
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2003年3月
天気:曇り 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午後8時半前、某河川で竿を振り始めた。大潮なのできっとチャンスがあるだろうと、気合を入れてリトリーブを繰り返すが魚の反応はない。そこへそんちょうさんが登場。様子を聞くと、別の場所でフローティングバイブを使いセイゴクラスを1匹キャッチしたとのこと。釣行の度に魚をしっかりとキャッチする彼の腕前に感服するしかない。一方、私は暫く銀色に輝く魚を見ていないので1匹釣りたいという気持ちがピークに達しているのだが、1時間近く竿を振っても魚の気配はないため渋々と場所を移動。
川の流れを見極めながらルアーをアレコレと流すがコツリともアタリはない。ボラは跳ねず、小魚も見受けられないので、粘ってもムダだと判断し午後10時に納竿した。さて、明日からは新年度。もう1年は現職場にお世話になることが決定している。決して楽な仕事ではないが、魚釣り同様頑張るしかないな。皆さんも一緒に頑張ろう!
天気:曇り後晴れ 水温:14.3〜15.0℃ pH:不明
釣果:2匹(バス)
午前10時半、某野池で今シーズン初浮き。1ヶ所目は全体的に水深が浅い池を選んだため、水温は既に15℃もありハードルアーでも十分通用する感じ。しかし、今にも魚が出そうなのに何故か出ない。まるで便秘状態。最初はタイトにストラクチャーを狙っていたが、全く反応がないため、四方八方ルアーを投げまくり広範囲に探ることにした。これが功を奏して35cmの色白バスをコンバットクランクSSRでゲット。しかし、その後が続かず12時半に出水。
2ヶ所目は25cm程度のバスがサスペンドしているのを度々目撃したのだが、私の操るルアーには反応せず1時間でギブアップ。3ヶ所目は昨シーズン度々立ち寄り、ウィーグルワートで良型を釣り上げていた池。良く釣れたポイントは無反応だったので、池奥にある葦際のシャローを、ウィーグルワートでスローに引いてみた。するとフローターの目前で40cm弱のバスがルアーを吸い込み反転。この瞬間を見ていたので慌てずに巻き合せをすると、水中で頭をこちらに向けて首を激しく振り、ルアーを振り払って去っていった。
1時間半、竿を振ってチャンスは僅かにこの1回。本日最後になる4ヶ所目の池に望みを掛け20分程車を走らせる。この池は夏から晩秋までヒシモで池全体が覆われてしまう。今の時期なら釣りが可能なため期待に胸を膨らませて入水した。魚のいる場所はこれまでの経験から判っているので、エリアを絞って集中的に攻める。枯れ木の根元から30cmのバスをコンバットクランクSSRで引きずり出したが、この1匹で打ち止めになり午後5時半に納竿。久しぶりのフローター釣行だったので疲れがどっと出て、帰り道はとてもシンドイ思いをした。
2003/3/23 県西部地区の某河川
天気:晴れ後曇 水温:14.8℃ pH:不明
釣果:4〜15匹(ナマズ、巨鯉、ハクレン)
午後1時半、釣り場に到着すると、既にそんちょうさんが竿を振っており、ナマズを1匹釣り上げていた。彼は前夜、それも真夜中にスズキ狙いで黙々と竿を振り、60cm、2.5kgを釣り上げている。正に連日連夜、釣り場に通い確実に魚を仕留める姿は尊敬に値する。
挨拶を交わした後、彼の横で竿を振らせてもらう。しかし、開始早々からエンブレムZ200iAがトラブル。異様にハンドルが重く、まともに巻き取りが出来ない。前日、深みに嵌まって水没した際、タックルも一式も道連れだったのだが、帰宅後メンテナンスをしなかったので、ベアリングが錆付いたのかもしれない。暫くの間、強引にグリグリとハンドルを回していると動くようになったので、騙し騙し使うことにした。
リールが動くようになり、Rスペックミノーをキャストし始めたところでナマズがヒット。この1匹がきっかけとなり僅か15分間で50〜60cmを立て続けに5匹釣り上げた。一方、そんちょうさんはリップレスベイトで滅多にお目に掛かれない珍客、80cmのハクレンを引っ掛け、数分間の格闘後、無事にキャッチ。続いて、K-TENでナマズを1匹追加した。
今回は、他の魚に比べ目が下の方についている少しオマヌケな顔をしたハクレンをマジマジと見ることができ、久しぶりに感動。ハクレンも一度は釣ってみたいと思いながらRスペックミノーを投げ続けると、ナマズを1匹追加。続いてエドニスで雷魚(65cm)とナマズ(55cm)を1匹ずつ、K-TENリップレスミノーでナマズを1匹、ファーストでナマズ1匹、雷魚(80cm)1匹をコンスタントに釣り上げた。
午後3時半、ブルースコードでナマズを1匹釣り上げたそんちょうさんは、連日の疲れもあって納竿。私は魚の反応が悪くなったため、少しずつ移動しながらマグネットDBを使い広範囲に探りを入れて、ナマズを3匹(50〜60cm)、ラスタで雷魚(65cm)釣り上げ午後5時に納竿した。(桜開花:3/24 平年より4日早く、昨年より5日遅い)
天気:曇時々雨 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:7〜9匹(スズキ、ナマズ、巨鯉、巨ベラ)
午前10時、新たな釣り場を開拓すべく車でグルッと一回り。要所要所で竿を出してみるが、ルアーに当たるのは鯉ばかり。コンビニで買った、おにぎりとアンパンを食べ、そんちょうさんに合流し2人並んで竿を振る。一発目は37cmもある巨ベラのスレ掛かり。ルアーは久しぶりに使うフラッシュミノー110。野池のバスで使うには大きすぎ、スズキ狙いでは飛距離が足りず中途半端なルアー。使い続ければ釣れるのだろうが、イマイチ性能を引き出せず直ぐにチェンジした。
私がヘラを釣った直後、そんちょうさんが立て続けにマグネットミノーダイエットでナマズをスレで2匹キャッチ。そして60cm、1.7kgのスズキを釣り上げた。スズキが入っている事が判り、2人で鼻息荒くキャストを続けたが後が続かない。60cmぐらいのスズキなら群れていても良さそうなのだが、単発で終わってしまった。その後、彼はマグネットDBとマグネットミノーダイエットで再びナマズを2匹続けてスレ掛かりでキャッチ。ナマズはヌメッとした体なのでスレ掛かりし難いのだが、今日は何故か頻繁に引っ掛かる。水温が急激に低下し、活性が落ちたことが原因なのか。
コツリとも反応がなかった私は魚っ気がある所に移動し、ビジョン110SWでナマズを2匹(50〜70cm)、チューンドK-TENでナマズ2匹(55cm)と巨鯉(85cm)をキャッチ。一方、そんちょうさんはK-TENでナマズと鯉を1匹ずつ釣り上げ一足先に納竿した。
午後2時半を過ぎ、徐々に足元から底冷がしてきた。気温が低下し、パラパラと雨も降ってきたのでテンションが下がる。1匹釣れば体が温まるんじゃないかと懸命に竿を振り、チューンドK-TENでナマズと巨ベラを1匹ずつ追加。少しずつ移動しながらキャストを繰り返しているとウロコに特徴がある立派なドイツ鯉(73cm)がヒット。チューンドK-TENにがっぷりと食つき、前後2本のフックが口の中に収まっていた。
広範囲に魚のいる場所を探っている最中、川底にルアーを引っ掛けた。それほど深くないのでザブザブと川の中に入って行く。油断していたためか、ルアーまで2メートル程度の所で不覚にも深みにはまってしまった。そこは川底がえぐれてズボッと深くなっており、底質は粘土質。ツルツルと足が滑り、体を立て直すことが出来ない。足場を確保できずにバランスを崩し、ウェーダーの上端から冷たい水がドッと流れ込む。ライフベストを着用しているので沈むことはないだろうが、滑った時は必死。近くには、すがり付く物などなく、ホント恐い思いをした。タックルを手放さなかったのは流石って感じだが、周囲から見れば明らかに溺れている状態だったに違いない。
どっぷりと水没したため、パンツまでビショ濡れ。余りの寒さにとても釣りを続ける気力は沸かず、直ちに納竿を決意。まだ陽が高い午後3時半に終了した。ウェーディングする皆さん!足元には十分注意して釣行して下さいね。
2003/3/21 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:16.0℃ pH:不明
釣果:4匹(雷魚、ナマズ)
午前10時半、某河川の堰堤に立ちじっと水面を眺めた。辺り一面、鯉だらけ。ざっと数えてみたが、2百匹まで数えてギブアップ。この一帯には軽くこの倍以上はいるに違いない。こんな所でルアーを投げれば、どんなことになるか想像するまでもないので場所を変えて入水した。
一気に春になったような陽気で南風が吹く。水温も高く、魚も動いているので釣果が期待できそうだった。しかし、ルアーには反応なし。少しずつ移動しながらキャストを重ね、開始1時間半後にやっと1匹目をキャッチ。魚は65cmの雷魚。ヒットルアーは「お蔵入り目前のルアー」としてリストアップしているX-80。バスやスズキは釣れないが、どうやら雷魚にはOKのようなので暫く使い続けることにした。その後、直ぐに70cmの雷魚を追加。この魚は頭に500円玉くらいの黄色いハゲがある。コイツを釣ったのはこれで2度目。よくまぁ懲りずにルアーへ食いついてくるものだと感心した。
「同じ場所に何匹もいないよなぁ」などと独り言を言いながらキャストを続けると、75cmと70cmを相次いでキャッチ。どうやら雷魚は流れに乗って泳いでくる小魚の群れを、深みに潜んで待ち構えているような感じ。更なる追加を期待しX-80を投げていると、ルアーの様子が少し変なことに気がついた。なんと重心移動システムを構成している2個あるオモリのうちの1個が尾部にメリ込み外れなくなくなっているのだ。太陽に透かして見ると内部にあるピンがオモリの衝撃で折れている。ろくにフィールドテストもやらず販売するのでこのようなトラブルが起きるに違いない。現行品はピンの部分がT型に改良されているのだが、自宅にある控えのX-80も改良前のタイプ。これもやっぱり「お蔵入り」か・・・。
午後1時半に一旦水から上がり昼食を済ませ、別のポイントへ入水。ここではK-TENを薄くした感じのM、同社のリップレスミノー、ビジョン110SWでナマズ(55〜60cm)を3匹追加し、午後4時半頃に納竿とした。話は変わるが、3/20に米英連合軍がイラクと戦争を始めた。遠い国での戦争なので関係がないように思いがちだが、必ず影響が出てくるに違いない。休日にのんびりと川に立ち込んで竿を振る事が出来る幸せをしっかりと噛み締める必要がありそうだ。
天気:晴れ 水温:13.0℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
午後8時半前、前日そんちょうさんが釣った場所へ向った。先行者がいたため挨拶をしてから少し離れた場所で竿を振る。釣り始めてから15分くらい経過した時に、そんちょうさんが登場。「魚がいれば直ぐに釣れるハズだけどダメみたい。」と言いながら、彼に場所を譲った。
それまで使っていたミノー各種からスキッターポップに変え、ストラクチャーの上を通したり、川の流れにのせたりと広範囲に探りをいれる。ポッパーもダメかなと思っていた時に、そんちょうさんが「来ましたっ!!」と御発声。振り返るとリールをジャカジャカ巻いている。なんと彼は開始10分もしない内にラスタで1匹目をキャッチ。サイズは40cmにも満たない魚だったが、あっさりと釣られてしまいガックリとくる。やはり、「魚がいれば直ぐに釣れる。」。まさにそのとおりの出来事。つい先程までその場所で竿を振っていた私。一体、そこで私は何をしていたのだろうか?
このサイズなら群れているハズだと2人してブンブンとルアーを投げるが後が続かず、1時間やってギブアップ。彼と別れ、別の場所で1時間ほど竿を振ったがこちらもダメ。このところ気になっているポイントまで車を走らせ、暫く岸に立って様子を伺ったが魚っ気がなくギブアップ。まだまだ修行が足りない反省、反省。
天気:晴れ 水温:12.8℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(スズキ)
午後8時半、キャストを開始。離れた所で釣っていた、そんちょうさんからMで75cm、4.5kgのグットサイズを釣ったとのメールが届いた。車で走れば何分も掛からない場所だが、自分の目の前に広がるポイントも中々捨て難い雰囲気だったので、取り敢えず攻めてみることにした。
ルアーをアレコレ交換しながらキャストをしてみたが反応がない。そんちょうさんの所へ移動しようかと思っていた矢先に彼が登場。本日のヒットルアーやポイントの攻め方などアレコレ伝授してもらい、先日の釣行で拾ったレアを持ち主である彼に手渡した。彼が帰った後、黙々と竿を振ったが無反応。粘ってもダメだと判断し、車で近隣のポイントをぐるっと一回りし午後11時前に納竿。
天気:雨 水温:11.8℃ pH:不明
釣果:5匹(ナマズ、巨鯉96cm)
午前11時半、Solid.Kさんと釣り場に到着すると、冷たい水の中に立ち込んでいる釣り人と見慣れた車があった。釣り人は案の定、そんちょうさん。様子を聞くと、ナマズ4匹と雷魚1匹をキャッチしたとのこと。午後からSIMAGONへ行く彼と別れ、本格的にキャストを開始。彼が散々ルアーで叩いた後では厳しいだろうと思いつつ、少しずつ移動しながら探りを入れる。
やはりルアーに反応するナマズや雷魚は皆無。しかしアタリが全くないのではなく、魚を入れすぎた釣り堀のように無数のアタリがある。犯人は鯉。あたり一面鯉だらけ・・・。水面上に尾鰭を立て、「おいで、おいで〜」と手招きをしている鯉もいる。ドヨドヨと泳いでいる鯉にスレ掛かりしないよう、注意深くリトリーブするしかない。スレ掛かりさせないコツは「決してアワセをしない」こと。ブルンッとかコツっとあたった瞬間にリトリーブを止め、暫くルアーを放置。これでほとんどの場合、フッキングせず鯉との力比べをしなくて済む。
鯉のアタリに悩まされながらキャストを続けていると、少し離れた場所で竿を振っていたSolid.Kさんがナマズをキャッチ。ヒットルアーはマグネットDB。羨ましく思っていると、彼は再びナマズを釣り上げた。どうやら彼の周辺は、そんちょうさんに攻められていなかったようで、ナマズが集まっているらしい。この後、彼はリップレスベイトとオンデオンダの絨毯爆撃で2匹を追加した。
雨が降ってきたのでカッパを着込み、膝まで潜るドロと格闘しながら懸命にキャストを続けていた私の方は釣果ゼロ。お手上げ状態、ギブアップ寸前のところで、シーバック100MRFにヒット。その引きの力強さから相手は鯉と判明。「鯉のスレ掛かりだぁ」と言いながら懸命にやり取りをする。寄ってきた鯉(77cm)を見るとルアーのフックはしっかりと口に刺さっていた。
それから15分、再び鯉がヒット。先程の鯉よりも遥かに大きく、ウエダのGS-832Hが大きく弧を描く。Solid.Kさんの協力を得て岸に引きずり上げた鯉のサイズは96cm(自己最高記録)。まさに巨鯉。本来、トラウトロッドであるGS-832Hが全く問題良く対応できた事が嬉しい。因みにシーバック100MRFのフックはサックリと口にフッキング。どうやらこのルアーは鯉がちょっかいを出したくなる動きをするようだ。その後、雨脚が強まり、魚の反応が鈍くなったので、午後3時に納竿した。
今回の釣行中、Solid.Kさんが流れてきたルアーを拾った。なんとそれは、丁度1週間前の釣行時に雷魚に持っていかれた私のショアバレット90F。私のルアーは幸運にも魚から外れ、川の中を漂っていたようだ。一方、私もルアーを拾った。表面がブニュブニュしているシーバスルアーのレア。先に釣っていた、そんちょうさんからロストしたと聞いていたので、直ぐに彼の物と判明。今度彼に逢った際、手渡すとしよう。ところで、同じく先週ロストしたエドニスはまだ何処かに漂っているのだろうか?ショックリーダー付きのエドニスを拾った方はご連絡を。
天気:雨 水温:11.0℃ pH:不明
釣果:5匹(ナマズ、雷魚、ボラ)
午前11時半、雨が降る中、某河川へ釣行。こんな時期にカッパを着ながら釣りをするヤツなんて極めて少ないだろうが、家でぼぉっ〜としているよりは、遥かにリフレッシュになる。竿を振り始めて直ぐにサスケでナマズをキャッチ。続いて、50cmUPのボラを釣り上げた。魚の反応がなかったら、とっとと帰ろうと思っていたのだが、冷たい雨が降っていても魚には余り関係がなさそうなので、じっくり攻めることにした。
ルアーをハスキージャークに変える。国産の重心移動が付いている最近のルアーを使いなれていると、余りにも飛距離の違いに面食らうが魚を引き付ける力は遥かに優れている。軽いトウィッチを入れながらリトリーブをしてくると70cmUPの雷魚が躍り出た。オープンウォーターでの雷魚釣りはイマイチ面白味に欠けるのだが、この魚は実にパワフルなファイトで私を楽しませてくれた。
ポイントを荒らしてしまったので、少し休めてからキャストを始めると再び雷魚がヒット。サイズもデカく慎重にやり取りをする。足元に引き寄せ顔を見ると、つい先程釣り上げたばかりの魚だった。15分ほどしか経っていないハズだが、同じハスキージャークに反応してしまうなんて、なんて哀れな魚なのだろう。それ程、このルアーは美味しそうなのか?
場所を少しずつ移動しながらファーストを投げる。キャストを開始して間もなく50cmの雷魚を捕獲。この後、雨脚が強くなり、すっかり体も冷えきったので午後1時半に納竿した。さて、最後に使ったファーストは既に生産中止となってしまったが、K-TENと同様、スズキ釣りにおいて一時代を担った優れもの。今の流行はスリムなシャローミノー中心だが、いずれまたセッパリ型のルアーが注目される時も来るだろう。釣れるルアーっていうのは、時代が変わっても釣れ、本来流行なんて関係ないのである。
天気:晴 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:4匹(雷魚、巨鯉)
午後3時前、某河川に釣行。前日よりは風が弱くなったとはいえ、気を許すとバックラッシュをしそうなためアンタレスver2のブレーキをややきつめに締めキャストを繰り返す。開始30分、真っ赤なショアバレット90Fに65cmの雷魚がヒット。体はぬらぬらしていてグロテスクなのだが、つぶらな瞳がクリクリととても可愛い。
1匹目を釣った15分後、再びショアバレット90Fに先程と同じサイズの雷魚がヒット。下顎外側に刺さっているルアーのフックを外そうと苦労している最中に魚が大暴れ。この時、20lbのラインが切れ、魚が水のなかに逃げようとする。慌てて両手で押さえつけたが捕まえることができず、魚はルアーを付けたまま水中へ姿を消した。
気を取り直し、ラインの先に結んだのはサラナ。キャストを始めて間もなく巨鯉(85cm)がヒット。サックリと口にフックが掛かっていたため、サイズの割には素直に釣り上げることができた。栄養満点の条件下で育ったためか、環境ホルモンや各種化学物質の影響によるのか不明だが、岸に横たわった鯉の胴回りは異常に脹れており、明らかに私の太腿より太かった。
その後、45cm程度の雷魚がヒット。魚は水面で激しく頭を振り、見事にフックを振り外して逃げていった。悔しいので、今逃げていった雷魚を再び釣ってやろうと、しつこく同じ場所にサラナを投げていると再びヒット。しかし、逃がした魚ではなく、20cmも大きくなった雷魚(65cm)だった。他にもまだ魚はいるハズなのでビジョン110SWに交換しキャストを重ねていると、ガッチリと根掛かり。違法にウナギを採取している人達が設置していった仕掛けにフッキングしたようで、どうにもとれない。膝までもぐる泥と格闘し、ウェーダーで入れるギリギリの所まで進み、腕を冷たい水中に突っ込んでやっとの思いで回収した。
回収の際、服をボタボタに濡らしてしまい、寒さで気力が減退し午後5時半に納竿となった。今回は前日から2日続けてルアーをロスト。しかも今回はラインが切れ、ルアーを付けたまま魚を逃してしまったという大失態。フックはバーブレス。口の中にルアーが入っている訳ではないので外れる可能性もあるのだが、魚の命を奪ってしまう可能性の方が高い。なんとも後味の悪い釣りとなってしまった。
2003/3/8 県西部地区の某河川
天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:5匹(雷魚、鯉、ボラ)
爆風の中、午後2時半から某河川へ釣行。1匹目はルアーをピックアップする直前、竿先1mの所でゴツッとビーフリーズを食ってきた65cmの雷魚。続いてシーバック100MRFで52cmをボラをスレ掛かりで釣り上げた。このボラはヒットした瞬間に水面へギラリと銀色の腹を見せたので、すっかりスズキだと勘違い。猛烈に引く理由が、尾鰭にルアーが掛かっていたとはつゆ知らず、心の中で「やったぁ!!」と叫んでいた自分が恥ずかしかった。
豪州遠征では不発に終わり、「お蔵入り」目前のエドニスに変えて暫くキャストを続ける。トップガイドにラインが絡まっていることに気が付かず、そのままフルキャスト。ラインがバチッと音を立ててブチ切れ、ルアーは遥か彼方に飛んでいってしまった。このルアーは千数百円もしたのだが、満足に魚を釣っていないので、まだ元が取れていない。悔しいので飛んでいった場所を中心に30分程探し回ったが発見することはできなかった。因みにエドニスは塗装表面のコーティングが弱く、あっという間に「歴戦の勇士」みたいな感じでルアーがボロボロになるので要注意。
午後5時、風を背に受ける場所に移動しビジョン110SWを投げまくる。70cmUPと65cmの巨鯉を立て続けに釣り上げ、腕がパンパンになった後、デカイ頭を持った雷魚がヒット。水面で激しく暴れる魚を、岸まで引きずり上げサイズを計ると60cm。頭の大きさの割には少し寸詰まりな感じを受けた。
雷魚を釣った後は、アタリが遠のき午後6時過ぎに納竿した。さて、今回、巨鯉と雷魚を釣り上げたビジョン110SWは私がM社製ミノー類の中で唯一実用性を認めたルアー。昨年、いつのまにか丸型リップから角型リップへとリファインされたが、旧型でも十分釣れるのでご安心を。
天気:晴れ後曇り 水温:8.5℃ pH:不明
釣果:0匹
午後9時、3夜連続の釣行。前日より僅かに0.5℃ほど水温が上がっている。釣り場にはnoppoさんとそんちょうさんが既に竿を振っていたが、魚は釣れていない模様。今日は珍しくゴミが沢山浮いており、アタリかと思うとゴミだったりしてガックリくる。ゆっくり流れる流木だとは知らず、コツンとあたった後に、ぐうぅぅ〜と竿を持っていかれた時は、心臓がドキドキするほど期待してしまった。
10時過ぎ、noppoさんとそんちょうさんが相次いで帰ってしまい一人竿を振る。明日は職場の飲み会なので釣りが出来ないため、その分も頑張っておこうとルアーをアレコレと交換しながら竿を振り続けたがノーヒット。午後11時前に納竿となった。それにしても2月下旬、私達を楽しませてくれた魚達はいったい何処へ行ってしまったのだろう?
天気:晴れ 水温:8.0℃ pH:不明
釣果:0匹
前夜、期待はあっさりと裏切られたため、懲りずに竿を車に積み込み釣り場へ向った。既に竿を振っているそんちょうさんから、「水温が低く、とても厳しい」との情報を得ているので焦らずハンドルを握り、午後9時少し前に到着した。釣り場に到着すると、冷たい風が吹き荒れ、水温は一日で一気に8℃まで低下していた。
そんちょうさんが新たに購入した、ラパラのランディングギアを拝見。「こんなのでガッチリと魚を捕まえたいねぇ。」「計量が9kgまでしか出来ないんじゃあ、足りないんじゃないの!?」などと話をしながらも、指先に伝わってくる規則正しい振動に変化がないかと集中する。魚がヒットする時は往々にして、誰かと話をしている時だったり、携帯電話が掛かってきて気が散った時だったりするのだが、今日のコンディションはそれを期待するには厳しいようだった。
一足先に帰った、そんちょうさんの後を継いで黙々と一人竿を振るがノーバイト。水温が高い所に魚が集まっている可能性もあり、場所を移動しキャストを始めた。開始3投目、「カツッ!」とルアーにアタリ。ぐるぐるっとハンドルを素早く2回転させ、巻き合せをしたが相手は動く気配がない。「水面直下をゆるゆると引いていたコモモが引っ掛かるのか?」と呆れながらラインの先をヘッドライトで辿ると、以前は何もなかった場所に竹杭が立っていた。歴戦の勇士であるコモモをロストするには忍びなく、絶対回収してやろうと心に決める。
ウェーダーで入れるギリギリの所まで水に浸かり、延々30分、寒さに凍えながら粘りに粘って無事回収した。ラインは太いし、フックをバーブレスにしていたのも幸いしたと思う。家に帰れば20本ぐらい確保してあるコモモだが、お気に入りであるこの1本はロストしたくなかった。魚の反応は一度もなかったが、回収できた事に満足して午後11時に納竿した。
天気:曇り 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹
一昨日の土曜日の天候は大荒れで、県内各地に大雨洪水警報が発令された。翌日は一転して陽射しが眩しいくらいの好天だったが、近隣河川の河口は超泥濁り。「きっとダメだろう」と思い込み、竿は出さずに各地をぐるっとドライブしただけに済ませたのだが、夜になって「71cmが釣れた」というメールが届いた。釣れた場所は昼はチェックした場所。もしあの時に竿を出していれば、チャンスを物に出来ていたかもしれず、ガックリして床についた。
今日は3月最初の月曜日、仕事が終わって新幹線に飛び乗り帰宅。晩飯を慌てて食い、午後8時半に釣り場へ到着した。前日、泥濁りの中でも釣れたくらいだから、今日は入れ食いだと胸を躍らせながら竿を振り始めたが、魚の反応はない。遥か海上の方で光る雷を見ながら、一人黙々と「その時」を待ちながらキャスト&リトリーブを繰り返す。
午後10時過ぎ、一度もアタリがないまま納竿。降雨による増水と大潮により、普段に比べ高くなっている水位を怨みながら、帰路についた。
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