
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年3月
2002/3/31 静岡県西部の某河川
天気:晴れ 水温:18℃ pH:不明
釣果:0匹
朝から穏やかな日で燦燦と太陽光が降り注ぎ、気温は上昇し5月くらいの陽気となった。こんなに良い天気なのに、午前中は自宅で職場から持ってきた仕事を片づけるため脳ミソを絞りながらパソコンに向う。遅い昼食を摂った後に、気分転換のため近所の某河川へと竿を振りに行った。
釣り場に着いてみると、午前中の陽気とは打って変わり強風が吹き荒れ水面が波立っている。幸い気温は高いのだが、まともなキャストが出来ないほど風が強い。おまけに一昨日降った雨の影響で水位は高く濁りが強い。川の流れは急だったが、足を取られないように十分注意して川の中をソロソロとウェーディングし、風を背に受けるホジションを取る。
風の影響を避けるため低い弾道でキャストを繰り返すが、突風により大きく目標から外れてルアーは横に流れて飛んでいく。暫くキャストを繰り返したが無反応。コツリともルアーへ反応がない上に、やたらとゴミを拾ってくるのでウンザリして草々に釣り場から引き上げた。
川の状況を見ながら車を走らせ、昨年の秋に良型のスズキを釣り上げたドシャローの釣り場まで向う。こちらも水位は高めで、流れがキツイ。河原を歩きながらキャストを続けるがルアーへの反応はない。岸際のアチコチで巨鯉が数匹集まり、ガバガバと暴れながら産卵行動をとっている。思わずその場へルアーを打ち込みたくなるが、ぐっと我慢をして魚が潜んでいそうなポイントへルアーを通すが相変わらず無反応。
日没まではまだ十分時間があったが、のっこみシーズンに入ってしまっては粘っても無駄だと考え納竿。豪州からの帰国後第一戦は見事にボウズをくらってしまった。
2002/3/19〜3/24 豪州ケアンズ遠征
天気:曇り後晴れ、時々雨 水温:27℃前後 pH:不明
釣果:134匹(バラマンディ、スーティーグランター、マングローブジャックほか)
雨季の真っ只中のハズが、今シーズンは何故かカラ雨季。流入河川は干上がり、本流の水位も低下。こんな状況の中でもきっちり4日間、竿を振ってきました。
「国内最詳」が売り文句の豪州釣行記はこちら。
現在、誠意努力執筆中!!
天気:曇り後晴れ 水温:13℃ pH:不明
釣果:5匹(ナマズ)
静岡気象台の発表によると、静岡では昨年より8日、平年より13日早い3/15に桜(ソメイヨシノ)の開花を迎えたとのこと。3月の気温が高いため開花が早まったようだが、水の中の魚も同じなのだろう。釣れるナマズの殆どが腹パンパンでお尻がぷちっと赤くなっており、産卵が近い事を伺わせる。
前日、暖かい雨が降ったので、魚の活性が高いと睨み昼から竿を振り始めた。魚のいる場所を捜し歩きながら30分ほど経った時にグググッと明確なアタリがあり、すかさずハンドルを素早く回して巻きアワセを入れる。水面付近でバタバタ暴れる魚をなだめながら引き寄せると、シャロートプスをがっぷりと加えた68cmの巨大ナマズ。腹を見るとやはり肛門が赤くなっていた。
続いて64cmを同ルアーで追加した後、うろうろポイントを探りながらキャストを続け、タイドミノーSSRで55cmと59cm、ビジョン110SWで60cmを追加し、午後4時過ぎに納竿した。
水の濁りが丁度良いので、午後9時過ぎにスズキ狙いで某河川河口域で竿を振ってみた。ボラが頻繁に飛び跳ねているので、どうやらスズキが潜んでいるような感じ。1度だけブルッとアタリがあり、すかさずアワセを入れてみると、ズボッとボラが飛び跳ねた。結局、10時半に納竿したがアタリらしき感触は僅かにこの1回だけだった。
天気:晴れ 水温:13℃ pH:不明
釣果:3匹(ナマズ)
午前10時から某河川へ釣行。自宅を出る時は特に気にならなかったのだが、釣り場に着くと南西からの強風が吹き荒れ、川は波立ち浅瀬は茶色く濁っていた。私は、いつもどおりのベイトタックルなので、ライントラブルを避けるために風裏になる場所に移動しながらキャストを繰り返した。
10時半過ぎに相棒Sの登場。彼は私がつい先程散々責め立てたポイントに入り、キャスト開始20分後にビジョン110SWを使ってナマズを2連発キャッチ。一方、私の方は巨鯉のスレ掛かりがあり、数分間の格闘をした挙げ句にフックオフという非常に疲れる事を3度、4度と繰り返した。
巨鯉の引きは物凄く、UFMウエダのGS832Hがぐにゃりと曲がり、アンタレスver2から勢い良くラインが引きずり出される。非常にスリリングなファイトを楽しむ事が出来るのだが、散々、上流へ、下流へと泳ぎ回ったあげくにフックオフするので、ことごとく周囲にいる魚達を脅えさせ、ポイントを潰してしまう。
正午の時報と共に、私の操るビジョン110SWにヒット。ヒットした瞬間、魚は頭を激しく左右に振ったため、直ぐにナマズと判明した。手際良く岸際に引き上げて魚を見ると腹ボッテリのナマズ(50cm)。余りに腹が膨らんでいるので、卵を抱えているのかと思い、魚を裏返しにしてみると肛門がぷっくりと赤く膨らんでいた。ナマズの産卵は、田んぼに水が入る頃だと思っているのだが、ナマズの腹の様子を見ると、直ぐにでも産卵を始めそうなぐらいだ。
相棒Sは、その後1匹追加して合計3匹釣りあげ一足先に納竿。一方、私は1匹しか釣れない事に納得できず、少しずつ移動しながらビジョン110SWのキャストを重ねる。強風の中、諦めムードが漂っていたが、移動した先でパタパタッと50cmと53cmのナマズを釣り上げることができた。魚はでっぷりと太り、まるで巨大なオタマジャクシのよう。魚を裏返し肛門部を見ると、2匹とも赤くなってプックリと膨らみ産卵が近いことが伺われた。
午後になると南西の風は更に強くなってきたので、午後1時過ぎに納竿。今年は気温が高い日が続いたのでサクラの開花が早そうである。それでナマズの産卵が早まっているのかもしれない。と言う事はきっとバスの産卵も早いのだろう。
天気:曇り 水温:14℃ pH:不明
釣果:3匹(ナマズ)
午後2時少し前から某河川でキャストを開始。数投しては移動するというパターンで広く探りをかけ、魚の居場所を絞っていった。1匹目はシーバック100MRFにがっぷりと食ついた62cmの大ナマズ。頭がでかくて、腹もパンパン。試しに腹をぐにょぐにょと押してみると、何やら色々入っている感じ。きっと小魚やバチ抜けしたゴカイ類をたらふく食べているのだろう。
ハイシーズンだと1ヶ所で何匹もナマズが釣れるのだが、今はまだ単発状態。移動とキャストを繰り返し、水深に合わせたルアーチェンジを頻繁に行い、シュガーミノーで55cm、S-fourで52cmのナマズをキャッチ。その後が続かず、午後5時前にギブアップした。
潮見表をチェックし、良さそうな潮位を向える頃まで近隣の釣具店や本屋で時間を潰し、前日と同様、スズキ狙いで竿を振ってみた。日曜日の夜なので、余り粘らずに30分程やってアタリがなかったら、とっとと帰ろうと心に決め実績の高いルアーだけを選んでキャストを重ねた。案の定、コツリとも反応はなく、予定どおりに終了時間を迎えてしまった。スズキは釣れる時には簡単に釣れる魚なのだが、釣れないパターンにはまると徹底して釣れないという、ホント非常に厄介な魚だ。
2002/3/2 静岡県西部の某河川
天気:晴れ 水温:18℃ pH:不明
釣果:3匹(巨鯉、ナマズ、ウミウシ)
お昼から某河川へ単独釣行。すっかり春めいて暖かな日が続き、水温は驚く事に18℃もあった。浅瀬では背鰭と尾鰭を出して鯉がガバガバとやっている。暫く見なかった、ミシシッピーアカミミガメ達も時折、水面に頭を出して辺りの様子を伺っている。
アンタレスver2を唸らせてフルキャストを繰り返していると、ゴッッと久しぶりに魚の好感触。グイッとアワセを入れたとたんに、物凄い勢いで魚が走り出し、一気に20lbラインが引きずり出された。久しぶりにやってしまった巨鯉のスレ掛かり。掛かり所が良かったと言うべきか、悪かったと言うべきか、フックは外れず魚はいつになってもパワフルに泳ぎまくる。
ラインは太いため切れる心配はないので、先日購入したUFMウエダのGS832Hの具合を試す良い機会だと考え、少々強引に魚を寄せることにした。魚の動きに合わせポンピングで引き寄せるのだが、この竿は柔らかいようで実は腰がしっかりとしており、余裕を持って岸に魚体を引きずり上げる事ができた。
サイズを計ると73cm。腹がパンパンに脹れあがった巨鯉だった。スレ掛かりだとは言え、この竿で釣った最初の魚が大物だったので何だかとても嬉しかった。因みに、ヒットルアーは最近ちょくちょく雑誌に登場するキャリア。飛行姿勢が崩れるためか思ったほど飛距離が伸びず、腹のフックが目の上に引っ掛かってしまうなど欠点もあるが、デザイン的には中々良い感じのルアーである。
その後、再びキャリアで今シーズン初ナマズ(52cm)を釣り上げ昼の部は終了。堤防を走っていると、「玉手箱の談話室」でお世話になっている黒鱒さんを発見。暫し雑談をしてからお別れし、掘り出し物を探すため釣り具店をウロウロした。
一旦自宅に帰り、晩メシを食べてからスズキ狙いで夜9時過ぎに釣り場へと走る。ポイントには、そんちょうさんのほか3人が竿を振っていた。ご挨拶をしてから空いている場所に入らせてもらい、潮目を狙ってキャストを開始。
釣りを始めた頃は、所々でボラが跳ねていたので魚の気配が漂っていたが、1時間ほど経つと辺りはシ〜ンと静まってしまった。シャロー系ミノーに反応がないため、ロスト覚悟でシュガーミノーを使い底をガリガリやりながら引いてきたら、フックにネトネト系の物体がくっついてきた。じっと眺めていると、ぐにゅぐにゅと動き出し、気味が悪いので慌ててフックから取り去る。水の中にポイッと捨てると奇妙なダンスをしながら沈んでいった。謎の生物の正体はどうやらウミウシの仲間のようであった。
変な物を釣ってしまい一気にテンション低下。魚らしきアタリは1度もなく、周囲の釣り人も同じようなので午後11時前に納竿とした。
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