フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年5月


 天気:曇り時々雨 水温:24.5〜26.0℃ pH:不明
 釣果:16匹(バス)

 本日は、午後3時頃からののんびり釣行。昨シーズンまで頻繁に通っていたドシャローの池は、ほぼ全面ヒシモで覆われてしまったので入水困難でパス。車を数分走らせ、1時間程度でぐるっと1周できる池に入水した。開始1投目、ブッシュ周りに投げたディプシードゥ1に小バスがヒット。続いて3投目、同じスポットから再び小バスをキャッチした。

 岸打ちをしながら最奥部の流れ込みエリアへ移動。ドシャローなので、前日から使い始めたバブルクランクを引いてみる。スローリトリーブでブリブリ泳がせてくるとジュボッとヒット。しかし、フッキングミス。再び同ルートを流すと、多分同じ魚と思われる元気の良いヤツが食ってきた。このバブルクランク、実はカタログで見た時に格好が悪かったので「絶対に買わないよぉ〜ん。」と心に決めていたのだが、何故か釣具店で発見した際、手に握り締めてレジまで持っていったヤツ。様々な角度からマジマジと眺めても格好悪いし、泳ぎも期待したほど派手でもない。でも何故か釣れてしまうという不思議さを持っている。

 魚が水面を意識しているようなので、Wスウィッシャーのデビルズホースを試す。何度もバイトがあるのだが、魚が小さいようでフッキングには至らない。やっとのことでフックアップした魚は、「ルアーと比べどっちが大きいのか?」と考えてしまいそうなサイズだった。その後、チェリー1フッターでトンボの羽を尻から半分出した小バスを1匹、ジグフライを使って3匹追加。コンバットポッパーチャグペッパーJrで2匹、ペブルSRで1匹、コンバットクランクSSRで3匹追加して出水した。

 午後5時に入水した3ヶ所目の池では、延々とルアーを打ち続けたにもかかわらず、コンバットクランクSSRで小バスを1匹釣ったのみでギブアップ。最後の勝負で入水した池は、食用ガエルが激しく鳴き合い、釣れ釣れムード満点な状態。お蔵入り目前トリプルインパクトを引き倒すが無反応。いったいこのルアーはいつになったら魚を連れてきてくれるのだろうか?試しにザブワートを投げると一発でヒット。しかし、調子に乗ってザブワートを引き倒すが後が続かない。続いてグリフォンを投げてみると、数投もしないうちに小バスをキャッチした。翌日は仕事なので、余り粘って釣りをすることもできず頃合いを見て納竿。本日の釣果は合計16匹。辛うじて2桁釣りキープってところだ。


 天気:晴れ後曇り 水温:23.5〜25.5℃ pH:不明
 釣果:36匹(バス)

 私にしては珍しく、気合を入れて早起きをし午前7時から入水した。しかし、この時間には既に一仕事終えて上がってくる釣師がおり、少々たじろぎつつも釣果を聞く。彼によるとコンティションはイマイチのようで、小バスが数匹釣れた程度とのこと。期待せずに竿を振り始めたものの、あまりにも反応がないので困った時のSMシャッドの登場。コイツのおかげで使い始めてすぐにバスが反応し、30cmと20cmを連荘でキャッチした。その後、パタリとアタリが遠のき、ピーナッツUで小バスを追加しただけで撤退した。

 2ヶ所目は数釣りが楽しめる池を選んだ。堰堤に立ち水面を眺めると、アオコがどよよょ〜んと発生し、いかにも釣れなさそうな雰囲気が漂っていた。目をつぶって入水しキャストを開始。アオコの発生が著しいエリアは魚の反応がないため、風通しが良く、水が動くエリアへ移動しキャストを重ねる。この狙いが良かったようで、チェリーで2匹釣った後、スゴイスプラッシュクレージークレイドルショットシャッドラップJTで4匹追加し出水した。

 午後2時に入水した池は、5/15と5/22で2桁釣りをした爆釣池。さすがにもう釣れないだろうと竿を振り始めたが、まだまだ活性の高いバス達が沢山潜んでいた。最初にスゴイスプラッシュで1匹釣ったが後が続かないので、水中系ルアーに変更。某クランクで5匹、某クランクDRで5匹、拾ったペブルSRで1匹をキャッチ。池をぐるっと一周して、魚の反応が鈍くなったところで、ジグフライを使い6匹、「根こそぎ君」で3匹を絞り出した。

 午後6時、夕マヅメ狙いで入水した池は、食用ガエルが激しく鳴き合い、ホタルが怪しげに舞っていた。チャグペッパーJrで1匹釣り落とした後、購入したばかりのバブルクランクで3匹、グリフォンゼロで2匹、プロップダーターで1匹追加し納竿となった。結局、本日の釣果は4ヶ所の野池を周って36匹をキャッチ。また乱獲しちゃった感じが否めないな。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 帰宅後、晩メシ前の一番勝負でナマズ釣りに向った。釣り場に到着すると、noppoさんが既に竿を振っている。水面を眺めると無数のベイトフィッシュの群れが泳ぎ周っていた。こんな状況なら、「入れ食い間違いなし」とワクワクしながらキャストを開始した。

 しかし、期待とは裏腹にノーバイト。コツリともルアーにアタリがない。ナマズ達は本流から離れ、水路に入り込んで産卵の最中かも知れない。横で竿を振るnoppoさんは、鯉らしきアタリが数回あっただけでギブアップ。彼が帰った後も暫く竿を振り続けたがワンチャンスもなく午後9時前に退散となった。


 天気:雨後曇り 水温:20.5℃ pH:不明
 釣果:6匹(バス)

 大雨の午前中、釣具店を巡って情報収集した後、昼から某メジャー野池へ向った。ワンド内では稚バスのスクールがアチコチで見られる。付近には親がいるハズなのだが、その気配はない。過去の実績が高い第2ワンドに狙いを絞ってじっくり腰を据えて竿を振ることにした。

 開始1時間半、ワンド最奥部のストラクチャーにショットディープを絡めながらリトリーブして小バスを1匹キャッチ。その1時間後、前日爆釣した某クランクを使い1匹を追加した。以前は、釣れたらデカく、小バスなんて全く釣れない一発勝負の池だったが、昨年くらいから小バスが釣れる池にと様子が変わってきている感じがする。

 ワンドは攻め尽くした感じがしたので、気分転換に堰堤をピーナッツUDRで攻めてみる。堰堤と平行に移動しつつ、ブレイクラインの事を考えながら斜めに打っていったが無反応。堰堤端にステイし、周囲を隈なく打っていると小バスがパックリと食ついてきた。続いて、入水ポイント近くにある水中に沈む倒木エリアを攻める。減水時の様子を知らない釣り人はサッと通過してしまうが、確実に魚が潜んでいるハズなのでネッチリと攻めてみた。

 粘ること数分、様々な方向からルアーを通し探りを入れていると、ウィグルワートが激しくひったくられた。倒木の中に潜られないよう、足ヒレ全開バックで引き離す。数度の突込みとエラ洗いに耐え、手にした魚のサイズは41cmだった。その後、携帯電話で連絡を取っていたT.Mさんが登場し、一緒に竿を振る。午後5時半を過ぎ、釣れ釣れモードに突入。ピーナッツUDRで小バスを釣った後、ストラクチャーの中へ強引にブチ込んだルアーにバスが食ってきた。強引に引きずり出した魚は35cm。サイズの割りには体高があり、どっしりとした良型だった。時を同じく、T.Mさんも小バスをキャッチ。しかし、これで打ち止めとなり、午後6時半前に納竿となった。

 今日は、雨が上がると次から次へとフローター釣師がやってきたが、どの人も1時間程竿を振って魚の姿を見ることなくで帰っていった。満水状態の野池では、漫然とルアーを投げてるだけでは魚は釣れない。しかも人気スポットではフィッシングプレッシャーが高いため、確実に釣るには皆が投げたくないような障害物へルアーをブチ込む事と、目に見えない水中に沈む障害物を狙う事だと思う。


 天気:曇後雨 水温:19.5〜21.5℃ pH:不明
 釣果:54匹(バス)

 午前7時半からフローター釣行。訪れた池はこのところの降雨の影響でドロ濁り・・・。開始30分が経過、このままではボウズを食らいそうだと焦り始めた時に、スクエアAに25cmくらいのバスがヒット。しかし、引き寄せてくる途中でフックオフ。少々強引すぎたことを反省しつつ、ルアーをアレコレと交換しキャストを繰り返えす。3時間弱、地道にタイトな攻めを展開してピーナッツUで20cm、コンバットクランクSSRで33cmと20cmを追加し出水した。

 2ヶ所目は小バスの池。最大でも30cm前半しか釣れないような池だが、調子が良ければ数釣りが楽しめる。入水して間もなく、ショットディープで小バスを1匹釣った後、チェリーで4連発、ピーナッツUに交換して6連発。ぐるっと一回りして合計11匹を釣ったので、もう一周して数を伸ばそうとスケベ心を出したのが失敗だった。1時間半を費やしたにも関わらずディプシードゥビックOで3匹追加するに止まった。

 3ヶ所目は、5/15の釣行で2時間程の間に31匹を釣り上げた爆釣池をチョイスした。水位は前回よりも上昇し、やや濁りも入っていたため魚の活性が心配されたが、開始早々から絶好調。さながら、工場の生産ラインに設置された産業用マシーンになったかのようにキャッチ&リリースを繰り返した。結局、この池ではマイティーD2Rで1匹、釣り具店で目に留め、試しに購入したジグフライで3匹、某クランクで13匹、久しぶりに登場させた禁断のルアー「根こそぎ君」で16匹、合計33匹をキャッチして出水。

 夕マヅメ狙いで訪れた4ヶ所目の池には、消耗した体力を回復させるため、栄養ドリンクをぐいっと一本空けてから入水した。突然、目の前をふわふわと横切ったホタルの怪しげな光に多少ビビリながら、トップウォーターゲームを開始する。開始早々から、Wフック使用のジッターバグJTが活躍。水面直下に生い茂るウィードをものともせず、ポコポコポコと心に響く音を楽しみながら4匹キャッチすることができた。

 パッタリと食いが止ったので、デカバス狙いでワンチャンスに賭けて10分少々離れた池に移動。疲労のためフラつく足をかばいながら静かに入水。堰堤周りや小さなワンド、最奥部のインレットなどポイントを絞って集中的に攻めまくったが無反応。急激に集中力がなくなったので1時間程で納竿となった。結局、本日の釣果は合計54匹。野池で50匹以上釣るには、技術力以上に集中力と忍耐力が不可欠だと痛感した。


 天気:曇後雨 水温:21.5〜23.0℃ pH:不明
 釣果:2匹(バス)

 昨日は久しぶりに44匹キャッチという気合の入った釣りをしたため、日中は脱力感に包まれグズグズと過ごし、夕方から釣行を開始した。数ヶ所の野池の様子を伺った後、以前、外国人が泳いでいた某野池に入水。堰堤には3ヶ国語で書かれた「遊泳禁止」の看板が設置され、思わず笑いが込み上げてくる。次回は、「釣った魚をその場で焼いて食べないように」と注意を促す看板を設置する必要があるのかも・・・。

 開始早々、別の池で竿を振っているSolid.Kさんからキールヘッドで38cmを釣ったとの連絡が入った。こちらの方は堰堤、オーバーハング下、倒木、岬周りを打ちまくるが無反応。池奥のシャロー部に勝負を掛け、DDチェリーで33cmを釣ったのが開始1時間半後のことだった。さらなる追加を狙い、水中に沈むストラクチャーにDDチェリーをからめてリトリーブをしていると25cmが食ってきたが、これで打ち止め。

 次に入水した所は、陸釣り人が、ゴムルアーで40cmを釣った池。満水状態で攻める場所が限られていたが、きっと私にもチャンスがあるだろうと期待をしながらキャストを繰り返す。Solid.Kさんから、「別の池で50cmUPをバラした」との続報が入ったが、私の方は1時間ほど竿を振り続けても魚の気配すら感じられず完敗状態。雨が降ってきたので、本降りになる前に納竿することにした。


 天気:晴れ後雨 水温:22.0〜23.0℃ pH:不明
 釣果:44匹(バス)

 少し早起きをして、普段よりも早い午前7時半頃から竿を振り始めた。堰堤際を攻めていると、水抜きのため堰堤に設置された塩ビ管の穴からヌルヌルヌルっとアオダイショウが出てくるのを目撃。「まるでド太い1本グソみたいだなぁ」と思いながら、その光景を見ていたが、いつまで経っても尻尾の先が出てこない。最後まで見届けようと目を凝らしていると、数分後、1.5mはありそうな大蛇が姿を現した。

 大蛇の目撃は縁起が良さそうなので、本日の釣果に期待しながらキャストを重ねる。しかし、葦際、岬周り、小さなワンド奥、倒木周り等、実績のあるポイントをロングA、豪州製ハンドメイドウッドルアーのクーラーバングウィグルワートDDチェリーで攻めるが全く反応がない。3時間も粘ったのだがワンチャンスもなく撤退するハメになった。

 午前11時に入水した池は、産廃処分施設の水が流れ込む怪しげな池。この池は確かにバスはいるのだが、毎年釣れるのは小バスばかり。生育を阻害するような物質が水に含まれているかもしれず短期決戦で挑む。この池はグリフォンを使い辛うじて18cmの小バスを1匹キャッチできたようなシビアな状況。粘っても後が続きそうもないため1時間半程度で出水した。

 昼食後は木陰でお昼寝タイム。ついうっかり爆睡してしまい、気がつけば午後3時近く。ぼんやりとした意識の中で、次の池を決め車を走らせる。到着した池の水位はイイ感じで減水しており、オーバーハング下や水中に沈むストラクチャー狙いが容易になっていた。購入後、数回使ったが全く実績のないショットディープを投げ始めると草々に小バスがヒット。魚の反応が良い感じだったので、そのままキャストを続けると、瞬く間に3匹追加した。続いてチェリーで3匹、シャローラビットで2匹キャッチ。まだまだイケそうだったので某小型クランクをボックスの隅っこから取り出した。

 キャストを始めたら、このクランクベイトが大当たり。小バスが延々と釣れ続く爆釣モードに突入した。管理釣り場で習得した、無駄を極力省いたキャストからリリースまでの一連の動作を思い出しながら数を重ねる。結局、この池では2時間程の間でキャッチ&リリースをひたすら繰り返し、31匹を釣り上げた。

 日没が迫り、食いが渋くなったところで出水を決定。さすがにドッと疲れ果てたため、車に戻り栄養ドリンクでエネルギーを補給。一服した後、一発勝負のデカバス狙いで次の池へ向った。静かに入水した後の1投目、Wフックを装着したジタバグJTにいきなりのバイト。しかしフッキングには至らず次のチャンスを待つ。広範囲に探ったが反応がないので3本フックのK0ミノーにチェンジして36cmをキャッチした。

 K0ミノーでの追加を期待したが、後が続かないので再びジタバグJTに戻してウィードの上をポコポコやっていると24cmが躍り出た。このパターンで更なる追加を期待したが池は沈黙。食用ガエルが鳴かず、魚の反応もイマイチなので別の池へ移動することにした。午後9時過ぎに入水した池は、食用ガエルが大合唱中。これなら魚の活性も高いだろうとノイジー系ルアーを引きまくる。カッチョン、カッチョンと心地よい音を発しながら、ヨロヨロと泳ぐビックバドを吸い込んだのは34cmのバス。結局、この一匹で打ち止めとなり、合計44匹を釣り上げ納竿となった。


 天気:晴れ 水温:23.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 仕事が終わってから、毎週末混み合う人気フィールドへ釣行した。久しぶりに訪れるこの池の水位は、満水状態から20cmほど下がり、入水口からザブザブと水が入れられている最中。水面にはアオコが漂い始め水質悪化が始まっていたが、ほぼ無風状態で堰堤際では小魚が時折ピチャピチャと跳ね、いかにも釣れそうな雰囲気が漂う。

 過去に実績のあるポイントを丁寧に周り、ラージマウスセラフクラッパー等のノイジー系から始め、ウィグルワートベイトXグリフォンシャローラビットまで投入したが無反応。粘れば出そうだったのだが集中力が続かなかったため2時間強で納竿した。


 天気:雨 水温:17.0〜19.5℃ pH:不明
 釣果:2匹(バス)

 雨降る中、湖西方面へ買い物へ行ったついでに某貯水池へ向う。以前、聞いた話では良型の魚が釣れているとの事だったので、地図を頼りにワクワク気分で車を走らせる。池に到着して暫し呆然。周囲は高いフェンスで囲まれ、立入禁止の看板が掲示されていた・・・。ワザワザ遠方まで足を運んで池に入れないとはガッカリ。

 行きは高速道路を使ったが、帰りは一般道を走り、途中にある小さな野池に立ち寄る。山からの濁り水が流れ込むインレット周辺を重点的に攻めたが無反応。ならば、濁りの少ないアウトレットが狙い目かと考えキャストを重ねたが、こちらも無反応。粘っても釣果は期待できそうになかったので40分程で撤退。

 2ヶ所目は数年ぶりに訪れた池。ここは堰堤が整備され公園化が進んでいた。こんな池は工事の際に水抜きがされ、魚はいたとしても極めて魚影が薄いだろうから即刻パス。結局、雨の中の楽しくないドライブになりテンションが低下。このままでは納得できないが、いつも足を運んでいる野池群まで足を伸ばす気にもなれず、年に1〜2度竿を振りに行く山の中の池へ向った。

 小さなドシャローの池なので、音を出来るだけ立てず慎重に入水。水温は17℃と低く、魚の反応は鈍い。我慢できなくなってグリフォンSR-Xを投げ始めると直ぐにバイト。倒木を上手に乗り越えたルアーに21cmの元気良い小バスが食ってきた。2匹目を狙い、恥じも外聞もなくグリフォンSR-Xの連射をするが期待は裏切られた。散々グリフォンSR-Xで叩いた後にウィグルワートの登場。先程より少しサイズアップした小バス(25cm)をキャッチ。さすが往年の名作ルアー。その威力を再確認して出水した。

 近くにある池を訪れると、ボート、フローター釣り禁止の看板が新たに設置されていた。また1つ釣りができない池が増え、とても残念。もしかしたら、私達の子供や孫たちが竿を握る頃には、魚釣りができる野池は皆無になってしまうのではないだろうか。


 天気:晴れ 水温:17.0〜22.5℃ pH:不明
 釣果:3匹(バス)

 すっきりと晴れ渡った空の下、相変わらずトチリっぱなしのお天気姉さんによるウェザーリポートを聞きながら、車を野池に向け走らせた。午前8時、このところの雨で濁りが強くなった池へ入水。丸1時間、散々ルアーを打ちまくったが無反応。もう次の池へ移動しようと思っていたところで、クレージークレイドルに突然バイトがあった。猛烈なファイトの末に姿を見せたのは、ルアーを丸呑みにした45cmのバス。ハンドランディングしたバスをマジマジとみると尾鰭の下側がこすれている。明らかにスポーニング絡みのバスだった。

 40cmUPが釣れたので気を良くしてキャストを繰り返したが、2度目のチャンスが訪れたのは何と2時間後のこと。しかし、グリフォンSR-Xを咥えた35cm程のバスは、フローターの目前で見事に空中一回転をしてルアーを吹き飛ばし、池底へ消えていった。以前拾ったこのグリフォンに装着されていたのはカツアゲフック。先日もこのフックが装備されたピーナッツU(これも拾得物)でデカバスを逃がしたばかり。どうもこのフック形状はイマイチのような気がしてならない。

 2ヶ所目の池は水温が17℃しかなく、水面には落ち葉が沢山漂っていたので釣りにならなかった。池をぐるっと回っただけで、ろくにキャストもせず僅か1時間で撤退。3ヶ所目は逆に水温がとても高くて22.5℃もあり、小バスの数釣りが楽しめそうだったがコツリともアタリがなく1時間で移動を決定した。

 直ぐ近くにある4ヶ所目の池は、フローターを浮かべるほどではないので陸っぱりに挑戦。開始早々、ストラクチャーに身を寄せる30cmUPのバスを発見したので、何度も目の前にルアーを通すが無反応。私には釣れない魚だと気持ちを切り替え、別の魚を探すがワンチャンスもなく撤退するハメになった。

 Solid.Kさんと合流し、夕マヅメまで某河川でナマズとバスを狙う。流れ込みで、ピーナッツUと豪州製ウッドルアーのクーラーバングに数回バイトがあったがフッキングミスが相次いだ。本流ではトリプルインパクトのスローリトリーブで勝負を掛けたが無反応。2人ともノーキャッチのまま、午後5時をまわったので野池へ向うことにした。

 夕マヅメに勝負を掛けたこの池では、ジェロニモで1匹バラした後、随分苦労してグリフォンゼロで25cm、ウィグルワートで同サイズをキャッチ。Solid.KさんはコンバットクランクSSRで30cm程のバスを2匹釣り上げた。期待とはほど遠い釣果に、最後の望みを掛けて別の池へ移動する。Solid.Kさんはジッターバグで20cmの小バスをキャッチ。一方、私はウィードの上をスローに引いたタイプXで2バイト、サブワートで1バイトとったが、結局魚を手にすることができずに納竿となった。


 天気:曇り後雨 水温:18.0〜19.3℃ pH:不明
 釣果:4〜8匹(バス)

 朝9時からのんびりフローター釣行した。入水直後に足ヒレのベルトがブチ切れ、応急処置を施して釣りを続行。その後、しっかり結んだハズのノットが何故か2度もすっぽ抜けるなどトラブルが相次いぎ、出だしから暗雲立ち込めた感じがする中でキャストを繰り返す。1時間半以上掛けて、池をぐるっと一回りしてもノーバイト。「このままでは納得できない!」と堰堤周辺をTDバイブUSトレイルの絨毯爆撃すると、バス(31cm)がやっと反応した。

 開始2時間半、雨が振る中も黙々とルアーを打ちまくる。途中、ウィグルワートで2バイトとったがフッキングには至らない。諦め気分でビッグOを引いていた時、「これで本日打ち止めよ」って感じで15cmの小バスが食ってきた。これ以上粘っても楽しい思いはできそうもないため、次の池へ移動することにした。

 午後1時、T.Mさんと合流してマッディー系の池へ入水。開始間もなくT.MさんがグリフォンSR-Xで25cm、続いてグリフォンRM-X40cmをキャッチした。時合の到来かとワクワクしながら竿を振ったが、私にはコツリともアタリはない。吐く息が白くなるほど気温が低下し魚の反応も鈍くなってきており、辛うじてスクエアAで1バイトとったがフッキングには至らず撤退することに決定した。

 3ヶ所目は1シーズンで1〜2回程度しか訪れないクリアーな池。これまで魚が釣れた事がないので、余り期待をせずに入水準備に取り掛かる。T.Mさんと堰堤から水面を覗き込むと、堰堤に顔を向けてサスペンドしている小バスを発見した。「魚を見てしまったからには釣るっきゃない!」と意気揚々と入水したが、そのテンションは僅か30分程で急速に低下。私の操るルアーには全く反応がない。このような状況の中、池のド真ん中でT.Mさんがももったラインを直すためキャストしたスラバーバイブで小バス(17cm)をキャッチ。「交通事故みたいなもんです」と謙遜していたが、一匹は一匹。釣果ゼロと一匹では雲泥の差なのである。

 午後4時過ぎに入水した池では、休日にもかかわらず仕事がらみの電話が掛かってきて30分ほど話し込むハメになった。この間、T.MさんはグリフォンRM-XピーナッツUディープX100スクエアAを使い小バス(17〜22cm)を5匹キャッチ。電話が終わり、気合を入れ直してキャストを始めたが延々と無反応。完璧に諦めムードが押し寄せ、撤退するつもりで堰堤に向っている途中、久しぶりに使ったチェリーで21cmを釣り上げた。

 最後の勝負、確実に釣れると思って入水した池は見事にズッコケた。連日の雨で水温が低下したことが一因だろうが、あまりにも魚の反応が鈍い。どうにも辛くなってSMシャッドの「貧乏ゆすりメソッド」を試すと、僅か12cmの小バスが食ってきた。しかし、後が続かず午後9時に池を後にした。


 天気:雨時々曇り 水温:17.5〜19.5℃ pH:不明
 釣果:21匹(バス)

 冷たい小雨が降る中、午前7時過ぎからフローター釣行。開始10分、岬周りでジェロニモを使い35cmをキャッチ。続いてオーバーンクした松の下で、ウィグルワートに吸い込まれるようなバイトが2回あったがフッキングミス。葦前でクレージークレイドルを使い16cmと30cm、シャッドラップで16cmを追加して出水した。

 昼に入水した2ヶ所目は、小バスの数釣りを楽しめる池。グリフォンSR-XビッグOシャローラビットで15cmを各1匹ずつキャッチした後、サイズアップを狙って、オーバーハング下をシャッドラップJTで乱射。するとこの池ではMAXサイズと思われる31cmが躍り出た。普段ならもっと数が釣れるハズなのだがパッとしないので次の池へ移動することにした。

 3ヶ所目は山間にある、こじんまりとした池。案の定、水温は低く17.5℃しかなく苦戦が予想された。しかも、落ち葉や藤の花が水面に漂い非常に釣りにくい状況だった。確実に魚を釣りたかったのでSMシャッドの「貧乏ゆすりメソッド」で小バス(13cm、16cm)を2匹キャッチ。しばらく「貧乏ゆすりメソッド」を続けていたが反応がなくなったため、グリフォンSR-Xにチェンジ。交換して僅か数投目で腹パンパンで尻穴が赤い38cmを引きずり出した。

 4ヶ所目は初めて入る池。近隣の池は殆ど全てチェック済みだったが、この池は堰堤までの道順が判らなかったため未体験だった。どこに魚が潜んでいるか判らなかったため、最も信頼のおけるピーナッツUで岸打ちをする。魚の姿が見えず釣れる気がしなかったのだが、開始30分でやっと33cmをキャッチ。この魚は一度釣られたキズが残っていた。続いて、同ルアーで20cm、グリフォンMR-Xで17cmを釣ったところで日没を向えた。

 コンビニで買っておいた菓子パンをかじって空腹を満たした後、ヘッドライトを装着して入水した。いつのまにか雨が上がり、月明かりが眩しくライトがいらないような状況の中、黙々と竿を振る。食用ガエルが鳴き始めたのが切っ掛けになり、魚がトップへ反応するようになった。今回は、過去にお蔵入りして使わなくなったバジンクランクを持参したので、試しに投げてみる。幸いにもこれが好調で僅か5分で小バス(23〜24cm)を3匹キャッチ。丁度、活性が高まっている時に、Solid.KさんとA.K.さんが登場した。

 バジンクランクを使い、藻の上をスローに引いていたのだが反応がなくなったので、サブワートを試してみると20cm、25cmを相次いでキャッチ。まだまだ反応する魚がいると考え、タイプXを取り出したがバスは全く反応しなかった。再びバジンクランクに交換し、池の真中に大遠投しスローに引いてくると20cmと22cmが連発。タイプXが私のBOXから姿を消すのは、そう遠くない気がする・・・。Solid.KさんはコンバットクランクSSRで小バスをキャッチ。A.K.さんはライフベイトのノイジーでバイトをとって午後9時半過ぎに納竿した。


 天気:晴れ後曇り 水温:20.5℃ pH:不明
 釣果:4匹(バス)

 前日は深夜まで竿を振ったので、午前中はのんびりと過ごし午後2時からの釣行となった。野池脇の駐車スペースで入水準備をしていると辺り一面に猫のオシッコの臭いが漂っていることに気がついた。「野良猫が多い所なんだな」と思いつつ池に入りキャストを開始したが、池の真中でも猫のオシッコの臭いが鼻をつく。何処から臭いが漂ってくるのか判らなかったのだが、暫くして臭いの元は私のフローターである事に気がついた。

 多分犯人は、我が家の周囲を縄張りにしている雄の野良猫。日頃、フローターは倉庫の中にしまっておくのだが、前日の釣行でクタクタに疲れたため面倒に思い、軒下に放置しておいたのが原因だった。魚臭く、見慣れない物が彼の通り道に置いてあったのでマーキングをしたに違いない。

 鼻を突く臭いに悩まされながら竿を振る。そのためか、シュガーディープロングAで相次いでフッキングミス。絶大な信頼を置くピーナッツUDRでも魚をロストし意気消沈・・・。やっと魚を手にしたのは開始2時間半以上経過してからのことだった。葦前でDDチェリーを使い31cm、そしてCBマイティーD2Rで32cm、34cm、16cmを3連発。その後もサイズアップを期待して竿を振り続けたが全く反応がなくなったので、午後7時半過ぎに納竿とした。出水時には池の水でジャバジャバとフローターを洗ったのは言うまでもない。


 天気:晴れ 水温:18.5〜21.5℃ pH:不明
 釣果:5〜8匹(バス、ギル)

 普段よりもぐっと早く、午前7時過ぎから釣行。開始間もなく、シャローラビットで33〜35cmの腹がパンパンに膨らんだバスを2匹釣り上げ御満悦。いずれも40cmには程遠いサイズだが、フローターの目前で激しいファイトを楽しませてくれた。その後、パタリと反応が遠のき、諦め気分になっていたところで昨日拾ったピーナッツUにコツッと微かなアタリがあった。

 「水中のストラクチャーに当たったのか?」と竿を水平にゆっくり引きながらリールを巻く。スルスル〜っと何の抵抗もなくリールが巻けたので、「やっぱり魚じゃなかったのか」と思った瞬間、いきなり竿(F1-60X)が水中に引き込まれた。池底にグイグイと激しく潜り、竿の半分が水中に引き込まれる程のパワフルなファイト。竿を支えるのが精一杯でアンタレスARが巻けないような状態。何度かの突込みに耐えたところで魚が水面へ急浮上した。慌ててリールを巻き、糸フケを取ったが水面直下でギラリと鈍い光を放って再び急反転。この瞬間に残念ながらフックが外れてしまった。先月、53cmを釣った時よりも激しいファイトだったので、サイズは50cmUP確実だろう。ルアーを回収し、装着されていたアウトバーブのカツアゲフックを恨めしく眺めるしかなかった。どうもこのフック形状とは相性が悪いような気がする。

 2時間程で出水し、M.Tさんに合流して池を巡る。丁度、お茶や田んぼ作業の真っ盛りなので、車が通れず予定していた池まで辿り着けない。アチコチ走り回り、やっと落着いて釣りができる野池へ到着した。手早く入水し、M.Tさんが買ってきてくれたタイプXを試す。レーベル社のウィーフロッグに激似な当ルアーについて、堰堤隅で入水準備をしている彼とアレコレと話をしながら泳ぎを確認する。するとオーバーハング下から30cm程のバスが泳いできてバイト。水質がクリアなため、バイトまでのシーンがモロ見えだった。フッキングミスしたため再び同じ場所にキャストを繰り返す。すると2度も同サイズのバスがルアーの後を追ってきた。野池における堰堤脇のオーバーハング下は、最もフィッシングプレッシャーが高いポイント。そんな場所から3回も魚を引き寄せるとは、もしかしたら凄いルアーなのかもしれない・・・。衝撃的なデビューでスタートしたタイプXだったが、その後、延々引きまくったがノーバイト。この池では見事にボウズをくらい、M.TさんがグリフォンSMシャッドで20cm未満の小バスを2匹釣ったのみで出水となった。

 午後1時過ぎに入水した坂の途中にある池では2人ともノーフィッシュで退散。車を数分走らせ愛称ガウディの池へ入水した。先ずはM.Tさんがバンデット100で28cmをキャッチ。状況が非常に厳しいようなのでSMシャッドの登場。「貧乏ゆすりメソッド」で小バス(12〜16cm)を4匹キャッチして池を後にした。

 本日のメインに考えていた某野池へ夕マヅメに到着。人気が高い池なのでフローター4艇のほか陸っぱりが4人もおり、散々叩かれている様子。早朝から多くの釣り人に攻められていてもゴム系ルアー主体のハズ。攻め方が違う我々にはチャンスがあるだろうと前向きに考え入水することに決定した。M.Tさんはグリフォンで30cmに満たない小バスとギルをキャッチ。一方、私の方はロングAのトウィッチにチェイスがあった後は沈黙が続いた。このままではボウズを食らいそうだと、SMシャッドに手を伸ばして貧乏ゆすりメソッドで15cmのギルを2匹キャッチ。勝負を掛けたラットアタットのスローリトリーブで1バイト取って出水した。

 月明かりの中、1m以上減水していた野池でSolid.Kさんと合流。餌を食いにシャローへ上がってくるデスバス狙いだったのだが、ベイトがピチャピチャ跳ねる状況にも関わらず3人揃ってノーバイト。一足先に納竿するSolid.Kさんと別れ、「このままでは納得できないねぇ」と言いながらM.Tさんと伴に30分以上掛けて移動。最後の池に勝負を掛け、実績のあるポイントを集中的に攻める。しかし、真夜中まで竿を振ったが2人ともノーバイト。釈然としないまま納竿となった。


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