
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年5月
天気:晴れ 水温:23℃ pH:不明
釣果:1〜3匹(バス)
午後1時半、車を45分程走らせて、お気に入りマッディー&ドシャローの小さな池へ到着。ただでさえ水深が浅い池なのに、田植のために水を引いたため「ありゃりゃ〜」と思わず言葉が出るぐらい減水している。開始30分、少しずつ移動しながら岸打ちをしていたサブワートで色白のバス(33cm)をキャッチ。その後、コンバットクランクSSRで1匹釣り落とした付近を、ブザービーターで絨毯爆撃し28cmを釣り上げた。
2ヶ所目は地図に載っていない赤茶色の水を湛える池。「1時間の勝負」と時間を区切り、左奥のワンドだけにポイントを絞りキャストを開始。1周目はスクエアA、2周目はブザービーターを投げ倒す。3周目はデカバスキラーのウィグルワート登場。散々攻めたと思っていた小さなストラクチャー周りから34cmが躍り出た。ルアーの違いによって反応する魚がいることにあらためて納得した。
夕闇が迫る中、車を30分走らせ、午後7時前にSolid.Kさんの待つ某メジャーフィールドへ到着。魚の数は少ないが、釣れればデカイため、つい足を運んでしまう。昨シーズンは私のクランク引き倒しがメチャ効果的だったが、今シーズンはSolid.Kさんのバイブ引き倒しが大当たり。私も同じルアー、同じカラーを使っているのだが、何故か毎回スカを食らっている。
案の定、今回もSolid.Kさんは42cmのグットサイズをブザービーターで釣り上げた。リトリーブスピードが違うのか、ルアーの泳層が違うのか、それとも独特なアクションの付け方があるのか皆目分からないまま、午後9時まで竿を振り続けたがノーヒットに終わった。
天気:晴れ 水温:21.5〜23℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(バス)
強風の中、午後1時半から野池に浮かんだ。1ヶ所目に選んだ池は昨年7月、55cmを釣ったところ。デカバスを釣った事に気を良くして、その後何度か足を運んだにもかかわらず魚が釣れた記憶がない。魚影は極端に薄く、魚を見つけ出すのに苦労するが釣れればグットサイズ。今回は2時間以上、懸命に竿を振ったがノーフィッシュに終わった。
2ヶ所目は風を避けるために選んだ山の中の小さな池。茶色い水の中で目立つ事を期待して黄色いスクエアAを投げ倒したが無反応。グリフォンMR-Xに変えると1度だけルアーを追いかけてくる小バスを目撃したがそれっきり。出水後、noppoさんと合流し、Solid.Kさんと待ち合わせている週末混み合う某メジャーフィールドへ突入した。
堰堤で当池の常連さんと雑談を交わしながら30分ほど過ごし、頃合いを見計らって午後5時半に入水。これまでの経験から概ねバスが付いている場所が分かっているので、ポイントを絞って集中的に攻める事にした。実績のあるクラッパー、ジッターバグJT、デカダンスフィーから始め、ビックO、スクエアA、Zクランクを引き倒す。TDプロズバイブでも反応がないので、ブザービーターに変え、キャスト&高速リトリーブを繰り返した。
枯れ枝が沈んでいるエリアでブザービーターをリトリーブ中、水中に沈んでいる枝を引っ掛けた気がした。竿を煽って外そうとしたら、枝がいきなり動き出し、緩めに設定してあるドラグが一気に滑り出す。ナント、枝だと思ったのはデカバス。魚は一瞬にしてフックを外し、バシャ!!と力強く水面を叩き水中に姿を消した。慌ててルアーを回収し再び同じポイントへ数投すると、今度は明確なゴツッというアタリ。しかし再びフッキングミス・・・。
Solid.Kさんは日頃、攻めない反対側のワンドでブザービーターを使い38cmをキャッチ。その外、45cm程度のバスをランディング直前でバラしていた。いかに数少ないチャンスを物にするかが、釣果の分かれ目であるかを痛感し午後10時近くまで竿を振って納竿した。
2002/5/19 静岡県西部地区の野池
天気:曇り一時雨 水温:21℃ pH:不明
釣果:2〜5匹(バス、タニシ)
このところ毎週、仕事を持ち帰って自宅でサービス残業をしているが、今日も午前中は仕事と格闘。一段落してから昼飯を食べ、noppoさんが竿を振っている野池へと向った。池に到着した時に丁度上がってきた彼に様子を聞くと、開始早々に湾岸シーバス激釣ルアークルクルのフォーリングで1匹釣っただけ。水温が低いため、ナイロンウェーダーでは寒かったとのこと。
魚の密度が低い池で粘っても辛いだけなので、車でひとっ走りし小さなマッディー系の野池へと到着。小雨が降る中、カッパを着込んで竿を振り始めた。一発目はTDプロズバイブで釣れたタニシ。その後は沈黙・・・。魚を釣るということでは最も信頼をしているスクエアAを使い30分やって反応がなければ場所を変えようと考えていたが、丁度開始30分で1匹目(30cm)をキャッチ。少しずつ移動しながらキャストを重ね、ショットとコアユで20cmに満たない小バスを2匹追加して出水した。一方、noppoさんはトラウト系ペンシルで15cm程度の極小サイズを手にしていた。
noppoさんと別れた後は、「今年調子が良いみたいだ」と釣具店主から聞いていた池に単独入水した。釣具店で聞く話は、得てしてリアルタイムではなく、昔話が多いためそれなりの覚悟が必要である。時間的なズレをどれだけ自分の中で修正して釣果に結び付けるかがポイントだろう。
30分程、ルアーをアレコレと交換しながら魚の反応を見る。「ゴン」と力強くウィグルワートをひったくり、派手なジャンプを繰り返したのはゴツイ体型の37cm。2匹目を期待して2つのワンドをウィグルワートで徹底的に攻めてみたが後が続かずルアーチェンジ。まばらに生えるウィードエリアで反射食いを期待し、TDプロズバイブの高速リトリーブで38cmをキャッチし、午後7時半に納竿した。
その間、携帯で連絡を取り合っていた別の池で竿を振るSolid.Kさんからは、続々と状況報告があった。衝撃的だったのはブザービーターでバラした推定55cmUPの超ランカー。そしてトドメにデカダンスフィーRで釣り上げた48cm。先にバラした魚は後で釣った48cmよりも明らかに大きかったようで、電話の声から悔しさがヒシヒシと伝わってきた。来週はモチロン逃した怪獣の顔を拝みに行くことになるだろう。
2002/5/18 静岡県西部地区の野池
天気:曇り時々晴れ 水温:19〜20℃ pH:不明
釣果:3〜4匹(バス)
前回の釣行で、前代未聞の3連続ボウズという不甲斐ない記録を打ち立てたおかげで、この1週間、非常にテンションの低い日々を過ごすハメになった。日頃のストレスをスッキリ解消するために釣りをやっているにもかかわらず、かえってストレスを増大させている自分のアホさが情けない。何とかして流れを変えようと、特売セールをやっている馴染みの釣具店でネオプレーンのウェーダーを新調することにした。
生地の厚さは変わらないのに、非常に柔らかく軽くなったウェーダーに気を良くして、Solid.Kさんと畜産農家が隣接している小バスの池へと意気揚々と入水した。この池では小バスをチョロチョロッと釣り上げる予定だったにもかかわらず思いのほか大苦戦。釣果は2時間半でSolid.KさんがJB90で釣った小バス1匹のみだった。
2ヶ所目は地図に載っていない赤茶色の水を湛える池。結構、大きな池なのだが何故か地図に載っていないため、幹線道路近くにあるにもかかわらず、訪れる釣り人は限られている。魚が釣れずグチっぽくなっている私は、実積のある左ワンド攻めをSolid.Kさんから譲っていただきクランクを引き始めた。
ワンドへ突入して直ぐにスクエアAで37cmをキャッチ。久々の竿を絞り込むような力強い引きと派手なジャンプに感動した。口には後部フックの1本が僅かに掛かっているだけだったので、慎重にハンドランディング。続いて、スクエアAで33cm、そしてウィグルワートで今シーズン初の40upとなる42cmを釣り上げた。この間、Solid.Kさんはブザービーターで35cmをキャッチ。
池を一回りし、堰堤の階段付近で雑談しながらTDブロズバイブを投げているとモゾッとヒット。一瞬、水面近くに魚体を見せたが針の掛かり所が悪かったようでフックオフ。この池のバスはヒットした後、反転せずそのままリトリーブコースに沿って泳ぐという管理釣り場のマスのような習性があるようだ。先に釣った3匹も、明確なアタリがあったわけではなく、「んっ何か変だ?」と感じてから急いで巻き合わせを入れてフッキングさせた経過がある。
午後5時に入水した3ヶ所目の池では、スコーピオンで21cmをキャッチ。その後、ヒシモエリアで使ったゴブリンに2回しょぼいアタリがあっただけ。午後8時に納竿した。
2002/5/12 静岡県西部地区の野池
天気:曇り 水温:21〜21.5℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(バス)
折角の日曜日だというのに、自宅に持ち帰った仕事と午後2時過ぎまで格闘。一段落付いてから急いで釣りの支度を整え、車に飛び乗った。池を3ヶ所回ったが何処も釣り人が竿を振っていたのでパス。誰もいないメチャ小さな野池へ静かに入水した。過去の経験から、この池ではノーフィッシュということはありえないのだが1時間半ほど竿を振り続けたにもかかわらず見事にノーフィッシュ。途中、ゴブリンに2回、「シュボッ」とアタックがあっただけ。
2ヶ所目は魚がいる気配がなく、まるで実績がない池へと無謀にも入水した。上がってきた釣り人に釣果を聞いたら「小バスが20匹釣れた」とのこと。半信半疑でグリフォンをぐるっと一周岸打ちをしたがノーフィッシュ&ノーバイト。どうやら私の釣り方ではダメらしい。
Solid.Kさんと合流し、午後6時半からライトを装備して超メジャーな野池へと突入。私達が到着した時には、陸っぱりが3名、ゴムボートが2艇浮いており、6艇のフローターと入れ替わりで入水した。魚が釣れたという話を聞いたのは僅かに1人で、残りは丸ボウズだった。
週末から大勢の釣り人に攻めたてられた池で魚を釣り上げるには非常に難しいが、この池では釣れればランカーサイズが期待できる。唯一バス(40cm後半)を1本上げた人はノーシンカーを使ったらしい。私には全く無縁の釣法なので、最も実績が高いZクランクで1つのワンドを徹底的に攻めることにした。延々とルアーを引きまくったが無反応。クランクが駄目ならトップしかないと今度はクラッパーを引きまくる。
午後8時、離れていた所で釣っていたSolid.Kさんから「釣れたよコール」が入った。彼と合流し、魚を見せてもらうと体格の良い、がっちりとした40cmUP。デカダンスフィーRで釣り上げた魚の体長を計ってみると41.5cmあった。トップを使うという狙いは間違っていなかったと、自信を持って投げ続けたが魚の反応はなく午後8時半に納竿。ついに今回の釣行で3回連続アブレをくらった。未だかつてないほどの貧果により、超ブルーな気分を十分味わうことになった。
2002/5/11 静岡県西部地区の野池
天気:曇り 水温:20℃ pH:不明
釣果:0〜2匹(バス)
午後4時半からSolid.Kさんと某超メジャー野池へと入水。普段とは逆の時計周りでぐるっと1周してみることにした。倒木周り、馬の背、オーバーハング下、アシ際、流れ込みと次々に変化するポイントを延々と打ちを続けたが無反応。反対周りをしていたSolid.Kさんに合流し様子を聞くと、2つ目のワンド奥で4バイトあり、シャローラビットを使い35cmをキャッチしたとのこと。
こちらはコツリとも当たらないのでグチっていると、彼は私の目の前にある岸際の木の株元へをシャローラビットを放り込み、いきなりドカンとバスを出した。池底へ過激な突込みをするパワフルなバスだったが、サイズは小振りの29cm。しかし小振りといっても1匹は1匹。先程まで、8インチ、約50gもある巨大なルアー ビリーバーをF4-59TXでカコカコと引いて喜んでいた自分が情けなかった。
心を入れ替えてクランクベイト各種を引きまくるがノーアタック。食用ガエルが時々鳴くのでクラッパーをカシャカシャと引きまくったが、水面が割れることはなかった。午後9時まで粘って納竿。
天気:晴れ時々曇り 水温:19〜22℃ pH:不明
釣果:0〜3匹(バス)
昼前からSolid.Kさんと野池巡りをした。車で1時間ほど走って到着した池は、堰堤から20cm少々の小バス達が丸見え。じっと魚の動きを観察していると、水面近くを飛んでいるトンボを素早い動きで追いかけているバスがいることに気が付いた。彼らは明らかに水面上の物体をしっかりと捕らえているようだ。
釣りをしていると、「ルアー着水同時ヒット」なんていうシチュエーションに度々出会うが、バスが居た所にルアーを偶然キャストしたのではなく、バスが飛んでいくルアーを追いかけ的確に捕捉している可能性もあるわけだ。因みにこの池での釣果は、Solid.KさんがSMシャッドを使い得意の「貧乏揺すり釣法」で20cm少々の小バスをキャッチしたのみ。バスには私達の姿が丸見えだったに違いない。
2ヶ所目に選んだ池は、水が抜かれて大減水。続いて山間のクリアーな池に立ち寄ると、フローター2艇と陸っぱりの釣り人が1人竿を振っていた。堰堤付近には小バスがウジャウジャ見えていたが、多分釣れないだろうと思い今回の入水はパス。地図とナビゲーション、そして地形を見比べながら次ぎの野池を目指す。
池の様子をチェックするために堰堤を歩いていると、犬のう○こをウッカリと踏んでしまった。これでいきなりブルーな気分。う○こはまだ半生っぽかったようで、喩えるならカマンベールチーズみたいな状態。外側のやや固い部分と、内側の柔らかい部分が絶妙なバランスで靴底の溝に入り込み、土手の草で懸命に拭うが取りきれない。Solid.Kさんには「これでウンが付いて良い事がありますよぉ」なんて慰められたが、苦笑いをするしかなかった。
池の隣りにある民家の方のご厚意で車を庭先に停めさせてもらい小さな池に2人で入水。風の当たらないワンド奥に小バスやギルを目撃するがルアーには全く反応せずギブアップ。しかし、こんな状況の中でも、堰堤で1人黙々とトップを投げている釣師が池のド真中でドカンと45cmを出していた。クランクやシャッド、バイブには反応しなくても、トップには出てしまうというのがルアー釣りの奥深いところ。聞けば対岸の岬から伸びる馬の背が池の真中まで飛び出ており、そこに大型のバスが付いているらしい。まさに地元民しか判らないような攻め方だ。
3ヶ所目の池はマッディ&ドシャローの池。この池の攻略方法は熟知しているつもりなのだが、何故かバイトすらない。半分涙目になりながらキャストを続けたが一度も竿が曲がることはなかった。一方、Solid.KさんはコンバットクランクSSRとブザービーターで私が攻めていたポイントで30cmUPを2匹釣り上げた。この内の1匹は色黒く、腹がパンパンで産卵直前って感じだったとのこと。きっと週末に向える大潮が、産卵のきっかけになるのだろう。
午後5時半、本日最後の池に望みを託し、デカバスがウヨウヨしている池へと突入した。堰堤に立つと、いきなり45cmUP確実のバスを目撃。あの手この手でバスの興味を引こうとしたが相手にもされなかった。ワンド奥でもデカバスを目撃したがルアーには一向に反応しない。日没が近づき、急に冷え込んできたので、一度陸に上がりフリースを着込みカッパを羽織って再入水。クラッパーとジタバグJT(大)を引きまくったが魚の反応はなく午後7時半に出水した。
靴底にこびりついた物体のおかげで、移動中の車中は時折ほんのりと怪しげな臭いが漂うという悲惨な状況。釣果はもっと悲惨でGW最終日をボウズで飾ることになった。いったい私の「運」は何処に置いてきてしまったのだろう?(涙)
天気:曇時々雨後晴れ 水温:20.5〜21.5℃ pH:不明
釣果:8匹(バス)
昨日の貧果を挽回しようと本日はマッディーな池を主体に昼前から浮き始めた。カッパを着ながら浮いた1ヶ所目では、開始早々にシャローをコアユで攻めて22cmをキャッチ。その後はコンバットクランクSSRと久しぶりに使う根こそぎ君で21〜23cmを2匹追加。バスはいるべき所には確実にいるようなのだが、口を使わせるのは非常に難しく、この2匹はアレコレとルアーを投入し散々粘って釣り上げた魚だった。
2ヶ所目は池の真中でも足が着いてしまうのではないかと思えるくらいのマッディー&ドシャローの池。グリフォンMR-Xで30〜35cmを2匹、スクエアAで33cmを1匹釣り上げた。岸から釣っている中学生の軍団を見ていると、木の陰から静かにゴム製品を足元に垂らし、アタリを取るという地味な釣り方をしている。ピンポイントにルアーをぶち込み、グリグリッと巻いてくる私の釣りとは全くスタイルが異なるのだが、30cmUPを上手に3匹も釣り上げていた。
午後6時過ぎ、日没を狙って入水した池で愛用のペンチを紛失したことに気が付いた。何処かで落としたのではないかと一旦水から上がり車まで戻ったが何処にもない。おぼろげな記憶を辿るが定かではなく、予備のペンチを携帯し再入水した。ワンド奥にバスがサスペンドしているのだが、「見えバスは釣れない」と諦め、少しずつ移動しながらティルサン(豪州製)を打っていく。取り敢えず小バス(16cm)を釣り上げホッと一息。
日没からは昨日と同様、クラッパーの登場。小バスがウロウロしていたワンドの奥に陣取り、手当たり次第に引きまくる。午後7時半、ガボッと良い音を立てて躍り出たのは35cm。締めはやっぱりクラッパーだなと納得し納竿した。今年は春が早かったので、トップのシーズンも前倒しって感じ。5月中旬を過ぎれは楽しい釣りができそうだ。
天気:晴れ 水温:18〜22.5℃ pH:不明
釣果:1〜2匹(バス)
午前11時前にSolid.Kさんとフローターで野池に浮かんだ。この池は水温が早くから上がっていたようで、既にヒシモが水面の4割程度を覆いそうな勢い。モデルA、ウイグルワート等のクランクベイトで岸際を打って行くが無反応。攻め方を換えてヒシモをゴブリンでテンポ良く攻めるがこれまた無反応。Solid.Kさんも同じようなので1時間も経たないうちに出水した。
2ヶ所目は山間の小さな池。樹木が池に覆い被さりとても良い雰囲気なのだが、水面にはギトギトと油が浮いている。ルアーが着水する度に無数の小さな魚が一斉にパチャパチャパチャと逃げまわるが、どうやらバスではなかったようだ。コツリともアタリがなく1時間少々で出水。
地図を見ながらアチコチと車を走らせ比較的クリアーな池に到着。岸から水中を覗き込むと倒木周りに25cm程度のバスを3匹発見。「魚を見たからには釣るしかない」と手早く入水の準備を済ませキャストを始めた。ワンドの奥には20〜25cmくいらの小バスたちがうじゃうじゃいる。彼らはルアーよりもフローターに興味があるようで、気が付いたら30匹ものバス達に取り囲まれじっと見つめられていた。バスは沢山いるのに何故かこの池でもノーヒット。
バスは確実にいるのに反応しない・・・。あまりにもスッキリと晴れ上がった天気が原因なのかもしれない。午後4時を向えるというのに2人とも本日はボウズ状態。次は確実につれるハズの小さいマッディーな池へと車を走らせた。普段なら簡単に釣れるであろう簡単な池なのにキャストを繰り返しても反能無し。いったい今日はどうなっているんだろうと首を傾げるしかない。開始1時間でやっとSolid.KさんがモデルAで20cmオーバーをキャッチ。日没間際で入喰いタイムの到来かと思いきや彼が20cmを追加して、魚は沈黙。
余りにも釣れず、半ば涙目になりながらクラッパーで一発勝負をかけ一定のリズムでポコポコと引く。日没を過ぎ、周囲が暗くなった頃にシュボッとヒット。この日、最初のヒットとなり、余りに嬉しく少々強引に引き寄せる。クラッパーの大きなフックを咥え、竿先にブラ〜ンとぶら下がったのは僅か31cmのバスだった。
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