
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年2月
天気:曇り時々雨 水温:11℃ pH:不明
釣果:10〜20匹(レインボー、ブラウン)
もう春になったかのような暖かく穏やかな日が続いたが、昨晩遅くから雨。午前5時前に起床したが結構雨が降っていたので、暫く布団の中で雨が止むのを期待しながらグズグズしていた。朝6時から放映している「釣りロマンを求めて」にTVのチャンネルを合わせると、昨年10月に豪州遠征した際にお会いした児島玲子さんがケアンズ沖で500ポンドのマーリンと格闘中。その時の様子を現地で聞いていたので、放映を楽しみにしていたのだが、まさか4ヶ月も待つとは思わなかった。
気がつくと雨が小降りになっていたためSIMAGONへ駆け付けた。釣り場には悪天候にもかかわらずTSUYOさん、そんちょうさん、相棒Sが既に竿を振っており出遅れた感じ。相棒Sに様子を聞くと「渋い」の一言。暖かい雨が降り、釣り人の数も少ないのだが何故??? 実際、竿を振り始めてもアタリは遠く、SIMAGONのスタッフに泣きついたほどだった。
カッパを着て半日竿を振った釣果は、リーダーを掴む前に外れてしまった1匹をオマケで入れても10匹。ルアーを各種・各色30個も投入したのにこの有様。見事に撃沈された格好となった。相当早いペースでルアーを交換していかないと魚に全く相手にされないような状況で、鮭のような顔をしたモンスターブラウン(57cm)と細身のチューパーを1本ずつ釣ったのが僅かな救いだった。
TSUYOさんは厳しいながらも20匹、相棒Sも20匹程度を釣り上げていた。話を聞くと表層や流れの中でヒットしていたとのこと。ルアーへの反応が悪かったので魚は底に沈んでいると思い込み、下層をじっくりと攻めていたのが私の敗因だったようだ。一方、バイブ野郎の被害を被っていた そんちょうさんは、私と一緒に「10匹いかねぇ〜」と嘆きながらもタイムリミットの正午直前に数を重ねて11匹を達成した。
相棒Sは、活性は低いが客が少ないので午後まで延長を決意。夜、電話で釣果を尋ねると午後3時以降にやや活性が上がり合計40匹程度釣り上げたとのこと。誰も釣れていない中で魚を釣っていると、近くに寄ってきてルアーを投げてくる釣り人が度々おり、これにはちょっと懲りたそうだ。
さて、蛇足だが、今回は背後に置いてあった予備のタックルをひっくり返したまま、その場を立ち去ろうとするバイブ野郎を呼び止め暫し口論となった。この数分前に桟橋をドタドタと走りまわっていた彼を注意した事を根に持っていたらしく、わざとやったとしか思えなかった。タックルは通行人の邪魔にならないように気を付けて置いたつもりだったが、結果的には邪魔になっていたようでこれには反省。口論の仲裁をしてくれたTSUYOさんには深く深く感謝したが、後味の悪い釣行となった。次回は楽しく釣りが出来るように努力しようと思う。
2001/2/17 SIMAGON
天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:15〜25匹(レインボー、イワナ、ヤマメ、ブルック(?))
前日の朝、私が住む静岡県の平野部でも珍しく雪が積もるほど降った。昨晩の天気予報によると低気圧の通過に伴い冬型の気圧配置となり、強風波浪注意報のほか低温注意報も出ていた。予報通り今朝はぐっと冷え込んで、県内の最低気温は平年を大きく下回り、軒並み氷点下となった。
朝イチからTSUYOさん、TSUYOさんの弟子、そんちょうさんと4人並んで釣り場に陣取り、竿を振り始めた。暫くキャストを繰り返したが、どうにもシックリこなくて変な感じ。よくよく竿を見るとガイドが凍結していた。
池に日が射してくると魚の活性が上がり、私の操るミノーへの反応が良くなった。イワナ、ブラウン、ヤマメ、マスそしてチューパー1本を含む10匹を良い感じで釣った。珍しく風が弱かったので、このまま楽しい釣りができるかと期待したのだが、天気が良すぎるためか8時から食いが渋り、1時間で僅かに2匹しか釣れなくなった。
いつもより「沈黙の時間」の到来が早すぎ、「なんじゃこりゃ!!」って感じ。それでも「釣れるルアーが必ずあるはずだ!!」とルアーをアレコレと交換。ミノーのトウィッチ&ステイやスローリトリーブを試したりして、どうにか5匹を追加した。10時からは再び魚が沈黙してしまい、本格的な「沈黙の時間」の到来。12時までの2時間では、僅かにイワナ3匹、レインボー1匹しか釣れなかった。
結局、本日の釣果は21匹。ちなみに内訳はレインボー10匹、イワナ6匹、ヤマメ3匹、ブラウン1匹、ブルック(?)1匹。TSUYOさんは半日でレインボー18匹、イワナ5匹、ヤマメ2匹の計25匹。一方、TSUYOさんの弟子はスプーンオンリースタイルで、一時隣りで釣っていたフライ釣師をまくるくらいの感じで竿をしならせ、合計25匹を釣り上げた。彼は初級者なのだがメキメキと腕が上がり、キャッチ&リリースも手際良くこなせるようになっていた。また、仕事の関係で一足早く納竿した、そんちょうさんは15匹弱であった。
今回は驚くことが2つあった。1つ目はTSUYOさんが、死んでプカプカ浮いていたスズキを岸に引き上げた時。なんとこのスズキの死因はマスを喉に詰らせての悶絶死。ちなみにマスの大きさは20cmUPで、頭の方から溶け始めていた。
2つ目は「玉手箱の談話室」(BBS)が縁で今回竿を交えた、そんちょうさんが、なんとTSUYOさんの中学校時代の同級生ということが判明した事。聞くところによると、彼らはその昔、雷魚を釣りに今ノ浦川までの遠い道のりを自転車で通っていた仲。久しぶりの再開で随分話が弾んでいた。
さて、2/8に大量放流があってから、まだ10日も経っていないのにSIMAGONは激渋状態。たまにヒットしても背中や脇腹にフックが引っ掛かって釣れてくる事が結構あり、今回はいつもとは違う様子。「数を釣っているのはフライ釣師2名だけじゃないか!?」って感じ。しかも彼らが釣っている魚は30cmにも満たないようなヤツばかり。
おまけに2週間前に散々周囲の釣り人の邪魔をしていた3人組みの「バイブ野郎」が再び登場。仲間の1人が横に入ってきたので、忠告をして追い払いに成功したが、東側の入水パイプや小屋周りを行ったり来たりしながら、相変わらずサッカケ釣りをやっていた。
釣れない原因はイロイロあるが、それにしても少し厳しすぎるなぁ。皆さんの釣果はいかが?
天気:曇り時々晴れ 水温:10℃ pH:不明
釣果:5〜13匹(レインボー、イワナ、ヤマメ)
3連休最終日の午後、無謀にもSIMAGONへ釣行。常識から考えて、連日釣り人に苛められ、渋くなっているのは十分想像できたのだが、まさかこれほど厳しいとは思わなかった。水温は10℃まで落ちていたが、開始1時間でどうにかニジマスを3匹キャッチ。その後、スーパーを掛けたがフックの掛かりが浅かったようで、水面で暴れられ痛恨のフックオフ。
余りにも魚達の食いが渋いので、PEラインを使った超スローリトリーブでアタリを確実に拾っていく方法に切り替えた。午後3時までは1時間当り3〜4匹ペースだったのが、それ以降は1〜2匹ペースに落ち込んだ。
極々稀にカツーンと強いアタリがあるのだが、フッキングミスが相次ぐ。どれも確実にのりそうなアタリなのだが、何故かフッキングしない状況だった。結局、実績のあるルアーを35個も投入し、釣れたのはイワナ2匹、ヤマメ1匹を含む13匹。曇っているため、気温は上がらず釣っていて寒いのなんのって。まさに「修行」って感じだった。
午後2時前に登場したSolid.K氏は、空きスペースを見つけながら池をぐるっと回り、キャストを続けていた。正味3時間竿を振った彼の釣果は5匹。私とSolid.K氏の釣った魚を合計しても20匹に満たないほどの激シブ状態に、他の釣り人はギブアップして早めに帰る人達が目立った。
2001/2/10 SIMAGON
天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:15〜35匹(レインボー、イワナ、ヤマメ、ブルック(?))
今週も飽きずに朝からTSUYOさんとSIMAGON釣行。木曜日、新たに導入されるブルックトラウトを含め2,000匹の放流(一部イケスでキープ)があったので、かなり期待して竿を振り始めた。
1発目はスーパー。スレ掛かりだったようで一瞬にしてフックオフ。続いてイワナを2回続けて足元でバラシ。ガックリしているところに「どよょ〜ん」という感じで重々しくヒット。掛かってきたのは顎がしゃくれたチューパー(アルビノ?)の死体だった。ルアーのフックは上顎の絶妙な場所にフッキング。足元まで引き寄せてくると、口の中にはKENcraftのスピナーがズッポリと入っており、バーブ付きの大きなフックが喉の奥に突き刺さっていた。エラがまだ赤かったので死後1〜2日か。死してもなおミノーに食らいついてくる凄まじさは、まるで映画「もののけ姫」のワンシーンのようだった。
やっと1匹目のイワナが釣れたのは開始20分後。この時、既にTSUYOさんはイワナを主体に3〜4匹釣り上げていた。この1匹で本日のパターンを把握し、フローティングやサスペンドミノーを使い1時間に7〜8匹程度のペースで釣り、午前9時の時点で20匹を達成した。
待望のブルック(?)が釣れたのは8時過ぎ。驚くくらいデブデブに太っているビックワン。普段、ネットはスーパーを上げる時にしか使わないのだが、その体つきにラインブレイクを心配し、ネットでザブッとすくった。パッと見るとイワナっぽいのだが、背中の模様がちょっと違う。東山湖で釣ったブルックはもっと模様が複雑で緑色が強かったハズ。顔つきはもう少し精悍だった気がする。もしかしたら、この魚はイワナなのかもしれない・・・。ブルックは警戒心が強くて釣れないのか、放流した数が少ないのか、それっぽい魚が釣れたのはコイツ1匹。TSUYOさんも似たヤツを1匹釣っただけであった。
朝のペースのまま行けば昼までに40匹は固いと思っていたのだが、やはりそこはSIMAGON。午前10時頃から泣く子も黙ってしまう魔の「沈黙の時間」が到来。強風が吹き始め、陽射しが強くなると魚が沈み、ペースは1時間当り2匹に落ち込んだ。周りを見渡しても魚を上げている人は少ない。
午前10時半過ぎにSolid.K氏が登場。「ええっ?今からスタート?」と大企業の重役並みの遅い出勤について尋ねると、朝からずっと対岸で竿を振っていたらしい。近くにいたフライ釣師が魚を釣りまくっていたので、随分釣りにくかったようだ。
結局、お昼まで竿を振り続けた本日の釣果はチューパー1匹を含むマスが17匹、イワナ4匹、ヤマメ7匹、ブルック(?)1匹の合計29匹。TSUYOさんは悪魔に魂だけでなく体も売ってしまい、某ルアーを主体に使ってスーパー1匹を含む35匹を釣り上げた。一方、Solid.K氏は納竿間際にスーパーを掛け、見せ場を演出したがフックオフ。トータルで15匹程度となった。
午前中の客はざっと数えて40人。禁止されているトレーラーで釣りをしている人が、気がついただけで桟橋側に6人もいた。3連休でもあり、多くの釣り客で賑わうことが予想され、むやみやたらに魚を掴んでリリースする人や、バーブレスにしていないためリリースに手間取り、魚を弱らせてしまう初心者も来場するだろう。今回入れた魚が果たして1週間持つかどうか疑問に感じた。
天気:晴れ 水温:10℃ pH:不明
釣果:15〜22匹(レインボー、イワナ、ヤマメ、スズキ)
今日のSIMAGONはざっと見渡すと釣り人が30人。そのうち「バイブ野郎」が桟橋と排水口の所に6人(2グループ)もいて、マス達はルアーに脅えて底に沈んでしまっていた。池の中には夏に放流したスズキが僅かに残っているのだが、これを大型バイブで引っ掛けている。遠投後、ルアーを沈めて大きく竿を煽りながら高速リトリーブの繰り返し。これは「サッカケ釣り」「ギャング釣り」と全く同じで、釣りの世界では最低の釣り方。管理釣り場では、もちろん御法度だ。
桟橋でバイブを投げていた「GO!GO!Taxi」のバックプリントがある黄色いベンチコートを着た男の3人組みは先週もいたヤツら。周囲の迷惑を考えず遠投し、馬鹿の一つ覚えで大型バイブを引きまくることが、どれだけ悪影響を及ぼすか彼らには分からないようだ。早く自分達がやっていることに気が付いて欲しいところ。私には夜中に騒音をたてながら走り回る暴走族と同類に思えてならない。
先週、黄色いベンチコートを着た「バイブ野郎」に散々不愉快な思いをされた為、今回は絶対横には入れさせないという固い意思でTSUYOさんと竿を振っていた。6人もいた「バイブ野郎」のおかげで魚の活性は全体的に低かったため、9時頃からスタッフが放流を行ったが、まるで効果なし。結局、昼までキッチリやった釣果はレインボー11匹、イワナ5匹、ヤマメ1匹、スズキ1匹の合計18匹に止まった。
途中、スーパーを1本掛けたが、猛烈な勢いで走った魚を止めようと少々無理をしてラインブレイク。ロストしたルアーは超ヒットルアーだったのでショックが大きかった。しかし、魚にとっては命に関わる大迷惑なことだろう。上手くルアーが外れてくれることを祈るしかない。
隣りで釣っていたTSUYOさんの釣果は、レインボー20匹、スーパー(52cm)1匹、ヤマメ1匹 の計22匹。彼はこれまで1種類のミノーを色違いで数個持ってくるだけの非常にシンプルな釣りをしていたが、今回は私が愛用している某ルアーを仕込んできていた。しかもフックを換えて・・・。結局、彼はその某ルアー1個だけで本日の釣果の9割以上を釣っていた。ついに悪魔に魂を売ってしまったようだ。(笑)
対岸で「バイブ野郎」3人組みの集中砲火を浴びていた相棒Sの釣果は15匹程度。彼は「バイブ野郎」が何も考えずに投げまくるルアーと何度となくラインが絡まり、相当頭にきて何回か注意をしたようだ。60cmUPのスーパーを1本釣ったが、魚とのやり取りの最中にも邪魔をされていた。金を払って釣りをしているのに不愉快な思いはしたくないのは当然のこと。読者の皆さんも「バイブ野郎」の被害に遭ったら遠慮なく文句を言おう。
〜SIMAGONのオーナーさん〜
一般の人は折角の休みにお金を払ってマスを釣りに来ているのに「バイブ野郎」のおかげで全く釣れていません。オマケにラインが交差して釣りにくかったり、ルアーが絡まったりと釣りにくくてどうしようもない状況です。今日は9時から放流したのに、魚が脅えてしまって効果なし。いっそのこと、バイブを使った「サッカケ釣り」を禁止にしましょう。
それと来年に向けて1つ提言。秋にマスを入れる時は残っているスズキを出しましょう。そうすれば今問題になっている「サッカケ釣り」はなくなります。
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