
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2002年11月
天気:曇り 水温:不明 pH:不明
釣果:3匹(鯉、ニゴイ、ナマズ)
午後6時半、まだ産卵に行かず残っているかもしれないスズキを狙い竿を振る。時折、ボラが跳ねるので魚は入っているようだが、ルアーへの反応はなかった。粘ってもダメだと思い、1時間半で切り上げ場所を移動。
ポイントに到着し、静かに様子を伺っていると、水面近くで小魚の群れが泳ぎ周っているのが確認できた。BOXの中から取り出したのはシンキングペンシルのシコ・トゥイッチャー。自分では絶対に購入しないであろうタイプのルアーを入手する機会に恵まれたので、どんな泳ぎをするのか試しに使ってみることにした。
この手のルアーは「一発で根掛かりしそう」「巻き抵抗がない」「釣れる気がしない」等の理由から、釣具店店頭で手に取ったこともなかったが、開始早々に75cmの巨鯉をキャッチ。なんとスレ掛かりではなく、サックリと口にフッキングしていた。その10分後、今度は60cmのニゴイ。かなり良い引きをしたのでスズキだと思い込んでいたのだが、足元に上がってきた魚の口にはヒゲがありガックリ。
午後9時を過ぎ、そろそろ帰ろうかと思っていたところに今度は65cmのナマズがヒット。シコ・トゥイッチャー1個でヒゲがある魚を3種類も釣ってしまった。このルアーってもしかしたら、ヒゲのある魚専用ルアーなの!?
天気:雨後曇り 水温:13.5℃ pH:不明
釣果:2匹(雷魚、ヘラブナ)
昼から魚を求めて某河川をうろつく。車を使ったラン&ガンのスタイルでアチコチに立ち寄り、竿を出したが空しいキャストが続いた。河原を延々と歩き、良さそうな流れの中にルアーを打ち込むが反応はない。ちょっと水深がある場所には鯉が群れで泳ぎまわっているが、ルアーに反応する魚は皆無だった。
潮の干満による影響で一時的に魚が集まる場所があるので、頃合いを見計らって釣り場に到着し竿を振り始めた。小魚は確かにいるのだが、その数は少なく、追われている光景もみられない。諦めぎみにキャストをしているとモゾッとアタリがあった。明らかにスレ掛かりなのでフッキングせずにラインテンションを緩めたが、魚はラインをどんどん引っ張り泳いでいく。魚が暴れてポイントを荒らさないように徐々に引き寄せてくると、40cmを越える見事な体格のヘラブナ。尾鰭にRスペックミノーのフックがサクッと掛かっていた。
1匹目が巨ベラのスレ掛かりだったので、気持ちが少々滅入ったが、次の1匹に期待を掛けてキャストを繰り返す。ヘラを釣った3分後に再びヒット。今度は激しく頭を振るのがロッドに伝わって来たので、グリグリッと巻き合せをしてから魚とのやり取りを開始。始めは元気が良かったのだが、途中からドヨヨォ〜ンって感じで抵抗せず上がってきた魚は50cmの雷魚。
その後、小魚達は何処かに散ってしまい、釣れる気がしなくなったので納竿した。因みに今回は、ウナギ採りの籠を沈めてあるロープに2度もルアーを引っ掛け腹立たしい思いをした。ルアーを回収するためにウェーダーで入れるギリギリまで入水し、水の中に腕を突込みフックを外したが、「こんな所にロープを張られたんじゃ釣りにならないだろ!!」と思わず声が出た。ウナギ採りの皆さん、頼むから、もうちょっと場所を考えて仕掛けを設置して欲しいぞ。
天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:7匹(ナマズ、雷魚、鯉、ボラ)
前夜空振りに終わったので、昼から道具を車に積め込み、何処かグッドな釣り場はないものかとアチコチ探しまわることにした。何処に行っても魚っ気がなかったのだが、1ヶ所だけ水面がざわついている場所を見つけた。ここでは無数の小魚が水面を賑やかに泳いでいるので、ルアーに反応する魚がついているだろうと考え、丁寧にキャストを重ねた。
開始20分でシーウォッチャーを使い55cmのナマズを1匹。続いて、シャロートプスで60cmのボラを1匹釣り上げた。小型ミノーならボラは口を使うが、サイズ的には結構大きな部類に入るシャロートプスのフックをガッチリと咥え込んでいたのでビックリ・・・。その後は鯉の群れが入ってきたので、スレ掛かりの嵐となった。竿をしゃくって合わせるとフッキングしてしまうので、ブルッとあたった時にはそのまま放置。それでも背鰭や尾鰭にフッキングしてしまうことがあり、巨鯉との力比べが始まる。
本来トラウトロッドであるウエダのトラウトプラッギングスペシャルがブチ曲がり、アンタレスver2から20lbのラインが引きずり出される。魚とのやり取りは豪州遠征の練習になるのだが、練習相手にさせられた鯉は堪ったもんじゃないだろう。おまけに巨鯉を真面目に狙っている鯉釣師からは石を投げられそうだ。
エスフォーNEOで65cmと80cmUPの巨鯉を釣った後、シュガーミノーで80cmUPを1匹追加。ポイントを散々荒らしてしまったので暫くはダメかと諦めていたところに60cmの雷魚がヒット。80cmオーバーの鯉を釣った後では少々物足りない感じがしたが、スレ掛かりでない事にホッと一安心した。
午後4時を過ぎ、潮が上がってきたので魚が散ってしまい、アスリートバイブのブンブン投げで広範囲にチェックする。コツッとあたったポイントに再びルアーを通して60cmのナマズをキャッチ。その後は反応が無くなってしまったので納竿。結局、日没まで竿を振って、ナマズ2匹、雷魚1匹、ボラ1匹、鯉3匹の4種類、7匹を釣り上げた。釣れた魚はどれも大きく、左腕がだるくなるほど。最近、体力低下が著しいようなので、メーターオーバーを狙う豪州遠征に向け少し体を鍛えないとヤバそうだ。
天気:曇り時々晴れ 水温:不明 pH:不明
釣果:0匹
午後8時半、風がなく暖かだったので某河川へ様子を見に行った。たまにボラが跳ねるがルアーへのアタリはない。潮は悪くないハズなのだが、狙っている魚は来ていないようだった。粘っていれば魚が入って来るかもしれないが、以前から気になっていたポイントへ移動することにした。
ヘドロが分厚く堆積する岸際をズブズブと進みながらキャストを繰り返す。水深が浅いので、シャローを引けるグースに期待をかけた。しかし、何投もしないうちにルアーを引っ掛け、思わず涙目になる。購入してからまだ1匹も釣ったことがないグースをロストするのは少々辛い。竿を煽ったり、引っ張る方向を変えたりと10分以上かけ、どうにか回収することができた。ルアーは引っ掛かるし、ボラすら跳ねない場所なので早々に退散。最初に竿を出した場所へ戻ることにした。
薄暗い駐車スペースに到着するとシーバス狙いの釣り人らしき人が準備をしていた。その人は、先日開催したシーバスダービーをサポートしてくれたsenさんであることが判り、二人揃ってキャストを繰り返す。表層から順に、狙う水深を下げていったが反応はない。場所を移動しつつ深夜11時半まで竿を振り続けたがコツリともルアーに当らずギブアップ。どっと疲れが出てきて大人しく帰路についた。
天気:晴れ 水温:11.5℃ pH:不明
釣果:0〜2匹(シーバス、ナマズ、鯉ほか)
今年は例年開催されていたショップ関係のシーバス釣り大会が全て中止となったので、大胆にも個人的に開催することにした。2週間という短い期間の中でホームページ上で告知すると伴に、近隣の釣具店を周り企画を紹介して歩き開催にこぎつけた。
朝から近隣の釣具店を周り大会開催の挨拶をした後、noppoさんとnoppoさんのお兄さん協力を得て、シーバスダービー受付検量会場の設置。午後3時から受付を始め、参加者を見送ってから自分も会場近くで竿を振り始めた。大潮前の中潮であり、決して悪くない潮まわり。しかも風がないため、寒さに凍えることもなくキャストを続けた・・・。
たまにボラが跳ねる程度で魚っ気は少ない。普段だったら、とっとと見切りをつけて場所を移動するか、家に帰ってメシ食って寝るかって感じだが、大会の主催者であるため、移動もできず帰ることもできない。あがいても仕方がないので、きっと参加者の誰かが釣ってくれるだろうと、のんびり構えることにした。
真夜中、テントの中でsenさんとA.K.さんが用意してくれたストーブに当たりながら、カップラーメンを食べたり、ウトウトしながら過ごしていると、Solid.Kさんから入電。同行しているA.K.さんが50cm程度のシーバスを釣ったとの連絡が入った。時合の到来と判断し、急いで準備を整えキャストを開始。ルアーをとっかえ引っ替えして辿り着いたのがK-TEN BKF115。スローな棒引きでは全く反応がなかったのだが、ストップ&ゴーを試してみると40cmをやや上回る魚がしっかり食ってきた。
「腐っても鯛」という言葉をもじって、「腐ってもK-TEN」と私は以前から言っているのだが、このルアーは塗装がハゲ落ちても良く釣れる。最近、アイマに代表されるような細身のシャローミノー人気に追われ、使う人が減り釣具店で安売りされている。しかし、定価の50%引きになろうが、ワゴンセール扱いになろうが、釣れるルアーは釣れるのである。シャロー攻略のブームが去ればきっと見直される時が来るだろう。シャローミノーでは釣れない魚が沢山いることに気が付くはずだ。
取り敢えず今回の大会で2匹は釣れたので一安心。後は参加者が、もっとデカイ魚を釣ってくれるのを待つのみ。しかし、いつまで経っても検量所に魚を持ってくる人がいない・・・。結局、朝を迎え終了の午前8時少し前にA.K.さんが前夜仕留めたシーバスを持ってきた。サイズは50cmを切る48.5cm。後で知ったのだが、彼にとってこの魚は初めて釣ったシーバスだったらしい。
A.K.さんは、この1匹で参加者が提供した推定総額3万円以上のルアーや釣り関係の小物を総取り。2位になった私は、メーカーや釣具店から頂いた、Tシャツ、帽子、ライン、ルアー、ステッカーをゲット。5位まで準備していた賞品はジャンケン大会で参加者の手に渡った。大会の結果はこちら。
天気:晴れ 水温:12.5℃ pH:不明
釣果:2匹(ナマズ、雷魚)
前日は、来週に控えているシーバスダービーの準備と釣具店巡りで竿が振れず、今日も午前中一杯は準備に掛かりっきり。ダービー開催までに日数がなく、広く世間一般に告知することができないため参加人数は少なくなりそうだが、「どうせやるんだったら楽しまなきゃ」と開き直り、知恵を絞って参加者の受入態勢を整える。
午後は一段落したので竿を持ち某河川へ向った。強風が吹き荒れる中、ウェーデイングしている釣り人を発見。案の定、そんちょうさんだった。様子を聞くと「魚はいなかったが、カモメが釣れた」とのこと。上空を飛んでいたカモメが突然ルアー目掛けてダイビングしフッキング。彼が操っていたルアーは本物の魚にそっくりだったに違いない。
竿をたたむ彼と入れ替えで、ルアーを投げ始めたが無反応。水温はぐっと下がっており12.5℃しかなく、鯉の姿すら見受けられなかった。キャスト&移動を繰り返し、広範囲に探りを入れたがお手上げ状態。丁度その時、Solid.Kさんから電話があり、場所を移動することにした。様子を聞くと彼が釣っている場所も魚の反応はないようなので、別の場所まで足を伸ばす。
膝まで潜る泥と格闘しながら足場をキープし、キャストを開始。X80swを扇状に打っていくが無反応。この場所も魚がいないのか・・・とガッカリしながら、根掛かりによるロスト覚悟でアスリートバイブの絨毯爆撃戦法に切り替えた。すると数投目でモゾッと魚の反応あり。すかさず再び反応があった場所にルアーを通すとナマズ(60cm)が食ついてきた。
ナマズをリリースした直後の1投目、幸運にも再びヒット。水面近くで激しく暴れる魚を強引に引き寄せてくると、今度は60cmの雷魚だった。その後、再び雷魚らしきヒットがあり、暫しやり取りをしたのだがフックオフ。バイブへの反応がなくなったので、ミノー各種を引き倒すがこちらも反能なし。日没が迫り、急に気温が下がってきたので、午後5時過ぎに納竿した。
2002/11/4 静岡県西部の某河川
天気:晴れ後曇り 水温:17℃ pH:不明
釣果:10匹(雷魚、鯉)
午前11時半、前日の貧果にめげず竿を振りに出かけた。相変わらず強風が吹き荒れているため、狙ったポイントへルアーを投げるためには風の向きと強さを考慮したキャストを強いられる。開始20分で最初の1匹目となる50cmの雷魚をサラナでキャッチ。この1匹から雷魚の入れ食いが始まった。
60cmUPの2匹目を釣った段階でフックがグニャグニャに捻じ曲がり、ルアーチェンジを余儀なくされる。ウェービーに交換し根掛かりに注意しながらリトリーブを繰り返し、50cmUPを2匹キャッチ。続いて60cmジャストの丸々と太った鯉を尾鰭のスレで5分近く掛けて釣り上げた後に、60cmUPの雷魚を1匹追加。これでフックが修復不可能なほど変形してルアーチェンジ。
水面ではボラっ子が群れて回遊しているので、前回の釣行で雷魚の歯でボロボロになったシャッドラップSSRを風に乗せてフルキャスト。時折、トウィッチを混ぜながらテンポ良くリトリーブを繰り返し、60cmUPの雷魚を1本釣り上げた。60cmUPというのはバルサのラパラには酷過ぎたようで、貫通しているワイヤーが捻じ曲がり、腹部と尾部が割れて見るも無残な姿と化した。
このポイントで使えそうな手持ちのルアーが無くなってきたので、余り出番のないショアバレット90Fに手を伸ばす。これで60cmUPを2本追加し、X80swにチェンジ。さすがにもう雷魚はいないだろうと思いつつ、広範囲にキャストを繰り返していると、ゴンッという強い衝撃と共にラインが引きずり出された。その引きの強さから完璧に巨鯉のスレ掛かりだと思っていたのだが、浮いてきたのは72cmの雷魚だった。
これにて本日は打ち止め。数えてみると1ヶ所のポイントで9本の雷魚と鯉を1匹釣り上げていた。釣り上げた雷魚のクリッとした大きな目を見ていると、子供の頃、近所の今之浦川でBM-1とスピードスティックの組み合わせで雷魚を釣りまくっていた頃を思い出した。おこずかいを貯めて無理して買ったアムコの両開きボックスを自転車の後部荷台にくくり付け、よく釣りに行ったっけ。
雷魚を釣るには、やっぱり丈夫なヘドンのルアーが一番。フックはド太くて丈夫だし、塗装が剥げることもなく、プラスチックも厚かったので安心して使うことができた。今回使用したルアーはどれもフックがグニャグニャに変形し、塗装が剥げ落ちボディは傷だらけになったが、ウェービーのコーティングはかなり丈夫に出来ていることが判ったぞ。
天気:晴れ後曇り 水温:13℃ pH:不明
釣果:0〜1匹(ナマズ)
午前10時過ぎ、ナマズを釣りに某河川へ向った。釣り場に到着するとゴウゴウと吹き荒れる強風の中、珍しくウェーディングしている2人組みがいる。後から来た相棒Sとともに彼らの下流に入り竿を振ってみるが魚の反応はない。少しずつ移動しながらキャストを重ね、開始30分ほどでビジョン110swを使い50cm程度のナマズを1匹釣り上げたが、その後はアタリがない。
午後1時前、上流でウェーデイングしていた釣人がスズキを掛けたが、派手なエラ洗いをされロスト。多分、70cmはあったに違いない。そんなのを見てしまうと、気合が入って長居をしてしまいがちだが、あまりに反応がないので場所を移動した。途中、青いジムニーに乗る巨鯉狙いの兄ちゃんと、暫し川を眺めながら雑談をする。彼の仲間は皆、メーターオーバーの鯉を狙っており、その引きの強さや狙って釣る面白さはルアーで釣るスズキやバスを遥かに凌ぐという。たまに巨鯉にルアーがスレ掛かりしてラインをブッ千切られる事があるが、こんな時は相手がメーターオーバーである可能性が高そうだ。
川の様子を見ながら、良さそうな所で竿を出してみるが無反応。午後2時前、一旦帰宅し夜に備えて一服した後、シーバス狙いで準備を整え釣り場に向った。前日釣れた時間や潮の具合を参考に、ベストタイムにベストなルアーを魚の前に通したいのだが、中々上手くはいかないものだ。時折、ルアーにブルッ、ブルッと当たるのだが相手は何だか分からない。
気が付けば、相棒S、noppoさん、Solid.Kさん、アルフさんが近くで黙々と竿を振っていた。自分独りで竿を振っていると突然空しさに襲われ、とっとと竿を片づけ家に帰りたくなってしまうのだが、顔見知りの面々が誰も釣れていないと、変な「安心感」を感じてしまうから可笑しなものだ。それに加え、自分が帰った後に、「爆釣でしたよぉ〜」なんて言われたくないので、つい見切りをつけるのが遅くなり時間を無駄に費やしてしまう自分が不甲斐ない。結局、本日の釣果は午後10時半近くまで竿を振って、昼間釣ったナマズ1匹のみ。寒さが身に染みた1日だった。
2002/11/2 静岡県西部の某河川
天気:晴れ 水温:16℃ pH:不明
釣果:1〜9匹(雷魚、ナマズ、スズキ、ヒイラギ)
午前8時、某河川でキャストを開始。開始45分でシュガーミノーを使い怒雷紋がくっきりとした雷魚(53cm)をキャッチ。僅か1匹釣っただけで、ルアーには釘で穴を開けたような歯形が付き、スプリットリングは伸びて変形していた。バスやスズキではここまでルアーは痛まないので、改めて雷魚のパワーには驚かされる。
雷魚を釣った後の3〜4投目、ルアーにゴミが付いていたので竿を鋭く振って取り除く。上手く取れないので、ルアーを手元に寄せゴミを取り除こうと手を伸ばしたら、それはゴミではなく愛竿ウエダ(トラウトプラッギングスペシャル)のトップガイドだった・・・。自分が目にしている物は明らかにトップガイドなのだが、にわかに信じがたく、もしかしたら見間違いじゃないかと何度も竿先と手元にあるガイドに目線を向ける。
悔やんでいても仕方がないので、急遽自宅に戻りアームズスティックASC66MLを掴んで釣り場までトンボ返り。再び竿を振り始めて間もなく63cmの雷魚をシーウォッチャーで仕留めた。豪州のバラマンディ釣りでは欠かせないこのルアーだが、ウッドで出来ているためか案外もろく、尻の部分にクラックが入ってしまった。「高いルアーなのに・・・」と独り呟きながら、先日購入したS-Fourネオに交換。直ぐに小型の雷魚がヒットしたが引き寄せている最中に激しく抵抗されフックオフ。
気を取り直し流心に向けブンブンとS-Fourネオを投げていたら、フッと一瞬引き抵抗がなくなった。アレレ???と思いながら竿を軽く煽ると、ズド〜ンと魚が飛び上がり、首を激しく振りルアーを吹き飛ばし逃げていった。魚は60cmくらいのスズキ。余りにも呆気なく、何もすることができずに暫し愕然となる。その後は、シャッドラップSSRとウェービーで雷魚を2匹(60〜65cm)、アスリートS9、ウェービー、X80sw、K-TENBKF9でナマズを4匹(50〜67cm)追加して午後2時前に納竿。
午後7時半、対象魚をスズキに絞って再び釣行。釣り場には既にnoppoさん、そんちょうさんが竿を振っている。程なくSolid.Kさんも合流し、4人並んでキャストを繰り返した。noppoさんがヒイラギをスレ掛かりで釣った後は、誰一人コツリともアタリがないので「魚がいないねぇ。」「何だか空しいねぇ。」「魚の数より釣り人の数の方が多い」などとボヤキながらもルアーをアレコレと交換しつつ、魚が周ってくるのをひたすら待つ。
最初に運命の女神が微笑んだのは、最も上流側に立っていた私。それまで引いていたシャローミノーから少し潜るサスケSF-120に交換して僅か数投目でヒットした。今回は昼間の釣行で竿を折ってしまったので、シルバークリークMFS-802を使用。基本的にトラウトロッドなので強引な事はできず、魚の引きを楽しみつつハラハラしながら体高がある63cmのスズキを無事岸へと引きずり上げた。
写真を撮ってリリースした所に「遠州野郎BBS」のイタニさんが竿を持たずに登場。近況を聞きながら竿を振っていると、今度はノッポさんを飛び越し下流にいた、そんちょうさんのTJフララにヒット。やや強引とも思える豪快な魚とのやり取りで無事に65cmをキャッチ。続いて最も下流にいたSolid.KさんのアスリートF12にもヒットしたがフッキングには至らなかった。
イタニさんが帰ったあとは沈黙の時間が続く。そんちょうさんが釣ってから丁度1時間経った時にnoppoさんの竿が曲がった。岸際で最後の抵抗を繰り返す魚をタイミングよく岸に引き上げ63cmをキャッチ。ヒットルアーはショアラインシャイナーR50だった。これで本日は打ち止めになり、午後10時半前に納竿した。
「Fishing Report」の目次に戻る。
トップページに戻る。
私へのメッセージは こちら へどうぞ。

Copyright (C) 1997-2002 tamatebako