フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年12月


 天気:晴れ後曇り 水温:不明 pH:不明
 釣果:3匹(スズキ、ウグイ)

 晩飯を食べて一服してから某港湾に到着したのが午後8時半。開始早々、ビートルナッツにコツコツとアタリがある。しかし、フッキングには至らずルアー交換。ハスキージャークシュガーディープとルアーチェンジをするが、パックリとルアーを咥える魚には出会えず、次の場所へ車で移動。

 到着後、この数回の釣行でアタリ針となっているワンダーを投げ始めると僅か5分でヒット。いきなり派手なジャンプをして私を驚かす。元気の良さからすると狙っていたスズキを思われ、慎重に足元まで引き寄せた。水面まで数メートルあるところを一気にゴボウ抜き。すかさずライトで魚を照らすと、油がコッテリのっていそうなウグイ(31cm)だった。(笑)

センゴ 3KB この魚をリリース後した1投目に再びヒット。派手なジャンプはしなかったが、先程の魚よりトルクのあるファイトで竿をグイグイ引き絞る。魚をゆっくり引き寄せ、タイミングを見計らってゴボウ抜き。魚は少し大きくなったが、やはりウグイ(35cm)。同じポイントへ同じルアーを投げて釣れたので、「やっぱりなぁ〜」っ感じ。

 3本目を期待してワンダーを広範囲に投げ続ける。岸壁と平行にリトリーブをしてくると、「ゴツッ」と力強いヒット。すかさず竿を立て巻き合せをしてフッキング。魚はそれほど大きくなさそうなので、一気に抜き上げた。フックを外そうとライトで照らすと、ウグイだと思っていた魚は背鰭をピンと張ったセイゴ(28cm)。何だか拍子抜けした感じだった。

 午後10時を過ぎると急に激しく潮が動き始め、アタリはパタッと遠のいてしまった。何処かに魚はいるハズなので、アチコチ歩きながらキャストを続ける。しかし、1チャンスもなく午後11時半に納竿した。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:3匹(ウグイ)

 午後8時、満月が晧晧と照らす港に到着。このところセイゴが釣れているポイントには珍しく数人の釣り人がいたのでパス。係留されている漁船の間を覗き込みながら魚を探していると、先日と同様に15〜20cmの魚が群で回遊しているのを発見。しかし直ぐに何処かへ消え失せてしまった。

 取り敢えず魚が入っていることを確認できたので、キャストを繰り返しながらトボトボと歩く。アチコチ様子を見て周ったが何処も反応がないため、かねてから気になっていた水路の方へ移動。ワンダーのスローリトリーブを繰り返していると、何やらコツコツとアタリがある。アスリートシュガーミノーに換えると反応がなくなるので、結局、ワンダーに戻す。暫くキャストを続けていると「ゴンッ」と強いアタリ。上手くフッキングが決まり、力強いファイトを楽しんだ。

 足場が高いので、魚を十分落着かせてからタイミングを見計らって一気にゴボウ抜き。足元で暴れる魚にすかさずライトを照らすとウグイ(35cm)だった。塩水域なので、まさかウグイが釣れるとは思ってもおらず少々ガッカリ。しかし、魚の引きは十分楽しめたので写真を手早く撮ってリリースした。そしてリリース直後の2投目、再びワンダーでウグイ(36cm)をキャッチ。何故かこのポイントにはウグイが溜まっているようだ。

 大潮なので潮の動きが徐々に速くなり、ルアーの軌跡が大きく弧を描く。流れにルアーを任せながらリトリーブして31cmを追加。その後、立て続けに2匹フックオフ。ルアーを港湾攻略のド定番ルアー、ラパラCDに換え魚の反応をうかがうと、これまた好反応。しかし、何度もバイトがあるのだがフッキングには至らない。そうこうしている間に魚は何処かに消え失せ、気が付けば午前0時半。これ以上粘っても翌日に響くので納竿した。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 午後8時前に某港湾に到着。昨日、セイゴを釣った場所に早々陣取りキャストを開始した。係留船の近くには15〜20cmのアジのような魚が群で回遊している。この群れの下には、きっとルアーに反応する魚が付いているだろうと、持参したルアーを次々と試しながらキャストを繰り返した。

 開始30分、30cmのスリムなセイゴをキャッチ。ヒットルアーはワンダー。今回、アレコレと持参したルアーを試して辿り着いたのがこのルアーだった。ワンダーは巻き抵抗が極めて少なく、つかみ処がないようなタイプなので、以前は非常に苦手なルアーだった。しかし、予想以上に釣れる事が判ってきたので最近は出番が多くなり、所有本数もぐっと増えている。それにしても、純正フックは使っている最中にサビてくるような粗悪品。何とかならないものか・・・。

 さて、その後は再びワンダーにバイトがあったがフッキングミス。少しずつ移動しながら広範囲にルアーを投げ続けたが2本目を追加できず午後8時半に納竿となった。


 天気:晴れ後曇り 水温:不明 pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 前夜、魚がいるのは判っていてもルアーを食わせられず悔しい思いをしたので再び某港湾へ釣行。反応が良かったアスリートピンテールワンダーを主体に、持参したルアーをアレコレ試す。時々、小魚がライズするので、きっとルアーに反応する魚がいるだろうと期待を込めながら黙々とキャストを繰り返した。

 表層では食わないようなのでシュガーディープに交換し、少し深めの層を狙ってルアーを泳がす。ルアーを交換して間もなくバイト。しかし、引き寄せている途中で惜しくもフックオフ。相変わらず魚の正体が判らないので、とても悔しい思いで一杯。もう1回チャンスがないかとシュガーディープを暫く投げ続けたがノーバイトだった。

 気分転換にシュガーミノーに交換し、軽いトウィッチを入れながらリトリーブをしているとゴツッと力強いバイト。これまでの魚と違うようなので慎重にやり取りをして魚を引き寄せ、一気にゴボウ抜き。バタバタと跳ねて暴れる魚をライトで照らすと、それはセイゴ(28cm)だった。2匹目を狙ってキャストを繰り返すが、魚は何処かに消え失せたようなので移動することにした。

 車を走らせ、水門のある某河川に到着。照明が照らし出す水面と影の境を意識しながらキャスト&リトリーブを繰り返す。暫く水面の様子を伺ったが魚っ気がないため、そそくさと撤退。再び車に乗り込み別の河川へ移動した。ここでは一発勝負のスズキ狙い。既に川の中には魚がいない可能性が強いが、ボラが頻繁に跳ねるのでじっくり攻めてみることにした。

 夜空には時折、流れ星が流れる。一度だけ、オレンジ色に輝く火球が長い軌跡を残して流れていった。空を見上げながら釣りをしている時は大体、釣れない時。結局、午後11時過ぎまで粘ったがノーバイトで納竿となった。


 天気:晴れ後曇り 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 午後5時前に某河川に到着。産卵とは関係のないセイゴやフッコが河川に残っているかもしれないので、10月に爆発したポイントへ入り竿を振ってみる。30分程、キャストを重ねたがアタリはない。魚がいれば必ず何らかの気配を感じるのだが、水面に魚のモジリもなくギブアップ。次のポイントへ移動した。

 2ヶ所目のポイントも魚っ気がないので早々に見切りをつけ、車を走らせ某港湾へ移動した。アスリートピンテールをビュンビュン投げ、リトリーブを繰り返していると時々20cm程度の黒い影が追尾してくる。何回か繰り返しているうちにピックアップ直前に1バイトあったがフッキングミス。残念ながら魚の正体は不明。何とかしてルアーを食わせようとワンダーに交換し、ストレートリトリーブを繰り返す。度々コツコツとアタリがあるのだが、魚が小さいのかフッキングには至らない。結局、正体を明らかにできないまま午後7時前に納竿となった。


 天気:晴れ 水温:8.5℃ pH:不明
 釣果:1匹(巨鯉)

 日頃使っているダイワのエンブレムが、キコキコと音がするようになったため、久しぶりにアンタレスver2トラウトプラッキングスピンを持ち出して午前9時半から釣行した。水温は一気に低下して8.5℃しかない。この水温では管理釣り場へニジマスを釣りに行った方が良かったかも、と反省しつつ竿を振り始めた。

 案の定、いつもはドヨドヨと泳いでいる巨鯉達も何処かに消え失せ魚っ気なし。こんな時は出来るだけ広範囲に探りを入れるしかないため、ウェーディングして少しずつ移動しながら竿を振る。小一時間経った頃、レンジキーパーにようやくヒット。しかし、魚は明らかに鯉。フッキングせずラインテンションを緩めてルアーが外れることを待ったが、掛かり所が悪かったのか何時まで経っても外れない。待っていても時間の無駄と判断し、釣り上げることにした。トルクのある猛烈なパワーで走り回る魚を徐々に足元に引き寄せる。寄ってきたのは背鰭の付け根にレンジキーパーが掛かったド太い65cmの鯉だった。

 鯉がいる場所には他の魚もいる可能性がある。鯉に引っ掛けないように注意しながらリトリーブを続けたが無反応。場所を移動しようと歩き始めたら、見事に泥にはまった。もがけばもがくほど泥にはまり、気が付けば両足とも腿の半分まで泥に埋まっている。直ぐに戻ればよかったのだが、前に出てしまったので更に酷い状態となった。尻に泥が付くほどまで埋まってもがいている最中、脳裏に浮かんだのは、泥に埋まった牛を何人もの人が救出しているTVのニュース。

 両手を使いながら少しずつ移動してようやく脱出成功。足場がしっかりした所まで戻り、ウェーダーの汚れを落とす。泥との格闘で体力を大幅に奪われたので、魚を釣ろうという気力と体力が一気に消え失せ撤退を決意。途中、一ヶ所だけ気になっていた場所があったので少し竿を振ってみたが、こちらも魚っ気がなく午後1時に納竿した。


 天気:晴れ 水温:18.0℃ pH:不明
 釣果:12匹(ナマズ、雷魚)

 昨日、フッキングミスを連発しまくった事を深く反省し、持参するルアーのフックを総点検。なじみの釣り具店が年末特売をしていたので、フックを一気にまとめ買い。「掛けた魚は全部捕る」という信念から、フックを1サイズアップさせ万全の体制で出陣した。開始10分でド太い60cmUPのナマズをシーバスハンターVでキャッチ。その後、1時間半コツリともアタリがなくギブアップしそうになった頃、雷魚(76cm)がアスリートFに襲い掛かった。

 ガバガバと暴れまくる魚を強引に引き寄せ、手早くリリース。ポイントを暫く休ませてからビーフリースSPをキャストし始めるといきなりヒット。先程釣った雷魚に比べると引きごたえは軽いのでグイグイとリールを巻いて足元まで寄せる。魚は55cmくらいのナマズ。水際でフックを外そうとすると突然暴れだし、次の瞬間ラインテンションがなくなった。「ええっ?」とラインの先を見るとポッキリと折れたスナップが風に揺らいでいた。まさかスナップが折れるとは思いもよらず暫し呆然とする。フックは口の外側に掛かっていたので外れる可能性もあるが、多分ナマズの命を奪ってしまうことになるだろう・・・。

K-TEN 3KB スナップを結び換えK-TEN BFを装着。今の魚がもう一度ヒットしないかと淡い期待を抱きながらキャストを再開した。ヒットしたのはナマズではなく60cmの雷魚。同じ過ちを繰り返さないように、フックを外す際に最大限の注意を払ってリリースをする。続いてナマズ(55cm)を追加した後、息継ぎをしに水面に浮いてきた雷魚を狙い撃ちして60cmをキャッチ。この雷魚はサイズの割に激しくファイトし、本日のアタリ針であるK-TEN BFを使用不能になるまで破壊した。

 2個のルアーを失い、再びシーバスハンターVに戻す。キャスト1投目で幸運にもヒット。魚を引き寄せてくると、見覚えのある顔つき・・・。なんとその魚は本日2匹目、アスリートFで釣った76cmの雷魚だった。雷魚を釣った後も、ベイトがざわついているので、リリース後すぐさまキャストを開始。僅か2投目に再びヒットしたのは堂々としたナマズ(65cm)。

 水面を見ていると、時折、ナマズや雷魚が顔を出す。そこを狙ってルアーを通すと見事なまでにルアーに食らい付いてくる。その後、立て続けにシーバスハンターVで40cm、60cm、65cmのナマズと60cmの雷魚を追加。強烈なファイトをめい一杯楽しんで午後1時過ぎに納竿。魚が溜まっているハニースポットを見つけることができたので大満足。本日の釣果はナマズ7匹、雷魚5匹と大漁だった。


 天気:晴れ 水温:18.3℃ pH:不明
 釣果:3匹(ナマズ、巨鯉)

 午前10時過ぎに某河川に釣行。先月の豪州遠征以来、久しぶりに竿を振る。今回の遠征は単独で、しかも過去最長の6日間連続釣行というハードな企画だったので、帰国後はさすがに満腹状態だった。しかし、余りにも穏やかな日だったのでムクムクと魚を釣りたい気持ちが湧き上がった。

 釣り場に到着し、暫く水面を眺めるが魚っ気が極めて少ない。潮が大きく動けば魚も動くだろうと期待を込めてキャストをする。開始30分、サスケSF120にゴツゴツっと明確なアタリがあったがフッキングミス。同じコースにルアーを通すと再びアタリ。竿に伝わってくる感触からすると、魚がルアーにジャレついているかのよう。数回別の方向に投げた後、再度アタリがあったコースにルアーを通すと、これがビンゴバタンバタン暴れる魚を強引に引き寄せると55cmの色黒なナマズだった。

 追加を狙ってルアーを投げまくるが無反応。コモモをはじめ、持参してきたシーバス系のルアーを次々に試したがコツリとも反応がない。最後の切り札でアスリートSPを使うと一発でナマズ(55cm)が食ってきた。これで味をしめて暫くアスリートSPを投げ続けたが沈黙。粘っても無駄だと判断し、このポイントに見切りをつけ車に乗って別の釣り場へ移動する。2ヶ所目のポイントでは30分ほどストラクチャー周りを丁寧に探ったが、魚は全くいない感じなので即座に撤退となった。

 3ヶ所目では、1投目からルアーにゴツゴツと魚の反応があった。しかしルアーにバイトしているのではなく、沢山の魚の中をルアーが通ってきている感じ。これだけ頻繁にルアーへゴツゴツとあたる魚の正体は・・・やはり巨鯉の群れ。鯉に引っかけないようにと十分注意しながらリトリーブを繰り返したが、うっかり70cmUPの尾ビレにサクッとアスリートSPを引っ掛けてしまいポイントはグチャグチャ。

 ドヨドヨに濁ってしまったのでポイントが潰れたと落胆したが、これが切っ掛けとなりナマズ達のスイッチが入ったようで怒涛の3連発ヒット。しかし、いずれもフッキングミスで魚を手にする事はできなかった。フッキングミス連発の原因は多分、アスリートSPの純正フックが小さいこと。掛けた魚を確実に捕るためにフックサイズをUPして出直しだ。


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