
擬似餌の玉手箱トップ>FishingReport>過去のFishingReport目次>2004年4月
天気:曇り 水温:18.5℃ pH:不明
釣果:0匹
日中は釣り人が多く非常に釣りにくいので、夕マヅメから昨年のこの時期、40cmUPを7本連発した池に入水した。そんな出来事は二度とないと思いつつも期待を込めて竿を振る・・・。2時間ほど懸命にキャストを繰り返したがコツリとも反応はなく、見切りをつけ次の池へ移動することにした。
4/9の釣行で53cmを釣り上げた池へ突入。ヒシモが水面に展開し始め、徐々に攻められるエリアが限られてきている。バスが潜んでいそうなストラクチャー周りを叩くが無反応。僅かな可能性に賭け、ヒシモが広がる池の中央も広範囲に探りを入れたがこちらも沈黙。諦めきれずに真夜中まで竿を振ったがノーバイトのまま納竿するハメになった。
天気:晴れ 水温:16.5〜21.0℃ pH:不明
釣果:7匹(バス、ギル)
大型連休初日、午前9時からフローター釣行。1ヶ所目はマッディー&ドシャローの池。この池ではアブレたことがないのだが、見事にズッコケた。4/19に釣行した際は水温が20℃もあったのに、先日の大雨と朝の冷え込みにより16.5℃まで落ち込んでいる。浅い池なので、今年のような気温の大きな変動があるとモロに影響を受けてしまう。1時間半掛けて池をぐるっと一回りしたが1バイトもとれずに出水した。
車を10分程走らせ次の池へ入水。小さなマッディー系のこの池は、クランクベイトで小バスの反応が良いハズなのだがお手上げ。僅か1時間で撃沈し、そそくさとタックルを車に積め込み、20分掛けて今度はクリアな池に向う。池に到着すると、丁度、陸っぱりの人が良型のバスを釣り上げたところ。様子を聞くと、フローターで2匹釣った後、岸に上がって堰堤からベットに付いている見えバスを何度も狙ってキャッチしたとのこと。透明度の高い池は魚がいないのが丸見えで、釣れる気がしないので非常に苦手。にもかかわらず目の前で釣れたのを見てしまったので入水した。しかし、ここもノーバイトのため1時間でギブアップ。途中、バスがストラクチャー周りに付いているのを発見したが、ルアーを通しても全く反応しないのであっさりと諦めた。
4ヶ所目はマッディーな池。前回訪れた時、池奥エリアに魚が溜まっていたので一目散に同ポイントへフローターを進める。途中、CBマイティーD2Rで元気の良いギル(18cm)を1匹キャッチ。期待を込めて向ったポイントはヒシモの葉が水面に展開し始め、まともな釣りができなくなっていた。満開の藤の花を恨めしく眺めながら池をぐるっと回ったが、コツリともアタリはなく2時間で撤退。
1日やってギル1匹ではみっともない。「このままでは納得いかない」とさらに車を走らせる。午後4時に入水した池は色鯉がドヨドヨと泳ぐ池。基本的にこんな池は釣果が期待できないが、以前バスが釣れたので試しに入水した。開始1投目、CBマイティーD2Rを使い小バス(25cm)をキャッチ。何気なく投げたので「狙って釣った」のではなく、「釣れちゃった」という感じ。とは言え、バスの顔を見られたのは嬉しく、次のキャストにも自然に力が入る。しかし、追加できたのは同サイズ1匹のみ・・・。
次に何処へ行こうか散々悩んで山の中のクリアーな池へ向う。そこには、なんと陸っぱり釣師が5人も竿を振っていた。さすがゴールデンウィークって感じ。彼らは繁茂したウィードの上にサスベンドしている小バスをゴムルアーで狙っている。暫く眺めていたが、小バスは見えるがデカイのは見えない。彼らが帰り支度を始めたのを見計らい池へ入水させてもらう。日没後、魚の活性が高まり、シャローラビットで小バス(21〜25cm)を2匹キャッチ。その後、水面直下になびいているウィードの上をサブワートで流して23cmを2匹、グリフォンゼロで同サイズを1匹追加して出水した。
フリースを着込んでいたが、気温が急速に低下し肌寒い。おまけに腹も減っていたので帰ろうかとも思ったが、昼間訪れたクリアーな池が気になったので再び入水することにした。山から冷気が降りてきて、水面には靄が徐々に立ち始める。ウィグルワートを連射し、堰堤周りやオーバーハング、葦際を狙うが無反応。これ以上粘っても辛いだけなので午後9時半に納竿した。
ところで、茶産地の真中にあるようなクリアな池は、決して水が清浄なわけではないことを知っているだろうか?茶畑への過剰施肥が原因で肥料成分が地下水へ溶け出し、池へ流れ込んで生態系へ悪影響を及ぼしているためにクリアになっているのだ。今現在は魚がいても生物層は貧弱で、いずれは魚の住めない青く輝く美しい丹野池のようになってしまうだろう。「在来魚保護のため」という理由で、釣り禁止の池が増えてきているが、保護のためなら規制すべきは他にあるのではないだろうか。おまけに釣り禁止にしても外来魚が減るハズはないのだが。
天気:晴れ 水温:16.0〜17.5℃ pH:不明
釣果:1〜8匹(バス)
今朝はぐっと冷え込んだ。慌てて出動しても釣果は期待できそうになかったので、午前9時過ぎから釣行した。池には既にフローターが3艇も浮かんでおり、相当プレッシャーが掛かっているハズなので余り期待せずに竿を振り始めた。1時間弱、集中的に日の当たる池の北側をきっちりクランクベイトで攻めるが無反応。粘っても期待できそうになかったので出水した。
池から上がって道具一式を車に積み込んでいるとM.Tさんの登場。彼は早朝からアチコチの池をまわり既に7匹を釣り上げていた。暫し、最近の状況について情報交換した後、人っ気が少なそうな池を選んで車を走らせる。訪れた池は山の中にあるので水温が極めて低く、数釣りは難しそうだったが、開始間もなく彼がグリフォンMR-Xでバスを1匹キャッチした。一方、私の方はピーナッツUとビックOに1バイトずつ、そしてグリフォンSR-Xで18cmの小バスをキャッチ。
午後1時、強風吹き荒れる3ヶ所目の池に突入。そこで開始間もなくコンクエスト100にトラブルが発生した。キャスト後、リトリーブを開始しようとハンドルを回したが、切れたクラッチが元に戻らずハンドルが空転。クラッチをカチカチ動かしたり、リールを叩いたりしたが回復せず、指先でスプールをクリクリと巻いてルアーを回収。何をしても直らないため、釣りを断念するハメになった。コンクエスト100は昨シーズンから使い始め、丁寧に扱っていたお気に入りのリールだったので、すっかり意気消沈。
車で30分程掛けてSolid.KさんとA.K.さんが竿を振っている池へ向う。Solid.Kさんから銀色に輝くアンバサダー2500Cを借り受け、F1-60Xに装着し、釣りを再開した。慣れないリールに戸惑いながらも池をぐるっと一周。後から入水した私達2人を含めフローターが6艇も浮かんでいたが誰一人魚を釣る事ができず、午後4時に納竿となった。
帰宅途中、釣具店に立ち寄りをリールを修理に出す。ゴールデンウィークに入るため修理完了までには随分日数が掛かる見込みらしい。つい数年前、購入したばかりのTDZ103Hでトラブルが多発し、修理を何度も繰り返した挙げ句、最終的には新品になって手元に戻ってきたという嫌な記憶が再び脳裏に蘇る。今回は一発で直ることを祈るしかない。
天気:晴れ 水温:16.5〜20.5℃ pH:不明
釣果:2匹(バス)
昨日までの3日間は夏を思わせる陽気となったが、今朝はぐっと冷え込み、しかも強風が吹き荒れたため、午前中はのんびりと過ごす。気温が十分上がった午後2時過ぎからフローターを車に積み込み野池へと向った。釣り場に着くと、運良く誰もフローターを浮かべていなかったので、手早く準備を整えて静かに入水。猛烈に吹き荒れる風に翻弄されながらも岸際を打つ。
開始1時間、全く反応がないので諦め気分でピーナッツUDRを引いていると、フローターの直前で池底から突然バスが食い上げてきた。今回は魚をバラしまくった昨日の反省を踏まえF1-60Xにコンクエスト100を装着。不意のアタックに驚きつつもフッキングはキッチリと決まり無事にランディング。フローターの目前で跳ねまくった魚は33cmだった。
2匹目が続かなかったので、フローターを担いで山道を歩き、隣りの池へ入水した。山の中にある池だけあって水温はぐっと低い16.5℃。ぐるりと岸打ちをするが全く反応がないため30分で終了。午後5時、Solid.Kさんと合流した3ヶ所目では開始早々にピーナッツUで23cmを釣り上げた。この池なら強風の影響はないと踏んでいたのだが、風向きが変わって北東の強風がもろに吹き抜け、池の選定は大失敗。水面に広がり始めたヒシモがリトリーブの度にルアーにまとわり付き鬱陶しい。粘る気力も沸かず草々に納竿した。
天気:晴れ 水温:19.5〜21.8℃ pH:不明
釣果:6匹(バス)
静岡で31℃を記録した20日から、高温がずっと続いている。一気に夏になってしまったような感じだが、天気予報によると土日は低気圧が日本列島を通り抜けるため、冬型の気圧配置となりグッと冷え込むらしい。今週末の釣りは非常に厳しくなることが明確なので、午後から休みをもらって釣りに出掛けることにした。
午後2時半に入水した池は2年前に堰堤改修で水抜きをした池。「もうそろそろ復活しているかも〜」と期待を込めて竿を振り始めた。ピーナッツUDRを使い、開始8分間で1匹バラして、2匹(26〜27cm)キャッチ。その後、3回アタックがあったがいずれもフッキングには至らなかった。この調子でいけば、「日没までに50匹は釣れそうだ」と胸をドキドキさせたがパタリとアタリが遠のいた。
刻々と向きが変わる強風に翻弄されながら、フローターをコントロールしつつキャストを重ねる。池の南側ではルアーに全く魚が反応せず、魚っ気があるのは北側のブッシュや倒木まわりだけ。ポイントを絞り込めたので腰をジックリと据えてルアーをアレコレと交換しながら徹底的にストラクチャーを狙う。ストラクチャーにルアーを絡める感じでウィグルワートで31cm、DDパニッシュで33cmをキャッチ。その後、風が当たり波立っている堰堤周りでコンバットクランクミニを使い15cmの超小バスを釣り上げ出水。
2ヶ所目は、夏になると近隣の野池では珍しい海草のようなウィードが生える池。開始して直ぐにDDチェリーで25cmを釣り上げたが、その後はコツリともアタリがなく空しいキャストが1時間も続いた。粘っても釣れそうもなかったので池を一回りして納竿した。
さて、前回の釣行では愛竿のF2-57Xを使ったが、掛けた魚を何度か釣り落としたので、今回は食い込みの良いF0-60Xエリーゼにチェンジ。竿が柔らかいので小バスでも竿をギュンギュン曲げてくれるのでとても楽しいのだが、フッキングが甘くなるようでバラしまくり。さて、次回は何を使おうか・・・。
天気:曇り後雨 水温:19.5〜20.0℃ pH:不明
釣果:16匹(バス、ギル)
土曜日に休日出勤したので、本日は休暇をもらって朝からフローター釣行。1ヶ所目はマッディー&ドシャローの池。開始早々、シャッドラップJTで釣り落とした後、立ち木周りでスクエアAを使い26cm、レイダウンでシャローラビットを使い35cm。コンバットクランクミニで釣り落として2時間で出水。
2ヶ所目に予定していた池は、今年から柵でぐるりと囲まれ、立ち入り禁止の看板が設置され大ショック!夏から晩秋までヒシモに覆われ魚が温存される池なので、春に楽しい釣りができるのだが見事に期待を裏切られる結果となった。地図を眺めながら別の池を検討。10分程、車を走らせ到着した池は、小バスがコンスタントに釣れるので昨年から注目している池。クレージークレイドル、ピーナッツU、グリフォンMR-X、ディープリトルNで小バス(20〜25cm)を6匹釣って、次の池へ移動。
3ヶ所目は春から初夏までクリアな池。雨が降ってきたのでカッパを着込んでキャストを始めた。水中を覗き込むと結構良いサイズのバスや腹パンパンのギルが泳ぎ回っているのが見える。「これなら簡単に釣れるでしょ!」と意気込んで竿を振るがコツリともアタリがない。持参したルアーを次々と投入したがワンチャンスもなく撤退。
午後4時に訪れた池は、池に続く農道が新たに舗装されていた。「池が柵で囲まれてしまう時が直ぐに来るのでは!?」という嫌な予感を振り払って入水。昨年秋に魚が溜まっていた薄暗いワンド奥は不発に終わる。夏にヒシモで覆われる最奥部のワンドに移動し、ピーナッツUDRの遠投。クリクリとリトリーブしながら、時折、トウィッチを入れる。この方法で立て続けに23〜36cmを3匹釣って、バスハンターUに交換。小ギル(18cm)1匹と34cmのバスを釣った後、ピタリとアタリが遠のいた。
少しずつフローターを進めながら、ミッドワートでオーバーハング下を打っていく。25cmを2匹追加したが、魚の反応がイマイチなので再び最奥部のワンドに戻る。スクエアAで35cmを追加して納竿とした。この時期における数釣りのポイントは、クランクベイトの「投げて巻くだけ」作戦。できるだけ手返し良くキャストを繰り返し広範囲に探りを入れ、魚がいる場所を絞り込んでいくのが良いだろう。
天気:晴れ 水温:河川18.5℃、野池22.0℃ pH:不明
釣果:1〜3匹(ナマズ、ヘラブナ、バス)
午前9時半から某河川へ釣行。延々1時間、実績のあるミノーを投げ続けたが無反応。最後の手段でシマノバイブVR70Aをブンブン投げる。ゴツッとアタリがあったので、すかさず巻き合せ。魚は一気に斜めに走り、緩めに設定したドラグが鳴り響く。グイグイと強引に引き寄せると45cmUPのヘラブナだった。
少しずつ移動しながら魚を探す。ヨレヨレとザブラミノーでナマズを続けてバラした後に、ザブラミノーを根掛かりでロスト。大潮の干潮を迎え、本来なら何本か魚が釣れていても良さそうなのだが魚の反応が鈍い。テリフを使い、やっとの思いでナマズをヒットさせたがスレ掛かりだった。途中から合流したnoppoさんはナマズをチューンドK-TENリップレスで2匹、ブルースコードで1匹キャッチ。前日までに誰かに相当ポイントを叩かれたのか、魚が産卵を控え何処かに移動したのか不明だったが、粘っても食いが立つ感じではなかったので撤退することにした。
noppoさんと別れ、午後4時過ぎから野池でフローター釣行。先月購入したクレージークレイドルを試していると小バス(24cm)が食ってきた。その後、ビックOで良型をバラして2時間ほどで出水。さて、初めて使ったクレージークレイドルはパッケージ裏側の能書きを読むと「カバー専用クランク」とのこと。様々な工夫が取り入れられているらしいが、実際に倒木やレイダウンで使ってみると「看板に偽りあり」って感じ。引っ掛かったルアーを回収するため、何度もポイントを潰すハメになった。障害物回避能力ならモデルAやウィグルワート、ピーナッツUDRの方が遥かに勝っているに違いない。
野池2ヶ所目ではSolid.Kさんと合流。陸っぱり2人組みに挨拶し、池に入水させてもらう。何処にバスが潜んでいるか判らなかったので、ミッドワートで岸打ちをしながら広範囲に探る。1時間半、延々キャストをしまくったが無反応。半ば諦め気分になっていたところで、池奥で釣っていたSolid.Kさんがブザービーターで37cmをキャッチした。
納竿後、彼に釣った時の状況を聞くと、釣れたのは私がキッチリ攻めたつもりのポイント。ブザービーターで何度も同じ所を通すのがミソとのことだが、私にとっては中々真似ができない釣り方である。攻め方が違えば魚が釣れることを再確認した釣行となった。
天気:晴れ後曇り 水温:17.5〜19.0℃ pH:不明
釣果:0匹
仕事が終わってから、ぶらっと竿を持って陸っぱり。先日、53cmを釣った池の水温はついに18℃に突入。日中はフローターが何艇か入っていたが、魚は釣れていなかったようだ。ミッドワートとTDバイブレーションで広範囲に手早く探りを入れたが無反応。ワンチャンスもなかったので、1時間程で退散。
2ヶ所目は水深がある池なので水温がやや低い。本格的な田植シーズンに備え池は満水状態。これまで満水の時は余り良い思いをしたことがないので、期待はせずにキャストを続ける。岸際に小魚がいればチャンスはあるのだが、魚っ気は感じられず、こちらも1時間で退散。
本日、最後の池となる3ヶ所目は、水温の高まりとともにアオミドロ系の藻が増え、ルアーのボディーやフックにまとわり付くため極めて釣りにくい。これを我慢し粘れば釣れるかもしれないが忍耐力が続かず、ここも僅か1時間で終了。本日はノーバイトで納竿となった。
天気:晴れ 水温:河川20.5℃、野池17.5〜19.0℃ pH:不明
釣果:5〜10匹(ナマズ、雷魚、バス)
4月というのに、日中気温が22℃と非常に暑くなった。日中の暑さを避け、午後4時前から夕マヅメ狙いで某河川に向う。ポイントでは既にアルフさんが懸命に竿を振っている。様子を聞くと、ナマズをミノーで2匹、クレージークローラーで2匹釣ったとのこと。彼が攻めきっていない下流域に入らせてもらい、まずは確実に1匹釣ろうとアイマ・コモモを引いてみる。
鯉は目の前をドヨドヨと泳いでいるのだが、コモモに反応する魚はいない。アレコレとルアーを交換し反応を伺うが沈黙。使うルアーに悩み始めた頃、アルフさんがクレージークローラーでナマズを追加して納竿した。彼が散々叩いた後のポイントへ入っても釣れるわけはないので、魚を求めて広範囲に移動しながらキャストを繰り返す。
やっとの思いで、ヨレヨレを使い50cmUPのナマズをキャッチ。続いて、私が最も苦手なルアーとしているワンダーで同サイズを追加した。多分、ワンダーで釣ったのはこの魚が初めてに違いない。少々感動しながらも、使い続ける気力が沸かず直ぐに交換。チューンドK-TEN扇型リップを投げ始めると、60〜65cmのナマズを3連発。干満の影響で流れが変わり、急に魚の活性が高まったようである。その後、テリフで60cmのナマズ、フラップスラップSWで70cmの雷魚を相次いでキャッチ。場所を移動し、フィードで55cmのナマズを2匹追加し、この釣り場を後にした。
午後7時半頃、遊泳禁止の看板がある某野池に到着。こんな汚い池で泳ぐ奴なんていないと思うなかれ。昨年、この池では外国人の若者たちがバシャバシャと泳いでいる場面に2度遭遇している。その時は、とても釣りなんかできる状況ではなく、即座に撤退するハメになった。注意を促す看板は日本語と英語が併記されているが、彼らは英語圏の方々ではなさそうなので、効果は低いんじゃないかと思うぞ。
取り敢えず堰堤周りを攻める。リトルNのキャスト&リトリーブを始めると、開始5分で25cmの小バスをキャッチ。あっさり釣れたので、気を良くして絨毯爆撃をするが後が続かない。ナマズ釣りの疲れがどっと出てきたので30分少々で納竿とした。
天気:晴れ 水温:14.5〜17.5℃ pH:不明
釣果:1匹(バス)
新たな職場への対応による心理的疲労と前夜の釣り疲れにより、意識が淀み、テンションも低かったので日中はタラタラと部屋で過ごした。晩飯を食った後、やっとエンジンがかかり、釣り竿を1本持って野池巡りへ繰り出す。この時期は、出来るだけ色々な池へ足を運び、自分の目で池の状態を確かめることが大切。前日と同様に陸っぱりで、1ヶ所の池で粘らずテンポよく移動することにした。
午後7時に到着した池では、堰堤と平行に引いていたピーナッツUに25cmの小バスがヒット。このサイズが釣れるのなら数釣りが可能と考え、堰堤際を集中的に攻めるが後が続かない。1時間で見切りをつけ、車に乗り込み次の池へ向う。2ヶ所目の池は山奥にひっそりと佇む池。予想どおり水は冷たく、平坦地にある池に比べると水温は2℃も低い。
釣れる気がしないなかったので30分程で切り上げ3ヶ所目の池に突入。こちらの水温は高いが魚の気配がない。足元の水中をライトで照らし、様子を伺うが小魚やエビ類は全く確認できなかったので草々に撤退した。4ヶ所目は、この2日間で最も水温が高い17.5℃。日中は餌釣師が入っているようで、無残に堰堤上へ捨てられた小ギル達が干からびていた。ギルが釣れた形跡があり、これだけ水温が高ければ、絶対にルアーへ反応する魚がいるハズだと確信を持ってクランクを引きまくったがコツリともアタリがない。午後10時半まで竿を振ったが、魚を見ることはできなかった。
天気:晴れ 水温:14.0〜16.0℃ pH:不明
釣果:1匹(バス)
午後8時過ぎから野池で陸っぱり。今シーズンはスズキ釣りが不調のままズルズルと長引いており、バス釣りに対する心の切替と体の準備ができていない。いつもバス釣りはフローターでの「お気楽フィッシング」がメインなのだが、ちょっと様子見という感じで、滅多に使うことのない埃にまみれたオフトのジャーキング62Bを振ることにした。
1時間程、竿を振ったがコツリとも反応はなく、キャストの度にフックにまとわり付いたアオミドロを取り除くのにもウンザリしたため、釣り場を変えることにした。車に乗り込み、運転すること数分。ひっそりと佇む野池に到着し、コンクリートの堰堤に立ってキャストを開始する。時折、小魚が沖の方でライズするが私のルアーに反応する魚はいない。
1時間もしないうちに見切りをつけて別の池へ向う。水温が16℃と他の池に比べ高かったのでスゴイスプラッシュを使い堰堤際をチェック。反応がないためミッドワートに変えキャスト&リトリーブを繰り返す。開始15分、既に何度かルアーを通した場所でいきなりゴツッときた。その引きの強さは、まるで鯉を掛けたような手応え。激しい突込みに何度も耐えて、岸に魚を引き寄せる。浮いてきた魚は、ハンドランディングしようと伸ばした手を思わず引っ込めてしまうほど大きな口を持つビックワン。キャッチした魚のサイズを測ると堂々の53cm。異様に太った腹と赤い肛門から、これから産卵を向える雌であることが伺われた。
釣り友へ釣果報告のメールを打った後、2匹目を期待し竿を振るが無反応。近隣の野池では、50cmUPがそうそう釣れる魚ではないことを十分知っているので、1時間程で見切りをつけ次の池へ移動した。4ヶ所目と5ヶ所目の池は、いずれも水温を計った後、15分程の滞在で移動。6ヶ所目の池へ到着した頃には、既に日付が変わっていた。水温が高かったので、ミッドワートを丁寧に投げ、スローリトリーブを繰り返す。なんとか、もう1匹釣り上げたかったが全く反応がなく午前1時少し前に納竿した。
天気:晴れ 水温:15.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午後7時半からスズキ狙いで竿を振る。満月で無風、そして大潮。当ポイントは過去のデータから満潮時には釣れたことがないのだが、今シーズンはベストタイミングで釣り場に入ってもノーフィッシュが続いていた。異なるパターンの可能性を確認するため、淡い期待を抱きつつトップウォーター系ルアーから始め、徐々に攻める水深を下げてみる。
釣り場に立った時は丁度満潮の潮止まりだったが、直ぐに潮が動き始め、水位はみるみる低下する。極稀にボラが飛び跳ねるのだが、全体的に魚っ気は薄く、何処かに散っている感じ。2時間少々、ルアーをアレコレ交換して魚の反応を伺うがコツリともアタリはなく納竿となった。
天気:晴れ 水温:河川12.5℃、野池13.5〜15.5℃ pH:不明
釣果:6匹(ナマズ、雷魚、鯉)
春本番、桜と菜の花が満開状態の中、午前9時過ぎに釣り場へ到着した。強い西風の中、既にそんちょうさんが竿を振っている。彼に様子を聞くと30分程前からやっているが1バイト、ノーフィッシュとのこと。暫く竿を振るが、彼が言うとおり魚の反応がない。普段ならルアーに鯉がゴンゴンと当ってくるのだが、今日はコツリとも反応がない。水はイイ感じで濁っており潮目もはっきり出ているので釣れそうなのだが、魚の顔を見ることができない・・・。水温がぐっと下がったのが原因か。
じきに大潮の干潮を向えるハズなのだが、前日までの雨の影響で水位が高いようだ。1時間半、竿を振って1度も魚のアタリがないような状況の中、そんちょうさんはギブアップ宣言。しかし、私は諦め切れずに暫く竿を振り続けた。全く魚っ気がないので嫌気が差し、魚を探して移動する。
時折、2〜3cmの小魚がチュピチュピ跳ねているドシャローのポイントに陣取りキャストを重ねる。開始早々、テリフにナマズがヒット。魚を引き寄せるとルアーを口に咥えていたのではなくスレ掛かりだった。その10分後、シャロートプスにナマズがヒット。魚の活性がイマイチ状態なのか、この魚もスレ掛かりだった。
私が立っている場所から3〜4m先のところで2回続けて捕食音があった。そこへシャロートプスを通すと一発でバイト。ルアーを頭から飲み込んでいたのは60cm程度の雷魚だった。リリースした後に、胴回りが明らかに私の太腿よりも太い鯉(70cm)のスレ掛かり。巨鯉の力強いファイトにいささか疲れていたところに、再び巨大魚がヒット。ルアーを引ったくり、リールからラインを物凄い勢いで引きずり出す。数分間の格闘の後、やっと姿を見せたのは色白で巨大な頭を持つハクレン。80cmUPの巨鯉は見慣れているため、一目でメーターオーバーだと直感。頃合いを見計らって岸へ引き上げようとしたところで一暴れされてフックオフ。虚脱感に包まれ、しばし呆然となる。
ポイントが落着いたところでスキッターポップを投げまくる。シュボッ、シュボッと何回かアタックがあるのだがフッキングには至らない。しつこくキャストを繰り返しているとナマズ(55cm)が躍り出た。その後、鯉のスレ掛かりでショアラインシャイナーR50+SSRを持っていかれ、テンションが一気に下がって午後1時過ぎに終了。
午後6時、本日の第2ステージ、本年初となる野池でのバス釣りに挑戦した。「真剣に釣る」と言うよりは池の状態を把握するって感じの気軽な気持ちで竿を振る。1時間少々、クレージークレイドルを投げまくったが無反応。2ヶ所目はウィグルワートを水中に伸びるコンクリート堰堤にコツコツ当てながら引き倒したが無反応。Solid.Kさんと合流しピーナッツUとトリプルインパクトを引きまくった3ヶ所目の池も、反応がないため30分程でギブアップ宣言となった。
帰宅途上、気になっていた水路に立ち寄り、様子を伺っていると偶然目の前でボイルが起きた。すかさずマーゲイSWを波紋の中心に投げ込むと直後にバイト。ヒットしたのは40cmのナマズ。水面から足場までは3メートル以上の高低差があったが、F2-57Xを弓なりに曲げて一気に引き抜いた。2匹目を期待し暫く竿を振り続けたが反応がなく、午後10時に納竿となった。
天気:晴れ後曇り 水温:14.0℃ pH:不明
釣果:0匹
午後7時半過ぎから釣行。4月から自宅近くの職場へ異動したため、仕事が終わってから晩飯を食べて釣竿を振りに行くという素敵な生活に突入した。昨年のこの時期は、スズキを何本か上げていたのだが、今シーズンは全くダメ。釣行回数はそこそこあるのだが、魚との出会いがない。魚の通り道が変わってしまったのではないかと思っているのだが信実はいかに。
開始30分、「むにっ」と奇妙な感覚が竿から伝わってきた。「なんだ?」と首を傾げながらルアーを回収すると、大きめな異様に生臭いウロコが1枚フックに刺さっていた。ルアーに当たった魚の正体はボラ。ボラがいればスズキもいるだろうと期待を込めてキャストを続ける。
しかし、期待とは裏腹に、私のルアーへ反応する魚は不在。別の場所に移動すると、そこは既に5人の釣師が竿を振っている。様子を聞くと、こちらも魚っ気がないとのこと。竿は振らずに暫く水面を眺めていたが、釣れる気がしないため再び場所を移動。元の場所に戻り暫く竿を振ったが反応がなかったため午後9時半過ぎに納竿した。
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