリーブするだけのマシーンと化した。「数は出ないが釣れればデカイ」と言われている池だが、余りにもルアーへの反応が乏しいので退散。
 正午前に入水したヶ所目はフローターで攻めるには少し大きめな掛川の池(水温23℃)。「あの池は釣れない」とよく話を聞くが、実はバスのいる場所が非常に限られており、漫然とルアーを投げていたのではまず釣れない池なのである。過去の実績から、攻める場所をシャロー、パラ葦、倒木に絞り、要領よく回ることにした。シャローには20cm程度の小バス達が1ヶ所に群れており、ルアーをリトリーブすると追いかけて来るのだがバイトしない。試しに根こそぎ君を取り出しキャストすると何故か小ギルがヒット。
 ギルを釣っても仕方がないので、倒木周りをSH-60SPで攻めると35cmがヒット。気を良くして別の倒木を狙うとバスがルアーへアタック。そして直ぐにUターン。同じ所を何度も狙うと頻繁にルアーへ攻撃してくる姿を目撃することができた。どうやらベッドを守っているバスのよう。初めて使うM-1インスパイヤーミノーへ交換すると、先程とは打って変わって物凄い勢いで物陰から飛び出しバックリと咥えた。手際良く35cmのバスをリリースしてマジマジとルアーを眺めた。凄いねこのルアーは。その威力に脱帽です。
 日が傾き始めた午後4時にエントリーしたヶ所目の池は、近隣の池に比べ遥かに水温が高い27℃。入水時に挨拶をした陸っぱりのお兄さんが2匹を釣り上げたのを見てブチッと気合が入った。岸際をRS-150SPグリフォンでテンポ良く狙い小バスを2匹釣った後、ドカンと出たのは下アゴに治りかけのキズがある40cm。ルアーは無敵のグリフォン。その後、モデルAで1匹、ディプシードゥで2匹の小バスを追加し納竿。
 本日の釣果はバス10匹とギル1匹。正直言ってもう少し数を伸ばしたかったので、ちょっと物足りなかった。ライフベストのポケットには回収したラインで満杯。何とかしましょうよ皆さん!!


 天気:晴れ  水温:24℃ pH:不明
 釣果:1〜3匹(バス、ライギョ、ナマズ)

 昼メシをゆっくり食べた後、デストロイヤーF4-59TXに先日3割引で購入したアンタレスver2を装着し、某河川の下流域にスズキを狙いに釣行した。水は程よく濁っており、シャローでは時折、小魚が何かに追われ逃げまわったり、ボラが連続ジャンプを繰り返している。これは絶対に釣れると確信した。
 開始後15分、強い南風が吹く中 待望のグンッという重々しいヒット。走り回る魚をなだめながら岸に引きずりあげてマジマジと魚体を見ると・・・。何だかスズキとは体つきが違い、ずんぐりむっくりの体高のある立派な姿。シーバックSB-100SRFの棒引きで釣れたのは、お馴染みの黒っぽい模様が極端に少ない色白の立派なバス(44cm)だった。
 岸に上げるまで完璧にスズキだと思っていたので、すっかり騙されてしまい「なんでこんな所でバスが釣れるんだよ!!」と思わず叫んでしまった。前日、野池で一生懸命ルアーを操っても釣れなかったクセに、スズキ釣りの外道でこんなに簡単に釣れてしまうとはとても皮肉だった。
 その後、移動しながらキャストを繰り返しK-TENでナマズ(43cm)、タイドミノーリップレスで雷魚(57cm)を1匹ずつ追加。午後3時頃から合流した相棒Iはレッドフィンでナマズを1匹キャッチ。潮が上がり、これ以上釣果は見込めないと思われたので午後5時前に納竿。本命のスズキはいったい今何処に!?

<アンタレスver2の初期動作不良>
 新品購入したアンタレスver2を「これで塩っ気があっても楽勝だぁ!」なんて言いながらキャストを始めるとトラブル多発。10回キャストするうちの2〜3回はハンドルを回してもクラッチが戻らず、ハンドルが空回りしてしまう症状が発生。本体を叩くとカチッと微かな音がしてクラッチが繋がる。酷い時は2回に1回は空回り。ルアー着水同時ヒットがあった場合は全く対応できないような状況だった。
 この症状は、ロッドのグリップとクラッチが干渉して「半クラ」になっているのではなく、きっちりとクラッチを押し込んだ状態で発生するので、明らかにリール内部に原因があると思われた。5/23某釣具店に来ていたS社の外回りサービス員に状況を伝えると、どうも良くある症状のようでサービスに送って欲しいとのこと。いわゆる初期動作不良ってヤツ。
 同じような症状が私の所有するカルカッタでも発生している。ベイトリールのクラッチについては構造、操作性ともD社の方が優れているように思う。ちなみにサービス員によると今年発売されたコンクエストでは改良されているらしい。新製品を出すより、既存商品のてこ入れを図った方が良いんじゃないの!!


 天気:曇り時々雨後晴れ  水温:21〜21.5℃ pH:不明
 釣果:11匹(バス)

 何だか肌寒いなぁと思いながら起きると外は雨。雨降りの日は釣り人も少ないだろうからと、のんびり朝食を摂った後に掛川の野池群でも大きなクラスに入る池へと向った。途中、救急車が駆けつけている車2台の衝突事故現場を目撃。路上に停車している乗用車の前部は壊れ、道路から数m離れた茶畑の上には軽トラが亀をひっくり返したように乗っていた。運転する時、誰もが事故をわざと起こそうとは思っていないだろうが、ちょっとした不注意や思いやりの欠如、傲慢さから事故が起きると聞く。軽トラの運転手さんは大丈夫だったのだろうか。
 池に到着し水際に立つと予想外に濁りがキツイ(水温21℃)。私と入れ替わりに岸へと上がるフローター釣師に様子を聞くと「1時間半ほどやったがノーフィッシュ。色々試したんだけど・・・」とのこと。1時間半でこの大きな池をぐるっと1周りしたとは相当大雑把にしか攻めていない事が伺われた。
 今朝は随分気温が下がったようで水面にはモヤが漂い、私の吐く息は白い。バスの活性は相当低いようで、グリフォンを延々キャストし続けて釣れたのは18cmの小バス。1匹目が釣れたのはナント入水35分後だった。30分間キャストを続けて釣れない池は粘ってもムダだとこれまでの経験からっているのだが、続いて2匹目が釣れたのでこの調子で釣れればイイゾと思ったのが運の尽き。その後はコツリとも反応が無く、3匹目が釣れたのが、なんと2時間後。ヒットルアーはコンバットクランクSSR
 3時間掛けてたったの3匹という厳しさ。池の上には茶畑があり、何かしら影響を受けているかもしれない。使用済みの農薬ボトルが気が付いただけで2本もプカプカ浮くこんな池は、とっとと退散すれば良かったと深く反省した。
 雨が少々激しくなったので車中で昼食を食べ2ヶ所目の池に入水(水温21.5℃)。ゴミ溜りの辺りにバスが潜んでいそうだったのでチャグペッパーJrを放り込むと20cmの小バスがヒット。続いて葦際と立ち木周りでグリフォンを使い小バスを3匹追加。とどめは堰堤際にセミラを投げて35cm。
 この池では水辺に出てきたタヌキと遭遇した。相手はじっとこっちを見ているのだが、逃げようとしないので目の前にルアーを放り込んでみる。距離はおよそ10mくらいか。目の前で悩ましげに動くルアーに興味津々だったようだが、しばらくして藪の中に帰っていった。
 午後3時半に入水した3ヶ所目の池(水温21.5℃)ではマーゲイで1匹、根こそぎ君で2匹の小バスをキャッチ。バスの反応が鈍いので3本フックのロングA(15A)をトウィッチをしてみたらデカバスがジャレついてきた。あとチョットというところで、目が合っちゃってバスはブッシュの中へとUターン。
 本日の釣果合計は11匹。そろそろデカバスが体力回復してきそうなのだが、今回釣行した池はどこも反応がイマイチだった。野池の選定ミスだったかな。


 天気:曇り時々晴れ  水温:19〜23.5℃ pH:不明
 釣果:24匹(バス)

 新緑あふれる山の中の小さな池(21℃)に朝8時半入水。ウグイスサンコウチョウの鳴き声を聞きながら一人浮かんでいるとオカッパリの小学生2人組が登場。どうも嫌な予感。小学生は何かとワァワァと騒々しいのである。案の定、岸の向こうの方から私に向って「おじさん!ここにバスがいるよぉ」「おじさん!そっちにバスが泳いでいったよ。」「おじさん!ルアーは何で釣れたのぉ?」など、日頃呼ばれ慣れていない「おじさん」という言葉の攻撃にはホトホトまいった。どうせなら村田基氏のように「ミラクル・ジム」なんて呼ばれたいぞ。ちなみに彼らが原因ではないと思うが、この池ではサイズ・型とも伸びず、2時間半で小バス4匹に止まった。
 次に選らんだのは地元の人しか釣り糸を垂れないようなメチャ小さな池(19℃)。水面には藤の花びらや落ち葉がぎっしりと敷き詰められ、池の半分しか釣りが出来そうもなかったが、折角来たので入水することにした。この池はコーヒー色をした水なので、釣れるバスはスモールマウスのように魚体全体が茶色く、目が赤っぽいのが特徴だ。生息環境によってバスの色が違うことはとても興味深い。
 池に入っての1投目。堰堤脇の木の下へルアーを放り込むと小バスがヒット。そしてリリース直後の2投目で再びキャッチ。釣れる池は極めて簡単に魚が釣れるのである。そこで先日購入したラパラの新製品シャッドラップRSを試してみた。私が絶賛するバルサ製のシャッドラップに比べ、RSのスタイルはややボリューム感が増し、カラーはド派手。そしてラトル入りとなった。泳ぎについてはトウィッチ時のキビキビ・ヒラヒラ感が無くなってしまい残念だが、小バスを1匹釣る事ができた。
 お腹がぷっくり脹れた産卵直前の小バスを3匹含む8匹釣り上げた時に、地元の中学生がドドッと5人も押し寄せ堰堤が賑やかになってきたので出水。ちなみにメインに使ったのは淡路島で大活躍した「根こそぎ君」。
 3ヶ所目の池は水温が高く23.5℃。岸際をぐるっとモデルAスコーピオン68(豪州製)で攻めて小バスを3匹釣った後、シュガーディープSB85SP41cmをキャッチ。私が入る前にこの池で釣っていたSolid.Kさんと携帯電話で情報交換するとグリフォンで良いサイズ(48cm)が出たとのこと。
 ここではuseさんのご好意に甘え、入手したVIBRATUION-X ULTRAのチェックも行った。初めて使うこのバイブは重さが19.2gあり、キャストすると一直線にブッ飛んで行く。リトリーブ感はブルブルというよりはバタバタ。残念ながら1時間ほど投げ続けたがバイトはなかった。日頃フローターフィッシングで使っている愛竿F2-57Xで扱うには、キャスト時におけるロッドへの負荷とリトリーブ中の抵抗により少々扱いにくい印象を持った。
 午後5時過ぎSolid.Kさんが登場。彼は友人の結婚式へ参列するため一度池から上がったが、終了後は再び池上の人となった。彼が所有する数ある奇妙奇天烈なトップウォータープラグのスイムテストをしながら暫しルアー談議。その後、ざっと池を周りグリフォンディプシードゥで5匹を追加して日没とともに納竿。
 本日は近隣の野池をグルグル回ってバス24匹。衝撃だったのは散々クランクベイトを引き倒した直ぐ後で、Solid.Kさんが操るVフラット1.3ozに良型のバスが出たこと。攻め方を変えればバスは釣れることを再確認した。


 天気:4/30晴れ後雨 5/1〜5/5晴れ・曇り  水温:18〜23℃ pH:不明
 釣果:224匹(バス、ギル、タニシ)

 平成5年から毎年通っている淡路島に、今回は単独で6日間の遠征を行った。片道およそ450km。自宅から一晩中走って5時間程度掛かる。宿泊は海水浴場の駐車場で車中連泊。食糧確保は以前無かったコンビニがあちこちに出店したため非常に便利となった。
 釣果はバス169匹、ギル54匹、タニシ1匹の合計224匹。最大魚は最終日(5/5)の真昼間 午後3時25分にチャグRで釣った56cmであった。

2万4千の野池群
 昔は相当水に苦労した地域であり、現在でも急斜面の棚田や畑で農業が営まれているので、いたるところに野池がある。バスが釣れる池の数はおよそ2万4千とも言われる。明石海峡大橋の開通(平成10年4月)で本州から多くの釣師が流れ込み、「1日で100匹釣り」は既に過去の話となっている。雑誌等で紹介された有名なダム湖や野池は釣り人のマナーの悪さ(ゴミ問題、迷惑駐車)から近年次々と釣り禁止となってきた。
 ほとんど池にはバスやギルが入っており、釣りは可能だが池の場所を見つけるのにとても苦労する。農道を走ることも多いので移動には大型四輪駆動車は不向きであり、地元釣師がやっているように四駆の軽トラでテンポ良く池を周るのが最適。
 尚、池によっては雷魚が残っているところもあり、フローター釣りで巨大魚をヒットさせてしまうと大変なことになる。また、改修等により池を干す場合もあり、魚の有無をしっかり見極めて釣る事が大切だ。

巨ギル 5KB巨大バス
 今回の釣行で釣れたバスのサイズは35cm以下が全体の95%を占めた。50cmUPは僅かに1匹、40cmUPは6匹。巨大バスを釣るなら、3月から4月のシャロー狙いが良いようだ。
 晴天の真昼間に釣れた56cmは小さなワンドのドシャロー(水深30〜60cm程度)。ヒシモがちらほらと水面上に伸び始めている場所である(水温23℃)。釣れたルアーはチャグR。このルアーは他のルアーに比べ明らかに魚が釣れず、交換しようと思っていた矢先に横からグァバッと物凄い勢いで飛びついてきた。
 ちなみにこの後、チャグRを30分以上使い続けたがノーキャッチ。どうやら数釣りには不向きで一発大逆転のルアーだと思われた。

巨大ギル
 それにしても淡路のブルーギルは馬鹿に出来ない。プラグで釣れるのはどれも20cm以上であり、婚姻色のオレンジ、ブルーが色鮮やか。ジャイアントドッグXにまで飛び出すほどの活性の高さは、小バスを釣るよりも引きが強く遥かに面白い。ギルを効率的に釣るには小型のポッパー類が最適。キャスト後はアクションを加えず暫く放置しておくとパシュとヒットする。ミノーのハードトウィッチングにはバイト出来ないようなので、バスとの釣り分けは可能だ。

ハプニング
 今回はとんだハプニングが2つもあった。1つ目は堰堤で足を滑らし1m下に滑落。尻を強打し下半身は水没した。握っていた愛竿デストロイヤーはブランク部分がガリガリに傷つき、一番手前のガイドがグンニャリと横を向いてしまった。ペンチで徐々に力を入れて直したが、完全復旧は不可能であった。SiCリングが吹っ飛ばなかっただけ幸いだった。
 2つ目は、帰宅後ガソリンスタンドへ給油しに行った時に発覚。なんと燃料キャップがない事をスタンドの店員に指摘された。前夜立ち寄った淡路島のガソリンスタンドで店員がキャップを付け忘れた事が判明。ナント440km以上も燃料をチャプチャプさせながら走って来てしまった。当然タイヤハウス周りはこぼれた軽油でビタビタ。高速道路上やS.A.等で火災事故を起きずにホッとしたが、GW終わりの2日間、宅配便が届くまでの車を動かせない不自由さを味わった。

フィールドテスト
 92個持ち込んだルアーの内、ヒットルアー(47種類)は下記のとおり。良く釣れるルアーと釣れない(釣りにくい)ルアーがあるのは歴然。ろくにフィールドテストをやらず市場に商品を送り出すメーカーよりも、遥かにキッチリとテストを行ったつもりだ。ここに掲載したルアーは魚の数に限らず「釣れたルアー」であり、名前が上がらないのはボックスから姿を消すことになる。今回の遠征で再び「
お蔵入りのルアー」が増えそうだ。

ヒットルアー

バス

ギル

その他

40cmUP

コメント

根こそぎ君


44


40


cm
42,43,44

何処でも無敵です

ジャイアントドッグX

4

1



VeryGood!!

サミー100

5




VeryGood!!

ウォーターモニター

1




今後期待しよう

TDゼロポッパー

4

2


44cm

魚バシャバシャ躍り出る

ポップR

7

3



最強ポッパー

セミラ


1



ちょっと軽い〜

コンバットポッパー

1

1



今回は出番少なし

テラー


1



ゴミの中をクイクイと

V4バズ

7




VeryGood,butバラシ多数

スキッターポッパー

1

1



こりゃダメだぁ

チャグR

1



56cm

2時間使ってこれ1匹

ガウディポップアート


1



正に枝から落ちた青虫

ベビートーピード

3




とても良い音で大好き

スピッティンイメージ

2




カラカラ賑やかだねぇ

スラバーチャグ

2

2



コイツは釣るのに苦労する

ステーシー80

2




ダートしないのね

X-80

3




ふぅ〜やっと釣れた

シュガーディープ50SP

10


タニシ1

40cm

VeryGood!!

シュガーディープSB

5




Good!!

シュガーミノースリム95

1




こりゃイイねぇ

ラトリンログ

1




フローターでは疲労感大

デットスティクログ

1




同上

スゴイミノー

2




イマイチ

JB-90SP

1




イマイチ

ハンクルK1ミノー

2

1



こりゃイイねぇ

ビーフリーズ65

1

1



投げ続ければ釣れますよ

ビーフリーズ78

1




停止時のプルプル最高

シーウォッチャー90

1




大きい方が良いかも

アスリートSP9

2




信頼している

シャッドR

2




ちょっと動きがワイドかな

シャッドラップ7

1




タフ時も絶対に釣れます

SH-60SP

5



46cm

こいつはイイ感じ

スラバーシャッド

1




期待大

SMシャッド

1




とても信頼している

マーゲイ

1




とても信頼している

コンバットバイブ

2



48cm

TDを越えるか!?

グリフォン

8

1



言うこと無し

ディプシードゥ

11




VeryGood!!

コンバットクランクSSR

2




野池では確実な成果

モデルA

9




言うこと無し

モーグルクランク50DR

1




イマイチ

クラップシューター

1




尻のブレードが抜けた

RS-150

2




大きなサイズが欲しい

シャローラビット

2




レギュラーサイズが一番

ベビー1マイナス

4




さすが実力派

クラシカルリーダー


1



動きがワイドすぎるかな

合  計

169

54

1


6日間で224匹達成





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