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擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2003年2月


 天気:曇り 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0〜1匹(スズキ)

 午後8時過ぎ、釣り場に到着。丁度、noppoさんがポイントから上がり、車の所へやってきたので様子を伺った。彼は数分前に57cmを釣り上げたばかりとのこと。これはチャンスとばかり、急いで準備を整え、noppoさんとそんちょうさんの横でキャストを開始する。30分程、竿を振っても反応がないため、リップルポッパーに付け替え水中に沈むストラクチャーの上を攻めることにした。

 少しずつ移動しながらキャストを続け、魚の反応を探るが無反応。今日は同攻めようかと考えている時、noppoさんから「そんちょうさんが、今ファイト中!!」とのホットな電話が入った。急いで現場に駆け付けたが、既にリリースした後。サイズは71cmだったとのこと。「トップなんかで遊んでいる場合じゃない!」と自分に言い聞かせて、真面目に?ミノーを引き始めたが、後の祭り。延々と空しいキャストを続けるハメになった。

 気がつけば時計は真夜中の12時を周っており、疲れがドッとでてきた。延々4時間以上も竿を振り続けても、私には一度もアタリすらなく、集中力がブチ切れギブアップした。


 天気:曇り 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0〜1匹(ボラ)

 自分でも呆れるくらい、釣り場にセッセと通う。しかし今日は毎週楽しみにしているTV番組、松嶋菜々子さん主演の「美女か野獣」の日。絶対に見逃さないように終了時間をキッチリと決め、釣りをすることにした。釣り場に到着すると、既にそんちょうさんが竿を振っている。私は毎日のように竿を振っているのだが、彼も毎日通っている。完璧にシーバス釣りにどっぷり嵌まってしまった一人に違いない。

 開始早々、大きな捕食音が聞こえただけでなく、横で竿を振っていた そんちょうさんが1匹バラしたため、鼻息荒くキャスト&リトリーブを繰り返した。釣りが可能な時間は1時間少々しかない。魚が直ぐ近くにいることは分かっていたので、ワンチャンスにかけ神経を研ぎ澄ませる。

 普段より潮目が岸際まで来ており、大遠投しなくてもチャンスがありそうだと期待しながらキャストを続ける。しかし、殺気が魚に伝わったのか、期待しているようなガツンというアタリはない。アイマのスローリトリーブを繰り返しているとコツッと待望のアタリ。巻き合せでしっかりあわせて、魚の感触を楽しもうと思ったが、何だか巻き心地が随分軽い。「何だ?何だ?」と疑問に思いつつ、ハンドルを回して岸に引き上げると、魚は25cm程度のボラだった。てっきりスレ掛かりだと思っていたが、尻のフックがしっかりと口に刺さっていた。この一匹釣った後は無反応。時間が許されるギリギリの時間まで懸命に竿を振り、午後9時半に納竿とした。


 天気:雨後曇り 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0〜1匹(スズキ)

 午後9時からキャストを開始。10時にnoppoさんが登場するまでの1時間は、なんの反応もなかった。しかし、彼が来たとたんに魚がヒット。フルキャスト後、数回ハンドルを回した時にガツンと来た。魚は一気に横へ走ったかと思うと反転し、今度はこちらへ向って泳いでくる。糸フケを出すとバラす可能性があるので、懸命にハンドルを回し糸を巻き取った。

 エラ洗いは一度もせず、兎に角、泳ぎ回るのでスレ掛かりに違いないと判断。もしかしたらボラかもと一瞬嫌な予感もしたが、泳ぎの力強さからボラではないと確信を持った。結局、岸に上がってきたの68cmのスズキ。因みにヒットルアーはアイマ・コモモ。私が今シーズン持ち歩いているルアーの中では、最も信頼度と使用頻度が高いこのルアー。「困った時のアイマ」って感じだ。

 本日は午後11時過ぎに納竿。私が帰った僅か5分後、senさんがシャロー系ジョイントミノーで72cmをキャッチした情報が飛び込んできた。同じ釣り場で竿を振っていたのだが、ほんの少しだけ納竿するのを延長すれば良かったと反省している。


 天気:雨後曇り後晴れ 水温:9.0℃ pH:不明
 釣果:0匹

 午後6時半過ぎ、釣り場に到着。吐く息は白く、水面を暫く眺めるが魚っ気はない。一足早く6時頃から竿を振っていた、そんちょうさんに様子を聞くと、魚のアタリは全くないようだ。雨により水温が一気に低下したのかと思い、試しに計ってみると予想に反して僅か1℃しか低下していなかった。

 午後7時半に登場したsenさんは、反応の無さに小一時間で切り上げ、そんちょうさんも、粘っても無駄だと判断したのかあっさりと納竿。一方、昨晩悔しい思いをした私は、どうしても魚の感触を味わいたいと粘ったが、あまりの静けさに集中力が続かず、午後9時半にギブアップ。


 天気:曇り 水温:10.0℃ pH:不明
 釣果:0〜2匹(スズキ)

 夕方6時頃、のんびりTVを見ながら晩飯を食べ、今日はどうやって攻めようかと考えている最中に携帯メールや電話が相次いだ。先ずは、そんちょうさんが某河川で60cmをキャッチ。ほぼ同時刻に別の河川の河口で釣っていたSolid.Kさんから1投目でランカーサイズを釣ったとのこと。そしてトドメは、食事が終わってから行こうと考えていたポイントで釣りをしていた双子のパパさんから、さらにホットなメールが入電。65cm前後と、80cmUPを立て続けにゲットしたとのこと。どうやら県西部地区の各地で同時多発的にシーバスが爆発していることが判った。

 晩飯もソコソコに、慌てて釣り場に向った。既に連絡があってから45分程度が経過。シーバスの時合はとても短く、これを逃すと非常に厳しい展開となる。鼻息荒く竿を振ったが、予想どおり既に時合は終了していた。トップから始めて持参したルアーをアレコレと試してみるが無反応。諦めかけた時にアイマ・コモモにコツリとアタリがあったがそれ以上のことは何も起こらなかった。

 午後8時過ぎに、そんちょうさんが登場。諦めかけていた私を尻目に、ナント彼は釣り場に来てから30分もしない内に81cmのランカーサイズをゲット。その30分後には彼の立っている場所から僅かに数メートルのところで、派手な捕食音とともに水柱が立った。彼が高速リトリーブで回収しているルアーを突然襲ったのだ。この時は近くで釣っていた私もビックリ。思わず「うわっ!!」と声を上げてしまった。

 午後9時過ぎに現われたsenさんは1時間程度で竿をたたみ、80cmUPを私の目の前で釣り上げた、そんちょうさんも納竿。一人ポツンと取り残された私は最後のワンチャンスに掛け、懸命に竿を振る。しかし、残念ながら私の竿は曲がらず午後11時前にギブアップ。今日は海が荒れたため、魚が河口に集まって来たのが各地で釣果報告が相次いだ理由だと考えた。こんなチャンスは中々ないのだけど、魚を手にすることができず少々凹んだ。まだまだ修行が足らないようだ。


 天気:晴れ 水温:10.0℃不明 pH:不明
 釣果:0〜2匹(スズキ)

 午後9時半過ぎ、連夜のボウズにも懲りず竿を振り始めた。開始15分でリップルポッパーにズボッとヒット。数回のやり取りの後、不覚にもバラしてしまい愕然となる。サイズはかなり良かったに違いない。まだチャンスがあるかもしれないとキャストを繰り返すが無反応。リップルポッパーにヒットしてから1時間、なんの反応もないのでアイマ・コモモに交換。スローリトリーブをしているとコツっと魚のアタリ。「やっぱり魚がいるのか!」とワクワクしたが、その後、ルアーへの反応はなくなった。

 次に魚が周ってくるのは1時間後だと予想をたてキャストを続ける。案の定、ヒットしたのは丁度1時間後の深夜12時。ヒットルアーはリップルポッパー。ルアーを流れに乗せて引いてきたら「ズボッ!バシュ!」と魚が襲い掛かってきた。ここでリトリーブを止めたら絶対に見切られると思い、合わせたい気持ちをグッと抑えてリトリーブを続ける。すると突然、水柱が立ち、ルアーが空中に弾き飛ばされた。これには思わず頭を抱えてしまった。フッキングしないのはリップルポッパーの浮力が高いためだと考え、即座にラドスケールに交換。

 少しずつ移動しながら、魚の様子を伺う。ラドスケールが流れの中で扇状にターンしたところで「ズボッ」という補食音とともに水中に引き込まれる。この時を待ってましたとばかりに「よっしゃ!」と巻き合せをしたが、フッキングミス。再び同じコースをルアーが辿るようにキャスト&リトリーブを繰り返すと、幸運にもまたヒット。確実に針掛かりしたと思い魚とやり取りをしたが、何故かフックアウト。ルアーを回収して見るとフックにはウロコが刺さっていた。

 私からのメールで駆け付けたnoppoさんと情報交換。彼は明るいうちはナマズ狙い。その後、某河川で50cm、80cmのシーバスを2本上げた後に浜名湖でメバリング。そしてその足で、ここまでやってきたと言う。雑談をしながらラドスケールを投げて適当にリトリーブしていると再び「ズボッ」とヒット。引きごたえからして小型のシーバス。「小さい、小さい」とnoppoさんに言いながらも、魚のファイトを楽しんでいると、ルアーがすっぽ抜けてしまった。一瞬、何が起こったのか判らず、リールのハンドルを必死に巻いたが、魚は既に去っていた。エラ洗いもしなかったのに、何故かスッポリと抜けてしまい、思わずその場にへたり込んだ。

 帰宅予定を大幅にオーバーして、家に辿り着いたのが午前2時近くになってから。余りにも悔しくて眠れない。今回、シーバスがトップにボコボコと出るという初めて体験。全部確実にフッキング出来ていれば、トップだけで一晩に5〜6匹釣れたハズ。途中、アイマで1アタックあったけど、ミノーやシンキングペンシルには無反応。「トップは釣れない」との意識が強いが、上手くはまれば爆発する場合もありそうだ。これからは投げる機会も増えるだろう。


 天気:曇り時々雨 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 仕事が早く終わったので、速攻で釣り場に向った。本日でナント5夜連続釣行。竿を振り始めたのが8時過ぎ。たまにボラが跳ねるが小魚はいない。1時間程、実績のあるルアーをアレコレ投げまくったが無反応。「たまには別の場所でやってみるか」と思いたち車を走らせた。ついた場所は、ストラクチャーあり、流れの緩急、光の明暗、シャローとディープ部など魚の寄り付きそうな場所が混在してる。いかにも大型が潜んでいそうなポイントなのだが、私のルアーへ反応する魚はいなかった。ノーヒットのまま、午後10時前に納竿した。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 日中は大雨。しかしながら夜は雲一つない満月の夜空。「今日もいっちょう行ってみるかっ」て感じで、4夜連続の夜釣りとなった。風がなく水面が穏やかだったので、リップルポッパースキッターポップなどトップウォーターの引きまくり。反応がないので、持参したルアーを手当たり次第に投げまくる。シャロー系ミノーだけではなく、根掛かり覚悟のシンキングプラグまで投入したのだけどコツリともアタリはなかった。午後9時から1時間半、懸命に竿を振ったが、こんな状況でギブアップ。連敗は何処まで続く???


 天気:晴れ 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 前夜、バラした1匹が非常に心残りだった。月曜日にも関わらず仕事から帰ってから速攻で晩飯を食べて釣り場へ向った。午後10時、キャストを開始。無風のため水面は穏やかで、時折、小魚がピチャピチャと跳ねる。「今日は大潮だし、こんな時はトップが効くハズだ」と独り言を言いながら、懸命にキャスト&リトリーブを繰り返すが無反応。

 午後11時半頃、1人ポツンと釣り場でキャストをしていると、突然、背後から釣り人に声を掛けられ超ビックリ。全く人の気配を感じていなかったため、心臓がバクバクしてしまった。彼にはびびったことを悟られまいと、平静を装い一言二言会話をした。取り敢えず様子を聞いたが彼も反応なかったらしい。

 深夜12時まで粘ったが、コツリともアタリがなかったので本日は納竿。それにしても、深夜に釣り場で声を掛ける時は、予め咳払いをするなど相手に気配を感じさせてからお願いしますね。特に単独で釣っている時はびっくりするので。


 天気:晴れ後曇り 水温:10.5℃ pH:不明
 釣果:0匹

 午後8時前、前夜と同じポイントへ到着。満月の下、黙々とキャストを繰り返す。前日とは45分潮がズレるので、そろそろ時合かと思っていた所でSolid.Kさんが登場し、2人並んで竿を振る。雲が出てきて月が隠れたのでチャンス到来かと、立ち位置を変えたり、ルアーをアレコレ変えたりして幅広く探るが無反応。

 午後10時半、シコ・トゥイッチャーを引くロッドにゴンゴンと2回、強い衝撃があった。隣りでリトリーブしていたSolid.Kさんのラインとクロスしたと思い、「申し訳な〜い」とお詫びをすると「なぁに〜?」という返事。その直ぐ後、前方でガバッと魚がライズ。どうやらラインがクロスしたのではなく、スズキがルアーを咥えた後、首を振って外したみたい。ロッドへの衝撃が魚だったと判り、もうガックリ。このワンチャンスを逃すと非常に苦しい展開となる。

 途中から来たnoppoさんも気合を入れて竿を振っているが反応はないらしい。時折跳ねるボラは随分遠い。魚はキャストで届く範囲にいないようなので、午後11時に納竿した。ワンチャンスを確実にものにしないと、魚が薄いこの場所で成果を上げるのは非常に厳しい。


 天気:晴れ 水温:9.5℃ pH:不明
 釣果:1匹(スズキ)

 晩メシを食べて一服したあと某河川にふらっと釣行。風もなく穏やかで、寒さも思っていたほど厳しくなかった。水面を眺めていても魚っ気を感じられず、少しずつ移動しながらシャロー系のミノーを30分ほど引き続けたが無反応。こりゃダメかなと諦めかけた頃に魚が動き始めた。

 時々、小魚が跳ねる音が聞こえだし、散発的にボラも跳ねる。時合の到来と判断し、先週、ナマズを釣ったスキッターポップを取り出しキャストを始めた。幸運にも10投しない内に「バシャッ」とアタック。正直言って、トップに反応する事を期待してなかったので、出た時は思わず「うわぁ出た!」と暗闇の中、声を出すほど驚いてしまった。

 フッキングには至らなかったため、必死になってキャストを繰り返したが沈黙。広範囲を探るため遠投性が高く、表層を引けそうなルアーは何かないかとウエストボックスの中をガサガサと探す。手にしたのはシコ・トゥイッチャー。リップのないルアーは巻き抵抗がなく、使っていても釣れる気がしないのだが、昨年はこのルアー1個で鯉、ニゴイ、ナマズのヒゲ3兄弟を釣ったこともあり、試してみることにした。

 「何だか頼りないなぁ」と自分でルアーを選んでおきながら、疑心を抱きつつキャストを繰り返す。キャスト開始10分、いきなりルアーがひったくられ、遥か向こうで魚が水面を割り、激しく暴れた。フッキングも確実に決まったようなので、何度となくドラグを鳴らす鋭い突込みを余裕を持って対処しながら岸に引きずり上げる。ヘッドライトの明かりで怪しく光る目を持つスズキは58cm。サイズの割に体高があり、どっしりしていた。このサイズなら群れている可能性が高く、他にもいそうだったが、追加することができず納竿した。


 天気:晴れ 水温:13℃ pH:不明
 釣果:2匹(ナマズ、鯉)

 昨晩の大雨から一転し、朝からスッキリと晴れポカポカ陽気。近所にある早咲きのサクラがチラホラと咲き始め、周囲は春の気配が漂う。余りにも天気が良いので竿を振っても釣れないだろうと考え、昼間は持ち帰った仕事をコツコツとこなして夕方から某河川へ向った。

 堰堤に立ち、水面を暫く眺め魚の気配を伺う。大量に降った雨のおかげで川はドロ濁り。「こりゃ駄目だな」と諦めかけた時に、大きな鯉が水面を割きライズした。狙っている魚とは違うが、魚がいることを確認できればルアーに反応する魚がいる可能性も高まる。シャロー系ミノーやバイブレーションで暫く反応をみたが、残念ながら空振りに終わった。

 対岸に移動しキャストを始めると、リトリーブの度に魚が当たる。鯉が集まっているようで、うっかりフッキングさせてしまうと大変な目に合いそう。ブルッと当たったらリトリーブを止めてラインテンショを緩め、フッキングしないように心掛ける。こんな事を繰り返していると、「モゾッ」とスレ掛かりとは違う反応があった。リトリーブを止め様子を伺うと、クンクンクンと竿先が動き、緩めに設定してあったアンタレスver2からラインを引きずり出し始めた。

 すかさずドラグを締め直し、力強く魚を引き寄せる。魚は横に走らないのでスレ掛かりとは違う感じ。数分間のやり取りの後、ウェーディングしている足元へ寄ってきたのは65cmの鯉。口にはSフォーNEOのフックがガッチリと刺さっていた。その後、ルアーをアレコレと交換しながらキャストを繰り返すが、水中に漂うゴミをやたらと拾ってしまうので昨日購入したスキッターポップに交換。トップウォーターならスレ掛かりはないし、ゴミも拾わない。釣果は期待できないが、ちょっと使ってみようとキャストを始めた。

 キャスト開始僅か2投目。超スロー・ノーアクションで引いていたルアーの後方水面が盛り上がり、「ズボッ」とルアーが水中に引き込まれた。一拍おいてから巻き合せをすると確かな手応え。ロッドをぐいぐいと曲げた魚は55cmのナマズだった。水温が13℃しかないのにトップにナマズが出るとは思いもよらず、記憶に残る1匹となった。


 天気:曇り後雨晴れ 水温:13〜19℃ pH:不明
 釣果:0匹

 午前中は床屋に行った後、馴染みの釣具店で国際釣り博2003(東京)の様子を聞きながら最新カタログを拝見。続いて、別の釣具店へ足を運びにロッドを購入した。実はこのロッド、注文してから手にするまで何と2年9ヶ月もかかっている。「今シーズンはこれで小バスを爆釣かぁ〜」と言いながら、フニャフニャと柔らかいベイトロッドの調子をしっかりと確かめた。

 昼飯を食べた後、某河川へ向う。毎年この川は他と比べて魚が釣れ始めるのが早いため、様子を探るのが目的。案の定、10人程の釣り人がルアーを投げていた。少しずつ移動しながらキャストを繰り返し、広範囲に探りを入れる。釣れるのか釣れないのか今イチ良く判らないシンキングペンシル:ブルースコードをキャストしていると「コツン」と当たり、一気にラインが横に走った。明らかにスズキとは違う力強い引き方から、コイのスレ掛かりと思われたが、姿を見ずしてフックオフ。

 その後、温排水が流れ込む周囲を中心にキャストを繰り返したが無反応。リップがないため良く飛ぶブルースコードを気持ち良くブンブン投げていたら、不運にも遥か遠くで根掛かりしてロスト。このロストで一気にテンションが下がり、別の河川へ移動することにした。

 ポイントに着き暫く水面を眺めていると、たまにボラが跳ねる。しかし、スズキに追われて逃げまわっているような跳ね方ではないので望み薄。小一時間、ルアーをアレコレと交換しながら反応を探ったが、私の微かな期待に応えてくれる魚はいなかった。午後7時前に納竿。


 天気:晴れ 水温:不明 pH:不明
 釣果:0匹

 極寒の仙台出張で牛タンと新鮮な海産物を堪能し、長引いた風邪でめっきり低下した体力も回復した気がする。当初、SIMAGONでマス釣りでもしようかと考えていたのだが、今シーズンのバス釣りを組み立てるため、野池の様子を見ておこうと思い立ち車を走らせた。

 一通り有名どころや昨年好調だった池をぐるりと周り、状態を確認した。有名どころの池にはブラックバスの放流を禁止する立派な看板が立ち並び、「在来魚保護のため外来魚の釣り(リリース)はご遠慮ください」との一文が明記されている。この地域にバスが持ち込まれて30年近く経ち、既に生態系へ組み込まれている野池のバスだが、釣った魚を他の場所に移したりすることは県条例違反になることは周知のところ。それにしても、つい数年前、改修のために水が干され、多くの水生動植物が死滅した野池で「在来魚保護のため」と看板を掲げても何だか説得力に欠け、行政の対応に思わず苦笑してしまう。

 良さそうなポイントではクランクベイトシャッドを引いてみたが、予想どおり無反応。フラッと立ち寄り竿を出したぐらいで魚が釣る程、今の野池はイージーではない。ハードルアーに魚が反応するようになるには、もう少し水温が上がる必要がありそうだ。

 晩メシを食べに一度家に戻り、装備をシーバス用に入れ替え某河川へ向った。ボラが時々飛び跳ね、魚は入ってきているような気がするのだが、ルアーへの反応はない。1時間半程竿を振ったが、淡い期待は裏切られストップフィッシング。確実に魚を釣るにはやっぱり管理釣り場だと再確認した。


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