フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年11月


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜1匹(スズキ、ニゴイ)

 昨日の出来事があまりにも悔しかったので、帰宅後に速攻で釣り場へと向かった。ポイントには既に先行者が2名キャストをしている。暗闇の中、ご挨拶をすると釣り人はnoppoさん。同行者はイタニさんのようだ。様子を伺うと、「たまにボラが跳ねる程度で魚っ気がない。」とのこと。

 たとえ魚っ気がなくても昨日のように突然釣れてしまう事もあるので注意深くキャストを始める。午後9時半過ぎ、ヒットしたのは隣りで竿を振っていたイタニさん。サイズは68cm。昨日に続き、またしても隣りで釣られてしまい、ちょっとショック。やはり釣れた時は魚っ気を感じられなかったのだが、後から小魚たちが水面でザワザワし始めた。スズキは捕獲が難しい小魚よりも、無防備(?)なルアーにまず最初に目を付け、アタックしたのかもしれない。

 気が付くといつのまにか釣り人が数人増え、夫々が竿をビュッと鳴らしながらキャストをする。午後10時過ぎ、少し離れた所でnoppoさんがニゴイを釣り上げた。彼はニゴイをちょくちょく釣っているが、私は滅多に釣れない。きっと使うルアーやアクションの付け方が違うのだろう。「ニゴイが釣れるルアーはスズキが釣れる」と私は思っているのだが、同じルアーを使っていて、ニゴイが釣れないとするとリトリーブ方法が違うか、ルアーの飛距離や通す場所がほんの僅かに違うだけなのだろう。

 午後11時過ぎ、コツリとも当たらないので納竿。2日続けて完敗してしまった。私の竿先からは「釣りたい光線」がちょっと出過ぎていたかもしれない。反省反省。


 天気:雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(スズキ)

 雨が今にも降りそうな感じだが、久しぶりに早く帰宅できたのでシーバスタックルを車に積み込み某河川へ向かった。釣り場に到着した時には天気予報どおりパラパラと雨が降り始め、カッパを着込んでキャストを始める。
 平日だし、雨も降ってきているので誰も来ないだろうと思っていたが、世の中には好きな人はいるもので釣り人が登場。身軽な感じでフラッと現われたので明らかに地元民と思われた。

 午後8時頃、隣りの釣り人が70cm程度の魚をキャッチ。「今日は魚っ気がないなぁ」と思っていた矢先に隣りで釣れたのでちょっとショック。彼は携帯電話で「釣れたコール」をアチコチに掛けまくった後、キャストを再開したとたんに再び1本を追加(45cm程度?)。後から来た人に、あっという間に2本を真横で釣られて大ショック。

 8時半頃、電話で呼ばれた人が集まって来た。魚の写真を撮っている様子を横目でチラチラ見ながら、黙々とキャストを続けていると、私の名を呼ぶ人がいる。その声の主は「玉手箱の談話室」でお世話になっているsenさん。魚を釣った人が誰かと尋ねると、地元では有名なA兄弟の内の1人。彼とは直接、面識はないのだがスズキを釣りまくっている話は度々耳にしている。道理で上手いわけだ。

 まだ他にも魚はいるだろうとキャストを繰り返すが、竿がグイッと引き絞られる事もなく敗北ムードが漂う。午後9時、雨が強くなってきたので納竿することにした。今回はベイトタックルを持ち込んでいたのだが、魚が潜んでいるだろうポイントまでルアーが届いていないと思われた。どうやら作戦を練り直す必要がありうだ。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜3匹(スズキ、ニゴイ、ヒイラギ)

 今週はオールランカーズSEABASSダービーに参加。明るい内にアチコチを見てまわろうと車を走らせていると、某サーフでnoppoさんに遭遇。先週のスズキ釣り大会では一晩に3本の魚を揚げ、勝負強さには驚かされたのだが、話を聞くと連日好調とのこと。彼は決して一発屋ではなく、しっかりと魚が見えているようだ。

 「釣れてる人は釣れているんだなぁ」と深く感心しつつ、辺りをぐるっと一回りした後、昨日唯一ヒットがあった河口へ車を走らせた。この場所はヒラメやコチが好調と聞いているのだが、本日は長潮であり干満の差が少なく良い潮とはいえない。夕マズメを逃したら殆ど魚が釣れる見込みがなく、波打ち際に立ち懸命に竿を振っていると相棒Iが登場した。彼は昨日セイゴを釣り上げた某船着き場でサイズアップを狙って魚を探し回ったが不発に終わったようだ。

 2時間以上竿を振ってノーバイト。近くで釣っていたヒラメ釣りの常連さんも「今日は魚がいない」と言い切るほどの魚っ気のなさ。ここで粘っていてもダメだと判断し、場所を変えることにした。相棒Iと別れフラフラとポイントを見回った後、noppoさんに合流。ご挨拶を交わしてビックリ。既に彼は夕マズメに1本(69cm)上げていた。

ヒイラギ 4KB 隣りに入らせてもらい竿を振る。しかし釣れた人の近くに入ったとしても、そう簡単に釣れるものではない。持参したルアーを頻繁に交換し、微かなアタリを逃すまいと感覚を研ぎ澄ましたがコツリとも当たらなかった。検量のため一旦引き上げるnoppoさんと別れた後も黙々とキャストを続けたが音沙汰なし。

 スローリトリーブには反応がなかったので、アスリートS9を使い激しいトウィッチングすると何やらルアーにくっついてきた。ライトで照らすとフックを咥えているのはルアーよりも更に小さなヒイラギ(ネコマタギ)。体長が僅かに7.5cmしかないクセに大きな声でグウグウと鳴いている。こんな小さな魚を検量に持っていく釣り人はいないだろうと、苦笑しながらも取り敢えず魚が釣れたので「他魚賞」狙いでキープした。(恥)

 その後はボラすら跳ねなくなったので遅めの晩メシにすることにした。ラーメン屋とコンビニで1時間ほど時間を潰し、再びポイントに戻ってくるとnoppoさんが竿を振っていた。様子を聞くと、「たった今、リリースしたところです」との返事。時々あるんですよね。冗談みたいな、こんな事・・・。残念ながらサイズアップにはならなかったようだが、コンビニに立ち寄らず直ぐに帰ってくれば、もしかしたらその魚は私が手に出来たかもしれない・・・。悔しがっても意味がないので、再び竿を振ることにした。

 アタリが全くないまま、いつのまにか日付が変わり疲労がピークを迎えたので車中にて仮眠を取る。ふと目が覚めた時は午前3時半過ぎ。こんな時間に竿を振る人はいないだろうなと思いながらも準備を整え釣り場に向うと、月明かりにnoppoさんのシルエットが浮かんでいた。彼は仮眠も取らずにずっと竿を振っていたらしい。この集中力と体力が魚を釣る秘訣なのか? 彼は午前5時頃、ニゴイを追加し一足早く納竿した。

72cm&コモモ 5KB 白々と夜が明け始め、小魚が動き出す。この時を逃してならじとアイマ・コモモをブンブン投げまくる。ルアーの着水後、リトリーブを開始したとたんに、突然水面が割れ魚が飛び上がった。遠投した先での出来事なので、岸まで引き寄せるのが超〜大変。どうにか岸まで寄せたかと思うと、再び力強く一気に沖まで走っていく。8ftのトラウトロッドはギュインギュインと曲がり、心臓はバクバク状態。

 フッキングの状態を確認すると、3本全てが口の外側に掛かっている。どのような食い方をするとこうなるのか不明だが、ガッチリ刺さっていたので取り敢えず一安心。魚(72cm)が岸に寄ってきたタイミングを見計らって一気に引きずり上げた。

 許される時間一杯まで竿を振り続けたがチャンスは2度なかった。朝マズメの一発を外していたら相当悔いが残ったに違いない。そんな事を考えながら検量所へ駆け込む。結果は驚いたことに3位。今大会は35人のエントリーがあったが、検量に持ち込まれたスズキは僅かに5本だった。因みにトップに輝いたのは87cm、他魚賞はヒラメの42cm。

 携帯電話で情報交換していた相棒Iと途中飲み会で抜けていた相棒Sは、チャンスはあったがフッキングミスで魚を手にすることは出来なかったようだ。それにしても、こんな渋い状況の中、一晩でスズキを2本とニゴイを1本釣り上げたnoppoさんには改めて脱帽だ。そして私が1本釣る事が出来たのは、正しく彼のおかげでもある。感謝感謝。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(セイゴ、ウグイ)

 土日に開催されるオールランカーズSEABASSダービーのために相棒Iと主だったポイントをチェックしていくことにした。午後2時半、某船着き場に到着。ここでは竿を振ったことがなかったのだが、魚が船の下に潜んでいそうだったので、キャストを開始。すると突然、目の前でボイルが始まった。

 水面を見ると、群れになって泳いでいる1〜2cmの小魚を狙って魚がバチャバチャやっている。相棒Iを呼び寄せ、2人で極小ミノーを操り魚に誘いを掛ける。何度となくチェイス&バイトはあるのだが、フッキングまでは持ち込めない。やっとの思いで相棒がアスリート55Sで20cm程度のセイゴ、私がシュガーミノー35SPで15cm程度のセイゴをキャッチした。セイゴの他にメッキらしき姿も確認できたので、本命のスズキが釣れない時には楽しめそうだ。
 
 午後4時、船着き場近くの河口周辺で暫く竿を振るが全く反能なし。サーフでの釣りは忍耐力が勝負なのだが、2人も開始30分で諦めモード。これといったポイントがあるわけでもなく、しかも魚っ気がない場所でキャストを続けるのは苦痛以外のなにものでもなく、僅か45分でその場所を引き上げた。

 車を走らせ、夕マズメ狙いで某河川の河口へと到着。釣り人は私達を含めて4〜5人程度。良い感じで潮が引いており、必ず魚は食ってくると半ば強引に自分へ言い聞かせ、アレコレとルアーを交換しつつ黙々とキャストを繰り返す。午後6時前、中古で購入したピカピカのサーディナーに換えた1投目、何となく重くなった後にゴンゴンと強いアタリ。すかさずフッキングさせ巻き取り始めたのだが、残念ながらフックオフ。魚の種類とサイズは不明だったので、2度目のチャンスを待って暫く粘ってはみたもののノーバイト。腹が減ったので、そそくさと撤退。

 ラーメン屋で一服した後に、午後8時から某河川をチェック。時折元気の良いボラが跳ねているのだが、ルアーへのアタリはない。小1時間やって、2人の間には諦めムードが漂い港の小物釣りをすることにした。ここで相棒Sと合流。彼もアチコチの場所で釣りをしていたようだが、魚の顔は拝めなかったようだ。

 魚を求めて船着き場をウロウロしてみたが、私と相棒Iは時折セイゴらしき姿を確認しただけでノーキャッチ。一方、相棒Sはウグイ(35cm)をアイルマグミノーで釣り上げ午後10時で納竿した。結局、スズキ釣り大会の下見は今回も失敗。攻めるべきポイントを絞り切れずに大会へ参加することになる。ちょっと厳しいなぁ。


 天気:晴れ 水温:13.5〜14℃ pH:不明
 釣果:11匹(セイゴ、ニゴイ、ボラ、ナマズ)

 SEABASS BATTLE IN TOKAIに参加した。西風が吹き荒れるサーフで一晩中ルアーを投げ続ける気は元々ないのだが、河川内では魚の居場所が分かっていないので苦戦が予想された。

 開始間もなくビジョン110SWに1匹目がヒット。ナマズとは違う引き方に、相手はスズキだと疑わなかったが上がって来たのはニゴイ(56cm)だった。その後、ナマズ(58〜65cm)を3連発。ナマズ釣り大会だったら優勝しそうだと、独りニガ笑いしながらキャストを続け、60cmのニゴイ、55cmのナマズを追加した。

 別の河川で釣っていた相棒Iと相棒Sが登場。釣り人が変わると沈黙していた魚が反応するようで、相棒IがアスリートF12でナマズを3匹、相棒Sが1匹釣り上げた。ナマズ釣り大会だったら、きっと3人の内の誰かが優勝するだろうと思えるくらいナマズは好調なのだが、このまま釣っていても本来の目的であるスズキの顔は拝めそうにない。相棒たちと別れ、
先週1本釣った超マイナーな場所に車を走らせた。

 淡い期待を込めて竿を出したポイントではアスリートSP9でナマズ(50cm)を1匹追加したのみ。ちょっと気分転換で違う釣りをしようと某港で小物釣りに挑戦。この段階でスズキ釣り大会入賞は捨てたようなものだが、空しいキャストを続けるより楽しいだろうと竿を振る。そこへTSUYOさん、そんちょうさん、アルフさんの登場。「今日は確かシーバスバトルでしたよねぇ。」と冷やかされながらも時折ルアーをチェイスしてくる魚影に熱くなった。

 TSUYOさん達に小物釣りのテクニックを教えてもらいながら、リトリーブスピードやトウィッチのタイミングを変え漁船の間や岸壁ぞいを攻め、ソリッドミノーで15cmのセイゴをキャッチした。小さいとは言え、やっと”スズキの顔”を拝見でき満足満足。この1匹を釣ったことで気持ちが切り替わり、スズキを狙いに某場所へ向かうことにした。

 期待していたスズキ達のボイルはなく周囲は沈黙。「これで今年の大会もスズキが釣れずに終わったなぁ」としみじみ思いつつも、僅かな望みを掛けてK-TEN90Fをキャストを開始。2時間近く竿を振り続け、やっとの思いで釣り上げたのは体長15cmのボラ。魚が余りに小さく、フッキングした際に手元まで吹っ飛んできたぐらいだった。

シーバスバトル2001 8KB 真夜中、相棒たちに合流。彼らも私と同様、スズキの顔はお目に掛かれなかったようだ。時折、流れ星(しし座流星群)が流れる星空を眺めながらキャストを続けたがノーバイト。相棒Iはナマズを4匹、相棒Sが1匹追加。体力の限界を感じ、翌朝攻めようと考えているポイント近くまで移動。寝袋へ潜り込んだとたんに睡魔が襲ってきて爆睡・・・。

 目が開いた時は既に周囲が明るくなっていた。検量終了まで残り2時間。移動等を考えると正味1時間半しか竿を振れない。慌ててウェーダーを着込んで釣り場へと向かい、キャストを始めたが沈黙。シャローエリアなので魚がいれば一発で食ってくるハズだがコツリともなかった。その後、某港へ立ち寄り様子をみたが、魚っ気は全くなく検量場へと向かった。

 今回の参加者は126名。50cm以上のスズキを検量へ持ち込んだのは31人。優勝魚は92cm、5.45kg。90cmオーバーはこの1匹だった。因みに80cm台は4匹、70cm台は11匹。他魚賞のトップはヒラメ49cm、1.9kgだった。

 大会終了後、相棒Iと馴染みの釣具店で結果報告。新製品のルアーを買い足して、某河川で試し投げをすることにした。相棒が購入したルアーは案の定不発(笑)。ルアーを交換しアスリートF12ラパラフローティングマグナムでナマズを2匹キャッチ。一方、私はRスペック110ビジョン110SWでナマズを2匹キャッチして納竿した。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 午後3時過ぎ、週末に控えているSEABASS BATTLE IN TOKAIのため足早に某河川の様子をチェックした後、Solid.Kさんと待ち合わせをした某港へ向かった。昨日の夕方、油の乗ったサンマのように大きく太ったカマスを隣りで釣られ、とても悔しい思いをしたので、タックルとルアーを揃えて再挑戦だ。

 船着き場でSolid.Kさんと並んで極小ミノーのトウィッチを繰り広げるが無反応。水中では時折、小魚がヒラヒラやっているのが見えるのだがルアーへアタックする様子はない。一時間ほどルアーをあれこれと変えてキャストを繰り返したが、魚には相手にされず、車に飛び乗り次の場所へと移動した。

 午後5時、ポイントに到着すると数人のルアー釣師が竿を振っていた。「メッキやカマスを狙う人って多んだなぁ」と感心しながらご挨拶をしに近寄ると、TSUYOさん、そんちょうさん、アルフさんの面々。2日連続で釣りに来るとは相当嵌まっている感じ。様子を聞くとアルフさんがメッキを2匹釣ったらしいが魚の反応はすこぶる悪いようだ。

 確かに魚っ気がないので僅か40分で私とSolid.Kさんはギブアップ。車に釣り具一式を放り込み、ボラの群れの中でガバガバやっているであろうスズキを狙いに車を走らせた。心を躍らせながらポイントに到着したが、水面を眺めると全く魚っ気がない。ガッカリしながら竿を振っていると相棒Sの登場。彼もスズキを狙いに来たのだが、私達と同様、期待を裏切られたようだ。

 午後7時半過ぎまで空しいキャストを続けたが、コツリともアタリがないので何の未練もなく潔く納竿。SEABASS BATTLE対策もたたず、今年はお手上げ状態だ。


 天気:曇り時々雨 水温:16℃ pH:不明
 釣果:0〜4匹(スズキ、コイ、ナマズ、カマス、メッキ、猫)

 昨夜からの冷たい雨が朝まで残ったが、天気が回復するという天気予報を信じて、午前11時から某河川へ釣行した。始めて足を踏み入れる場所だったので、うろうろ歩き回りながらキャストを重ねる。それまで使っていたラパラフローティングマグナムからアスリートSP9へ換えた1投目でドカンと出た。

 水深は40cm程度のシャロー。水面上に尾鰭が出た瞬間、コイやナマズでないことが判った。川の流れが強い中、力強いファイトをする魚を相手にアンタレスver2のドラグを緩めに設定し直し、慎重にやり取りをした。河原に引きずり上げた魚は体高があり、でっぷりと太った64.5cmのスズキ。久しぶりでお目に掛かった銀色の魚体に暫し見とれた。

 同じ場所で2匹目を狙っていると再びヒット。先程のファイトよりも更に激しく、川をぐいぐいと溯ったかと思うと、反転して下流につっ走る。サイズアップだとニンマリした時に尾鰭がチラッと見えた。色は濃い茶色。それはスズキではなく明らかに野ゴイ。しかもフックは背鰭の付け根にしっかりとフッキングしている。ヒットしてから7分。ロッドを支えている左腕が辛くなってきた頃、ようやく岸に上げることができた。引き具合から、かなり大きいかと思っていたがサイズは60cmだった。

 河原でのんびりと昼飯を食べた後、キャストを再開すると即ヒット。フッキングした瞬間、グイグイグイっとロッドを引き込まれたので直ぐにナマズだと判った。少々痩せてはいたが、体長は思いのほか長くて63cmだった。後が続かないので場所を変更することにし、地図を見ながら車で移動しラン&ガン作戦を開始。雨が強く降ってきたのでカッパを着込んで魚が潜んでいそうな場所を何ヶ所か狙ってみたが、いずれも不発に終わった。

 夕方からは
TSUYOさんからお誘いがあり某港へと向かった。そこには「玉手箱の談話室」に話題を提供してくれる、そんちょうさん、アルフさんが集合。「フィ〜シュ!!」と言いながら竿を曲げたのは、ルアー歴2年に満たないアルフさんだった。上がってきたのは25cmUPのブリブリとしたカマス。

 魚を持って記念撮影をしていると野良猫がじゃれついてきた。面白半分に私のロッドにぶら下がっているSMシャッドを猫の頭上でブラブラさせて遊んでいると、本物の魚に負けないくらいの好反応。すると突然、猫が飛び上がりジャストフッキング。「フンギャ〜フンギャ〜」と泣き叫ぶ猫を相手に、皆が取り囲んでフックを外す。思わぬハプニングに冷汗をかいたが大事に至らず一安心。

 再び「フィ〜シュ!!」と言いながら竿を曲げたのはアルフさん。「フィ〜シュ!!なんて言うのは10年早いぞぉ〜!!」と周りで冷やかしたりしたが、釣りの場合はキャリアの長短云々より、その場で数を釣った人が一番偉いのであった。横で釣っていたTSUYOさんもカマスを釣り上げ、羨ましく思いながらキャストを続けているとsenさん、noppoさんが登場した。しかし、この時、既に時合は終了。アルフさんは明るい内にメッキ1匹とカマス1匹を既にキャッチ、トータル4匹を釣り上げて一足先に納竿。堂々と「勝ち逃げ」をしていった。(TSUYOの釣行記もチェック!!)

 魚を探しながら港内を移動し、TSUYOさんが船陰でセイゴ(18cm)1匹をキャッチ。私は船陰のセイゴやメッキを狙えるようなタックルとルアーを持ち合わせてなかったので、来週開催されるSEABASS BATTLE IN TOKAIの下見を兼ね、別の場所へと車を走らせた。


 天気:晴れ 水温:19℃ pH:不明
 釣果:0〜5匹(ナマズ)

 午後1時前、某河川に到着しキャストを開始した。今回は珍しく愛用のベイトタックルではなく、シルバークリークS802MFSとエンブレムZ1500Cの組み合わせというスピニングタックルを持参。因みにラインは太いPEにリーダー50lbという非常にアンバランスな組み合わせだ。

 前日の雨によりドロが混じっているようで濁りがキツイ。濁った時は過去の実績からするとRHカラーが良いので、久しぶりにファースト(7cm)を投げてみた。すると直ぐにナマズ(60cm)がヒット。しかし、その後が続かないためポイントを移動し、新たな気持ちでキャストを重ねる。飛距離を稼ぐためにアスリートF12に変更し、スローリトリーブを試してみると再びナマズ(57cm)が飛びついてきた。

 午後2時頃、ナマズの活性が高まりビジョン110SWに連続ヒット。5回ヒットして3匹(55〜60cm)をキャッチした。バタバタバタっと釣れたのだが直ぐに沈黙。広く探ろうと遠投した際にビジョン110SWが根掛かりし、にっちもさっちも、どうにもならない状態になった。太いPEにリーダー50lbというラインシステムを組んでいるので、引っ張ればなんとかなるとは思うが、先月ビジョン110SWをロストしたばかりなので慎重にならざるおえない。

 デジカメや携帯電話などアレコレ詰め込んでいるベストと腰に付けているウエストボックスを外し、そろそろと水の中を進む。爪先立ちしながらウェーダーの中へ浸水しないギリギリまで進むが、まだ届かない。脇の下あたりから冷たい水がチロチロと流れ込むのを感じながら、竿に右に左に煽っているとフッとルアーが外れた。

 無事ルアーを回収できホッと一息。その後30分間、ルアーをアレコレ交換しキャストを重ねたが魚っ気が感じられなくなったので納竿。途中から参戦し、少々離れたところで竿を振っていたSolid.K氏は、根掛かりに悩まされてノーキャッチだった。

 Solid.K氏と某港周辺をうろついた後、夕マズメのスズキ狙いに向かった。日没直後からボラの群れが水面を賑わせ始めると、派手な捕食音をさせながらスズキのボイルが始まった。この時のために、釣り場でショップが開けるぐらい持参したルアーを片っ端から試してみたが、ルアーには全く反応がない。ボイルはボラの群れと共に移動し、きっちり30分間でパッタリと沈黙してしまった。

 魚達が沈黙してから相棒Sの登場。しかし時既に遅し。「もう時合は終わっちゃったよぉ〜」と御挨拶してから納竿した。ボイルしている魚を確実に釣る事が出来れば相当楽しいのだろうが、なすすべもなく指を咥えるだけというのは非常に辛いものだ。攻略方法を早く見つけなきゃいかんなぁ。


 天気:雨 水温:16.5℃ pH:不明
 釣果:3〜8匹(ナマズ)

 午前11時過ぎに釣り場へ到着。天気予報で聞いていたよりも少し早く、冷たい雨が降ってきたのでカッパを着用してキャストを開始。魚っ気がないので釣れる気がせず、購入したばかりの新商品 グースの泳ぎを確認していると相棒Sが登場。毎回、特に電話連絡をするわけでもないのに、同じ時間帯に同じ場所へ足を向けるというのはさすが相棒。いつものことながら笑えてしまう。

 潮が動き水位が下がり 始めると魚が動くようになってきたので、本腰を入れてキャストを始めた。1匹目を釣ったのは相棒S。前回と同様、「後から来た人に、先に釣られる」という嫌なパターン。因みにヒットルアーはK-TENの3本フックのフローティング。このまま煽られたんじゃあたまんないと、キャストをしながら少しずつ移動し魚を探っていく。釣りたい気持ちが強すぎるとリトリーブスピードが早くなりがちなので、意識しながらアスリートF12のスローリトリーブに心がける。

 コツコツっと何か当たったので、ハンドルを素早く巻き、クイッと竿を軽くあおってフッキング。魚とやり取りを始めた際に、3〜4回首を振ったので相手はスズキではなく、ナマズと判明。ナマズだからといって粗末に扱うのは魚に失礼なので、慎重にやり取りをして岸際に引き上げた。サイズは60cmに迫るグットサイズ。手早くリリースしてキャストを続けると60cmUPの2匹目が躍り出た。

 水温の関係なのか、今日は左右にボディーを振る派手な動きよりも、ローリング系の方が反応が良い感じ。ルアーをビジョン110SWに変え、スローリトリーブを始めると直ぐにヒット。50〜65cmのナマズを3匹立て続けに釣り上げることができた。この間、相棒はK-TENアイマ・コモモで2匹をキャッチしていた。

 釣れるからってビジョン110SWばかり使うのも芸がないので、他のルアーを試してみたが反能なし。もちろん、購入したばかりで実績のないグースなんてコツリともない。再びにビジョン110SWに戻すとコツコツとした微かなアタリを確実にフッキングへと持ち込むことができ、50〜60cmを3匹追加した。基本的にメガバス社におけるXシリーズのミノーは、グレートハンティング時代からあまり信用していないのだが、コイツはどうやら別格で、ナマズに良く効くようだ。

 雨が小振りになり薄日が差したので、これで天候が回復するかと思いきや、むしろ雨がはげしくなり気温が下がった。水温は先週から1℃下がり16.5℃まで落ちているので、ネオプレーンのウェーダーが恋しい。相棒は今回しっかりとネオプレーンを履いてきたので、下半身からくる寒さは大丈夫らしい。背筋がゾクゾクっと寒くなってきたので風邪を引く前に納竿することにした。本日の釣果は合計8匹。決して良いコンディションとは言えないがマズマズの釣りをするができた。


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