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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年4月


 天気:雨 水温:16〜18.5℃ pH:不明
 釣果:0〜1匹(バス)

 前日から降り続いた冷たい雨は午前中に上がったが、強風が吹き荒れている。「風を避けるために山の中の池に行こう」とSolid.Kさんと打ち合わせ車に乗り込んだ。1ヶ所目は茶園を通り抜けて辿り着く、山間にひっそりとたたずむ小さな池。水温は近隣の野池に比べると圧倒的に低い16℃。
 魚の反応は何もなかったが諦めずに岸際を打ち続けていると、RS100にグイッと強いアタリ。池底に向かってグイグイ引きまくるので、小バスでないことは明らか。どんなヤツが浮かんでくるかと半ば楽しみながら引き寄せてくると、パッと見で40cm確定の良型。メジャーでしっかり計ったら42cm
 シャロークランクで釣れたので、粘ればまだイケルだろうと1時間もキャストを続けたが2人ともノーヒット。魚が何処にいるか全く分からず、闇雲にルアーを投げまくるだけになってしまった。「こんな時こそポケットソナーを持ってこなきゃねぇ」と反省しても遅い。これ以上頑張っても無駄だと次なる池を求めて出水した。

 地図とカーナビをにらめっこしながら近隣の野池を数カ所チェック。工事で埋め立てられたり、フェンスで囲まれ大きな赤い鯉がゆったり泳いでいたり、まっ青に透きとおった生命感の全くない池など、苦労して辿り着いても竿を出せるような池はなかった。
 午後4時に辿り着いた池は、過去に小バスの連発と50cmを釣り上げた実績のある池(18.5℃)。堰堤から池を覗き込んだら、小バスがサスペンドしているのが見えた。急いで支度を済ませ、陸っぱりの釣り人に一言ご挨拶してから入水。バスが潜んでいると思われる場所を丁寧に狙ってみるが無反応。
 小ギルがいる場所を見つけたのでポッパーを投げて遊んでいると、池の向こうで「パンッ!!」と派手な。するとSolid.Kさんが「私、先に上がりま〜す」と言いながらバタバタと泳いできた。どうやら枝に引っ掛かったルアーを取るため竿を煽っていたら、外れて吹っ飛んできたルアーがフローターを直撃。先程の音はフローターにステーシーver2がブスッと刺さった時の音だった。取りあえず、体に刺さらなくて良かった良かった。(フローターに刺さったフックは岸に上がるまで、絶対に抜いてはダメですよ!!)
 堰堤でシュウシュウと音を立てて空気が抜けていくフローターと共に、私達のテンションも萎みノーヒット・ノーキャッチのまま納竿。本日は2人で半日やって1匹のみ。魚達も連休突入かな!?


 天気:雨 水温:18.5〜20℃ pH:不明
 釣果:7匹(バス)

 本日1ヶ所目に選らんだのは、夏になるとヒシモで被われてしまう池(20℃)。地元農家のオッチャンに御挨拶してから午前10時に入水した。天気予報では「昼頃から雨」だと言っていたように思ったが、始めたとたんに雨が降ってきた。雨の様子は本降りになりそうだったので、渋々と再び岸に上陸しカッパを着込んでの単独釣行となった。
 群の外れにある木の下にビッグOを投げてみるとブルッとアタリ。しかしフッキングしなかったので、再び同じ場所にルアーを放り込むと31cmをキャッチ。続いて面白そうなポイントへキャストを重ね、うっそうとした暗い樹木の株元でSH60SPを使い23cmを追加。その後はそれらしき反応が無く、むなしいキャストが続いた。池奥に美味しそうな葦が沢山あったのだが、ここでもノーヒット。ぐるっと池を一回りしたが魚の反応は芳しくなったかったので出水。
 正午に到着した池は、数年前に干してしまった池(20℃)。この池も夏は全体がヒシモで被われてしまうので釣り人の手が入らず、バスは良型が多かったが、その後どうなっているかと試しに入水した。開始早々、小枝に引っ掛かったグリフォンにゴボッとヒットしたがフッキングミス。
 続いて菖蒲の近くでズボッとヒット。明らかにデカバスの引きで、グイグイとロッドを引き絞った。やっと浮いてきたかと思った瞬間、フローターの目前で見事なエラ洗い。哀れグリフォンは空中に吹き飛ばされた。魚は多分、50cm確定の今期最大魚だったことだろう。このグリフォンはフックをガマカツのTREBLE21に交換しているのだが、どうにもバラしが続いている。昨日も40UPをバラしたばかりなので、もしかしたらフックに原因があるのかもしれない。
 水中で60cm程度伸びているヒシモの茎にルアーが当たるたび、魚かとドキドキしながらキャスト&リトリーブを続けたが、その後はノーヒット・ノーキャッチ。次の池へと車を走らせた。
 午後3時半前に到着した3ヶ所目の池(19℃)は足場が高く、しかも雨で土手がズルズルになっている。アプローチできる場所は1ヶ所しかないのでフローターで入るには相当な注意が必要。岸際で四苦八苦しながらも無事入水してキャストを開始。満水状態で岸際を責められないため、いいかげんなキャストを繰り返し、池奥の葦群まで一泳ぎ。葦際をコンバットクランクSSRで丁寧に攻めてはみたが無反応。葦を諦め隣接する樹木の下を狙い30cmの奇麗なバスをキャッチした。続いてマーゲイにアタックがあったがフッキングミス。苦労して入水したが、魚の反応が乏しいので1時間も断たないうちに出水した。
 そのままフローターを担いで道路をトボトボと歩き、午後4時半に4ヶ所目の池(18.5℃)に突入。普段はマッディーな池だが、今の時期は何故かクリアー。水温は今日周った中で最も低かったので、余り期待をせずにキャストを続けた。最初に攻めた池の東側は全く反応が無く、嫌気が差していたが、最奥部から西側に移ったとたんに魚が躍り出た。コンバットクランクSSRで立て続けに2匹(32〜33cm)、RS100で2匹(18〜31cm)を追加した。ここのバスは状態が非常に良く、どの魚もフッキングしてからは打ち上げ花火のように何度もジャンプを繰り返し楽しませてくれた。
 午後5時半過ぎに納竿。冷たい雨がザンザン降る中、上半身ズブ濡れになって竿を振った釣果は合計7匹だった。


 天気:晴れ 水温:21℃ pH:不明
 釣果:1〜3匹(バス)

 連休スタート初日は午後からSolid.Kさんと野池巡り。入水してから1時間以上も竿を振り続けているのにグリフォンで30cmの小バスを1匹釣っただけ。それ以外はコツリともこない。
 池奥のワンドに陣取ってキャストを始めると、陸っぱりの釣り人が入ってきた。「うぁ〜そこを今から攻めようと思っていたのに〜」とボヤいているのも束の間。私の目の前でその人が、あっという間にスピナベを使い25〜30cmのバスを2本立て続けに釣り上げた。
 狙おうと思っていたポイントで他の人に魚を釣られてしまうのは非常に耐え難い。しかし、ぐっと堪えて彼に様子を聞くと「ブレードが水面に出るか出ないかぐらいの早引き」で反射食いを狙っているんだそうだ。この前にも同じ釣り方で40cm程度のヤツを1本取ったらしい。あいにくスピナベは持ち合わせていないので、TDバイブの連射&早引きを試してみると狙いどおりにヒット。サイズはソコソコの38cm。やっぱり
春はバイブレーションって感じかな。
 その後もバイブを引きまくるが反能無し。Wスウィッシャーのピカソフィーウッドチョッパーをジャバジャバと引いてみたがこれにも反能無し。再びグリフォンを取り出し引き始めたとたんにヒット。しかも明らかに40cmUP。黒っぽい魚体が見えた時にガババッと一暴れ。で、フックオフ。とっても悲しかった・・・。
 日没を迎えた頃、陸っぱりの人達が帰り始めたので、すかさず攻めてみたかった葦際をビッグバドコンバットクランクSSRをローテーションしながらキャストを続けた。ゴツッときたのはコンバットクランクSSR。こいつのゴトゴトいうラトルはデカバスに効くようで、派手なファイトを繰り広げ、やっと手にしたバスは頭が異様にデカイ44cmだった。
 暗くなって、手元がすっかり見えなくなってしまったので納竿。Solid.Kさんはキールベッドで2アタック。そしてミニファットラップで小バスを1匹キャッチしていた。今の時期、この池では数釣りは難しいが釣れれば大きい。日頃のストレスを発散するにはもう少し釣れると楽しいのだが。


 天気:晴れ 水温:19〜19.5℃ pH:不明
 釣果:3〜18匹(ナマズ、バス、食用ガエル)

 バス釣りが続いていたので、気分転換で某河川で陸っぱり釣行。魚の反応を見ながら少しずつ移動しキャストを続ける。一発目は開始20分後、アイマ・コモモに出た。サイズは53cmとマズマズのナマズ。続いて55cmを追加し、ルアーをエスフォーにチェンジして同サイズをキャッチ。
 今日はコイやボラがドヨドヨしているので楽しい釣りが出来るハズだと持参したルアーをアレコレと試してみることにした。まぁ、「釣れる時はどんなルアーでも釣れる」という感じで、3本フックのK-TENアスリートアイルマグネットDBファーストでナマズ5匹(53〜55cm)を追加。これだけ反応が良いのならとオリザラを投げてみると、やっぱり出る出る。しかし、ザラの横スライドに魚は付いていけないようで、しきりにガボガボやるのだがフッキングには至らなかった。
 ナマズと遊んでいると相棒Sが登場。彼は私が何度もルアーを通したポイント周辺でエスフォーを使い2匹、タイドミノーSSRで1匹を釣り上げた。この間、私はK-TENで2匹をキャッチ。このうちの1匹はズッポリとルアーを丸ごと飲み込んだため、3本のフックを全て外すのに大苦労。口からは「でろっ」と赤いタラコのようなブヨブヨの物体まで出てきてしまった。
 結局、午前10時過ぎから午後1時半まで竿を振って10匹(45〜60cm)をキャッチ。丁度その頃、Solid.Kさんからのお誘い電話がありナマズ釣りは終了。テニスに行くという相棒Sと別れ、午後はフローターで野池釣行をすることになった。

 午後3時過ぎ、激しくあれた林道を駆け上がった山の中にある池に四駆車2台で到着。クリアーな池の中をのぞいて見ると、小さなオタマジャクシがウヨウヨいた。以前から「オタマジャクシがいる池は釣れない」と思っているのだが、案の定、バスの反応は全くなく、僅か35分で出水するハメになった。
 午後5時前に入水した小さな池は、近隣の池よりも水温が高い19.5℃。開始早々、排水口の所でラパラRRで25cmの小バスをキャッチ。水温が高いからとTDゼロポッパーを試して見るとパシュッとヒット。しかしフッキングはせず、その後、パタッとアタリが止ってしまった。
 一方、対岸を打っていたSolid.Kさんはパターンを見つけて小バスを4連発。ヒットルアーを聞くとSMシャッドとのこと。すかさず、SMシャッドに交換したのだが私のルアーに魚はかすりもしない。どうやらルアーの動かし方に秘密があるようで、その方法を伝授してもらったとたんにヒット。小バス(20〜28cm)を2匹続けてキャッチし、ルアーをCD5に交換して2匹(17〜27cm)を追加した。
 この手の小バス釣りは得意分野で、一度スイッチが入ってしまうと悪魔に変わってしまう自分が恐い。極悪非道のチビ助を取り出し、3匹を立て続けにキャッチ。この間にSolid.KさんはSMシャッドで1匹を追加していた。
 本日は午後6時半過ぎに納竿。午前の部はナマズを10匹、午後の部は小バスばかりの8匹。ダブルヘッダーというちょっとハードな釣りだったが十分楽しむことができた。


 天気:小雨 水温:17〜17.5℃ pH:不明
 釣果:3〜7匹(バス、食用ガエル)

デストロイヤーぶち曲がり!! 先週、グリフォンで45cmを釣り上げた事に気を良くして、小雨が降る中、Solid.Kさんとフローターで野池巡りをした。1ヶ所目は2年前に僅か数時間で51匹を釣り上げるという爆釣記録をブチ立てた池(18℃)をチョイス。フローターの先行者が1人いたので様子をチラチラ見ながら釣りをしていると最奥部のアシ際で4連発(11〜33cm)。こちらはコツリともアタリがないので彼に話を伺うと、「ヒットルアーはコンバットクランクSSR。魚が釣れたのは、この葦際だけ」とのこと。

 結局、1時間半も熱心に竿を振ったが2人ともノーバイトだったので、次ぎの池(18℃)に突入した。この池は例年、小バスしか釣れない池で、30cmUPというのは極めて少ない。バスが十分育たないのは、夏に大発生する絵の具をドロッと溶かしたようなアオコが原因だろう。アオコの発生は近くにある集落の雑排水と茶園の過剰施肥が流れ込むためではないかと考える。

やつと浮いてきたデカバス 岸際を丁寧にモデルAで打ち、お腹パンパンで釣られたショックでウンコを垂れ流すバス(30cm)をキャッチ。続いて小枝に引っ掛かったショットに食用ガエルが食いつき、両手両足をバタバタさせて暴れまくるヤツを必死に捕まえながらフックを外すという惨劇を体験。その後、ショットラパラRRラパラCD3で18〜27cmを3匹追加した。一方、私とは逆周りをしていたSolid.Kさんは大苦戦。私が小バス対戦用のルアーで散々叩きまくったポイントで、SMシャッドを使い20cm弱の小バスを辛うじて1匹釣り上げた。

 3ヶ所目はちょっと足を伸ばして、山の中の池に入水(17.5℃)。水はクリアーでバスがいる所といない所がはっきりと見えた。バスは目の前にいるのにルアーへ全く反応しないというメチャ厳しい状況の中、Solid.Kさんは「ゼンマイ仕掛けで動く大人のオモチャ」SPパワーパックで25cmをキャッチ。この1匹が私の闘志に火を付けた。
メジャーで計測 「こんな渋い中、何であんなオモチャで釣れるんたぁ〜」とボヤいている時、切り株の下にデカバスを発見。どう見ても40upはありそうなそのバスは、一ヶ所に止まり時折近くを通り掛かるバスを追い払うような行動を取っていた。スポーニングベットを狙う釣りは賛否両論あるが、目の前にデカバスがいれば狙いたくなるのが正直なところ。「見える魚は釣れない」と昔から言うが、必殺兵器のアスリートを取り出し、超ピンポイントキャストを繰り返すサイトフィッシングに挑戦した。

 およそ20回ほどキャストした時にバスがルアーを吸い込み反転。一気に池底へ突っ込んでいった。ガンガンと引きまくるバスに耐えながら、注意深くやり取りをしていたのだがフックオフ。ガックリとしながらも暫くポイント周りを見ていると先程のバスがまた戻ってきた。そしてキャストを繰り返すこと30回。再びバスがルアーを吸い込み、ロッドを池底へ引きずり込んだ。数分間、力強いファイトを楽しみながらチャッチしたバスは堂々の49cm。1回目はバラしたとは言え、49cmの強い引きを2度も味わえるとは正に「1粒で2度美味しい」。

背鰭パンシャンの49cm リリース後、じっと見ているとデカバスはベットへまた戻ってきた。もしかしたら3回目も釣れるんじゃないかとスケベ心も湧き起こったが、ぐっと堪えてその場を去る事にした。蛇足だが、アスリートは過去に
59cmを引きずり出した事もあり、絶大な信頼を寄せている。バスやスズキ、トラウトから豪州魚にも幅広く対応するこのルアーは本当に凄いと素直に思う。「その凄さは使う人のみ判る」って感じか。

 4ヶ所目は過去の実績が芳しくないので余り期待せずに入水。辛うじてSH60SPで小バスを1匹追加。Solid.KさんはコンバットクランクSSRで25cm程度のバスを一匹キャッチし午後6時半に納竿。結局、本日の釣果は4ヶ所まわって、バス6匹と食用ガエル1匹、一方、Solid.Kさんは3匹。私よりも釣った魚の数は少なかったが、「大人のオモチャ」で釣られたことには非常に悔しい思いをさせられた。


 天気:晴れ 水温:16〜17.5℃ pH:不明
 釣果:1匹(バス)

 昨日、筆おろしをしたデストロイヤー(F1-60X)を握り締め、強風の中、近隣の野池へ単独釣行した。このロッドは、日頃愛用しているF2-57Xよりもスモールプラグを楽々と投げられるので、小バス釣りにはもってこい(苦笑)なのだが、フローターで使うには少々長い感がある。うっかりするとバックスウィングの際に水面を派手に叩き、オーバーハングの下に潜り込む時には邪魔になる。また、巻き抵抗が大きいクランクベイトではロッドを支える腕が疲れてしょうがない。フローターには5〜5.5ftのミディアムライトのロッドが最も使いやすいと再確認した。
 さて、午前10時に到着した池(17.5℃)では、強風と戦いながら1時間かけ実績のある岸際のクイ回り、オーバーハング、倒木周辺等のポイントへ、ミノー、クランク、シャッド各種を放り込んだ。しかし全く反能なし。「もうダメだぁ!!」って感じで、最後の切り札であるグリフォンを取り出した。
 このルアーは、あまりにも安直に魚が釣れてしまうので封印しているのだが、今回は手を伸ばさずにはいられない状況だった。ルアーを交換して2投目。リトリーブを始めると、ゴツッと水中の何かに根掛かり。「なんだよぉ〜まったくぅ」とボヤキながら足ヒレをバタバタさせて近づいていくと、突然ラインが張り、ロッドが引き込まれた。
 昨日釣った魚は余りにも小さいヤツばかりだったので、ロッドは曲がることがなかったがコイツは明らかに違った。何度となく池底にロッドを引き込み、リールからラインを引きずり出した。しばしのファイトの後、やっと浮いてきたバスはグラマラスな色黒のヤツ。フッキングの様子を確認すると、後部フックのうち1本が僅かに口の脇に掛かっているだけ。すかさず魚の向きとは反対にロッドを倒し、腹のフックを横っツラに掛けた。その直後にフローター脇で派手なエラ洗い。これを無事にやり過ごしハンドランディングした。
 サイズはきっちり45cm。興奮で心なしか震えている手で素早く写真を撮り、2本目を狙ってキャストを始めたが後が続かない。長居をしても釣れそうもないので、次の池へ向かった。
 山間の池にも関わらず風が強く吹き荒れる2ヶ所目(16℃)の池は僅か30分で出水。3ヶ所目の池は、細い荒れた山道をガンガン登ったところにある池(16.5℃)。水はクリアで小さなオタマジャクシが無数にいるのが見えた。「オタマがいる池はバスが釣れない」というジンクスを持っているが、池奥のシャローワンドに陣取り暫しキャストを繰り返す。
 突然、TD-Z103Hのハンドルが重くなり、レベルワインダーがカクカクとなり始めた。少々無理をしながらハンドルを回し、再びキャストをしリトリーブをしてみるが、やはりレベルワインダーが上手く動かず、まともにラインを巻き取ることが出来ない。この症状は、昨年8月下旬に購入して早々、クレーム処理をしたトラブルと全く同じ。まともな釣りが出来そうもないので、悔しいけれど午後2時に出水。
 本日の釣果は僅かに1匹のみ。おまけに釣具店に直行し修理を依頼するハメになった。まいったねこれは。TD-Z103Hで同様のトラブルにあっている人はいませんか?


 天気:晴れ後曇り時々小雨 水温:15〜18℃ pH:不明
 釣果:2〜7匹(バス)

 昨年10月に購入したまま、一度も振ることがなく部屋で熟成させていたデストロイヤー(F1-60X)を持ち、Solid.Kさんと今シーズン初浮き釣行。
 池に向かう道中で、彼から先週一足先に浮いた時の様子を聞き、頭の中で作戦を組み立てる。この時期は、たとえ1℃でも水温が高い所で釣りをしたいので、過去のデータや地形を考えながら池を選び1日かけて周ることにした。
 1ヶ所目は予想に反して水温が低く15℃。前日までの2日間、風が強く吹いたので 水面には桜の花びらや枯れ葉等が浮かび、それをルアーで拾ってしまうのでとても釣りにくい。水温が14℃以上あれば何とかなるだろうと思っていたのだが魚の反応は非常に悪く、昼過ぎまでの2時間で20cm程度の黒っぽい小バスを1匹、ビッグOで釣ったのみだった。
 2ヶ所目の池の水温は18℃。堰堤にカワウの死体が転がっており、嫌〜な気分になりながら入水した。時折、魚がライズしたりして先程の池より魚っ気があるのだが、ルアーへの反応は悪く空しいキャストが続いた。この池ではラパラCD5で僅か16cmの小バスを1匹。Solid.Kさんはディプシードゥで同程度のバスを2匹釣り上げた。
 午後4時前に入水した3ヶ所目は、昨年の春、45cmと48cmを立て続けに釣り上げた池。岸際を二手に分かれて延々とルアーを打込んでいくが反応なし。小さなワンドに入ったところでやっと魚らしき反応があったので、お気に入りのモデルAを放り込み、沈んでいる枝にコツコツ当てているとクイッと竿先が引き込まれた。すかさず巻きアワセをするとバス(19cm)が水面に躍り出てきた。しかし、あまりに小さかったので魚を釣ったというよりはゴミを拾っちゃったという感じ。
 このサイズなら、近くにまだ魚がいるだろうと腰を据えて攻めることにした。案の定、同じポイントで2匹追加(26cm)。その後、ルアーを豪州製のティルサンに替え、移動しながらキャストを重ねて16cmをキャッチ。そして納竿間際にテイルダンサーで23cmを追加した。
 本日の釣果は3ヶ所まわって小バスを7匹。一方、Solid.Kさんは2匹で止まった。この時期のバスは、どこに潜んでいるのか分からず、しかもバスはルアーに対してセレクティブになっているので、釣り上げるのはとても難しい。昔から実績がある定番ルアーでじっくりと攻めるのが最善の方法だろう。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 豪州遠征の余韻を楽しむ暇もなく4月から静岡へ転勤となり、新たな職場で連日四苦八苦している。昨日は本来休みのハズなのだが一日しっかりと仕事をやり、今朝も満開の桜を時々眺めては溜息をつきながら事務処理に追われていた。
 やっと仕事にキリがつき、新幹線に飛び乗って自宅に戻ったのが午後4時半過ぎ。急いでスズキ用のタックルを一式整えて某河川河口に向かった。
 今日は大潮で午後6時半前に満潮を向えるという潮回り。帰国後、私の周囲では70cm前後から90cmオーバーの話まで様々な情報が渦巻いたので、ワンチャンスに期待して竿を振り始めた。しかし、全く魚っ気がない。極稀に遠くの方でボラが単発で跳ねる程度。コリャ駄目だって感じ。
 結局、午後5時半から日没を挟み7時過ぎまでキャストをしながらウロウロと歩いてみたがノーヒットだった。Solid.Kさんから「どの池も釣り人で溢れているが、魚は全然釣れていない。」というの野池情報もあったが、皆さんの釣果はどうだったのだろう?春はデカいヤツがズドンと釣れる時期なのだが・・・。自慢話や玉砕話はこちらでどうぞ。


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