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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>2009年12月


天気:曇り後晴れ 水温:9.5〜10.3℃ pH:不明
釣果:0匹

 干潮狙いで真昼間の釣行。予想していたよりも水位が高く、どうしようか考えつつ周囲を見渡す。コイが泳いでいるのが見えたため、取りあえず竿を振ってみる事にした。水温を測ると9.5℃。過去に8℃でナマズを釣った事があるので、タイミングさえ合えば魚の顔が見れるだろうと淡い期待を込めルアーを選ぶ。川底に何が沈んでいるか判らないような根掛かりが多いエリアなので、スタートはスキッターポップSP9から。一通り打ち終わった後に、根掛かっても惜しくないオシアミノー・ヒラメスペシャル115Fを投入。このルアー、ヒラメの食い方を研究しフックポジションをヒラメに合わせてセッティングしたらしいが、フロントとミドルフックがやたらに絡みたがる。もっと他に研究すべき事があったように思うのは私だけだろうか。根掛かりもなく、魚信もないまま時間だけが過ぎ去る。ZBLシステムミノー11Fに交換し、ワンチャンスに賭けたがルアーに反応する魚はいないようで1時間程でギブアップした。

 夕マヅメ、場所を変えて再び釣行。大晦日は発達した低気圧により全国中で大荒れになる模様。釣りをするのは今日が最後となりそうなので、なんとか魚の顔を見たいと気持ちを奮い立たせて家を出た。釣り場に到着すると珍しく釣り人がいる。挨拶を兼ねて様子を聞くが、全く駄目っぽいようだ。このところの連敗経験で簡単に釣れるとは思っていないので、釣れていない話を聞いても挫けない。満潮からの下げのタイミング。ZBLシステムミノー11Fから始め、サラナザブラバイブフラッタースティックを使い飛距離を確保しながら、上から下まで各層を探る。たまにボラが跳ねるのだが、期待していたベイトの群れは現れず期待薄。少しずつ場所を移動しながらヨレヨレワンダーで探りを入れるが不発。いつしか釣り人は自分一人になり、広い釣り場でポツンと竿を振る。リトリーブスピードを変えたり、途中でトウィッチを入れたりして様子を伺ったが生命感が全く伝わってこない。長居しても無理ぽかったためギブアップ。これが今年の釣り納めとなった。


天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 年末の釣行を飾る魚を釣るため、何処に行こうかと思案。過去の釣行記を読みながら頭の中の記憶の引き出しを探りつつ、Google Earthを使って何処か面白そうな所はないかと空中散歩をする。水温が高いエリアの方が、魚と出会えるチャンスは多いハズ。釣り友からのメール・アドバイスを受けつつ、地図を見て場所を絞り込んで出発した。昔の記憶を辿りながら、車を走らせるがイマイチ、よさげなポイントがない。

 怪しげな路地を行き来して、やっとイメージに合う場所に辿り着いた。水面を眺めていると、時折、小魚がライズする。「これはイケルかも!?」と淡い期待を込めて竿を振り始めた。ベイトサイズに合わせ、ワンダースリムから始め、ライジングミノーTRサージャーで表層を探る。上ずっている魚がいれば確実に食ってきそうだが反応はないため、ボトム付近を探る。ザブラバイブをブン投げ、着底させてからリフト&フォールを試すがこれにも反応はない。

 いつもなら次の場所へ移動する頃合なのだが、釣り場の雰囲気からすれば絶対に魚が寄り付きそうな場所。移動して新たな場所を探す時間がもったいないので、腹をくくってこの場で粘ることに決定。1時間程、我慢しながら竿を振っていると急に流れが出てきた。これはチャンスの到来。ブルースコード90Cワンダーハニートラップ70Sレンジバイブでザックリ探った後、ワンダースリムを投入。流れに漂わせるイメージで流心をフラフラと泳がせていると「ガツッ」とヒット。久しぶりのアタリにビックリしたのも束の間。一瞬にしてルアーが外された。魚種は確認できなかったが、サイズは50cm前後だろうか。この時期、数少ないチャンスを逃すと、2度目はない事を身に染みて知っている。このミスは明らかに大失態・・・即座に同じコースにルアーを流したが、やはり反応はない。ニョロニョロプラム80メタルジグZBLシステムミノー・タイダル11Fローリングベイトブルースコードを相次いで投入すれども沈黙した。

 最後の望みを賭けて、場所を移動。初めて竿を振る場所なので、ワンダースリムを慎重にリトリーブする。明らかに水深は浅く、時折、ワンダースリムが何かに引っ掛かる。水温が高い時期だったら様々な魚がトップに出そうな雰囲気の場所だが、反応はない。少しずつ移動しつつブルースコードにルアーを交換し、更に広範囲を探る。常夜灯が水面に光を落とすエリアを暫くチェック。全く魚っ気を感じなかったのでギブアップ。再びシャローエリアに戻り、チャグペッパーを試したが、ルアーを追う魚の姿は確認できず納竿とした。


天気:晴れ後曇り 水温:11.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 珍しくメタルジグをブン投げる釣りをする。9月の豪州遠征メタルジグの威力をガイドから思い知らされ、次回豪州遠征に向けた準備を兼ねて試してみる。前日の雨の影響を受けて、水は濁り気味で水温は11℃あるため、動いている魚もいるハズ。メタルジグの早い動きに反応する魚は不在なので、スキッターポップヨレヨレレンジバイブと、探る層を表層から下層へと下げてゆく。

 全く反応がないため場所を変え、メタルジグヨレヨレワンダーローリングベイトビーフリーズ78DIVE-Sを試すが、ここでも不発。何処に行っても魚も釣り人も不在で、空しさを感じるばかり。結局、元の場所へと戻り、ワンダースリムで広範囲に様子を探ったが、全く魚っ気もなく途方にくれる。淡い期待を込めて車を走らせセイゴ狙いをする。使うルアーはZBLシステムミノー50S。延々と歩きながらキャストを繰り返し、魚っ気がある場所を探す。ボラが跳ねるエリアを見つけたので、暫く粘ってみるがワンチャンスもない。

帰路はフラッタースティックで探るエリアを拡大し様子を伺ったが、いかにも「魚はいませんよ」って感じの雰囲気が漂うばかり。1時間程、竿を振ったがノーバイトなのでギブアップ。これで8連敗が確定。サーフでの釣果は聞こえているので、河川での釣りにこだわらなければきっと竿が曲がる機会もあるだろう。


天気:晴れ 水温:9.0〜10.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 珍しく南風が強めに吹く。まずは水温が高い河口域で竿を振ってみる。セイゴ狙いでワンダースリムをキャストしながらキョロキョロ周囲を見渡すが、全く魚っ気がない。生命感がないので「長居は無用」と即座に移動。車を走らせ、川の中の様子をチェックする事にした。干潮に向かって水位が徐々に下がっている様子。水面には7cm〜8cmのベイトがしきりにライズしている。「やっぱり、竿を振るならこんな場所だよね〜」と独り言を言いながらウェーディングを開始。

 本命のスズキは既に海へ落ちていると思われるため、ウグイやニゴイに狙いを定め、ワンダースリムワンダーヨレヨレを試す。小さなベイト以外にも、ボラがちょくちょく跳ねるので、チャンスはあるハズ。シンキングペンシルに反応がないので、レンジバイブに変更。表層の早巻きを試した後に、リフト&フォールで様子を伺う。下層に魚がいるようで、たまに生命感が竿を持つ手に伝わってくるのだが、ボラかコイのような感じ。バイトらしきアタリは皆無でギブアップした。


天気:晴れ後曇り時々雨 水温:9.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメ、誰もいない釣り場で竿を振る。ブルースコード115Cからスタート。大まかにザックリと表層を探った後、レンジバイブを使う。表層、中層を引きまくった後、ボトムに着底させてからのリフト&フォールを試す。バイブレーションの使い方として、「まず、ボトムまでしっかり沈めてから・・・」と紹介される事が多いのだが、知らない場所でいきなりこれをやっては、1投目にしてルアーロストの憂き目に会う。しかも、頭をキッチリと下げて泳ぐバイブより、平行姿勢に近いスタイルで泳ぐタイプは根掛かりしやすい。メーカーサイドの話を鵜呑みにすると、とんだ散財になる場合も多いから要注意なのである。しかし・・・ルアーが引っかかるような場所、良く引っかかるようなルアーが、良く釣れたりする。ルアーを投げるのが目的ではなく、魚を釣るのが目的なので、多少の消耗は覚悟すべきか。

 レンジバイブのリフト&フォールで他の場所とは、引き抵抗が違う場所を発見。以前ここで良型を釣った事もあるので、魚が付きやすい場所なのだろう。暫く変化を指先に感じつつ粘ってみる。フラッタースティックを流した後、ZBLシステムミノー11Fを使い、軽いトウィッチを入れながら様子を伺う。小雨が降る中、時折、ボラが跳ねるようになってきた。釣れる魚種をいとわないワンダーワンダー・スリムも投入し、ワンチャンスに賭けたが不発に終わった。


天気:晴れ 水温:7.3〜8.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 昼メシを食べてからの釣行。10年振りぐらいに、この河川へやってきた。以前は冬の間、小物狙いでちょくちょく竿を振っていたのだが、河川改修があって釣れなくなったのでその後は全く足を向けていなかった。昨日の釣行中、突然この河川のことを思い出したので車を走らせたのである。水温を測ると8℃程度。どう考えても管理釣り場でマス釣りをした方が良い水温なのだが、暫く竿を振ってみる。ザブラシステムミノー50Sから始め、DDパニッシュXラップを試す。再びザブラシステムミノー50Sに戻し、トウィッチをしていると、表層近くでヒット。水面上に20cm程度の黒っぽい魚の姿が見えたのだがフックオフ。

 魚がいる場所を見つけたので集中爆撃。ザブラシステムミノー50Sを投げまくったが、反応がないためフェイクミノーバンジーメタルキャストアスリートSを試す。しかし、2度目のチャンスは巡って来ない。少しずつ移動しながら、更なるラッキーポイントを探したのだが、昔竿を振っていた頃よりも全体的に水深が浅くなっていて魚の気配はない。2時間程キッチリ竿を振りまくったが、魚の顔は見ることが出来ずにギブアップ。

 次なる場所は、向かい風がバンバンに吹き荒れる所。水温は先程の河川よりも下がって7.3℃。夕マヅメにベイトの群れが動く場所なので期待を込めて、ワンダーザブラシステムミノー50Sを試す。しかし、今日は全く魚が動かず、完璧にお手上げ。続いて港に移動し、港内をぐるりと一回りしたが、こちらも魚は不在。車に乗って次の河川へ移動。最後の望みを賭けてザブラシステムミノー50Sを投げまくったが、ルアーを追う魚の姿はない。万策尽きて、今日もツルツルボウズでギブアップ。サーフでは青物やコチが、まだまだ魚が釣れている様子。しかし・・・気持ちがそちらに向かないのは何故なんだろう。


天気:晴れ 水温:7.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 この冬一番の寒気が降りてきた影響で急激に冷え込んでいる中、夕マヅメからの釣行した。真冬でも水温が高めに推移する水路でワンチャンスに賭けて竿を振る。スタートはXラップの8cmから。このエリアに魚が集まっている事を期待していたのだが、全く魚っ気はない。続いて、ビーフリーズSのトウィッチで様子を伺うが、寒さで指先が凍え釣りどころではない。途中、普段使っているBOILのグローブからRBBのネオプレーングローブに変えても、この寒さは耐えられなかった。魚の気配を感じられないまま、1時間程でギブアップ。

 このまま帰るのは"負け犬"っぽかったので、車中で暖を取ってから港へ走る。停泊している漁船周りでは数人が竿を振っていたが、釣れている雰囲気はない。セイゴでもウグイでも釣れれば何でも良いので、広々とした場所でワンダーを使ってザックリと探る。港の中も魚の姿を一度も見ることが出来ず、ここでも1時間でギブアップした。例年、この時期はガックリと釣果が落ちるが、ストレス発散と気分転換を目的に割り切って竿を振ることにしよう。


天気:曇り後雨 水温:12.0℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメ、セイゴ狙いで出動。竿先にぶら下がるのはZBLシステムミノー50S。このルアー、ちっちゃくても良く飛んで、良く釣れるので結構頼りにしているのである。先行者がいたので挨拶しながら様子を聞いたが、全く駄目とのこと。彼とは攻め方が違うようなので、試しに横で竿を振らせてもらう。先発ルアーは無反応。続いて取り出したのがワンダー。スローにリトリーブをして様子を伺うがこちらも不発。いつしか日没を迎え、釣り場に立っているのは私1人。誰に気兼ねをする必要もなく清々と竿を振るが、狙っている魚からの魚信はない。流心でウグイかセイゴらしきライズがたまにあるのだが、残念ながら私のルアーが届かない所。

 ボラっ子の群れが相次いで下って来たのでチャンス到来と判断し、気持ちを奮い立たせる。リップスライドワンダーニョロニョロDコンタクトアイスジグマリブライジングミノーを投入すれどもカラ振り。X-80SWのトウィッチにも反応せず、イナセワンダースリムを使いより広範囲にチェックしたが不発。30分程で魚っ気が一気になくなり、水面は静まり返った。

 全く釣れそうにないので車に乗り込み移動。ワンチャンス狙いで流れ込みにCD5を落とし込んだが、魚は不在。5分でこの場を切り上げて次の場所へ。ウェーダーを履いて冷たい水の中へ静かに入る。スキッターポップで探りを入れた後、飛豚73プロップフィード105を流す。「これから勝負」ってところで雨が降ってきた。釣れていない時の雨は、本当に心がくじけてしまう。キャストもリトリーブも雑になり、集中力も切れている。ウエイトチューニングしたカクーンを引っ張って様子を伺ったが、竿が曲がることはなかった。

 次の場所へ移動する途中、流れ込みのピンポイントでビーフリーズのトウィッチを試す。ここはいつも何かしらの魚がいる場所なのだが、全く魚っ気がない。一体、魚達は何処に行ってしまったのだろう?本日最後に選んだ場所は、今秋に実績があったエリア。ここで使えるルアーはレッドフィンしか持ってこなかったため、全てを託すつもりでキャストを開始した。アップクロスでルアーを打ち込み、流れに合わせてルアーを引く。少しずつ移動しながら今度はダウンクロス。フルキャストで投げたレッドフィンが着水すると同時に水面が割れた。ここで思わず、ビックリアワセをしてしまいルアーが空しく中を飛んだ。すかさずフォローを入れたのだが、その後はワンチャンスもなく撃沈。ガックリと肩を落として家路についた。


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 前日、それほど雨が沢山降った気はしなかったのだが、水はドロっと濁っていた。スタートは豪州製ウッドルアーのリーズルアーから。濁った水の中ではアピール力が強そうなので試してみる。純正装備されていた針先が鈍くド太いソルト系フックから針先の鋭いカルティバST56に交換して持ってきた。しかし、このライト・チューニングは浮力が高くなりすぎて大失敗だった。リトリーブを止めた直後、急激に浮かび上がり水面にポコンとボディを弾ませる程になってしまった。勿論、重心移動システムなんて入っていないので、日本のルアーに比べると遥かに飛距離は落ちる。豪州でのバラマンディ釣りには是非持っていたいルアーなのだが、使い続けるのは相当なモチベーションが必要だ。周囲に狙っているスズキの気配があれば、気合を入れて使い続けるがそんな感じは全くない。

 ルアーをぶっ飛びのイナセOMに交換し、広範囲に探りを入れていると、水面でベイトの群れが動き出した。そこで飛豚73プロップを試す。トップには出そうもないため、若干潜らせて様子を伺う。スズキがいれば一発で食ってきそうなのだが沈黙が続く。1時間程経過したところに相棒Sが登場。彼は少し離れた場所で竿を振り始めた。彼が立っている場所は目の前に潮目が出来る一級ポイント。しかし、彼は30分もしない内に戻ってきた。全く釣れる気がしないらしい。この場を後にして次の場所へと向かう彼の姿を横目で見ながら、黙々と竿を振る。じきにお蔵入りとなりそうなマリブを投げた後、ザブラバイブチャグペッパーワンダースリムローリングベイト等、節操もなくアレコレ試したが沈黙した。

 2か所目は風をもろに正面に受ける場所。足場が高いので、ビーフリーズ78DIVE-Sを引きまくって様子を伺ったが不発。セイゴ狙いでワンダーを投入した後、ラパラCD5で勝負をしたがこれまた不発。場所を大きく移動して、港の中に入る。アイスジグを投げ始めた2投目、シャクリ一発目で根掛かり。このルアーをロストするのは2個目。どうもこのルアーは私と相性が悪い感じ。いずれも、1匹も釣っていない状態で失っているのだ。同じような感じで、毎度ロストしているのがトップウォーターのタント。腐るほどルアーを持っているが、「使うと必ずロストする」っていうルアーがあるのが悲しい。その後、ワンダーを投げながら港内をぐるりと回ったが、魚を全く見つけられずにギブアップした。


天気:晴れ 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:0匹

 夕マヅメから、爆風が吹き荒れる中の釣行。これぞ"遠州のからっ風"って感じ。この乾いた風が吹くと、特産品である美味しい"切り干し芋"が出来るのだ。毎年冬になると地元磐田の生産者から沢山買って、コタツに入って映画を見ながら食べるの嬉しいのである。しかし、ここ数年、からっ風が吹く日が減少しており、上手に芋が乾かず生産者は苦労していると聞く。スーパー等で安い切り干しを見かけるが、あれらは殆どが中国製。一度食べたら不味かったので、それからは2度と口にしないようにしている。

 さて、今回の釣り場として選んだ場所は、もろに強風が叩きつけるような場所。風の当たらない所でセイゴを狙うという考えもあったのだが、あえて釣りには厳しい場所を選んだ。その理由は、産卵のために落ちていくランカーサイズのスズキを狙うため。私の射程距離に入って来るそんな魚の数は極めて限られるとは思うのだが、僅かな望みに賭けてみる事にした。

 ハニートラップ95Sからスタート。続いてナバロン125Fを引いてみる。するとルアーが通過した際に、水面で逃げ惑うベイトの群れを発見した。水面は激しく波立っているため、注意深く観察していなければ気が付かないような状況だったが、じっと水面を見ていると確かにベイトの群れが水面付近を泳いでいる。本命の魚を待ち伏せする立ち位置は間違っていないようなので、ひたすら我慢して淡々とキャストを続ける。ナバロン125Fに続いて、ライジングミノーローリングベイトラビット90を投入した後、ビーフリーズSのトウィッチで様子を伺う。開始1時間、突然、目の前で大きなボイル。「おおっ」と驚いていると、再び大きな捕食音とともに水柱が立った。魚は明らかにスズキ。多分サイズは、70cmUP確実なハズだ。しかも、ボイルをしたのが竿先位の距離。腕を伸ばせば竿先で魚の頭を叩けたぐらいの距離しか離れていなかった。

 やはり本命はベイトに付いている。ボイルしたら即座にルアー打ち込み、一発で決めなければマズ釣れない。ボヤボヤしていると魚達は何処かに消えうせてしまうため、次から次へとルアーを交換し、アタリ針を探す。DC9バレットシンキングシャッドザブラバイブスキッターポップタイドミノーリップレス・スリムブルースコードタイダルF11・・・持参したルアーをアレコレ試すが反応はない。気が付けばボイルしてから1時間も経過してしまった。相変わらず、からっ風は吹き荒れ、水面は波立っているが魚っ気が消えうせていた。完璧にタイミングを外してしまった感じ。

 粘っても寒くて辛いだけなので、タックルをSPS102SS-TiからプレアデスPL-74Lに持ち替えて場所を移動する。チャグペッパーで広範囲を探った後、反転流が発生しているポイントをブルースコードでチェック。ここでも反応がなく、次の場所へと移動。強烈な向かい風の中、リップスライドをフルキャストしてリトリーブを繰り返す。ウグイでも釣れないかと期待したが、魚っ気は皆無でギブアップした。


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