フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2000年10月


 天気:雨 水温:18.5℃ pH:不明
 釣果:3〜4匹(スズキ、ナマズ、ニゴイ)

 昼前から午後3時前まで某河川に釣行。ロングA(15A)にモゾモゾとしたアタリが何回かあったがフッキングミス。何だろうとずっと疑問に思っていたのだが数回目のアタリで何とかフッキングに成功。暴れる魚をグイグイと引き寄せると白く輝くスズキ(68cm)だった。
スズキ68cm&タイドミノー 5KB 一昨日まで豪州ケアンズでスズキの親戚にあたるバラマンディを釣るために散々苦労していたので、いささか拍子抜け。スズキはバラマンディより遥かに簡単に釣れるんだなぁと再確認した。
 K-TEN125Fでナマズ(56cm)を追加した後は、タイドミノーリップレスに再びモゾモゾっとアタリ。ゆっくりと「巻き合せ」をしてみると、先程と同サイズのスズキをキャッチした。

 午後1時前に登場した相棒Iはアイマでナマズを1匹、レッドフィンでナマズ2匹とニゴイ1匹をキャッチ。彼とは攻める場所が違ったので釣れる魚もちょっと違ったようだった。
 今日のスズキはいつものガツンとくる感じではなく、モゾモゾっていう変な感触。このアタリをきっちり取る事が出来れば釣果は倍増するのだろう。11月中下旬に控えているシーバスダービーに備え、修行をしておかなければ。久しぶりにPEラインを使ってみるとするか・・・。


 天気:雨 水温:24〜27℃ pH:不明
 釣果:25〜29匹(バラマンディほか)

 ケアンズへ4度目のバラマンディ釣行。4日間の釣行のうち、なんと3日連続雨で河川は濁りが強く、激シブ状態。タフコンディションの中、ガイドのテリーを含む3人でバラマンディ20匹を含む74匹(13種類)を釣りあげた。詳細は「Barramundi情報」コーナーにて


 天気:雨 水温:21℃ pH:不明
 釣果:1〜2匹(バス、ギル)

 昨日の天気とは打って変わり、朝からポツポツと雨が降っていたが、昼過ぎからSolid.Kさんと釣行。1ヶ所目の池(21℃)は数年前に干してしまったが、このところ釣り人が増えてきたので試しに入水してみた。ぐるっと池を見渡してみると奥の方からハスが勢力を拡大してきており、ヒシモも全体に広がっていた。
 Solid.Kさんの計らいで入手できたRS-225の泳ぎをチェックしながら、堰堤周辺はパスしてポイントまでプカプカと移動。今回は淡路島遠征で傷めた左腰をかばうために、時計周りで岸際を攻めることにした。開始2投目、葦際に放り込みトウィッチさせたRS-225に黒いバス(34cm)が飛び付いてきた。水温が低いにもかかわらず、簡単に釣れたので今日はイケルかと思いきや、その後はウィーワートでギル(20cm)を追加したのみ。2時間掛けて池の半分を攻めたが全く駄目なのでギブアップ。Solid.Kさんはキールベッド(改)で1バイト取ったが、フッキングには至らず午後3時前に出水決定。
 2ヶ所目は、このところ度々立ち寄っている池。水位は下がってきているが、こちらも水温がぐっと下がって21℃。そろそろ長時間の釣行にはネオプレーンのウェーダーが恋しくなってきている。
 Solid.Kさんが開始5分でRS-225を使い31cmをキャッチ。これを見て気合いが入ったのだが、私の操るルアーには魚の反応が全くない。オーバーハング下、倒木周り、ヒシモの上、オープンエリアなど様々なところをポッパー、ミノー、シャッド、クランク、スピナベで攻めてみるが沈黙
 池奥のここなら絶対に釣れるという第一級ポイントで暫し粘っていると、ラパラF9にグンッとヒット。「やっぱりバスは長いのが好きだぁ」なんて納得しながら、ヒシモに潜られないようにと強引に引きずり出したらフックオフ。待望のヒットだったので少し気合が入り過ぎたようだった。逃したバスは25cm程度か・・・。
 2時間やってSolid.Kさんが1匹釣ったのみという状況に、2人して「メチャシブ〜!!」「非常に厳しい〜!!」などとボヤキまくって午後5時過ぎに納竿。普段なら「これからが本番!!」と意気込んでライトを装着し、もう1ヶ所まわるのだが今回はパス。
 結局本日は、2ヶ所を巡ってバスとギルを1匹ずつ釣ったのみで貧果に終わった1日となった。これで今シーズンのバスは通算630匹達成。来週に控えている豪州遠征に向けてのタックル&ルアーチェックを兼ねていたが、こんな調子じゃ遠征の釣果も怪しいかな。


 天気:晴れ 水温:23℃ pH:不明
 釣果:17匹(ナマズ)

 秋晴れの下、気分転換に昼前からチョコッと某河川に行ってきた。1発目のヒットは開始5分後。強烈な引きなので待望のスズキかと思ったが、グルングルンと首を振る感じが竿先に伝わってきたので直ぐに相手が判ってしまった。上がってきたのは60cmのでっぷり太ったナマズ。ヒットルアーはK-TENウッド。その後、午後3時まで竿を振ってK-TEN125FタイドミノーリップレスVR77AFショアラインシャイナーR50を使い17匹をキャッチ。そのうち9匹が60cmUPだった。普段はストレートリトリーブをやっているが、時折、シャクリを入れ誘いをかけてやる方が明らかに魚の反応が良かった。
 60cmを越えたナマズのファイトはバカにできず、OFTのJerking62B(ミディアムライト)がブチ曲がる。今回はランカーサイズが相次いだので豪州遠征直前の良い練習になったが、Jerking62Bは少々柔らかく、度々ラインがナマズの体に巻き付いてボンレスハム状態になってしまった。この竿の調子ではバラマンディの猛烈なファイトに耐えられるのか少々不安が残る。まぁ、デカバラをブチ掛ける前から余計な心配をしていても意味ないが・・・。
 今回はちょっと高価なK-TENウッドが4匹目のナマズを掛けた時に、リップが吹っ飛び潰れてしまった。絶大な信頼を置いているルアーがあっさりと壊れて意気消沈だ。


 天気:晴れ後曇り 水温:22〜24℃ pH:不明
 釣果:30匹(バス)

 午前8時半に到着した1ヶ所目は、今年急にヒシモの分布が広がってしまった池(23℃)。そろそろヒシモが枯れてくる時期だろうと考え訪れたのだが、依然として7割程度を占めていた。フローターで分け入るには少々きつそうだったので、オープンエリアを主体に攻めることにした。
 入水時、周囲の草木は朝露でしっとりと濡れていたが、日が昇ってくると乾きだし、9時頃からトンボが飛び始めた。また、10時ころからヒシモの葉の上にいたハムシ達が一斉に活動開始。ぞろぞろとフローターの上へ無数によじ登ってきた。これら昆虫の活動が盛んになるにつれバスの活性が上がり、ビッグOで1匹、スクワレルで1匹、久しぶりに登場した”根こそぎ君”で5匹の小バスをキャッチした。ヒシモエリアではモスラットに5回アタックがあったのだが、フッキングさせることは出来なかった。
 昼から入水した2ヶ所目の池(24℃)はアオコが大発生。どう考えてもバスの活性は低いだろうと思っていたが、小バスはルアーを追ってきた。”根こそぎ君”で6匹、ウィーワートで3匹、ビッグOで1匹の小バスをキャッチ。オープンエリアでは2回もキールヘッドにドカンとアタックがあったが、フッキングには至らなかった。
 午後3時半、3ヶ所目に選んだ池(22℃)は初めて入水するところ。以前、堰堤から池をのぞいた時に小バスがサスペントしていたので、機会があったら竿を出してみようと考えていた小さな池だ。開始まもなく”根こそぎ君”で2匹の小バスをキャッチした後、いい雰囲気のポイントをアームズポッパーで攻めているとズボッとヒット。魚は池底に向かってグイグイ引きまくり、中々姿を現さず見事なファイトを繰り広げた。上がってきたヤツは、体長(38cm)が短い反面、体高は異常に高く、まるでヘラブナのような体型をしていた。背中の筋肉の盛り上がりを見ると、小さな野池で育ったのではなく、流れの強いところで鍛えられた魚って感じ。多分、違法放流された個体だろう。
 その後、TDポッパーZEROで1匹、ラパラRRで1匹、ベビーシャッドで2匹、ラパラF3で3匹、チビ助で3匹を釣り上げ午後5時で納竿。祭りの交通規制にはまると帰りが遅くなるので、ちょっと慌ただしい釣りとなった。結局、本日は良い型が1匹しか出なかったが、野池の中もお祭りだったようで3ヶ所まわって30匹。これで今シーズンのバスは通算629匹となった。
 なお、今週、来週にかけて近隣はどこも秋祭り。野池をまわっている時、うっかり集落の中に入ると交通規制で思わぬ足止めをくってしまうので御用心。


 天気:曇り後晴れ 水温:23〜24℃ pH:不明
 釣果:0〜10匹(バス、ギル)

 Solid.Kさん、A.K.さんと朝9時半に某野池へ集合。先に池へ入ってもらったお二人はトップ主体でガンガン行きそうな気配。1週間前に釣行した時の水温は25.5℃であったが、計ってみると既に23℃まで落ち込んでいたので、激渋状態を予想し私は最初から「ミノーとクランクの乱射」と決めていた。(ロックでファンキーなA.K.さんのリポートはこちら)
 しかし、予想に反して一発目(32cm)は開始15分であっさりと釣れた。増水で水中に沈んだヒシモの上を、スローにコンバットクランクSSRを引いていると横からゴボッと出た。イイ感じで出たので、気を良くして近くの立ち木の株元にルアーを放り込むと再びヒット。パワフルな引きを十分楽しんでからキャッチしたバスは34cmだった。今度は同じ立ち木の反対側にキャストし、水面でモジモジさせているとズボッとルアーが吸い込まれた。ラインが小枝に絡まっていたので少々強引にフッキングさせたが、残念ながら魚を獲る事は出来なかった。
 ちょっと小さい3匹目(24cm)は池の奥の薄暗い小さなワンドで粘ってキャッチ。ルアーは久しぶりに使ったラパラRR。その後、トップに出そうな感じがしたので、アームズポッパーを控えめにポコポコやると案の定、バス(33cm)が躍り出た。続いてポップRに1バイトあったが、バスがヒシモに化けてしまった。
 今の時期、「出そうな感じ」という”感覚”が実は非常に大切だと考えている。”直感”というような鋭い感じではなく、もう少し柔らかい感じ。言葉では簡単に表現しにくいが、ポイントから滲み出てくるような雰囲気を感じた時にトップを投げるのがキモかな。
 その後は1時間以上コツリともなく空しいキャストが続いたが、正午を告げるサイレンが鳴った直後、ヒシモの切れ目を通していたモデルAに25cmがヒットした。空腹を我慢して午後1時までルアーを投げたが魚の追加はなく出水。この池ではSolid.Kさんがグリフォンで32cmと34cmを釣り上げていた。
 少し遅めの食事をとった後、午後2時前に2ヶ所目の池(24℃)に入水した。1時間半ルアーを投げ続けたがノーバイト。Solid.Kさんがグリフォンで25cmキャッチしただけ。これにはいささか閉口し、フローターを担いで隣りの池に移動した。小さな池には既に3艇のフローターが浮いており、私達3人が入水したので、小さな池に6艇のフローターが浮くという状態になった。堰堤脇の小さなワンドでモデルAを使い小ギルをポツリと1匹キャッチして、僅か20分で出水。さすがに6艇は厳しいだろう。
Solid.K&36cm  6KB 元の池に戻り、ヒシモと格闘しながらフローターを進め、余り攻めていなかった岸際のオープンエリアを狙ってみた。するとフローターの直前まで引いてきたグリフォンに32〜33cmのバスがヒット。「よっしゃ〜」と思わず大きな声が出たが、カバガバガハと水面で暴れられバラしてしまった。
 近くに小バスやギルがサスペンドしているのを発見したので、掟破りのチビ助の出番。使用について自主規制をしているグリフォンを使っちゃったのだから、「もう何でも一緒だ〜」となし崩し的にポイントへ放り込んだ。キャスト後まもなく、小ギル(16cm)をキャッチ。使い続けるとギル釣り大会になりそうな雰囲気だったので、さすがにポイントを移動した。
 3人が池の北側に集まり「釣れないねぇ」など言いながら、トップウォーターやクランクベイトを投げまくるが反応はない。そこで、私の切り札であるラパラF9のトウィッチを始めると30cmのバスがヒット。リリース後、再びトウィッチをしたとたんにヒット。しかしこれは惜しくもフックオフ。バスがまだいることが判ったので、気合いを入れ直してトウィッチを続けていると25cmが食ってきた。これで、やっぱり「バスは細くて長いのが好き」なのだと確信
 ラパラが好調なのを見てSolid.Kさんがリバイアサンを使いはじめたら36cmがヒット。スレた池や食いが渋い時には何故かリバイアサンが効くようだが、このルアーは巻き抵抗が大きい。オカッパリやフローターの釣りには向かず、無理に使い続けると手首が腱鞘炎になる恐れがある。使い続けられるのは30分が限界か。リバイアサンはリファインされてリベンジが登場しているが、泳ぎがガコガコ系からヌルヌル系になり「普通のルアー」になってしまったのが残念。
 日没前に一度池から上がり一服した後、ヘッドライトを装備して再び入水。午後6時過ぎ、水中に沈んでいる立ち木の上をクラッパーでカシャカシャ引いてくると派手な捕食音をたててバス(35cm)がルアーに襲い掛かった。夜のバスは何故、荒々しく暴力的になるのだろうか?キャッチするまでに激しいジャンプを3回も繰りかえした。昼間のバスとは別の生き物のように思えてならない。
 池奥のシャローをエキスパートミゼットで攻めていたA.K.さんにデカバスがヒットしたが、惜しくもフッキングミス。一方、Solid.Kさんが操るルアーには良くバスが反応していた。ジタバタアライくんで1ヒット、デカダンスフィーで4回ヒットがあり1匹(33cm)を釣り上げた。相変わらずSolid.Kさんは不思議なほど夜に強い。この秘密を解き明かすことができれば、一層釣果を伸ばす事が可能になるだろう。
 本日は夜7時半過ぎまでやって小ギル2匹を含む10匹キャッチ。その内、元気の良い30cmUPが5匹釣れたのでホドホド満足した。これで今シーズンのバス通算599匹達成。あと1匹で600匹達成だ。


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