フィッシングリポートタイトル 13KB

擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2003年7月


 天気:晴れ後曇り 水温:26.8〜27.0℃ pH:6.0〜6.5
 釣果:7匹(バス5匹、ギル2匹)

 午後3時前、Solid.Kさんと野池へ入水。以前、ナイターで一度オイシイ思いをしたのだが、それ以降はまるっきりダメで連敗続きの池。バスはいるハズなので、今日こそはと期待しながら竿を振り始めた。しかし、小バス、小ギルは見えるがルアーに反応しない。1時間ほどやったが1チャンスもなく、このままではボウズ確定。緊急避難的に根こそぎ君Uを取り出しロングキャストを開始した。

 私が根こそぎ君と名付けただけあって、さすがにこのルアーは釣れる。僅か数投目で小ギル(15cm)をキャッチ。投げ続ければ数釣りが可能なのは判っているが、自粛してトップ系ルアーに切り替える。対岸を攻めていたSolid.Kさんから様子を聞くと、まるっきりダメな模様。2人で1時間半やって小ギル1匹の貧果に、そそくさと撤退することにした。

 Solid.Kさんと別れ、車を30分程走らせる。昨シーズンは40cmUP連発の池だったが、今季は大幅にサイズダウン。釣れる魚が30cm前半になったので暫く足が遠のいていたのだが、状況確認のため浮かぶ事にした。開始10分、ウィードの切れ目にクラッタータドポリーを放り込みグリグリッと巻いていると、横から黒い陰が襲い掛かった。ウィードの中に潜られると厄介なことになるので、瞬時に竿を立て、魚をウィードの上に抜き上げ一気に引き寄せる。

ウィグルワート 4KB 出方が良かったのでサイズを期待したのだが、釣れたのは僅か28cmのバス。しかし狙いどおりに釣れたので満足度は高い。続いて、ハルコのスコーピオンシャローモデルで21cm、SMシャッドを少し大きくしたような新商品ウルトラスレッジで21cmの色鮮やかなギルを釣り上げた。

 午後8時、食用ガエルが元気に鳴き始めたので、ビッグバドに変えカッチョンカッチョンとスローリトリーブを繰り替えす。思惑どおりにズボッとヒットしたがフッキングミス。次のチャンスを期待して辺り一帯、引きまくったが無反応。魚はいるハズだからと、ミッドワートに変えて探りを入れたとたんに32cmが食ってきた。

 どうやらトップ系より水中系の方が反応が良いので、昨日活躍したDB2を取り出す。堰堤付近をグリグリと引いて23cmをキャッチ。続いてウィグルワートに換えて36cmを追加したところで魚が沈黙。午後9時半前に納竿となった。

 先日の釣行で長年愛用していたデジカメを水没させてしまったが、Solid.Kさんの御厚意により3千円という格安価格で入手できた。しかもこれまで使かっていたカメラの上位機種で3倍ズーム付きのDC3Z(35万画素)。これで心置きなくデカバス釣りに専念できるぞ。


 天気:晴れ 水温:28.2〜29.0℃ pH:5.5〜7.0
 釣果:1〜3匹(バス)

 平年より6日遅く梅雨があけ、真夏を思わせる陽気となった。午後2時、真っ昼間では到底釣れないだろうと思いつつもメジャーフィールドへ入水。私以外にフローターが5艇も浮いているのだが、誰も釣れている気配はない。延々3時間、過去に実績のあるポイントを丁寧に攻めるが反応はない。

 ゴミ溜りをゴブリンで攻めていると待望の初ヒット。25cm程度のバスがルアーを咥えて水中へ潜って行くのを確認し、強めのフッキング。しかし、ルアーがすっぽ抜けてロスト。続いて倒木周りに小バスとギルがウロウロしているのを発見。シケーダMGを使い水面に落ちた虫をネチネチと演出した。何度かアタックがあるのだが、魚が小さいようでフッキングしない。結局、この池では4時間も費やしノーフィッシュとなった。

 晩メシ代りにウドンをすすった後、先週40cmUPが相次いだ野池へ入水。Solid.Kさん、A.K.さんも合流しキャストを重ねる。このところの雨で水位が上昇しているものの、十分に岸打ちが可能。一通りトップ系のルアーを引きまくるが反応がないため、家を出る際にBOXへ忍ばせてきた往年の名品バグリーDB2を試す。

 離れていた所で竿を振っていたSolid.Kさんがリバイヤサン40cmをキャッチ。その直後、岬のサイド部を引いていたDB2に31cmがヒット。サイズが小さいので不満に思いつつ、本日、釣具店で購入したばかり中古ルアー ダイビングペッパー(300円)へ交換。同じポイントへルアーを打ち込みグリグリとリトリーブ。すると今度は32cmが食ってきた。

 水位が1m上がったら、釣れるバスのサイズが10cm縮んでしまったような状況に少々面食らったが、「時合の到来」と胸を膨らませサイズアップを狙う。しかし、続いて竿が曲がる人は誰もいない。僅か10数分という短い時合に、魚がいる場所へタイミングよくルアーを通すことが大きく釣果を左右する。

 午後10時前、A.K.さん、Solid.Kさんが相次いで納竿する中、何としても40cmUPを1本釣りたいとキャストを繰り返す。本日2匹釣った岬に再び戻り、ヒットルアーであるDB2を通すと狙いどおりにコツッとアタリ。鋭い巻き合せでフッキングさせ、一気に勝負を掛け強引に引き寄せた。釣れた魚は若干サイズアップした34cm。これ以上、期待できそうになかったので、同行者に続いて水から上がった。


 天気:晴れ 水温:28.0〜28.3℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス)

 午後5時過ぎ、Solid.Kさん、相棒Sと共に、ヘラ釣師に遠慮しながら離れた所から入水。過去の経験からこの池では「ココしか釣れない」というポイントへ向かいキャストを始める。既にそこはSolid.Kさんがトップ系ルアーを引いた後だが、攻め方が違えば魚は出るだろうと水中系ルアーを何度も繰り返えす。

 やっと反応したのは30cmの色黒のバス。「野池でのピーナッツUは無敵だなぁ」と感心しながら追加を期待したが打ち止め。この池では相棒Sがシャローラビットミニで25cmを1匹釣り上げたが、3人で小バス2匹の貧果なので1時間半で出水した。

 午後7時、A.K.さんと合流し某野池へ入水。この池へ入るのは今日で4日間連続となる。連日40cmUPが躍り出ていただけあって、もうダメかもしれないと思いつつ岸打ちを始めた。開始5分、まだSolid.Kさんが入水していないうちに、相棒Sがプレデターで39cmを引きずり出した。続いて私がチェックし終わった入水ポイント近くの小さなワンドで、Solid.Kさんがリバイヤサンを使い45cmをキャッチ。このポイントへ約20分後に入った相棒Sは、チャグペッパーでデカバス2本を相次いでロスト。

 延々キャストを続けていても反応が無い私とA.K.さんは、「釣れないねぇ」とボヤキながらキャストを続ける。彼はトップオンリーの攻め。一方、私はクランクをグリグリと引きまくる。岬のサイドをウィグルワートでゴツゴツと当ててくると、モワッと生物感。すかさず巻き合せをしてフッキング。シャカリキにハンドルを回すと、思わず笑いが込み上げるようなサイズ(29cm)のバスが水面を滑ってきた。リリース後、同じところにルアーを通すと、1投目で再びヒット。ガチガチのコンバットスティックをほとんど曲げずに、上がってきた魚のサイズは28cm。

 岬の先端を打った後、小バスを釣った側とは逆サイドを攻め始めたとたんに、明らかにデカバスと判る衝撃が竿に伝わってきた。夜釣りで小バスを釣り上げ、何だか拍子抜けしていた矢先のヒット。「でたぁ!!」と思わず声を上げ、懸命に暴れる魚とやり取りをする。掬い上げるようにフローターへ引き上げた魚は堂々の47cm

 サイズを計った後、すかさず同じところへウィグルワートを通す。2投目にして再び強い衝撃が手元に伝わってきた。僅か10分の間に4本目を掛け、コイツも中々のサイズ。私だけでなく後ろにいたA.K.さんも、この状況に「おおっ〜」と驚きの声を上げる。しばしのやり取りの後、フローターの横に浮いてきたのは45cm。私はこの4連発で一気に「昇天」。追加を期待しキャストを重ねたが、何を投げても魚は反応しなくなったので、午後9時過ぎに納竿した。


 天気:晴れ後曇り 水温:26.9〜28.5℃ pH:不明
 釣果:5匹(バス デジカメ水没

 先日、子供たちに紹介してもらった池へ午後5時半に到着。水辺に立つとバスの臭いがほのかに漂ってくる。きっとバスの密度は高いのだろうが、ルアーへの反応は鈍い。小バスがルアーの後ろを追いかけてきても途中で見切ってノーバイト。30分程、岸を丁寧に打つがバイトが無いため、チマチマアライ君を取り出した。

 ルアーを交換した直後に小バス(18cm)をキャッチ。「このルアーはやっぱり釣れるなぁ」と一人感心しながらキャストを続けるが後が続かない。結局、ナイター釣行に備え、クラッパーの羽の角度を修正するなど、ボックスの中に詰め込んである各種ルアーのスイムテストに時間を費やすことになった。

 午後7時、某野池へ入水。明るいうちにハルコ製のスコーピオンで27cmを釣った後は池が沈黙。今日はダメかと諦めて掛けた時、ビッグバドにズボッと出た。バーブレスフックなのでラインテンションを保ちながら、フローターの目前で暴れまくるバスをコントロール。そして浮いてきた魚をすくい上げるようにランディング。ガッチリとビッグバドを加えたバスは42cmだった。

 時合の到来と思い、懸命にトップウォーターを引きまくるが、延々1時間ノーバイト。魚はいるハズなので、何か攻略方法はないものかとボックス内を眺め、日頃、出番のない
豪州バラマンディ釣行必携ルアーのモデルA15Aを取り出した。激しいジャーク&ポーズの繰り返しを試すと、それまで沈黙していた岬のサイドエリアで水面が炸裂。モデルA15Aを咥えたまま、ジャンプを繰り返すバス(38cm)を強引に引き寄せ無事キャッチ。

 40cmには少し足りなかったが、モデルA15Aで釣れたことが嬉しくて記念撮影。しかし、ここで大失敗。ドアップの写真を撮った時に、不注意でデジカメ(リコーDC3)の端っこを水面に浸けてしまい、一瞬にして回路がショート。慌てて水分を拭き取り、電池を抜き出したが後の祭り。今では陳腐だが当時最高レベルだった35万画素、定価49,800円というデジカメも7年目にして息絶えてしまった。

 普通の人なら、ここで納竿だろうが、まだ魚が反応しそうだったのでキャストを続行。小さなワンドの奥をモデルA15Aのジャーク&ポーズで攻めると、直ぐに激しいバイト。池底へ向って馬鹿力で竿を引き込む力強いファイトは明らかに40cmUP。引きの強さを十分楽しんだ後、手早くランディングして体長計測。10分前に釣った魚を大きく上回る46cmだった。その後も追加を期待して竿を振ったが、この魚が打ち止めとなり午後10時に納竿した。


 天気:晴れ後曇り時々雨 水温:25.3〜25.8℃ pH:不明
 釣果:3〜8匹(バス、ギル)

 午後1時、A.K.さん、Solid.Kさんと、昨年減水した際に釣行し小バス釣りを楽しんだ某野池へ入水した。開始早々にクレージーシャッドへ2連続アタック。しかし、魚が小さいようでフッキングには至らなかった。その後、ビッグOにバイトした25cm程度のバスを引き寄せる途中で釣り落とす。

 岸を打ちながら池奥のドシャローへ向う。コアユで26cmを釣り上げ、プロップダーターで小バス(23〜25cm)を2匹追加。反対周りをしていたA.K.さん、Solid.Kさんに様子を聞くと「トップへの反応良好」とのこと。サイドをチェンジして、彼らがルアーを打ってきた後を攻める。聞いた話とは全く逆でルアーへの反応は皆無。ぐるっと池を周り、辛うじて堰堤脇でバスハンターUを使い23cmを釣り上げ出水となった。

 用事で一旦、戦線離脱するSolid.Kさんさんと別れ、A.K.さんと伴に山の上にある茶畑の池へ向った。10年くらいぶりに訪れるため道に迷い、途中で農家の人に訪ねる。以前とは違い、道中は舗装されてはいるものの道幅が狭く、うっかりハンドル操作を誤ると崖下へ転落しそうなスリリングなコースが続く。やっと到着した池はひっそりと水を湛えていた。

 水中を覗くとギルだらけ。チラホラと小バスも見えるが圧倒的にギルの方が多い。「バスが釣れなくても、ギルを釣ればいいや」と軽い気持ちで始めたが、これが大きな誤り。とにかくルアーへの反応が鈍い。持参したルアーをアレコレ交換しながら、延々1時間もキャストしたが無反応。禁じ手のベビークランクを遠投し、どうにか小バスと小ギルを1匹ずつ確保。A.K.さんは数回しょぼいバイトがあっただけに終わった。

 小雨が振り始める中、「この池はもう懲り懲り」って感じで退散。Solid.Kさんとカレー屋で合流し空腹を満たした後、午後7時、ナイターへ突入した。トップを引きまくるには時間が早すぎそうなので、取り敢えずウィグルワートを投げ始める。この選択が当ったようで開始10分でヒット。釣り場を荒らしたくなかったので、フローターの目前でガバガバとエラ洗いを繰り返す魚を強引に引き寄せハンドランディング。サイズを計ると44cmだった。

 トップへ出ても良い時間帯になったが、ノイジー系への反応はない。「何でだろう?」と首を傾げている最中に、ドシャローでキャストを繰り返していたA.K.さんのサブワートにアタック。しかし、フローター目前まで引き寄せた段階で、残念ながらフックオフ。トップには反応しないようなので、ウィグルワートを一通り引いた後、ベイトXニューコンセプトへチェンジ。岬まわりの岩盤をコツコツ叩きながらリトリーブしていると強烈なアタリが手元に伝わってきた。

 がっちりと巻き合せをして激しいファイトに耐える。明らかに40cmUPはある魚が豪快に宙を舞い、激しいテールウォークを繰り返しルアーを外そうとしている。フローターをぐるぐると回転させながら魚が疲れるのを待ち、大人しくなったところでフローターの上へ引き上げた。サイズは堂々の48cm。40cmUPを2本上げて大満足。私一人が一足先に「昇天」した。

 その後、アライ君にシャボッとアタックがあったがフッキングミス。トップウォーターを引きまくっていたSolid.Kさんは、ブザービーターの絨毯爆撃作戦に方針変更。バイブの連射は悪くすると、周囲の魚を一気に沈黙させてしまうので一か八かの作戦。しかしこの作戦が成功し、私とA.K.さんの操るルアーが沈黙している時に、彼のロッドがしなった。離れていても、その魚の大きさが伝わって来るほどの激しいファイト。水から引き上げられた魚のサイズは47cm。この一匹で彼も「昇天」。

 トップへの反応がすこぶる悪いので、ナイターでは使ったことのないフラップスラップを引きまくる。一度、ブルンとアタックがあったがフッキングには至らず、午後10時過ぎに納竿となった。


 天気:晴れ時々雨 水温:24.5〜26.0℃ pH:不明
 釣果:12匹(バス)

 午前9時、毎度御馴染みのドシャローの池へ入水。朝少し冷え込んだからなのか、延々と岸打ちをしたがノーバイト。水温を計ると先週よりも2℃下がっており、このところの梅雨寒が影響していそうだ。日中、水温が上がり魚の活性が高まる事を期待し竿を振ることにする。

 開始40分、余りにも反応がなくギブアップ寸前。何とか1匹目を釣りたいと苦し紛れにチマチマアライ君を取り出しプリプリと泳がせる。するとひったくるようなアタリがあり小バス(26cm)がヒット。続いてオーバーハング下のピンポイントへ何度もコンバットクランクSSRを打ち込み37cmをキャッチ。その後、クレージーシャッドに2アタックあったポイントへコアユを通し37cmを釣り上げた。

 これまで沈黙していた池が突如30cm後半が連発する池へと変貌。きっかけは何だか分からないが、時合の到来と判断しルアーを投げまくる。クラップシューターで26cmを追加した後、小難しいテクニック不要、投げれば釣れちゃうSPシャッドを使い36cm。続いてオーバーハング下の複雑に絡み合うブッシュにチャグペッパーJrをブチ込み、スポーニング直前かと思われる尻穴が赤いプリプリの34cmを釣り上げた。

 午後1時、カワセミが飛ぶ今シーズン注目している池へ入水。ポップMAXに2アタックあったがフッキングミス。それ以外は、SPシャッドにプシュと小バスが突っついただけという低調さに1時間半で撤退。新たな池を開拓しようとアチコチ走り回り、雰囲気の良い池に到着。ロケーションは素晴らしいのだが、堰堤に立ち水面を見ているとオタマジャクシだらけの事に気がついた。私のジンクスに「オタマジャクシが大発生している池は釣れない。」とあり、近くにいた農家の人に様子を聞いてみた。すると昨年秋に池を干したとの事。ゴミを捨ててく釣り人が増えたため、水を抜くことにしたらしい。今後は周辺でも水抜きをする池が増えそうだが、そうならないためにも落ちているゴミをチョット持ち帰るくらいの気持ちを持ち続けたい。

ラットアタット&44cm 4KB 午後5時前、昨シーズン頻繁に訪れていた池へ入水。この池はバスがいる場所が左奥のワントに限られているので、まっしぐらに向う。バッシングシャッドに良型が3回チェイス。しかし、いずれもルアー直前で見切られ悔しい思いをする。続いてCCシャッドに25cm程度のバスがヒットしたのだが、何故かカルカッタ50XTのドラグがゆるゆる状態でロスト。ウィグルワートで29cmを釣り、池をあとにした。

 午後8時前、巨バス対応のため、ペナペナのエリーゼからガチガチのコンバットスティックへ竿を持ち替え、ヘッドライトを装備し減水している池へ入水。日中使っているカルカッタ50XTの巻き上げはハンドル1回転で47cm。一方、ナイト用に使うコンクウエスト100は60cm。この差は非常に大きいため、リトリーブが早くならないように丁寧にハンドルを回す。

 開始30分、馬の背部でデカダンスフィーNに33cmが躍り出た。続いて岬の先端でラットアタットに激しいアタック。42cmをキャッチした後、同じポイントへルアーを投げ込むと44cmが水柱を立ててルアーに襲い掛かった。この2匹はフローター目前でガバガハと大暴れし、シーパラダイスにおけるイルカの演技を思わせるほどの豪快なジャンプを繰り返した。

 岬の先端で巨バス達が餌を待ち構えているようなので別の岬を狙う。先端部でラージマウスセラフに33cmが出た後、アライ君に36cmがヒット。今宵は魚の活性が異常に高まっているようで、リトリーブ中に水面を叩いていたロッドの先端にもバスが勢い良くバイトしてきた。ルアーへ出た訳ではないのだが、反射的に仰け反りフッキング動作をしてしまった自分に笑いが込み上げる。

 その後、ピックアップ直前、竿先10cmのところでアライ君に水柱が立つビックバイト。しかしフッキングミス。すかさずフローターの前で8の字リトリーブをしたが追い食いはなし。異様にテンションが上がったままキャストを繰り返したが、いつしか池は沈黙し午後10時半に納竿となった。


 天気:晴れ 水温:27.5〜28.0℃ pH:不明
 釣果:5〜6匹(バス)

 午前11時半過ぎ、ドシャローの池へ入水。魚の反応は鈍く、ギブアップ寸前。それまで使っていたクランクから決死の覚悟でチマチマアライ君に交換し、プリプリとリトリーブしてくると、後方からすうっ〜と近寄る黒い陰。パコッとルアーに食つき反転したのだがフッキングミス。それから延々30分以上、ノーバイトが続く。久しぶりにコンバットクランクSSRを取り出し、シャローを攻めて20cmのバスをキャッチ。

 キャスト&リトリーブを繰り返していると、岸際で激しいボイルがあった。丁度、コンバットポッパーに交換した時だったので、そのままキャスト。するとガホッと捕食音がしてルアーが水中に引きずり込まれた。慌てずに一拍おいて巻き合せをしてフッキング。ブッシュの中に潜り込もうとする魚を強引に引き寄せ36cmをキャッチした。まだ魚がいるかもしれないので、すかさず同じ場所へルアーを放り込むと再び激しいバイト。出方が食用ガエルのバイトに似ていたので、ヤバイかなと思いながらドキドキしつつハンドルを回し、引き寄せると40cm近い魚。慎重に取り込みサイズを計ると38cmだった。

 午後2時半過ぎ、昔はデカバスがうろうろ泳いでいた池へ何年かぶりに入水した。このところ、この池を訪れる人が増えたようで、次から次へと釣り人がやってくる。以前、良く釣れた入水口があるエリアを中心に攻めるが無反応。1時間真剣に竿を振り、封印していたグリフォンまで持ち出し、キャストを続けたがノーバイト。周囲では茶園の消毒をしているため、農薬が池へ流れ込んで活性を下げていたのかもしれない。

 M.Tさんと合流し、午後4時に先週ポップMAXで魚を釣った池へ入水した。前回、魚の姿が薄かった池の東側へ周り様子を伺う。やはりルアーを追いかけてくる魚の姿は見えず、苦戦を強いられる。先行フローターが2艇いたので、彼らが攻めていないであろうオーバーキング下へ潜り込み、クモやアリ、その他もろもろの虫だらけになりながら強引にSPシャッドをブッシュの中へ打ちこんだ。すると50UPを思わせるような激しいバイト。ブッシュの中に入り込んだ魚を引きずり出し無事キャッチ。サイズは少々拍子抜けの33cmだった。

 反対側を攻めていたM.Tさんに様子を聞くと、ビジョン95スピナベで30cm弱を3匹キャッチとのこと。サイドを交代して岸打ちを始めると、目の前を30〜35cmの魚が何度も横切る。明らかに西側の方が魚の密度が高いようだ。クランクやシャッドには反応がないため、チャグペッパーJrを激しくアクションさせ何度も同じ場所を通して23cmを釣り上げた。

 車を50分程走らせ、Solid.Kさんが竿を振る池へ午後7時に到着。デカバス狙いに的を絞り、ノイジー系のルアーを引き倒すが、反応はなくウィグルワートの登場。この池では最強のルアーだと思っているのだが、1バイトもなくギブアップ。唯一、ビックバイトがあったのはSolid.Kさんが操るデカダンスフィーRだった。

 このままでは納得できなかったので、午後9時半に急遽、別の池へ移動。懸命に竿を振ったが、デカダンスフィーNにシュボッと1バイトあっただけで撃沈し午後11時に納竿となった。因みにこの池でもSolid.Kさんが操るデカダンスフィーRに激しいバイトがあったようだがフッキングには至らなかった。このところナイター釣行はパッとせず苦戦をしいられている感がある。梅雨が終わるまでは厳しいかもしれないな。


 天気:曇り時々雨 水温:23.5〜26.0℃ pH:不明
 釣果:6匹(バス)

 午前12時過ぎ、マッディ&どシャローの池へ到着。丁度、池から上がってきたフローター釣師に様子を聞くと、「最大38cmで10匹釣った」とのこと。小さな池なので、「それじゃあ、私が釣る魚が残っていないねぇ」と苦笑いしながら池へ入水した。案の定、この池での定番ルアーであるビッグOピーナッツUに反応がない。

 前日、激渋状況の中で相棒Sが使い小バス釣り上げていたのを見て用意してきたベビークランクを取り出した。このルアーは小バスを乱獲するので禁じ手として封印し、BOXの中から姿を消していたのだが久しぶりに登場。使い始めて直ぐに32cmをキャッチ。しかし、1時間半、竿を振ったが後にも先にもこの1匹。ベビークランクで釣れなきゃ私に釣れる魚はいないのでギブアップした。

 午後2時半、道路脇にある池へ入水。この池は駐車が困難な事と、堰堤以外は岸釣りができない事から訪れる釣り人が少ないようだ。バスの栄養状態は良く体格はがっちり。泳力が強いため釣りごたえがあり今シーズン注目している池である。開始20分、クランクを引き倒すが反応が無いため、Solid.Kさんのおかげで手に入れたポップMAXを投入した。ポッパーだと思い込んでいたのだが、アクションはむしろテーブルターンが得意な首振りペンシル系。

 「なんじゃりこゃ〜」とそのアクションに半ば呆れながら、我慢してキャストを続けていると元気の良いバス(30cm)が飛び出てきた。しかし後が続かないので、ルアーをアレコレ交換しながら1時間程かけて池をぐるっと周る。オーバーハング下でダイワの新商品フリックビートを試して27cmをキャッチ。魚の出方が良かったので、このルアーでいけるかもと思ったが、その後は沈黙。次の池へ向った。

 3ヶ所目は前回訪れた時、3m程減水していた色鯉が多数住む池。きっとまだ減水しているだろうと思い、堰堤に立ち池を覗くと満水状態。流入河川はなく、全て山から染み出た水が溜まっているのだから驚き。この場所に農業用の溜池を作った先人に脱帽する。今日は鯉が沈んでいるので、バスも沈んでいるだろうと考え、クランクのスローリトリーブを心掛ける。しかし、反応がなくお手上げ状態。出水間際、ハスキージャークのトウィッチを試してみると小バス(18cm)が躍り出た。リリース後、同じポイントへルアーを打ち込むと、尻からトンボの羽を半分出している33cmが食ってきた。

バス46cm&ウィグルワート 4KB ナイター釣行するため50分掛けて車を走らせ、午後6時半に週末恒例の池へ突入。丁度上がってきたボート釣りのカップルに話を聞くと、彼女の方が40UP1本と小バスを1匹釣ったらしい。池の様子を見るとアオコドロドロで満水状態。釣果は非常に厳しくなることが伺われた。

 今回は、広く池を探るより、過去に実績の高いポイント1ヶ所で粘ることにした。必ずバスの活性が上がることを信じて、ルアーをローテーションしながら延々30分以上、移動せずキャストを繰り返す。午後7時半、小魚が動いた気配のあったピンポイントへウィグルワートを打ち込むと、着水同時に激しい水柱が立った。明らかにデカバスと思われる池底へ突っ込む引きを堪え、魚を浮き上がらせる。がっちり下顎を掴みフローターに引き上げた魚は堂々の46cm。この池のデカバスの特徴である体全体が赤っぽいヤツだった。再びチャンスが来ることを信じ、魚達の動きを逃すまいと周囲の音に聞き耳を立てながらキャストを続けたが、追加できずに午後8時半に納竿した。

 さて、話し変わってポップMAXについて・・・。まずは値段がMAXなことにメチャ驚き。ついにM社も縮小する国内市場と増大する開発コストを鑑みて価格に転化したのか。これまでM社のルアーは、高品質なのに低めの価格設定が魅力の1つだったので残念無念。アクションはポッパーだと思い込んで使うと期待を大きく裏切り、その度合いはこれまたMAX。狙う場所やシチュエーションを考えて使わないと、釣果をMAXにするのはとても厳しそう。「お蔵入り」になるかどうかは微妙なところだ。


 天気:曇り後雨 水温:23.5〜27.5℃ pH:不明
 釣果:3〜6匹(バス、ギル)

 午後1時半、先週訪れた某野池へ相棒Sと入水。前回の釣行でモスバックを無残に折ってしまった彼の手には中古のデストロイヤーF2-57Xが握られていた。フローター用にはもっと短い方が良いと思うが、メガバスのロッドの中ではこれが一番お勧め。極小ルアーから1ozぐらいのトップウォーターまで扱えるため汎用性が高いのが魅力だ。かく言う私は何故か2本も所有している。

 前回に比べ水が濁っており、魚っ気がない。クランクやシャッドを引きまわすが全く反能なし。午後3時、このままではボウズ確実になりそうだったので、根こそぎ君Uを緊急回避的に使い、やっとの思いでヒット。しかし、釣り上げたのはバスではなくギルだった。一方、この時点で相棒は野池禁断のルアーであるベビークランクを使い小バスを3匹確保済み。途中からSolid.Kさん、A.K.さんが合流し、4人で午後4時過ぎまで竿を振ったが池は沈黙した。

 Solid.Kさん、A.K.さんと別れ、小学生に教えてもらった池へ初めて入水。先行フローターが1艇いたので様子を聞くと小バスがポツポツ釣れる程度らしい。デカバスは住んでいそうもない小さい池なので、最も集魚率の高いピーナッツUを使い岸打ちを始めた。小バスがトンボを捕食してライズするブッシュ周りを狙い、ルアーを放り込み20cmの小バスをキャッチ。その後、堰堤と平行にプロップダーターをシュボシュボとアクションさせ14cmを追加した。一方、小バス釣りが得意分野の相棒は、シャローラビットミニチマチマアライ君で3匹をキャッチした。

 午後6時半に到着した池は、今季のナイターでは始めて訪れるところ。先週、ナイターでSolid.Kさんが良型を釣り上げたようなので、試しに竿を振ることにした。開始間もなくウィグルワートで自己最小記録の4cmをキャッチ。小さな口にしっかりと太いフックが刺さっており、とても驚いた。

 懸命に竿を振ったが魚は無反応。このままでは納得がいず午後9時に別の池へ移動。この池は魚が餌を食べに来る場所が分かっているので、何度もその場所へ入り直しルアーを引き倒した。しかし、今宵はノーバイトのまま1時間が経過し午後10時にギブアップ。別の池で釣っていたSolid.Kさん、A.K.さんと牛丼屋で落ち合い、遅い晩飯を食べながら反省会を開いた。


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