
'24/10/2(水)
~ 初めての川下りチュービング ~
朝6時に起床するつもりだったが、ワライカワセミの鳴き声で早くから起こされた。昨夜も眠りが浅く度々起きては、トイレに行くなどししていた。今日、釣りはお休み。自分自身は毎日でも釣りに行きたいのだが、嫁さんの意向を踏まえて大きなタイヤチャーブを使った川下りに挑戦することになった。ケアンズは国際的な自然溢れる観光地であり、様々なアクティビティが用意されている。当然ながらツアー料金は高め。体に無理なく、比較的料金が安めで楽しめそうなツアーを探して見つけたのがマグレブリバー(マルグレイブリバー)での半日川下りだった。
フローターを使った野池のバス釣りを散々やった経験があり、水に浮かんだ大きなチューブを扱うのはお手の物。ケアンズ市街から送迎バスで南西へ30分程の場所が川下りのスタート地点。予定では、2時間程度のアクティビティ。マグレブリバー上流へ行くらしいので、水の透明度は高く、水質は良いだろうが、水温が低く寒くて凍える事になりはしないかと心配した。怪我や日焼け対策を兼ねて濡れてもOKな服装にして、着替えもバックに詰め込んで準備完了。いつものシリアルとトースト、フレッシュ・オレンジジュースでお腹を満たし、集合場所のケアンズ・サウスサイドインターナショナルホテル前に向かう。
指定された集合時刻は出発時刻 午前8時の10分前。私達は、これよりも早めにバス停になっているホテル前に到着した。集合場所になっているこのホテルは、閉館したようで敷地内には入れなかった。テリーには、トラブルがあった時の対応で念のため送迎バスが到着するまで一緒に待ってもらう。ツアー参加者をアチコチでパックアップしながら来るので、定刻どおりには来ないだろうと予想はしていたがいつまで経ってもバスが来ない。
8時20分、さすがに心配になって旅行代理店へ電話を掛けている最中にやっとバスが到着した。本来なら「OZタイムだな」と笑って済ませたかったが、こんな時はしっかりと相手にクレームを言っておかないと何事にも従順な日本人は確実にナメられる。遅れた理由が先に乗り込んだツアー客にあっても、電話やメールで一報するなど対処方法はあったハズ。中国人を見習って、言うべき事はちゃんと言って自己主張をしてからバスに乗り込んだ。
~ 意外と面白いチュービング ~
車内でツアースタッフがペラペラと何か話して周囲から笑いを取っているが、早口なOZ英語なのでほぼ理解できない。私達はシートを渡され、スマホを使って必要事項を入力しろと言われた。揺れる車内での文字入力は結構面倒な作業。車酔いしやすい人は一発でアウトだろう。30分ほどのドライブで出発地点へ到着。別の場所から来たツアー客と合流し18名が川を下る。アジア系は私たち夫婦と若い中国人が2組ってところ。スタッフがチューブをカーゴから降ろすので、空気がパンパンに入っている物を選んでキープする。空気が足りないと、冷たい水に浸かってチューブが萎んでしまうので要注意なのだ。フローターで釣りをした人なら、誰でも経験するからその点はぬかりない。
最初にスタッフからチュービングにおける注意点の説明があった。ヘルメットとフローティングベストを着用。素足は危険なのでクロックスタイプの踵付きサンダルを借ることが出来る。岩とぶつかった時に手や足を怪我しないよう、繰り返し注意があった。アプローチポイントまでは重いチューブを各自が担いで移動する。結構な距離があるので、非力な女性や子供はちょっと大変だった。水際に立ち指先で水温を確かめると、予想はしていたがかなり冷たい。少しずつ体を水温に慣らしつつ水に入りチューブに乗っかる。チューブの扱いに慣れるのには、さほど時間は掛からないが流れは蛇行し緩急もある。上手に流れて行くには、先を見て早めにコース取りをするのが良い。
チューブ同士がぶつかり合ったり、強い流れで岸に追いやられたり、流れに乗れず集団から取り残されたりと、思いどおりスムーズに行かないところが面白い。随行する複数のスタッフがその都度助けてくれるので心配はいらなかった。空気が満タンに入っていないチューブを選んでしまった人は、案の定、途中でチューブが萎んでペコペコになるトラブルが発生。カヌーで随行していたスタッフが駆けつけ、ハンドポンプでシュポシュポと空気を入れてもらっていた。
チュービングは初めての体験だったので、半日のツアーで丁度良かった感じ。のんびり川の流れに身を任せてリラックス出来るのが最大の魅力だが、途中、小さな滝のような場所もありスリルも味わえる。オープンエリアでは簡易の浮き桟橋が作られ、この上を走り抜けるゲームもあったりと大人も子供も楽しめた。川に浮いていたのは、実質1時間半程度だろうか。冷たい水に体が慣れて凍えることはなかったが、もう少し水温が高く、水量が多いタイミングで川を下ってみたかった。
午前10時半に川から上がり、送迎バスが待つ場所へと移動する。頑張り過ぎたのか水から上がると思いの外、疲労感がある。水に濡れた重い浮き輪を引きずりながらヨロヨロと歩く人もいた。終了時には、ソフトドリンクとビスケットを配ったようだが、私達はビスケットを貰い損ねてチョット損をした感じ。因みに、着替える場所がないのでバスタオルを巻いて着替えるか、濡れたままケアンズまで我慢するかになる。やはり、一番困るのはトイレだろう。男女とも茂みの中に身を潜めて用をたすか、川の中で浮かびながらこっそり放出するしかない。
~ 川下りの後はショッピング ~
帰路は、来る時とは異なる小さな送迎車に乗りケアンズ向かう。ツアーでは、行きと帰りとでは違う車に乗ることが多いので要注意。2023年3月の豪州遠征では、嫁さんが高価なカッパをツアーバスの中に置き忘れ、紛失トラブルを起こしたのは記憶に新しい。午前11時半過ぎ、無事にサウスサイドインターナショナルホテル前に到着。テリーに迎えに来てもらい正午に帰宅した。
シャワーを浴びて服を着替えて車に乗り込み、ケアンズセントラルへ行き一旦テリー夫婦と別れる。私達はお腹が空いていたので2階にあるフードコートの店をぐるりと歩く。ここでは、日本でもお馴染みのマクドナルド、ケンタッキー、サブウェイのほか、様々な食事が出来る。しかし、どれも油っぽそうでお腹は空ているハズなのに食欲が湧わかない。フードコートをぐるりと回って2巡目でアジアンヌードルバーに決めた。ここではチキンヌードルとワンタンヌードルをチョイス。何だか分からない薄ぼんやりしたした味で、価格はいずれも17A$と高かった。ケアンズも物価が高騰しており、フードコートですら気軽に食事も出来なくなっている。日本に来た外国人が、ラーメンやうどんが安くて美味してと言う理由が良く分かる。
食後は店内の大手スーパーcolesでお土産の購入。チョコレート各種に日本では手に入らないジンジャージャム、チップス、チーズ、ワインを購入した。お土産は、免税店で買うより、スーパーでまとめ買いをする事をお勧めする。また、オーストラリアはワインの大産地なので安くて美味しいワインが沢山ある。家飲み用の手頃な価格帯のワインをチョイスした。洋品店では、釣り用に使える素敵なプリント柄の長袖シャツに目が釘付け。日本国内では買えないようなド派手な魚柄があったりと、気持ちは盛り上がる。ちょっと高かったが、記念にマッドクラブのプリント柄速乾性長袖シャツを購入した。
ケアンズセントラル内は広いので、歩き疲れた感じ。喉が乾いたのでフレッシュジュースを買ってみた。お値段は、1杯500円くらいかと思っていたら、予想の倍の1,000円ぐらい。とても高くて普段は絶対に飲めないので、十分味わいながら頂いた。午後4時にテリート夫婦と合流。店内が広過ぎて待ち合わせ場所に辿り着くまでに迷ってしまったが、無事に会えて良かった。帰宅後はずっと溜まっていた汚れ物を1時間掛けて洗濯する。洗濯ばさみは日本から持参。ガレージ内は私達の衣類で埋め尽くされた。その後は、夕食時間まで家の周りをお散歩する。住宅街には広々とした公園があり、落ち着いた感じの小奇麗な街並み。近隣のお庭には、日本国内で買えば相当な値段が付きそうなデザートローズやビザールプランツがアチコチに植えられていた。
~ 川下りの後はショッピング ~
夕食はマリアさん定番のパスタとガーリックトースト。とても食べ切れないほどの量のパスタをテーブルの真ん中にドンと出されるので、頑張って食べるしかない。食後のデザートは山盛りのバニラアイスクリーム。もちろん、これは別腹。テリーとの釣り談義の中で、日本ではルアーや釣具の価格が爆上がりしていて、釣具店が減少している話をしたら、ケアンズも同じだと言う。聞けば、ケアンズ市内に古くからあるアースキンズタックルショップが閉店したとのこと。この店には豪州遠征を始めた頃に何回か足を運び、オーストラリア特有の極彩色なルアーに胸を高鳴らせ、豪州ルアーを買い漁った想い出がある。
現在、市内に残っている主な釣具店は、タックルワールド・ケアンズとアウトドア専門店のBCF。そして郊外にあるブランズフォードタックルショップぐらいらしい。時の流れを強く感じてしまう。ブランズフォードタックルショップと言えば、デントリーリバー釣行帰りには必ず立ち寄っていた釣具店だったが、経営主が変わってから品揃いが大幅に変わり、豪州製の個性的なルアーは激減してしまった。これで、釣行終了時間を繰り上げ、わざわざ立ち寄るほどの魅力が失せて足が遠のいた。かつては、お店が発刊したガイドブックに私が掲載されていたこともあったが、既に遠い昔話となってしまった。
食後、マリアさんはナイトウォーキングに出掛ける。治安はよく、街灯もあるので懐中電灯を持つ必要もないらしい。毎日1時間程度、欠かさず歩いて体力維持をしているそうだ。午後8時にはベッドに入ったのだが、夜中に蚊に刺され、痒くて目が覚めた。これまで寝室で蚊に刺されて事はなかったように思うが、じっとしていたら蚊の羽音が耳元でしたので電気をつけて捜索。デング熱とかに感染はしたくない。痒みがある場所を確認すると足を中心に5か所も刺されており、なんだか腹立たしかった。部屋中を探し回ったが、犯人を見つけられなかったので、釣行時に使っているベープ携帯電子香取をスイッチオンして再び眠りについた。
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