
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年5月
天気:雨時々曇り後晴れ 水温:22〜23℃ pH:不明
釣果:4匹(バス)
朝6時前に目が覚めた。日頃、長距離通勤のため早起きをしているのだが、休日も普段どおりの起床時間に体が反応してしまうのが少し悲しい。折角早起きをしたのだからと、朝食を摂った後に野池へと向かった。
午前7時過ぎに到着した池(23℃)は、抹茶の粉を溶かしたかのようなアオコが発生していた。風下は特に酷く、緑色の浮遊物がドロドロっと溜まっている。こんな状態では余り期待できないだろうと、半ば諦めながらも水質が良さそうな場所を探しながらキャストを開始。すると僅か2投目で雨が降り始めてしまった。朝から雨が降りそうな感じはしていたが、まさかキャストを始めたとたんに降ってくるとは、余程日々の行いが悪いらしい。しかも冷たい雨・・・。
幸いフローターの背面ポケットにカッパを入れてあったので、急な雨にも対応できた。「備えあれば憂いなし」って感じか。カッパがあったおかげで、雨の方は気にせずにできたのだが、魚の活性はすこぶる悪かった。1時間半も竿を振り続けて完璧なノーヒット。こんな池で続けていても時間が勿体無いだけなので、そそくさと退散した。
2ヶ所目は、日に日にヒシモのエリアが広がっている池(23℃)。ヒシモの勢いは、もう半月もすればフローターで入れなくなりそうな感じ。ヒシモの僅かな隙間を狙って、キールヘッド、ホッツィーセラフ、GドッグXを放り込むと時々パシャッとアタックがある。しかし、魚が小さいためかフッキングしない。一度だけキールヘッドが水中にゴボッと引き込まれるヒットがあったのだが、巻き合わせをするとズボッとルアーが抜けてきてしまった。
トップでは釣果が期待できそうになかったので、Z-CRANKに替えキャストを始めると小バス(17cm)がヒット。その後、ルアーをアレコレ交換しキャストを1時間半以上続けたがアタリすらない。困った時にはスクワレル。激しいトウィッチングをさせると小バス(25cm)がヒット。その後が続かなかったので出水した。
3ヶ所目は、昨年、試しに竿を出してピクリとも反応が無かった小さな池(23℃)。この池には立ち木、葦、倒木、オーバーハング、クイなどがあり、池の雰囲気はバツグンなのだがバスの姿はどこにも見えず、僅か30分のチェックで足早に退散した。
午後4時過ぎに到着した池(22℃)は、水がクリアーなためバスがウロウロ泳いでするのがバッチリと見える。ルアーを懸命に通すが中々魚達は口を使わない。どうすれば魚が反応するか持参したルアーでアレコレと試してみると、CD5で僅か15cmの小バスを1匹追加。そして、リップが前後2つ装着されている奇妙な形をしていたニューハーフで22cmをキャッチする事ができた。
本日は午後7時頃に納竿。釣果は小バスのみ4匹。12時間近く釣りをやっていたにも関わらず、たったの4匹ではちょっと辛い。
2001/5/20 静岡県西部の野池
天気:雨 水温:22〜24℃ pH:不明
釣果:6〜12匹(バス、ギル)
Solid.Kさんと珍しく朝早くから野池釣行。と言っても入水したのは午前8時。世の中には日の出前から釣りを始める好き者がいるようだか、「今の時期、そんなに早起きしたってバスは釣れないもんねぇ〜」って感じで、のんびりとヒシモ群を掻き分けながらキャストを始めた。
開始早々からダッシュしたのは朝日が当たる西側の岸沿いを攻めていたSolid.Kさん。彼の操るキールヘッドにアタック連発。しかし中々フッキングしなかったためか、ゼンマイ仕掛けの大人のオモチャSPシャッドに換えたところ30cmをキャッチした。その後も彼はヒシモの隙間を攻め、連続アタックを繰り広げていた。さすが某コンビニで「一本いっとく!?」の栄養ドリンクを仕込んだだけはある。
一方、日の当たらない東岸を打っていた私のルアーにはコツリともアタリがない。開始40分間、向こう側から聞こえる「トップにパシャパシャ出ますよぉ」とか「おおっ!!」「ああっ!!」とかいう声に悩まされながら黙々とキールヘッドを投げていると、ついにドバッと一発出た。しかし、ルアーは見事に吹き飛ばされ、大きく広がった波紋がその魚の大きさを物語っていた。
フッキングしていなかったので「必ずもう一度出るはずだ」と自分に言い聞かせ、5分ほどポイントを落ち着かせてから再びキールヘッドをキャスト。すると1投目でドカンとヒット。ヒシモに潜られては勝負が厳しくなるからと力任せにポイントから魚を引きずり出し、ファイトを楽しむまもなく無事ハンドランディングした。グイッと掴んだ魚体はややスレンダーなのだが、頭が異様に大きく堂々としたヤツ。体長はきっちり45cmだった。
その後は、全くアタリすらなくSolid.Kさんとサイドチェンジ。彼がトップやスピナベを引きまくった後では分が悪いと考え、得意なクランクベイトのグリグリ巻きに徹することにした。水中に沈んでいる枯れ枝や、オーバーハング下を丁寧に攻め、モデルAで2匹、リストラップで2匹の小バス(20〜25cm)を釣り上げた。
同じルアーを使っていると段々飽きてきてしまうので、Megabass社の黎明期に製作・販売されたZ-CRANKを取り出しキャストを始めた。ブリブリと心地よい引きを感じながらキャスト&リトリーブを重ね、オダ周りを攻めているとゴツッとヒット。先程の45cmよりも明らかにパワフルで何度も池底に向かって突進。
やっと浮いてきたかと思いきや、フローター間近で最後の抵抗をみせガバガバッと一暴れ。そしてフローターの真下にグイグイと潜り込んだ。どうにかこれにも堪えて無事キャッチ。十分楽しませてくれたバスは先程のヤツより小さい40cmだったが、体高があり、腹ぼってりの立派な個体だった。
Solid.Kさんがゴーストで小バスを追加した後に出水し、地図とナビゲーションをチェックしながら茶畑の奥にある池に向かった。始めて釣行する池は勝手が分からず、クランクやシャッドを1時間も投げまくったがノーヒット。小型ルアーにチェンジしたとたんに魚が反応するようになり、CD5で37cm、SMシャッドで23cmの真っ黒いバスをキャッチした。
一方、Solid.Kさんは昨年封印したはずのグリフォンを取り出し小バス(25cm)を1匹。そしてSMシャッドのスーパートウィッチで同サイズのバス1匹と婚姻色がくっきり出ている巨ギル2匹を釣り上げていた。
午後4時に入水した池では、強風によりワンド奥に打ち寄せられた落ち葉の下にバスが潜んでいた。リストラップで小バスを1匹、ストーム社の新製品サブワートで3匹を釣り上げた。Solid.Kさんはキールヘッドにデカイのが出たがフックアップ出来ず、午後5時半に納竿。本日の釣果は40cmUPが2本入る12匹。Solid.Kさんは後半、「一本いっとく!?」の栄養ドリンクの効果が消え6匹に止まった。やはりテレビCMのナレーションどおり、「もう1本いっとく」べきだったかもしれない。
2001/5/6 静岡県西部の某河川
天気:晴れ 水温:23℃ pH:不明
釣果:1匹(スズキ、ナマズ)
ゴールデンウィーク後半は近隣野池での釣果がふるわず、お手上げ状態だったので某河川に釣行した。上流部の工事の影響や田植が始まっていることもあり、川は泥濁り状態。水温を計ってみると野池よりも高くて23℃もあった。この水温なら魚の活性も高いだろうと思いながら、川岸を下流から上流に向かって釣り上がることにした。
少しずつ移動しながらキャストを重ねるが延々と無反応。野池だけでなく、川の魚も長期休暇に突入してしまったかのようだった。ナマズは産卵期になると本流から、支流や田んぼの水路に入り込んでしまうのでパタッと釣れなくなるのだが、もしかしたら丁度その時期に当たったのか・・・。などと、釣れない理由を自分に都合よくアレコレと考えてみた。釣り人はホント自己中心的で自分勝手な人種かもしれない。
途中から相棒Sが合流。持参したルアーをアレコレと交換しながらキャストを続けるが私と同様、相棒のロットが曲がることはなかった。ギブアップしたくなった頃、上流からアルミボートが下ってきた。よくもまぁ、こんな浅い川で船を出すヤツがいるなぁと思っていると、なんと乗っていたのは黒鱒さん。どうやら黒鱒さんの方も釣れていないらしい。
昔、この川は今より遥かに水量があり、奇麗な水がとうとうと流れていた。船を出せばボラが次から次へと船内に飛び込んでくるほど魚の密度も濃かったと聞く。今では、護岸工事が進み川幅が広がったことも関係していると思うが、水量はぐっと減りアチコチに浅瀬が広がっている。
目の前を横切り、下っていく黒鱒さんのボートの先には浅瀬があり、「それ以上、下ると底を擦って座礁しちゃうんだけどなぁ。」と心配していると案の定、下流の方で船底をガリガリ擦っていた。幸いなことに座礁は免れたようだが、潮が満ちてこないと上には戻れないような状態。干潮になっても、もう少し水量があれば、豪州のバラマンディ釣りのように河口から上流までをボートで釣り歩くことが出来るのだが。
半ばギブアップしながら場所を変え、釣り歩いているとアスリートに67cmのナマズがヒット。久しぶりの力強い引きを楽しむことができた。その後、相棒が操るエスフォーにヒット。ナマズにしては随分派手な暴れ方をしているなぁと横目で見ていると「スズキだぁ。」と相棒の声。彼は少しずつ後ずさりしながら確実に岸に魚を上げた。少々スリムな印象を受けたが体長は76cmあり、銀ピカな個体。1匹いれば他のヤツもいるだろうと2人してキャストを重ねたが、後が続かず納竿した。
2001/5/5 静岡県中部の野池
天気:晴れ 水温:18.5〜19.8℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(バス)
A.K.さんからフローター釣行のお誘いを受け、Solid.Kさんと共に待ち合わせ場所の某池へ向かった。車中に流れる曲は、このところテンションを上げるために聞いている「モー娘。」のベストアルバム。思えば豪州遠征に向う時も、まちゃさんを横に乗せて同じ曲を流しながら名古屋空港に向かったっけ。
音楽に合わせ調子良く歌う私に半ば呆れているSolid.Kさんは、私の所持するマル秘MAPを食い入るように見ている。過去に池を周った際に気が付いたことや、デカバスを釣った時期を地図上にメモ書きをしてあるので結構面白いのだが、最近は「昔は昔、今は今」って感じで余り過去にとらわれずに釣りをするようにしている。
前年、呆れるくらい釣れた池が、パタッと釣れない池になっていたり、2年前にバスは1匹もいなかった池が40cm連発の池になっていたりと、毎年変化が激しく過去の情報が役に立たない場合も多々あるからだ。従って春は出来るだけ多くの池を巡り、コンディションの良い池を探し出すことが1シーズン楽しい釣りをする上で最も大切な事ではないかと思っている。
一足先に到着し、昨晩作ったというWスウィッシャーを操っていたA.K.さんと合流し挨拶を交わした。彼が手にしていたタックルは自作のグリップが装着されたロッドとダイレクトリールの組み合わせ。かなり怪しげな世界に身を漬していることが伺われる。
待ち合わせをした池は釣り人が多く入水は断念。様子を探りに行った池(19.8℃)では、魚っ気が全く無いにもかかわらず、私達3人を含め9艇もフローターが浮くという激戦区となり1時間で見切りをつけた。そこから約1時間ほど車で走り回り某池(19℃)へ入水。
ここでは倒木や立ち木の周辺に小バスが沢山浮いていた。トップウォーターをはじめ、各種ルアーを引くと後ろからゾロゾロとついて来るのだが、見ているだけでルアーへはアタックしてこない。こんな時に魚達のスイッチをいれるためには、ペンシルやポッパーの超早引きが効果的なことがある。試しにオーバーハング下にサミー65を放り込み超早引きをやってみるとコボッとヒット。しかし、フッキングミス。再び同じ場所にルアーを放り込み、超早引きをやってみると今度はズボッと見事にヒット。しかし、ファイトを楽しむ程は引かず、シャリシャリとリールが巻けてしまった。案の定、上がってきたのはルアーをガッチリと咥えた小バス(23cm)だった。
その後は3人ともまともなアタリすらなく出水。素早く車に乗り込み、40分掛けて県中部地区の野池へと大移動した。この池(20.5℃)は隣接している田んぼのドロ水が入り込み、前回の釣行時に比べ超マッディーになっていた。コツンともアタリがないまま竿を振り続け40分も経過したので出水。水に漂う微細な泥の粒子が判るような水質ではバスの活性も落ちてしまうことだろう。
4ヶ所目になる野池(18.5℃)に入水したのが午後5時。1時間少々やって唯一ヒットしたのは、排水路付近をクラシカルリーダーで攻めていたA.K.さん。しかし、ドラグの設定が緩かったようで推定40cmはある良型のバスを惜しくも外してしまった。
最後の望みを掛け、午後7時前にヘッドライトを装着して入水した池の水温は19℃。時折、魚がバシャッと水面で跳ねたり、池奥のヒシモエリアではゴボゴボッと何かが動いたりして魚の気配を感じられたのだが、ルアーには反応しなかった。やはりまだナイターをするには時期が早い感じが強く、午後8時過ぎに納竿。釣果は3人で僅かに私が釣った1匹のみ。今回の釣行は釣っている時間よりも、車に乗っている時間の方が長いような気がした。実際、走行距離は120kmを超え、自宅に着くとぐったりしてしまった。
蛇足だが、この時期、「モー娘。」のアップテンポな曲に合わせてルアーをリトリーブすると全く釣れないので、皆さんご注意を。(笑)
天気:雨 水温:18〜19.5℃ pH:不明
釣果:5匹(バス、ギル)
前日の釣果がパッとしなかったので、ちょっと足を伸ばして県中部地区の野池を1人で巡った。午前10時半過ぎに到着した池(18℃)の堰堤から水面を覗き込むと、排水路付近に35cm程度のバスがサスペンドしていた。
バスが睨んでいるゴミ溜りの付近には小魚が集まっており、コレを狙っているようだった。食いっ気があるバスなら釣るのは簡単だろうと、コンバットクランクSSRをバスの背後に落とし込み、鼻先までリトリーブしてきた瞬間、魚は反転し一目散に深場へと逃げていった。毎日、釣り人に相当苛められているんでしょうね・・・。取りあえずバスが見えたので、やる気満々で挑んだが、2時間を費やしルアーを投げまくってもノーヒット。出水間際、オーバーハング下へ適当に放り投げたCD5に32cmが食いつき、取り敢えず1匹を釣る事が出来た。
午後1時に入水した池(19.5℃)はこの地区最大の池。フローターとゴムボートが夫々1艇入っていたが、全く釣れていない様子。午後になって強い風が吹くようになり、水面が波立つようになってきた。U型フローターはO型比べ風に弱く、ポジションキープが難しい。長期戦は疲れるだけだと考え、ポイントを絞って短時間で切り上げることにした。
この池では、風が当たる池奥の葦でCD5を使い14cmの小バス、風裏のワンド奥でディプシードゥを使い19cmを釣り上げた。池の大きさの割にバスが小さいので少々ガッカリしたが、たとえ小バスでも釣れれば次の池への弾みが付く。
地図を広げ、魚がいそうな池をチェック。小学校の近くに茶畑に囲まれた手頃な所があったので早々車を走らせた。始めて訪れた池(19℃)はオーバーハング、立ち木、岬など小さいながらも変化に富み、いかにも魚がいそうな良い感じ。ポップXをオーバーハング下に放り込むとシュボッと1ヒット、続いてRS150にコツンと1ヒット。そしてRS100で25cm前後のバスをフックオフ。アタックはあるもののフッキングできずにいたので、苛立ちながらもキャストを続けた。しつこくRS100をポイントに叩き込み25cmの小バスをキャッチ。そして最後に、モデルAで奇麗なオレンジ色の婚姻色が出ているギル(25cm)を釣り上げて納竿。
本日の釣果は午前10時過ぎから午後6時前までやって小バス4匹とギル1匹。魚はいるハズだけど口を使わないような状況で、非常に魚の反応は厳しくなっている。やっぱり魚も連休中なのか。
さて現在、野池の周りでは藤の花が満開。経験上、藤の花が咲くとバス釣りはどうも芳しくない。この時期、魚が非常に釣りにくくなるのはスポーニング(アフタースホーン)との関係があるからだと思うが、これとリンクしているのが藤の花の開花時期だと個人的に考えている。やはりグッドサイズの魚を釣るのだったら桜が咲いている時期の方が良いだろう。
天気:雨 水温:17〜18.5℃ pH:不明
釣果:0〜4匹(バス)
前日から冷たい雨が降り続き、風も強かったので「チョット厳しいかな」と考えながらも野池へ向かった。昼頃、釣り場に到着すると見覚えのある車が停まっている。池の奥の方に浮かんでいたのは、案の定A.K.さん。「こんな雨の日に、よくもまぁ釣りをするもんだ」と感心しながら、彼とは反対周りで岸際を攻めていく。
雨降りのため釣り人は少なく、日頃は陸っぱりがいるため手が出せない葦際をグリフォンで攻めて30cmを1匹キャッチした。かねがね思っている事なのだが、岸から釣る人は足場が広がっている所からしか竿を出さない。フローターで浮かびながら陸っぱりの人達を見ていると、入れ替わり立ち代わり同じ場所に釣り人が立ち、同じ様なルアーを同じような所へ投げ込んでいる。これじぁ釣れるわけないよねぇ。自分で足場を作っちゃうぐらいの気持がないと魚は釣れないでしょ。
池奥のワンド入り口で26cmを追加した後、A.K.さんと御対面。A.K.さんはトップウォーターを投げまくっていたがノーキャッチとのこと。水温はまだ18.5℃であり、バスは岸に付いている感じでもないため、トップへ反応するようになるにはもう少し先になりそうである。
トップしか攻めていないA.K.さんとサイドチェンジをした後はコンバットクランクSSRで丁寧に打っていくと、岬の先端近くで40cmをキャッチ。続いてワンド奥で42cmをキャッチした。まさに先行者がいても釣り方が違うと魚が釣れるというパターンに嵌まった。
一足先に納竿するというA.K.さんと、お別れのご挨拶をした直後に40cm程度の魚がヒット。水から上がろうとしている彼に魚を見せようと、強引に引き寄せたら残念ながらバラしてしまった。
後が続かないので、午後3時過ぎから別の池へ入水(18℃)。普段より2m程度減水しており、奥の方1/3はドシャローでまともな釣りをすることは出来ない。雨は上がったが、吐く息が白くなるほど気温が低下していることもあり全く釣れる気がしない。陸っぱり2人組みと話をしてみると、彼らは先週、同じ場所で2時間少々の間に40cmUPを5匹釣ったとのこと。まさしく産卵前の荒食いに遭遇したに違いない。しかし今日は沈黙。4日後に大潮となるので魚達は着々と準備中ってところか。
池の中の魚が全て同時期に卵を産むわけではないのだが、スポーニング絡みの時期の釣りは非常に難しく、明暗がくっきり分かれてしまう。スポーニングに入ってしまうとマッディな池では手も足も出せないので、粘っても無駄だと判断し次の池へと向かった。しかし、入ろうと思っていた池にはアルミ1艇、フローター2艇、陸っぱり沢山っていう感じで、敢えてその中へ突っ込んで行く勇気はなかった。
黄金週間中、メジャーな池は釣り人だらけなので近寄ってはいけない事を再確認。日頃は竿を振らない、人気のない道端の小さな池に入水してみた。人気が無いだけあって魚っ気も全く無いのだが、池の真中にある立ち木の中へ馬鹿正直にビッグOを通すとゴボッと出た。しかしその直後、推定37〜38cmの魚が勢い良くエラ洗いをしてルアーを吹き飛ばした。
結局、ぐるっと池を一回りしても1ヒットのみで、1時間も断たないうちに出水。午後7時から、A.K.さんと会った池へヘッドライトを装備して再入水した。今シーズン初ナイターに挑戦するにしては時期が明らかに早いのだが、どうしてもバラした魚が気になっていた。ヒットしたポイントを重点的に攻め、1時間以上、竿を振ったが結局ノーヒットに終わった。
午後8時過ぎまで頑張った本日の釣果は僅かに4匹という貧果。40cmUPが2本入ったのが辛うじて救いだった。
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