フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年6月


 天気:晴れ後曇り 水温:27.5℃ pH:不明
 釣果:1匹(バス)

 日中は、サイトフィッシング用の偏光サングラスを作りに近所のメガネ屋へ行った後、釣り具屋へ立ち寄ったり、自宅に持ち帰った仕事をコツコツとやって過ごした。結局、釣り場に到着したのは午後7時半をまわった頃。周囲は徐々に暗くなり始め、デカバス一発狙いに向けて気分が高まる。

 度々使ってはいるものの、これまで1バイトすら取ったことがないお蔵入り目前のトリプルインパクトで堰堤周辺を探る。反応がないため、グリフォンゼロジタバグJTペブルDDチェリーウィグルワートロングAなどを次々と投入し、広範囲に探るがコツリとも反応がない。そこで昨日のデカバス捕獲功労者であるミッドワートを取り出す。ウィードの中を根掛かりさせないように、ゆっくり通しながらバスの反応を伺っていると、予定どおりガツッときた。

 池底へグイグイと突き進み一度も水面に浮いてこない。数回の激しい突込みに耐えていたが、魚がウィード群の中に潜り込もうとしたので、反対方向に誘導しようと竿を横に倒した際にフックオフ。結局姿を確認することはできなかったが、サイズは40cm後半に違いない。直ぐにフォローでルアーを投入したが反応はなかった。

 延々とミッドワートを広範囲に打ち続け、次のチャンスを伺ったが反応がない。突然、TDバイブUSトレイルを使うことを思いつき、キャストを始める。ウィードをバシバシと切りながらリトリーブ&キャストを繰り返すと、数投目に激しいバイト。フローターの目前でエラ洗いを何度も繰り返し、ルアーを外そうとした元気の良い魚は30cmだった。

 追加を狙って、360°バイブレーションの絨毯爆撃を行ったが後が続かない。堰堤付近に陣取り、エサを食べに来るバスを狙い濃密アタックを繰り返したが、追加はできず午後10時過ぎに納竿となった。


 天気:曇り後晴れ 水温:23.0〜28.0℃ pH:不明
 釣果:11匹(バス9匹、ギル2匹)

 めい一杯、早起きをして朝6時半に予定していた野池へ到着。しかし、既にフローターが2艇浮かんでいた・・・。やっぱり釣り人の朝は早いんだと少々ガッカリしながら入水。先行者に様子を聞くとノーバイトとのこと。雨の影響で濁りが入り、池は満水状態。普段はクリアな池なので濁りが入ってしまうと魚の反応が極端に落ちてしまうのは仕方がない。経験上、朝イチで竿を出しても必ず釣れるわけでもないため、焦らずに竿を振り始めた。

 開始15分、水中に沈むストラクチャーにDDパニッシュ95を引っ掛けた。近づくとポイントを荒らしてしまうので、離れたところからグイ〜ッと引っ張る。するとフッとテンションがなくなったため、ラインを巻き取るとスナップが開いて伸び切っていた。開始早々、久しぶりのルアーロストでテンションが急激に低下。暫くの間、引っ掛けたポイント周辺でルアーが浮いてくるのを待っていたが、時間の無駄だった。

 午前8時前、フローター2艇が次々に帰るのを横目で見ながら釣りに集中する。小さなワンド奥の倒木際へウィグルワートをブチ込みリトリーブを始めるとガツッとヒット。池底へグイグイと突っ込むファイトは良型の証。バラさないようにと慎重にやり取りし、がっちりと下顎を掴んで引き上げた魚は41cmだった。その後、16〜18cmのブルーギルをジグフライで2匹釣り上げ、午前11時に出水し、次の池へ向った。

 地図を見ながら近隣の池をグルグルと周り様子を伺うがイマイチの感があったため、先日、A.K.さんに紹介してもらった池に突入した。本来、この池もクリアなハズだが、濁りが入っており魚の姿は見えない。従って、前回、魚が潜んでいた場所を中心に、ルアーを集中的に打ち込む。

 オーバーハング下に打ち込んだスクエアAのフックにラインが絡まったため、ゆっくりと回収していると、すぅ〜と後ろから黒く大きな影が近づいてきた。その大きさから鯉だと思っていたのだが、良く見ると巨大なバス。気が付かなかった振りをして、ラインが絡んだルアーをそのままリトリーブを続けたが、魚は少しの間、ルアーを追尾して池底へ消えていき二度と姿を見ることはなかった。

 午後3時半、山の中にある小さな池に向う。池の近くに住むオバチャンに挨拶をした後、駐車スペースからフローターを担いで急な坂道を汗だくになりながら上って池に到着。樹木に含まれるタンニンがタップリと染み出た黒っぽい水の中に静かに入水した。入水1投目、適当に放り投げたピーナッツUに小バス(24cm)がヒット。オバチャンの話では、「最近釣りに来る人がいなくなった」とのこと。1投目から釣れてしまうなんて、「もしかして爆釣池発見か?」と胸を躍らせたが、池奥に進むにつれ、その後はコツリともアタリがなくなった。

 1時間ほど竿を振ったが反応がなかったので、次は何処へ行こうかと考えながら堰堤まで戻ってきた。運良く、堰堤付近で小バスがトンボやアメンボを追いかけているのを発見。すかさず、レッドペッパーマイクロをスナップに付けて放り投げると爆釣モードへ突入。21〜30cmの小バスを6匹、立て続けに釣り上げた。

 午後5時半に入水した4ヶ所目の池では、1時間程竿を振ってピーナッツUDRで小バス(18cm)を釣ったのみ。夕マヅメ狙いで巨大バスを目撃した池へ戻り、2時間弱竿を振ったが1バイトもなく見事に撃沈した。このままでは納得できなかったので、僅かな望みを掛けて次の池へ向った。

バス48cm 4KB ジタバグJTを始めとしたノイジー系やグリフォンゼロなど表層系クランクを1時間程を引きまくるが無反応。ウィードが水面近くまで伸びているので、水中系のルアーは余り使う気にならなかったが、1匹は釣って帰りたいとミッドワートをチョイスした。キャスト数投目に激しいバイト。いきなり水面をブチ破って2度の激しいジャンプ。その後は池底へグイグイとロッドを引き込む。ルアーが飲み込まれているようで、ラインがバスの歯に当ってギリギリと擦れている状況が手元に伝わってきた。昼間使っていた柔らかいデストロイヤーF2-57XからハードなコンバットスティックICSC-58MHに竿を持ち替えておいて良かったと心から思いつつ、慎重に対処し魚を浮かせる。

 数分間の格闘の後、がっちり掴んだ魚は48cmの頭デッカチ赤黒いバス。案の定、ルアーは丸呑みにされ、後部フックは喉の奥に刺さっていた。その後、2匹目を狙って暫く竿を振ったが無反応。欲をかいて粘ってはみたものの、1バイトもとれないまま納竿となった。


 天気:曇り時々大雨 水温:21.0〜25.5℃ pH:不明
 釣果:2〜9匹(バス)

 A.K.さんがデカバスの生息する池を発見したため、彼の案内でSolid.Kさんと伴に午後から釣行した。案内された場所は「ええっ???」ってな感じの池で、これまで完璧にノーマークだった所。彼によると前日までは超クリアだったため、スクールしている良型のバスを度々目撃したとのこと。しかし、釣果は何故かバスではなく、ニゴイだったらしい。野池でニゴイを釣るとは極めて珍しい。

 雨の影響で濁りが入り始めていたが、葦前の水深が浅いエリアで40cm弱のバスを発見。バスの回遊ルートを見極め、ロングAディープを打ち込み、トウィッチさせて魚の反応を観察する。魚の様子から徐々にルアーを打ち込むポイントを絞り、一点集中キャスト&トウィッチを繰り返した。キャストが20回以上を重ねると徐々にバスが怒り、ルアーにアタックを仕掛けてくる。引き続き、攻め続けているとルアーをスッポリと吸い込み反転し、一気に葦の中へ逃げ込んでいった。

 反転した瞬間にフッキングが決まり、魚とのやり取りが始まった。デカバス用に用意したコンバットスティックICSC-58MHをグイグイと池底へ引き込むほどのパワー。これに負けじと、少々強引に魚を浮かせる。すると魚は急に反転し水面に飛び出てジャンプ。魚が空中で回転した瞬間にフックが外れ、空しくルアーが中に舞った・・・。

 この池では3人とも魚を手にする事はできずギブアップ。続いて近くにある池に突撃したが、魚っ気の全くないコバルトブルーの水色に愕然とし、池を眺めただけでスゴスゴと退散。次の池へと車を走らせた。

 午後5時半に入水した池では、開始僅か5分で本日購入したばかりのワイルドハンチに強烈なバイト。比較的クリアな池のため、リトリーブの方向とは別の方へルアーがビュ〜と流れていくのがはっきりと見えた。すかさず巻き合せでフッキングし、魚を引き寄せる。浮いてきたのは期待を大きく裏切った小バス(23cm)だった。

 気がつけば、小さなワンド内は小バスだらけ。水中を観察していると、ワイルドハンチに度々アタックするが、ルアーの方が大きくフッキングには至らない。台風6号が接近している影響で時折激しい雨が降る中、ひたすらルアーを投げまくるが後が続かなかった。

 A.K.さんとSolid.Kさんの様子を伺うと、トップに反応する小バスと楽しく遊んでいるようだった。Solid.Kさんに小バスが群れているエリアを教えてもらい、先程まで使用していたルアーから後部フックを小さくしたショットにサイズダウン。A.K.さんと話をしながらタラタラ釣っていると、僅か15cmの小バスが食ってきた。結局、この池では2匹しか釣ることができなかったが、Solid.KさんはコンバットポッパーレッドペッパーベビーコンバットクランクSSRSMシャッドで9匹、A.K.さんはライフベイトのWスウィッシャーで3匹をキャッチ。午後7時前に納竿となった。


 天気:晴れ 水温:25.5〜26.0℃ pH:不明
 釣果:3匹(バス)

 昨晩、職場の親睦会でたらふく焼肉を食ったので、朝から油っ気ギタギタでエネルギッシュ。午前7時過ぎから野池巡回を始めた。前夜から決めていた池には、既にフローターが3艇浮かんでおりパス。次に選んだ池にも3艇浮かんでおり、車をUターンせざる負えなかった。

 暫く地図を眺めながら思いついたのが、主要道路脇に位置する中規模クリア系の池。池に入ってみると、小バスは見えるが狙っているデカバス達の姿はない。試しに’根こそぎ君’を投げてみると、小バスが一発で食ってきた。この釣り方を続けると小バスの乱獲モードに突入してしまうので、ぐっと我慢してルアーをチェンジする。繁茂したブッシュの中に魚が潜んでいるようなので、シャローラビットをブチ込み、強引にリトリーブしてくると30cmUPがガツッとヒット。しかし、引き寄せてくる最中にロスト。同じようなポイントでグリフォンを打ち込み魚を引きずり出したが、フッキングが甘かったようでコイツもロストした。

 昼飯後は、野池脇の駐車スペースで2時間ほど昼寝し、午後2時過ぎからフローター3人組と入れ替わって静々と入水した。先行者に散々叩かれた後だったが、運良く40cm弱のバスを発見。見えバス相手にシュガーディープを20回以上打ち込み、豪州仕込みのスーパートウィッチングで魚をイラつかせた後でステーシーver2を投入。3投目でバスは激しくルアーに襲い掛かり反転。フッキングが確実に決まったと思ったのだけど、掛かりが浅くファイト中に惜しくもフックオフ。その後は延々数時間もキャストを繰り返したが、1チャンスもなく撃沈。僅かな望みを掛けて夕マズメまで粘ったがノーバイトだったので撤退した。

 このままでは納得できなかったので、ナイター装備をして小バスのトップウォーターゲームを楽しむことにした。前回訪れた時に比べ、ウィードが繁茂しておりルアーを引けるエリアが極めて限られていた。ジッターバグJTのWフック使用を取り出し、ポコポコと水面を引きまくる。ウィードの脇を通すと何度もアタックがあるのだが、魚が小さすぎてフッキングに至らない。やっとの思いで手にした魚は25cmの小バスだった。

 ルアーを引けるエリアはほぼ引き倒したが、魚を追加することができなかったためスゴスゴと出水。最後の一勝負で車を15分程走らせ、食用ガエルが盛んに鳴いている小さな池に入水した。水面には沢山の落ち葉やゴミが浮き、水中にはウィードが漂うため、ルアーを引くのが困難な状況。我慢しながらキャスト&リトリーブを繰り返したが全く反応がなかったので、30分程で終了となった。


 天気:曇り一時雨 水温:23.5℃ pH:不明
 釣果:0匹(バス)

 日中は釣り場が混んでいるため、午後6時半から釣行。ほぼ1ヶ月ぶりに訪れた池は大減水していた。ゴムボートが1艇浮かんでいたため、邪魔をしないように隅の方で竿を振らせてもらう。垂直岩盤や僅かにあるシャローをウィグルワートロングAディープで攻めてみたが無反応。

 日没後、デカバス狙いのためにクラッパーラットアタットなどのノイジー系に切り替えて賑やかに水面を引きまくる。ルアー交換の際にベッドライトを点灯した瞬間、バチッと音がしてヘッドライトの球が切れ、辺りは闇に包まれた。ふと、昨年もこの池で同じように球切れが起こり、とても恐かった事を思い出した。ナイター釣行はアチコチの池でしているのに何故この池で球切れするのか・・・。単なる偶然なのか?人里に近い野池では、昔から様々な事件が起きているので霊感が強い人は近寄れないようなスポットかもしれない。

 暗闇に包まれていると、突然、山の中から鈴の音が聞こえてきたので、マジに気味悪くなり、魚の顔を見る前にスゴスゴと退散。後ろを振り返ると恐いので一目散に車へ向った。次回からは清めの塩を持っていこうっと。


 天気:晴れ 水温:20.5〜24.5℃ pH:不明
 釣果:2〜9匹(バス)

 前日台風4号が通過。無理して早朝から始めても魚は釣れないだろうと午前9時から開始。先行者の2人組フローターに挨拶をして入水した。様子を聞くと早朝に1本上げただけとのこと。水位が上昇し、濁りがキツくなっているので苦戦が予想された。

 開始20分、ロングAディープを倒木周囲へ放り込みスーパートウィッチングを繰り広げていると38cmがガツッと食ってきた。先行者に散々攻められているハズだが、攻め方が違うと良型が飛び出すというパターン。素早く写真を撮りリリースした後もロングAディープを打ち続けると40cmが躍り出た。

 今時、ロングAディープなんて使う人はいない上に、ハードなトウィッチで「魚を誘って釣る」というスタイルに大満足。その後も、左腕がダルくなるほど攻めまくるが1回アタックがあっただけで追加なし。のんびり池に浮かんで昼食を摂り、暫し居眠りをしたりして過ごした。

 午後4時過ぎに2ヶ所目の池へ突入。先行者のフローター釣師に様子を聞くと小バスが数匹釣れたのみとのこと。周囲を注意深く観察しながらキャストをしていると、旋回しているトンボを狙って小バスが時折ライズしていた。すかさずNWアミーゴを放り込むが反能なし。スゴイスプラッシュに切り替え低い弾道でポイントへルアーを打ち込むが、後部フックのフェザーを軽くついばむ程度でルアーを吸い込むまでには至らなかった。結局、1時間半ほど竿を振ったが魚を手にする事ができず、T.MさんとSolid.Kさんが浮かんでいる某有名野池へ向った。

 合流したT.Mさんに様子を聞くと、この池ではウィグルOで小バスを4匹、ほかの池で4匹程度釣ったようだ。その後、彼は薄暗いワンド奥でウィグルOを使い25cmの小バスを追加した。日没後に勝負を賭け実績のあるポイントを集中的に攻めたが、私とSolid.Kさんはノーバイトのままギブアップ。結局、私は12時間竿を振って2匹のみ。3人揃ってカレー屋で空腹を満たし、お開きとなった。


 天気:曇り時々雨 水温:20.5〜23.0℃ pH:不明
 釣果:10匹(バス)

 少し早起きをして、午前7時から野池に浮かんだ。周辺地域で田植があったので減水し、オーバーハング下を攻められるようになっていた。「この時を待ってました!」とばかり、テンポ良くクランクベイト各種で岸打ちをやったが、1時間以上も無反応が続く。この池に魚がいるのは判っているため、撤退する前に思う存分投げまくってやろうとTDバイブUSトレイルをスナップに結ぶ。堰堤際にステイし、投げ始めたら何と3投目で35cmが食ってきた。

 気を良くしてTDバイブUSトレイルを投げ続け岸打ち2周目に突入したが、いつまで経っても2匹目を追加できずギブアップ。交通事故的に釣れてしまった魚に騙されて、45分も無駄な時間を費やしたことを深く反省した。2ヶ所目を目指し、タックルを車に詰め込み足早に移動。しかし予定していた池は先行者がいたのでパス。更に車を10分程走らせて到着した池にも駐車スペースに車が複数台あり、車を止める場所がなくてパスをした。

 地図を眺めながら、暫し何処に行こうかと検討する。選らんだのは山の中のクリアな池。日頃はマッディな池で釣りをしているのでクリアな池は非常に苦手なのだが、試しに竿を振ってみることにした。午前10時に到着したクリアな池は水温が低く20.5℃しかない。減水していたのでオーバーハング下を楽々と攻めることができたが、明らかに魚がいないのが判る。こりゃダメかなと思い、竿を振るのを止め少しずつ移動しながら水中を観察する。

 運良く、池の真中に浮かぶ50cm四方ぐらいのウィードの周囲をぐるぐる周っているバスを発見した。ウェービーのトウィッチで誘いを掛けたが完全無視。続いて食わせ系であるCD5を取り出し、目の前を何度も通したが相手にされなかった。「動きが派手な方が良いかも!?」と思い、ボックスの中から取り出したのはロングAディープ

 今では釣り具店の店頭で見つけることは困難になってしまったルアーだが、豪州遠征では必ず持っていきたい1本だ。ロングAディープを少し離れた所にキャストしリトリーブ。そしてバスの目の前で激しくトウィッチさせると、突然魚が反応しルアーに何度も攻撃を仕掛けてきた。捕食行動ではなく、明らかに威嚇しているように見える。口を開けずにアタックしてくる魚に対し、延々20回以上キャストを繰り返していると、ついに魚がルアーを吸い込んだ。

 派手で力強いファイトに堪え、手にした魚は37cmだった。近くに他の魚がいそうだったので注意深く水中を覗き込んでいると、再び良型のバスを発見。先程と同じ要領で何度も魚の目の前でロングAディープのスーパートウィッチを繰り返すと42cmが食ってきた。次の魚を探しに水中の様子を伺いながら最奥部のワンドまで行ったが魚は不在。再び50cm四方のウィードまで戻ってくるとバスを発見。良く見ると先程釣った37cmのようであり、ルアーには反応しないと思われたが、試しにロングAディープを投げてみると好反応。スーパートウィッチを繰り返しているとお約束どおりルアーを口の中に吸い込んだ。口を見るとフックの跡が残っており、先程釣った魚であることが判る。つい30分程前に痛い思いをしたハズなのにルアーに反応してしまう魚を不憫に思いつつ優しくリリースをした。

42cm&ロングAディープ 4KB 魚を探しながらキョロキョロしていると獲物を発見。最初のうちは反応しなかったのだが、キャスト回数が40回を越えた頃からルアーを威嚇するようになり、50回目のキャストでついにルアーを咥えた。釣り上げた魚のサイズはジャスト40cm。その後、同じ釣り方で38cmと42cmを追加し大満足。釣れる魚が全て40cm前後であり至福の時を過ごした。小休止で一度岸に上がり一服していると、目前にバスが浮いてきた。上陸の際に巻き上げた泥濁りの中を出たり入ったりしているので、試しにロングAディープを投げてみると一発で食ってきた。しかし、フッキングミス。針掛かりしたので「2度目はない」と思いつつトウィッチしていると再びバイト。しかしこれもフッキングミス。「絶対3度目はありえない」と思いつつもキャスト&トウィッチをしていると、いきなりガツッとバイト。鰓洗いを繰り返す魚相手に一気にリールを巻き上げ、タイミング良く岸に引きずり上げる。手にした魚は38cmだった。

 再び入水し、魚を探していると、倒木周辺を巡回するこれまで釣った魚より一回り大きな魚を発見。本日のパターンどおりキャスト&トウィッチを繰り返すと、コイツもルアーに襲い掛かってきた。きっちりフッキングしたので安心して引き寄せてくると、フックが口の先端に僅かに掛かっている程度。ヤバイなと思った瞬間に魚はルアーを振り払って逃げていった。続いて、3つのブッシュを起点に時計と反対周りで巡回している魚を発見。その魚の移動ルート上にルアーを何度もキャストしトウィッチを繰り返していると、バスは離れた所から凄い勢いで泳ぎ寄り、ルアーを咥えた瞬間に反転。これでフッキングがサクッと決まり38cmをキャッチした。

 本日、同じ魚を2度釣った50cm四方のウィードの所へ戻ってくると、再び魚を発見。「もしかしたら、また釣れるかも」とスケベ心を剥き出しにして竿を振り始めたが無反応。ロングAディープからシャッドラップに変更したがやはりダメ。2度も釣られていては無理だろうと思いつつも、魚が見えるのでフラップスラップを試しに投げると突然食ってきた。口を確認すると、悲しいかな本日既に私に2度釣られたバス。1日に3度も釣られる魚が40cm近くまで育つとは信じられなかった。

 その後、日没後まで竿を振ったが、無反応が続き午後8時前に納竿となった。結局、本日は40cm前後のバスを合計10匹キャッチ。魚が見えないマッディーな池では絶対にできないような釣り方だが、見事パターンに嵌まった感じ。良型が連発したので、久しぶりに左腕がガクガクになってしまった。

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