バラマンディ・フィッシング]]W
バブルクランクで豪州魚連発

ウィルの愛車ハイラックス 9KB
ウィルの愛車 やっぱりカッコイイ!!

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'18/3遠征



'18/3/20(火)
〜 オンボロトラックのレストア〜


トラック運転席 6KB 疲れているハズだが今朝も5時には目が覚めてしまった。以前から「歳をとると寝ていられない」と聞いていたが、近頃は特に実感するようになった。どうやら寝るのも体力を使うらしい。もしかしたら、人生それほど長くないので「寝ている時間がもったいない」と脳が勝手に朝早くから動き出してしまうのかも。朝食の前に、釣りに出掛ける準備を整える。今日は気分を変えるためにオレンジのレインハットからメッシュキャップに交換。もう絶対に落水しないと心に決める。いつものシリアルで胃袋を膨らませ、ウィルが迎えに来るまでテリーと雑談する。

テリー 8KB ガレージの中では、もう何年も掛けてレストアしているオンボロトラックを拝見した。少しずつ作業が進んでいるようだが、いつまで経っても車の形が出来上がってこないので笑える。マリアさんと同い年、62年前に生産されたこのオンボロトラックを入手し、一旦全て分解。パーツをクリーニングして、壊れたり無くなったパーツは自作しサビ止めの塗装を施して・・・しかし、今は未だ鉄クズと同じレベル。果たして動く日は来るのであろうか。

 朝食はいつものシリアル。テリーは豪州人のソウルフード ベジマイトをたっぷりとトーストに塗ってパクつく。午前6時半、今朝も時間ピッタリにウィルが到着した。ガイドが時間に正確かどうかは、ガイドとして信頼がおけるかどうかの重要チェック項目なのだ。今日の予定を打ち合わせ、テリーに「ボートから落ちるなよ」とからかわれながら出発。車は真っ直ぐ南に向って走り出した。通勤でケアンズ市街へ乗り入れる対向車を見ていると、数年前との違いに気が付く。トヨタをはじめ、マツダ、ヒュンダイ、KIAを良く見るが、以前はボロボロのトラックばかり。しかし、今は新車と思われるようなピカピカに光っているピックアップトラックが沢山走っている。きっと経済が上向いているに違いない。

〜 久しぶりのマルグレイブリバー 〜



ピラミッド山 6KB ピラミッド山を見ながら南下し、午前7時10分、マルグレイブリバーのボートランプに到着した。この河川に来るのは久しぶり。以前は「ボートはここから降ろせるよ」程度のボートランプだったように思うが、今では水洗トイレやコンクリートで舗装したボートランプが整備されていた。この河川はウィルの自宅から近く、良く釣りに来る場所らしいのでポイントは熟知している様子。まずは上流へとボートを進めた。

マルグレイブリバー ボートランプ 10KB 最初に竿先にぶら下げたのはリーズハイジャッカー。ウッド製のハイフロート、バラマンディ釣りをするなら必ず持っていたいジャーキングミノーだ。ハンドメイドなので作られた時期によって若干形が異なる。形が違うので魚の反応に差が出やすく、良く釣れるルアーに出会えたら宝物になる。

 暫らく岸と平行にボートを進めながら、バラマンディグラスのエッジにルアーを撃ち込みバラマンディを探す。バラマンディグラスとは、私が名付けたルアーが引っ掛かると外れにくい匍匐系の雑草のこと。岸際から茎を伸ばし、複雑に絡み合いながら川岸近くを覆うこの草は、茎が丈夫で引っ張っても簡単には千切れない厄介者。しかし、水面上に絨毯状に広がるバラマンディグラスの下には、小魚や甲殻類が沢山住んでおり、バラマンディも潜んでいるのだ。

 マシーンの様に淡々と正確に雑草際へキャストを続け、ジャーキングを繰り返したが不発。さらにボートを上流へと進める。続いて狙うポイントは小川の流れ込み。少し水深があるためステーシーver2で探りを入れる。確実に本命魚が潜んでいそうなのだが反応はない。つい先日の洪水では、水位が4〜5m上がったらしく、主なストラクテャーは根こそぎ流れ去ってしまった様子。地元民のウィルですら驚くらい、場所によっては地形が大きく変化しているようだ。

〜 ゲストより先に本命魚をキャッチ 〜


ジャングルパーチ 7KB バスプロの秦 拓馬氏がバラマンディを釣ったポイントにも竿を出す。彼が釣ったのは小さなバラマンディだったが、取材写真用にメチャ腕を伸ばして魚を大きく見えるように撮っていたという話が微笑ましい。ここでは、ウィルがGTをバラした後、私もジャングルパーチを逃した。更に倒木周りをシャッドラップSR8で念入りに狙うと25cmのジャングルパーチが口を使った。

ターポン 9KB ウィルのお勧めポイントでは、時間を掛けてバラマンディを狙う。小川から濁った水が本流へと流れ込む場所で、ウィルはGPS搭載エレキにボートポジションを記憶させる。これにより、強い流れの中でも賢いエレキは自動で動き位置を保ってくれる。アンカーによる固定と異なり、四六時中モーターが動いているので魚達へのプレッシャーは相当ありそうだ。

 私がステーシーver2を使い、ターポン(30cm)をキャッチ。「ターポンがいる所にはバラマンディがいる」とウィルが言った直後、彼の竿が激しく曲がった。直ぐにバラマンディが水面を割り激しくエラ洗いをする。目の前でファイトするバラマンディは明らかに70cmオーバー。グッドサイズのファイトを撮影するため、デジカメで動画を撮影する。ヒットルアーはリーズシャッドをコピーした中国製のシャッドルアー。無事にランディングした魚は71cm。タフなファイトで、頑丈なスプリットリングは変形していた。

バラマンディ71cm  8KB 写真を撮ってリリースし、更なる魚を狙ってキャストを始める。ウィルは、ゲストより先に本命魚を、しかも70cmオーバーを釣っていまった事に気づいた様子。「テリーに怒られる・・・」と呟くのを私は聞き逃さなかった(笑)。「他にもバラマンディはいる」と彼は言う。シャッドラップDDパニッシュを使い反応を探るが、それらしきアタリはない。ウィルの中国製シャッドルアーにも反応がないため、この場に見切りを付けた。

〜 バブルクランクで豪州魚連発 〜


古い鉄道橋 9KB 古い鉄道橋をくぐる。水位が高いため、通り抜けられるかどうかのギリギリのところをスリ抜ける。帰路は水位が下がるハズなので心配はいらないようだ。流れ込みを幾つかチェックするのだが、全く反応はない。水温を確認すると23℃あり、全く問題ないのだが魚は何処かに消えうせてしまった。余りにも釣れないので10時過ぎにテータイム。彼の奥さんの手作りマフィンを頬張りながら水中を見ていると、アチコチに魚がいることに気づいた。

トシ・クリーク 9KB 魚の正体はテラピア。ケアンズ近郊の河川には、何年も前からテラピアが入り込んでしまい、今や在来種であるジャングルパーチやスーティーグランターの生息を脅かしている。ルアーで釣れれば対象魚が増えて楽しいのだが、残念ながら滅多に釣れない魚。「デントリーリバーにはいない」とウィルは言うが、果たしてどうなのだろうか。紅茶をすすりながら、ウィルのタックルボックスの中をワクワクしながら拝見。兎に角、目を引くのが日本のルアー。DDパニッシュステーシーver2ヨーヅリミノーの他にも色々詰め込まれていた。(後日、YouTubeで動画配信)

 ティータイムの後、水通しの悪い水路に入りトップウォーターゲームをやってみる。私のスピニングリールがライントラブルを繰り返すので彼のタックルを借りることにした。タックルはG・Loomis E6Xシマノ ストラディク2500の組み合わせ。軽くて扱いやすく、直ぐに手に馴染んでしまった。TDポッパーを使ってポコポコやっているとスーティーグランター(20cm)がヒット。少しボートを進めると、そこは豪州魚の楽園だった。

スーティーグランター 12KB TDポッパーでスーティーグランターを追加した際、後ろから魚がザワザワと追尾してきたのを見逃さなかった。すかさすルアーをバブルクランクに交換。着水後、ゆっくりと引いてくると、次々に豪州魚達がルアーに襲い掛かってきた。「入れ食い」とはまさにこの時の様子を言うのであろう。スーテイーグランターは30cm前後(MAX35cm)、ジャングルパーチは25cm前後のサイズを1投毎にキャッチ。土佐漁師がカツオの一本釣りをしているがごとく、数分の間に10匹以上をボートデッキ上に抜き上げた。

 豪州魚を連発するルアーにウィルは驚き、バブルクランクを手にとって頬擦りをするほど。既に生産中止となって久しいルアーだが、豪州遠征の機会があれば必ず持参したいルアーの1つ。最大の欠点は後部ヒートンが極めて抜けやすいこと。この対策としてスミススクリューアイC-10に交換する事を強くお勧めする。交換しておかないと、運よくルアーを入手しても、魚を1匹釣る前に独特な形状をしたオリジナルペラごと失うことになる。

〜 熱中症か?! 突然の体調不良 〜


ウィル 8KB スーティーグランターやジャングルパーチの猛攻の中、赤い魚がユラユラと泳ぎ寄りバブルクランクにバイトした。フッキングしているかと思い引き抜いたらポトン。これまで見た事がない魚だったので、ウィルに聞くとマッドコッドだとい言う。バラマンディの大好物らしく、エサとして使えるらしい。他の魚に比べ明らかにどんくさそうな泳ぎをしていたヤツだが、機会があれば是非釣ってみたい魚だ。

ブッシュトイレ 8KB ウィルは、今回、連発した無名の水路を私の名前を取ってトシ・クリークと名付けた。本流との水温差は僅か0.5℃高い程度で、水質が良いとは言えないような水路。ボートが入れる所まで進んでUターン。本流へ戻り、岸際をチェックしてゆく。前方に大きなクロコダイルが泳ぐのを目撃。岸際には、クロコダイルが休んでいたと思われる場所がアチコチにあった。釣りをしていると、ついワニがいる川であることを忘れてしまうのだが、音も無く忍び寄ってくるヤツラには十分気をつけなければならない。

 スーティーグランター(25cm)を釣ったところで、なんの前触れも無く気分が突然悪くなった。急に体から力が抜けて、疲れがどっと出て来た感じ。炎天下、豪州魚の連発にテンションが上がり、水分をろくに摂らずに竿を振っていたのがマズかったか・・・。

木陰でランチ 11KB トイレにも行きたくなったが、周囲に公衆トイレなどがあるような場所じゃない。ウィルに伝えてボートを接岸できそうな場所を探してもらい、クロコダイルと鉢合わせをしないよう注意しながらトイレットペーパーを片手に上陸。ヤブ蚊の攻撃を受けながら用足しをした。よくよく考えると、ボートを寄せられるような場所は、クロコダイルの休憩場所。用足しでしゃがんだ周囲には、重い体を引きずった跡が残っていた。

 脱力感が体を襲い竿を振る気力もなくなったので、船首に座り込んで水分補給をしながら少し休憩する。幸い、動悸や息切れ、めまいがする訳ではなく、軽い熱中症だったのかもしれない。時計が12時になったところでボートをターンさせて下り始める。トシ・クリークに入ってみたが、魚っ気はなくそのまま退散した。

橋の下くぐり 8KB 木陰でランチをしながら、いつもより少し長めに休憩する。やはり強い日差しにやられたみたいで、食欲もあまり無い。食べないと回復しないのでサンドウィッチ1個、レタスとトマト、マンダリンオレンジを無理して食べる。「ダウンして釣りが出来なかった」なんてテリーに言ったら、また笑われてしまう。幸い30分程、ゴロンと横になっていたら体調が回復してきた。体調管理は自己責任。常に油断せず、気を付けなければと心に刻む。

〜 バラマンディ・ゲーム 〜


流れ込み 11KB 淡水エリアはイマイチなようなので、朝の内、バラマンディが釣れたエリアまで15分程掛けて戻る。潮位の影響で水位が変わるため、釣り場の雰囲気も一変。洪水で運ばれてきた大きな倒木が思わぬ所に横たわっていたりして驚かされる。ウィルが71cmを釣ったポイントは、強風が吹き荒れ水面が波立っていた。2人で結構な時間を掛けて粘ってみたが、残念ながら不発。主要なポイントを次々とチェックしながら釣り下る。

ミンコタ 10KB 午後2時、いかにもバラマンディが潜んでいそうなクリークの入り口に到着。ここではアンカーを降ろしてボートを固定する。これまでの間、キャスティングをしている際に度々私がモーター音を気にしていたのを配慮しての事だろう。ステーシーver2を使い、ジャーク&長めのポーズを繰り返していると、狙いどおりにガツンとヒット。フッキングも確実に決まり、ファイトを始めたが少ししてフックオフ。ルアーを回収するとフック2本が伸ばされ、バラマンディの大きなウロコが2枚付いていた。

 掛けた魚は、明らかにウィルが仕留めたバラマンディより大きかったのだろうが、姿を見ることすら出来ず悔しい思いをした。バックシートで私の様子を見ていたウィルも、とても残念がっていた。逃した魚についていつまでもグダグダ言っていても仕方が無いので、次のチャンスに望みを掛ける。しかし、このポイントではパタリと反応がなくなった。

 続いて、バラマンディグラスが密生するエリアをチェックする。今朝、攻めた反対側の岸際を流しながらロングAのバラジャークで様子を伺う。すると間もなく、バラマンディが飛び出した。サイズが小さかったので一気に引き寄せて、ボートの中にゴボウ抜き。サイズは49cmだった。午後から強まった風の向きを考え、風の当たる側の岸を攻めて正解だったか。

〜 リゾート地 フランクランド島 〜


フランクランド島ツアー船 8KB ボートランプの少し上流、小川の合流点でシャッドラップSR9にバイト。確実にバラマンディだと思ったがフッキングミス。今更だったが、今日はバラマンディを釣るには汽水域の方が良かったようだ。少しボートを下流へ移動し、流れ込みをチェックすると2連続バイト。「これからが勝負」というところでタイミング悪く大きな旅客船が入ってきた。小さな河川にとても違和感のあるようなサイズだ。この船は、リゾート島で有名なフランクランド島マルグレイブリバー河口の船着場を行き来するツアー船。船長はウィルの知り合いとのことで、すれ違いざまに手を振って挨拶をする。

バラマンディ 8KB ツアー船が通過すると、覚悟していた引き波やってきた。私達のボートはグラグラと揺れ、狙っていたポイントには何度も波が押し寄せる。あっと言う間に周囲が濁り、このポイントを攻めるのを断念した。因みにフランクランド島は、ケアンズの南45kmの所に浮かぶ珊瑚礁に囲まれた無人島。保護区域に指定されており、1日最大100人しか上陸することができない。この島へのツアーは、マルグレーブ川を30分程クルーズし、その後、海へ出て20分位で到着。6つの島のうち星砂のビーチでも有名なノーマンビー島がメインになる。

バラマンディポイント 9KB オーストラリアには何度も来ているが、いわゆる観光リゾート地に興味はない。しかし、竿を振っている目と鼻の先には有名な名所がいっぱい。私は、なんて幸せな場所で竿を振っているのだろうか。この機会を与えてくれた皆さんに感謝するばかりだ。少し下流で竿を振っていたが反応がないので、先程のポイントへ戻ってきた。

バラマンディ 9KB ツアー船の引き波による濁りも取れ、水質はイイ感じに回復していた。ここは小川の流れ込みに丸太が横たわって沈んでいる絶好なポイント。シャッドラップSR9を取り出し、ストラクチャーにルアーを絡めながらリトリーブする。このルアーの持つ障害物回避性能は驚くほど高く、大きなリップと高い浮力で、引っ掛かることなく大胆にストラクチャーを攻めることが出来るのだ。

 直ぐにルアーが引っ手繰られるようなバイトがあり、バラマンディが水面に飛び上がった。サイズは40cm程なので一気に引き寄せたが、ボート際でフックオフ。同じポイントにルアーを打ち込み、トウィッチをするとまたしてもヒットした。ルアーを咥えたまま潜り込もうとするストラクチャーから力ずくで引っぱり出し、ボートの中に抜き上げた。サイズは40cm弱。何匹も同じ場所に群れているようなので、直ぐにリリースしてサイズアップを期待する。

 僅か数投目、またしてもヒット。姿は見えずとも先に釣った魚よりも明らかに大きいことが竿を通して腕に伝わってくる。何度となくストラクテャーの中に突っ込まれたが、その度に引きずり出してボート際まで引き寄せる。ウィルにランディングしてもらい無事にキャッチ。私を手こずらせた魚は52cmだった。

〜 小さな悪魔の登場 〜


ケアンズの渋滞 7KB バラマンディの反応がなくなったので次の場所へと移動。ここも小さな流れ込みがある場所だが、河口近くのシャローエリアでいかにもマゴチがいそうな雰囲気が漂う。ロングA(15A)に交換し、リトリーブを繰り返すと間もなくガツンときた。サイズは大きいが、相手はバラマンディではないことが直ぐに判明。力が強く、とても粘り強い魚・・・やはりマゴチだった。ボート際まで寄せてきたが、激しく頭を左右に振っている。ウィルがランディング体勢に入った時、残念ながらフックアウト。サイズは70cmを超える大物だったが惜しくも逃してしまった。

シエナ&マリア 11KB 時刻はいつしか午後4時を過ぎ、納竿となった。ボートランプに戻る途中、バラマンディが連発したポイントに立ち寄ったが、水位が大きく下がっていた。水中に沈んでいた丸太が丸見えになり、魚は何処かに消え失せていた。午後4時半、ケアンズに向けて出発。午後5時にテリー宅へ到着。家には誰もおらず、釣具を片付けたり、シャワーを浴びたりしながらゆっくりとくつろいだ。

 マリアさんが小さくてやんちゃなシエナを連れ帰ってきてからは、もう大変。彼女はずっと何にやらしゃべりっぱなして、騒ぎながら家中を走り回っている。彼女の母親はミュージシャン。今宵はブリスベンでイベント出演をしているらしく、マリアさんはベビーシッターをしているらしい。

 午後7時過ぎ、テリーとライアンが帰宅してからは、シエナのテンションが更にアップ。テリーが言うとおり、まさにシエナは「小さな悪魔」。彼女を中心に囲んだ夕食テーブルは、笑いが絶えなかった。

釣行3日目の結果

TOSHI

WILL

ジャングルパーチ



ターポン

1


バラマンディ



スーティーグランター

11




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