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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2001年9月


 天気:雨 水温:22℃ pH:不明
 釣果:3匹(ナマズ)

 昨日に続き、昼から某河川にナマズ釣行。釣り始めた時に雨が降ってきたのでカッパを着用してキャストを開始。日曜日なのでアチコチで仕掛けを投入しているエサ釣師を避けながら釣り歩いた。昨日は、カルカッタ200とキンキンの感度を持つPEラインを使っていたが、バラシが多かったので20lbナイロンラインを巻いてあるアンタレスver2に変更してみた。ここ暫くナイロンを使っていなかったので、どうにもフニャフニャ感が頼りない。魚がアタックしているのか、障害物にルアーがあたっているのかが区別できず、グイッと合わせたらゴミだったなんて事が度々あった。

 途中、ウナギ獲りのおっちゃんと20分以上も話し込んでしまい、すっかり、時合を逃して釣果はたったのナマズ3匹(55〜61cm)。因みにヒットルアーはタイドミノーリップレスエンゼルキッス(中)。2時間程度の釣行だったが、魚っ気が少なく、ナイロンラインの特性を活かすような釣りが出来なかった感がある。ラインの選択はナマズの秋の荒食いに備えて今後の課題となりそうだ。

 ところで、ウナギ獲りのおっちゃんは、長年地元で殺生を続けているだけあって話題豊富。以前は琵琶湖まで行ってバス釣りもやっていたようだ。これまで釣ったことがあるナマズの最大は70cm。どこそこの淵は水深が4mあるとか、某河川にはデカバスがいるとか、色々な話を聞かせてもらった。因みに、おっちゃんの息子さんは相当バス釣りにはまっているらしい。掛川周辺の野池フローター、河川での川バス、琵琶湖で和船(?)を使った巨バス狙い、そしてネットを使って中古ルアーの購入・・・。それはオレの事だと思い当たる方はご連絡を。


 天気:晴れ時々曇り 水温:23℃ pH:不明
 釣果:1〜8匹(ナマズ)

 毎度フローターでのバス釣りばかりなので、たまには地に足が付いた釣りも良かろうと、アームズスティックASC66Mカルカッタ200を装着し、久しぶりに某河川でウェーデイングをした。
 午前10時から竿を振り始めて10分後に1匹目のナマズ57cmをアスリート9cmでキャッチ。後が続かないので少しずつ移動しながら、ルアーをアレコレと交換しキャストを重ねている時に相棒Sが登場した。相棒は下流域で、私はやや上流で向こう岸に届けと言わんばかりのフルキャストを続ける。ナマズは広く散っているのではなく、対岸近くのブレイクライン沿いに潜んでいるようで、遠投するとルアーへゴツゴツゴツとアタックがあった。
 何度となくフッキングミスをしたが、K-TENリップレスミノーで50cm、シーバック100SRFで65cm、タイドミノーリップレスで50cm、ファースト7cmで50〜60cmを2匹、K-TEN125Fで55〜60cmを2匹、合計8匹を釣り上げ、午後1時過ぎに納竿した。
 一方、相棒Sはタイドミノーリップレスで1匹キャッチしたのみ。エスフォーの水面モジモジアクションに何度かアタックがあったようだが、フッキングできず悔しがっていた。


 天気:晴れ 水温:24〜26℃ pH:不明
 釣果:4〜5匹(バス)

 3連休最終日は昼からSolid.Kさんとフローター釣行。ずっと気になっていたが、竿を出す機会に恵まれなかった小さなマッディ系の池へタイミングよく入ることができた。しかし、1時間やって無反応。とっとと退散し次の池を目指した。

 2ヶ所目に訪れた池は8割以上が枯れ始めたヒシモに覆われており、何故か減水していた。僅かにオープンスペースがあるオーバーハング下をスクエアAで攻めて23cmをキャッチ。その後が続かないので、ヒシモの上をゴブリンで攻めてみるが、時折小バスが「パシュ! パシュ!」と出る程度。反対周りをしていたSolid.Kさんも同じような感じでだったらしく、ビティーBで小バス(25cm)を1匹キャッチしただけに止まった。

 3ヶ所目は絶対ボウズなしのメチャ小さな池(26℃)。開始早々、ザラパピー(ウッド)で23cmが出たので、ピンスポ狙いでネチネチやってみた。2匹目(25cm)が出たのは25分後。その3分後に3匹目となる21cmの小バスを釣り上げた。この間、Solid.Kさんは入れ食い状態で僅か10cm程度の超小バス1匹と21〜25cmの小バスを3匹を立て続けに釣り上げていた。彼も当然、私と同様にトップで攻めているかと思いきや、実はSMシャッドを使った反則ワザ(?)のトウィッチングで仕留めていた。

 この池では、これ以上のサイズアップは見込めなかった。次の池へ行こうかとも思ったが、ふと明日の仕事の事が頭の中をよぎってしまったので、珍しくナイターはやらず午後5時で納竿。本日の釣果は小バスのみ4匹となった。


 天気:晴れ 水温:23〜24℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス)

 午後2時過ぎ、9/8にSolid.K氏が47cmを釣り上げた某野池(23.5℃)へ到着。濁りがきつく、魚の反応が全く無いまま2時間近くを費やし、気が付いたら午後4時になっていた。このままではヤバイと、ウェーダーを履いたまま車へ乗り込み、直ぐ近くの池(24℃)へと移動た。30分間、アレコレとルアーを試したが無反応。釣行記にボウズの話を書くのはカッコ悪いので封印してあるグリフォンを取り出し投げ始めた。

 使い始めて直ぐに小バス(25cm)がヒット。フッキングの様子を見ると、後部フックの1本が辛うじて下顎の外側に刺さっていた。どうして、こんなフッキングをするのだろうと疑問に思いながら、キャストを再開すると10分後に再び小バス(28cm)がヒット。これも何故か下顎の外側に後部フック1本だけが刺さっていた。
 相当、バスの反応が渋いので別の池へ移動しようかと迷っていたところで20cmをキャッチ。しかし、後が続きそうも無かったので見切りを付け、ナイターで実績のある池へと向かった。

 減水時は水中に乱立している立ち木が顔を出すのだが、2度の台風襲撃により満水状態で立ち木の陰すら見えない。すっかり暗くなった午後6時半頃、ジタバグJT(大)に3回のアタック。しかし、バスは小さいようでフッキングミス。4度目の正直で23cmをキャッチした。続いて、午後7時頃になっちゃんバドにシュボッとアタックがあったがこれもミス。リトリーブスピードをあれこれと試しバスの反応が良さそうな巻き取り速度を探っていると再びシュボッとアタック。「おっしゃぁ!!」と1人叫びながらフッキングをすると小バス(23cm)が吹っ飛んできた。

 本日の釣果は午後2時から午後8時前までやって小バスのみ5匹。水温がぐっと低下し、水位が上昇しているため、ピンポイント狙いの釣りはちょっと厳しくなってきた。


 天気:晴れ 水温:23〜25℃ pH:不明
 釣果:4匹(バス)

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、ホント今日は寒かった。昨晩は豪雨と言っても良いぐらいの土砂降りがあったが、朝になると一転して好天。気温はぐっと下がり、この秋一番の冷え込みで最低気温は浜松で16.7℃。11月上旬の気温となった。因みに富士山は初冠雪があったようだ。

 近所の釣具店に顔を出し、気温が十分上がったお昼から竿を振り始めることにした。1ヶ所目は夏の間、一面ヒシモだらけになりでフローターで移動するのが困難な池(25℃)。今では葉の部分がほとんど枯れていたが、水面には千切れた茎が無数に浮き、水面下にはジャングルの様な根がビッシリとはびこる相変わらず非常に釣りにくい状況だった。

 オープンエリアでのクランクには全く反応しなかったので、ヒシモの上をゴブリンで攻めまくって小バス(25cm)をキャッチ。その後、僅かなヒシモの隙間にSMシャッドをブチ込み、その場でピクピクとトウィッチさせて27cmを釣り上げた。一度、キールヘッドにズボッと吸い込むイイ感じのアタックがあったのだが、残念ながらフッキングはしなかった。

 突然調子が悪くなったTD-Z103Hからカルカッタ100に交換し挑んだ2ヶ所目は山間の小さな池。水温はぐっと下がって23℃。水温が低いのでダメかなと思いながらキャストを始めると、開始早々、堰堤近くのブッシュ周りでディプシードゥ3に2アタック。3度目の正直で小バス(23cm)をキャッチした。
 フッキングが上手くできなかった理由の1つにラインがある。TDにはパキパキの低伸・高感度のファイヤーラインを巻いてあったのだが、カルカッタにはフニャフニャのナイロンラインを巻いており、使い心地の極端な違いに困惑している最中でのヒット。ルアーが障害物に当たったのか、魚がアタックしたのかを区別できなかった経過がある。

 池奥にはもっと大きなサイズが潜んでいるのではないかと期待していたが、隠れていたのはディプシードゥ3で釣れた22cmの小バス1匹のみ。粘っても釣果は上がらないと思われたので、午後5時半に出水しナイター会場へと30分かけて足を運んだ。

 気温がぐんぐん下がっており、余りの寒さにカッパを着込んで貸し切り状態の池に入水した。台風以降の雨により水位が上がり満水。水が入れ替わり水質が改善されているかと思いきや、見事なまでのアオコが一面に発生していた。
 アオコでドロドロになりながら実績のあるクラッパーなっちゃんバドジタバグJTを延々引きまくったが無反応。どうしても1匹は釣りたかったので、ワンマイナスディプシードゥ3、最後にはTDバイブまで投入したのだが無反応。午後8時過ぎに納竿。気温が下がりとても寒い思いをしたが、本日の釣果も寒かった・・・昼からやってたったの4匹だった。


 天気:晴れ時々曇り 水温:27.5〜28℃ pH:不明
 釣果:7匹(バス)

 午前11時、ちょっと足を伸ばして、中部地区の野池を単独探訪した。1ヶ所目は確か2年くらい前に干した池。池に着くと、熱心にザリガニ釣りをやっている親子が2組みいた。ザリガニが沢山いるような池では釣果に恵まれないかなと思いつつもススッと入水。バスがいれば絶対に反応するであろうスクエアAダイビングチェリーを投げまくったが、コツリともアタリがなく30分で出水。

 2ヶ所目は先週Solid.Kさんと訪れたドシャローの池。今週は何回か雨があったので池は増水し、魚が潜んでいるであろうオーバーハング下に潜り込むことが出来ず悪戦苦闘。強引にブッシュの中へとブチ込んだコンバットクランクSSRで33cmをキャッチ。そしてライブリーペッパージャークをガンガンと激しくジャーク&トウィッチしまくって2匹(25cm、31cm)釣り上げた。

 15分ほど車を走らせ3ヶ所目の池に到着したのは午後4時。フローターの先行者が2名いたが、今更他の池へ移動するのも面倒なため遠慮しながら入水した。丁度彼らは上がるところだったらしく、様子を聞くと型は小さいがゴムルアーで4〜5匹釣れたらしい。ゴムルアーに反応しないバスを釣ってやろうとライブリーペッパージャークを使い過激なアクションで誘ってみたが無反応。ならばとSPシャッドを取り出し、岸際でピチャピチャやってみたが沈黙が続いた。
 バスは底に沈んでいるようなので、試しにディプシードゥ3を取り出し引き始めたとたんにガツンとヒット。40cm近いバスは水面で暴れまくった挙げ句、エラ洗いを豪快に決めてルアーを吹き飛ばして水中に戻っていった。その後、ディプシードゥ3ファットペッパーJr、本日拾ったばかりのCB350をなど引き倒したが反能はなかった。

 午後6時、一旦池から上がり腹ごしらえをし、ヘッドライトを装備し再入水。クラッパーをテンポ良くリトリーブしているとバシャっとアタック。しっかりアワセを入れたつもりだったが、ファイト中にフックオフ。気を取り直しキャスト&リトリーブを続けて再びヒット。今度はバラさないようにと慌てず確実にアワセを入れ、魚を引き寄せてきたがフローター間近で暴れてフックオフ。
 「2回も続けてバラすとは何をやってるんじゃ〜!!」と自分に叱咤激励し、再びキャストを始めるとすぐさまヒット。今度は確実にハンドランディングした。サイズは35cm程度で少々不満はあるものの過激なファイトで楽しませてくれた。手早く写真に収め、キャスト&リトリーブを繰り返し、すかさず33cmをキャッチ。

 池奥にある小川の流れ込み周辺にバスが集まっているようで、時合を逃さないように要領よくキャスト&リトリーブを繰り返す。僅か30分間にトップで5回の連荘アタック。2時間やってディプシードゥ3で1回しかアタリを取れなかった池とはとても思えないほどの変わりよう。
 午後7時を過ぎるとクラッパーは飽きられたのか、反応が無くなったのでなっちゃんバドに変更。すると37cmが即ヒット。素早くリリースしてカッチョンカッチョンとやっているとドバァンと水柱が上がり、明らかにデカバスと判る魚がルアーにアタック。しかしフッキングには至らなかった。その後、デカダンスフィー(N)ジッターバグJT(大)ジタバタアライくんにアタックがあったがフッキングには至らなかった。明らかにバスの反応が減ったので午後9時前に納竿した。
 本日の釣果は7匹止まり。ナイターでは10回以上のアタックがあり3匹をキャッチ。魚を手にした確率は非常に低かったが、闇夜に響き渡る派手な捕食音と豪快なファイトに十分楽しむことができた。


 天気:晴れ 水温:24〜27℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス、ギル)

 前夜はテレビの前に釘付けだった。アメリカ合衆国が同時多発テロの攻撃を受け、ジャンボジェット機に突っ込まれた超高層ビル(417m)が崩落していく様子は、よくある映画の1シーンのようだったが、確実に違うのは僅か数分間の間に尊い命が多数奪われていること。明日の休みは何処で竿を振ろうかなんていう「深刻な悩み」など見事に吹っ飛んでしまった・・・。

 台風15号が過ぎ去った直後なので、野池のコンディションはどこも最悪だろうと想像できたが、朝食後、準備を整えて車に乗り込み地図を眺めて向かう方面を即決。近回りの小さめな池を幾つか周ってみることにした。
 午前9時半に到着した1ヶ所目は僅か40分で撤退。いかにも釣れそうな池なのだが、魚の姿は全く拝むことが出来なかった。2ヶ所目は入水時に無数の淡水クラゲが漂っていることに気が付き、この時点で諦めモード。強風の中、丁寧なキャストを心掛けたが迷言・ジンクスどおり淡水クラゲがいる池ではコツリともアタリはなかった。

チェリーDD&43cm このままでは、折角の夏休みにアブレそうだったので、3ヶ所目は「絶対ボウズなしの池」へと向かった。フローター1艇を浮かべるだけで精一杯と感じるほど小さな池は増水と泥濁り。ここもダメかと半ば諦めながら竿を振った。実績の高いルアー各種を次々と投入するが無反応。余りに酷いので、滅多に手を付けないラバージグを結び、ゴミの下を狙い始めたとたんに25cmのバスがヒットした。しかしラバージグは今イチどう使えば良いか判らず、使い続ける気力もなくて直ぐにチェンジ。その後、往年のホッテントットを使い、立ち木周りをきっちり攻めたて22cmを釣り上げることができた。

 午後1時半過ぎ、アヒル達がいる池へ到着。風が当らない小さなワンドの奥が、一番バスのいそうな気配が漂っていたので、じっくりと腰を落ち着けて攻めてみた。ドカンと結果を出してくれたのはDチェリー48。このルアーに交換して僅か1投目に43cmが飛び出た。やっぱり「いるべき所に魚はいる。」そして、「釣れるルアーは釣れる。」のだ。この1匹で上機嫌。続いてDチェリー48で小ギル(13cm)と30cmのバスを追加し午後3時半で納竿した。


 天気:晴れ後曇り時々雨 水温:25.5℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス)

 朝起きたら雨が降っていたので、もう一寝入り・・・。次に起きた時にはカンカン照り。うぁ騙されたぁって感じ。なんとなく気持ちが挫けてしまったので午前中はのんびりと過ごし、昼食後に近隣の小さな野池へ単独釣行した。

 訪れた池は山間の民家の裏にある極々小さな池。池の存在を知っている人は少なく、釣り人は皆無だったのだが、最近は足を運ぶ人が出てきたようだ。堰堤周辺の立ち木にはゴムルアーが2、3個ぶら下がり始め、ラインが絡まっている。枝に絡まったラインを回収すると判るのだが、引っ掛ける人は初心者の皆さん。よくもまぁこんなに糸を無駄にするものだと、呆れるくらいに長い。多分、ラインを手元で切っているに違いない。あっという間にスプール1個分程のラインを集めることができた。

 余りにも小さく、しかも浅い池なので、1周周るのに数十分しか掛からないところを、カッパを脱いだり着たりしながらゆっくり時間を掛け、バスが潜んでいそうなポイントを狙い撃っていく。トップには反応せず、ミノーやクランクにも反応しない。「こんな時はコレしかない」と手にしたルアーはリバイアサン。このルアーは数釣りには全く向いておらず、「釣れるルアー」か「釣れないルアー」かに分類すると限りなく後者に近いルアーである。しかし他のルアーに反応しない時に、コレでトウィッチングするとデカバスが釣れてしまうという不思議なルアーである。

 つい数分前にクランクベイトを通したところにリバイアサンを泳がせたとたんにゴツッとヒット。結構パワフルな引きで、「うぉっっっ」と声を上げながら竿をさばき、十分楽しんだ後にハンドランディング。体長はきっちり40cmだった。その後、ロングA(9cm)のトウィッチングで小バス(13cm)を釣り上げた。

 フローターでのトウィッチングは非常に疲れ腱鞘炎になりそうなので、投げて巻くだけの安直なDチェリー48に変更し、ぐるりと池を周って小バス(14〜21cm)を3匹追加。結局、本日は納竿した午後5時半までに池を4周して5匹をキャッチした。目まぐるしく天候が変わる中、決して高いとは思えないバスの活性に合わせ臨機応変にルアーを選定し、魚を獲るバス釣りというのは中々奥が深いなぁなどと今更ながらに思った。


 天気:晴れ 水温:26〜29℃ pH:不明
 釣果:6〜8匹(バス)

 Solid.Kさんと野池フローター釣行。今日は近づいてくる台風と低気圧の影響で曇るかと思っていたのだがカラッと晴れ上がった。午前10時半過ぎに到着したクリアな池は、バス達に全くやる気がなくルアーをアレコレ投げまくっても反応がない。
 開始15分、Solid.Kさんがトップで1匹(25cm)キャッチ。釣れたルアーを尋ねると、最終兵器のSPシャッド。「もう使っているの!?使うの早すぎ〜」なんて笑ったが、こちらの方は相変わらず無反応。右へ習えでSPシャッドを使うのも芸がないので、実績のあるルアーを次々に投入した。しかし、先週相手をしてくれた小バスすらヒットしない。
 入水してから1時間20分。とうとう堪えきれずに手を出したSPシャッドを使うと、それまで散々攻めていた極小さなワンド奥でシュボツと31cmがヒット。2匹目を期待して投げ続けたが、今日のコンディションはそんなに甘くなかった。

 「やっぱ、晴れたらマッディな池でしょ」って感じで、20分も車を走らせ某池へ移動。水の色はコーヒー牛乳を思わせるほど濁っている。おまけに池の真中でも足ヒレがついてしまうほどのドシャローで小さな池。こんな池では元気良く足ヒレをバタつかせて移動すると泥を巻き上げ、バスが脅えて直ぐに釣れなくなってしまう。従って、極力移動はせず、手を変え品を変えじっくりとポイントを攻めることが数釣りをする上でとても大切だ。

 開始僅か5分後、倒木周りでサブワートを使いメチャ元気な36cmをキャッチ。続いて同ルアーでオーバーハング下から33cmを引きずり出した。その後、キャストした際にラインが枝に掛かり、提灯状態になったコンバットクランクSSRに31cmが飛びついた。一方、Solid.Kさんはアシの端でV3フラットシャットを使い40cm、シャローラビット(大)で35cm、TDバイブ(小)で25cmを釣り上げた。

 2周目は使うのを我慢していたスクエアAを投入。障害物の多いマッディー系の池では、このルアーに絶大な信頼を寄せているが、最初からコイツを投入すると面白味が欠けるので他のルアーで釣った後に使うようにしている。予定どおり、他のルアーでは反応しなかったバス2匹(36cm)を釣り上げ大満足。そして、1匹ぐらいトップで釣っておきたいと、久しぶりにBOXの中に入れてきたTDペンシルを取り出し、岸際をピチャピチャやって小バス(25cm)をキャッチした。
 晴れ上がった日は、やはりクリアな池よりもマッディーな池の方がコンデイションが良いようだ。特にこの池は水深が浅いのでバスは横に走るか、上に跳ねるしかない。35cm前後のバスのファイトは激しく、とてもスリリングな釣りが楽しめた。

 午後5時に入水した池もマッディー系の池。小バスしかいないハズなのだが、Solid.Kさんが良いサイズを2本バラした後にワンド最奥部のシャローでショットを使い47cmをキャッチ。その後、私の直ぐ横で、これ見よがしに30cmを釣り上げた。一方、私はZクランクで小バス(26cm)を釣ったのみで退散。

 このままでは納得できないので、本日の締めはナイターでデカバスを狙おうと日没直前に先週47cmを釣り上げた池に滑り込んだ。強風により水面には枯れ葉などが浮き、トップ系ルアーは非常に使いにくい。明るい内にしっかりとオーバーハングや倒木の状況などを確認していなかったので、ヘッドライトを点灯しながら、風が当らずゴミが少ないワンドでデカバスとの出会いを期待しながらキャストを重ねた。しかし、魚の反応はすこぶる悪く、Solid.KさんのジタバグJT(大)にジュボッと1アタックあっただけ。午後8時過ぎに納竿した。


 天気:曇り時々晴れ 水温:26〜27.5℃ pH:不明
 釣果:7匹(バス)

 午前9時半、先週
土曜日に小バス釣りをした色鯉の住む池へ入水した。小バスなら簡単に釣れるだろうと余裕をかましていたが、大きな間違い。2時間みっちりやって、SPシャッドで1バイト、ハスキージャークで2バイトあっただけ。いずれもルアーをついばむようなバイトだった。

 2ヶ所目も先週入水した池。排水口のシャローで小さなボイルがあったのでレッドペッパーマイクロを投げると即ヒット。釣れたのは20cmの小バスだった。ルアーを交換するのが面倒なため、この極小ルアーを投げ続け池を半周して小バス(20〜25cm)を3匹追加した。
 この池は比較的透明度が高いので、水中をキョロキョロ覗き込みながら釣りをしていると、明らかに50cmはあるデカバスを発見。じっと見ていると近くに45cmと25cm位いのヤツもいて、3匹がつるんで倒木周りを泳いでいることが判った。そのうちバスの方からこちらへ近づいてきてフローターの目前でステイ。逃げる様子もなく、じっとこちらの動きを伺っている感じ。魚にじっと見られると何だか恥ずかしい気がしてくるから不思議だ。取り敢えずアスリート(S)をスルスルっと送り込み、目の前でシャクリを入れたが完璧に無視。その後、30分も見えバス狙いに時間を費やしたが魚から相手にされずギブアップした。

 3ヶ所目は初めて入る池。フローター経歴は長く、県西部地区の池にはほとんど入ったつもりなのだが、細かくチェックしてみると未体験ゾーンがあったりする。この池は結構大きいにもかかわらず、何故か日頃私が使っている地図には記載されていない。別の出版会社の地図を眺めていた時に発見した経過がある。
 マッディー系の水なので、手早く1匹を釣るためにクランクベイトの出番。簡単に釣れるだろうと思っていたのだが、ここでも苦戦。丁寧なキャストを繰り返したが、2時間半でチェリー44を使って2匹(25cm、30cm)の白っぽいバスを釣り上げただけに終わった。

 午後6時過ぎ、夕マズメのワンチャンスを狙って、昼間デカバスを目撃した池へと舞い戻った。マスキージタバグジタバグJT(大)、デカダンスフィーを引きまくるが無反応。ならばと、特製のなっちゃんバドを取り出し、カッチョンカッチョンと流し始めるとガボンと大きな捕食音と水柱をたてて、バスがルアーに襲い掛かった。
 一拍、間を置いてから確実にフッキング。水面近くで力強くガバガバと暴れる様子からは明らかにデカバスと思われ、魚とのやり取りは慎重になった。しばしの格闘後、フローター脇に寄ってきたのは、体高があり、肉付きが良いでっぷりとした魚だった。メジャーで計ると47cm。50cmには届かなかったが十分満足できる魚だった。
 本日の釣果は合計7匹。この時期のバス釣りはホント難しい。秋は魚が散るので釣りにくくなるのだが、今年の場合は台風11号が過ぎ去ってから、どの池も様子が変わってしまったようだ。池をぐるっと周りながらポイントと思われる場所にルアーを打ち込んでいくが反応は鈍い。既にバス達は岸際についていない感じだ。


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