
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年1月
2001/1/30 SIMAGON
天気:晴れ 水温:11℃ pH:不明
釣果:45匹(レインボー、ブラウン、イワナ、モクズガニ)
東京でごっそりと列買いしてきたルアーを試そうとSIMAGONへ単独釣行した。朝は気温がぐっと下がり、釣り場にある桟橋は真っ白く霜が降りていた。ゴミ箱周辺にはタヌキかネコの無数の可愛らしい足跡が無数にあった。
平日なので釣り人が少なく、数釣りができると思っていたのだが期待外れ。天気が良すぎて魚が沈み、状況はとても厳しかった。釣果はイワナ10匹、ブラウン4匹、チューパー2匹(44cm、46cm)、アルビノ1匹、モクズガニ2匹を含む45匹。「列買い」したルアー達は活躍する場がなく、BOXの肥やしとなった。
44cmのチューパーは昨日、2lbラインで72cmのスーパーを釣ったSENさんと雑談をしている時にヒット。サイズからするとスーパーとは呼べなくらいのサイズだったが、ナイスなファイトをしてくれた。この時、SENさんは仕事の合間をぬってほんの30分程度顔を出してくれていた。
余談だが、今回はミノーでWヒットを2回経験した。1回目はモクズガニのWヒット。ただでさえカニを釣るのは難しいのだが、2匹同時に釣るなんて我ながら凄すぎる。当然引きごたえなどはなく、ゴミを釣ったのかと思ったぐらい。
2回目は元気の良いイワナとマスの死体のWヒット。フッキング後、ファイトする魚を引き寄せると2匹見えたので、心の中で「うぉっしゃ〜!!」と叫んでいたのだが、よくよく見ると片方は死後数日経っている魚だった。それでも死んだ魚が抵抗となって随分重々しい引きを楽しめた。1日で2度もWヒットをやり、私の釣りのレベルも「行き着くとこまで行ったか!!」って感じ。そろそろ免許皆伝かな。(笑)
天気:晴れ時々曇り 水温:12℃ pH:不明
釣果:17〜29匹(レインボー、ブラウン、イワナ、ヤマメ)
朝イチからTSUYOさんとSIMAGONへ釣行。前日は冷たい雨が降り、強い風が吹き荒れたが、天気予報によると今日は穏やかな日になるらしい。最近発売された釣り雑誌にSIMAGONが紹介されていたため、メチャ混みになるの心配していたが、お客さんは25人くらいであった。
準備が整い、ミノーのキャストを開始。普段なら1〜2投目からアタリがあるのだが、キャストを重ねてもコツリともない。隣りで竿を振るTSUYOさんも首を傾げている。このままではヤバイと思い、少し潜るタイプのミノーに交換しキャスト&リトリーブを始めるとこれが大当たり。イイ感じでマス4匹とブラウン1匹を釣り上げた。その後、リトリーブに変化を加えると魚がミノーをひったくっていくというパターンが判り、続けてイワナを6匹キャッチする事ができた。
午前8時からは魚の反応が極端に少なくなり、10時までの間は僅かに6匹しか釣れなかった。最大の原因はスズキ狙いで大型バイブレーションをガラガラ引く「バイブ野郎」が増えたこと。彼らがたまに釣り上げる魚は、どれもこれも背鰭や尾鰭にルアーが引っ掛かり、とても見ていられない光景だった。
最悪なのは私の横に2人の「バイブ野郎」が入った時だった。釣りのスタイルが全く違うのでマジで釣りにくく、ラインがクロスしたりして不愉快な思いをしながらもじっと我慢して釣るはめになった。暫くして「バイブ野郎」が周囲からいなくなると、マス類が立て続けにパタパタと釣れ始めた。どうやらバイブが魚達に与えていたプレッシャーは相当大きかったようだ。
バイブは活性が高い魚を釣るには非常に効果的なのだが、魚がスローになっている時にガラガラ引けば、さらに渋くなってしまう。オマケに今いるスズキは夏の残りなので、元々池にいる個対数もしれているだろう。「バイブ野郎」はこの辺の事が判っていないらしい。
彼らが周囲からいなくなったら、それまでの2時間分を取り戻せそうな勢いで釣れ始め、スーパー1匹を含む12匹を追加した。しかし、途中まともな釣りが出来なかった時間のロスは大きく、タイムリミットの正午までの釣果は29匹に止まった。ちなみに内訳はレインボー17匹、スーパー1匹、ヤマメ2匹、ブラウン2匹、イワナ7匹。
一方、TSUYOさんは1種類のミノーしか使わず、カラーローテーションだけでレインボー1匹、スーパー1匹、ヤマメ4匹、イワナ11匹の合計17匹釣り上げた。TSUYOさんが私のように、複数のルアーを使い始めれば、半日で40匹ぐらいは手堅く釣り上げそうだ。
さて、余計なお世話かもしれないが・・・
SIMAGONで大型のバイブを遠投してガラガラ引いている皆さん!!
もう、魚を引っ掛けて釣るのはヤメにしませんか。マスではなくスズキ狙いとのことだが、私には活性が落ちて池底にいる魚を引っ掛けて喜んでいるだけのように思える。まさしく「サッカケ釣り」「ギャング釣り」と同じ部類だ。そのことに早く気がつくことを祈る。
個人的には管理釣り場において魚をスレで釣るということは、凄ごく恥ずかしく感じる事なのだが、あなた方は平気なんですね!?スレ掛かりした魚が右に左に走り回るたびに、釣りを中断される釣人が横にいることもお忘れなく。
2001/1/20 SIMAGON
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:23〜37匹(レインボー、ブラウン、イワナ、ヤマメ、サクラマス)
一年のうちで最も寒さが厳しいという大寒。朝イチでSIMAGONへ釣行した。夜明け前のまだ暗い駐車場に到着した時は、既に車が4台も来ていた。普段ならこの時間にはまだ車は来ていないはずだが、今回は随分気合が入っている人達が多いようだ。
一番で受け付けを済まし、釣り場へ出るとあたり一面は真っ白く霜に覆われていた。滑る桟橋に注意しながら場所を陣取りキャストを開始。天気予報によると昼から雨とのことで、皆さん午前中の釣行に的を絞ったためか、どよどよと人が増えてあっという間にスペースが埋まっていった。ざっと数えて35人程度。年末年始の激込み状態から考えると釣人は少ないのだが、それでも早朝からこの人数というのはちょっと厳しい感じだった。
人の多さとは裏腹に一投目からスズキがヒット。しかしフックオフ。そして3投目にはウナギらしきアタリがあったがこれもバラしてしまった。朝イチはデカイヤツがガツンと来る可能性があるので集中しているのだが、寒さで体が硬くなっており上手くフッキングできない。がっくりしているところにTSUYOさんがやや遅れて登場。肩を並べて竿を振り始めた。
待望の1匹目は立派なブラウン。その後、イワナ、レインボーと続いて15分で3種類達成。数日前に2,000匹の魚を放流したばかりとあって、その後は1時間当り7〜8匹のペースで魚を釣り上げることができた。
今朝は気温がぐっと下がったため、水面からはモアモアと湯気が立ち上り、小口径のゴールドサーメットが装着されているTSUYOさんのロッド:ストリームトウィッチャー(UFM)はキャストが困難になるほどガイドが凍りついた。幸い私のロッド:スーパーレインボー(ジャクソン)はガイド(SiC)の口径が大きく、特に問題がなかった。もしかしたらガイドの材質の違いも関係しているのかもしれない。冬場のトラウト釣りで使う事が前提であるロッドのガイドが、軽量化を目的にゴールドサーメットの小口径ガイドを採用したことで簡単に凍ってしまうなんて、ちょっと問題アリかもしれない。良い竿なので少し残念だ。
さて、待望のスーパーがヒットしたのは、仕事の都合で1時間ほど参戦したSENさんと3人で雑談をしながらリトリーブをしていた時。コイツは足元近くでルアーをパックリと丸呑みにして目の前で暴れまくった。魚は2人の協力もあり、おかげさまで無事ランディング。フックを外した後、すかさず写真を撮ろうとしたのだが、魚自ら池にドボンと池に戻っていった。
朝の好調さに比べると午前10時からの1時間は最悪の時間だった。それまで良いペースで釣れていた魚達はいったい何処に行ってしまったのかと思うくらい、私の操るルアーには反応しなくなってしまった。一方、横で釣っていたTSUYOさんのルアーには次から次へとヒットが続き、思いっきり煽られてしまった。
ラストの1時間はエンジン全開。やっと自分のルアーローテーションにピッタリと嵌まり、ニジマス、ヤマメ、イワナを一気に10匹釣り上げた。その間、TSUYOさんの方は沈黙。攻め方や狙うポイント、使うルアーが違うと大きく差が出るというこの状況は非常に不思議で興味深かった。
結局、釣果は目標の40匹にちょっと足らない37匹。スーパーの顔も久しぶりに見られたのでマズマズ満足した。一方、TSUYOさんは見事にニジマス、イワナ、ヤマメ、サクラマス、ブラウンの5種類を達成し合計23匹を釣り上げた。
今日は珍しく天気予報がピッタリと当り、昼から雨が降り始めた。年明けから風邪をひいて体力が弱まっていたので、昼食はTSUYOさんと今日の釣りを振り返りながら「しまごん」でリッチにうな重を頂いた。
天気:晴れ 水温:11℃ pH:不明
釣果:23匹(レインボー、ブラウン、ウナギ、スズキ)
前夜から強風が吹き荒れ、部屋の中にいても電線がビュウビュウ唸っているのが聞こえるくらい。当然、強風波浪注意報が出されている。しかし既にお休みを貰っちゃったので行くしかない。布団からモゾモゾと起きだし準備を整えた後、SIMAGONへと向かった。
朝イチに釣れたのはスズキ。ミノーのトウィッチにサクッときた。気温が低く、体が十分ほぐれていない状態でのスズキというのはとてもスリリング。ギクシャクしたやり取りをしながらも足元まで引き寄せリリースした。
キャスト&トウィッチを続けていると、毎回、何だかモアモアと変なアタリがある。スズキを釣り上げた4分後、ソイツの正体が判明した。・・・正体はウナギだった。以前、タモで掬ってとんでもない目にあったので、ドヨドヨに絡まる前に水際でリリース。そして待望の3匹目は・・・やっぱりウナギ。しかも手首の太さぐらいある巨大なヤツ。この大きさには流石にちょっと腰が引けた。
これまでの経験でスズキやウナギの活性が高い時は、マス類はイマイチという印象がある。案の定、今日はかなり渋めの状況であった。日が昇ってからも強風は続き、日の出前より気温が下がったのではないかと思えるくらい体感温度が低下。寒くて鼻水を垂らしながら竿を振ることになった。
釣り人は私を含め2人きりだったが、10時からは私だけの貸し切りになった。ルアーをアレコレ交換するのも面倒になり、1つのルアーをぶら下げたまま、池をぐるっと周ってみることにした。結局、池を2周もしたが、釣れない時は何処に行っても釣れない。所々でポツポツと拾い釣りをするといった感じで、タイムアップ。
昼まで頑張った釣果は目標の40匹を大幅に下回り、ブラウン2匹とレインボー18匹を加えて合計23匹。1時間当り4匹というスローなペース。貸し切りだったのにこれしか釣れないとはガッカリした。おまけに、昨年数々の歴史を刻んだお気に入りのミノーとクランクを魚に持っていかれ、気分は少々ブルーになった。
2001/1/8 某河川河口近くのサーフ
天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
夕方4時過ぎから相棒Iと某河川河口近くのサーフへ、まだ残っているかもしれないヒラメを狙いに行った。基本的に二人とも柔弱なので「風が強い日は我慢してまで竿を振りたくない」という考えを持っており、 この時期のサーフへは余り足を運ばないのだが、今日は無風状態でまさしく釣り日和。釣果は期待をせず気楽な気持でポイントへ向かった。
釣り人は私達2人きりで、思う存分キャストができた。数投したら1〜2m横に移動することを続け、丁寧に波打ち際を狙っていたらグイッとロッドが引き込まれた。瞬間にアワセを入れると波間から魚が頭を振りながらジャンプ。小さいながらも、その姿からスズキと判り、波の満ち引きに合わせ慎重に取り込んだ。
上がってきたのは42cmのスズキでヒットルアーはアイマ。キャスト開始後、30分も経っていない時だった。このサイズならきっと群れがあるはずだとキャストを繰り返したが、その後は無反応。ヒラメのヒの字もなく、全く魚っ気がないので午後7時に納竿した。
今回は珍しく魚をキープして、自宅で包丁を振るった。SIMAGONで普段見ているホシスズキとは明らかに体型が異なり、ちょっと痩せていた。さばいてみると胃の中は空っぽで、腹には卵を抱えていた。スズキは既に深場に落ち、産卵しているものと思っていたが、まだ産卵していない個体もいる事が分かった。
2001/1/6 SIMAGON
天気:晴れ 水温:10℃ pH:不明
釣果:5〜30匹(レインボー、ブラウン、イワナ、スズキ)
SIMAGONへ釣行する為に朝5時に起床。準備が整い車に乗り込むとフロントガラスがガチガチに凍っていた。自宅へ戻りお湯を用意し、氷を溶かして「いざ出発!!」と気合いを入れてキーを回す。しかし、セルモーターがギュル、ギュルと頼りなげな音をたてたきり沈黙。なんと寒さでバッテリーが上がってしまいエンジンが掛からない。
急いでエレキ用のバッテリーを部屋から持ち出し、愛車に繋げてセルモーターを回すが全く効果無し。淡い期待を込めてバッテリーチャージャーも使ってみたがやるだけ無駄だった。大型のバッテリーを2個も積んでいる四駆車なのにバッテリーが上がるなんて情けない。
実は、この1週間ほどバッテリーの調子が悪く、エンジンスタート時にセルモーター音が心細く聞こえることもあったので1本1,280円もするバッテリー強化液を4本もつぎ込んでいた。バッテリーの復活に5千円以上もお金を掛けたのに全く効果が無かったようだ。大型バッテリー2個を交換すると費用は幾らになるのだろうか?今月はSIMAGONへ行く回数が減りそうだ。
現地で合流する予定だった相棒Sと運良く連絡がとれ、ピックアップしてもらうことができた。釣り場に着いた時は午前7時をまわり、TSUYOさんとその弟子、そしてSolid.Kさん達は既に竿を振り、スズキとイワナを釣り上げていた。
すっかり出遅れた感があったが、8時半までに11匹のレインボーを釣り上げることができた。久しぶりに会ったSENさんとアレコレ話している最中もヒットするほどラフな釣り方で十分釣れ、このペースなら午前中で30匹は釣れるだろうと予想していた。しかし、その後は強い西風が吹き始め、水面が波立ってくると魚達は沈黙した。
5投してアタリが無ければチェンジという早いペースでルアーの交換を頻繁に行い、持参したルアーを色々と試してみたが空しいキャストが続くだけだった。10時から11時の僅かな間、魚がルアーを追うようなり、ここでブラウン2匹とレインボーを1匹追加。11〜12時までの1時間はたまにコツッとルアーに当る程度で「食ってくる」という明確なアタックなかった。風が強いのでラインを見てアタリをとる事は不可能、空しくルアーの交換を繰り返すだけに終わった。結局、本日の釣果は22個のプラグを使い合計14匹。スーパーレインボー、モンスターブラウン、スズキはお目に掛かることすら出来なかったが60cmオーバーのウナギの死体を釣り上げるというハプニングがあった。
今年の初釣りとなったTSUYOさんとその弟子、そしてSolid.Kさんは迷宮SIMAGIONにすっかり迷い込み撃沈。釣果はレインボー、ブラウン、イワナ、スズキを5〜7匹程釣り上げ終了。一方、相棒Sは爆風にも負けず風下で竿を振り、30匹を釣り上げていた。彼は3種類ほどのルアーに絞り込み、頻繁にカラーローテーションを繰り返していたようである。
2001/1/1 SIMAGON
天気:晴れ 水温:11℃ pH:不明
釣果:22匹(レインボー13匹、ブラウン6匹、イワナ1匹、スズキ2匹)
元日早々、初釣りに行ってきた。場所は大晦日見事に玉砕した迷宮SIMAGON。昨日は風も無く穏やかな日だったが、今日は一転してまともに立っていられないくらい寒風が吹き荒れ、爆風の中で鼻を垂らしながらのキャストを繰り返すことになった。
相変わらず朝イチの活性は低く、日が昇ると徐々にマス達の活性が上がってくるというパターン。風の向きと水の流れを考えながらリトリーブするコースを見極め、持参したルアーをアレコレと交換し「本日の当り針」を探すという地味な作業を続けた。最終的に2つまで絞り込み、徹底的にこれらのルアーを引き倒した。
10時過ぎからブラウンとスズキの活性が高まり、プラグに良く反応するようになった。風が余りにも強いので、ラインでアタリを取るなんて洒落たことは出来ず、リトリーブの最中でハンドルが少しでも重く感じたらすかさず合わせるという方法でフックアップしていった。
しかし、この方法は魚がルアーにアタックしてから手元に感じるまでにタイムラグがあり、上手くフッキング出来ず何度となく魚をバラしてしまった。また、トラウト用の細い糸で挑むスズキは難しく、あっさりとラインブレイクし大切なプラグを1個ロスト。口の中にルアーが入ったままでは、魚へのダメージも大きいだろう。運良く口から外れる事を祈るしかない。
結局、釣果はレインボー13匹、ブラウン6匹、イワナ1匹、スズキ2匹の合計22匹。21世紀のスタートを飾るとまではいかなかったが、ホドホド満足した。
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