フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2000年8月


 天気:晴れ 水温:32℃ pH:不明
 釣果:5〜18匹(バス)

 締切り間近の某釣具店バスダービーにエントリーするため、デカバス狙いで真っ昼間からSolid.Kさんと野池釣行。
 入水後10分、ザラUにガボッとヒット。出方が派手で正にデカバス。グイグイと池底に潜り、ギュンギュンとロッドをしならせる。確実にフッキングしていると思っていたのだが、バスが反転した時にフックオフ。ルアーを回収しフックを確認すると針先が鈍くなっていた。前回の釣行時にしっかり砥いであったのに、使っているうちに丸くなってしまったようだ・・・。
 その後フックを砥ぎ直し、ヒシモと格闘しながらザラUを投げ続けて33cmと30cmをキャッチ。この間にSolid.Kさんがキールヘッド(改)で40cmを釣り上げた。トップへの反応がなくなったので、水中系のルアーへ変更し、ラパラF7スクワレルベビーシャッドコンバットクランクSSRで小バス(18〜28cm)を8匹追加。トップに比べ水中系のルアーで釣れる魚のサイズは明らかに小さくなることが確認できた。Solid.Kさんはショットで1匹追加して次の池に移動。
Solid-K&バス40cm 午後3時半から入水した2ヶ所目の池は、数年前に堰堤工事のため水を抜いたのだが、バスが復活しているという情報があり試し釣りをしてみた。東側の岸際を釣りはじめたSolid.Kさんは、余りに魚の反応がなく開始1時間も経たないうちにギブアップ寸前。結局、一回りしてウィークエンダーで2回バラシ、ショットで小バスを2匹釣り上げた。
 一方、反対まわりで西側から釣りはじめた私は、モデルARS150SMシャッドで7匹(17〜30cm)をキャッチ。この池はバスの密度が低いためなのか、それとも水質が影響しているのか、魚は極限られたエリアにまとまっており、1匹釣れると同じ所で何匹か立て続けに釣れる状態だった。ちなみに釣れた7匹のうち、3匹が30cmだったので来年は楽しめそうな予感がした。
 午後7時、最後の一勝負でヘッドライトを装備して3ヶ所目の池に入水。開始12分後、Solid.Kさんがジタバタあらいくんで39cmをキャッチ。その後、2連続アタックがあったがフッキングには至らなかった。一方、私は開始30分後にクラッパーで39cmキャッチ。こいつはドバッと水柱をたて、ド派手にルアーへ襲い掛かるとともに闇夜の中でジャンプ。キャッチしてからもフローター上で暴れまくりハンドランディングしていた親指をボロボロ・ガサガサにしていくほど元気の良いヤツだった。
クラッパー39cm 4KB午後8時半に納竿。午前11時過ぎからやった釣果は合計18匹(通算424匹)。期待していた50cm前後のデカバスは出なかったが、40cm程度のバスが二人で3本出たのでホドホド満足した。
 今日はDaiwaの新型ベイトリールTD-Z103Hのデビュー戦でもあった。「スピニングはDaiwa、ベイトはSHIMANO」というのが王道なのだが、超小型で自重が僅か175gという点に心を奪われて浮気。苦楽を共にしている愛機カルカッタ50XT('98.4購入)よりも僅かに10g軽く、ドラグは高性能、クラッチも柔らか。「なんて巻き取りが滑らかなんだろう!!」と感動しつつ、あっという間に手に馴染んでしまった。コイツの扱いやすさに脱帽。これはもう、「浮気」じゃなくて「本気」になりそうだ。


 天気:晴れ  水温:28〜29℃ pH:不明
 釣果:3匹(バス)

 夕方から、「晩メシ前の一浮き」で野池へ釣行。1ヶ所目は、先日の雷雨の影響かドロ濁り。しかも水面は油膜が張っており、泡立っていた。購入して間もないフローターの側面は油でどろっと汚れて意気消沈。アメンボすら何処かに非難しているようで、小1時間やってもノーバイトなので退散。
 近くにある2ヶ所目の池も何だか怪しげな膜が全面浮いていたが、目をつぶって入水。膜が張っていない場所では、元気のないコイが水面で口をパクパクやっていた。出来るだけ水が奇麗な場所を選んでグリフォンをテンポ良くキャストし2匹(23、33cm)をキャッチ。暗くなってからは、夜光のクラッパーで1匹(30cm)追加して午後7時半に納竿。
 この頃は池の水温が徐々に下がってきている。もうじきバイブが大活躍する季節になりそうだ。


 天気:晴れ  水温:30.5℃ pH:不明
 釣果:2匹(スズキ、ナマズ)

 干潮に合わせ午後4時前から某河川へ釣行。岸に立つと、水はササ濁りで小魚やボラが群れており、何か釣れるだろうと淡い期待を持って竿を振りはじめた。開始15分後、タイドミノーSSR(シングルフック)にブルブルッとアタリがあったので、すかさずフックアップ。魚が小さそうなので強引に引き寄せてくると、何とスズキ(35cm)だった。どおりで小さい割に良く引くわけだ。
 日頃、管理釣り場のSIMAGONで釣れる魚の半分くらいの大きさしかなかったが嬉しさは倍。体にキズはなく、光り輝いていた。その後、ロングA(15A)でナマズ(45cm)を1匹追加し午後5時過ぎに納竿。今日は1時間半で2匹を釣り上げ、ホドホド満足って感じかな。


 天気:晴れ 水温:SIMAGON 26℃、野池 30℃ pH:不明
 釣果:8匹(スズキ2匹、バス6匹)

 先日、悲惨な思いをしたにもかかわらず、朝から懲りずにSIMAGONへ釣行。8/10に500匹も放流されたのだから、今日こそは爆釣だと意気込んでいたのだが見事に返り討ちにあった。(悲)
 これまで経験したことがないほどの激渋状態で、釣れたのはたったの2匹。一番釣れた人でも4〜5匹といったところ。普段はコツコツと小さなアタリがあるのだが、今日はそれすらなかった。釣り人は7人いたのだが、あまりにも釣れなくて午前11時には私を一人残して皆さんが帰ってしまうほど。
 今回特に気になったのは、死んで腹が膨らんだ魚が20匹近くも浮いた事。スタッフのおばちゃんが何度もタモですくってくれたのだが、気がつくとまた魚が浮いてくるという状態。死んだ魚は一度底に沈んで、何日か経過してから浮いてくるはず。今浮いているのは、丁度お盆の頃に釣られた魚だろう。池底の様子を考えるとゾッとしてしまう。カメやエビ、カニの皆さんに活躍していただき、奇麗に片づけてもらえることを祈る。
 SIMAGONでは地下水をくみ上げているので、真夏だというのに水温は26℃前後で安定している。常に新鮮な水が入れられているので近隣の野池より水の条件は良いはず。魚が死ぬのは釣り人によるリリースの方法に原因があるのだろう。タモですくって、焼けるような暑い桟橋の上に長時間置いたり、タオルでむんずと掴んでフックを外したりしている光景を良く見るが、そんな目にあった魚を水に帰しても長くは生きられないのは判りそうなものだが・・・。
 管理釣り場では、フックは必ずバーブレス。フックを外す時は魚に触れず、ショックリーダー(12lb以上推奨)を手繰り寄せて水際でペンチを使い素早く処理すべきだ。釣り人全員がこの方法を徹底すれば、長い期間釣りを楽しめると思うのだが。
 自宅に帰り一服した後、夕方から気分転換に野池へと釣行した。1ヶ所目は池の7割がヒシモに被われており、まともな釣りができずに撤退。2ヶ所目は水質が悪くドロっとした感じの汚い池。しかし、キャスト開始早々からショットで小バスを3匹キャッチ。バスの環境適応性の高さには毎度驚かされる。
 トップを試してみたが無反応なので、ベビーシャッドを使ったら3匹追加。ベビーシャッドは先日ロストしたスクワレルの代用として使ってみたが、相変わらず釣れるルアーであることを再認識した。
 午後6時半からの1時間は、ビッグバドクラッパーを引きまくったがノーヒット。本日の釣行で今シーズン スズキを145匹バスは403匹を達成した。


 天気:曇り後晴れ 水温:SIMAGON 25℃、野池 30.5℃ pH:不明
 釣果:13〜19匹(スズキ2〜7匹、バス11〜12匹)

 本日は、Solid.Kさんと午前中はSIMAGON、午後は野池巡りのダブルヘッダー。SENさんから「10日、SIMAGONに500匹放流された」という情報を頂いたので、「半日で30匹」を目標にしてキャスト開始。入れ食いを期待していたのに、どうしようもないくらいの激渋状態。「初心者の女性が大きなミノーで2ケタ釣った」という話もスタッフから聞いていたので、このギャップは大きかった。
 開始2時間半経ってやっと最初の1匹をキャッチ。この間、アタリは僅かに3回しかなく、常連の皆さんも音を上げるほどだった。10時過ぎから食いがたちポツポツ釣って合計7匹。こんなに少なくても多分、竿頭。対岸でベイトタックルを使いミノーのトウィッチをやり続け2匹を釣ったSolid.Kさんは、帰る際に「もうSIMAGONは結構です」と一言。それぐらい厳しい状態だった。
 それにしても、今日はとても500匹のスズキが泳いでいる池には思えなかった。「放流したのは500匹じゃなくて50匹でしょ!?」とスタッフに確認したくらい。もし、そうでなければ「夜中に誰かが投網を打っているんじゃないか!?」こんな冗談みたいな事を真剣に考えてしまった。ヒットルアーを探すために投入したルアーは何と37個。折角、「ぎじたま」読者の方から声を掛けてもらったのだが、余りに釣れず苛立っていたので素っ気無い態度をしてしまった。(気分を害していたら申し訳ない。)
 SIMAGONでは弱ったスズキを沢山目撃した。体の一部が茶色く焦げたようになっていたり、火傷の跡のように赤くただれているような魚もあった。釣った後、リリースするにもかかわらずネットですくい、手やタオルで強引に魚体を押え込んでフックを外している光景を見るが、多分これが原因だろう。逃がすのだったら、魚体には触らず、ペンチを使って水際で外すのが正解だろう。
 午後は、2ヶ所の野池を周った。1ヶ所目は1m程減水しており、魚っ気がないので僅か1時間で撤退。2ヶ所目は小バスの池なので、最初からクランクベイトの投げまくり。午後6時過ぎまでやってショットで9匹、スクワレルで2匹、グリフォンで1匹を釣り上げ合計12匹。これで今シーズン400匹達成まであと3匹となった。一方、ショットを徹底的に投げまくっていたSolid.Kさんは11匹。
 今回、池の真中で溺愛していたスクワレルを落としてしまった。ルアーを交換する際、フローターと体の僅かな隙間からポトリ・・・。サスペンドルアーなのに、何故か すぅ〜と沈んでしまった。その時の悲しさといったら、映画タイタニックに出演していたディカプリオが冷たい海に沈んでいく光景なんてめではない。呆気に取られて声も出なかった。
 よくよく考えてみると、フローターを新調してからペンチ2個とルアー1個をロスト。次はまさか、ロッド&リールじゃぁないよね。


 天気:晴れ時々曇り 水温:29℃ pH:不明
 釣果:4匹(バス)

 午後4時から、山間にある民家の裏の小さな野池へ単独釣行した。ドロ濁りの中、ジタバグを引きまくるが無反応。ザラUに替え、倒木脇で激しくアクションさせているとゴボッとアタック。しかし、フッキングミス。暫くポイントを休ませれば再び出るだろうと、近くの葦際を攻めてみた。
 葦際でネチネチとアクションを加えた後、早いテンポでアクションを付けながらリトリーブをしてくると、バスがフローター近くまでルアーを激しく追ってきて目の前でガボッと咥えていった。さすがに今度は確実にフッキング。暫しバスの力強い引きを楽しんだ後、上がってきたのは41cmの奇麗なバスだった。
 リリース後、休ませていた倒木周辺のポイントへルアーを放り込みアンションを付けると、ガバッと水柱を立てド派手にルアーへアタック。しかし、再びフッキングミス。出方からすると相当大きなヤツだったに違いない。ザラUは兄貴分に当るオリザラの陰に隠れ余り目立たない存在であるが、野池においてピンポイントを攻略する釣りではこちらの方が実力は上だと思っている。
 池を一回りしてから堰堤脇のオーバーハング下にショットを投げ込むと小バス(13cm)をキャッチ。この手のルアーを使うと小バスの数釣り大会になってしまうので、使いたいのをぐっと我慢してアンクルスミスにチェンジ。倒木周囲でカポカポやっているとゴボッとルアーが吸い込まれ、35cmをキャッチ。同じポイントをしつこく攻めると再びアタックがあったがフッキングミス。
 その後、コアユで29cmを追加し午後7時で納竿。本日の合計は4匹(今シーズンのバス通算385匹)。数釣りはできなかったが、そこそこ楽しめた。それにしても太った体型のルアーはどうもフッキングミスが多い。きっとフッキングの際にボディが邪魔になるのだろう。フッキング率を向上させるには、ちょっとしたチューニングが必要になりそうだ。


 天気:晴れ 水温:29℃ pH:不明
 釣果:4〜10匹(バス)

 前日に引き続きSolid.Kさんとフローター釣行。午後3時過ぎに茶園の近くの小さな池に到着すると、普段よりも1m以上減水しており、しかも水温は下がっていた。
 開始早々からSolid.Kさんが操るキールヘッド(改)炸裂。あっと言う間に3匹(20〜32cm)を釣り上げた。元来このルアーは障害物回避性を追求した物。魚は良く出るのだが、残念ながらフッキング性能は限りなくゼロに近い。昨晩、帰りの車中でフッキング対策について話し合い、それを実行したところ4回ヒットし3匹を釣りあげた。このチューニングによってフッキングについては満点をあげたいくらい向上したのだが、その反面、御自慢の障害物回避性能は限りなくゼロになってしまった。(笑)
 彼はその後、ウィークエンダーショットを使い小バスを2匹追加。一方、この池を知り尽くしているはずの私はポップRで30cmを1匹釣り上げただけであった。
 午後5時半、本日2ヶ所目の池に突入。ここでもSolid.Kさんが一人でエンジン全開。トップに反応が鈍いため、早めに水中系のルアーに切り替えたことが幸いしショットで小バスを4匹キャッチした。私は購入したばかりのトレマーギガンテスの泳ぎを確かめながら岸際を攻めていたのでノーヒットが続いた。余りにも釣れないので水中系のルアーに切り替え、倒木まわりでディプシードゥを使い1匹ヒットさせたがフックオフ。その後、池奥のシャローにおいてグリフォンで小バス(22cm)を1匹釣りあげた。
 午後7時頃から暗くなったのでルアーを水上系へ変更し、クレージークローラー(大)で23cm、ジッターバグで25cmを1匹ずつ追加。そしてSolid.Kさんが堰堤際でVフラット(1.3oz)を使い36cmをキャッチして納竿。本日の釣果は僅かに4匹、今シースン通算381匹となった。ここ数日、どうにも納得できない釣果が続く。魚達も盆休みに突入か!?


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜1匹(バス)

 Solid.Kさんと午後7時半からフローターフィッシング。先日様子を見に来た時よりも更に減水が進み、急深の大きな池がドロ濁りの小さな水溜まりのようになっていた。小さな岬だと思っていた所は、実は池の中央まで大きく張り出している岬だったり、日頃は絶対に見ることが出来ない水中島が池の真中に現われていたりと、今後釣りをする上でとても参考になった。
 私達の入水で小魚が驚き逃げ回ったためか、フローターの直ぐ真近かでガバガバッと派手な捕食音。「減水すれば釣果は倍。水位が1/3になれば釣果は3倍だぁ!!」などと言いながら胸をときめかせて釣り開始。しかし、2時間もルアーを投げまわったが、ノーヒット、ノーバイト。全く釣れる気配がないので別の池へ移動することにした。
 水から上がりフローターを担ぎ上げた瞬間に、ガバッとルアーボックスをひっくり返し、中のルアーを全て水際にぶちまけてしまった。幸い、トップウォーターばかりなので、水面にプカプカ浮かんでいたが冷や汗もの。
 10分程車を走らせ到着したのは山の中の小さな池。ここも1m程減水しており、第一級ポイントである倒木が完全に水の上に出ていた。既に時合は終わってしまったのかトップウォーターへの反応はない。開始から30分、こっそりとショットを使っていたSolid.Kさんが小バスを1匹キャッチしたのみ。カエルが鳴かず、魚っ気も全くないので午後10時45分に納竿。
 先程の池では出水時にルアーをぶちまけたが、ここでは池の中で愛用のペンチを紛失してしまった。ちゃんとフローター(リバレイRF-30U)のペンチホルダーに固定してあったはずなのだが、いつのまにか行方不明。実は、7月末にこのフローターを使い始めて既に2個のペンチをなくしている。どうもコイツとは相性が悪いようだ。


 天気:晴れ時々遠雷 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(ナマズ、モロコ)

 SENさんに教えてもらった農業用水へ午後7時からナマズ釣行。水位はぐっと下がっており水面は足場から3m程度の所にある。暫くキャストをしてみるが無反応。持参したノイジープラグをアレコレと試していると、突然、小魚の群れが入ってきて、水面が賑やかになってきた。これに伴い、ナマズの活性が上がったようで、ジタバグウーンデットスプーククレージークローラーに何度かアタック。しかし、いずれもフッキングには至らなかった。
 8時半前に仕事を済ませたSENさんが登場。開始数投目からジタバグにアタックがあり、瞬く間に43cmのナマズを引きずり上げた。その早業に暫し呆然・・・。その後はたまにガポッと出るのだが、フッキングミスの連発。イマイチ活性が低いようなので、別の場所に移動することにした。
 近隣のポイントを2ヶ所を周ったが魚っ気が全く無い。再び最初のポイントに戻り竿を振っていると、SENさんが「何だか小さい魚が釣れました」とこちらに歩いてきた。じっくり見ると、ガマカツの2番フックの先には3cm程度の可愛らしいモロコが刺さっていた。
 その後、ポツポツと小さなアタリがある程度でドカンとは出ないので午後10時に納竿。渋い中でも明らかにSENさんが操るルアーへアタックする回数が多かった。どうやらここの釣り場のナマズは、SENさんに飼い慣らされているようで、私には懐いてくれなかったようだ。ジタバグのチューニングとリトリーブスピードの研究をして、再釣行をしようと思う。


 天気:晴れ 水温:28.5〜31.8℃ pH:不明
 釣果:9〜24匹(バス)

 朝5時過ぎにSolid.Kさんと我が家を出発。本日1ヶ所目にと選定していた池に到着すると、既に狭い駐車スペースには車が3台も突っ込んであり驚いた。そして池を覗き込んで再びビックリ。5m以上も減水しており、奥にあるシャローや島々は完全に陸となっていた。フローターも浮かんでいたので入水は断念。Uターン出来なかったので細い小道をスーパーバックして別の場所へ向うことにした。それにしても釣り人の朝はなんて早いのだろう・・・。朝イチでなくても十分釣れるのだけどねぇ。
 次に選らんだのは、先日、真っ昼間にビッグバドで1匹釣った池(30℃)。2〜3年前にアオコが大発生してバスが釣れなくなってしまったのだが、今年は復活してきた感がある。オーバーハングやワンド奥のアシ際をトップウォーターで攻めるが無反応。水温の上昇に伴いアオコが発生し始めており、水通しの良い岬まわりをスクワレルで攻めることにした。この方法が当って小バス(20〜25cm)を6匹キャッチ。Solid.KさんはピーナッツUで1匹。
 午前9時半、続いて入水したのは、ポッパーに良く出るメチャ小さい貯水池(31℃)。開始早々からポッパーが炸裂TDゼロポッパーポップRで3匹キャッチ、アタックは無数にあった。しかし、開始後1時間もするとフィッシングプレッシャーからトップには沈黙。水中系のルアーに切り替え、スクワレルで2匹を追加した。一方、Solid.Kさんは怪しげなトップウォーターを使いバイトを誘うがフッキングミスを連発。RS150で1匹を釣り上げるに止まった。
 午後1時前、Solid.Kさんの提案で向った本日3ヶ所目の池(28.5℃)は、見えバスがウロウロしておりヤル気満々。キャストにも熱が入ったが、何故かルアーへの反応が悪い。やっとの思いでスクワレルを使い小バス1匹(18cm)、モデルAで2匹(21〜30cm)。余りにも釣れないので途中浮かびながら居眠りをしてしまったくらい。Solid.Kさんはウォーターモカシンで1匹。
 午後4時、初めて訪れた池(31.8℃)に入水。開始早々にSolid.Kさんが操るキールヘッドにドバッとヒット。しかしフッキングミス。これに刺激され大型トップウォーターを投げまくるが無反応。バスはいるはずだからと試しにショットを投げてみたら大当たり。1ヶ所から小バスながらも6匹(16〜24cm)を引きずり出した。その後、モデルAショットRS150で4匹を追加。一方、Solid.Kさんはオリジナルフィーで1匹、ショットディプシードゥで5匹をキャッチした。
 晩メシを食べ一服した後はナイトゲームに挑戦。有名な2ヶ所の大きな池を回ったが魚っ気が全く無くスゴスゴと撤退した。帰宅したのが夜の10時半。丸一日、水の上にいて竿を振っているか、車で池に向って移動しているかのどちらかだった。今日は一体何時間釣りをしていたのだろう? さすがに疲労感大。
 合計釣果はバス24匹。今シーズンのバスは通算377匹。トップウォーターにこだわるか、反応が悪い時には早めに見切りを付け水中系のルアーで数を稼ぐかで大きく釣果に差が出た感じがした。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:3匹(バス2匹、コイ1匹)

 「釣れている時期に野池を探す。」これは無数にある野池群の中で、その年にコンディションの良い池を見つける上での鉄則。釣れなくなってから、別の池を探し始めるのでは遅すぎる。今の時期はトップへの反応が良いので、初めて釣行する池でも美味しそうなポイントをちょこっと攻めれば、その池のコンディションが一発で判断できる・・・。
 今のうちに新たな池を開拓しておこうと、クソ暑い日中を避けて十分に昼寝をした後、以前から行ってみようと考えていた小さな池へと向った。池への入り口が判らず、行ったり来たりしながらもやっとそれらしき小道を発見。車を停めてからフローターを担ぎ、池まで草をかき分けながら歩くこと約10分。やっと目的の池に辿り着いた。
 堰堤に立ち、周囲を注意深く見渡してみる。堰堤脇の木々の小枝にはラインが絡まっておらず、周辺にもゴミは少ない。池に入る前に一汗かいたので、冷たい水が心地良かった。
 デカダンストーイスマートアレックを使い岸際にある倒木やオーバーハングした木々の下を攻めてみる。5〜6cmの小バスが数匹追いかけてくるのを目撃。これでバスが生息していることが判り一安心。きっと親がいるはずだと、ショットスクワレルを使い、障害物の中を丹念に攻めてみた。
 小さな岬の付け根にあった物陰から、デカイ魚がビュッと泳ぎ出てきてスクワレルに食らいついて反転。池底へとグイグイ潜っていく。正しくランカーサイズの引きごたえ。暫し魚とのやり取りをした後に上がってきたのは大きなを持つ鯉(53cm)だった。いつ見ても鯉の口は何だかエッチな感じがするが、分厚い唇にしっかりとスクワレルのフックが刺さっていた。「コイの活性が高い池はバスは釣れない」と信じているので、そそくさと撤退を決意。
 2ヶ所目は数年前に大減水し、一度水溜まりのようになってしまった池。堰堤から水面をそっと覗き込むと足元に25cm程度のバスと小ギルがサスペンドしているのを発見。バスが復活しているようなので入水を即決。
 小バスを避けるためスマートアレックとオリザラのWスウィッシャー版ウーンデッドザラスプークを使い岸際を大雑把に攻めていく。スマートアレックにズボッとヒットしたが、合わせた瞬間にハングしていた小枝に絡まりバラしてしまった。ラインが絡まり水面上でブラブラしているルアーの下には40cm弱のバスがジィ〜ッと上を仰ぎ見ていた。
 その後、少しずつ移動しながらウーンデッドザラスプークを岸壁ギリギリにキャスト。2回アタックがあったが、ルアーが大きくて食い切れないようだった。
 日没近くになって、突然、アシ際でボイルが起こり小魚が弾け飛んだ。ウーンデッドザラスプークを投げ込み、激しくジャークしたが無反応。コアユに変更し、早めのトウィッチで仕掛けると小バス(25cm)がジュボッとヒット。続いて、入水時にチェックした岸際のバス(25cm)をドッグXで狙い撃ちして予定どおりキャッチ。
 本日の釣果は小バス2匹と鯉1匹。数、サイズとも満足できずに納竿した。


 天気:晴れ時々遠雷 水温:不明 pH:不明
 釣果:0〜1匹(バス)

 午後7時半前、TSUYOさんが待つヘラ釣りで有名な池に到着。シャローのあるワンドを覗き見ると、雨が降っているかのように辺り一面波紋が広がり、小魚達がピチャピチャ・モジモジとやっていた。今年は小魚が異常に増え、ヘラ釣師達からは「エサ取りが増えてどうしようもない」という話も聞いている。きっとバスの個対数が大幅に減っているのだろう。
 キャストを始めると、時折バスの控えめな捕食音が聞こえ、食事をしにバスが浅瀬に上がってきていることがわかった。ビッグバドでカッチョンカッチョンとスローリトリーブを繰り替えしてみるがバスは出ない。デカダンストーイクラッパークレージークローラーなどアレコレとルアーを投入して反応をみるが、希にルアーから20〜30cm離れたところでカポッと出る程度。ご馳走が周りに沢山あるので、ワザワザ奇妙で不自然な物体に口を使わなくても良いと判断しているのだろうか。
 竿を出した所は有名ポイントともあって人気が多いので、余り釣り人が行かない暗がりへガサゴソと突き進み、少しずつ移動しながら岸際を丁寧に打って行くことにした。
 午後8時半、デカダンストーイゴボッと待望のヒット。魚のファイトを十分楽しんだ後、岸に引き上げたバスは38cm。離れたところで釣っていたTSUYOさんと、仕事の関係でやや遅れて合流したSENさんが駆けつけてくれ、3人で奇麗なバスの姿を拝見した後に優しくリリースした。
 その後、小魚達がいなくなったため場所を大きく移動。開始まもなくSENさんのジッターバグにヒット。しかしフッキングミス。再度同じ所を狙って見事にリベンジして29cmをキャッチした。他にもいるだろうと3人並んで賑やかにルアーを引いていると、私の操るビッグバドへ2回アタック。捕食音が大きく、サイズを期待できたが残念ながらバラしてしまった。
 TSUYOさんは早朝のGEN釣行(バスの管理釣り場)でエネルギーを使い果たしたのかバイトはあったがノーフィッシュ。数は出なかったが、夜釣り特有のワクワク・ドキドキ感を楽しめたのでホドホド満足。午後10時半に納竿した。


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