フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年1月


 天気:晴れ 水温:7.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 折角の休みだというのに、関係書類を自宅に持ち帰りPCに向って仕事と格闘。丸一日、費やしても終わる目処がたたずギブアップした。一週間以上長引いた風邪もだいぶ治ったようなので、気分転換に午後8時半から某河川へ竿を振りに出掛けることにした。キャストを始めるとSolid.Kさんからのメール。彼は別の河川で竿を振っていたが玉砕。対岸で1本上がったとのことなので、産卵後の魚がこちらの河川にも入ってきていることを期待しながらキャストを続ける。

 先ずはG-dogXのストレートリトリーブから始め、テツミノーレッドフィンジョイントなど表層系ルアーを引きまくったが反能なし。小魚の姿は見えず、ボラすら跳ねない。1時間ほど釣り歩いたが全く魚っ気がない。おまけに濡れたコンクリートの堰堤を歩いている際、足を滑らせ大転倒。ライジャケと厚手のネオプレーンウェーダー、手袋を身につけていたので怪我はしなかったのだが戦意喪失。車に乗り込み別の場所に移動した。

 ポイントに到着し、暫し水面を眺めるがこちらも魚っ気がない。水温を計ると7℃。2週間前に訪れた時よりも水温が下がっており、魚は何処かに消え失せてしまった感じだ。活性の高い魚の回遊を狙い、沖の流心へ届くようにと飛距離の出るタイドミノースリムブルースコードを投げまくる。少しずつ移動しながら広範囲に探りを入れるがコツリともアタリがない。キッチリ1時間、竿を振ったが全く魚の気配を感じなかったので長居は無用と判断し、午後10時半に納竿した。


 天気:晴れ 水温:9.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 昨年末からずっと仕事が立て込み、正月明けの土日もほとんど自宅にこもって仕事を片づけていた。「50cmUPのヒラメが爆釣。80cmも混じった!」とか、「タチウオが復活!今回はシーバスも混じっている」などと羨ましい話を聞きつつも、ポツポツと仕事をこなすのみ。今日はさすがにトレスが溜まっていたので午後6時から気分転換に某河川へ竿を振りに出かけた。

 前日の朝は車に雪が積もるほどの雪が降って冷え込んだが、今日は一転して穏やかな日となり無風状態。時々、ボラが大きく跳ねるので、シーバスが入っているかもしれないと期待を込めてキャストを開始。リップルポッパーラドスケールから始め、ミノー各種を使い徐々に探る水深を下げながら反応を伺う。

 ボラが度々跳ねるポイントを集中的に探った後、少しずつ移動しながらキャストを重ねるが無反応。最後に取り出したのが昨日購入したばかりのクルクル。この手のルアーは根掛かりが多発するので滅多に使わないのだが、あまりの反応の悪さから試しに投げてみることにした。

 一投目、着水直後にリトリーブを始めたとたんにガツッと根掛かり。「冗談でしょ!?」と思わず独り言を言いながら、何とかして外そうと右往左往。竿を煽ったり、ラインを弾いたりしたが全く外れる気配がない。まだ泳ぎも見ていなかったが、泣く泣くラインを引っ張り切断。こんな事は滅多にないのだが、余程私との相性が悪いルアーだったに違いない。

 「新品ルアー一投目でロスト」という衝撃的な出来事でテンションが低下。失敗は2度繰り返さないようにと、表層系のルアーを多用して潮目を狙ってルアーを流すがコツリとも当らず、午後8時前に納竿とした。


 天気:晴れ 水温:10℃ pH:不明
 釣果:30匹(ニジマス、ブラウン、イワナ)

 新年早々、朝イチでシマゴンへ釣行。ここ数年、元日は堰堤から登る太陽を初日の出として拝むことが恒例となっている。先ずは
年末の釣行で反応が良かったルアーを投入。12/29にニジマス、ブルック、イワナが1,000匹ほど放流されているので、残っている魚を釣りまくってやろうとキャストを開始した。

 暗いうちは反応がなかったのだが、周囲が明るくなりはじめてから魚がルアーを追うようになった。微かに感じるアタリを手堅くフッキングさせて新年1匹目となる25cm程度のマスをキャッチ。続いてニジマス、ブラウン、イワナを6連発。入れ食い状態がこのまま続くかと思いきや、ピタリとアタリが止ったため、すかさずカラーチェンジ。これで取り敢えず3匹を追加したが全体的に食いが渋い感じだった。

ブラウントラウト54cm 7KB もっと反応が良いルアーがあるはずだと、ボックスから実績のあるミノークランクシャッドを次々と取り出しキャストを繰り返した。コツリともアタリがないルアーがある一方、1投目から魚がアタックしてくるルアーもある。ルアーによって、こんなに反応が違うのかと驚きつつ本日の当り針を探す。辿り着いたのは、トウィッチにより激しくダートするミノー。このルアーに変えたとたん、ブラウンとイワナがバタバタと釣れ始めた。圧巻だったのが54cmのブラウン。リールからラインを勢い良く引きずり出しファイトしまくった。

 結局、半日やってニジマス、ブラウン、イワナを合計30匹釣り上げた。今回は、全くアタリがなく苦しんでいた時間帯に、スプーンを使う釣り人が5匹連続で釣り上げる様子を目の当たりにし、ルアーの原点であるスプーンの威力を再認識。「釣れない〜!」と嘆くより、限られた時間内で魚の口を使わせるテクニックをもっと磨く必要がありそうだ。


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